JPH03100854A - マルチコンピュータシステムのジャーナル分散出力方式 - Google Patents

マルチコンピュータシステムのジャーナル分散出力方式

Info

Publication number
JPH03100854A
JPH03100854A JP1238780A JP23878089A JPH03100854A JP H03100854 A JPH03100854 A JP H03100854A JP 1238780 A JP1238780 A JP 1238780A JP 23878089 A JP23878089 A JP 23878089A JP H03100854 A JPH03100854 A JP H03100854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
journal
serial number
clock
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1238780A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuro Tanigami
谷上 達郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP1238780A priority Critical patent/JPH03100854A/ja
Publication of JPH03100854A publication Critical patent/JPH03100854A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は計算機のオペレーティングシステムのジャーナ
ル出力方式に関し、特に疎結合マルチコンピュータシス
テムのジャーナル分散出力方式に関する。
【従来の技術〕
疎結合マルチコンピュータシステムを構成する各ホスト
コンピュータがそれぞれ独立にジャーナルデータを出力
するジャーナル分散出力方式に於いては、従来、各ホス
トコンピュータが出力するジャーナルデータの順序制御
のために、システム内の一意な時刻を各ホストコンピュ
ータに与える時計を設け、ジャーナルデータを出力する
際、上記時計から得た時刻をジャーナルデータに付加す
るか、或いはオペレーティングシステムACO34/M
VPXEで行なわれているように、各ホストコンピュー
タが共有する資源(例えば共有データベース)を共有排
他制御するマルチシステムコントロールプロセッサ内に
、各ホストコンピュータにシステム内で一意な通番を渡
す通番機能を設け、ジャーナルデータを出力する際、マ
ルチシステムコントロールプロセッサから得た通番をジ
ャーナルデータに付加するようにしている。
(発明が解決しようとする課題〕 上述した従来方式はマルチシステムコントロールプロセ
ッサより得た通番のみによって、或いは時計から得た時
刻のみによってジャーナルデータの順序制御を行なって
いるため、以下に述べる欠点があった− (11マルチシステムコントロールプロセッサから通番
を取得するためには、マルチシステムコントロールプロ
セッサに対して入出力操作を実行する必要があり、その
オーバヘッドによりジャーナル出力の性能低下を招く。
(2)上記ジャーナル出力の性能低下により、共有デー
タベースをアクセスするオンライントランザクションの
スループントが悪化する。
(3)  マルチシステムコントロールプロセッサに対
する通番要求が多数発生するため、マルチシステムコン
トロールプロセッサ本来の共有排他制御機能のスループ
ットが低下し、システム全体の性能低下を招く。
(4)  時計から得た時刻のみを用いてジャーナルデ
ータの順序制御を行なう方式は、マルチシステムコント
ロールプロセッサから通番を得て順序制御を行なう方式
に比較してオーバヘッドが少なく、ジャーナル出力性能
を高いものとすることができるが、時計が故障した場合
、ジャーナル出力ができなくなり、システムが停止する
本発明の目的は時計から得た時刻及びマルチシステムコ
ントロールプロセッサから得た通番の炊方を用いてジャ
ーナルデータの順序制御を行なえるようにすることによ
り、ジャーナル出力時のオーバヘッドを少なくし、且つ
時計が故障した場合に於いてもジャーナルデータを出力
できるようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、 疎結合マルチコンピュータシステムを構成し、共有デー
タベースを共存する各ホストコンピュータがそれぞれ独
立にジャーナルデータを出力するマルチコンピュータシ
ステムのジャーナル分散出力方式に於いて、 前記各ホストコンピュータからアクセス可能で、システ
ム内で一意な時刻を表示する時計と、前記各ホストコン
ピュータからアクセス可能で、システム内で一意な通番
及び通番のタイムスタンプを表示するマルチシステムコ
ントロールプロセッサと、 該マルチシステムコントロールプロセッサの通番をオー
バフローさせるオーバフロー手段と、前記マルチシステ
ムコントロールプロセッサの通番を初期化すると共に通
番のタイムスタンプを設定する初期化手段とを設け、 前記各ホストコンピュータに、 ジャーナル出力時刻を合成する時刻合成手段と、前記共
有データベースに対する更新を行なうマルチシステムデ
ータベース共有手段と、前記共有データベースの更新履
歴情報と前記時刻合成手段によって合成されたジャーナ
ル出力時刻とを含むジャーナルデータを出力するジャー
ナル出力手段とを設け、 前記時刻合成手段は前記マルチシステムデータベース共
有手段による前記共有データベースの更新時、前記時計
の故障を検出する前は前記時計が示す時刻と前記タイム
スタンプと所定値とからジャーナル出力時刻を合成し、
前記時計の故障を検出してから前記マルチシステムコン
トロールプロセンサの通番のオーバフローを検出するま
での間は前記マルチシステムコントロールプロセッサの
通番と前記タイムスタンプとからジャーナル出力時刻を
合成し、前記マルチシステムコントロールプロセンサの
通番のオーバフローを検出してから前記時計の故障を検
出するまでの間は前記時計が示す時刻と前記タイムスタ
ンプと所定値とからジャーナル出力時刻を合成する。
〔作 用〕
時計はシステム内で一意な時刻を表示し、マルチシステ
ムコントロールプロセッサはシステム内で一意な通番及
び通番のタイムスタンプを表示する。オーバフロー手段
はマルチシステムコントロールプロセッサの通番をオー
バフローさせ、初期化手段はマルチシステムコントロー
ルプロセッサの通番の初期化を行なうと共に通番のタイ
ムスタンプを設定する。
各ホストコンピュータに設けられている時刻合成手段は
時計の故障を検出する前は時計が示す時刻とタイムスタ
ンプと所定値とからジャーナル出力時刻を合成し、時計
の故障を検出してからマルチシステムコントロールプロ
セッサの通番のオーバフローを検出するまでの間は通番
とタイムスタンプとからジャーナル出力時刻を合成する
。ここで、時計が示す時刻、タイムスタンプ及び所定値
から合成されるジャーナル出力時刻とマルチシステムコ
ントロールプロセッサの通番及びタイムスタンプから合
成されるジャーナル出力時刻とは、マルチシステムコン
トロールプロセッサが表示する通番が例えば昇順であれ
ば、上記所定値を通番の内の最も小さいものよりも小さ
な値としておくことにより、連続性を保証することがで
きる。即ち、両者のタイムスタンプは同一であり、通番
と上記所定値とは所定値の方が小さいものであるので、
時計が示す時刻、タイムスタンプ及び所定値から合成さ
れたジャーナル出力時刻の方が前のものであると判断す
ることができる。また、時刻合成手段は通番のオーバフ
ローを検出してから時計の故障を検出するまでの間は時
計が示す時刻とタイムスタンプとからジャーナル出力時
刻を合成する。従って、故障した時計の機能が復旧した
とき、オーバフロー手段により通番をオーバフローさせ
ることにより、時刻合成手段は再び時計が示す時刻とタ
イムスタンプと所定値とからジャーナル出力時刻を合成
することになる。また、そのとき、初期化手段により、
通番を初期化すると共に、通番を初期化した時の日時を
示すタイムスタンプを設定しておくことにより、それま
でに合成されたジャーナル出力時刻との連続性を保証す
ることができる。マルチシステムデータベース共有手段
は共有データベースを更新し、ジャーナル出力手段は共
有データベースの更新履歴情報と時刻合成手段が合成し
たジャーナル出力時刻とを含むジャーナルデータを出力
する。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明
する。
第1図は本発明の実施例のブロック図であり、本実施例
の疎結合マルチコンピュータシステムは時計(Te3)
1と、マルチシステムコントロールプロセッサ(MSC
P)2と、共用データベース3と、ホストコンピュータ
4.5とから構成されている。ホストコンピュータ4.
5はそれぞれ時刻合成手段11.21と、ジャーナル出
力手段12.22と、マルチシステムデータベース共有
手段(MDSF)13.23と、端末装置14゜24と
、ジャーナルファイル15.25とを含み、Te31は
時刻合成手段11.21に、MSCP2は時刻合成手段
11.21及びMDSF13゜23に、共有データベー
ス3はMDSF13.23にそれぞれ接続されている。
時刻合成手段11.21はMSCP2から読込んだタイ
ムスタンプを例えば主記憶装置上に設けられたマージエ
リア10.20のフィールドM1゜Mtに格納し、MS
CP2から得たシステム内で一意な通番をフィールドA
+、Axに格納し、Te81から得たμsec単位の精
度を持ったシステム内で一意な時刻をフィールドB+、
Bzに格納する。
マージエリア10.20のフィールドM、、M!を上位
の桁、フィールドA+、Atを中位の桁、フィールドB
l、Biを下位の桁として合成した値がジャーナル出力
時刻(論理的な時刻)となる、ジャーナル出力手段12
.22はMDSF13.23から共有データベース3の
更新履歴情報を受取ると共に、時刻合成手段11.21
からマージエリア10.20の内容をジャーナル出力時
刻として受取り、それらをジャーナルファイル15.2
5に出力する。即ち、ジャーナル出力手段12.22は
公知のアフタイメージジャーナルを出力するものである
。MDSF13.23は端末装置14゜24から共有デ
ータベース3上のデータの更新要求を受は取ることによ
り、MSCP2を介して更新するデータ(レコード)を
含む共有データベース3上のブロックXをロック(排他
的割り当て)し、その後ジャーナル出力手段12.22
にジャーナル出力を行なわせ、更に、共有データベース
3の実データ(ブロックX)を更新した後、MSCP2
を介してブロックXをアンロック(排他解除)する。
第2図は時刻合成手段11.21の処理例を示すフロー
チャートであり、これを参照して時刻合成手段11.2
1の処理を説明する。
(i)  ホストコンピュータ4.5の運転開始時に、
時刻合成手段11.21はflagを初期化(OFF)
すると共に、MSCP2に設定されているタイムスタン
プを読込み、それをフィールドM + 、 M zに格
納しておく。
(ii )  時刻合成手段11.21はジャーナル出
力手段12.22からジャーナル出力時刻の生成を要求
されると、第2図の処理を開始し、先ず始めにflag
をテストしくステップ101)、OFFならばT・C3
Iをアクセスしてシステム内で一意なμsecの精度を
持った時刻を読取り(ステップ102)、読取りに成功
したなら(ステップ103がYES)、その値をマージ
エリア10゜20のフィールドBt、Bzに格納した後
(ステップ104)、予め定められている値「0」をマ
ージエリア10.20のフィールドA、、A、に格納し
くステップ105)、処理を終了する。
(iii >  また、ステップ103で時刻の読取り
に失敗したと判断した場合(判断結果がNO)、即ち、
TC3Iの故障によって時刻が得られない場合にはfj
!agをオンとしくステップ106)、ホストコンピュ
ータ4.5内で得られる時刻(ホストコンピュータ4.
5で独自に生成可能な時刻)をマージエリア10.20
のフィールドB+、Btに格納する(ステップ107)
、次に、MSCP2に対して入出力操作を実行し、シス
テム内で一意であり、且つ昇順を保証された通番を得て
(ステップ108)、それがオーバフロー(OVF)し
ていなければ(ステップ110がNo)、マージエリア
10.20のフィールドA+、Atに格納しくステップ
109)、処理を終了する。また、ステップ110でM
SCP2から得た通番がオーバフローしていると判断し
た場合はfj!agをOFFとしくステップ111) 
、MSCP2からタイムスタンプを読込んで(ステップ
112)、その値をマージエリア10.20のフィール
ドM1゜M、に格納した後(ステップ113)、処理を
最初からやり直す。
(iv )  また、ステップ101でflagをテス
トした結果、fj!agがONならばステップ107の
処理を行なう、これは、(iii )の処理と結果的に
は同一であるが、故障後のTe31を再度アクセスする
ことにより誤動作が発生するのを防ぐための処置である
。即ち、TC3Iが一度故障した場合は、通番がオーバ
フローし、ステップ111でfIlagの再初期化(O
FF)が行なわれない限り、2度とTe31をアクセス
しないようにしたものである。
従って、時刻合成手段11.21ではTC5Iに故障が
発生する前はTC3Iが示す時刻とタイムスタンプと所
定値rOJとに基づいてジャーナル出力時刻を合成し、
TC3Iに故障が発生した後はMSCP2が示す通番と
タイムスタンプと自ホストコンピュータ4.5が生成す
る時刻とに基づいてジャーナル出力時刻を合成し、TC
3Iに障害が発生した後に通番がオーバフローし、その
時TC3Iの機能が回復している場合は再びTe81が
示す時刻とタイムスタンプと所定値「0」とに基づいて
ジャーナル出力時刻を合成する。また、第2図に示す処
理を行なうことにより、ジャーナル出力時刻をTC3I
が示す時刻、タイムスタンプ及び所定値「0」に基づい
て合成するようにしても、MSCP2が示す通番、タイ
ムスタンプ及び自ホストコンピュータが生成する時刻に
基づいて合成するようにしても、マージエリア10゜2
0のフィールドM1.Mtを上位の桁、At、Atを中
位の桁、B1.B!を下位の桁として合成した値mab
により示されるジャーナル出力時刻(論理的な時刻)の
連続性は保証される。即ち、Te81が故障する前の時
刻t、の値をmll ao b、、TC3Iが故障して
から通番がオーバフローするまでの時刻t、の値をml
  al  bl、再度TC5lによるジャーナル出力
時刻の合成を再開した後の時刻t、の値をm、a、b、
とすると、次の関係が成り立つ。
m @ > m I= m 11 al >aゆ=3. =0 、’、ml al b@ >ml a、b、>mo a
l b@ここで、Te3 lによってのみ、時刻合成を
行なっている場合には任意の時刻t、、t、、(ta 
>ta)に於いて、m、a、1b、>m、a、b、が成
立することは明白である。
次に上述したように構成された本実施例のマルチコンピ
ュータシステムの全体の動作を説明する。
+11  端末装置14から共有データベース3に対す
るデータの更新要求が加えられると、MDSFI3はM
SCP2に更新要求のあったデータを含むブロックを口
・ツクさせ、ジャーナル出力手段12にジャーナル出力
要求を加える。
(2)  ジャーナル出力手段12はジャ1−ナル出力
要求を受けると、時刻合成手段11に対してジャーナル
出力時刻の生成を要求する。
(3)時刻合成手段11はジャーナル出力時刻の生成要
求を受けると、第2図に示した手順に従い、TC3Iが
示す時刻、タイムスタンプ及び所定値rOJに基づいて
、或いはMSCP2が示す通番。
タイムスタンプ及び自ホストコンピュータが生成する時
刻に基づいてシステム内で一意なジャーナル出力時刻を
合成してマージエリア10に格納し、ジャーナル出力時
刻の生成が完了したことをジャーナル出力手段12に通
知する。
(4)  ジャーナル出力手段12は時刻合成手段11
から完了通知を受けると、MDSF 13から受取った
更新履歴データとマージエリアlOの値(ジャーナル出
力時刻)とを含むジャーナルデータをジャーナルファイ
ル15に書出し、その終了をMDSF13に通知する。
ジャーナル出力時刻は各ホストコンピュータ4.5が独
自に出力したジャーナルを一本化する際のマージキーと
して使用される。
i5トMDSF13はジャーナル出力の終了を通知され
ると、共有データベース3の更新を行ない、その後、M
SCP2に更新を行なったデータを含むブロックをアン
ロックさせ、処理の終了を端末装置14に通知する。
(6)  以上の処理はホストコンピュータ4内でのも
のである力く、ホストコンピュータ5に於いても端末装
置24からデータ更新要求が入力されることにより、同
様の処理が行なわれる。
(7)  ここで、仮に、端末装置14及び端末装置2
4から同時に同一ブロック内のデータに対する更新要求
が発生したとすると、MSCP2は先に受付けた要求を
先に処理する特性を持っているので、上記端末装置14
.24に対応するMDSF13゜23の内のロック要求
を先に出した方がロックに成功し、他方が待ち状態にな
ることは明白である。
例えば、MDSF13のロック要求の方が早かった場合
にはジャーナルファイル15及びジャーナルファイル2
5に出力されるジャーナルデータに含まれているジャー
ナル出力時刻の値は第2図の説明から必ずmxsaxs
bxs>m+、arsb+3(maa、、b、はMD 
S F、のロック成功時刻)となる。
従って、データ更新の順序とジャーナル出力時刻の順序
とは一致する。
(8)  上記(7)についての原理は任意の時刻に対
して成立するので、TC3Iの故障前と後とでも成立す
る。
(9)  次にTC3Iに故障が発生した場合の動作を
説明する。
■ TC3Iの故障は時刻合成手段11.21が第2図
に示したステップ102,103の処理を行なうことに
より検出される0時刻合成手段11゜21はTC3Iの
故障を検出すると、以後、MSCP2が示す通番がオー
バフローするまで、MSCP2が示す通番、タイムスタ
ンプ及び自ホストコンピュータ4.5が生成する時刻に
基づいてジャーナル出力時刻を合成する。
■ その後、TC31の故障が回復し、ジャーナル出力
時刻の合成をTC3Iが示す時刻に基づいて行なわせる
場合は、MDSF13或いはMDSF23の何れかに第
3図のフローチャートに示す処理を実行させる。第3図
のフローチャートはMSCP2の通番をオーバフローさ
せる処理を示したものであり、今、例えばMDSF13
が第3図のフローチャートの処理を実行するとすると、
ステップ301に於いて自ホストコンピュータ4のロー
カルな時刻を読込み、次のステップ302に於いてその
値をタイムスタンプとしてMSCP2に書込み、その後
、ステップ303に於いてMSCP2が示す通番をオー
バフローさせる。
■ MSCP2の通番のオーバフローは時刻合成手段1
1.21が第2図のステップ108.110を行なうこ
とにより検出され、時刻合成手段11.21は通番のオ
ーバフローを検出すると、以後、TC3Iに故障が発生
するまで、TC5Iが示す時刻に基づいてジャーナル出
力時刻の合成を行なう。
■ MDSF13は時刻合成手段11.21の両方がM
SCP2の通番のオーバフローを検出し、ジャーナル出
力時刻の合成をTC3Iが示す時刻に基づいて行なうよ
うになったことを確かめると、第4図のフローチャート
に示す処理を実行する。
第4図のフローチャートはMSCP2の通番を初期化す
る処理を示したものであり、MDSF13はステップ4
01に於いてMSCP2の通番を初期化(オーバフロー
状態を解除して、時刻合成手段11.21が通番を取得
可能な状態にする)する、尚、上記した処理はMDSF
23で行なっても良(、ま−た、ジャーナル出力時刻の
合成がTC81が示す時刻に基づいて行なわれるように
なったことを確かめる方法は任意のものとすることがで
きる。
■ ここで、もし、MSCP2の通番をオーバフローさ
せた後、所定時間経過しても、時刻合成手段11.21
の内の少なくとも一方が通番のオーバフローを検出して
いない場合(通常、システムが平均的に動作していれば
、そのようなことは起こらない)は、通番のオーバフロ
ーを検出していない時刻合成手段対応のMDSFに共有
データベース3上の任意のブロックに対するデータ更新
を行なわせれば事は足りる。また、MSCP2の通番、
タイムスタンプ及び自ホストコンピュータが生成する時
刻に基づいてジャーナル出力時刻の合成を行なっている
最中で、且つTC5Iの故障が回復していない間にMS
CP2の通番がオーバフローしないように、通番のオー
バフローは第3図の処理によらなければ、数年間発生し
ないように十分大きく設計されているものとする。
Ql  以上の説明はホストコンピュータが2つのシス
テムについてのものであるが、3つ以上のホストコンピ
ュータを含むシステムに於いても成り立つことは明白で
ある。加えて、マージエリア10゜20は時刻合成手段
11.21内に存在するように便宜上図示しているが、
時刻合成手段11,21とジャーナル出力手段12.2
2とから参照可能であればどの位置にあっても良く、ま
た、端末装置14.24からの共有データベース3の参
照要求の場合はジャーナル出力の必要がないので、動作
説明は省略する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、システム内で一意な時
刻を表示する時計と、システム内で一意な通番及び通番
のタイムスタンプを表示するマルチシステムコントロー
ルプロセッサとを設けると共に、時計の故障を検出する
前は時計が示す時刻とマルチシステムコントロールプロ
セッサが示すタイムスタンプと所定値とに基づいてジャ
ーナル出力時刻を合成し、時計の故障を検出した後はマ
ルチシステムコントロールプロセッサが示す通番とタイ
ムスタンプとに基づいてジャーナル出力時刻を合成し、
マルチシステムコントロールプロセッサの通番がオーバ
フローした後は再び時計が示ス時刻とマルチシステムコ
ントロールプロセッサが示すタイムスタンプと所定値と
に基づいてジャーナル出力時刻を合成する時刻合成手段
を設けたものであるので、以下の効果がある。
+11  マルチシステムコントロールプロセッサの通
番のみを使用していた従来例に比較してマルチシステム
コントロールプロセッサに対する入出力操作が減り、ジ
ャーナル出力処理に於けるオーバヘッドを低下させるこ
とができるので、システム全体のスループントを向上さ
せることができる。
(2)  マルチシステムコントロールプロセッサの通
番のみを使用していた従来例に比較してマルチシステム
コントロールプロセッサに対するアクセスが減るため、
マルチシステムコントロールプロセッサを用いるブロッ
ク排他制御のスループットが向上し、システム全体のス
ループットが向上する。
(3)  時計が故障した場合でもマルチシステムコン
トロールプロセッサの通番及びタイムスタンプに基づい
て時計が示す時刻、タイムスタンプ及び所定値から合成
されたジャーナル出力時刻と連続性を有するジャーナル
出力時刻が合成できるので、システムの信幀性、稼動性
を向上させることができる。
(4)時計の故障が回復した場合、システムの再立上げ
を行なうことなく、マルチシステムコントロールプロセ
ッサの通番をオーバフローさせるだけで再び時計が示す
時刻、タイムスタンプ及び所定値によりジャーナル出力
時刻を合成させることができるので、システムの稼動性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のブロック図、第2図は時刻合
成手段の処理例を示すフローチャート、 第3図は通番をオーバフローさせる処理手順を示すフロ
ーチャート及び、 第4図は通番を初期化する処理手順を示すフローチャー
トである。 図に於いて、1・・・時計(Te3) 、2・・・マル
チシステムコントロールプロセッサ(MSCP)、3・
・・共有データベース、4.5・・・ホストコンピュー
タ、10.20・・・マージエリア、11.21・・・
時刻合成手段、12.22・・・ジャーナル出力手段、
13.23・・・マルチシステムデータベース共有手段
(MDSF) 、14.24・・・端末装置、15゜2
5・・・ジャーナルファイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 疎結合マルチコンピュータシステムを構成し、共有デー
    タベースを共有する各ホストコンピュータがそれぞれ独
    立にジャーナルデータを出力するマルチコンピュータシ
    ステムのジャーナル分散出力方式に於いて、 前記各ホストコンピュータからアクセス可能で、システ
    ム内で一意な時刻を表示する時計と、前記各ホストコン
    ピュータからアクセス可能で、システム内で一意な通番
    及び通番のタイムスタンプを表示するマルチシステムコ
    ントロールプロセッサと、 該マルチシステムコントロールプロセッサの通番をオー
    バフローさせるオーバフロー手段と、前記マルチシステ
    ムコントロールプロセッサの通番を初期化すると共に通
    番のタイムスタンプを設定する初期化手段とを設け、 前記各ホストコンピュータに、 ジャーナル出力時刻を合成する時刻合成手段と、前記共
    有データベースに対する更新を行なうマルチシステムデ
    ータベース共有手段と、 前記共有データベースの更新履歴情報と前記時刻合成手
    段によって合成されたジャーナル出力時刻とを含むジャ
    ーナルデータを出力するジャーナル出力手段とを設け、 前記時刻合成手段は前記マルチシステムデータベース共
    有手段による前記共有データベースの更新時、前記時計
    の故障を検出する前は前記時計が示す時刻と前記タイム
    スタンプと所定値とからジャーナル出力時刻を合成し、
    前記時計の故障を検出してから前記マルチシステムコン
    トロールプロセッサの通番のオーバフローを検出するま
    での間は前記マルチシステムコントロールプロセッサの
    通番と前記タイムスタンプとからジャーナル出力時刻を
    合成し、前記マルチシステムコントロールプロセッサの
    通番のオーバフローを検出してから前記時計の故障を検
    出するまでの間は前記時計が示す時刻と前記タイムスタ
    ンプと前記所定値とからジャーナル出力時刻を合成する
    ことを特徴とするマルチコンピュータシステムのジャー
    ナル分散出力方式。
JP1238780A 1989-09-14 1989-09-14 マルチコンピュータシステムのジャーナル分散出力方式 Pending JPH03100854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1238780A JPH03100854A (ja) 1989-09-14 1989-09-14 マルチコンピュータシステムのジャーナル分散出力方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1238780A JPH03100854A (ja) 1989-09-14 1989-09-14 マルチコンピュータシステムのジャーナル分散出力方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03100854A true JPH03100854A (ja) 1991-04-25

Family

ID=17035170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1238780A Pending JPH03100854A (ja) 1989-09-14 1989-09-14 マルチコンピュータシステムのジャーナル分散出力方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03100854A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5937414A (en) Method and apparatus for providing database system replication in a mixed propagation environment
US4751702A (en) Improving availability of a restartable staged storage data base system that uses logging facilities
JP2549252B2 (ja) 複製オブジェクトの書込みロックの移動
US11386065B2 (en) Database concurrency control through hash-bucket latching
US6279078B1 (en) Apparatus and method for synchronizing a cache mode in a dual controller, dual cache memory system operating in a plurality of cache modes
CN101889266B (zh) 事务存储器中的并行嵌套事务
EP0304556B1 (en) High availability multiprocessing
CN113396407A (zh) 用于利用区块链技术扩充数据库应用的系统和方法
JPH0296849A (ja) Tpキューイングシステムにおける正確に1回のセマンティクス
US6434710B1 (en) Commit controlling scheme for transaction processing in system utilizing check point/roll back scheme
JPH05173808A (ja) パーソナルコンピュータ用診断システムおよびインタフェース
JPH05242060A (ja) マルチプロセッサ及びデータ同一化方法
JPH06202922A (ja) 書き込みエラー検出用チェック・ビットの処理方法
KR940002340B1 (ko) 다중 운영 체제 컴퓨터 장치
CN109947742B (zh) 面向二阶段锁的多版本数据库并发控制方法和系统
US6941308B1 (en) Methods and apparatus for accessing a doubly linked list in a data storage system
US20230315713A1 (en) Operation request processing method, apparatus, device, readable storage medium, and system
CN110532225A (zh) 存储引擎切换方法、装置、电子设备和介质
JPH03100854A (ja) マルチコンピュータシステムのジャーナル分散出力方式
JPH0973436A (ja) 多重化計算機における動作モード切替方式
JPH06149485A (ja) データ完結性保証処理方法
JPH0296865A (ja) 疎結合マルチコンピュータシステムにおけるジャーナル分散出力時刻同期方式
CN114942851B (zh) 一种内存数据的读写方法以及读写装置
JP3299361B2 (ja) 共有メモリを持つマルチプロセッサシステム
JP3094516B2 (ja) 情報処理装置の再試行方式