JPH028682Y2 - - Google Patents

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JPH028682Y2
JPH028682Y2 JP1143586U JP1143586U JPH028682Y2 JP H028682 Y2 JPH028682 Y2 JP H028682Y2 JP 1143586 U JP1143586 U JP 1143586U JP 1143586 U JP1143586 U JP 1143586U JP H028682 Y2 JPH028682 Y2 JP H028682Y2
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JP
Japan
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diamond
dresser
dressing
cylinder
piston
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JP1143586U
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JPS62123861U (ja
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  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は研削盤の砥石修正用ダイヤモンドの位
置決め可能なドレツサーに関する。
従来技術 研削盤の研削作業において砥石は成形及び目づ
まりによる切れ味低下を改善するため度々ドレツ
シングされる。ドレツシングによつてダイヤモン
ド側も当然のことに摩耗して行くため、そのまま
では砥石径は次第に大きくなり工作物の加工寸法
精度が次第に悪くなる。したがつてダイヤモンド
の摩耗補正が必要であつてその補正機構が設けら
れている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながらダイヤモンドの摩耗はその進行過
程において摩耗量は一定しないために効果的且つ
正確な摩耗補正がし難いうえ、複雑高価なものと
なつていた。また新品のダイヤモンドはその先端
の位置合わせ作業が必ず必要であり精度よく位置
合わせをおこなうにはかなりの熟練と時間を要す
る作業であつた。
問題点を解決するための手段 ドレツシング位置と待機位置に移動可能に設け
られたドレツサー体4と、該ドレツサー体4に設
けられ砥石に向かつて移動可能にピストン部材
6,7を嵌装した流体圧シリンダ装置5cと、該
ピストン部材6,7と一体に取り付けられたドレ
ツシング用ダイヤモンド9と、前記ピストン部材
を随時クランプするクランプ装置12と、前記待
機位置のドレツサー体4のドレツシング用ダイヤ
モンド9の先端の位置決め用に進退可能に設けら
れた位置決めストツパ24,28とを備えてなる
ものである。
実施例 以下本考案の実施例を内面研削盤のドレツサー
を例示した図面で説明する。砥石1の軸に対して
研削加工作業に干渉しない位置で研削盤テーブル
上に設けられたドレツサー台2に砥石1の軸と平
行に支軸3が回転可能に軸承されていて、この支
軸3にドレツサーアーム4が直角方向砥石1に対
向するようにキーで一体に固定されている。ドレ
ツサーアーム4には砥石側から順次奥側が小径と
なる3段の盲穴5a,5b,5cが穿設され、最
小径の穴5cがシリンダとなつていて、ここに前
方に突出するピストンロツド6と一体のピストン
7が嵌装されている。そしてシリンダ5cの後室
は流路8によつて図示しない電磁開閉弁を介して
圧力流体源に接続されている。ピストンロツド6
の先端の穴にドレツシング用ダイヤモンド9を先
端に固着した軸10が取り換え可能にねじ11で
締着されている。またピストンロツド6には中央
外周を削り取つて薄肉12aを形成した弾性材例
えば金属,ゴム材等でなる拡張ブツシユ12が普
通状態で滑合嵌合しており穴5bとは密嵌して軸
方向に動かないように挿入されている。そして薄
肉部12aの背面の空間に流路13が開口してい
て、図示しない電磁切換弁を介して圧力流体源に
接続されている。穴5aには研削水,塵芥が侵入
しないようにシール14が嵌装され拡張ブシユ1
2を固定している。ドレツサーアーム4は支軸3
に対して工具と反対側にも伸び支軸方向に植設さ
れたピン15がドレツサー台2に設けれたシリン
ダ16のピストン17のピストンロツド18端の
係合溝18aと係合していて、ドレツサーアーム
4はドレツシング位置と待機位置(仮想線)とに
旋回される。そしてドレツシング位置ではドレツ
サーアームの下側となる面に穿設片19がドレツ
サー台2に設けたストツパ20によつて位置決め
され、待機位置ではドレツサーアーム4の上側と
なる面に設けた突設片21がドレツサー台2に設
けたストツパ22によつて位置決めされる。
待機位置にあるドレツサーアーム4の先端のダ
イヤモンド9に対向する位置にドレツサー台2よ
りアーム2aが突出していて、軸10と同軸上に
シリンダ23が設けられており、これに嵌装する
ピストン24のドレツサー側のピストンロツド2
5はシリンダ壁外に突出している。ピストンロツ
ド端は軸直角面がダイヤモンド9に当接するよう
にした超硬チツプ28が埋込まれ、ピストン24
の前進端がダイヤモンド9の先端の位置決め位置
となる。シリンダ23の前後室は流路26,27
によつてそれぞれ電磁開閉弁を介して圧力流体源
に接続されている。
作 用 通常はシリンダ23の流路27に圧力流体を送
つてピストン24超硬チツプ28を後退させた状
態にしておく。そして新品のダイヤモンド9付軸
10をピストンロツド6に取り付けたとき、また
はドレツシングによつてダイヤモンドの摩耗を補
正するときには、シリンダ16の前室に圧力空気
を送つてピストンロツド18を前進させてドレツ
サーアーム4を旋回させ待機位置におき、流路1
3へ供給されている圧力流体の圧力を除き拡張ブ
シユ12を中央拡張部を戻しピストンロツド6と
滑合状態とする。シリンダ23の流路26に圧力
流体を切り換えピストン24を前進させてピスト
ンロツド25端のチツプ28を位置決め位置に前
進させる。次いで流路8より調整された圧力流体
を送り込みピストン7,ピストンロツド6ととも
にゆつくりと前進させダイヤモンド9をチツプ2
8の端面に当接させる。この状態で流路13に圧
力流体を送つて拡張ブシユ12の薄肉部12aの
背面に圧力をかけ内方に拡張してピストンロツド
6をしめこむことにより、ダイヤモンド9が当接
位置決めされた状態で固定される。シリンダ5c
の圧力流体の圧力を除く。位置決め、または摩耗
補正がされると、シリンダ16の前室に圧力流体
を送り、ピストン17を後退させ、ドレツサーア
ーム4をドレツシング位置におき砥石1のドレツ
シングが可能となる。
効 果 以上詳述したように本考案はドレツサーアーム
内でダイヤモンドを砥石に向かつて移動可能に設
け、位置決め位置でクランプできるようにし、ド
レツサの待機位置で進退可能の位置決めのストツ
パに先端を当接させて摩耗分を補正するようにし
たので、ドレツシング用ダイヤモンドの先端は常
に一定位置とすることができて、加工物の寸法変
化がなく安定した加工精度が得られる。またダイ
ヤモンド摩耗による砥石径の増大が無いため初期
設定された切り込み速度に対する粗切り込み,密
切り込み時の切り込み量の変動がなく真円度,円
筒度,面粗度の低下がなくなり安定した精度が得
られる。また新品のダイヤモンドに交換したとき
特別のダイヤ位置合わせが不要で、さらに加工サ
イクルの待機時に摩耗補正が行われるため補正に
よる時間の無駄がなくなるなどの数々の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のドレツサーをその要部を断面で
示す図である。 1……砥石、4……ドレツサーアーム(ドレツ
サー体)、5c,16,23……シリンダ、6,
18,28……ピストンロツド、9……ダイヤモ
ンド、10……軸、12……拡張ブシユ、20…
…ストツパ、28……チツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドレツシング位置と待機位置に移動可能に設け
    られたドレツサー体と、該ドレツサー体に設けら
    れ砥石に向かつて移動可能にピストン部材を嵌装
    した流体圧シリンダ装置と、該ピストン部材と一
    体に取り付けられたドレツシング用ダイヤモンド
    と、前記ピストン部材を随時クランプするクラン
    プ装置と、前記待機位置のドレツサー体のドレツ
    シング用ダイヤモンドの先端の位置決め用に進退
    可能に設けられた位置決めストツパとを備えてな
    り、ドレツサー体が待機位置にあるときピストン
    部材を前進させてダイヤモンド先端を位置決めし
    その位置でダイヤモンドを固定するようになした
    ことを特徴とするダイヤモンド端位置補正可能な
    ドレツサー。
JP1143586U 1986-01-29 1986-01-29 Expired JPH028682Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1143586U JPH028682Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29

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JP1143586U JPH028682Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29

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Publication Number Publication Date
JPS62123861U JPS62123861U (ja) 1987-08-06
JPH028682Y2 true JPH028682Y2 (ja) 1990-03-01

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JPS62123861U (ja) 1987-08-06

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