JPH031005Y2 - - Google Patents

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JPH031005Y2
JPH031005Y2 JP1984082307U JP8230784U JPH031005Y2 JP H031005 Y2 JPH031005 Y2 JP H031005Y2 JP 1984082307 U JP1984082307 U JP 1984082307U JP 8230784 U JP8230784 U JP 8230784U JP H031005 Y2 JPH031005 Y2 JP H031005Y2
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JP
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moxibustion
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JP1984082307U
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JPS60192836U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 今時の施灸は、小さな棒状灸を小台座具に嵌め
立て、その小台座具をツボ上に貼り付け状として
使用する棒灸形態のものが存在しているが、それ
は小量の棒灸であるため、施灸時間が従来どおり
短かいし、小灸のため多数個の施灸が必要とされ
る上に、小量の棒灸は一般的な灸効能しかないの
で温灸治療効果が薄く、又、一々小台座具をツボ
に貼り付け状に取付ける手数を要して取扱いが面
倒であり、又、従来の灸は総べて小灸のものであ
るから、ツボに対する正確な施灸が要求される結
果、専門技能が必要とされ、正確なツボ施灸から
外づれると効果が期待されなくなるし、各種の薬
草を敷いての薬草灸にしても、単純な短時間灸に
しかすぎず効果が低いという欠点がある。
本考案は、上記従来の小灸の欠点を確実に解決
するもので、それは、大型筒具をもつて、長時間
の接続施灸と共に、ツボや疾患部を含む広範囲に
対する温灸治療ができ、更に、多量の各種特別な
施灸用の薬草剤の敷設使用を安定且つ安全のもと
に容易可能にして、長時間に亘る非常に薬草効能
が高い抜群の薬草灸治療効果を発揮させ、その
上、施灸個所に対して随時に自由手軽に灸器の持
運び施灸ができ、而して、複数個所にも自由自在
に載せ替えて長時間治療に役立ち、そして簡単な
部材をもつて、専門技能を持たない全くの素人で
も簡便手軽に取扱い使用ができ、而も高い薬草温
灸効果が得られる至便重宝な灸器を安価に提供す
ることを目的とするものである。
本考案の実施例を図面に付て説明すると次のよ
うである。
底面中央部に所要径の広穴1を穿設してなる上
方開口の所要の大きさの円形或は角形の適当形状
に係る大型容器2と、該容器2の内底面に、必要
により敷設する金網3と、該金網3の上に載せ
る、よもぎ、にんにくその他各種の一種或は多種
混合の施灸用の薬草類をメリケン粉と水でねり合
わせて製した特別の薬草灸剤4を、該広穴1を覆
う適当な大きさの2つ折り等の収納紙5内に挾挿
して金網3上に敷設せしめる濡れ紙薬草品6と、
別に、該容器2の広穴1よりも大き目の底径に係
り且つ周囲に通気小穴7を点在させ、上方を点火
穴8とし、内部に相当量のもぐさ灸剤9を充填さ
せる容積の円錐状の多孔筒10の上周側部に、該
広穴1上の該薬草品6上個所に該多孔筒10が載
置状態となるよう該容器2の開口周縁に対して挾
止させる適当なクリツプ部11を曲成し且つ後端
部を手提げ部12としてなる所要の長さの線材或
は板材の手提げ柄杆13をハンダその他適当な手
段で取付けて、該薬草品6上に多孔筒10の載置
を図る該容器2に対して着脱自在となる手提げ灸
筒14との部材組合せに係る構成である。
なお、金網3の敷設は、該薬草品6の穴外への
不慮のたれ下りや、燃えかすの落下防止或は該薬
草品6の遊動滑り止めの配慮であるから使用した
方が実用的であるが、該薬草品6の大きさや濡れ
紙の丈夫な紙質などの配慮により省略することが
できる。
従つて、安全性を格段にする場合の該容器2の
実施態様例としては、第3図に示すように、底面
の内外に2重に金網3,3′を施し、外側の金網
3′に対しては、更に外側からラシヤ等の厚目の
布片15をもつて筒底外部を包み、該布片15
を、リング金具或はゴムバンド具等の適当なリン
グバンド具16をもつて筒周壁とに挾み込んで張
付ける構成態様としてもよい。
この2重網や布張りにより安全性は良くなる上
に該容器2の底面を施灸個所に載せ当てたときに
布張りは感触が良く、又該容器2の直接の熱感を
柔らげるが、該容器2を耐熱性で接触感の良い容
器とすれば、布片15は不要になり、下側の金網
3′の付設も不要となる。
従つて、布片15とそれを張付けるリングバン
ド具16は、適宜に着脱自在とさせる付属品とな
る場合もある。
なお、該容器2の大きさは、直径10cm程度、広
穴は3cm程度、又、手提げ灸筒14の大きさは約
1時間前後に亘り施灸が持続できる多量のもぐさ
灸剤9が充填される容積が相当とされる。
本考案は前記の組合せ部材からなるものである
から、その使用態様は、各部材を組立てて使用す
る。即ち、大型容器2の内底面に金網3を敷き、
その上に、広穴1に覆う状態において前記の薬草
灸剤4を挾んで作られた濡れ紙薬草品6を載せ、
そして、手提げ灸筒14の多孔筒10内に長時間
持続の相当量のもぐさ灸剤9(必要により薬草灸
剤を一部混入させてもよい)を充填し、該灸筒1
4を手提げ柄杆13の手提げ部12を持つて、多
孔筒10部を該容器2内に入れて、広穴1上の該
薬草品6上に対して載置状となして該柄杆13の
クリツプ部11を該容器2の周縁に対して挾止さ
せれば、該灸筒14は、多孔筒10が広穴1上の
該薬草品6上に対し定置されて固定されると、該
薬草品6は多孔筒10の載置で器底間に挾まれて
遊動せず、茲に、大型容器2に手提げ灸筒14を
取付けた施灸器が組立てられる。
そして、多孔筒10を該薬草品6上に載置する
ことで、該筒10内の灸剤は直接該薬草品6に触
れての施灸状態となる。
この施灸器は、該クリツプ部11の該容器2の
周縁に対する該柄杆13の挾止で、該柄杆13の
器外に出ている手提げ部12を手で持てば、器内
に該灸筒14が定置されたまゝで自由随時に手軽
に持ち運びができる。
そして、該容器2内の該灸筒14の多孔筒10
内のもぐさ灸剤9に対し、点火穴8から点火すれ
ば、多孔筒10の多孔通気により該灸剤9は良好
に燃える。そこで、手提げ部12を持つて該容器
2を施灸個所上に運び載せ、該容器2の広穴1を
施灸個所上に手提げ部12から手加減のもとに押
し当てるようにすることにより、多孔筒10内の
相当量のもぐさ灸剤9の施灸は、長時間に亘り該
薬草品6の薬草灸剤4を熱し、その結果、もぐさ
灸と相俟つて広穴1を通してツボ部およびその周
囲に広く相乗効果のある薬草灸が長時間施灸され
ることになる。
この薬草灸は、手提げ灸筒14の多孔筒10の
容積が大きく、長時間用のもぐさ灸剤9の充填に
より長時間持続され、又、広穴1の存在で広い範
囲に対する長時間施灸が行えるから、薬草灸治療
のきき目が抜群に高くなる。
なお、多孔筒10は上方が点火穴8に開口して
いるから、その開口部から該筒10内の灸剤に点
火が容易である。
そして、本案品は手提げ部12を持つことで、
施灸中の該容器2を自由随時に手軽に持ち運んで
適切な施灸個所に移動施灸ができ、而も長時間の
薬草灸が広範囲で行われる結果、疾患部は勿論の
こと、一般的な疲労回復のための長時間の温灸と
しても非常に簡便に持運び使用に供され得るか
ら、断続的施灸の従来の小灸に比べて非常に大き
な持久性のもとに需要性が高いし、使用後は手提
げ柄杆13のクリツプ挾止を外づし、手提げ灸筒
14を器外に取り出し、多孔筒10内の灰と使用
済の該薬草品6を捨去して分解して新品にもぐさ
灸剤9と該薬草品6を取替えて、次の組立て使用
を行う。なお、該容器2の持運びは該容器2を直
接に持つて行つてもよい。
このように、組立てた本案品の使用は、手提げ
部12を手軽く持つて随時随所に持運び使用がで
きて至便重宝である上に、広穴1からの広範囲に
対する長時間持続の薬草灸が行え、又、該薬草品
6は多孔筒10の載置で器底間に押え挾まれるか
ら、該容器2は傾けての使用ができるため、座姿
のまゝでの背、腹等への傾けた該容器2の押え当
て施灸ができて便利であるし、又、該薬草品6
は、多孔筒10で押えられて器内に安定して設置
されるから、相当量の各種特別な薬草灸剤4を入
れた長時間用の重量品として使用に供され得るし
且つ長時間持続のよもぎ灸の使用ができること更
に、多孔筒10の該薬草品6に対する載置で該筒
10内の灸剤が直接該薬草品6に触れて作用する
ことと相俟つて長時間に亘る非常に薬草効果が高
い抜群の薬草灸治療が実証され得る上に、多孔筒
10は上方が開口しているから筒内の灸剤に対す
る点火が容易にできて便利であり、随所への移動
載せ替え施灸ができ且つ広範囲施灸が行えるた
め、従来のような小灸による正確なツボへの専門
技能は不要となつて、全くの素人でも組立分解が
容易のもとに簡便手軽に取扱い施灸ができ得て実
に至便重宝であるし、使い捨て部材でなく、而も
簡単な組立部材で済むから、非常に安価で製作で
き、その結果、薬草灸効果の高い経済的な灸器が
提供できる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
分解斜面図、第2図は組立縦断側面図、第3図は
実施他例の組立縦断側面図、第4図は施灸を示す
概念例図である。 1……広穴、2……大型容器、4……薬草灸
剤、5……収納紙、6……濡れ紙薬草品、9……
もぐさ灸剤、10……多孔筒、11……クリツプ
部、12……手提げ部、13……手提げ柄杆、1
4……手提げ灸筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面中央部に広穴1を穿設してなる上方開口の
    大型容器2と、適当な施灸用の薬草灸剤4を収納
    紙5内に挿入して該容器2の内底に対し広穴1を
    覆つて敷設せしめる濡れ紙薬草品6と、該容器2
    の広穴1よりも大き目の底径で内部に相当量のも
    ぐさ灸剤9が充填できる容積の多孔筒10に対
    し、該広穴1上の該薬草品6上個所に該多孔筒1
    0が載置状態となるよう該容器2の開口周縁に挾
    止させるクリツプ部11を設け且つ後端部を手提
    げ部12としてなる手提げ柄杆13を取付けて、
    該容器2内において該薬草品6上に該多孔筒10
    の載置を図り該容器2に対して着脱自在となる手
    提げ灸筒14との部材組合せに係る薬草灸器。
JP8230784U 1984-06-01 1984-06-01 薬草灸器 Granted JPS60192836U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8230784U JPS60192836U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 薬草灸器

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JP8230784U JPS60192836U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 薬草灸器

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Publication Number Publication Date
JPS60192836U JPS60192836U (ja) 1985-12-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5592328U (ja) * 1978-12-20 1980-06-26

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JPS60192836U (ja) 1985-12-21

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