JPH03101302A - 電磁波反射体 - Google Patents
電磁波反射体Info
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- JPH03101302A JPH03101302A JP23757489A JP23757489A JPH03101302A JP H03101302 A JPH03101302 A JP H03101302A JP 23757489 A JP23757489 A JP 23757489A JP 23757489 A JP23757489 A JP 23757489A JP H03101302 A JPH03101302 A JP H03101302A
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Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は衛星放送受信やデータ・ファクシミリ送受信用
のパラボラアンテナ、レーダー障害防止対策やテレビゴ
ースト防止対策の電波吸収体用反射板、パーソナルコン
ピューター、プリンター等OA機器等のEM I (
electromagnetic 1nter−fer
ence )シールドに用いられる電磁波反射体に関す
る。
のパラボラアンテナ、レーダー障害防止対策やテレビゴ
ースト防止対策の電波吸収体用反射板、パーソナルコン
ピューター、プリンター等OA機器等のEM I (
electromagnetic 1nter−fer
ence )シールドに用いられる電磁波反射体に関す
る。
これらの電磁波反射体としては金属板そのものを用いる
場合のほか、金属箔とバックアップ樹脂、金網とバック
アップ樹脂、導電性不織布とバックアップ樹脂、導電性
塗料やZn溶射とバックアップ樹脂、を用いる場合等が
ある。そしてそれぞれの応用において形状あるいは経済
的な面から各種製法が検討されている。
場合のほか、金属箔とバックアップ樹脂、金網とバック
アップ樹脂、導電性不織布とバックアップ樹脂、導電性
塗料やZn溶射とバックアップ樹脂、を用いる場合等が
ある。そしてそれぞれの応用において形状あるいは経済
的な面から各種製法が検討されている。
特に電磁波反射材として金網を用いる場合、目的とする
シールド周波数に応じて金属線の織り密度を変更できる
。一般にこの織り密度はλ/4以上が必要と言われてい
るが(実開昭59−17615号)、特に衛星放送受信
用パラボラリフレクタ−の場合、反射損失が0.3dB
以内であるのが良好であり、これに基づいて本発明者ら
は既に必要な線径及び密度を提示しである(特開昭61
−212904号)。
シールド周波数に応じて金属線の織り密度を変更できる
。一般にこの織り密度はλ/4以上が必要と言われてい
るが(実開昭59−17615号)、特に衛星放送受信
用パラボラリフレクタ−の場合、反射損失が0.3dB
以内であるのが良好であり、これに基づいて本発明者ら
は既に必要な線径及び密度を提示しである(特開昭61
−212904号)。
また作業性を上げるため、金属線と非金属線とを混紡し
た織布についても提示した(特開昭6146099号)
。
た織布についても提示した(特開昭6146099号)
。
電磁波反射体に用いる電磁波反射材としての金網は電磁
波反射性能に優れていることは当然であるが、軽量でか
つ成形性、含浸性、裁断性等の作業性に優れたものが必
要である。
波反射性能に優れていることは当然であるが、軽量でか
つ成形性、含浸性、裁断性等の作業性に優れたものが必
要である。
しかし一般のフィルター用金網では線径が100μmの
場合、織り密度(本/25mm、以下同じ)は45〜1
20本と細かく、樹脂含浸性が悪く、また織成時に使う
油をトリクレン等で脱脂する必要があり、コスト高とな
る。さらに線径が200μmを越えると、裁断性が悪く
、織密度は20〜65本とやや粗くはできるが重量は重
く、巻きぐせが付き易く取り扱いが面倒である。
場合、織り密度(本/25mm、以下同じ)は45〜1
20本と細かく、樹脂含浸性が悪く、また織成時に使う
油をトリクレン等で脱脂する必要があり、コスト高とな
る。さらに線径が200μmを越えると、裁断性が悪く
、織密度は20〜65本とやや粗くはできるが重量は重
く、巻きぐせが付き易く取り扱いが面倒である。
また、8〜20GHzのマイクロ波用反射材として金網
を用いる場合、その線径と密度(本/25正)として、
線径が50〜90μmの場合、密度は20〜80本で好
ましくは30〜50本、線径が90〜130μmの場合
、密度は15〜60本で好ましくは20〜50本、線径
が130〜170μmの場合、密度は10〜45本で好
ましくは20〜40本、が反射性能、成形性、作業性、
コスト等バランスのとれた材料である(特開昭6121
2904号)。しかしながら、これらの範囲の金網は製
造が困難であり、織機も限定されることになる。また、
金属線の線径と密度をこのように設定しても、経糸と緯
糸のすべてに金属線を用いると、巻きぐせの付いた布材
を成形時に平面状に戻そうとしても巻きぐせの除去が不
充分となる。
を用いる場合、その線径と密度(本/25正)として、
線径が50〜90μmの場合、密度は20〜80本で好
ましくは30〜50本、線径が90〜130μmの場合
、密度は15〜60本で好ましくは20〜50本、線径
が130〜170μmの場合、密度は10〜45本で好
ましくは20〜40本、が反射性能、成形性、作業性、
コスト等バランスのとれた材料である(特開昭6121
2904号)。しかしながら、これらの範囲の金網は製
造が困難であり、織機も限定されることになる。また、
金属線の線径と密度をこのように設定しても、経糸と緯
糸のすべてに金属線を用いると、巻きぐせの付いた布材
を成形時に平面状に戻そうとしても巻きぐせの除去が不
充分となる。
さらに、第5図に示される如く、特開昭61−4609
9号で記載されたように経糸と緯糸のすべてに金属線1
0と非金属線11とを撚り合わせた混紡糸を用いると、
作業性は向上するが、撚りの工程が入るため製造コスト
が上がるとともに、経糸と緯糸の金属線同志の直接の接
触点の減少や樹脂の含浸により金属線同志の接触抵抗が
増え、電磁波反射性能が低下するおそれがある。
9号で記載されたように経糸と緯糸のすべてに金属線1
0と非金属線11とを撚り合わせた混紡糸を用いると、
作業性は向上するが、撚りの工程が入るため製造コスト
が上がるとともに、経糸と緯糸の金属線同志の直接の接
触点の減少や樹脂の含浸により金属線同志の接触抵抗が
増え、電磁波反射性能が低下するおそれがある。
本発明は上記事実を考慮し、柔軟で巻きぐせによって加
工性を低下させることが少なく、かつ安価で電磁波反射
性能が良好な電磁波反射材を用いた電磁波反射体を得る
ことが目的である。
工性を低下させることが少なく、かつ安価で電磁波反射
性能が良好な電磁波反射材を用いた電磁波反射体を得る
ことが目的である。
本発明は、経糸と緯糸とを織成した布材を合成樹脂と一
体化した電磁波反射体であって、前記布材は経糸と緯糸
の両方とも金属線と非金属線から成り、経糸と緯糸のい
ずれか一方もしくは両方とも金属線と非金属線とを引き
揃えたことを特徴としている。
体化した電磁波反射体であって、前記布材は経糸と緯糸
の両方とも金属線と非金属線から成り、経糸と緯糸のい
ずれか一方もしくは両方とも金属線と非金属線とを引き
揃えたことを特徴としている。
この非金属線は複数本をまとめ一本の経糸又は緯糸とす
ることができる。
ることができる。
また、本発明では、経糸及び緯糸の金属線は線径を50
μm〜300μmとすることができ、複数本をまとめて
使用することも可能である。
μm〜300μmとすることができ、複数本をまとめて
使用することも可能である。
このように経糸及び緯糸の一方又は両方に非金属線を金
属線と引き揃えたものを使用することにより、柔軟性に
富み、巻きぐせを殆ど生じず、金属線同志の接触点の減
少や樹脂の含浸による接触抵抗の増大が少なく電磁波反
射性能の良好な反射材織布を低コストで形成することが
可能となる。
属線と引き揃えたものを使用することにより、柔軟性に
富み、巻きぐせを殆ど生じず、金属線同志の接触点の減
少や樹脂の含浸による接触抵抗の増大が少なく電磁波反
射性能の良好な反射材織布を低コストで形成することが
可能となる。
この金属線入織布は適当な形状に裁断して金型内に積層
して樹脂シートと一体的にプレス成形するか、もしくは
横開き金型内に垂直に垂らし、型閉め後射出成形により
樹脂と一体化することが可能である。
して樹脂シートと一体的にプレス成形するか、もしくは
横開き金型内に垂直に垂らし、型閉め後射出成形により
樹脂と一体化することが可能である。
経糸及び緯糸に用いる金属線としては黄銅、銅、ステン
レス、亜鉛めっき鉄、アルミ等があるが、加工性、裁断
性、コストを考慮すると黄銅が好ましい。これらは1本
の素線で金属線を形成してもよいが、数本の素線を撚り
合わせて1本の金属線としてもよい。金属線の線径は5
0〜300μmが良く、さらに好ましくは100〜17
0μmが良い。50μm未満では金属線の織り密度とし
て40本/25叩以上が電波反射性能上必要となり、織
布の製造工数も増大しコストアップとなる。また、30
0μmを超える場合には金属線の強さが増し織布を織る
ことが困難となる。織り密度としては10〜80本が性
能上有効で目的とする周波数に応じて適宜選択される。
レス、亜鉛めっき鉄、アルミ等があるが、加工性、裁断
性、コストを考慮すると黄銅が好ましい。これらは1本
の素線で金属線を形成してもよいが、数本の素線を撚り
合わせて1本の金属線としてもよい。金属線の線径は5
0〜300μmが良く、さらに好ましくは100〜17
0μmが良い。50μm未満では金属線の織り密度とし
て40本/25叩以上が電波反射性能上必要となり、織
布の製造工数も増大しコストアップとなる。また、30
0μmを超える場合には金属線の強さが増し織布を織る
ことが困難となる。織り密度としては10〜80本が性
能上有効で目的とする周波数に応じて適宜選択される。
経糸及び緯糸の線径及び織り密度は電波反射性能、成形
性、寸法安定性や強度等によりそれぞれ変えることが可
能である。
性、寸法安定性や強度等によりそれぞれ変えることが可
能である。
非金属線としては、有機材料及び無機材料のいずれも適
用でき、ポリエステル、ビニロン、ポリアミド、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、セルロース、麻、ガラス、炭
素等の繊維、撚り糸、繊維束、スパン糸あるいはこれら
の混紡糸等が有効である。
用でき、ポリエステル、ビニロン、ポリアミド、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、セルロース、麻、ガラス、炭
素等の繊維、撚り糸、繊維束、スパン糸あるいはこれら
の混紡糸等が有効である。
第1図には本発明の第1実施例に係る電磁波反射体用電
磁波反射材の織成構造が示されている。
磁波反射材の織成構造が示されている。
経糸Aとして非金属線12及び金属線14が、緯糸Bと
して非金属線15及び金属線16が用いられている。非
金属線12と金属線14及び、非金属線15と金属線1
6とは互いに引き揃えて平行状態で配置され、経糸と緯
糸とが交差した接触点の多い織成構造となっている。
して非金属線15及び金属線16が用いられている。非
金属線12と金属線14及び、非金属線15と金属線1
6とは互いに引き揃えて平行状態で配置され、経糸と緯
糸とが交差した接触点の多い織成構造となっている。
このように経糸A及び緯糸Bが共に金属線と非金属線を
引き揃えて用いられているので、経糸A及び緯糸Bが糸
長手刀向に滑り易く製作が容易になる利点がある。
引き揃えて用いられているので、経糸A及び緯糸Bが糸
長手刀向に滑り易く製作が容易になる利点がある。
この経糸と緯糸の織成構造は平織、綾織等の各種の織り
かたが適用でき、この点は以下の変形例でも同様である
。
かたが適用でき、この点は以下の変形例でも同様である
。
次に第2図には本発明の第2実施例が示されている。こ
の実施例では経糸Aは前記実施例と同様に非金属線12
と金属線14とが引き揃えられて用いられている。
の実施例では経糸Aは前記実施例と同様に非金属線12
と金属線14とが引き揃えられて用いられている。
しかし緯糸Bは非金属線15の周囲に金属線16が予め
撚り合わされたものが用いられている。
撚り合わされたものが用いられている。
従ってこの実施例では経糸A及び緯糸Bがその長平方向
に滑り易いが、織成後は網目の乱れが少なくなり、糸切
れや反射性能低下が少なくなっている。
に滑り易いが、織成後は網目の乱れが少なくなり、糸切
れや反射性能低下が少なくなっている。
なお、この実施例では経糸Aが引き揃えで、緯糸Bが撚
り合わせとされたが、逆に経糸が撚り合わせで、緯糸B
を引き揃えとしてもよい。
り合わせとされたが、逆に経糸が撚り合わせで、緯糸B
を引き揃えとしてもよい。
次に第3図には本発明の第3実施例が示されている。こ
の実施例では緯糸Bは前記第2実施例と同様であるが、
経糸Aは非金属線12が金属線14の本数よりも少なく
され、間引いて用いられている。
の実施例では緯糸Bは前記第2実施例と同様であるが、
経糸Aは非金属線12が金属線14の本数よりも少なく
され、間引いて用いられている。
この実施例の変形例として経糸Aのかわりに緯糸Bの非
金属線15の本数を少なくして用いてもよい。この場合
には緯糸の非金属線を間引いた部分の金属線は撚りのな
いものとなる。
金属線15の本数を少なくして用いてもよい。この場合
には緯糸の非金属線を間引いた部分の金属線は撚りのな
いものとなる。
第4図にはこれらの織成構造が適用されたパラボラアン
テナ用電磁波反射体20の一例が示されている。この電
磁波反射体20ではバックアツプ層24と表面層26と
の間に電磁波反射材22が挟持され、バックアツプ層2
4と表面層26とが一体的に成形され、全体が放物面状
に屈曲している。
テナ用電磁波反射体20の一例が示されている。この電
磁波反射体20ではバックアツプ層24と表面層26と
の間に電磁波反射材22が挟持され、バックアツプ層2
4と表面層26とが一体的に成形され、全体が放物面状
に屈曲している。
バックアツプ層24と表面層26とはガラス繊維で強化
された合成樹脂が適用でき、表面層26としでは塗装や
インモードル塗装によるか、ガラスやポリエステル糸の
不織布や織布、あるいはこれらを樹脂含浸したプリプレ
グシートを反射材とバックアツプ層用樹脂とともに積層
して一体化してもよい。
された合成樹脂が適用でき、表面層26としでは塗装や
インモードル塗装によるか、ガラスやポリエステル糸の
不織布や織布、あるいはこれらを樹脂含浸したプリプレ
グシートを反射材とバックアツプ層用樹脂とともに積層
して一体化してもよい。
バックアツプ層用樹脂としては繊維強化合成樹脂、非強
化合成樹脂のいずれでもよく、熱硬化または熱可塑性の
樹脂がそれぞれ適宜選択される。
化合成樹脂のいずれでもよく、熱硬化または熱可塑性の
樹脂がそれぞれ適宜選択される。
電磁波反射材22には前記各実施例で説明したように金
属線と非金属線とが混在されているので、製作後にロー
ル状に束ねて保存してあった場合でも、成形時に真直状
にすると巻きぐせは解消して直ちに成形作業が可能とな
る。
属線と非金属線とが混在されているので、製作後にロー
ル状に束ねて保存してあった場合でも、成形時に真直状
にすると巻きぐせは解消して直ちに成形作業が可能とな
る。
なお上記実施例において成形中に目ずれや切れ等が発生
する場合は、アクリル系、ポリエステル系、エポキシ系
、ポバール系等のバインダーにより織布を表面処理し、
又は反射材22とバックアツプ層24との間にガラス、
ポリエステル、ビニロン等の繊維束又は撚り糸を用いた
織布や不織布を介在させてもよい。
する場合は、アクリル系、ポリエステル系、エポキシ系
、ポバール系等のバインダーにより織布を表面処理し、
又は反射材22とバックアツプ層24との間にガラス、
ポリエステル、ビニロン等の繊維束又は撚り糸を用いた
織布や不織布を介在させてもよい。
上記実施例で経糸と緯糸とを取りかえて用いてもよく、
また第1図〜第3図には経糸と緯糸とが大きな間隔をお
いて配置した状態で示されているが、これらは密に織り
込むことができるのは言うまでもない。
また第1図〜第3図には経糸と緯糸とが大きな間隔をお
いて配置した状態で示されているが、これらは密に織り
込むことができるのは言うまでもない。
実験例
(1)電磁波反射材の織布として経糸及び緯糸に100
μmの黄銅線1本とガラス繊維束1本とを引き揃えて2
4本/ 25 mmの密度にて第1図のように平織を形
成した。この反射材織布と、バックアツプ層である樹脂
シートとしてシートモールデイングコンパウンド(SM
C)及び表面層としてガラスクロス(100g/m’)
を金型内に積層して加熱圧縮成形した。成形条件として
金型温度140℃、型締圧力50 kg/cd、でキー
プタイム4分間により厚さ3ml11の成形品を得た。
μmの黄銅線1本とガラス繊維束1本とを引き揃えて2
4本/ 25 mmの密度にて第1図のように平織を形
成した。この反射材織布と、バックアツプ層である樹脂
シートとしてシートモールデイングコンパウンド(SM
C)及び表面層としてガラスクロス(100g/m’)
を金型内に積層して加熱圧縮成形した。成形条件として
金型温度140℃、型締圧力50 kg/cd、でキー
プタイム4分間により厚さ3ml11の成形品を得た。
この成形品の電磁波反射係数は12GHzで経及び緯方
向とも0.975の良好なパラボラアンテナを成形した
。
向とも0.975の良好なパラボラアンテナを成形した
。
(2)反射材織布として経糸方向に線径150μmの黄
銅線1本とガラスm維東1本とを引き揃え、また緯糸方
向には線径150μmの黄銅線1本とガラス繊維束1本
とを撚り合わせた混紡糸を夫々24本/25mmの密度
にて第2図のように平織を形成した。この反射材織布を
(1)と同様にしてSMCとガラスクロスに挟むように
積層して成形し、得られた成形品の電磁波反射係数は1
2GI(zで経及び緯方向とも0.985の良好なパラ
ボラアンテナを成形した。
銅線1本とガラスm維東1本とを引き揃え、また緯糸方
向には線径150μmの黄銅線1本とガラス繊維束1本
とを撚り合わせた混紡糸を夫々24本/25mmの密度
にて第2図のように平織を形成した。この反射材織布を
(1)と同様にしてSMCとガラスクロスに挟むように
積層して成形し、得られた成形品の電磁波反射係数は1
2GI(zで経及び緯方向とも0.985の良好なパラ
ボラアンテナを成形した。
比較例
(1)経糸及び緯糸に線径100μmの黄銅線1本とガ
ラス繊維束1本とを撚り合わせて混紡糸とし、24本/
25flの密度にて第5図のように平織を形成した。こ
れを実施例(1)と同様に成形した。得られたパラボラ
アンテナの電磁波反射係数は12GHzで経及び緯方向
とも0.965と規格ぎりぎりの値(衛星放送受信用F
RPアンテナ委員会技術基準−FRP協会)であった。
ラス繊維束1本とを撚り合わせて混紡糸とし、24本/
25flの密度にて第5図のように平織を形成した。こ
れを実施例(1)と同様に成形した。得られたパラボラ
アンテナの電磁波反射係数は12GHzで経及び緯方向
とも0.965と規格ぎりぎりの値(衛星放送受信用F
RPアンテナ委員会技術基準−FRP協会)であった。
本発明は上記の構成としたので、電磁波反射性能に優れ
、柔軟性に富み巻きぐせも生じにくい安価な電磁波反射
材を得ることができる。また、樹脂との成形時における
シワや切れがなく、樹脂含浸性に富むため、表面外観や
耐候性に優れる。
、柔軟性に富み巻きぐせも生じにくい安価な電磁波反射
材を得ることができる。また、樹脂との成形時における
シワや切れがなく、樹脂含浸性に富むため、表面外観や
耐候性に優れる。
第1図は本発明の第1実施例に係る電磁波反射体用電磁
波反射材の織成構造を示す拡大平面図、第2図は第2実
施例に係る織成構造の拡大平面図、第3図は第3実施例
に係る織成構造を示す拡大平面図、第4図は本発明が適
用された電磁波反射体の一例を示す縦断面図、第5図は
従来の反射材の織成構造を示す拡大平面図である。 A・・・経糸、 B・・・緯糸、 12.15・・・非金属線、 14.16・・・金属線、 20・・・電磁波反射体、 22・・・電磁波反射材、 24・・・バックアツプ層、 26・・・表面層。 第1図 第2図 第 第 図 図 第 図
波反射材の織成構造を示す拡大平面図、第2図は第2実
施例に係る織成構造の拡大平面図、第3図は第3実施例
に係る織成構造を示す拡大平面図、第4図は本発明が適
用された電磁波反射体の一例を示す縦断面図、第5図は
従来の反射材の織成構造を示す拡大平面図である。 A・・・経糸、 B・・・緯糸、 12.15・・・非金属線、 14.16・・・金属線、 20・・・電磁波反射体、 22・・・電磁波反射材、 24・・・バックアツプ層、 26・・・表面層。 第1図 第2図 第 第 図 図 第 図
Claims (3)
- (1) 経糸と緯糸とを織成した布材を合成樹脂と一体
化した電磁波反射体であって、前記布材は経糸と緯糸の
両方とも金属線と非金属線から成り、経糸と緯糸のいず
れか一方もしくは両方とも金属線と非金属線とを引き揃
えたことを特徴とした電磁波反射体。 - (2) 前記経糸及び緯糸の金属線は線径が50μm〜
300μmである請求項(1)記載の電磁波反射体。 - (3) 経糸と緯糸のいずれか一方は金属線と非金属線
とを引き揃え、他方は金属線と非金属線とを撚り合わせ
たものである請求項(1)記載の電磁波反射体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23757489A JPH03101302A (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 電磁波反射体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23757489A JPH03101302A (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 電磁波反射体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03101302A true JPH03101302A (ja) | 1991-04-26 |
Family
ID=17017334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23757489A Pending JPH03101302A (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 電磁波反射体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03101302A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006073789A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Nbc Inc | 電磁波遮蔽用編物シート及び電磁波遮蔽用成型体 |
JP2016207760A (ja) * | 2015-04-20 | 2016-12-08 | 株式会社クラベ | シールドスリーブ |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP23757489A patent/JPH03101302A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006073789A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Nbc Inc | 電磁波遮蔽用編物シート及び電磁波遮蔽用成型体 |
JP2016207760A (ja) * | 2015-04-20 | 2016-12-08 | 株式会社クラベ | シールドスリーブ |
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