JPH031000Y2 - - Google Patents

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JPH031000Y2
JPH031000Y2 JP16914588U JP16914588U JPH031000Y2 JP H031000 Y2 JPH031000 Y2 JP H031000Y2 JP 16914588 U JP16914588 U JP 16914588U JP 16914588 U JP16914588 U JP 16914588U JP H031000 Y2 JPH031000 Y2 JP H031000Y2
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JP
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carbon dioxide
dioxide gas
water
toilet bowl
cleaning
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、痔治療用便器に関する。
従来の技術及びその問題点 従来から薬治療法、温泉療法等、種々の痔治療
法が提案されている。しかしながら、薬治療法に
おける抗炎症剤等の内服薬にあつては長期投与に
よる副作用の問題があり、軟膏や座薬にあつては
痛みや手間の煩わしさが伴い、また温泉療法にお
いては、時間的及び経済的に制限されるという問
題が存する。
本考案の目的は、上記問題点を解決し、人体に
副作用を及ぼすことなく、また苦痛や煩雑な手間
を伴うことなく、簡便な痔治療を可能とする痔治
療用便器を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本考案の上記目的は、洗浄用ノズル装置を備え
た便器において、該ノズル装置から噴出されるべ
き洗浄水に炭酸ガスを吹き込むための炭酸ガス吹
込み装置を備えていることを特徴とする痔治療用
便器により達成される。
作用及び効果 痔は、一般に肛門や直腸に存する静脈の鬱血に
より起こるものであり、該静脈の血液循環を良好
に保ち且つ痔患部を清潔に保持すれば、治癒し得
るものである。
本考案痔治療用便器においては、洗浄用ノズル
装置から噴出されるべき洗浄水に炭酸ガスを吹き
込むための炭酸ガス吹込み装置を備えているの
で、炭酸ガスが吹き込まれた水を直接患部に当て
ることができる。炭酸ガスは、水に容易に溶け込
み、脂肪分にも容易に溶解するため、水に吹き込
まれた炭酸ガスは、患部に噴射され、水に伴われ
て該患部に皮脂線から人体に入り込む。炭酸ガス
は、末梢の毛細血管、細動脈等の血管を拡げ、血
液の循環を良好にする血行促進作用を有する。従
つて、皮脂線から患部に浸透した炭酸ガスは、患
部の血行を良好にすることとなり、人体に副作用
等の悪影響を及ぼすことなく、また苦痛や煩雑な
手間を伴うことなく、一般家庭において簡便な痔
治療を可能とする。
しかも、炭酸ガスは、細菌や微生物等の生息及
び繁殖を抑制する静菌作用を有するので、患部を
清潔に保つことができ、更に便器も清潔に保持さ
れ得る。
実施例 以下に、本考案の実施例を、添付図面を参照し
つつ説明する。
図は、本考案の1実施例にかかる痔治療用便器
を示す。該便器は、便器本体1と、該本体1上に
載置される便座2と、便器不使用時に本体1及び
便座2を覆うための便蓋3とを備える洋式便器で
ある。便器本体1は、排便後に該本体1内を洗浄
するための水を貯えるシスタン(図示せず)に接
続されている。
この便器は、人の肛門部に向け洗浄水を噴出す
るための洗浄用ノズル装置4と、該ノズル装置4
から噴出されるべき洗浄水に炭酸ガスを吹き込む
ための炭酸ガス吹込み装置14と、炭酸ガスの吹
き込み等を制御するための操作部10とを備えて
いる。該ノズル装置4は、水供給管5に接続され
た洗浄水貯蔵タンク6と、該タンク6内に入れら
れる水が所定水位に達すると水供給管5の水流路
を閉じるフロート弁(図示せず)と、タンク6内
に貯えられた洗浄水をポンプ(図示せず)の作動
により噴出する洗浄用ノズル9とを備えている。
前記ポンプは、タンク6上に配設された操作部1
0の人手による操作に基づき、制御されるように
なつている。炭酸ガス吹込み装置14は、炭酸ガ
スボンベ8と、該ボンベ8に接続され且つタンク
6内に貯えられた洗浄水に炭酸ガスを吹き込みた
めのガス供給管7と、該ガス供給管7内における
炭酸ガスの流動を制御するための電磁弁(図示せ
ず)とを備えている。該電磁弁は、操作部10の
操作に基づき作動し、炭酸ガスのガス供給管7内
流動を継続又は停止させる。洗浄水への炭酸ガス
の吹き込みは、該洗浄水の炭酸ガス濃度を測定し
且つ前記電磁弁の作動を制御する炭酸ガス濃度計
(図示せず)をタンク6内に配置することにより、
自動的に行うことができ、且つ洗浄水の炭酸ガス
濃度を所定値に保持できる。洗浄用ノズル9から
噴出される洗化水を温水とするため、タンク6内
にヒータ(図示せず)が配設されていてもよい。
該ヒータも、操作部10を操作することにより制
御され、温度センサ等により洗浄水を所定温度に
保持する。
更にまた、便器には、人の肛門部に向け炭酸ガ
スを噴出する炭酸ガス噴出装置11が備えられて
いる。該装置11は、炭酸ガスを供給するガス供
給管7の分岐管(図示せず)が、操作部10によ
り制御される上述の如き電磁弁(図示せず)を経
て炭酸ガス用ノズル12に連結されてなるもので
ある。炭酸ガス用ノズル12は、便器本体1内に
おいて、洗浄用ノズル9と並設されている。この
炭酸ガス噴出装置11は、人体に付着した浄化水
を乾燥させるのに有効であり、該乾燥時において
も炭酸ガスを人体に浸透させることができ、この
噴出装置11には、ノズル12からの噴射炭酸ガ
スを温風とするためのヒータが配置されているの
が好ましい。
このように構成された痔治療用便器において
は、炭酸ガスボンベ8から供給される炭酸ガス圧
力を、例えば0.5Kg/cm2〜1.0Kg/cm2とするのが好
ましく、該圧力の調整は、ガス供給管7に取り付
けられた圧力調整器13の設定値調整により行な
われる。
なお、上記実施例においては、洗浄水及び炭酸
ガスの噴射が、人手により制御されるようになつ
ていたが、例えば近接センサ、タイマ等を配置し
て自動制御とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の1実施例にかかる痔治療用便器
を概略的に示す斜視図である。 1……便器本体、4……洗浄用ノズル装置、6
……洗浄水貯蔵タンク、8……炭酸ガスボンベ、
9……洗浄用ノズル、11……炭酸ガス噴出装
置、12……炭酸ガス用ノズル、14……炭酸ガ
ス吹込み装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 洗浄用ノズル装置を備えた便器において、該
    ノズル装置から噴出されるべき洗浄水に炭酸ガ
    スを吹き込むための炭酸ガス吹込み装置を備え
    ていることを特徴とする痔治療用便器。 炭酸ガスを噴射する炭酸ガス噴出装置が、前
    記洗浄用ノズル装置に並設されていることを特
    徴とする請求項1記載の痔治療用便器。
JP16914588U 1988-12-29 1988-12-29 Expired JPH031000Y2 (ja)

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JP16914588U JPH031000Y2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29

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JP16914588U JPH031000Y2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29

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JPH0291542U JPH0291542U (ja) 1990-07-20
JPH031000Y2 true JPH031000Y2 (ja) 1991-01-14

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