JPH0292480A - レーザ肉盛方法 - Google Patents
レーザ肉盛方法Info
- Publication number
- JPH0292480A JPH0292480A JP63242468A JP24246888A JPH0292480A JP H0292480 A JPH0292480 A JP H0292480A JP 63242468 A JP63242468 A JP 63242468A JP 24246888 A JP24246888 A JP 24246888A JP H0292480 A JPH0292480 A JP H0292480A
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- filler metal
- brazing filler
- grooves
- brazing material
- brazing
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Links
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Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、ワークの接合部にろう材を供給しながらレー
ザビームを用いてこのろう材を溶融し、接合部上に肉盛
りを行なうレーザろう付は法に関する。
ザビームを用いてこのろう材を溶融し、接合部上に肉盛
りを行なうレーザろう付は法に関する。
（従来技術）
例えば自動車のルーフとりャビラーとの間のつき合せ部
の接合には、連続した美しい曲面をもたせるために、レ
ーザビームによるろう付けが行なわれている。このよう
にレーザビームを熱源として、ワイヤ状のろう材を溶融
し、金属材料よりなるワークの接合部にろう材を肉盛り
するレーザろう付は法においては、銅を主成分とするワ
イヤ例えばシリコンブロンズ系のワイヤが一般にろう材
として用いられているが、この種のろう材は光沢があっ
て反射率が高く、ろう材の表面でレーザビームが反射し
てしまうため、レーザ光源に必要以上の過大なエネルギ
ーを必要とし、効率の悪いものであった。
の接合には、連続した美しい曲面をもたせるために、レ
ーザビームによるろう付けが行なわれている。このよう
にレーザビームを熱源として、ワイヤ状のろう材を溶融
し、金属材料よりなるワークの接合部にろう材を肉盛り
するレーザろう付は法においては、銅を主成分とするワ
イヤ例えばシリコンブロンズ系のワイヤが一般にろう材
として用いられているが、この種のろう材は光沢があっ
て反射率が高く、ろう材の表面でレーザビームが反射し
てしまうため、レーザ光源に必要以上の過大なエネルギ
ーを必要とし、効率の悪いものであった。
そこで、例えば特開昭６３−３６９６９号公報に開示さ
れているように、ろう材の表面にレーザ光を吸収しやす
い色素材料を塗布することによってろう材のレーザ光吸
収効率を向上させることが従来から提案されているが、
この方法は品質の安定が困難な上に、不純物の混入によ
る欠陥が懸念される問題があった。
れているように、ろう材の表面にレーザ光を吸収しやす
い色素材料を塗布することによってろう材のレーザ光吸
収効率を向上させることが従来から提案されているが、
この方法は品質の安定が困難な上に、不純物の混入によ
る欠陥が懸念される問題があった。
また、ろう材の送りローラとろう材との間のすべりがあ
るため、ろう材を一定速度で送給することが困難であり
、これが接合部上における均一な肉盛りを阻害する原因
となっていた。
るため、ろう材を一定速度で送給することが困難であり
、これが接合部上における均一な肉盛りを阻害する原因
となっていた。
（発明の目的）
そこで本発明は、ろう材表面におけるレーザビームの反
射によるエネルギー損失を低減するとともに、ろう材の
送給速度を管理できるレーザ肉盛方法を提供することを
目的とする。
射によるエネルギー損失を低減するとともに、ろう材の
送給速度を管理できるレーザ肉盛方法を提供することを
目的とする。
（発明の構成）
本発明では、ろう材の表面に、その供給方向とほぼ直交
する一定ピッチの溝を形成しながら、このろう材を接合
部に供給するようにしたことを特徴とする。
する一定ピッチの溝を形成しながら、このろう材を接合
部に供給するようにしたことを特徴とする。
（発明の効果）
本発明によれば、ろう材の表面に溝を形成することによ
り、照射されるレーザビームが反射しにくくなり、その
大部分がろう材に吸収されるため、効率良くろう材を接
合部上で溶融することができる。また、ろう材の表面に
一定ピッチの溝を形成しながら供給するようにしたため
、センサを用いて上記溝をカウントし、このカウント結
果にもとづいてろう材送給速度を制御することができ、
ろう材を一定速度で供給することが可能になる。
り、照射されるレーザビームが反射しにくくなり、その
大部分がろう材に吸収されるため、効率良くろう材を接
合部上で溶融することができる。また、ろう材の表面に
一定ピッチの溝を形成しながら供給するようにしたため
、センサを用いて上記溝をカウントし、このカウント結
果にもとづいてろう材送給速度を制御することができ、
ろう材を一定速度で供給することが可能になる。
（実 施 例）
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。
。
第１図は本発明の方法を実施したレーザろう付は装置を
示す概略図で、■はレーザ発振機、２はレーザヘッド、
３はレーザ発振機１とレーザヘッド２とを接続するレー
ザビームガイドである。レーザヘッド２はレンズを内蔵
してその直下のワーク４の接合部上にビームスポットを
形成する。６はシリコンブロンズ系のワイヤ状ろう材７
をビームスポット５ａに供給するためのろう材送給線で
、このろう材送給線６からモータ８によって供給される
直径０．８ｆｉ程度のほぼ円形の断面形状を有するろう
材７に対し、マーキング部９でマーキングを施す、この
マーキング部９には、第２図に示すように、回転する一
対の歯車状のローラＩＯＡ、１０Ｂが設けられており、
このローラ１０Ａ。
示す概略図で、■はレーザ発振機、２はレーザヘッド、
３はレーザ発振機１とレーザヘッド２とを接続するレー
ザビームガイドである。レーザヘッド２はレンズを内蔵
してその直下のワーク４の接合部上にビームスポットを
形成する。６はシリコンブロンズ系のワイヤ状ろう材７
をビームスポット５ａに供給するためのろう材送給線で
、このろう材送給線６からモータ８によって供給される
直径０．８ｆｉ程度のほぼ円形の断面形状を有するろう
材７に対し、マーキング部９でマーキングを施す、この
マーキング部９には、第２図に示すように、回転する一
対の歯車状のローラＩＯＡ、１０Ｂが設けられており、
このローラ１０Ａ。
１０Ｂの間にろう材７を通すことによって、ろう材７の
表面にその供給方向とほぼ直角する一定ピッチの溝７ａ
を形成する。第３図はマーキング部９の他の構成を示し
、レンズ１３によってろう材７の表面に焦点を結ぶレー
ザビームエ４を回転シヤツク１５で断続させて溝７ａを
形成するようになっている。
表面にその供給方向とほぼ直角する一定ピッチの溝７ａ
を形成する。第３図はマーキング部９の他の構成を示し
、レンズ１３によってろう材７の表面に焦点を結ぶレー
ザビームエ４を回転シヤツク１５で断続させて溝７ａを
形成するようになっている。
このように一定ピツチの溝７ａの形成されたろう材７を
、次にマーキング検出部１６に通し、溝７ａの数をカウ
ントすることによってろう材７の送給速度を検出する。
、次にマーキング検出部１６に通し、溝７ａの数をカウ
ントすることによってろう材７の送給速度を検出する。
一方、ろう材供給機６のモータ８は、送給速度ＷＩＪＩ
ｌ装置１７によってろう材７の供給速度を可変できるよ
うになっており、送給速度制御装置１７は上記マーキン
グ検出部１６の出力にもとづいて、ろう材送給速度が一
定となるようにろう材送給線６のモータ８の回転速度を
フィードバック制御している。
ｌ装置１７によってろう材７の供給速度を可変できるよ
うになっており、送給速度制御装置１７は上記マーキン
グ検出部１６の出力にもとづいて、ろう材送給速度が一
定となるようにろう材送給線６のモータ８の回転速度を
フィードバック制御している。
上記マーキング検出部１６で溝７ａをカウントされたろ
う材７は、次に供給ノズル１１を介し、溝７ａを上方に
向けた状態でビームスポット５ａに供給され、レーザビ
ーム５により溶融されてワーク４の接合部上に肉盛部１
２を形成され、ろう付けがなされる。
う材７は、次に供給ノズル１１を介し、溝７ａを上方に
向けた状態でビームスポット５ａに供給され、レーザビ
ーム５により溶融されてワーク４の接合部上に肉盛部１
２を形成され、ろう付けがなされる。
このように本発明においては、ろう材７の表面に溝７ａ
を形成したので、ろう材７の表面の反射率が低下し、レ
ーザビーム５の大部分がろう材７に吸収され、これによ
りレーザ発振機ｌが比較的低出力のものであっても、効
率良くろう材７を溶融することができる。
を形成したので、ろう材７の表面の反射率が低下し、レ
ーザビーム５の大部分がろう材７に吸収され、これによ
りレーザ発振機ｌが比較的低出力のものであっても、効
率良くろう材７を溶融することができる。
また上記溝７ａが一定ピッチで形成されているため、こ
の溝７ａをカウントした出力にもとづいてろう材供給機
６のモータ８の回転速度を制御すれば、ろう材７を一定
の速度でワーク４の接合部に供給することができ、これ
により均一なレーザ肉盛りを行なうことができる。
の溝７ａをカウントした出力にもとづいてろう材供給機
６のモータ８の回転速度を制御すれば、ろう材７を一定
の速度でワーク４の接合部に供給することができ、これ
により均一なレーザ肉盛りを行なうことができる。
なお、第１図の実施例では、送給速度制御装置１７で回
転速度を制御されろモータ８がろう材送給線６側に設け
られているが、このモータ８は、マーキング部９とマー
キング検出部１６との間、あるいはマーキング検出部１
６以降に設けてもよい、また、マーキング部９をろう材
送給線６に内蔵させてもよい。
転速度を制御されろモータ８がろう材送給線６側に設け
られているが、このモータ８は、マーキング部９とマー
キング検出部１６との間、あるいはマーキング検出部１
６以降に設けてもよい、また、マーキング部９をろう材
送給線６に内蔵させてもよい。
第１図は本発明の方法を実施したレーザろう付は装置の
概略図、第２図、第３図はろう材の表面に溝を形成する
方法の説明図である。 １−・レーザビーム発振機 ２−レーザヘッド ４・−ワーク ５−・・レーザビーム ５ａ−・−ビームスポット
６−・・ろう材送給線 ７・・−ろう材７ａ・−溝
８・・・モータ９・・・マーキング部 １１−・−ろう材供給ノズル １２・・・肉盛部 １６−マーキング検出部 １７−送給速度制御装置
概略図、第２図、第３図はろう材の表面に溝を形成する
方法の説明図である。 １−・レーザビーム発振機 ２−レーザヘッド ４・−ワーク ５−・・レーザビーム ５ａ−・−ビームスポット
６−・・ろう材送給線 ７・・−ろう材７ａ・−溝
８・・・モータ９・・・マーキング部 １１−・−ろう材供給ノズル １２・・・肉盛部 １６−マーキング検出部 １７−送給速度制御装置
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ワークの接合部上にろう材を供給しながら上記接合部に
レーザビームを照射して上記ろう材を溶融し、上記接合
部上に肉盛りを行なうレーザ肉盛方法において、 上記ろう材の表面にその供給方向とほぼ直交する一定ピ
ッチの溝を形成しながら、このろう材を上記接合部上に
供給するようにしたことを特徴とするレーザ肉盛方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63242468A JPH0292480A (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | レーザ肉盛方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63242468A JPH0292480A (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | レーザ肉盛方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0292480A true JPH0292480A (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=17089531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63242468A Pending JPH0292480A (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | レーザ肉盛方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0292480A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1454703A1 (en) * | 2003-02-03 | 2004-09-08 | ROLLS-ROYCE plc | Laser deposition |
-
1988
- 1988-09-29 JP JP63242468A patent/JPH0292480A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1454703A1 (en) * | 2003-02-03 | 2004-09-08 | ROLLS-ROYCE plc | Laser deposition |
| US6989507B2 (en) | 2003-02-03 | 2006-01-24 | Rolls-Royce Plc | Laser deposition |
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