JPH0298413A - 異種物性を有する発泡体を水平状に積層する一体成形法 - Google Patents

異種物性を有する発泡体を水平状に積層する一体成形法

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JPH0298413A
JPH0298413A JP63250854A JP25085488A JPH0298413A JP H0298413 A JPH0298413 A JP H0298413A JP 63250854 A JP63250854 A JP 63250854A JP 25085488 A JP25085488 A JP 25085488A JP H0298413 A JPH0298413 A JP H0298413A
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laminated
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Takaharu Iwata
岩田 敬治
Teruo Sato
照夫 佐藤
Kazuoki Sasaki
和起 佐々木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 異種物性を有し良好な複合物性の積層発泡体の効率的な
一体成形方法Ki$lBするものである。
〔従来技術とその問題点〕
異種物性を有する積層発泡体を製造する方法がこれまで
にいくつか提案されている。
その一つは異種物性を有する発泡体を相互に接着する方
法である。この方法によれば界面は整然と一定に区画接
合された豪合物性を一様に保つ製品を得ることが出来る
が貼シ合せ工程を必要とし生産効率が低く、量産には適
さない等の欠点を有していた。
更に、織布等によりて隔壁を施し積層化する方法は、特
開昭47−9040号公報によって示されているが、特
定の隔壁構造を有する型が必要で任意の型によつて水平
積層を継続的に行うことは出来ない。特定のインシアネ
ート成分(ジフェニルメタンジイソシアネート系)によ
って垂直注入方向に対して平行に積層する方法も知られ
ているが、この方法で水平方向に均一、整然とした積層
界面を有するものは出来ていない。
水平方向に界面を有する積層発泡体については、特開昭
63−13718号公報に提案があるが、屋面を傾斜さ
せる必要があ層液の下方流下発泡の問題を本来避けられ
ず、又、同明細書に記載されている様に隣接層の2液の
反応速度、液の性状を類似にする必要がある等の煩雑さ
がちった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は従来技術の欠陥を解決し何ら特殊な型面や隔壁
を使用することなく、従来公知の発泡処方、様式を組み
合せることによって隣接液性に制約されることなく重置
注入方向に対して整然とした水平界面を形成させ良好且
つ、均一な複合物性を有する積層発泡体製品を効率よく
生産する方法を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは従来技術の欠陥を解決する丸めに楕々研究
、実験を繰り返した結果、本発明に至った。
即ち本発明は、活性水素含有化合物、イソシアネート含
有化合物、発泡剤および必要に応じて触媒、整泡剤その
他添加剤を使用して積層発泡体を一体成形する方法にお
いて、第一層(基層)は発泡剤と活性水素含有化合物か
らなるポリオールプレミックス液とインシアネート液を
用いた通常のウレタン発泡法を使用して、第一層液のク
リームタイムよシ早い時期に第二層もしくはそれ以降の
上層をフロス発泡法によって形成することを特徴とする
異種物性を有する発泡体を水平状に積層する一体成形方
法である。
本発明を達成するには、第一層(基層)は任意の通常ウ
レタン発泡処方様式を使用出来、この発泡液のクリーム
タイムより早い時期に、吐出された第一層の上に、第一
層より見掛液比重の小さい第二層(上層)発泡液を吐出
被俊することにより達成出来、この第二層発泡液は通常
のフロス発泡方式によりて行うことが出来る。第二層の
上に更に第三層を積層する場合も原理的には同じく、第
二層の見掛比重よシ小さい見掛比重の状態で第三層発泡
液を吐出被覆させる方法によって達成可能である。
第一層(基層)の発泡液は通常の軟質発泡体を得るため
の処方であれば如何なるものでも使用可能であるが、第
二層発泡注入液の見掛比重が第一層吐出液の見掛比重よ
り小さいことが必要であるため、実際の注入操作上第一
層液のクリームタイムは出来るだけ長いものの方が時間
的余裕度が大きく好ましい。又、第二層液はクロス発泡
法を使用するため第一層、第二層発泡バランス上第一層
発泡液のライズタイムは、早いものの方がよい結果を与
える。
第二層もしくは第三層以降発泡液は前述した如くその前
の層の発泡液の見掛比重より小さいものであることを必
要とし、このためフロス発泡法を使用する。
フロス発泡法は発泡液吐出時に液自体既に発泡が始って
いる状態であって、このため液の見掛比重はガスを含有
する発泡状態に対応して低いものとなる。
吐出時温度で気化・ガス状となる発泡剤を吐出時にポリ
オール成分、イソシアネート成分と共に混合される。通
常多用される発泡剤はフロンR−12であり、場合によ
り、空気もしくは窒素ガス自体を吹き込むことによって
も目的を達成出来る。
クロス発泡法は成型時発泡圧を低く出来るため成形変型
を嫌う場合K、硬質ウレタンフオーム注入発泡体KFi
、多用される方法である。
第一層及び第二層もしくは第三層以降の吐出発泡機は第
二層以降フロス発泡方式によるため、フロンR−12も
しくは空気、窒素の如きフロス発泡剤を注加するための
フロス用アダプター取付はタイプのものであればよく、
発泡機メーカーによって市販されている。
第二層以降の発泡液を先行(下)層の上に吐出注入する
場合、注入ゲートは扇状で先の方が拡大されているもの
を使用するが、或いは先行(下)層の上を傾斜させて移
動するプレートの上からプレートに浴って流下させて先
行層を被櫟する方が、出来上った積層発泡体の積層界面
は整然としておシ、その結果複合物性のバラツキが小さ
く、よりよい結果を与える。
隣接する発泡液の物性を変えるには原料液自体を変える
ことによっても勿険可能であるが、短時間の間に注入ヘ
ッドを一本のまま異積物性例えば異硬度を与えるKはイ
ソシアネートインデックスを変えることによって吐出注
入時に即座に対応出来、目的を達成出来る。コントロー
ルシステムによる発泡機であれば所望の位置、厚み、硬
度を毎回正確に再現出来る。
〔実施例〕
本発明について実施例により更に詳細に説明する。
実施例1゜ 第一層(基層)発泡液処方 l) ポリオールプレミックス液   1043重社部フロン
R−11100重鷲ア イソシアネート液2)63.9重量部 第一層発泡液のNGOインデックスは95に相当する。
り□リームタイムは15秒であった。
第二層(上層)発泡液処方 ポリオールプレミックス液1)104.3重量部7oy
R−12tt、ojiffi部 インシアネート液”        77.43量部処
方社、NGOインデックス115に相当する。
発泡機は丸加加工機製クロス用アダプター取付のものを
使用し、注入金型は300 X 300 X 100關
のアルミ製で、先ず第一層液を金型内に2809r注入
し、そのクリームタイム15秒経過以前にクロス用アダ
プターにより第二層液250!!rを注入、直ちに金型
の蓋をシャコマンで閉鎖し九。4分後開放しフオームを
とりだした。24時間後第一層フオームと第二層フオー
ムをカットして各々の硬度を測定したところ、第一層フ
オームは25Kp/ 20dgmφ、第二層フオームは
18に?/ 20o mφでありた。
一体積層成形した複合シートの層間接着は全面にわたっ
て一様且つ十分な強度を保ち界面は水平に整然として区
画され違和感なく秀れた異種物性発泡積層体を得九。
実施例2゜ 第一層(基層)発ftl液処方 l) ポリオールプレミックス   104.3重量部7 o
 ン、R−1110,0重量部 インシアネート液2)63.9重量部 第一層発市液のNCOインデックスFi95に相当する
。クリームタイムは15秒であった。
第二層(上層)発泡液処方 ポリオールプレミックス   1043電量部7o7R
−1211,0重量部 インシアネート液”’      70.4重量部第二
層発泡液のNCOインデックスは105に相当する。
第三層(最上層)発泡液処方 ポリオールプレミックス液1) lot3mm部7 o
 y R−1213,Ojijlt部インシアネート液
2)77.4重量部 第三層発泡液は、NGOインデックス115に相当する
各処方の注 1)  CPR1010日本ウレタンサービス製品 ポ
リエーテル、整泡剤、M媒等 の混合液 2)  CE Z824  日本ウレタンサービス製品
、ジフェニルメタンジイソシアネート 変性プレポリマー 金型は500X300X100m11のアルミモールド
を使用する。第一層液はハンド発泡法、第二層液、第三
層液はクロス発泡機により注入する。
先ず第一層発泡液を樹脂ビーカー中で機械攪拌し、直ち
に金型の端部に250g”注入する。この液のクリーム
タイム15秒以内に、この液表面に45゜の角度で接触
する鉄板により、第一層液を注入点より反対側端に向か
って一定深さを保ちながら抑圧しつつ移動させる。この
傾斜鉄板の上から第二層発泡をフロス発泡機により流下
させ第一層液を被覆する。流下速度は金型の大きさに応
じて端から端に到達する様に調整する。
次に第二層上に更に同様方法で第三層発泡液を注入流下
被覆する。
第三層注入が終了したら直ちに金型の蓋を閉鎖し、4分
後に開放脱型する。
とり出した発泡体は整然とし九三積層一体成形物であっ
た。
〔発明の効果〕
本発明によれば、公知通常の型、発泡機もしくはハンド
発泡によって通常のウレタン発泡液処方と、フロス発泡
処方とを組合せて任意に効率よく垂直注入方向に対して
水平方向に整然として−様な異積物性を有する積層発泡
体を一体成形出来る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 活性水素含有化合物、イソシアネート含有化合物、発泡
    剤および必要に応じて触媒、整泡剤その他添加剤を使用
    して積層発泡体を一体成形する方法において、 第一層(基層)は発泡剤と活性水素含有化合物からなる
    ポリオールプレミックス液とイソシアネート液を用いた
    通常のウレタン発泡法を使用して、第一層液のクリーム
    タイムより早い時期に第二層もしくはそれ以降の上層を
    フロス発泡法によって形成することを特徴とする異種物
    性を有する発泡体を水平状に積層する一体成形法
JP63250854A 1988-10-06 1988-10-06 異種物性を有する発泡体を水平状に積層する一体成形法 Expired - Lifetime JPH0641145B2 (ja)

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JPH0298413A true JPH0298413A (ja) 1990-04-10
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