JPH0299409A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JPH0299409A
JPH0299409A JP63250836A JP25083688A JPH0299409A JP H0299409 A JPH0299409 A JP H0299409A JP 63250836 A JP63250836 A JP 63250836A JP 25083688 A JP25083688 A JP 25083688A JP H0299409 A JPH0299409 A JP H0299409A
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JP
Japan
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groove
grooves
main
sectional area
tire
Prior art date
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Pending
Application number
JP63250836A
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English (en)
Inventor
Yusaku Miyazaki
雄策 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、排水性を向上させた空気入りタイヤ、特に騒
音などの増大を伴うことなしに排水性を顕著に向上させ
た空気入りタイヤに関する。
〔従来の技術〕
従来、湿潤路走行中のタイヤの排水性を向上させる手段
として、主溝や副溝の溝幅を拡げ、これら溝の排水容量
を増大させる試みが知られている。しかしながら、この
ようなタイヤの溝幅の拡大は、ブロック剛性が低下して
タイヤ性能が損なわれたり、かつエアーポンピングや気
柱共鳴等に起因する騒音を大きくするといった問題を生
じ、実際に適用されることは少なかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上記騒音を増大させたり、ブロック剛
性を低下させることなしに、排水性を顕著に向上した空
気入りタイヤを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、タイヤトレッド面に形成された主溝や副溝が
路面に接地した場合に、これらトレンド面の溝と接地面
との間には、第3図に示すような一種の管路が形成され
るものと仮定し、この管路に対して流体に関するベルヌ
ーイの定理が適用可能であることに着目し、見出された
ものである。
すなわち、ベルヌーイの定理によれば、ある特定の断面
積Aを有する管内を流れる非圧縮性流体(水)の流量Q
、前記管の断面積A並びに水の流速υとの間には次式(
1)の関係が成立し、(1)      Q = Aυ
−一定また、ベルヌーイの定理において、次式(2)が
成立することが知られている。
(2)(υ”/2g)+ (p/γ)+2−一定式(2
)において、(υ”/2g)は運動エネルギー(動圧)
、(p/T)は圧力エネルギー(静圧)、zは位置エネ
ルギーを表し、2は定数である。
そして第3図に示すように、断面積の異なる(/’z 
<At >2つの管1と2を連結した場合に、これらの
管内を流れる水の量をQ、およびQ、%流速をυ、およ
びυ8、水圧を1)Iおよびp、とし、かつ管1と2の
管内を流れる水量が一定である(Q+  −にh )と
すると、前記ベルヌーイの式(1)から、υ、〉 υ2
、pI< p!となり、式(2)から(位置のエネルギ
ー(Z)を同一とする)管路断面積の小さい管1は、管
2に比べて動圧は高いが静圧が低く、他方、管2は逆に
管】に比べて動圧は低いが静圧が高くなる。したがって
、上記第2図に示す管路の場合には、断面積A、の小さ
い管1内を流れる水の水圧p、は、断面積A2の大きい
管2に水が流入した場合に急激に増大する(pg とな
る)ことになる。
本発明は、上記管路断面積の変動に伴う水圧の変化をタ
イヤトレッド面に設けられる主溝に応用したもので、そ
の特徴は、タイヤ周方向に延在する複数の主溝と上記周
方向と交わる方向に延び、少なくともその一端、好まし
くはクラウンセンター側端部が前記主溝と繋がる複数の
副溝とからなり、これら主溝と副溝とが交差する両溝の
溝端部が切り欠かれ、溝断面積が拡大されており、かつ
この切り欠かれた副溝の溝幅拡大点における主溝の溝断
面積を該主溝の溝断面積の少なくとも150%以上とし
たことである。
第1図(イ)は、本発明タイヤのトレッド面に設けられ
るトレッドパターンの1例を示す平面図であり、第1図
(ロ)はその一部拡大平面図である。
図において、1は主溝、2は副溝であり、3本のストレ
ート形状の主溝の中で1本(IC)はタイヤの中心に位
置し、残りの2本(IS)は該主溝の両側(ショルダー
側)に一定の間隔を隔てて平行に配置されている。そし
てこれら主溝間は複数の副溝2で繋がれ、副溝2のクラ
ウンセンター側端部と主溝との交点3で溝が切り欠かれ
、(該副溝2の他端は切り欠かれていない)両溝の溝断
面積が拡大されている。
ここで、溝断面積とは溝と直行する面における溝の断面
積をいう(以下、同じ)。
このようなトレッドパターンを存するタイヤが湿潤路と
接地し、路面との間に管路が形成された場合、タイヤク
ラウンセンター領域の主溝(1c)を流れる水流の圧力
が最も高く、この上溝(1c)の副溝との交点3の溝切
り欠き部で水圧が急激に増大し、水は一印方向に押し出
され、主溝(1s)に流入する。主溝(1s)に流入し
た水流は、同様に主溝(1s)と副溝との交点3の溝断
面積が急激に拡大された溝切り欠き部に到って、その水
圧が急激に増大され、タイヤショルダー域から排出され
る。
上記本発明タイヤにおいては、第1図(ロ)に示す通り
、複数の主溝1間を繋ぐ複数の副溝2の少なくとも一端
、好ましくは副溝2のクラウンセンター側の端部と前記
主溝1との交点3において、該副溝2の溝幅が拡大する
点2L、好ましくは副溝2が最初にその溝幅を拡大する
点2LIにおける主溝1の溝断面積SLを主溝1の溝断
面積Sの少なくとも50%以上大きくする必要がある。
上記副溝2の溝幅拡大点2.における主溝1の溝断面積
SLが主溝の溝断面積Sの50χよりも大きくない場合
は、該交点3における溝断面積の拡大が不十分となり、
該主溝1と路面とにより形成される管路を流れる水の圧
力を交点3部分で効果的に増大させることができず、こ
れにより本発明の目的とする排水性の向上効果が充分に
発揮させることができない。
しかし、本発明において、その主溝を繋ぐ副溝の両端部
を切り欠いて、これら両端部の主溝1の溝断面積を拡大
したり、切り欠き量を大きくし過ぎると、トレッドのブ
ロック剛性の低下が大きくなり、タイヤ性能が損なわれ
ることがあるため好ましくない。したがって、第1図に
示すように主溝を繋ぐ副溝の一端のみ、好ましくは該副
溝のショルダー側端部は切り欠かないで、該副溝のクラ
ウンセンター側端部の交点のみを切り欠き、かつ前記交
点における主溝の溝断面積SLを主溝の溝断面積Sの1
50%以上とするのがよい。
第2図は、本発明タイヤのトレッドパターンの他の実施
例を示す平面図である。この例では、4本のストレート
形状の主溝の中で2本(IC)はタイヤの中心に位置し
、残りの2本(13)は該主溝の両側(ショルダー側)
にそれぞれ一定の間隔を隔てて平行に配置されている。
そしてこれら主溝間は複数の副溝2で繋がれ、これらの
副溝2のクラウンセンター側端部と主溝との交点3で溝
が切り欠かれ、(該副溝2の他端は切り欠かれていない
)両溝の溝断面積が拡大され、2本のタイヤの中心に位
置する主溝(1c)間を繋ぐ副溝も同様に、その一端と
主溝(1c)との交点が切り欠かれるが、この切り欠き
はタイヤ周方向に交互に施されれている。
本発明タイヤのトレッドパターンを形成する、主溝およ
び副溝の溝形状、溝幅、溝本数は特に限定されるもので
はないが、主溝の形状は、排水性の上からはタイヤ周方
向に平行なストレート状の形状にするのがよい。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
なお、排水性は、次の測定方法により評価した。
班jq1L 半径100mの回旋回路の同上に長さ1011、深さ5
11Illの水面を設け、水面上を走行する際のタイヤ
の滑りによる遠心力の低下状況を確認するために、横加
速度計を装着した車両を段階的に速度を加速させて円旋
回走行させ、車両に加わる横Gを測定した。
ここで、タイヤに滑りが生ずると、横Gの値は下降する
ため、該横Gの最大値がタイヤの排水性の良否を表す。
なお、タイヤサイズは195/65SR14、リムはJ
ATMA正規リム、空気圧はJATMA/正規内圧であ
る。
実施例、従来例 第1図に示すトレッドパターンを有し、その主溝と副溝
のセンター側端部との交点を半球状に挾り、該副溝の溝
幅拡大点における主溝の溝断面積SLを主溝の溝断面積
Sの約50χ大きくしたタイヤ(本発明タイヤ)および
上記主溝と副溝との交点が挾られていないこと以外は上
記タイヤと同一のタイヤ(従来タイヤ)の2種類のタイ
ヤを作成し、それらの前記排水性を比較テストした。そ
の結果、本発明タイヤの横Gの最大値は0.4G、従来
タイヤの横Gの最大値は0.3Gであり、本発明タイヤ
の排水性が優れていることが判った。
〔発明の効果〕
本発明によれば、タイヤのトレッド面に設ける主溝およ
び副溝は、それらの溝幅が実質的に拡大されることがな
いため、該溝幅の拡大に伴う騒音やブロック剛性の低下
(タイヤ性能の悪化)を防止しながら、その排水性を大
きく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)および(ロ)は本発明タイヤのトレッドパ
ターンの1例を示す平面図および部分拡大平面図、第2
図は本発明タイヤのトレッドパターンの他の例を示す平
面図、第3図は本発明の排水性の原理を説明するための
断面積を異にする管内を流れる水流の速度、圧力の関係
を示す図である。 1・・・主溝、 2・・・副溝、 3・・・交点。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タイヤ周方向に延在する複数の主溝と上記周方向
    と交わる方向に延び、少なくともその一端が前記主溝と
    繋がる複数の副溝とからなり、これら主溝と副溝とが交
    差する両溝の溝端部が切り欠かれ、溝断面積が拡大され
    ており、かつこの切り欠かれた副溝の溝幅拡大点におけ
    る主溝の溝断面積を該主溝の溝断面積の少なくとも15
    0%以上としたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. (2)前記主溝と繋がる副溝の一端がクラウンセンター
    側端部である請求項1記載の空気入りタイヤ。
JP63250836A 1988-10-06 1988-10-06 空気入りタイヤ Pending JPH0299409A (ja)

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