JPH11162556A - ケーブルコネクタ - Google Patents
ケーブルコネクタInfo
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- JPH11162556A JPH11162556A JP10280177A JP28017798A JPH11162556A JP H11162556 A JPH11162556 A JP H11162556A JP 10280177 A JP10280177 A JP 10280177A JP 28017798 A JP28017798 A JP 28017798A JP H11162556 A JPH11162556 A JP H11162556A
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Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Abstract
の端子を受入れる端子ブロック17と、端子ブロックの
側部をほぼ囲むシールド11,11′と、このシールド
上に装着可能な別体のストレインリリーフ部材15と、
を具備し、このストレインリリーフ部材は、開口を有す
る端壁18と、この開口に整合したフェルール14とを
備え、このフェルール14上にケーブルの一部を把持す
るクランプ12を具備するシールド付きケーブルコネク
タ10。
Description
り詳しくは、ケーブルコネクタ及びケーブル連結、特
に、シールドされたケーブルコネクタに関する。
送中の信号の完全性を維持するケーブルコネクタが開発
されている。このような開発には、個々の導体がコネク
タ内の端子に固定された状態を維持するようにケーブル
に強く取付けるためのストレインリリーフ機構が含まれ
るのが特徴的である。
に、特に、ケーブルを取付けるべき回路基板または装置
に装着されるコネクタに固定するラッチシステムが提案
されている。ラッチ装置を有するこのシールドされたケ
ーブルコネクタの1が、国際出願番号第PCT/US9
7/10063号に示され、その開示事項が参考用に記
載する。この出願は、本出願の譲受人により所有されて
いる。上記出願に開示されたシールドされたコネクタと
ラッチシステムは、シールデイングとラッチ特性を改善
するものであるが、更に、これらのコネクタを改善して
よりスペース的に効率化することが要請されている。
コネクタの取付けを改善するために、ストレインリリー
フを形成するための改善された手段と方法とを提供する
ことを目的とする。
インリリーフ部材が、コネクタの他の部品をケーブルに
取付ける前に、ケーブル上に配置される。端子ブロック
が、ケーブルの導体上に固定され、ケーブルのシールド
シースが、ストレインリリーフ部材のフェルールに取付
けられ、シールド部材が、端子ブロックの回りに、スト
レインリリーフ部材を装着する態様で配置される。シー
ルド部材の部品は、ストレインリリーフ部材に取付けて
もよい。この後、クランプが、シールドシースと、好ま
しくは、ケーブルの外側絶縁カバーをストレインリリー
フのフェルール上でクランプするために、取付けられ
る。
せるコネクタ上に設けられる。ラッチは、ストレインリ
リーフ部材の一部又はケーブルコネクタの他の部分に係
合可能である。簡単なツール又はラッチを取外すラッチ
部品を使用して、ラッチ部材をコネクタハウジング上に
取外し可能に装着する構造体が設けられる。
タ10の主要部品の全体を示している。コネクタ10
は、互いに嵌合しかつタブ11a,11a′で一体的に
保持される嵌合シールド11,11′を含み、これらの
タブは、ロック部材11b,11b′に嵌合し、ロック
部材11b,11b′でロックされる。更に、シールド
11,11′は、端子ブロック17の対向した外面上に
配置されたラッチ突起17dを受入れ可能な開口11
c,11c′を含むことができる。シールド11,1
1′のそれぞれは、ケーブル係合部12と上縁部に沿っ
て配置された一対の対向した開口13とを含んでいる。
れた中央開口を有するプレートまたは壁部材18を備え
るストレインリリーフ部材15を含んでいる。プレート
18は、シールドの開口13内に受入れ可能な複数の装
着ラグ16を含んでいる。
的に保持されてブロック17を形成する複数の同様なモ
ジュール17a,17b,17cで形成されるのが好ま
しい端子装着ブロック17も含んでいる。モジュール1
7a,b,cは、好適な誘電性材料から形成され、それ
ぞれは、ケーブルの個々の導体が取付けられる複数のコ
ンタクト端子、例えば、レセプタクル端子を受入れる。
が端子ブロック17の回りに固定されたときに、ストレ
インリリーフ部材15は、タブ11a,11a′とロッ
ク部11b,11bとの嵌合と、開口13を通って延び
るラグ16とにより、シールドで保持される。更に、好
ましくは半円形部材の形態のケーブル係合部材12は、
フェルール14を囲む。図2に示したように、端子ブロ
ック17は、ピンのような端子を相手側ヘッダから受入
れる複数の開口17eを形成している。
フ部材15をより詳細に示している。この部材15は、
ケーブルを受入れる開口を有するプレートまたは壁部材
18を含んでいる。第1部14aと縮径部14bを含む
フェルール14が、ほぼ中央に配置された開口のまわり
に配置されている。プレート18は、各コーナー部にラ
グ16を含んでいる。ラグ16は、上方に向けて傾斜し
ているのが好ましい。
着されたケーブル20を示している。図面の簡素化のた
めに、ケーブル内の相互に絶縁された導体又はワイヤの
グループは、示されていない。図示のように、ケーブル
の外側絶縁層22は、後方を剥ぎ取られ、通常、編組ワ
イヤ(wire braid)の形態の導電性シールドシース24
を現す。ストレインリリーフ部材は、フェルール14が
部分14a,14bを囲む状態に編上げシースを受入れ
るように、ケーブルに取付けられる。更に、絶縁カバー
22の一部が、縮径部14bの上側で受入れられる。シ
ールドのケーブル係合部12は、フェルール14の上側
に配置され、絶縁カバー22のストッパとして作用す
る。クリンプリング26の形態のクランプ部材が、フェ
ルールとケーブルとシールド部品12との組立体の上側
に配置される。クリンプリング26が圧縮されたとき
に、リングにより加えられるクランプ力は、シールドシ
ース24とシールド部品12と外側絶縁層22を、アン
ビルとして作用するフェルール14に対してクランプす
る。図4から分かるように、縮径部14bは、絶縁カバ
ー22の一部がクリンプリング26の下側で捕捉される
のを許容するために設けられている。
ける方法を連続的なステップで示している。第1ステッ
プにおいて、ケーブルが、外側絶縁カバーまたはシース
22の一部を剥ぎ取って編組あるいは編上げシース24
を露出させて、準備される。この後、クリンプリング2
6を、ケーブルの剥ぎ取られた部分の上側で摺動させ
る。この後、編上げシースを、後部で好適な長さに切断
し、ストレインリリーフ部材15を、ケーブル上で摺動
させ、フェルール14が編上げシース、好ましくは、外
側カバー20の一部の下側に配置される。
b,17cのそれぞれは、ケーブルの好適な導体が取付
けられる。導体が端子に取付けられた後、モジュール1
7a,17b,17cは、互いにスナップ結合または一
体的に固定され、端子ブロックを形成する。モジュール
が一体的に固定されたときに、シールド11,11′の
2つの半片部が、端子ブロック17上の所定位置でスナ
ップ結合される。最終ステップにおいて,クリンプリン
グ26を、ストレインリリーフ部材15のフェルール1
4上で摺動させ、この後、収縮あるいは捲縮加工である
クリンプ(crimping operation)加工を施す。クリンプ
リング26は、内方に力を及ぼし、ケーブルの導電性シ
ースとカバーの外側絶縁層と各シールド部品のケーブル
係合部をフェルール14に対してクランプし、これによ
り、コネクタをケーブル上で固定する。
20に取付けられたケーブルコネクタ10が示されてい
る。ケーブルコネクタ10は、相手側ヘッダコネクタ3
0内に受入れられる。ヘッダコネクタ30は、端子ブロ
ック17内の端子に嵌合するピンアレイ(図示せず)か
ら形成されたピン領域(pin field )を含んでいる。図
6は、更に、ケーブルコネクタ10をヘッダ30にラッ
チするラッチを示している。ヘッダ30の一方の側壁3
2は、図7(A),(B)にも示されているラッチ36
の装着脚部38を受入れる開口または通路34を含んで
いる。脚部38は、ヘッダの側壁38に形成されたラッ
チ面または移動止め42に弾力的に係合するロックラッ
チ40を含んでいる。ラッチ36の上端部は、ストレイ
ンリリーフ部材15の傾斜ラグ16を受入れる2つの対
向した開口44を含んでいる。ロック機能を付加するた
めに、ラッチフック46が、コネクタ10に近接したラ
ッチ36の側で装架される。ラッチ部材46は、ラッチ
を増すために、ストレインリリーフ部材15のベース1
8と相互作用する形状と位置とを形成する。図示のよう
にラグ16を傾斜することは、開口44でのラグの保持
を高め、ラッチとケーブルコネクタとの間の公差の積重
ねの効果を克服する。
に離隔した2列の側方孔96,96aも含んでいる(図
6,8,18)。孔96aは、その上縁部に沿って上述
のラッチ面42を形成している。孔96,96aは、垂
直線に沿って配置され、開口34まで延びている。孔9
6aは、矢印Rの方向(図8)に挿入されたときに、装
着脚部38の先端部を受入れるリリーススペースを形成
する形状及びサイズを有している。この態様において、
スペアーラッチ部材36,50又は60は、例えば、ラ
ッチが故障した場合に、ロックラッチ40をラッチ面4
2から離れる方向に押してラッチ部材をリリースし、ヘ
ッダ30から取外すことを許容するために使用可能であ
る。従って、ラッチを取外すのに特別なツールを必要と
しない。
2の上部又は上面の開口34の先端部に軸方向に整合し
たスロット112(図6,8,11(A))を通って細
長いツール(図示せず)を挿入することにより、ヘッダ
30の上部から行ってもよい。ツールは、開口34の側
壁と脚部38との間に形成されたリリーススペースに沿
って開口内に十分な距離だけ押込み、ラッチ40をラッ
チ面42から離れる方向に移動してラッチ部材をリリー
スする。
図16〜21に示したコネクタ装着ラッチ70の突起7
8を受入れ可能である。従って、複数の孔96,96a
が設けられたヘッダ30は、ヘッダ装着ラッチ又はコネ
クタ装着ラッチのいずれかを有するシステムで、同時に
使用可能である。これは、同じヘッダ部品にこれらの択
一的能力を提供することにより、ツーリングコストを低
減する。
6は、ラッチフック46のための隙間を形成するために
ベースプレート18から離隔していることに留意される
べきである。
に応じて、誘電性材料又は好適な導電性材料から形成し
てもよい。
部材36は、前述のように、それぞれロックラッチ40
を有する複数の装着脚部38を含んでいる。反対側の端
部に、ラッチ36は、ラグ16とラッチフック46を受
入れる開口44を含んでいる。ラッチ36は、好適なポ
リマー材料をモールド成形することにより形成されるの
が好ましい。
ダ30内に挿入されると、ラッチフック46は、コネク
タの外側シールド11に係合し、これにより、ラッチを
図6から見て、ほぼ左側に撓ませる。コネクタ10が、
ほぼ完全に嵌合した位置にあるときに、ラッチフック
は、シールド部材の後縁部を超えて延び、これにより、
ラッチが右側にはね返るのを許容し、ラグ16が開口4
4内に入り込んでコネクタ10をヘッダ30上で保持す
るのを許容する。コネクタ10をヘッダから取外すため
に、ラッチの上端部が左側に移動し、この結果、ラッチ
フック46がシールド部材から外れ、ラグ16は、開口
44内に配置されない。
及びラッチ装置の若干修正した形態を示している。この
実施の形態の場合、クリンプリング26は、その底縁部
がプレート18に係合し、これにより、ベースプレート
18がクリンプリングの位置決めストッパとして作用す
るようにより長く形成される。この実施の形態の場合、
ラッチ50は、ラッチ36に関して述べたと同様な態様
でヘッダ30の側壁32に固定される。より長いクリン
プリングをベースプレート18に対し当接させる場合、
図6に示したフック46を配置するスペースは小さくな
る。従って、ラッチ50の上端部はラッチフックを装架
しない。ハウジング30上でのコネクタ10の保持は、
ラッチ部材の開口44内に入り込むラグ16のみにより
行われる(図9(A),(B)を参照)。
施の形態が示されている。この実施の形態の場合、ラッ
チ部材60は、複数のラッチフィンガー62と複数のラ
ッチ突起64とを含んでいる。図11(A),(B),
図12〜15を参照すると、ラッチ部材60が、図6及
び8に示したラッチに関連して上述のものと同様な態様
でヘッダ30の壁32上に固定される。図10および1
1(A),(B)の実施の形態の場合、ラッチフィンガ
ー62は、コネクタ10のシールド部材の後縁部を背部
からラッチする。図12〜15の実施の形態は、ラッチ
フィンガー62がない点で、図10,11(A)(B)
のものと相違する。この構成は、ケーブルコネクタの全
体サイズを減少し、ケーブルとこれに取付けられたスト
レインリリーフ構造体が、シールドの側面まで延びると
きに使用され、フィンガー62のための小さなスペース
を残すか、又は、ほとんどスペースを残さない。この代
わりに、中央に配置されたラッチフィンガーを除去し、
ラッチ部材60の縁部に隣接するフィンガーのみを残し
てもよい。これらの実施の形態の場合、突起64は、ケ
ーブルコネクタ10をヘッダ30に固定する主たる手段
を備えている。突起64は、シールド11の隣接面の対
応する開口63内に配置され、ケーブルコネクタ10を
ヘッダ30内で更に固定する。従って、この形態の場
合、前述の実施の形態のように、ストレインリリーフ部
材からラグを受入れる開口は存在しない。この構成は、
コネクタに作用するケーブルの力の影響下ヘッダ30内
へのコネクタ10の固定を改善する。通常の場合、ケー
ブルは、矢印Fのいずれかの方向(図11)に側方への
力を及ぼし、ケーブルコネクタをヘッダから離れる方向
に回動又は引張る傾向を有する。図6及び8の実施の形
態の場合、開口44とラグ16は、この回動に効果的に
対抗するために、極めて僅かな公差で形成しかつ配置し
なければならない。しかし、図10〜15の実施の形態
の場合、ほぼ円筒形の突起64は、コネクタのこの回動
に対抗するために、この高い公差での配置を必要としな
い。この実施の形態の改善された保持に影響を及ぼす要
因が、図11(B)で説明されている。各突起64の長
手方向軸線Aは、開口63が形成されているシールド1
1の側面の平面の方向Vに直角な線Hに対して傾斜してい
る。突起64を傾斜させることにより、突起は、突起6
4と開口63を厳しい公差で配置することを必要とせず
に、開口63内に信頼性のある状態で配置される。傾斜
は、本質的に、公差の増大の効果を吸収する。これは、
突起の傾斜した上面及び下面が、比較的広い公差範囲に
わたって種々の位置で開口63の縁部に係合可能である
からである。
は、コネクタモジュールのグリッドピッチに等しいこと
が好ましい。したがって、ラッチ部材は、隣接したヘッ
ダモジュールを跨ぐことができる。図14及び15に示
すように、各装着脚部38の外面に、ラッチ部材60の
先端部に形成されたスロット112に整合した長手方向
に延びる溝114が設けられる。溝114は、ヘッダか
らラッチ部材60を取外す手段としての、ヘッダ30の
上部から挿入される上述の取外しツール(図示せず)の
ための隙間とこのツールを開口34(図6及び8)内に
案内する機能を追加する。
6′は、上述の実施の形態の円筒形状ではなく、六角形
状である(図11)。六角形のフェルールは、組立て用
ツーリング内でより容易に心だしされ、シールドの後縁
部にラッチのためのより大きなスペースを形成する。
クタ上に装着されるラッチ70を示している。この実施
の形態の場合、ラッチ70は、一方の端部にフィンガー
係合部74を含むボデイ部材72を含んでいる。他方の
端部に、それぞれラッチ突起78を装架する複数のラッ
チフィンガー76が配置されている。ボデイ72の端部
の中間に、その長手方向軸線に沿ってボデイ78を湾曲
容易とする縮径領域80が設けられている。反対側で、
ボデイ72は、固定ラグ84を有する装着プレート82
を装架している。装着プレート82は、“リビングヒン
ジ(living hinge)”部86を介してボデイ72上に固
定されている。ラッチ部材72は、段付面90を装架す
る支点部材(fulcrum member)88も含んでいる。
シールド11の一方に形成されたキーウエイ92によ
り、ケーブルコネクタ10上に固定されている。固定ラ
グ84をキーウエイ92内に挿入することにより、ラッ
チ70が、ケーブルコネクタ上で保持される。
0がヘッダ30内に挿入されたときに、フィンガー76
は、側壁32の上部の長手方向に延びる開口34内に延
びる。ラッチ突起78は、側壁の開口96内に延び、開
口96の側壁に対してラッチされ、これにより、ケーブ
ルコネクタをヘッダ上で固定する。ケーブルコネクタを
ヘッダから分離するために、ラッチのフィンガー係合部
74に力が加えられる。段部90(図12)は、シール
ド11の後縁部98に対する支点として作用する。この
結果、ラッチボデイ72は、湾曲可能部80の領域で外
方に撓む。湾曲可能部80の外方への撓みは、ラッチ部
材72の底部のヒンジ86を中心とした回動を生じ、こ
れにより、フィンガー76を内方に動かし、ラッチ突起
78を開口96から抜去する。この状態で、ケーブルコ
ネクタ10は、ヘッダ30から取外すことができる。
にほぼ沿うケーブルコネクタの他の実施の形態を示して
いる。しかし、この実施の形態の場合、ラッチ100
は、ケーブルコネクタ上に異なる態様で装着される。こ
の実施の形態の場合、上述の実施の形態の場合と同様
に、シールド11,11′は、上述の個々のモジュール
17a,17b,17cから形成可能な端子ブロック1
7の回りに配置される。モジュールは、ラッチ100を
コネクタ100上に装着するために、シールド半片部の
一方、例えば、シールド11′を挿通する構造体を装架
する。図示の実施の形態の場合、この構造体は、ほぼT
字形状又はあり形装着部材104を備えている。図20
に示したように、部材104は、シールド11′の開口
110を挿通する。
は、図14の実施の形態を参照して上述したように、フ
ィンガー係合部74′と縮径した湾曲可能部80′とラ
ッチ部材78を装架するラッチフィンガー76を含んで
いる。ラッチは、前述のように、“リビングヒンジ”部
108でラッチボデイ上に固定された装着プレート10
2も含んでいる。側方に延びるあり形溝106が、装着
プレート102上に形成されている。溝106は、装着
部材104の上側でプレート102を横方向に摺動させ
ることにより、あり形状(dovetail)の装着部材104
上に取付けられるサイズと形状を有している。溝106
と装着部材104は、ラッチ100を所定位置で保持す
るためのかなりの摩擦ばめが部材104と溝106との
間に形成される構造とサイズを有している。ラッチは、
上述の実施の形態の場合と同様に、段部90を有する支
点部材108も含んでいる。段部90は、図14の実施
の形態に関して前述のように、シールド98の後縁部と
協働する。ラッチ100とラッチ70は、熱可塑性材料
の一体モールデイングとして形成されるのが好ましい。
ラッチ100は、ラッチ70とほぼ同様な態様で作用
し、ラッチフィンガー76のラッチ部材78を、相手側
ヘッダのラッチ面との係合状態から外す。すわわち、シ
ールドに向けられた力を部分74に加えることにより、
湾曲可能部80の外方への撓みを生じ、これにより、ラ
ッチフィンガー76をシールドの方向に引込ませる。
に、一体的に結合される複数の端子ブロックモジュール
117a,b,cを備えるケーブルコネクタの修正され
た形態を示している。シールド11,11′内に端子モ
ジュールの好適な組立体を提供するために、モジュール
は、対向した側面上に形成されたキー部材126を有
し、シールド半片部内で端子モジュールを適切に配向す
るのを許容する。キー部材126は、端子モジュールを
シールド半片部内で好適に配向するのを可能とするため
に、端子モジュールの対向側部で異なる形状を有してい
る。例えば、図22の端子モジュールの右側のキー部材
126は、円形であり、シールド部材11′の同様な形
状の開口124内にしっかりと取付けられる形状とサイ
ズを有している。端子モジュールの反対側縁部の対応キ
ー部材(図示した)は、他の形状、例えば、シールド部
11の矩形開口122に対応する矩形形状である。コネ
クタからのEMI放射を軽減するために、例えば、案内部
材130及びキー部材126のような、シールドの開口
を挿通する全ての部材は、シールド内の開口124,1
31,130のそれぞれのような対応する開口124内
にしっかりと取付けられる。
2に示したシールド部11,11′は、ストレインリリ
ーフ部材の一部を形成する側部シールド部材120を含
んでいる。部材120は、シールドと一体に形成され、
コネクタの上端部でのシールドを増すために、上方に延
びるのが好ましい。シールド部材120は、ケーブルと
コネクタとの間のインターフェース部での機械的強度に
も貢献する。
6′は、例えば、熱収縮性ポリマーから形成された収縮
可能な管状部材を備えている。この構成の場合、ストレ
インリリーフ部材15は、前述のものと同様であり、同
じ態様でシールド部材11,11′が設けられている。
しかし、この実施の形態の場合、クランプ部材26′
は、部材12,120上に配置され,この後、収縮し
て、ストレインリリーフ部材15に対して内方に向いた
圧縮力を形成し、これにより、シールドとケーブルのシ
ース層をストレインリリーフ部材に対してクランプす
る。
形態の場合、このコネクタシステムの基本部材は、図2
2に関連して前述のものと同様である。この構造は、開
口63がシールド部11′の一方に形成されている図1
0〜15に記載の実施の形態の場合は特に有用である。
この実施の形態の場合、ストレインリリーフ部材15の
ベースプレート18は、EMIシールド特性を更に高め
るために、開口63の下側に電界を形成する他のシール
ド構造体を含んでいる。図示のように、この他のシール
ド構造体は、その縁部に沿って形成されたリップ21を
有する下方に延びる壁19を備えている。このリップ
は、孔63の列の下側のシールド11′の内面で支えら
れるように配置されている。この構造体は、突起64の
挿入を許容し、更に、開口63の回りにシールドを形成
するために、開口63に近接したリリーフスペースを形
成する。基本部材18と垂下シールド19とリップ21
は、例えば、鋳造により一体的に形成されるのが好まし
い。
材の幅は、ケーブルコネクタ10の全幅に対応するよう
に形成可能であることに留意されなければならない。従
って、ケーブルコネクタが一方の端子ブロックモジュー
ルのみを備えている場合、ラッチ部材の幅は、より幅狭
のケーブルコネクタを収容するように形成される。
供する。同軸ケーブルは、特に、より大きなサイズにお
いて、若干曲がりにくくなる傾向を有している。更に、
多くの応用例において、ケーブルが曲がるためのスペー
スが非常に制約されている。これらの要因は、コネクタ
とケーブルとの間のストレインリリーフに対する強い要
求を生じる。クリンプ加工前にケーブルに取付けること
ができる別体のストレインリリーフ又はアンビルを設け
ることにより、ケーブルの保持が改善される。
るラッチを設けることにより、保持がより確実となる。
ケーブルの絶縁カバーの一部を受入れるようにストレイ
ンリリーフ部材を構成することにより、ストレインリリ
ーフが更に改善される。更に、ラッチ機構に必要なスペ
ースが最小化される。
て本発明について説明したが、他の同様な実施の形態が
使用可能であるか、または、本発明の同じ機能をこれか
ら逸脱することなく達成するために、変更及び追加が記
載した実施の形態に対し行うことができることが理解さ
れなければならない。従って、本発明は、単一の実施の
形態に制限されず、添付特許請求の範囲に記載の幅及び
範囲で解釈されるべきである。
解斜視図。
の斜視図。
の側部断面図。
ルを取付けた好ましい形態の部分断面図。
説明図。
ネクタ内にラッチされたケーブルコネクタを示す部分断
面図。
れぞれその側面図及び正面図。
示す図。
し、(A),(B)はそれぞれその側部断面図及び正面
図。
チの他の実施の形態を示す図。
ケーブル連結を示す図であり,(B)は、作動位置の図
10のラッチ部材を示す部分断面図。
タ上に装着されたラッチ部材の他の実施の形態を示す
図。
ネクタの分解斜視図。
るケーブル連結の斜視図。
コネクタの分解斜視図。
を省略したケーブルコネクタの斜視図。
用されるラッチの斜視図。
使用するシールドされたケーブルコネクタの他の実施の
形態の分解斜視図。
視図。
1a′…タブ、11b,11b′…ロック部、11c,
11c′,13…開口、12…ケーブル係合部、14…
フェルール、15…ストレインリリーフ部材、16…ラ
グ、17…端子装着ブロック、17a,17b,17
c,117a,117b,117c…モジュール、18
…壁部材、20…ケーブル、21…リップ、22…外側
絶縁層、24…シールドシース、26,26′…クリン
プリング、30…ヘッダ、36,50,60,70,1
00…ラッチ、38…装着脚部、40…ロックラッチ、
42…移動止め、44…開口、46…ラッチフック、6
2…ラッチフィンガー、64…ラッチ突起、72…ボデ
イ部材、74…フィンガー係合部、76…ラッチフィン
ガー、78…突起、80…縮径部、82…装着プレー
ト、84…固定ラグ、86…ヒンジ、90…段部、92
…キーウエイ、96,96a…孔、98…シールド、1
02…装着プレート、104…装着部材、112…スロ
ット、114…溝、120…シールド部材、124,1
30,131…開口、126…キー部材。
Claims (40)
- 【請求項1】 相手側端子に嵌合するための少なくとも
1の端子を受入れる端子ブロックと、 端子ブロックの側部をほぼ囲むシールド部材と、 シールド部材上に装着可能な別体のストレインリリーフ
部材と、を具備し、このストレインリリーフ部材は、開
口を有する端壁とこの開口に整合したフェルールとを備
え、さらに、 ケーブルの一部をフェルール上でクランプするクランプ
を具備するシールドされたケーブルコネクタ。 - 【請求項2】 クランプ部材は、クリンプリングを備え
る請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項3】 端子ブロックは、ほぼ同様なモジュール
の組立体から形成されたボデイを備え、これらのモジュ
ールには、これらのモジュールを一体的に保持する手段
が設けられている請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項4】 シールド部材は、嵌合部材とこれらの嵌
合部材を一体的に固定する手段を備え、ストレインリリ
ーフ部材は、嵌合部材が嵌合係合したときに、このスト
レインリリーフ部材をシールド部材上で保持するため
に、シールド部材に係合可能な装着手段を含む請求項1
に記載のコネクタ。 - 【請求項5】 シールド部材の嵌合部材は、フェルール
上に配置されたケーブル係合部を含み、クランプは、ケ
ーブル係合部を受入れかつ前記部分をフェルールに対し
てクランプすることが可能である請求項4に記載のコネ
クタ。 - 【請求項6】 クリンプリングは、収縮可能である請求
項2に記載のコネクタ。 - 【請求項7】 クリンプリングは、熱収縮可能である請
求項6に記載のコネクタ。 - 【請求項8】 シールド部材は、少なくとも1の開口を
有し、ストレインリリーフ部材は、この開口を電気的に
シールドする部分を含んでいる請求項1に記載のコネク
タ。 - 【請求項9】 複数の相互に絶縁された導体とこれらの
導体を囲む電導性シースとを有するケーブルと、 このケーブルに装着されたコネクタと、を具備し、この
コネクタは、 相手側端子に嵌合するための少なくとも1の端子を受入
れかつ前記導体の少なくとも1に電気的に接続される端
子ブロックと、 端子ブロックの側部をほぼ囲むシールド部材と、 シールド部材に装着可能な別体のストレインリリーフ部
材と、を備え、このストレインリリーフ部材は、導体を
受入れる開口を有する端壁とシールドシースを受入れる
開口に整合したフェルールとを有し、さらに、 フェルール上でシースをクランプするクランプを備える
ケーブル組立体。 - 【請求項10】 クランプ部材は、クリンプリングを備
える請求項9に記載のコネクタ。 - 【請求項11】 端子ブロックは、ほぼ同様なモジュー
ルの組立体から形成されたボデイとこれらのモジュール
を一体的に保持する手段を備える請求項9に記載のコネ
クタ。 - 【請求項12】 シールド部材は、嵌合部材とこれらの
嵌合部材を一体的に固定する手段とを備え、ストレイン
リリーフ部材は、嵌合部材が嵌合係合したときに、この
ストレインリリーフ部材をシールド部材上で保持するシ
ールド部材に係合する装着手段を含む請求項9に記載の
コネクタ。 - 【請求項13】 シールド部材の嵌合部材は、フェルー
ル上に配置されたケーブル係合部を含み、クランプは、
ケーブル係合部を受入れかつこの部分をフェルールに対
してクランプ可能である請求項9に記載のコネクタ。 - 【請求項14】 複数の相互に絶縁された導体とこれら
の導体を囲む電導性シースとを有するケーブル上にコネ
クタを組立てる方法であって、この方法は、 クランプ部材をシースの一部の上側に配置し、 フェルールを有するストレインリリーフ部材を導体の上
側に、フェルールの外面上でシースを受入れる部分に位
置決めし、 ケーブル上にボデイを装着して、導体を受入れ、ボデイ
により装架される端子に導体を電気的に接続し、 ボデイをほぼ囲みかつストレインリリーフ部材に係合す
るように、電気シールド部材をボデイ上に取付け、更
に、 クランプをフェルールの上側に配置しかつクランプを作
動してシースをフェルール上でクランプするステップを
含む方法。 - 【請求項15】 更に、シールド部材のケーブル係合部
をシースの上側に配置するステップを含み、これによ
り、クランプが、シースとシールド部材のケーブル係合
部をフェルール上でクランプする請求項14に記載の方
法。 - 【請求項16】 ケーブルは、外側シースを含み、スト
レインリリーフ部材を位置決めするステップは、フェル
ールの一部を、外側シースの下側を延設する関係に配置
することを含む請求項14に記載の方法。 - 【請求項17】 それから延びるラッチ部材を含み、回
路基体上に装着するヘッダコネクタと、 ヘッダコネクタに嵌合可能な嵌合端部とケーブルを受入
れるケーブル端部とを有し、ケーブル受入れ端部に取付
けられたケーブルストレインリリーフ部材を有するケー
ブルコネクタと、を備え、 ケーブルストレインリリーフ部材は、ラッチ部を含み、
ラッチ部材は、前記ラッチ部に係合する手段を備えるケ
ーブル連結。 - 【請求項18】 ケーブルコネクタは、電気的シールド
を提供するシールド部材を含み、ストレインリリーフ部
材は、このストレインリリーフ部材をシールド部材上に
装着し、前記ラッチ部を備える装着ラグを含む請求項1
7に記載の連結。 - 【請求項19】 ラッチ部材は、ラグを受入れる手段を
含み、これにより、ケーブルコネクタがヘッドコネクタ
に固定される請求項18に記載の連結。 - 【請求項20】 嵌合端子に嵌合する少なくとも1の端
子を受入れる端子ブロックと、 端子ブロックの少なくとも1の端子を囲むシールド部材
と、 ラッチ部材と、 シールドに対し上側を延設する関係でラッチ部材をコネ
クタ上に装着するラッチ部材装着手段と、を備えるケー
ブルコネクタ。 - 【請求項21】 装着手段は、ラッチをシールド上に装
着する少なくとも1の部材を備える請求項20に記載の
ケーブルコネクタ。 - 【請求項22】 装着手段は、ラッチ部材を端子ブロッ
ク上に装着する少なくとも1の部材を備える請求項20
に記載のケーブルコネクタ。 - 【請求項23】 ラッチ部材は、シールドの一部と共働
する支点を形成する第1構造体を含む請求項20に記載
のケーブルコネクタ。 - 【請求項24】 ラッチは、支点を形成する第2構造体
を含む請求項22に記載のケーブルコネクタ。 - 【請求項25】 ラッチ部材は、細長い形状を有し、解
除力を受入れることが可能な第1端部と第1端部に対向
した第2端部と第2端部に配置されたラッチ部材を有
し、第1,第2支点構造体は、第1端部と第2端部との
中間に配置され、これにより、第1端部のシールドに向
かう動きが、ラッチ部材のシールドに向かう動きを形成
する請求項22に記載のケーブルコネクタ。 - 【請求項26】 嵌合する方向に延びる電気コンタクト
を受入れ可能なベースと、 ほぼコンタクトの嵌合方向にベースから延びる第1側壁
と、 側壁の先端部から側壁の基端部に延びる側壁内の通路
と、 通路の先端部に向けて配置された通路内の第1ラッチ移
動止めと、 通路の基端部に向けて配置された通路内の第2ラッチ移
動止めと、を備える電気コネクタ用ハウジング。 - 【請求項27】 第1,第2移動止めは、壁の側面から
通路内に延びる開口により形成される請求項26に記載
のハウジング。 - 【請求項28】 ベースは、ほぼ平面状であり、側壁
は、その1の縁部に沿ってベースに対してほぼ直角に延
びる請求項26に記載のハウジング。 - 【請求項29】 更に、前記側壁に対向しかつ前記第1
側壁にほぼ平行に延びる第2側壁を備える請求項28に
記載のハウジング。 - 【請求項30】 嵌合方向に延びる電気コンタクトを収
容可能なベースと、 ほぼコンタクトの嵌合方向に沿い延びかつベースに近接
した基端部とベースから離れた先端部とを有するベース
から延びる側壁と、 ほぼ前記嵌合方向に沿い延びる側壁内の通路と、 側壁に装着可能であり、通路内に収容可能な装着部と側
壁の先端部を超えて延びることが可能なラッチアームと
を有するラッチ部材と、 ラッチ部材の装着部上のロック部材と、ロック部材と協
働して側壁上でラッチ部材を保持する通路内の移動止め
と、 ロック部材を移動止めから解除するためにリリース部材
の通過を許容する通路に設けられたリリーススペース
と、を備える電気コネクタ用ハウジング。 - 【請求項31】 リリーススペースは、側壁の側面から
通路に延びる開口を備える請求項30に記載のハウジン
グ。 - 【請求項32】 移動止めは、リリーススペースと通路
との交差部に配置される請求項31に記載のハウジン
グ。 - 【請求項33】 リリーススペースは、ロック部材を移
動止めから解除するためにラッチ部材の一部を受入れ可
能である請求項30に記載のハウジング。 - 【請求項34】 リリーススペースは、ラッチ部材の装
着部の少なくとも一部を受入れ可能である請求項30に
記載のハウジング。 - 【請求項35】 リリーススペースは、通路に延びる側
壁内の開口を備える請求項34に記載のハウジング。 - 【請求項36】 リリーススペースは、側壁の上面上に
開口を含み、これにより、ツールを、前記上面からリリ
ーススペース内に挿入してラッチ部材を取外すことがで
きる請求項34に記載のハウジング。 - 【請求項37】 第1コネクタと、 第1コネクタと協働可能なケーブルコネクタと、 第1コネクタ上に装着されてケーブルコネクタを第1コ
ネクタと嵌合状態で保持し、ケーブルコネクタの側面に
対向する関係で配置される解除可能なラッチ部材と、 ケーブルコネクタの前記側面に対向するラッチ部材の一
部上に形成された少なくとも1の突起と、コネクタが嵌
合したときに、突起を収容するため配置されたケーブル
コネクタの側面内の開口とを備えるラッチ構造体と、を
備える電気ケーブル連結。 - 【請求項38】 ラッチ構造体は、ラッチ部材上の少な
くとも2つの離隔した突起と前記側面上の少なくとも2
つの離隔した開口とを備える請求項37に記載の連結。 - 【請求項39】 突起の長手方向軸線は、前記開口が形
成される平面に対して傾斜している請求項37に記載の
連結。 - 【請求項40】 突起は、前記開口の縁部に係合する傾
斜面を有している請求項37に記載の連結
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