JPH03100868A - 回路抽出方法 - Google Patents

回路抽出方法

Info

Publication number
JPH03100868A
JPH03100868A JP1237050A JP23705089A JPH03100868A JP H03100868 A JPH03100868 A JP H03100868A JP 1237050 A JP1237050 A JP 1237050A JP 23705089 A JP23705089 A JP 23705089A JP H03100868 A JPH03100868 A JP H03100868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
net
gate
open
nets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1237050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2960442B2 (ja
Inventor
Mikako Deguchi
出口 美可子
Koichi Yokomizo
剛一 横溝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1237050A priority Critical patent/JP2960442B2/ja
Priority to US07/577,434 priority patent/US5416717A/en
Publication of JPH03100868A publication Critical patent/JPH03100868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2960442B2 publication Critical patent/JP2960442B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回路シミュレータの入力となる回路データをマ
スクレイアウトパターンより抽出する回路抽出システム
に関係し、特に回路の一部分のみを抜き出して回路シミ
ュレーションに用いるデータを作成する場合に好適な回
路抽出方法である。
〔従来の技術〕
LSIを設計する際にはチップの試作前に回路特性の不
良を検出し、対策することが重要である。
そこで、マスクレイアウトパターンから1回路シミュレ
ータの入力となる回路データを抽出し、特性の検証を行
っている。一方1回路の大規模化に伴い、抽出される回
路データは莫大な量となり、抽出された回路データをそ
のまま回路シミュレータの入力にすると、回路シミュレ
ーションにおいて莫大な計算機処理時間とメモリ量を要
するという問題がある。そこで、アイ・イー・イー・イ
ー第23回デザイン・オートメーション・フンファレン
ス、1986年、第418頁から第424頁(Proc
、of IEEε23rd DAC1986pp、41
8〜424)のように、回路特性を検証したい、ある特
定の入力信号の組合せについて、信号伝播経路上の回路
部分の範囲をマスクレイアウトパターン上で指定し、そ
の範囲のマスクレイアウトパターンだけを入力として回
路データを抽出して回路シミュレーションを行う方法が
あった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のマスクレイアウトパターン上で抽出する範囲を指
定する方法では、予めパターンと回路の対応づけが必要
であるため、この作業に時間がかかり、ミスを多発する
という問題があった。さらに、切り出した部分と取り除
いた部分間の寄生容量が無視されるために、精度の高い
回路シミュレーションを行なうことができないという問
題があった。
本発明は上記問題点を解決するため、パターンと回路の
対応付けを予め実施する必要がなく、かつ、切り出した
部分と取り除いた部分間の寄生容量を考慮して信号伝播
経路上の回路データだけを抽出できる回路抽出方法を提
供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、パターンと回路の対応付けが不要で、かつ
、切り出した部分と取り除いた部分間の寄生容量を考慮
するために、マスクパターンから回路全体を抽出し、抽
出した回路上で取り出す回路部分を指定して切り出す方
法を採用した0回路部分の指定方法は、(1)信号パス
単位の指定。
(2)ゲート単位の指定、(3)ウィンドウ単位の指定
の3通りを選択することができる。以下に、上記3通り
の回路部分指定方法を述べる。
(1)信号パス単位の指定:切り出す回路をクリティカ
ルパス等の信号パス単位で指定する場合の切り出し処理
は、以下の7つのステップから成る。
(a)  回路データを参照してネット・ゲート間接続
関係テーブルを作成する。ただし、ここでいうネットと
は寄生素子を取り除いたときに同電位となるノードの集
りのことをいう。
(b)  ネット・ゲート間接続関係テーブルよりネッ
ト間の接続関係を検出する。
(c)  信号パスを構成するネットを検出する。
(d)  信号パスを構成するゲートを検出する。
(e)  該ゲートに接続するネットを検出する。
(f)  該ネットに接続する全ての素子を取り出す。
(g)  切り口にあたるネットに接続している素子に
ついては、これらの素子あるいはその接続状態に応じて
、切り口にあたる部分を抵抗性あるいは容量性に分類し
、抵抗性の素子は除去し、容量性の素子の一方を接地す
る。すなわち、開放状態の抵抗が接続している場合は抵
抗を除去し、開放状態の容量が接続している場合は回路
に接続していない方の容量の端子を接地し、開放状態に
タイオードが接続している場合はダイオードを除去し、
開放状態のMOSトランジスタが接続している場合はゲ
ートが切り出した回路に接続し、かつ、ソース、ドレイ
ンが接続しないときにはNHO2のソースとドレインを
接地し、PMOSのソースとドレインを高電位の電源に
接続してMO5容量化し、ゲートが切り出された回路に
接続しない場合は除去し、開放状態のバイポーラトラン
ジスタが接続している場合は除去するなどして、近似的
な負荷に置き換える。
(2)ゲート単位の指定:切り出す回路をゲート単位で
指定する場合の切り出し処理は、以下の5つのステップ
から成る。
(a)  回路データを参照してネット・ゲート間接続
関係テーブルを作成する。
(b)  ゲートが切り出す対象として指定されている
ゲートであるかを判断する。
(c)  指定されている場合には該ゲートに接続する
ネットを検出する。
(d)  該ネットに接続する全ての素子を取り出す。
(e)  切り口にあたるネットに接続している素子に
ついては、(1)の(g)と同様の方法で処理する。
(3) ウィンドウ単位の指定:大規模回路においては
、計算機の処理時間、メモリ量の制限により2回路デー
タを一括して処理、格納することが不可能となる。そこ
で、ゲートを1機能を構成するゲートの集合であるウィ
ンドウにまとめ。
回路データを階層化することによって大規模回路に対処
できるようにする。このようなウィンドウ単位で指定す
る場合の切り出し処理は、以丁の5つのステップから成
る。
(a)  回路データを参照してネット・ゲート間接続
関係テーブルを作成する。
(b)  ゲートが切り出すウィンドウに含まれている
かを判断する。
(0)  切り出すウィンドウに含まれているゲートに
接続するネットを検出する。
(d)  該ネットに接続する全ての素子を取り出す。
(6)  切り口にあたるネットに接続している素子に
ついては、(1)の(g)と同様の方法で処理する。
〔作用〕
本発明によれば、レイアウトパターン全体から回路デー
タを抽出してから、部分回路を取り出すため、予め回路
とパターンの対応を付ける必要がなく、切り出した回路
部分と取り除いた部分間の寄生容量を全て考慮して回路
シミュレーションを行うことができるので、精度の高い
回路シミュレーションを行うことができる。
【実施例〕
第1図は回路特性検証のシステム構成図を表す。
このシステムはレイアウトパターンから回路を抽出する
抽出部5aと抽出した回路から部分回路を取り出す切り
出し部5bと、切り出した回路の特性を求める回路シミ
ュレーション部6から構成されている1本発明の回路抽
出方法はレイアウトパターンから抽出した回路より、特
性を調べるのに必要な回路部分だけを取り出して、回路
シミュレータの入力となるデータを作成する回路切り出
し部を設けたことを特徴とするものである。
マスクパターンから抽出した回路より、回路の一部分を
切り出すときの指定方法として、信号パス単位の指定、
ゲート単位の指定、ウィンドウ単位の指定の3通りを考
案した。
信号パス単位で回路を切り出す手順を第2図を用いて説
明する6本方法は以下のステップから成る。
(1)回路データの読み込み:マスクパターンから抽出
して作成したゲートレベルの回路データを読み込む、(
ステップ11) (2) ネット・ゲート間接続関係テーブルの生成二回
路データから全てのネットとゲートの接続関係を求め、
ネット・ゲート間接続関係テーブルを生成する。(ステ
ップ12) (3)ネット間接続関係の検出:ネットとゲートの接続
関係をもとにして2つのネット間の接続関係と信号伝播
方向を検出する。(ステップ13) (4)始点ネットから終点ネットヘの切り出し信号パス
を構成するネットの検出:取りだしたい信号パスの始点
ネットと終点ネットを指定し、そのパスに含まれるネッ
トを検出する。ネットの検出方法を第3図で説明する。
信号パスの始点ネットをネットi、終点ネットをネット
jとする。(3)で求めたネット間の接続関係をもとに
してネットiからネットkに信号パスがあるかどうかを
求める。(ステップ23)信号パスが存在するときはネ
ットkからネットjに信号パスがあるかどうか調べる。
(ステップ24)このパスも存在するときネットにはネ
ットiからネットjへのパスに含まれるものとして検出
する。(ステップ25)同様にして他のネットに付いて
も調べ、ネットiからネットjへのパスを構成するネッ
トをすべて検出する。(ステップ14) (5)信号パスを構成するゲートの検出: (4)で求
めた信号パス構成ネット間に接続しているゲートを(2
)のネット・ゲート接続関係テーブルより求める。(ス
テップ15) (6)ゲートに接続するネットの検出= (4)で求め
たゲートに接続するネットを(1)のゲートレベル回路
データより求める。(ステップ16) (7)該ネットに接続する全ての素子を取り出す。
(ステップ17) (8)開放状態の素子の近似変換二回路の一部分を切り
出した際に切り口のネットに解放状態の素子が接続して
いるため、そこにつながってい近似変換の例を第4図に
示す。
(a)抵抗は開放除去する。(b)容量は切り出される
回路に接続されていない方を接地する。(C)ダイオー
ドは開放除去する。(d)NMOSトランジスタはゲー
トが切り出された回路に接続し、ソース、ドレインが接
続しない場合にはソース、ドレインを接地してMOS容
量化する。(a)PMOSトランジスタはゲートが切り
出された回路に接続し、ソース、ドレインが接続しない
場合にはソース、ドレインを高電位の電源に接続してM
OS容量化する。
(f)MOSトランジスタはゲートが切り出された回路
に接続しない場合、開放除去する。
(g)バイポーラトランジスタは開放除去する。
(ステップ18) 以上のようにして信号パスを構成する回路部分を取り出
す。
次に、第5図の回路図を用いて図中で斜線で示したネッ
トN5からネットN17に至る信号パスの回路部分を切
り出す場合について本実施例を説明する。この回路の回
路データは第8図に示すテーブルに格納されている。第
8図のテーブル(a)はネットN9には該ネットを入力
とするゲートと出力するゲートが1つずつ存在する(N
IN・=1゜N0Nll=1)ことを示し、それらのゲ
ート番号がテーブル(b)の13行目から格納されてい
る入力ゲートのゲートG7と出力ゲートの03であるこ
とを示す、この回路データから第9図に示すように、ネ
ットとゲートの接続関係を求める0例えば、ネットN9
はゲートG7の入力となっているので。
第9図においてaot*N5=1  とし、ネットN9
はゲートG3の出力となっているので8011.N・=
2という具合にネット・ゲート間接続関係テーブルを作
成する。また、このテーブルを用いてネットN1とゲー
トG7のように1組以上のネットとゲートを介して接続
しているものを求め、a07+N1=1として該テーブ
ルに情報を加える0次にこのネット・ゲート間接続関係
テーブルを用いてネット間の接続関係と信号伝播方向を
求める0例えば、N1はゲートG3の入力となっていて
、ネットN9はゲートG3の出力となっているのでネッ
トN1とネットN9は接続していて、信号伝播方向がN
16N9であることが求められる。そこで、第10図に
示すネット間接続関係テーブルにおいてbNl、N11
= 1  とし、他のネットも同様にしてネット間接続
関係テーブルを作成する。
これらの処理を行った後、指定された信号パスを構成す
るネットとゲートを求める1例えば、第5図の斜線で示
すように、信号パスの始点としてネットN5が、終点と
してネットN17が指定されたとする。このとき、第1
0図に示すネット間接続行列においてネットN5からネ
ットN12にパスがあり(bNs、Nzz= 1 ) 
、ネットN12からネットN17にもパスがあるので(
bNzz、N17=1)ネットN12は指定された信号
パスを構成するネットであることが求められる。同様に
して該信号パスを構成する全てのネット、N5.N8.
N12゜N15.N17を求める。これらを第6図の太
線の丸印で示した6次に、これらのネットにはさまれて
いるゲートを求める。つまり、上記のいずれかのネット
を入力、および、出力とするゲート(G2.G6.G8
.GIO)をネット・ゲート間接続関係テーブルを用い
て求める。これらを第6図の太線の論理記号で示した。
そして、該ゲートに接続する全てのネット(N5.N6
.N8゜NIO,N12.N14.N15.N17) 
を求め、これらのネットに接続する全ての素子を取り出
す、最後に、切り口となっているネットN10゜N14
に接続する開放状態の素子に関して、第4図に示す処理
を行う、切り出しを終えた状態が第7図である。
次に、ゲート単位で回路を切り出す処理手順を第11図
を用いて説明する0本方法は以下のステップより成る。
(1)回路データの読み込み:マスクパターンがら抽出
して作成したゲートレベルの回路データを読み込む、(
ステップ41) (2)ネット・ゲート間接続関係テーブルの生成:回路
データから直接接続しているネットとゲートの接続関係
を求め、ネット・ゲート間接続関係テーブルを生成する
。(ステップ42)(3) ゲートの判定:ゲートが切
り出す対象として指定されているかどうかを判定する。
(ステップ43) (4)ゲートの切り出し:切り出す対象として指定され
ている場合にはゲートを切り出す対象として(ステップ
44)、指定されていない場合には削除する。(ステッ
プ49) ステップ43.44および49を全ゲートに対して繰り
返す、(ステップ45) (5)接続するネットの切り出し:切り出す対象となっ
ているゲートに接続するネットを検出する。(ステップ
46) (6)該ネットに接続する素子を全て取り出す。
(ステップ47) (7)開放状態の素子の近似変換:切り出されたネット
に接続する開放状態の素子を近似的な負荷に置き換える
。(ステップ48) 第12図の回路図を用いてこの例を説明する。
回路図において太線で示したゲートG7.G8゜G9と
G10を切り出すゲートとして指定したとする。このと
きに、まず、ゲートG7.G8゜G9とG10に接続す
るネットをネット・ゲート間接続関係テーブルを用いて
求め、これらのネットに接続する全ての素子を取り出す
、切り口にあたるネット(N9.NIO,Nil、N1
2)に接続する開放状態の素子について第4図に示す処
理を行う、切り出しを終えた状態が第13図である。
次に、ウィンドウを指定して、該ウィンドウに属する部
分の回路を取り出すときの処理手順を第14図を用いて
説明する0本方法は以下のステップより成る。
(1)回路データの読み込み:マスクパターンから抽出
して作成したゲートレベルの回路データを読み込む。(
ステップ61) (2)ネット・ゲート間接続関係テーブルの生成二回路
データから直接接続しているネットとゲートの接続関係
を求め、ネット・ゲート間接続関係テーブルを生成する
。(ステップ62)(3)ゲートの判定:ゲートが指定
されたウィンドウ内に存在するかどうか判定する。(ス
テップ63) (4) ゲートの切り出し:ゲートが指定されたウィン
ドウに存在する場合には該ゲートを切り出す対象としく
ステップ64)、存在しない場合には削除する。(ステ
ップ69) ステップ63,64および69を全ゲートに対して繰り
返す、(ステップ65) (5)ゲートに接続するネットの検出:切り出す対象と
なっているゲートに接するネットを検出する。(ステッ
プ66)。
(6)該ネットに接続する全ての素子を取り出す。
(ステップ67) (7)開放状態の素子の近似変換:切り出されたネット
に接続する開放状態の素子を近似的な負荷に置き換える
。(ステップ68) 次に、第15図の回路図を用いて本実施例を説明する。
第15図の回路において太い破線で示したウィンドウW
2を指定したとする。第15図のW3を示す。ゲートG
7.G8.G9.GIOは該ウィンドウW2に属するの
でこれらのゲートに接続するネットをネット・ゲート間
接続関係テーブル回路データを用いて求め、これらのネ
ットに接続する全ての素子を取り出す。切り口にあたる
ネット(N9.NIO,Nil、N12)に接続してい
る開放状態の素子について第4図に示す処理を行う、切
り出しを終えた状態が第16図である。
大規模な回路を扱う場合には1回路抽出2回路シミュレ
ーションを行う際の計算機使用メモリ量を節約するため
、回路データの構造を階層化すると有効である0例えば
、第15図に示すように、回路全体を回路の機能などに
応じて3つのサブ回路Wl、W2.W3に用けることに
よって階層化する。この場合には次の方法で指定した信
号パスを構成する回路部分を取り出すことができる。こ
のときの手順を第17図を用いて説明する。
(1)回路データの読み込み:マスクパターンから抽出
して作成したゲートレベルの回路データを読み込む、(
ステップ81) (2)ネット・ゲート間接続関係テーブルの生成二回路
データを階層化した際のゲートの集合であるサブ回路ご
とに回路データから全てのネットとゲートの接続関係を
求め、ネット・ゲート間接続関係テーブルを生成する。
(ステップ82) (3)ネット間接続関係の検出:ネットとゲートの接続
関係をもとにしてサブ回路ごとに2つのネット間の接続
関係と信号方向を検出する。
(ステップ83) ステップ81,82および83を全サブ回路に対して繰
返す、(ステップ84) (4) インターフェースネット間接続関係の検出:ネ
ット間の接続関係をもとにして、サブ回路間を接続する
ネットである、インターフェースネット間の全ての接続
関係と信号方向を検出する。(ステップ85) (5) イ1ンターフェースネット間接続関係の検出:
取り出したい信号パスの始点ネットと終点ネットを指定
し、その信号パスに含まれるインターフェースネットを
検出する。(ステップ86) (6)ネット間接続関係の検出: (5)で求めたイン
ターフェースネット間の信号パスを構成するネットを検
出する。(ステップ87)(7) 信号パスを構成する
ゲートの検出: (6)で求めた信号パス構成ネット間
に接続しているゲートを(2)のネット・ゲート間接続
関係テーブルより求める。(ステップ88) (8)ゲートに接続するネットの検出: (4)で求め
たゲートに接続するネットを(1)のゲートレベル回路
データより求める。(ステップ89) ステップ87,88および89を全サブ回路に対して繰
返す、(ステップ90) (9)素子の取りだし:該ネットに接続する全ての素子
を取り出す、(ステップ91) (10)開放状態の素子の近似変換:切り出されたネッ
トに接続する開放状態の素子を近似的な負荷に置き換え
る。(ステップ92) 次に、第18図に示す3つのサブ回路から成る回路例を
用いて本実施例の方法でネットNG2からネットNB8
に至る信号パスを構成する回路部分を切り出す方法を説
明する。マスクパターンの段階で回路全体を3つのウィ
ンドウに分割してから抽出したときのそれぞれのウィン
ドウに対する回路データは第19図に示すテーブルに格
納されている。この回路データからそれぞれのウィンド
ウごとに全てのゲートとネットの接続関係を求め。
第20図に示すネット・ゲート間接続関係テーブルを作
成する1作成したネット間接続関係テーブルをもとにし
て、各ウィンドウ内のネット同士の接続関係を求め、第
21図に示すネット間接続関係テーブルを作成する1次
にネット間接続関係テーブルより、第25図に示すよう
に、ウィンドウ間を接続するネットであるインターフェ
ースネットとウィンドウ内のネットの対応関係を全て求
め。
これと第21図を用いて第22図のインターフェースネ
ット間接続関係テーブルを作成する0次に。
切り出す信号パスの始点ネットと終点ネットに対応する
インターフェースネットを求め(Ni2゜N113)、
Ni2からN113に至る信号パスを構成するインター
フェースネットを求める(Ni2.N11l、N113
)、求めたインターフェースネット間の信号パスを構成
するネットをウィンドウ毎に検索する1例えば、ウィン
ドウW3に関しては、Ni2からN111に至るパスが
含まれているので、Ni2に含まれているネットNG2
からNIIIに含まれているネットNC6に至るパスを
構成するネットを求める(NC2゜NC4,NC6)、
次にこれらのネットにはさまれるゲートをネット・ゲー
ト間接続テーブルより求め(GCI、GC3) 、求め
たゲートに接続するネットを求める(NC2,NC3,
NC4゜NC6)。
同様にして、ウィンドウW2においてインターフェース
ネットN111からN113に至る信号パス占1、構成
するネットとゲートを求め、最後に切リ出した回路の切
り口になっているネットに接続する開放状態の素子を近
似的な負荷に置き換える。
切り出しを終えた状態を第23図に示す。
以上のようにして階層化構造になっている回路データか
ら信号パスを構成する回路部分を取り出す。
また、大規模回路適用時に回路切り出し処理で使用する
メモリ量を節約するため、第10図の行列の代わりに第
24図に示す行列を用いる0例えば、ネットN1からパ
スのあるネットは4つ存在しくC囁=4) 、それらの
ネット翫はテーブル(b)の1行目(Pl=1)から格
納されているNl、N9.N13.N16であることを
示す。
〔発明の効果〕
本発明の回路切り出し方法によれば、パターンと回路の
対応付けが不要で、全ての寄生素子を考慮して部分回路
を取りだすことができる。それによって、部分回路を取
り出す際に要する工数を少なくすることができ、かつ、
精度の高いシミュレーションを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は回路特性を検証するシステムの構成図。 第2図は信号パス単位で回路切り出しを行うときのフロ
ーチャート、第3図は信号パスを構成するネットを検出
するときのフローチャート、第4図は部分回路を取り出
した際、切り口となるネットに接続する開放状態の素子
の近似変換方法、第5図、第12図、第15図、第18
図は回路切り出しを行う前の回路の回路図、第6図、第
23図は信号パスを構成するゲートとネットを検出した
状態の回路図、第7図は信号パスを切り出した状態の回
路図、第8図、第19図はマスクパターンより抽出して
作成した回路データ構造、第9図、第20図はネットと
ゲートの接続データ構造図、第10図、第21図、第2
4図はネット間の接続関係と信号方向を表すデータ構造
図、第11図はゲート単位で回路の切り出しを行うとき
のフローチャート、第13図はゲートを指定して切り出
した状態の回路図、第14図はウィンドウ単位で回路切
り出しを行うときのフローチャート、第16図はウィン
ドウを指定して切り出した状態の回路図。 第17図は階層化構造になっている回路データにおいて
、信号パス単位で回路の切り出しを行うときのフローチ
ャート、第2害図はインターフェースネット間の接続関
係と信号の伝播方向を表すデータ構造図を表す、第25
図はインターフェースネットとウィンドウ内のネットの
対応関係を示す図。 l・・・レイアウトパターンデータ、2・・・処理装置
。 3・・・抽出回路データ、4・・・切り出し回路データ
、5・・・回路抽出プログラム、6・・・回路シミュレ
ータ。 第1図 第2図 第4図 第3図 第5図 第6図 第7図 第9図 aij+1 :ネットNo、jはゲートNo、iの入力であるaij
=2 :ネットNo、jはゲートNo、iの出力であるa i
j= (III) :ネットNo、jとゲートN01i
は接続していない 第10図 bij =(空白):ネットNO,iからネットNO,jに信号
パスなし第12図 第11図 第13図 第14図 第16図 第15図 第17図 第20図 a ij= (如) :ネットNo、jとゲートNo、
iは接続していなt1第21図 biに (!日λ:ネットNO,iからネットNO,jに信号)
τλなし第221 bij =檀白):ネットNO,iからネット園、jに信号パス
なし第25図 cij:=N:インターフェースNO,iにはウィンド
ウNO,j内のネットN−一が含まれている1j

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、LSIのマスクパターンに対応した回路データを用
    いて回路シミュレーションを行う際に、前記マスクパタ
    ーンデータから回路データを抽出し、予め指定した回路
    切り出し方法で前記回路データの全体から回路部分のデ
    ータを切り出すことを特徴とする回路抽出方法。 2、第1項記載の回路切り出し方法については、信号パ
    ス単位の指定、ゲート単位の指定、ウィンドウ単位の指
    定、あるいは、これら複数の指定ができることを特徴と
    する回路抽出方法。 3、第1項記載の回路の切り出しを終えた回路部分につ
    いて、切り口にあたる部分に接続している開放状態の素
    子を近似的な負荷に置き換えることを特徴とする回路抽
    出方法。 4、第2項記載の回路切り出し方法において、回路デー
    タを参照してネットとゲート間の全ての接続関係を格納
    するネット・ゲート間接続関係テーブルを作成するステ
    ップと、該ネット・ゲート間の接続関係テーブルからネ
    ット間の接続関係を検出するステップと、指定した始点
    ネットから終点ネットヘの信号パスを構成するネットを
    検出するステップと、信号パスを構成するゲートを検出
    するステップと、該ゲートに接続するネットを検出する
    ステップと、該ネットに接続する全ての素子を取り出す
    ステップと、該ネットに開放状態の抵抗が接続している
    場合は抵抗を除去し、該ネットに開放状態の容量が接続
    している場合は回路に接続していない方の端子を接地し
    、該ネットに開放状態のダイオードが接続している場合
    はダイオードを除去し、該ネットに開放状態のMOSト
    ランジスタが接続している場合はゲートが切り出した回
    路に接続し、ソース、ドレインが接続しない場合にはN
    MOSのソース、ドレインを接地し、PMOSのソース
    、ドレインを高電位の電源に接続してMOS容量化し、
    ゲートが切り出された回路に接続しない場合は除去し、
    該ネットに開放状態のバイポーラトランジスタが接続し
    ている場合は除去するステップを設けたことを特徴とす
    る回路抽出方法。 5、第2項記載の回路切り出し方法において、回路デー
    タを参照してネット・ゲート間接続関係テーブルを作成
    するステップと、ゲートが切り出す対象として指定され
    ているかを判断するステップと、切り出すゲートに接続
    するネットを検出するステップと、該ネットに接続する
    全ての素子を切り出すステップと、該ネットに開放状態
    の抵抗が接続している場合は抵抗を除去し、該ネットに
    開放状態の容量が接続している場合は回路に接続してい
    ない方の端子を接地し、該ネットに開放状態のダイオー
    ドが接続している場合はダイオードを除去し、該ネット
    に開放状態のMOSトランジスタが接続している場合は
    ゲートが切り出した回路に接続し、ソース、ドレインが
    接続しない場合にはNMOSのソース、ドレインを接地
    し、PMOSのソース、ドレインを高電位の電源に接続
    してMOS容量化し、ゲートが切り出された回路に接続
    しない場合は除去し、該ネットに開放状態のバイポーラ
    トランジスタが接続している場合は除去するステップを
    設けたことを特徴とする回路抽出方法。 6、第2項記載の回路切り出し方法において、回路デー
    タを参照してネット・ゲート接続テーブルを作成するス
    テップと、ゲートが切り出す対象として指定した、マス
    クパターン上で分割した領域である、特定のウィンドウ
    に含まれているかを判断するステップと、該切り出す対
    象として指定されているウィンドウに含まれているゲー
    トに接続するネットを検出するステップと、該ネットに
    接続する全ての素子を取り出すステップと、該ネットに
    開放状態の抵抗が接続している場合は抵抗を除去し、該
    ネットに開放状態の容量が接続している場合は回路に接
    続していない方の端子を接地し、該ネットに開放状態の
    ダイオードが接続している場合はダイオードを除去し、
    該ネットに開放状態のMOSトランジスタが接続してい
    る場合はゲートが切り出した回路に接続し、ソース、ド
    レインが接続しない場合にはNMOSのソース、ドレイ
    ンを接地し、PMOSのソース、ドレインを高電位の電
    源に接続してMOS容量化し、ゲートが切り出された回
    路に接続しない場合は除去し、該ネットに開放状態のバ
    イポーラトランジスタが接続している場合は除去するス
    テップを設けたことを特徴とする回路抽出方法。 7、第3項記載の開放状態の素子の近似的な負荷の置き
    換えは、素子あるいはその接続状態が抵抗性ならば素子
    を除去し、容量性ならば素子の一方を接地することを特
    徴とする回路抽出方法。
JP1237050A 1989-09-06 1989-09-14 回路抽出方法 Expired - Fee Related JP2960442B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1237050A JP2960442B2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14 回路抽出方法
US07/577,434 US5416717A (en) 1989-09-06 1990-09-04 Circuit simulation method for a circuit realized by an LSI layout pattern based upon a circuit of a logic gate level realized by the layout pattern

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1237050A JP2960442B2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14 回路抽出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03100868A true JPH03100868A (ja) 1991-04-25
JP2960442B2 JP2960442B2 (ja) 1999-10-06

Family

ID=17009668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1237050A Expired - Fee Related JP2960442B2 (ja) 1989-09-06 1989-09-14 回路抽出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2960442B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014182430A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Fujitsu Ltd 設計支援装置、設計支援プログラム、および設計支援方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014182430A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Fujitsu Ltd 設計支援装置、設計支援プログラム、および設計支援方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2960442B2 (ja) 1999-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107533577B (zh) 使用电路模板的生成和实例化的集成电路设计
Jyu et al. Statistical timing analysis of combinational logic circuits
US6249901B1 (en) Memory characterization system
US5920489A (en) Method and system for modeling the behavior of a circuit
US5210699A (en) Process for extracting logic from transistor and resistor data representations of circuits
JPH0760445B2 (ja) 論理回路網の構成を最適化する方法
US20070094622A1 (en) Methods, Apparatus and Computer Program Products for Generating Selective Netlists that Include Interconnection Influences at Pre-Layout and Post-Layout Design Stages
US5872717A (en) Apparatus and method for verifying the timing performance of critical paths within a circuit using a static timing analyzer and a dynamic timing analyzer
US6557150B1 (en) Method of extracting timing characteristics of transistor circuits, storage medium storing timing characteristic library, LSI designing method, and gate extraction method
US6112022A (en) Method for simulating ULSI/VLSI circuit designs
Fan et al. A gate-level method for transistor-level bridging fault diagnosis
US6272665B1 (en) Method and tool for automatically generating engineering change order
US8091052B2 (en) Optimization of post-layout arrays of cells for accelerated transistor level simulation
US6983430B2 (en) Method of resolving mismatched parameters in computer-aided integrated circuit design
US6249899B1 (en) System and method for detecting pass FETs
US20020038446A1 (en) Gate extractor
Ruiz et al. Switch-level fault detection and diagnosis environment for MOS digital circuits using spectral techniques
US6412096B1 (en) Method and apparatus for a hedge analysis technique for performance improvements of large scale integrated circuit logic design
JPH03100868A (ja) 回路抽出方法
JP3862882B2 (ja) 回路データ縮約方法及び回路シミュレーション方法
US20060026479A1 (en) Verification vector creating method, and electronic circuit verifying method using the former method
US20220058325A1 (en) Method for Recognizing Analog Circuit Structure
Ruan et al. Current-limited switch-level timing simulator for MOS logic networks
JPH07287051A (ja) 論理シミュレータ用入力データ作成装置
JP2003067440A (ja) スタティックゲートの入力におけるノイズをシミュレートして出力におけるノイズを求めるための方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees