JPH0298078A - 同軸コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 同軸ケーブルの結合に用いる同軸コネクタに関し、 同軸ケーブルに同軸コネクタを実装するコネクタ実装作
業の効率化を目的とし、 一方の端部がコネクタ本体の絶縁体部に固着され、他方
の端部側が開閉可能に構成された導電性材料より成る心
線圧着部と、前記コネクタ本体に装備された一対の支持
軸によって開閉可能に支持され、これを閉じることによ
り前記心線圧着部を外側から押圧する絶縁材料より成る
圧着部材を装備した導電性材料で構成された圧着レバー
と、を具備してなる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、同軸ケーブルの結合に用いる同軸コネクタに
関する。

〔従来の技術〕

第４図は従来の同軸コネクタの構造を示す要部側断面図
である。

第４図に示すように従来の同軸コネクタは、内部導体１
８と誘電体■７と外部導体Ｉ６と外部被覆１９とより成
る同軸ケーブル２０の内部導体１８に結合されるコネク
タビン５５と、該コネクタビン５５とコネクタ本体５０
間に配置された絶縁体部５４と、コネクタ本体５０に対
して回動可能に形成され、これを回動することによって
当８亥コネクタと相手コネクタとを機械的に結合する結
合ａ構（図示せず）を有して成る接続部５１と、コネク
タ本体５０のネジ孔５０ａに螺入されることによって押
圧カラー５３をコネクタ本体５０側に押圧するナンド部
材５２と、によって構成されている。なお、この同軸コ
ネクタは、半田伺けによって同軸ケーブル２０側の内部
導体１８とコネクタ側のコネクタビン５５とを結合し、
同軸ケーブル２０の外部導体１６をコネクタ本体５０と
押圧カラー５３とで挟んで押圧することによって外部４
体１６とコネクタ本体５０とを結合する。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の同軸コネクタは、同軸コネクタ側のコネクタビン
５５と同軸ケーブル２０側の内部導体１８との結合を上
述のように半田付けによって行うため、これを実施する
のに特殊な工具と高度の技術が必要であり、簡単にこの
作業を行うことができなかった。また、このコネクタは
相手コネクタに接続する際にコネクタビン５５が矢印六
方向の力を受けるため、同軸ケーブル２０側の内部導体
１８が座屈現象を起こし、該コネクタビン５５の先端位
置αが徐々に矢印Ａ方向に移動して相手コネクタとの接
触度が劣化するといった問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、同軸ケーブル側の内部導体と同軸コネクタ側のコ
ネクタビンとの結合に半田付けを必要とせず、かつコネ
クタビン３が軸方向の力を受けてもその位置が変化しな
い構造とした点にその特徴がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明による同軸コネクタは第１図に示すように、一方
の端部がコネクタ本体１０の絶縁体部４に固“着され、
他方の端部が開閉可能に構成された心導電性材料より成
る心線押圧部材２と、前記コネクタ本体１０側に装備さ
れた一対の支持軸ｌによって開閉可能に支持され、これ
を閉じることによ−２て前記心線押圧部材２に当接する
絶縁材料より成る圧着部材５を装備した導電性材料で構
成された圧着レバー６とを具備し、該圧着レバー６を矢
印Ｂ−Ｂ′方向に閉じることによってコネクタ本体１０
側のコネクタビン３と同軸ケーブル２０側の内部導体１
８．及び同軸ケーブル２０の外部導体１６と当該圧着レ
バー６とがそれぞれ当接する構成になっている。

〔作　用〕

このように、本発明による同軸コネクタは、圧着レバー
６を閉じることによってコネクタビン３と同軸ケーブル
２０の内部導体１８．及び同軸ケーブル２０の外部導体
１６とコネクタ本体１０とがそれぞれ当接して電気的に
接続される構成になっているため、コネクタビン３と内
部導体１８との接続に半田付けを必要とせず、同軸コネ
クタに同軸ケーブル２０を実装する作業が著しく容易化
される。

〔実　施　例〕

以下実施例図に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図（ａ）と（ｂｌは本発明の一実施例を示す要部側
断面図、第２図と第３図は本発明に用いる主要部材の各
細部構造を示す模式的要部斜視図であるが、前記第４図
と同一部分には同一符号を付している。

第１図（ａ）とｆｂｌに示すように、本発明による同軸
コネクタは、一方の端部がコネクタ本体１０側の絶縁体
部４に固着され、他方の端部が開閉可能に構成された導
電性材料より成る心線押圧部材２と、前記コネクタ本体
１０側に設けられた一対の支持軸ｌによって開閉可能に
支持され、これを矢印ＢＢ゛方向に閉じることによって
前記心線押圧部材２に当接する絶縁材料より成る圧着部
材５を装備してなる圧着レバー６とを具備し、該圧着レ
バー６を矢印Ｂ−Ｂ’　に閉じることによってコネクタ
本”体１０側のコネクタビン３と同軸ケーブル２０側の
内部導体１８．及び同軸ケーブル２０の外部導体１６と
当該圧着ｉ／バー６とが当接してそれぞれ電気的に接続
される構成になっている。なお、図示の如く心線押圧部
材２と常時接触状態にあるコネクタビン３は、前記絶縁
体部４内にモールドされた形になっている。図において
、８はコネクタ本体１０と圧着レバー６とを電気的に結
合する導電フィンであって、弾性と導電性を有する材料
９例えばリン青銅板等で構成されるこれら複数個の導電
フィン８は、半田付は等によってコネクタ本体１０側に
固着されている。なお、７は矢印Ｂ−Ｂ’方向に閉じら
れた圧着レバー６が開かないようにこれをロックするロ
ック部材である。

以下第２図を用いて心線押圧部材の細部構造を説明する
。

第２図に示すように、心線押圧部材２は、弾性と導電性
とを有する材料１例えばリン青銅板等を用いて製作され
、その一方の端部はコネクタ側の絶縁体部４に固着され
、他方の端部は上下方向に開閉可能に形成されている。

なお、これら一対の心線押圧部材２間にはコネクタピン
３が心線押圧部材２と常時接触を保つ形で配置されてい
る。同軸ケーブル２０側の内部導体１８は、これら心線
押圧部材２によって上下方向から押圧されることによっ
て該心線押圧部材２と電気的に接続される。図中、２ａ
は前記心線押圧部材２が矢印Ｂ−Ｂ″方向から押圧され
た時に互いに噛み合う形となることによって心線押圧部
材２の内部に同軸ケーブル２０の内部導体１８を誘導す
るガイドフィンである。

次は第３図を用いて圧着レバーの細部構造に付いて述べ
る。

圧着レバー６は図示の如くコネクタ本体ＩＯ側に設けら
れた一対の支持軸Ｉによってそれぞれ上下方向に移動可
能に支持された導電性材料より成る半円筒型の一対の部
材で構成され、その内側には互いに対向する形で設けら
れた絶縁性材料より成る圧着部材５を装備している。そ
して、その外側には、下方側の圧着レバー６に装備され
た支持ビン７ｂによって回動可能に支持され、上方側の
圧着し°バー６に装備されたロックビン７ｃが係入する
ロンク溝７ａを有してなる導電性材料製のロック部材７
が配置されている。前記圧着レバー６は、これを矢印Ｂ
−Ｂ’方向に閉じることによってそれぞれその内部に装
備された圧着部材５が前記第２図に示した心線押圧部材
２を押圧し、同時にその内側面で前記同軸ケーブル２０
の外部被覆１９上に折り返されている外部導体１６に接
触するようになっている。図中、６ａは突起であって、
この突起６ａは圧着レバー６によって挟持される形とな
る同軸ケーブル２０を確実に保持するためのもので、そ
の形成数や形状２寸法等については特に制約されない。

以下この同軸コネクタに同軸ケーブルを実装する際の作
業手順を第１図を用いて説明する。

■、同軸ケーブル２０の先端部分、即ちコネクタに実装
する側を加工して内部導体１８を誘電体１７から露出さ
せる。

００次に外部被覆１９を適当な個所で切り取り、外部導
体１６を点線で示すようにその上に折り返す。

■、この同軸ケーブル２０を矢印Ａ方向からコネクタ本
体１０内に挿入する。この時、同軸ケーブル２０側の内
部導体１８のみがコネクタ側の心線押圧部材２内に挿入
されるようにする。

■、圧着レバー６を矢印Ｂ−Ｂ’方向に閉じる。

この操作によって内部導体１８は心線押圧部材２に挟持
された形となり、コネクタピン３と電気的導通を生じる
。一方、同軸ケーブル２０側の外部導体１６と圧着レバ
ー６とが接触してこれら両者間にも電気的導通が生じる
。しかし、圧着部材５は絶縁体で構成されているため、
コネクタピン３とコネクタ本体１０間は絶縁状態を維持
することになる。

０１次はロック溝７ａ内にロックビン７ｃを係入させた
状態のロック部材７を矢印Ｃ方向に移動させる。

これによって圧着レバー６は第１図（ｂｌの状態を保つ
ことができる〔図面が煩雑化するのを避けるために第１
図（ｂ）にはこのロック部材７が図示されていない〕。

このように本発明による同軸コネクタは、同軸ケーブル
２０をコネクタ本体１０内に挿入してこれをロック部材
７でロックするだけで、簡単、かつ確実°に同軸ケーブ
ル２０の実装（コネクタと同軸ケーブルの結合）を行い
得る構成になっている。なおこの同軸コネクタは、コネ
クタピン３がコネクタ側の絶縁体部４内にモールドされ
ているので、その位置がコネクタの挿抜によって変化す
るようなことは無い。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように本発明による同軸コネク
タは、同軸ケーブルとの接続に半田付は作業を必要とせ
ず、且つコネクタビンが軸方向に移動しない構造になっ
ているので、同軸ケーブルの実装作業が著しく効率化さ
れる上、その信頼性が大幅に向上するといった優れた工
業的効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ｆａ）と（ｂ）は本発明の一実施例を示す模式的
要部側断面図、 第２図は本発明に用いる心線押圧部材の細部構造を示す
要部斜視図、 第３図は同じく本発明に用いる圧着レバーの細部構造を
示す要部斜視図、 第４図は従来の同軸コネクタの構造を示す要部側断面図
である。 図において、 １は支持軸、 ２は心線押圧部材、 ３と５５ははコネクタビン、 ４と５４は絶縁体部、 ５は圧着部材、 ６は圧着レバー ７はロック部材、 ７ａはロック溝、 ７ｂは支持ビン、 ７ｃはロックピン、 ８は導電フィン、 １０はコネクタ本体、 １６は外部導体、 １７は誘電体、 １８は内部導体、 １９は外部被覆、 ２０は同軸ケーブル、 ５１は接続部、 αはコネクタビンの先端位置、 をそれぞれ示す。 不発Ｅ）Ｆｌ／ｌ一定語例図 第１ｖＩ５ ｓ・、＄！’＃Ｌｑｎｔ＋３田ｑ講遵ｑ、ＫＴｍ第２図 迂屑しバ・−／ｌξ田苛オ糞混末１必 快１７月隼由コ子７外藷遣９木［１ 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　一方の端部がコネクタ本体（１０）の絶縁体部（４）
   に固着され、他方の端部が開閉可能に構成された導電性
   材料より成る心線押圧部材（２）と、 前記コネクタ本体（１０）に装備された一対の支持軸（
   １）によって開閉可能に支持され、これを閉じることに
   よって前記心線押圧部材（２）に当接する絶縁材料より
   成る圧着部材（５）を装備した導電性材料で構成された
   圧着レバー（６）と、 を具備してなることを特徴とする同軸コネクタ。