JPH0288875A - 防盗金庫 - Google Patents

防盗金庫

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JPH0288875A
JPH0288875A JP23937888A JP23937888A JPH0288875A JP H0288875 A JPH0288875 A JP H0288875A JP 23937888 A JP23937888 A JP 23937888A JP 23937888 A JP23937888 A JP 23937888A JP H0288875 A JPH0288875 A JP H0288875A
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JP
Japan
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composite material
alloy
wall
ceramics
safe
Prior art date
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Pending
Application number
JP23937888A
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English (en)
Inventor
Kimiji Yamamoto
君二 山本
Tomomi Soeda
知美 副田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TYK Corp
Original Assignee
TYK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は胴部及び扉部を有する防盗金庫に関し、特に、
ドリル、金ノコ又はハンマー等の工具による破壊に対し
て強く、優れた防盗性を有する防盗金庫に関する。
[従来の技術] 従来の防盗金庫は、その胴部及び扉部が、いずれも鋼板
からなる外壁及び内壁により構成されており、この内壁
と外壁との間には断熱材が介装されている。この断熱材
により金庫の周囲の火災から金庫内の収納物が保護され
るようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の防盗金庫においては、火災等によ
る耐火性は優れているものの、盗人が工具を使用して金
庫を破壊しようとすると、ドリル又は金ノコによって鋼
製壁が容易に穴をあけられ、又は切断されてしまうとい
う問題点があった。従って、従来の金庫は工具破壊に対
して弱く、金庫内の貴重品が盗まれやすいという難点が
あった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
工具破壊に対する防盗性能を著しく高めた防盗金庫を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る防盗金庫は、胴部及び扉部を有する防盗金
庫において、前記胴部及び扉部を構成する金属又は合金
製外壁と、前記外壁の室内側の面に配置されAfl又は
A1合金とその少なくとも一部が粒状のセラミックスと
からなる複合材を有する内壁とを備え、前記セラミック
スの平均粒径は0.01乃至500μmであり、前記複
合材中におけるセラミックスの体積含有率は5乃至70
%であることを特徴とする。
[作用] 本発明においては、防盗金庫の内壁に耐衝撃性及び耐摩
耗性が優れ、硬度が高い複合材を有するから、ドリル、
金ノコ又はハンマー等の工具による破壊に対して優れた
防盗性が得られる。この複合材はそれのみで防盗金庫の
内壁自体を構成するようにしてもよいし、従来の鋼製内
壁に複合材を接着、ネジ止め又は溶接等で接合して配置
してもよい。
以下、本発明について更に具体的に説明する。
本発明に係る防盗金庫は胴部及び扉部を有し、この胴部
及び扉部により、通常、箱型の形状を有する。そして、
胴部及び扉部は、鋼等の金属又は合金製外壁と、この外
壁の室内側の面に配置された内壁とを有する。内壁はA
(又はAl合金その少なくとも一部が粒状のセラミック
スとの複合材を有する。この場合に、この複合材単独で
内壁を構成してもよいし、複合材を鋼材の室内側の面に
接合して配置してもよい。この複合材の接合は、接着、
ネジ止め又は溶接等の種々の手段を使用することができ
る。
而して、前記複合材は、Ap又はAl金合金、その少な
くとも一部が粒状のセラミックスとの複合材料で形成さ
れている。このような複合材を金庫の胴部及び扉部の内
壁に配置することにより、金庫がドリル又は金ノコ等で
穴をあけ又は切断されようとしても、この複合材でドリ
ル刃又は金ノコ刃の侵入が阻止される。従って、この複
合材により、工具破壊から保護される。
前記複合材の一方の構成材料はA1又はA1合金である
。これはAp又はA1合金が展伸性が優れていると共に
、耐衝撃性も優れているからである。このような特性を
有するAp又はA!2合金に高強度及び高硬度のセラミ
ックスを添加することにより、耐衝撃性及び耐摩耗性が
優れ、硬度が高い複合材が得られる。
而して、前記セラミックスの少なくとも一部は、単一粒
子の、例えば、アスペクト比が100以下の粒状をなす
、これは、粒状のセラミックスを添加してA1又はA、
f合金を強化することにより、その強化方向が等方性に
なり、ファイバ状又はウィスカ状のセラミックスを添加
した場合のA!2又は/1合金の強化方向が一方向であ
るのに比して、ドリル又は金ノコの刃先の進行をより一
層確実に阻止でき、更に、−層安全性を向上させること
ができるからである。
前記セラミックスの平均粒径は0.01乃至500μm
である。前記セラミックスの平均粒径が0.01μm未
満の場合はセラミックス粒子をA1又はAJ合金中に均
一に分散させることが難しく、セラミックス粒子が凝集
しやすくなる。このセラミックス粒子の凝集により複合
材中に欠陥が発生し、耐工具破壊性を低下させる、一方
、セラミックスの平均粒径が500μmを超えた場合は
、複合材中においてセラミックス部とAp又はAff1
合金部とが相互に著しく偏在しやすく、Ap又はAl金
合金多く含まれる部分は、工具破壊に対して、極端に弱
くなってしまう、従って、セラミックスの平均粒径を0
.01乃至500μmにする。
セラミックスの体積含有率は5乃至70%にする。
セラミックスの体積含有率が5%未満の場合は、ドリル
又は金ノコにより穿孔され又は切断されやすくなる。一
方、セラミックスの体積含有率が70%を超えた場合は
、複合材が脆化しやすく、脆化するとハンマー等の殴打
による衝撃エネルギを吸収できずに破壊されやすくなる
。従って、セラミックスの体積含有率を5乃至70%に
する。
なお、本発明においても、外壁と内壁との間に断熱材を
介装することができる。これにより、耐天性を高めるこ
とができる。
[実施例] 次に、本発明の実施例について主として内壁を構成する
複合材の材料の相違による特性上の変化を従来の内壁と
比較して説明する。
丸1匠り 平均粒径が45μmのAJ(純度が9−9.7%)粉末
に対し、セラミックスとして平均粒径が23μmのアル
ミナ(Al20S)と炭化けい素(SiC)ウィスカと
を体積比で1=1の割合で含有するものを、下記第1表
に示す配合比(体積%)にて配合し、均一に混合した後
、温度が600℃、加圧力が1トン/詞の条件にてホッ
トプレスすることにより、80mm X 80nm X
 15nmの複合材を得た。
実施例2 250メツシユ以下のA1合金(A 7075 )粉末
とセラミックスとを下記第1表に示す配合比(体積%)
で均一に混合した。このセラミックスは平均粒径が5μ
mの窒化けい素(Si3N4)と長さが10mmのピッ
チ系グラファイトファイバー(GF)とを体積比で9=
1の割合で混合したものである。
このAff1合金粉末とセラミックスとを均一混合した
後、モールド成形により、直径が20011II+、長
さが100mmの圧粉体を得た。成形圧は1トンであっ
た。
次いで、この圧粉体を480℃に加熱して熱間押出機に
より80mm X 15+u X 2600amの板材
を製作した。
その後、この板材を切断して80+u X 80+u 
X 15+mの複合材を得た。
丸11工 温度が700℃のA、R合金(A6061)溶湯中に、
前記第1表に示す配合比にて、平均粒径が10μmの炭
化けい素(SiC)を添加し、耐火物製の攪拌羽根を使
用して十分に攪拌した後、ダイキャストマシンを使用し
て80mm X gQ龍X15mmの複合材を得た。成
形圧は800kg / aAであった。
及11先 温度が700℃のAl合金ADC12)溶湯中に、下記
第1表に示す平均粒径の炭化けい素を、下記第1表に示
すように20体積%の配合比で添加して、実施例3と同
様の方法で80mm X 80mm X 15m+mの
複合材料を得た。
A1匠 従来例として従来の内壁材である鋼板(SS41材) 
80mm X 80市X15mmを用意した。
上述の如く製造した実施例及び従来例の材料について、
下記に示すような各種の試験を行った。
化順U亀 前記各板材から引張り試験片を切り出し、インストロン
型引張り試験機(能力゛2トン)により、引張り弾性率
と伸びとを求めた。その゛結果を下記第2表に示す。
耐ドリル試験 前記各板材を自動送りボール盤に取り付けて耐ドリル試
験を行った。直径がlom+のハイスドリル刃を使用し
て、回転数が1100rp 、送り速度が100m/分
の条件で前記板材を穿孔した。その結果を下記第2表に
示す。
耐ハンマー試験 各板材から15m+a X 15nm X 70mmの
試験片を切り出し、シャルピー試験機(能力120kg
cm)によりハンマーで殴打した。その結果を第2表に
示す。
この第1表及び第2表から明らかなように、実施例1の
Nn、2,3.4のサンプル、実施例2の血7.8.9
のサンプル、実施例3のNn、12,13゜14のサン
プル及び実施例4のNO,16,17,18,19,2
0のサンプルはセラミックスの体積含有率が5乃至70
%の範囲及びセラミックスの平均粒径が0.01乃至5
00μmの範囲に入るものであり、貫通及び破断のいず
れも発生せず、優れた耐防盗性を有する。これに対し、
上述の範囲から外れるもの及び従来の鋼板製内壁を有す
るものは貫通、破断又は変形が発生した。
なお、本発明において使用される複合材中に添加される
セラミックス粒子としては、上記第1表に示すものの他
に以下に示すものがある。
酸化物; ZrO2、TiO2、S i02 。
Y203 、Cr203 、MgO,CaO窒化物;B
N、AfN、TiN、ZrN炭化物; B4 C,Ti
C,WC,CrC2硼化物;ZrB2 、TiB2 他にサイアロン又は上記セラミックス化合物の2種類以
上の混合物の使用も可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、展伸性及び耐衝撃性が優れたAl又は
A11合金に、高硬度及び高強度のセラミックスを添加
した複合材を金庫の内壁材として使用することにより、
ドリル、金ノコ又はハンマー等の工具を使用した破壊に
対して強く、優れた防盗性が得られる。このため、使用
者は安心して且つ確実に貴重品を金庫に保管することが
できる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)胴部及び扉部を有する防盗金庫において、前記胴
    部及び扉部を構成する金属又は合金製外壁と、前記外壁
    の室内側の面に配置されAl又はAl合金とその少なく
    とも一部が粒状のセラミックスとからなる複合材を有す
    る内壁とを備え、前記セラミックスの平均粒径は0.0
    1乃至500μmであり、前記複合材中におけるセラミ
    ックスの体積含有率は5乃至70%であることを特徴と
    する防盗金庫。
  2. (2)前記内壁は鋼板と、この鋼板に接合された前記複
    合材との複合構造を有することを特徴とする請求項1に
    記載の防盗金庫。
  3. (3)前記内壁は前記複合材のみにより構成されること
    を特徴とする請求項1に記載の防盗金庫。
JP23937888A 1988-09-24 1988-09-24 防盗金庫 Pending JPH0288875A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06166136A (ja) * 1992-12-01 1994-06-14 Japan Steel Works Ltd:The クラッド鋼板およびその製造方法ならびにクラッド鋼板製金庫
JPH08150936A (ja) * 1994-11-28 1996-06-11 Kiyooa:Kk 現金輸送システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749179B2 (ja) * 1979-02-06 1982-10-20
JPS62225681A (ja) * 1986-03-26 1987-10-03 有限会社 井善 耐火金庫

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