JPH02989B2 - - Google Patents

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JPH02989B2
JPH02989B2 JP11260581A JP11260581A JPH02989B2 JP H02989 B2 JPH02989 B2 JP H02989B2 JP 11260581 A JP11260581 A JP 11260581A JP 11260581 A JP11260581 A JP 11260581A JP H02989 B2 JPH02989 B2 JP H02989B2
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aluminum material
fins
aluminum
surfactant
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JP11260581A
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Yoshiaki Iwasaki
Kazuo Tatsumi
Toshimitsu Uchama
Eizo Isoyama
Kunihiko Kawai
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DAIDO KAGAKU KOGYO KK
SHOWA ARUMINIUMU KK
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DAIDO KAGAKU KOGYO KK
SHOWA ARUMINIUMU KK
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

産業上の利用分野 この発明は、熱交換器用アルミニウム製フイン
の製造方法に関する。 この明細書において、アルミニウムとは、アル
ミニウムおよびアルミニウム合金を含むものとす
る。 従来の技術 一般に、熱交換器、とくに空気調和機の蒸発器
においては、フインの表面温度が大気の露点以下
となるためフインの表面に水滴が付着する。この
ような水滴の付着により通風抵抗が増大し、かつ
風量が減少して熱交換効率が低下する。これは熱
交換器の性能向上と小型化のためにフインピツチ
を狭くした場合にとくに顕著に現われる。熱交換
効率はフイン表面のヌレ性が大きく影響するもの
であり、フイン表面のヌレ性が良いと付着した水
が水滴となりにくく、このため通風抵抗が小さく
なり、風量も多くなつて熱交換効率が増大する。
このようなフイン表面のヌレ性を改良するため
に、従来フインとチユーブを組み合わせて熱交換
器を構成した後に、これを溶液中に浸漬すること
により表面処理を行ない、フインの表面に水がぬ
れ易い親水性皮膜を形成するという方法が開発さ
れた。しかしながら、このように熱交換器に組み
立てた後に表面処理を行なう場合には、チユーブ
の両端を完全に密閉しておく必要があるなど、作
業が非常に面倒であるとともに、フインの形状、
フインピツチに制約があり、しかもフインの形状
が複雑なため、液だまりの発生等によりフイン全
面に均一な皮膜を形成することが困難であり、性
能にバラツキが生じるという問題があつた。 そこで、熱交換器に組み立てる前の状態、すな
わち、アルミニウム製フインの素材であるコイル
材の状態で親水性皮膜を形成しておくことが考え
られるが、この場合には、親水性皮膜の形成後、
コイル材を所定のフインの長さに切断したり、チ
ユーブ挿通孔をあけたり、この孔の周縁に筒形立
ち上がり壁を形成したりするプレス加工を行なう
必要があり、その際プレス加工油として一般に使
用されている鉱油系の潤滑剤を使用すると、潤滑
剤がコイル材の表面に予め形成された親水性皮膜
と反応して皮膜の親水性を劣化させるという問題
が起こり、このため従来は熱交換器に組み立てる
前のアルミニウムの表面に親水性皮膜を形成する
処理を行なうことは実施されていなかつた。 発明の目的 この発明の目的は、上記の問題を解決し、板状
アルミニウム材の表面に、潤滑性と親水性を有す
る皮膜を予め形成しておき、この皮膜を備えたア
ルミニウム材をプレス加工することにより、短縮
された工程で生産性良く、しかも表面全体に均一
な親水性皮膜を有する熱交換器用アルミニウム製
フインを製造し得る方法を提供しようとするにあ
る。 発明の構成 この発明は、上記の目的を達成するために、板
状アルミニウム材の表面に、界面活性剤1〜50重
量%と界面活性剤に対してリン系極圧添加剤、ワ
ツクス、高級脂肪酸エステル、石油樹脂およびポ
リエチレングリコールのうちの少なくとも1種の
物質0.1〜50重量%とを含有する溶液を塗布する
工程と、この溶液が付着したアルミニウム材を乾
燥してアルミニウム材の表面に潤滑性と親水性を
有する皮膜を形成する工程と、この皮膜付きアル
ミニウム材をプレス加工する工程とよりなる熱交
換器用アルミニウム製フインの製造方法を要旨と
している。 以下、この発明の方法を、工程順に詳しく説明
する。 () 潤滑材・親水性皮膜形成工程 アルミニウム材は、所要長さを有する平板の状
態で処理および加工をすることができるが、とく
にコイル材の状態で連続的に処理および加工をす
るのが好適である。 アルミニウム材の表面に塗布する溶液は、界面
活性剤にリン系極圧添加剤等の物質を所定の割合
で添加した溶液である。 界面活性剤は、アルミニウム材の表面に潤滑性
と親水性を有する皮膜を形成するためのものであ
つて、これにはアニオン界面活性剤、カチオン界
面活性剤、ノニオン界面活性剤および両性界面活
性剤を使用する。 ここで、アニオン界面活性剤としては、たとえ
ばオレイン酸ナトリウム、ナフテン酸ナトリウ
ム、ロジン酸ナトリウムのような脂肪酸金属石
鹸、ラウジルアルコール硫酸エステルナトリウ
ム、ラウジルエーテル硫酸エステル塩、アルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム等を使用する。 カチオン界面活性剤としては、たとえばジシロ
キシエチルステアリルアミン、トリエタノールア
ミンモノステアレート、2−ヘプタデセニルヒド
ロキシエチルイミダゾリン、ラウリルトリメチル
アンモニウムクロライド等を使用する。 ノニオン界面活性剤としては、たとえばポリオ
キシエチレンラノリン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレ
ンノニルフエニルエーテル、牛脂脂肪酸エチレン
オキシド付加物、ポリオキシエチレンステアリル
エステル等を使用する。 両性界面活性剤としては、ステアリルジメチル
ベタイン、ラウリルアミノプロピオン酸メチル等
を使用する。 また溶媒としては、たとえば水、白灯油、ミネ
ラルスピリツト、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、石油ナフサ等を使用する。 溶液中における界面活性剤の含有量は、溶液を
乾燥して形成せしめる皮膜の厚さにより変わるも
ので、皮膜厚さが薄い場合には界面活性剤の含有
量を少なく、逆に皮膜厚さが厚い場合にはその含
有量を多くする必要がある。したがつてこれを一
概には決定することはできないが、皮膜の親水性
と潤滑性の両面より考慮すると、溶液中の界面活
性剤の含有量は1〜50重量%程度であるのが好ま
しい。ここで界面活性剤が1重量%未満であれ
ば、潤滑性と親水性の良い皮膜を形成することが
難しく、また50重量%をこえると、いわゆるブロ
ツキング現象が生じたり、プレス加工時に金型に
付着したりする問題が生じるので好ましくない。 界面活性剤を含有する溶液には、さらにリン系
極圧添加剤、ワツクス、高級脂肪酸エステル、石
油樹脂およびポリエチレングリコールのうちの少
なくとも1種の物質が界面活性剤に対して0.1〜
50重量%の割合で添加される。これらの物質は、
潤滑性と皮膜形成性を向上するために添加される
ものである。 ここで、リン系極圧添加剤としては、たとえば
炭素数10〜18を有するジアルキルハイドロゼンホ
スフアイトおよびトリアルキルホスフアイト等を
使用する。 ワツクスとしては、オクタデシルアルコールの
ポリビニルエーテル、モンタンワツクスおよびカ
ルナバワツクス等を使用する。 高級脂肪酸エステルとしては、たとえば炭素数
10〜20を有するラウリン酸、パルミチン酸、オレ
イン酸、牛脂脂肪酸、アルケニル無水コハク酸お
よびステアリン酸等の脂肪酸と炭素数1〜18のア
ルコールとのエステルを使用する。 石油樹脂としては、脂肪族系石油樹脂、芳香族
系石油樹脂、ジシクロペンタジエン系石油樹脂を
使用する。 上記リン系極圧添加剤等の物質が0.1重量%未
満であれば、潤滑性および皮膜形成性を向上する
ことができず、また50重量%を越えると、皮膜の
親水性に悪影響を与えるので好ましくない。 板状アルミニウム材の表面に上記溶液を塗布し
た後、乾燥することにより、潤滑性と親水性を併
わせ有する皮膜が形成される。かくして形成され
た潤滑性と親水性を併わせ持つ皮膜は、主として
界面活性剤の親油基の働きによつてアルミニウム
材の表面によく付着し、剥落することがない。 () プレス加工工程 上記潤滑性と親水性を有する皮膜付きアルミニ
ウム材をプレス加工することにより熱交換器用フ
インを造る。ここで、プレス加工とは、上記皮膜
付きアルミニウム材よりチユーブ挿通孔を有する
板状フインを形成するための加工であつて、これ
にはたとえば張出し加工、絞り加工、打抜き加
工、カーリング加工、およびチユーブ挿通孔周縁
の筒形立上がり壁をしごいて高くするしごき加工
等が含まれる。またアルミニウム材がコイル材で
ある場合には、これらの加工の後につづいて行な
うアルミニウム材を所定の長さに切断するせん断
加工も含まれる。 アルミニウム材には上記のような潤滑性の良い
皮膜が形成されているので、きわめて円滑にプレ
ス加工を行なうことができ、熱交換器用フインを
つくることができる。 なお、しごき加工等の苛酷な条件下においてア
ルミニウム材をプレス加工する特殊な場合には、
潤滑性を増大しかつ上記皮膜の親水性を阻害せ
ず、しかも洗浄性の優れた潤滑剤をさらに使用す
ることもある。 実施例 つぎに、この発明の実施例を説明する。 この発明の方法により下記の工程を順次実施し
て熱交換器用フインを製造した。 () 潤滑性・親水性皮膜形成工程 まず厚み0.15mmのアルミニウム(A1200)製コ
イル材を脱脂処理後、これに下表に示す組成の溶
液を塗布したのち、80℃で1分間乾燥して、潤滑
性と親水性を有する皮膜を約200mg/m2の量とな
るように形成した。 () プレス加工工程 上記潤滑性と親水性を有する皮膜付きコイル材
に張出し加工、しぼり加工、打抜き加工、カーリ
ング加工およびしごき加工を施すことによつてチ
ユーブ挿通孔を形成したのち、これを所定長さに
切断することにより、熱交換器用フインをつくつ
た。 評価試験 上記実施例により製造した熱交換器用フインに
水を付着させてその接触角を測定し、得られた結
果を下表にまとめた。また比較のために、上記ア
ルミニウム製コイル材を用いてこれに従来の鉱油
系潤滑剤を塗布し、プレス加工後潤滑剤をトリク
レンで洗浄することにより製造した熱交換器用フ
インについても接触角を測定し、得られた結果を
同表に示した。 なお、元コイル材の表面に水を付着させて接触
角を測定したところこれは60゜であり、また脱脂
後のコイル材についての水の接触角は45゜であつ
た。
INDUSTRIAL APPLICATION FIELD This invention relates to a method for manufacturing aluminum fins for heat exchangers. In this specification, aluminum includes aluminum and aluminum alloys. 2. Description of the Related Art In general, in a heat exchanger, particularly an evaporator of an air conditioner, water droplets adhere to the surface of the fin because the surface temperature of the fin is below the dew point of the atmosphere. Due to the adhesion of such water droplets, ventilation resistance increases, the air volume decreases, and heat exchange efficiency decreases. This becomes especially noticeable when the fin pitch is narrowed to improve the performance and downsize the heat exchanger. Heat exchange efficiency is greatly influenced by the wettability of the fin surface.If the fin surface has good wettability, attached water will be less likely to form droplets, which will reduce ventilation resistance and increase the air volume, improving heat exchange efficiency. increase
In order to improve the wettability of the fin surface, conventional heat exchangers are constructed by combining fins and tubes, and then surface treatment is performed by immersing the fins in a solution. A method has been developed to easily form a hydrophilic film. However, when performing surface treatment after assembling the tube into a heat exchanger, the work is very cumbersome, as it is necessary to completely seal both ends of the tube, and the shape of the fins
Since there are restrictions on the fin pitch and the shape of the fins is complicated, it is difficult to form a uniform coating over the entire surface of the fins due to the formation of liquid pools, etc., resulting in variations in performance. Therefore, it may be possible to form a hydrophilic film on the coil material, which is the material of the aluminum fins, before it is assembled into the heat exchanger, but in this case, after the formation of the hydrophilic film, ,
It is necessary to press the coil material by cutting it to a predetermined fin length, drilling a tube insertion hole, and forming a cylindrical rising wall around the hole. When using the mineral oil-based lubricants currently in use, a problem arises in that the lubricants react with the hydrophilic film pre-formed on the surface of the coil material and deteriorate the hydrophilicity of the film. No treatment has been carried out to form a hydrophilic film on the surface of aluminum before it is assembled into a container. Purpose of the Invention The purpose of the present invention is to solve the above problems by forming a film having lubricating and hydrophilic properties on the surface of a plate-shaped aluminum material in advance, and pressing the aluminum material provided with this film. Therefore, the present invention aims to provide a method for producing aluminum fins for heat exchangers with high productivity in a shortened process and having a uniform hydrophilic film over the entire surface. Composition of the Invention In order to achieve the above-mentioned object, the present invention includes a surface of a plate-shaped aluminum material containing 1 to 50% by weight of a surfactant, a phosphorus-based extreme pressure additive, wax, and a higher fatty acid for the surfactant. A step of applying a solution containing 0.1 to 50% by weight of at least one of ester, petroleum resin, and polyethylene glycol, and drying the aluminum material to which this solution has adhered to impart lubricity to the surface of the aluminum material. The gist of this paper is a method for manufacturing aluminum fins for heat exchangers, which comprises a step of forming a hydrophilic film and a step of pressing the coated aluminum material. Hereinafter, the method of the present invention will be explained in detail in the order of steps. () Lubricant/hydrophilic film formation process Aluminum materials can be treated and processed in the form of a flat plate having the required length, but it is especially preferable to process and process them continuously in the form of a coil material. It is. The solution applied to the surface of the aluminum material is a solution in which a substance such as a phosphorus-based extreme pressure additive is added to a surfactant in a predetermined ratio. Surfactants are used to form a film with lubricity and hydrophilic properties on the surface of aluminum materials, and include anionic surfactants, cationic surfactants, nonionic surfactants, and amphoteric surfactants. use. Here, as the anionic surfactant, for example, fatty acid metal soaps such as sodium oleate, sodium naphthenate, sodium rosinate, sodium laudyl alcohol sulfate, laudyl ether sulfate, sodium alkylbenzene sulfonate, etc. are used. do. As the cationic surfactant, for example, disiloxyethylstearylamine, triethanolamine monostearate, 2-heptadecenylhydroxyethylimidazoline, lauryltrimethylammonium chloride, etc. are used. As the nonionic surfactant, for example, polyoxyethylene lanolin fatty acid ester, polyoxyethylene lauryl ether, polyoxyethylene nonyl phenyl ether, tallow fatty acid ethylene oxide adduct, polyoxyethylene stearyl ester, etc. are used. As the amphoteric surfactant, stearyl dimethyl betaine, methyl lauryl aminopropionate, etc. are used. Examples of solvents used include water, white kerosene, mineral spirits, benzene, toluene, xylene, and petroleum naphtha. The content of surfactant in the solution varies depending on the thickness of the film formed by drying the solution.If the film thickness is thin, the surfactant content should be reduced; conversely, if the film thickness is If it is thick, it is necessary to increase its content. Therefore, although this cannot be determined unconditionally, in consideration of both the hydrophilicity and lubricity of the film, the content of surfactant in the solution is preferably about 1 to 50% by weight. If the surfactant content is less than 1% by weight, it is difficult to form a film with good lubricity and hydrophilicity, and if it exceeds 50% by weight, the so-called blocking phenomenon may occur, or the mold may become damaged during press processing. This is not preferable because it may cause problems such as adhesion. The solution containing the surfactant further contains at least one substance selected from the group consisting of phosphorus extreme pressure additives, waxes, higher fatty acid esters, petroleum resins, and polyethylene glycols at a ratio of 0.1 to 0.1 to 100% of the surfactant.
It is added at a rate of 50% by weight. These substances are
It is added to improve lubricity and film-forming properties. Here, as the phosphorus-based extreme pressure additive, for example, dialkylhydrogen phosphite and trialkyl phosphite having 10 to 18 carbon atoms are used. As the wax, polyvinyl ether of octadecyl alcohol, montan wax, carnauba wax, etc. are used. As higher fatty acid esters, for example, carbon number
Esters of fatty acids such as lauric acid, palmitic acid, oleic acid, tallow fatty acid, alkenyl succinic anhydride and stearic acid having a carbon number of 10 to 20 and alcohols having 1 to 18 carbon atoms are used. As the petroleum resin, aliphatic petroleum resin, aromatic petroleum resin, and dicyclopentadiene petroleum resin are used. If the above-mentioned substances such as phosphorus-based extreme pressure additives are less than 0.1% by weight, the lubricity and film-forming properties cannot be improved, and if it exceeds 50% by weight, it will adversely affect the hydrophilicity of the film. Undesirable. By applying the above solution to the surface of the plate-shaped aluminum material and drying it, a film having both lubricity and hydrophilicity is formed. The film thus formed, which has both lubricity and hydrophilicity, adheres well to the surface of the aluminum material mainly due to the action of the lipophilic group of the surfactant, and does not peel off. () Pressing process Heat exchanger fins are made by pressing the above-mentioned coated aluminum material having lubricity and hydrophilicity. Here, press working is a process for forming plate-like fins having tube insertion holes from the above-mentioned coated aluminum material, and includes, for example, overhanging, drawing, punching, curling, and tube insertion. This includes ironing, etc. to tighten and heighten the cylindrical rising wall around the insertion hole. Furthermore, when the aluminum material is a coil material, the shearing process that is performed subsequent to these processes to cut the aluminum material into a predetermined length is also included. Since the aluminum material has a film with good lubricity as described above, it can be pressed very smoothly and fins for heat exchangers can be made. In addition, in special cases where aluminum material is pressed under harsh conditions such as ironing,
A lubricant that increases lubricity, does not inhibit the hydrophilicity of the film, and has excellent detergency may also be used. Embodiments Next, embodiments of the present invention will be described. A heat exchanger fin was manufactured by the method of the present invention by sequentially carrying out the following steps. () Lubricating/hydrophilic film formation process First, after degreasing an aluminum (A1200) coil material with a thickness of 0.15 mm, a solution with the composition shown in the table below was applied to it, and then dried at 80°C for 1 minute. A film having lubricity and hydrophilicity was formed in an amount of approximately 200 mg/m 2 . () Pressing process After forming a tube insertion hole by applying stretching, squeezing, punching, curling, and ironing to the above-mentioned coated coil material having lubricity and hydrophilic properties, the tube insertion hole is formed into a predetermined length. The fins for the heat exchanger were made by cutting the material into fins. Evaluation Test The contact angle of the heat exchanger fins produced in the above Examples was measured by adhering water to the heat exchanger fins, and the obtained results are summarized in the table below. For comparison, contact angles were also measured for heat exchanger fins manufactured by applying a conventional mineral oil-based lubricant to the above aluminum coil material and washing the lubricant with trichlene after pressing. The results obtained are shown in the same table. When water was applied to the surface of the original coil material and the contact angle was measured, it was 60°, and the contact angle of water on the coil material after degreasing was 45°.

【表】 上記表から明らかなように、本発明によるフイ
ンは、比較例のフインに比べて表面に付着した水
の接触角が非常に小さく、したがつて非常に水が
ぬれ易く、しかもこの親水性は長期にわたつて劣
化することがない。またプレス加工のさいフイン
に割れが発生せず、潤滑性もきわめて良好であつ
た。 発明の効果 この発明による熱交換器用アルミニウム製フイ
ンの製造方法は、上述のように、板状アルミニウ
ム材の表面に、界面活性剤1〜50重量%と界面活
性剤に対してリン系極圧添加剤、ワツクス、高級
脂肪酸エステル、石油樹脂およびポリエチレング
リコールのうち少なくとも1種の物質0.1〜50重
量%とを含有する溶液を塗布する工程と、この溶
液が付着したアルミニウム材を乾燥してアルミニ
ウム材の表面に潤滑性と親水性を有する皮膜を形
成する工程と、この皮膜付きアルミニウム材をプ
レス加工する工程とよりなるもので、熱交換器用
フインをきわめて円滑に製造することができ、し
かも得られたフインは親水性を有するものである
から、このフインとチユーブを用いて組み立てら
れた熱交換器は、フイン表面に付着した水がぬれ
易く、水滴となりにくいため、通風抵抗が小さく
なり、風量が多くなつて熱交換効率が大きい。し
かもプレス加工前のアルミニウム材の表面に潤滑
性と親水性を有する皮膜を形成する処理を行なう
ものであるから、非常に作業性が良いし、工程を
短縮することができる。またプレス加工時に潤滑
剤を塗布する必要がないので、フインの生産性が
向上する。さらに、プレス加工前にアルミニウム
材の表面に潤滑性と親水性を有する皮膜を形成す
るものであるから、該皮膜はアルミニウム材の表
面全体にわたつて均一なものであり、従つて例え
熱交換器用フインの形状が複雑であつても、表面
全体に均一な親水性皮膜を有するフインを製造し
得るという効果を奏する。また、この発明の方法
ではプレス加工の前に、アルミニウム材に付着し
た界面活性剤含有溶液を乾燥させて皮膜の形成を
行なうので、乾燥前にプレスを行なう場合のよう
にコイル状のアルミニウム材が途中でプレスによ
つて切断されることがない。したがつて、この発
明の方法によればコイル状のアルミニウム材への
上記溶液の塗布からプレス加工まで連続作業が可
能であり、作業能率がすこぶるよい。
[Table] As is clear from the above table, the fins according to the present invention have a very small contact angle of water adhering to the surface compared to the fins of the comparative example, and therefore are very easily wetted by water. The quality does not deteriorate over a long period of time. Furthermore, no cracking occurred in the fins during press working, and the lubricity was extremely good. Effects of the Invention As described above, the method for manufacturing an aluminum fin for a heat exchanger according to the present invention includes adding 1 to 50% by weight of a surfactant and extreme pressure phosphorus to the surfactant on the surface of a plate-shaped aluminum material. A step of applying a solution containing 0.1 to 50% by weight of at least one of waxes, higher fatty acid esters, petroleum resins, and polyethylene glycol, and drying the aluminum material to which this solution has adhered. The process consists of a process of forming a film with lubricity and hydrophilic properties on the surface, and a process of press working the aluminum material with this film, making it possible to manufacture heat exchanger fins extremely smoothly. The fins are hydrophilic, so in a heat exchanger assembled using these fins and tubes, water adhering to the fin surface is easily wetted and difficult to form into droplets, resulting in low ventilation resistance and high airflow. The heat exchange efficiency is high. In addition, since a treatment is performed to form a film having lubricity and hydrophilic properties on the surface of the aluminum material before pressing, workability is very good and the process can be shortened. Furthermore, since there is no need to apply lubricant during press working, the productivity of the fins is improved. Furthermore, since a film having lubricating and hydrophilic properties is formed on the surface of the aluminum material before pressing, the film is uniform over the entire surface of the aluminum material, so it is suitable for use in heat exchangers, for example. Even if the shape of the fin is complicated, it is possible to produce a fin having a uniform hydrophilic film over the entire surface. In addition, in the method of this invention, the surfactant-containing solution adhering to the aluminum material is dried to form a film before pressing, so the coiled aluminum material is It will not be cut by the press on the way. Therefore, according to the method of the present invention, it is possible to carry out continuous work from applying the solution to the coiled aluminum material to pressing, and the work efficiency is extremely high.

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 1 板状アルミニウム材の表面に、界面活性剤1
〜50重量%と界面活性剤に対してリン系極圧添加
剤、ワツクス、高級脂肪酸エステル、石油樹脂お
よびポリエチレングリコールのうちの少なくとも
1種の物質0.1〜50重量%とを含有する溶液を塗
布する工程と、この溶液が付着したアルミニウム
材を乾燥してアルミニウム材の表面に潤滑性と親
水性を有する皮膜を形成する工程と、この皮膜付
きアルミニウム材をプレス加工する工程とよりな
る熱交換器用アルミニウム製フインの製造方法。
1 Surfactant 1 on the surface of the plate-shaped aluminum material
~50% by weight of the surfactant and 0.1 to 50% by weight of at least one substance selected from the group consisting of phosphorous extreme pressure additives, waxes, higher fatty acid esters, petroleum resins, and polyethylene glycols. Aluminum for heat exchangers, which consists of a step of drying the aluminum material to which this solution has adhered to form a film having lubricity and hydrophilic properties on the surface of the aluminum material, and a step of press working the aluminum material with this film. Method for manufacturing fins.
JP11260581A 1981-07-17 1981-07-17 Production of aluminum fin for heat exchanger Granted JPS5817869A (en)

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