JPH0286716A - 水耕裁培装置及びそれを用いた水耕裁培方法 - Google Patents

水耕裁培装置及びそれを用いた水耕裁培方法

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JPH0286716A
JPH0286716A JP63237241A JP23724188A JPH0286716A JP H0286716 A JPH0286716 A JP H0286716A JP 63237241 A JP63237241 A JP 63237241A JP 23724188 A JP23724188 A JP 23724188A JP H0286716 A JPH0286716 A JP H0286716A
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JP
Japan
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cultivation
nutrient solution
bed
bubbles
pores
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JP63237241A
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English (en)
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Teruhiro Komatsu
輝弘 小松
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    • Y02P60/216

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  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は多孔質不織布板状層よりなる水耕栽培ベッドと
上記多孔質板状層の繊維間隙に形成される空隙即ち気孔
よりも微小なる気泡を発生する気泡発生器との組み合わ
せよりなる水耕栽培装置及びそれを用いる植物の水耕栽
培方法に関するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)従来、
水耕栽培方法として特開昭50−18227号や特開昭
51−129735に示されているように、栽培容器に
水を注入し、水面上に、多孔質発泡樹脂板や不織布等の
浮板を配置させ、この浮板上で植物を発芽させて根を水
中に伸張栽培するようにしたものがあるがこれらの栽培
方法は養液中の溶存酸素が十分でなく植物への酸素供給
が少ない為、根が生理障害を起こして十分な養分の吸収
が行われず発育がおそいという課題がある。またかかる
課題を解消するため、特開昭52−61543号に見ら
れる様に気液混合器及びエアレーションにより溶存酸素
濃度を高めることが行われているが、これらの方式では
植物の根全体に酸素を供給することは不可能であり、又
装置的に複雑高価なものとなる等の課題がある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題解決の為、水耕栽培槽の養液液面に浮
床させる栽培ベッドに気孔径が0.1mm〜2mmの気
孔を有する厚み1乃至50mmの多孔性の不織布板状層
を用い、上記不織布板状層栽培ベッド下部底部に、該栽
培ベッドと略同寸法に形成した上記気孔径よりも小なる
気泡を発生する気孔径を有する繊維シートと空気不透過
性板材との組み合わせにより形成した気泡発器を配置し
た水耕栽培装置を提供することにより解決したものであ
る。即ち、栽培ベッドに育成する植物の生育初期及び生
育後期に於いて気泡発生装置より発生せしめた多数の微
小空気、酸素を含む気泡は養液中を上昇して栽培ベッド
の底面−杯に広がりながら多孔性不織布板状層の気孔を
通過せしめ、植物の根部に十分に接触、吸収させること
によってその成長を促進することにより課題を解消せし
めたものである。
本発明の水耕栽培装置に浮床栽培ベッドとして用いる多
孔質の不織布板状層は気泡発生装置により形成する多数
の微小な空気又は酸素を含む気泡により養液中の溶存酸
素を増加させるだけでなく、植物の根に積極的に空気又
は酸素の気泡を供給接触させる為、気泡が通過しやすい
表面張力の小さい繊維で形成する多孔質の不織布板状層
が用いられる。また上記不織布板状層を構成する繊維は
天然繊維又は化学繊維の内観水性を有する繊維例えば、
綿、麻、羊毛。
カッポック繊維、レーヨン、キュプラ、アセテート。
ビニロン、ナイロン、やしの実繊維、ロックウール。
ジュート等の繊維を夫夫単独に又は複数種混合して用い
られ、また不織布板状層に形成される気孔の大きさは気
泡発生器より形成される気泡の大きさによって決められ
るが、普通は直径0.2+nn+以上、好ましくは略1
mm近辺が望ましい。小さすぎると気泡が内部に入りに
くく、繊維シートに根付いた植物の毛根と接触しにくい
また気泡発生器は浮床栽培ベッド全面をカバーできる広
い面積にわたり気泡を発生しうるちのが好ましいが、栽
培ベッド全体に気泡が広がる大きさのものでもよい。気
泡発生面に用いる繊維シートとしては気孔の直径が5μ
m〜50μmである湿式又は乾式不織布或いは編織布等
とその反対面に空気不透過性板例えば金属板や樹脂板と
を重ね周囲を接着シールし空気導入部を設はエアーポン
プを接続したものが図面は本発明の実施の1例を示す水
耕栽培装置の側面断面図であり、(1)は栽培槽(縦4
20mmX横220mmX深さ250mm)であり、内
部は養液(大塚ハウス肥料A処方標準液1単位の培養液
濃度)(2)で満たされており、養液面には、栽培ベッ
ドとして多孔質不織布板状層(3)例えば、ナイロン繊
維10デニール×51mm1oo%で縞目付660g/
rtfのランダムウェブが用いられ、結合剤としてアク
リル、SBR,PVA。
NBR等より選ばれる結合剤を散布、浸漬及び、又はニ
ードルパンチ等の結合手段により形成する目付810g
/rrr、厚み30ausの不繊布が用いられるが、こ
れに限定されるものではない。また上記不織布板状層は
種を蒔く表面層が柔軟で裏面層は発生させた気泡の圧力
により局部的に変形しない剛性を付与したものも使用で
きる。(4)は厚み15mmの発泡樹脂板例えば、発泡
スチロール板であり、上記多孔質不織布板状層の形状安
定支持の為、積層して用いてもよく、この発泡スチロー
ル板には縦横共20薗ピッチで直径10鴫ノ貫通孔(5
)が設けられ、縦400mmX横20offlfflニ
カツトして、同じ寸法に裁断した不織布板状層(3)と
重ね養液面に浮床する栽培ベッドとして配置する。
また上記栽培ベッドの下部栽培槽(1)の底部には気泡
発生器として例えば直径5μm〜50μmの孔が均一に
有する厚み0.16mmの不織布(6)と空気不透過性
板材(7)として例えば厚みが0.9鵬のステンレス板
との組み合わせにより形成し、一部にエアーの導入部(
8)を設けた寸法10cm X 10cmの気泡発生器
を配置して水耕栽培装置を構成した。
上記栽培槽(1)の栽培ベッド上に小松菜を播種し、気
泡発生器にエアーポンプ(9)を接続して、圧カフ50
mm Hg 、エアー量1.21 /minで空気を送
り、直径2mm以下の小さな気泡を連続的に発生させた
。気泡θωは栽培ベッド下面の発泡スチロール板(4)
全体に広がりその貫通孔(5)を通って多孔質不織布板
状層の空隙内を通過させるようにした。気温15°C〜
25°C中で上記小松菜を10株全発芽せ、気泡の送気
は播種後10日目から24時間実施した。
比較例として小松菜を土壌で成育したものを取り上げ1
株当りの重量を測定した結果を下表に示す。
(発明の効果〕 本発明は上記の如く構成したから、気泡発生器より発生
させた直径2mm以下の多数の微小気泡は槽内養液中を
上昇して栽培ベッドの底面に均一に広がり、上記気泡よ
りも大きい多孔質不織布板状層の繊維間隙即ち気孔を通
り空中に抜ける。従ってこの気泡により養液の溶存酸素
量が十分に高められると共に生長して栽培ベッドより養
液中に伸び出した作物の根に直接接触して酸素を供給せ
しめるだけでなく、不織布板状層内に根付く成育初期の
植物の根に酸素を直接供給することが可能となった。こ
れによって植物の成育初期から後期にわたり養液の吸収
と共に根の呼吸作用を活発化させ、作物の生長を著しく
促進させる等の効果を有する発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の1実施例を示す水耕栽培装置の正面断面
図である。 1・・・・・・栽培槽、2・・・・・・養液、3・・・
・・・多孔質不織布板状層、4・・・・・・発泡樹脂板
、5・・・・・・貫通孔、6・・・・・・不織布、7・
・・・・・空気不透過性板材、8・・・・・・エアー導
入部、9・・・・・・エアーポンプ、10・・・・・・
気泡。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水耕栽培槽内に満たされた養液の液面に親水性の
    繊維で構成された多孔質不織布板状層を栽培ベッドとし
    て液面と略水平となる様に浮床させ、上記栽培ベッドの
    下方栽培槽の底部に、該多孔質不織布板状層の気孔より
    も微小なる気泡を発生する気孔を有する繊維シートと空
    気不透過性板材との組み合わせで形成した気泡発生器を
    配置してなることを特徴とする水耕栽培装置。
  2. (2)水耕栽培槽の底部に配置した気泡発生器により、
    養液表面に浮遊させた栽培ベッドを構成する多孔質不織
    布板状層の気孔よりも微小なる多数の空気又は酸素の気
    泡を発生させ、該気泡を養液及び多孔質板状層の気孔を
    通過せしめることにより栽培ベッドに根付いた植物の根
    に酸素を直接接触吸収させることを特徴とする水耕栽培
    方法。
JP63237241A 1988-09-21 1988-09-21 水耕裁培装置及びそれを用いた水耕裁培方法 Pending JPH0286716A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0435753U (ja) * 1990-07-24 1992-03-25
JPH0638643A (ja) * 1992-05-21 1994-02-15 Tokyu Green Syst Kk 植物栽培システム
JP2010081900A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Kyowa Kk 緑化装置
EP3491914A1 (en) * 2017-11-29 2019-06-05 Dirven, Sebastiaan Johannes Hendricus Carrier for receiving thin mats with crop units rooted therein, and device and method for cultivating one or more crop units

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