JPH028556A - 連続可変の或は固定減速比の変速機構 - Google Patents

連続可変の或は固定減速比の変速機構

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JPH028556A
JPH028556A JP1058053A JP5805389A JPH028556A JP H028556 A JPH028556 A JP H028556A JP 1058053 A JP1058053 A JP 1058053A JP 5805389 A JP5805389 A JP 5805389A JP H028556 A JPH028556 A JP H028556A
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JP
Japan
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transmission mechanism
traction
raceway
traction transmission
roller means
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Application number
JP1058053A
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English (en)
Inventor
John S Barber Jr
ジョン・エス・バーバー・ジュニア
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
    • F16H15/04Gearings providing a continuous range of gear ratios
    • F16H15/06Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B
    • F16H15/32Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line
    • F16H15/36Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface
    • F16H15/38Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 連続可変の変速機tl 1のアウターケース2が仮想線
で示されている。アウターケース2は本発明の為の外側
軌道要素を構成する外側トロイド面を具備し得、その内
部中央には入力軸或は駆動軸3が精密作動の為に取付け
られる。該駆動軸には本発明の好ましい具体例に於ては
、変速機構の作動中にトルクが供給される。前記駆動軸
3には内側軌道要素4が取付けられる。該内側軌道要素
4は好ましい具体例に於ては一対の内側軌道手段5及び
6を含むものとして例示される。これら内側軌道手段は
対を為す変速機ローラ手段7〜10を回転させる為に十
分なトラクションを提供する。変速機ローラ手段は回転
されることにより、トラクションを被駆動部材に出力ト
ルクを提供する為のものとしてここに識別された如き外
側軌道要素或は外側トロイド面11へと伝達しこれが、
以下に説明される如く、変速機構作動中に駆動手段によ
って加えられた入力トルク或は力に対して被駆動手段に
制御状態で伝達されたトルクを発生させる為の変速機構
の作動速度変化を正確なものとする。
第3図に示されるように、駆動軸3には内側軌道手段5
及び6にスプライン結合され、そしてそれらはここでは
その一対が変速機ローラ手段9及び10として示される
多くの変速機ローラ手段とトラクション結合される。先
に説明した如く、これら変速機ローラ手段−本特定構造
内部に組込まれた全ての変速機ローラ対においても同じ
−は、外側軌道要素11の内面とトラクション係合或は
接触状態に配列される。該外側軌道要素11は、外観上
分割し得るものであるが、ここでは先に定義したように
多くの変速機ローラ対の全周囲を包囲する一体型のトロ
イド面を形成する単一構成を有する。従って、これら変
速機ローラ手段を通して外側軌道要素11の回転を制御
するためのトラクションが伝達される。外側軌道要素1
1は結局、その回転力を参照番号13で示される如き出
力軸へと駆動力を伝達する為の、本特定例ではスパイダ
手段12として記載される被駆動手段へと伝達する。
スパイダ手段12内部に相互結合され得るプラネタリギ
ヤ配列構成(図示せず)の形態の如き出力手段にして、
駆動軸3に関して2軸的或は同軸的に配列され、出力を
他のギヤに提供し得る多くの出力手段を本発明において
使用可能である。従ってスパイダ手段12は一例に過ぎ
ないものである。しかし、好ましい具体例においては、
本具体例の外側軌道要素が先に説明した様式の自由浮動
性を有していることから、外側軌道要素による変速機の
作動中の相対運動を補償を提供し、しかも尚、変速機の
作動中に出力軸13を固定状態で回転させる為に、可撓
性カップリング23及び24を介して出力軸13を実際
の出力駆動軸或はスプライン連結部14に連結し得る。
都合良くは、また本発明の構造上の安定性を提供する為
に、駆動軸3を第17図に示す如く支承し得る。一方、
変速機構の作動中における有効且つ均等化された力を得
る為の外側軌道要素の自由浮動性を実現するに際しては
、内側軌道要素4に自由浮動性を持たせ、一方外側軌道
要素11の回転位置を固定し得る。この場合は明らかに
、内側軌道手段5及び6を取付けた駆動軸3は固定され
ずにむしろ移動自由とされ、先に説明したように変速機
ローラ手段7〜10によって懸架状態で保持される。
第2図に関して概略定義されたアウターケース2は実際
には、第3図に関して示され且つ説明される如く、外側
軌道要素11の外側表面を具備し得る。従ってこの第3
図には、全ユニットの為のアウターケースが外側軌道要
素の外側表面を含み得ることが実際的且つ構造的に示さ
れる。外側保護ケースが使用され得る。
第5図を参照するに、本発明の変速機構の構成ユニット
の為の追加的構造が示される。例えば第5図は本発明の
装置を上方45°の角度方向から見たものであるが、外
側軌道要素11が本装置の内部機構を連続状態で包囲す
る状態が、その内部構造が分かるように仮想線で示され
ている。変速機構は一対の支持手段に取付けられる。該
支持手段の一方はプレート、詳しくは前方支持プレート
15であり、そこから後方に離関して他の後方支持プレ
ート16が設けられる。これらプレートの外側表面には
多くの液圧制御手段17aが設けられる。これら液圧制
御手段17aは先に説明した如く、ここに参照番号7及
び8で示される変速機ローラ手段を移動させる為に必要
な液圧を提供する為の設計形状とされる。各変速機ロー
ラ手段は各トラニオン18の内部の軸によって支承され
且つ支持される。この場合、各トラニオン18の一端は
、多(の変速機ローラ手段の回転速度を変化させる為に
、その一つが参照番号19で示されるようなレバーアー
ム手段に廻動自在に取り付けられ、各変速機ローラ手段
及びそれを支持するトラニオンの長手力向手方向及び接
線方向移動を提供する。これが、好ましい具体例におけ
る変速機構の作動中の、回転自在の外側軌道要素11の
回転速度の変化を提供する。前方支持プレート15及び
後方支持プレート16間の安定性及び構造的支持を提供
する為に、変速機ローラ手段及びそのトラニオンを中心
とする周囲を取巻いて多(のA型フレーム形状支持体2
0が設けられる。然し、前後の前記各支持プレートは、
先に説明したように変速機ローラ手段7〜lOの各対間
の外側軌道要素或はトロイド形成手段11の内側番こ組
込む為に好都合な形状を有している。この構造的関係を
以下に詳しく説明する。
第6図を参照するに、第1図から第3図に概略例示され
た本発明の構造の詳細が示される。駆動軸3には内側軌
道手段5及び6が支承体21によって支承される。ここ
には変速機ローラ手段9及び10の詳細が示され、参照
番号12で示されるような外側軌道要素11の内面とト
ラクション係合されている。そしてこの関係により、ス
パイダ手段12を介して駆動力を出力軸或はスプライン
14に、そして理解されるように駆動軸13へと伝達す
る(第3図参照)、可攬性のカップリング23及び24
が組込まれた状態で示されている。
第6図に示されるように、変速機構の構造中には一対の
支持手段が含まれる。その一方は第4図及び5に示され
る如く、ここでは前方支持プレート15として識別され
る。前方支持プレート15には液圧シリンダプレート2
5が結合される。該液圧シリンダプレート25には同様
に支承体ハウジングプレート26が結合される。これら
2つの部品は前方支持プレート15に容易に固着される
。後方支持プレート16はその先端中央部に駆動軸3の
後端を支承或はジャーナル軸受けする為の支承体21が
組込まれる0図示はされないが後方支持プレート16は
、先に簡単に説明されたように前方支持プレート15に
片持ち支持されそれによって全ての入力手段、内側軌道
手段5及び6の為の支持及び安定性を提供しそして同様
に、変速機ローラ手段7〜10の作動上の安定性を提供
し、また変速機構の作動中に外側軌道要素を自由浮動状
態に支持する。
変速機ローラ手段7〜lOは各々自由浮動状態に支持さ
れるが、銘記されるように、トラニオン18によって制
御された回転状態に支持される。
各トラニオンの、第6図に示されるような変速機ローラ
手段lOに関する一端は、各レバーアーム手段19によ
って移動自在与こ支持される。レバーアーム手段19の
構造及び機能は既に説明したとおりであり以下にその詳
細が説明される。第6図の下方部分には類似形式のレバ
ーアーム手段が例示される。しかしこのレバーアーム手
段は裏側の従って第6図には図示されない後方の変速機
ローラ手段8を位置決めするものである。第6図には第
5図において全体を参照番号17aで示されたような多
くの液圧手段もまた例示される。これら液圧手段は多(
の均等化手段を提供するものであり、前方支持プレート
15及び後方支持プレート16に各4組が設けられる。
第6図ではこのうち前方支持プレート15に設けられた
2組の液圧手段28.29及び後方支持プレート16に
設けた2組の液圧手段30.31が示される。第4図に
もっと正確に示されるように、後方支持プレート16に
は4つの液圧手段30.31及び32.33が設けられ
る。以下に説明されるように、各液圧手段、例えば液圧
手段28はピストンアーム34を駆動する液圧ピストン
を作動する。前記ピストンアーム34はレバーアーム手
段19或は27を廻動させ、夫々のトラニオン18及び
変速機ローラ手段10を僅かに接線方向及び長平方向に
移動させるために、前記レバーアーム手段19或は27
のピボット端部に結合される。これは、変速機の作動中
にその回転速度を加速成は増大する場合のように、各変
速機ローラ手段を内外の各軌道手段の間で縦方向位置か
らもっと水平な方向へと変化させる為の位置決め及び移
動をもっと微細に制御する為の手段を提供させる為に為
される0本発明の変速機構には液圧手段17a、詳しく
は、作動中の変速機からの速度出力を制御する為に前方
支持プレート15に設けた液圧手段28.29等の4つ
の液圧手段に加え、液圧手段30〜33の各々の作動を
制御する為の、例えば図示されないアクセルペダルを組
込み得る。
そして更に、言及された如く、内側軌道要素4には一対
の内側軌道手段5及び6が含まれる。そしてこれら2つ
の内側軌道手段を変速機の作動中に互いに接近させる為
の液圧手段が設けられる。
前記液圧手段が釈放されると、2つの前記内側軌道手段
は、変速機ローラ手段によってそこに行使されるトラク
ションにより自然偏倚され再度離間せしめられる。液圧
シリンダプレート25は液圧流体室35を具備する。該
液圧流体室35は内側軌道手段5を内側軌道手段6に向
けて付勢する為のものである。そしてその付勢が成され
ると、駆動軸3は同様に自然に第6図で左側へと引出さ
れこれが内側軌道手段6を内側軌道手段5に向けて僅か
に移動させる。それによって前記各内側軌道は同時に、
しかし反対方向に同距離移動し、変速機ローラ手段7〜
10の全てに対し同時に作用する力を均等化し、変速機
の作動中における全ての変速機ローラ手段に行使される
力を同一化され且つ均一化されたものとすることを保証
する。こうした保証は、内側軌道手段5の移動を液圧的
に制御することにより、そして結局、内側軌道手段6を
液圧的に制御することにより変速機ローラ手段の全てに
行使される圧力及び力の量を制御可能と成し、駆動軸1
3を介して変速機内部に生じされ得るトルク及び出力を
加速要求量に依存して増大し、また本発明の変速機を搭
載した機構成は車両の特定の機械的機能を完遂する為に
必要なトルク量を増大させる為に成されるものである。
これは変速機ユニット内部に提供される別の形での均等
化であり、本発明の変速機構の作動中に達成し得る出力
量を微細に調節する為の、前記変速機構の使用を通して
発生され得る力の向上が同様に提供される。
内側軌道手段5及び6のこうしだ液圧によるコントロー
ル及びそうしたコントロールを、図示された変速機構の
トラクションを向上させる為の圧縮形式の力を追加する
使用状況もまた、第8図には示される。変速機ローラ手
段は前記内側軌道手段5及び6と外側軌道要素11との
間に配設され駆動軸3は前方プレート15及び後方プレ
ート16間に支承され、出力軸13は、可撓性カップリ
ング23及び24を介して外側軌道要素11に固着され
たスパイダ手段12に固定された被駆動軸或はスプライ
ン14に連結される。支承体ハウジングプレート26内
部の液圧手段によって、液圧シリンダプレート25を介
して液圧が行使されると、流体は液圧流路37(第4図
及び9図参照)を経て導管38、駆動軸3を通して形成
された追加的導管39、を流通して前述の液圧流体室3
5内部に流通し、内側軌道手段5に必要な力を行使する
。そうすると駆動軸3がこれら内側軌道手段に対してス
プライン結合され従って内側軌道手段5及び6が駆動軸
3に於て長手方向左側に自由移動し得る状態とされてい
ることから、内側軌道手段6はクリップ56によって第
8図で左側へと弓寄せられ、2つの内側軌道手段5及び
6は同時に均等化され且つ移動される。液圧流体が駆動
軸3或は導管39を通して加圧下で流通することにより
、駆動軸3ば第8図で左側へと押しやられる傾向を有す
る。液圧ライン37を通して行使される液圧流体は独立
供給源を形成し、ある形態のペダルその他制御手段によ
って再度アクチュエートされる、或はそれら液圧流体を
、別の液圧制御手段即ち後方支持プレート16に於て参
照番号30から33によって示される如きシリンダ、或
は前方支持プレートに設けた対応するシリンダ28.2
9及び40.41へと流動する液圧流体を圧縮する同一
のアクセルペダルその他手動或は自動制御手段に連結し
得る。第9図を参照するに、参照番号42から45で示
される多くの液圧流体ラインが設けられる。これらライ
ンはマスター液圧弁46と、前方支持プレート16に設
けられた各シリンダとを結合する。液圧流体ライン37
は支承体ハウジングプレート26の下部で、液圧シリン
ダプレート25から独立状態で伸延するように図示され
たが、変速機の作動及び用途の為に所望される制御形式
に依存して、液圧流体ライン37を流通する流体を、後
方支持プレートに設けた液圧手段30〜33、そして前
方支持プレートに設けた液圧手段28.29.40及び
41と結合される多くの液圧流体ラインを流通する流体
を調節する同一の制御手段或はアクセルペダルによって
制御し得る。更には、同一の効果を達成する為に、空気
圧或は棲械的な作動圧力の如き別形態の圧力さえも使用
し得る。
第6.8図及び11.12図には本発明の特定構造にお
ける部品の詳細が示される。
図示されるように、本発明の変速機構には先に言及され
た如きアウターケース2のようなハウジングを設は得る
がそうしたハウジングはここでは示されない、しかし外
側軌道要素の外側表面は先に記載されたように、外側ハ
ウジングを具備し得る。変速機構内部には支承体21に
よってその内部で回転自在に支持された駆動軸或は駆動
軸3が組込まれる。駆動軸3は前述の如く内側軌道手段
5及び6と同中心に関連付けられ、外側軌道要素11は
、駆動軸3の周囲に配設され前記各内側軌道手段と対向
する、断面が一般に円形のキャビティ47を形成するよ
うにして配設される。キャビティ47の内部には多くの
変速機ローラ手段対が設けられる。これら変速機ローラ
対は内外の前記各軌道手段の軌道面とトラクション係合
状態で回転自在に位置決めされる。好ましい具体例に於
ては外側軌道要素は、変速機構の作動中は変速機ローラ
手段と共にトラクション回転する為にそれら変速機ロー
ラ手段によって自由浮動状態に於て支持される。
内側軌道手段6は変速機の後方に位置付けされ駆動軸3
と同中心に取付けられる。そしてウッドラフキー或はス
プライン継手48の使用を介して前記駆動軸により回転
される。前記内側軌道手段6は駆動軸3に軸方向に摺動
自在に取付けられ、その軸方向移動が内側軌道手段5に
よって制限される。内側軌道手段5の位置決めは液圧ピ
ストン49及びストッパ手段或はキー50によって制限
される。キー50は駆動軸3を取巻(溝の内部に位置付
けされ固定される。従って、内側に形成した導管38を
通して液圧シリンダプレート25に液圧が加えられると
、流体は導管39を流通しそして、該導管39と連通し
前記液圧流体室35と連通する流路51へと流動する。
液圧ピストン49は同様に内側軌道手段5と共に回転し
、その端ぐり孔36の内部には位置決め用の一連のビン
52がブツシュ嵌込みされる。これが前記液圧ピストン
49と内側軌道手段5との同時的な運動を可能とする。
そして同時に、加圧下の液圧流体が前記液圧流体室35
に流入した如き場合に、前記液圧ピストン49と内側軌
道手段5との同時的な偏倚を可能とし、それにより内側
軌道手段5を内側軌道手段6に向けて付勢する。1つ以
上のキー或は相互結合用のビン53が、駆動軸3を液圧
ピストン49にスプライン結合し、それらを同時に運動
させる。実際には3つであるビン52が内側軌道手段5
を回転させる。然しなから、前記2つの部品、即ちピス
トン49及び内側軌道手段5に関する相対的偏倚は、変
速機の作動中に該変速機によって伝達され得る力の量を
増大することが所望される場合に内側軌道手段5を内側
軌道手段6に向けて移動させる為に所望され且つ要求さ
れるものである0図示されるように、内側軌道手段5の
内部に形成されだ液圧流体室35と液圧ピストン49の
外側周囲との間の流体をシールする為に〇−リング54
が設けられる。液圧ピストン49は駆動軸3に関しその
位置が一般にキー或はストッパ手段50によって制限さ
れる。
液圧流体室35内部に加圧下の液圧流体が追加され、内
側軌道手段5が第8図で右側へ、従って内側軌道手段6
方向へと移動されると、駆動軸3もまたそこを流通する
加圧下の流体によって第8図で僅かに左側に引出され、
それによりそれと同じ距離だけ内側軌道手段6を内側軌
道手段5に向けて移動させる。従って全ての変速機ロー
ラ手段に対して、第1図及び2図から理解されるように
それら変速機ローラ手段の内側エツジが内側軌道手段5
及び6の何れか一方にトラクションを行使し得ると否と
に拘らず、等しい力が行使される。
これを実現する為に内側軌道手段6は、駆動軸3に形成
された溝にキー止めされたそのストッパ手段或はクリッ
プ56によって然るべき位置に同様に保持される。斯く
して、仮にこうした液圧作動中に内側軌道手段5が液圧
によって第8図で右側に移動されると、それに従って駆
動軸3は僅かに左側に移動され、スプライン継手48が
内側軌道手段6を前記内側軌道手段5に引寄せ、変速機
構の作動中のこれら2つの内側軌道手段の同時的移動を
提供する。しかし液圧流体室35から液圧が釈放される
と、前記2つの内側軌道手段5及び6は、主に多(の変
速機ローラ手段によってそれらに行使されるトラクショ
ンに依存して、同時に等距離離間される。
変速機横内部には液圧シール57及び58もまた設けら
れることを銘記されたい。これら液圧シールは導管38
を流通しそして駆動軸3内部の導管39に流入するよう
、駆動軸3から僅かに偏倚した位置に位置付けされれる
第9図から、液圧シリンダプレート25を介して導管3
8に流入する液圧流体は、参照番号59にて示され前記
液圧シリンダプレート25に螺着されるニップルに結合
される液圧ライン37を通して流入することを銘記され
たい。液圧ライン37の他方の端部は、本発明の特徴的
作動をシステム的に作動することが所望される任意の制
御手段に結合し得る。それら制御手段は、ペダル作動、
手動制御その他によって作動され得る液圧シリンダ形態
であると否とを問わず、そうした圧力を本発明の総合的
作動における特徴的作動を提供する為に適用されるもの
である。そうした圧力を流体に加え且つ液圧流体室35
に供給することによって、液圧ピストン49の隣合う表
面及び内側軌道手段5に面する内側キャビティに圧力が
加えられこうした圧力が結局、内側軌道手段5を駆動軸
3に沿って軸方向に移動させ、同様に内側軌道手段6を
先に説明した様式に於て内側軌道手段5に向けて移動さ
せる。これにより変速機ローラ手段間土間の、内側軌道
手段の内面と接触する位置に直角方向の負荷を発生させ
、同様に外側軌道要素11に接触する変速機ローラ手段
を通して外側軌道要素11の内面に力を行使させる。外
側軌道要素11が全ての変速機ローラ手段によって支持
されていることから、前記力は本発明の変速機構に組込
まれた全ての変速機ローラ手段対に等しく分与される。
先に言及した如(、本発明の変速機構の多くの部品の構
造的支持或は固定関係を定義するに、第5図に示される
ように前方支持プレート15には駆動軸3、変速機ロー
ラ手段及び内側軌道手段が廻動自在に取付けられ、一方
、後方支持プレート16はA型フレーム20によってそ
こに剛着され゛る。第7図及び19図をも参照されたい
、これらA型フレーム20は、参照番号60の位置に示
されるような締め具によって前後の各支持プレート15
及び16の内面に剛着される。そしてA型フレーム20
の、参照番号61に示されるような先端位置は、第5図
に明瞭に示されるように、各変速機ローラ手段の概略中
央に配設される。第5図には変速機ローラ手段7及び8
間におけるそうしたA型フレームの好都合な配列構成が
示される。
これら部品のこうした位置関係は、外側軌道要素に変速
機ローラ手段及びA型フレーム全体を、A型フレームが
それらと干渉することなく或は変速機の作動と干渉する
ことなく包囲させる必要があることから、非常に緊密な
ものである。従って、後方支持プレート16をA型フレ
ーム20を介して前方支持プレート15に構造上結合す
ることにより、片持ち支持状態での位置決めが容易に達
成され、本発明の変速機の恒久的構造、詳しくは外側軌
道要素及びそこに結合された被駆動軸の制御された回転
を得る為の駆動軸3、そして前述した如くそこに設けら
れた内側軌道手段5及び6、に対する剛性支持が提供さ
れる。A型フレームを、前後の各支持プレート間のより
内側位置に剛性結合した状態で前後の各支持プレート間
の剛性支持の為に使用するのは、これら構造部品を包囲
する外側軌道要素11の位置付けの為に要求される適正
間隙を提供することを理由とするものである。
外側軌道要素は、図示される如く変速機の周囲を連続的
に包囲し、先に説明されたように多くの変速機ローラ手
段によって自由浮動される特徴をも有している。従って
、A型フレーム20は外側軌道要素11の内面形状と相
補形状を為し、それにより変速機構内部での作動的位置
決めの為の間隙を創出する。
外側軌道要素11は、第6図及び7図では中実或は一体
成型部品として説明されたが、第5図及び6図に示され
る様な内側軌道手段と類似の分割体に形成し得る。−旦
支持プレート19及び22が組立てられ、そしてA型フ
レーム20が然るべき位置に固定されると、そうした分
割体に形成した外側軌道要素11は次いで相互にボルト
締めされ、作動位置及び作動状況とされる。これが外側
軌道要素の組み立てを一層好都合なものとする。
先に説明したように、前方支持プレート15は4つのA
型フレーム20の前述の如き中を抜いた形態での支持構
造によって、片持ち支持様式で後方支持プレート16に
剛着される。第7図及び19図を参照されたい、全ての
A型フレーム2oの傾斜脚62は締め具60によって前
後の各支持プレート15及び16の内面に取付けられる
。各A型フレーム20の先端に沿ってトラニオンブラケ
ット63が設けられる。これらトラニオンブラケット6
3は図示される締め具64によって然るべき位置に保持
される。第22図にも示されるように、各トラニオンブ
ラケット63はそこから垂下する支持用フランジ65を
具備する。該支持用フランジ65には環状開口66が設
けられる。前記環状開口66の内部にはブツシュ67が
設けられその中央には中央長孔68が形成される。中央
長孔68の内部にはトラニオン18の一端69が配設さ
れ、参照番号8で示される如き変速機ローラ手段を支持
する。第16図から18図もまた参照されたい、従って
各トラニオン18は、剛性支持用のA型フレーム20に
よってその矩形の端部69の如き少くとも一端が支持さ
れる。各A型フレーム20は剛性取付けされてはいても
各トラニオン18の一端69はブツシュ67の中央長孔
68内部で半径方向にある程度自由に移動し、同様にブ
ツシュ67が円形であることに依存して、変速機構の速
度が変化された如き場合に、トラニオン自身及びそれが
支持する変速機ローラ手段の為に環状間ロ66内部であ
る程度自由に廻動する。トラニオンは中央長孔68内部
で半径方向にある程度自由に移動することにより、変速
機ローラ手段の作動中に内外の軌道手段内部の力を均等
化する為の、トラニオン支持された変速機ローラ手段の
変速機構内部での半径方向移動を可能とする。
変速機ローラ手段7〜10を支持するトラニオン18の
詳細が第16図及び18図に示される。
各変速機ローラ手段は参照番号70及び70aの如き支
持軸上でトラニオン18に支承されそれによって殆ど摩
擦のない状態とされる。各変速機ローラ手段の直径は、
変速機の作動及びそれによる駆動軸から出力軸への力を
得る為のトラクションが、内外の各軌道手段と各変速機
ローラ手段の外周との間に行使されるよう、内外の各軌
道手段の形成する内側及び外側トロイド面間の距離によ
って決定されることが明らかである。各トラニオンの、
一端69と反対側の端部には追加的な延長軸71が設け
られる。該延長軸は、第6図に関して説明された如きレ
バーアーム手段19或は27の一方の如き、関連するレ
バーアーム手段の内部に廻動自在に取付けされる。トラ
ニオン支持された変速機ローラ手段の各々の一端に各−
本のレバーアーム手段が関連付けされる。各レバーアー
ム手段は、変速機構を通しての発生速度の変化が要求さ
れた如き場合に、各変速機ローラ手段を接線方向に移動
させる。これは第5図及び6図に示された具体例に関し
て簡単に言及されている。延長軸71の軸は一端69の
中心と同軸とされるべきであり、同様に図示されたトラ
ニオン内部に支承される変速機ローラ手段の回転中心と
整列されるべきことが重要である。
前述した如く、トラニオン支持された各変速機ローラ手
段にはレバーアーム手段19が関連付けされ、該レバー
アーム手段の作動を通して、変速機構の作動中に該変速
機構を通して伝達される速度変化を得る為の、トラニオ
ン支持された変速機ローラ手段の接線方向移動が達成さ
れ得る。先に説明した如く、変速機ローラ手段と内外の
各軌道手段のトロイド面との接触位置がキャビテイ47
内部の各変速機ローラ手段の直径を決定し、変速機の作
動中に得られる速度量が決定される。斯くして、トロイ
ド面内部でトラニオン支持された変速機ローラ手段を接
線方向移動させる為の手段がそれらを作動的に結合する
レバーアーム手段19の作動を通して得られる。これは
第10図及び11図に概略示される。変速機ローラ手段
7はその一端の延長軸71がブッシュ72内部に装入さ
れそして各レバーアーム19或は27の概略中央に形成
された相補形状のキャビテイ73内部に座着されている
。これは第23図に更に詳しく図示される。各レバーア
ーム手段の各側には、一体構造体74が外側且つ下方に
伸延され、第11図に示される様なピボット軸75を取
付ける為の支持孔76が設けられる。前記ピボット軸7
5は夫々の前方支持プレート15及び後方支持プレート
16の内部或はそれらを介してピボット運動する為の形
状とされ、その1つが参照番号77(第15図参照)で
示されるようなブッシェを組込み、前記各支持プレート
を介してのピボット運動に際しての摩擦及び損耗を最小
限とし得る。各ピボット軸75は参照番号78で示され
るように更に外側へと伸延され、キー79によってピボ
ットアーム34(第9図参照)に係合される。各ピボッ
トアーム34は、液圧手段28〜33.40及び41の
一つに相互結合される。これら液圧手段は、作動するこ
とによって各ピボットアーム34をピボット回転させそ
のピボット運動を関連するレバーアーム手段19に伝達
し、それにより内外の各軌道手段間の変速機ローラ手段
の位置を変化させそれによって変速機構の作動中の伝達
速度の変化を得る為に、トラニオン支持された関連する
各変速機ローラ手段を僅かに接線方向に移動させる。キ
ャビテイ47内部での変速機ローラ手段の接線方向位置
に依存してもしレバーアーム手段が変速機ローラ手段を
ある方向に移動させると、出力軸13に伝達される速度
は低下される。これは第3図で変速機ローラ手段が実線
位置にある場合に相当する。一方、変速機ローラ手段が
トラクションによって影響される等してレバーアーム手
段によってトロイド面内で逆の接線方向に移動されると
、変速機ローラ手段に異なる或は斜めのトラクションが
引き起こされて固有の廻動方向に移動せしめられ、結局
、出力軸の速度増大酸は駆動軸の速度低下をもたらし、
それにより伝達トルクを増大させる。こうした関係は前
記第3図に於て全ての変速機ローラ手段の為のものとし
て実線及び仮想線で示される0本発明の変速機構の使用
を通して発生される速度は、駆動軸3の回転速度の上昇
か或は別様には、或は同時的にトラニオン支持された変
速機ローラ手段の接線方向移動によって影響され得る。
トラニオン支持された変速機ローラ手段の接線方向移動
は同様に、図示された出力軸13からの出力を介しての
追加的な速度の増大酸は低下を引起こし得る。これらは
、本発明の変速機構を介して速度を伝達し、変速機構の
作動中に変速機構を調節することによって出力トルクを
変化させ得る種々の方法である。
外側軌道要素11からの出力は、第20図及び21図に
示されるように、そこに結合されたスパイダ手段12を
介して伝達される。スパイダ手段は外側に折曲げられた
4本の折曲げアーム81を具備する十字フレーム部材8
0だけから成立つ。
4本の折曲げアーム81は、前述の外側軌道要素に向け
て伸延され多くの孔82を通して伸延する締め具によっ
てそこに結合される。スパイダ手段の中心にはリブ付孔
83が設けられる。該リブ付孔83は、一体形成軸84
内部を伸延するスプライン継手14として機能する。前
記リブ付孔83のリブ部分は前記出力軸13と相互結合
して該出力軸13をして変速機構の作動中にその内部に
僅かに挿入可能ならしめる。これは特に、外側軌道要素
11が変速機ローラ手段7〜10上で全体的に自由浮動
していることから、変速機構の作動中に該変速機構内部
での均衡状態を得ることに依存して必要である。他の形
態の多くの出力を本変速機構の作動中に得られることが
既述された。これは、ある出力を得るために本発明の変
速機構内部に組込み得る1つの装置例に過ぎない。
多くの液圧手段28〜33及び40.41は独立状態で
形成され、それらは第13図及び14図に詳しく図示さ
れる。これら液圧手段は前後の各支持プレート15及び
16の外側表面上に取付けられ、各レバーアーム手段1
9或は27の参照番号78で示される延長部分に作用す
る。各液圧手段は参照番号85で示される様なピストン
状手段を具備する。該ピストン状手段には回転ダイヤフ
ラム86が取付けられる。ピストンヘッド85及び回転
ダイヤフラム86は、シリンダヘッド88内部に形成さ
れたピストンチャンバ87の内部に位置付けられる。液
圧ライン37.42〜45の何れかを連結する為のフィ
ッティング89が配設される。該フィッティング89は
、加圧下の液圧流体をピストンチャンバ87に流入させ
ピストンヘッド85及びその回転するダイヤフラム86
を作動させる。シリンダヘッド88はその内部に中央フ
レーム90を具備し、該中央フレーム90はマウント9
3のブッシュ92内部に取付けられた位置決め用軸91
と結合される。マウント93は図示されるように締め具
94によって前後の各支持プレートの表面上に螺着され
る6位置決め用軸91は、加圧下の液圧流体がピストン
ヘッド85に位置決めされた回転ダイヤフラム86及び
液圧流体の入口間に於てピストンチャンバ87内部に行
使されるに際してのピストンヘッド85移動を安定化さ
せる為のものである。中央フレーム90は横方向ビン9
5を具備し該横方向ビン95にはピストンアーム34の
一つが摺動自在に係合される。ピストンアーム34はビ
ン95を介して細長孔96に取付けられる。従ってピス
トンヘッド85がピストンチャンバ内で移動されると、
ビン95は細長孔内部を移動してピストンアーム34を
僅かに廻動させレバーアーム手段19或は27の各側の
延長部分78を廻動させる。そして同時に各トラニオン
18及びそこに支持された変速機ローラ手段の各々を接
線方向に移動させる。先に説明したように、液圧手段を
介しての、フィッティング89を通してのマスター液圧
弁46からの液圧流体の行使は、出力軸13を介して発
生されるべき出力トルク量の決定に際して本発明の変速
機構を制御状態で作動する為の手動或は自動手段を提供
するべく使用されるアクセルペダルその他の制御手段に
圧力を加えるごとにより達成し得る。
第14図に示されるように、ピストンシリンダ88の内
部には一連の締め具97によαてシリンダヘッド89が
然るべき位置に固定される。一連の締め具97は回転ダ
イヤフラムの外周99を固定し、該回転ダイヤフラムが
適正に機能する位置に固定する。各シリンダ内部から液
圧流体をタッピングする為のブリーダ弁lOOを設は得
ることを銘記されたい。
第11図及び12図にはレバーアーム手段上に支持され
、トラニオン支持された各変速機ローラ手段の全体アセ
ンブリが概略例示される。トラニオン18には参照番号
8で示される様な変速機ローラ手段が各1個取付けられ
る。トラニオン18の後端はレバーアーム手段19に前
述した如き様式で結合される。各レバーアーム手段の下
方端から伸延するピボット軸75は、参照番号34で概
略示されるピストンアームの1つと相互結合される。該
ピストンアーム34は図示された如き液圧手段28及び
30の1つによって作動位置に位置決めされる。こうし
た構造は、本発明の変速機構の作動中に各トラニオンに
要求される接線方向の移動を同時的に達成する為の種々
の部品間の構造的関係を一般的に説明するものである。
第12図には4つの変速機ローラ手段7〜10及びそれ
らを支持するトラニオン18が、図示される如き液圧ラ
インを通してのマスター液圧弁46からの液圧を介して
、液圧手段によって本発明の変速機の作動中の変速機ロ
ーラ手段の同時的な接線方向移動を達成する為の作動状
況が示される。
本発明の特定構造から得られる結果の説明及び本発明の
好ましい具体例における多くの構成部品の定義から、当
業者にはその作動方法は明らかであろう0本発明の変速
機構は基本的にはトラクション原理によりて作動し、そ
うした作動が、ここでは一対の内側軌道手段5及び6を
含む第1の軌道要素を回転させる。好ましい具体例に於
てはこれら内側軌道手段が強制的に回転されることによ
って駆動軸3を介してトルクが発生され、このトルクが
多くの変速機ローラ手段対7〜lOを摩擦回転酸はトラ
クション回転させこの回転が外側軌道要素11をトラク
ション回転させる。説明された如く、好ましい具体例に
於ては内側軌道手段が回転されることにより、位置決め
された変速機ローラ手段を介してトラクションが提供さ
れ、このトラクションが外側軌道要素を回転させるので
ある。一方、外側軌道要素を駆動軸或は被駆動手段によ
って強制的に回転させることによって関連する変速機ロ
ーラ手段を回転させ、内側軌道手段5及び6を回転させ
、駆動軸3を介して出力を提供させることによって、本
発明の変速機構を通して逆方向のトルクを提供させ得る
。加つるに、記載された2対の変速機ローラ手段に変速
機ローラ手段を追加して使用し得る。
本発明に於て必須とされることは、本発明の変速機構の
使用を通して種々の入力を最も有効且つ効率的に出力ト
ルクに伝達する為に、変速機の全作動を通しての力の均
衡を提供する為の構造体に均等化手段を追加することで
あり、同時に、もしそうした均衡化手段が設けられない
場合には変速機構に生じ得る摩擦損耗及び破壊を、また
力を不均衡化する劣化を最小限とする為の、そうした均
衡化手段を追加することである。本発明の変速機構を介
して発生させ得る出力トルクを変化させ、同様に、伝達
速度を増減させる第1の均衡化は液圧手段28〜33及
び40.41の使用を通して実現される。各液圧手段は
、幾つかの外部制御体から加圧下の液圧流体によるスラ
ストを同時に受けると、それらが関連付けされたピスト
ンアーム34を廻動させ、同様にピストンアーム34の
延長部分78を変速機構の内側に向けて廻動させ、特定
のレバーアーム手段19を先に説明した様式で廻動させ
、同じく先に説明した様式で変速機ローラ手段7〜10
を支持する各トラニオン18を接線方向に移動させる。
これは、例えば第7図に示される如き変速機ローラ手段
をして第7図で反時計方向に移動させ、またそれら変速
機ローラ手段の内側軌道手段5及び6の内側トロイド面
との接触位置を接線方向に移動させる。この状況はまた
、外側軌道要素の回転速度を増大させる効果を奏する。
これは、こうした状況が、各変速機ローラ手段が夫々の
レバーアーム手段19の内部で、またそれらのフランジ
65に於て各トラニオンに沿って第4図に仮想線で示さ
れる位置、即ち内側軌道手段から外側軌道要素への最大
の出力速度を提供し、本発明の変速機構の作動中におけ
る出力軸13の回転速度を実質的により速める位置へと
廻動されることによるものである。更には、図示される
ように変速機ローラ手段は相互に対向して配設されるこ
とから、それらの作動中に変速機構の作動中に発生し内
部の力の不均衡を生じさせる傾向のあるモーメント或は
回転軸力を相互に均等化し且つ打ち消す傾向を有する横
方向のベクトル力が生じそれらの発生が最小限化される
他の均衡化は、内側軌道手段5及び6によって形成され
る分割形式の内側トロイド或は軌道手段の使用によって
為される。これら内側軌道手段は相対的に接近或は離間
し得、そうした相対移動に際しては、加圧下の追加的な
液圧流体その他生段が前述された液圧供給源と同一の供
給源或は追加的な制御手段から液圧ライン37を経て液
圧シリンダプレート25へそして駆動軸3の多くの導管
39を介して液圧チャンバ35へと流動される。
液圧チャンバ35に液圧が行使されることによっつで、
内側軌道手段5は駆動軸3上で内側に移動され、駆動軸
3内部に発生された逆向きの力が内側軌道手段6を内側
軌道手段5に向けて引寄せ、変速機ローラ手段7〜10
に等しく且つ逆向きの力を提供し、斯くして力の均衡化
が達成される。
このように内側軌道手段5及び6は、対応し且つ対向す
る力をそれらに接触する夫々の変速機ローラ手段に加え
得るが、こうした力は互いに等しく且つ向きが反対であ
り、多くの駆動及び被駆動軸の長手方向に沿っての不均
等な任意のベクトル力を除去若しくは最少化する為に相
互に打ち消し合う。その結果、構造上協動する部品によ
るこれら特定形式の機構を介して力の均衡が得られるこ
とから、そうした方向でのモーメント或は軸力の発生が
防止される。
第3の均等化には、好ましい具体例に於て前述した如ぎ
外側軌道要素11の自由浮動性が関与する。外側軌道要
素11が自由浮動性を有することにより、変速機構の外
側軌道要素内部の変速機ローラ手段によってトロイド面
に任意の不均等な或は不均衡な力が行使された場合でも
、そうした不均衡によって発生するトラクションを均衡
化する為の必要に応じて変速機ローラ手段を移動可能で
あり、それにより変速機ローラ手段を必要であれば半径
方向に移動させ、もしそうしなければ長期の使用中に変
速機構を急速に劣化させてしまう任意の結合力を最少化
し得る。
加つるに、トラニオン支持された各変速機ローラ手段の
一端には、中央孔68の内部を半径方向に移動する為の
手段が設けられ、該手段によっても同様に、発生し得る
任意の不均衡な力が均衡化される。
これらは、本発明の変速機横内部の多くの作動部品の各
々の或は組合せての非常に有効に作動する変速機構を提
供する為の機能を説明するものである。それら部品は試
作品に於ては変速機構からの所望のトルク出力を入手可
能としたばかりでな(、変速機構の使用を通して発生さ
れる力を選択的に正確に調節することを可能とした。そ
うした機能の全ては、特に変速機の長期の使用中の損耗
及び破壊を最少化する為に、変速機内部に発生する力を
完全に均等化する為の状況下において為された。
理論的には、本発明の変速機構は、任意の工業用途或は
車両を前進方向移動させる為に、或は後退移動させる為
にさえ使用し得るものである。しかし本発明の変速機構
はそうした前進或は後退移動に際しても常に、トロイド
キャビティ内部の変速機ローラ手段の同一方向の回転を
通して出力を伝達し得ることを理解されたい、車両或は
本発明の変速機構を設けたその他装置を真直に後退させ
る為に、その幾つかは斯界に於て入手し得るその地形式
のクラッチ機構を本発明の変速機構と組合せて作動させ
得る。一方、本発明の変速機構がその速度を低下される
場合は、変速機ローラ手段が同一の前方方向に回転する
間はトラクションが行使され、結局、それによって伝達
されたトルクがトロイドキャビティ内部で反対方向に於
て行使され得る。従って、多くの変速機ローラ手段に、
特にそれらを支持するトラニオンに力が行使され、それ
らの適正な機能及び作動を維持する為の多(のブラケッ
ト及びレバーアーム手段とトラニオンとの相互結合を構
造的にもっと増強することが必要となる。例えば、ブッ
シュ72内部に挿入し、レバーアーム手段19の相補形
状のキャビティ73内に於て支持した延長軸71とトラ
ニオンとを積極的に結合することが必要となり得る0例
えば延長軸71及びブツシュ72をレバーアーム手段1
9或は27に対して廻動自在に固定する為の締め具手段
が必要となり得る。そして更に、レバーアーム手段19
或は27を反対方向に廻動可能としトラニオン支持され
た変速機ローラ手段を内外の各軌道手段間に発生するト
ラクションに抗して引寄せて変速機の所望の減速を得る
為に、液圧手段28〜33及び41.42をダブルアク
ション液圧手段として設計し直す必要があり得る。その
場合は、ダブルアクション液圧手段の各々と組合せての
機能の為のダブルアクション液圧回路が必要となること
が明らかである。或は別様には、第12図に仮想線で示
される様な別の液圧手段をトラニオン支持された変速機
ローラ手段の各々の延長軸71とは反対側の端部に作用
させ得、それにより変速機の作動中に所望され且つ必要
とされる減速を得る為に各変速機ローラ手段を接線方向
に於て逆方向に移動させ得る。
以上本発明を具体例を参照して説明したが、本発明の内
で多(の変更を成し得ることを理解されたい。
4、    の   tf 第1図はその内部に2対の変速機ローラ手段を組み込ん
で成る、連続変速tattxtの概略斜視図である。
第2図は、本発明の内側軌道要素を形成するべく軸取付
けされた分割状態の一対の軌道面が見えるよう、一方の
変速機ローラ対がずらされた状態にある、第1図と類似
の概略斜視図である。
第3図は内外の軌道手段の間に配設された一対の変速機
ローラ手段を示す、変速機の縦方向における概略断面図
である。
第4図は本発明の変速機構の後方からの斜視図である。
第5図は外側軌道手段を例示するべく部分破除された、
本発明の変速機構の上方からの斜視図である。
第6図は第3図に概略示されたと同一位置における本発
明の変速機の詳細断面図である。ここでは可撓性のカッ
プリング手段は省略されている。
第7図は第6図を線7−7で切断して後方支持プレート
の内側構造を示す断面図であるが、ここでは変速機ロー
ラ手段及びフレーム手段を正確に示す為に外側軌道手段
は省略されている。
第8図は、本発明の変速tjlflllを水平方向から
見た、第3図と類似の概略断面図である。
第9図は本発明の変速機構の正面図である。
第1O図は本発明のトラニオン支持される変速機ローラ
手段の1つの斜視図でありここではその位置決め用のレ
バーアーム手段が右側に示され、トラニオンの為の支持
手段を半径方向に調節する為の手段が左側に示される。
そして、変速機ローラ手段の概略及びその移動方向がそ
れぞれ矢印によって示される。
第11図は第1O図と類似の、トラニオン支持された変
速機ローラ手段の斜視図であり、位置決め用のレバーア
ーム手段と、該レバーアーム手段をその各側に於て廻動
させる1対の液圧作動ピストンの概略が示される。
第12図は第1図及び2図に概略示されたような本発明
のトラニオン支持された変速機ローラ手段の各々の為の
液圧流れ回路の概略図であり、主液圧シリンダが底部に
示される。該主液圧シリンダは、第4図に示されるよう
な各変速機ローラ手段の位置決め用のレバーアーム手段
を移動させる為の液圧を提供するものである。
第13図は本発明のレバーアーム手段の一端に結合され
る廻動するレバーアーム手段を提供する為に使用される
回転隔膜を示す、1つの液圧ピストンの断面図である。
第14図は第13図を線14−14方向から見た液圧ピ
ストンの断面図である。
第15図は本発明のトラニオン支持された変速機ローラ
手段の位置決め及び接線方向移動の為に使用されるレバ
ーアーム手段の1つの上面図である。
第16図は本発明のトラニオン支持された変速機ローラ
手段の1つの上面図である。
第17図は一端がトラニオン支持された変速機ローラ手
段の他端を保持し且つ支持フレーム手段に接近しての半
径方向移動を可能とする為の、位置決め用ブラケットの
1つの上面図である。
第18図は本発明のトラニオン支持された変速機ローラ
手段の1つの側面図である。
第19図はその間部分に本発明の変速機構の前方及び後
方支持プレートを取付ける一対のフレーム手段の上面図
である。
第20図は外側軌道手段と結合され且つ本発明の好まし
い具体例における入力軸と同中心に整列され得る形式の
出力駆動軸と結合する為のスパイダ部材を後方から見た
図である。
第21図は第20図のスパイダ部材の側面図である。
第22図は、第16図及び17図に示された如きトラニ
オン支持された変速機ローラ手段の先端を支持する為の
フレーム手段と結合する、半径方向に移動するブラケッ
トの端部各部分拡大図である。
第23図は第15図に示されるような結合用の一体形成
された支持軸を省略して示すレバーアーム手段の正面図
である。
尚、 図中主な部分の名称は以下の通りである。
1:変速機構 2:アウターケース 3:駆動軸 4:内側軌道要素 5.6:内側軌道手段 7.8,9,10:変速機ローラ手段 13:出力軸 12:スパイダ手段 23.24:可撓性カップリング 14ニスプライン連結部 15:前方支持プレート 16:後方支持プレート 17a:液圧制御手段 18:トラニオン 19.27:レバーアーム手段 20:A型フレーム 25:液圧シリンダプレート 26:支承体ハウジングプレート 21:支承体 34 : 38 : 35 : 48 : 50 = 36 : 54 : 57゜ 63 : 65 : 66 = 67 : 68 ニ ア 6 ニ ア 5 : 81 : 80 = 83 : 29、 30. 31. 32゜ ピストンアーム 導管 液圧流体室 クリップ スプライン継手 キー 端ぐり孔 0−リング 58:液圧シール トラニオンブラケット 支持用フランジ 環状開口 プッシュ 中央長孔 支持孔 ピボット軸 折曲げアーム 十字フレーム部材 リブ付孔 33:液圧手段 84 : 85 : 86 : 87 : 89 : 88 : 90 : 93 : 94 : 95 : 96 : 一体形成軸 ピストンヘッド 回転ダイヤフラム ピストンチャンバ ツイツチインク シリンダヘッド 中央フレーム マウント 締め具 横方向ビン 細長孔 ニブリーダ弁 図面の′・ユ′内容にZ更なし FIG、2゜ FIG、 IQ。
6」 FIG、9゜ FIG、23゜ FIG、21゜ 補正の対象 委任状及びその訳文 図面 補正の内容  別紙の通り 図面の浄書(内容に変更なし) 手続補正書(放) 平成元年6月1日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トラクション変速機構であって、 駆動側或は被駆動側軌道手段の一方を構成する内側軌道
    要素と、 該内側軌道要素を包囲し、内側軌道要素と相補形状の且
    つ同中心に配列された、駆動側或は被駆動側軌道手段の
    他方を構成する外側軌道要素と、前記内側軌道要素及び
    外側軌道要素の一方を作動する為に前記内側軌道要素及
    び外側軌道要素の一方と作動的に関連された駆動手段と
    、 前記内側軌道要素及び外側軌道要素のための支持手段と
    、 前記内側軌道要素及び外側軌道要素と作動的に関連付け
    された変速機ローラ手段にして、駆動側軌道手段を構成
    する前記内側軌道要素及び外側軌道要素の一方からのト
    ラクションによって被駆動側軌道手段を構成する前記内
    側軌道要素及び外側軌道要素の他方を駆動する為に、前
    記内側軌道要素及び外側軌道要素との間で制限されたピ
    ボット運動を為す為に前記内側軌道要素及び外側軌道要
    素との間に配設され、それによって被駆動側軌道手段を
    構成する前記内側軌道要素或は外側軌道要素の速度を変
    化させる為に角度的にピボット運動する為に取付けされ
    た変速機ローラ手段と、該変速機ローラ手段の一つ及び
    前記内側軌道要素及び外側軌道要素の一方と作動的に関
    連付けされた少くとも1つの均等化手段にして、トラク
    ション変速機構の作動中に該トラクション変速機構内に
    発生する任意の不均衡な力を均衡化させる為の少くとも
    1つの均等化手段と、 前記内側軌道要素及び外側軌道要素の他方と作動的に関
    連付けされた駆動手段にして、トラクション変速機構の
    作動中の出力を提供する為の駆動手段と より成る前記トラクション変速機構。 2、変速機の作動中に変速機ローラ手段及び内側軌道要
    素或は外側軌道要素に発生する任意の不均等な力を均衡
    化させる為に、1つ以上の均等化手段が前記変速機ロー
    ラ手段及び内側軌道要素或は外側軌道要素の1つと作動
    的に関連付けされている特許請求の範囲第1項記載のト
    ラクション変速機構。 3、均等化手段は、トラクション変速機構の速度を変化
    させる為に変速機ローラ手段の接線方向調節を提供する
    為に前記変速機ローラ手段と作動的に関連付けされた第
    1の均等化手段と、内側軌道要素及び外側軌道要素間の
    半径方向間隙を変化させる為に変速機ローラ手段と関連
    付けされた第2の均等化手段と、前記内側軌道要素及び
    外側軌道要素の一方の設定位置を前記内側軌道要素及び
    外側軌道要素の他方に関して調節する為に変速機ローラ
    手段の1つと作動的に関連付けされた第3の均等化手段
    とを含んでいる特許請求の範囲第1項記載のトラクショ
    ン変速機構。 4、第1の均等化手段は、トラクション変速機構の作動
    中に変速機ローラ手段に於て発生される異なるトラクシ
    ョンを介して変速機ローラ手段の角度位置を位置決めす
    るに際しての前記変速機ローラ手段の固有の調節を提供
    する為に、前記変速機ローラ手段を内側軌道要素及び外
    側軌道要素間で接線方向に調節するようになっている特
    許請求の範囲第3項記載のトラクション変速機構。 5、第2の均等化手段は、トラクション変速機構内部で
    の変速機ローラ手段の取付けの為に組み込まれた取付け
    手段を具備し、該手段はトラクション変速機構の作動中
    の変速機ローラ手段の半径方向移動における固有の調節
    を提供するようになっている特許請求の範囲第3項記載
    のトラクション変速機構。 6、第3の均等化手段は、内側軌道要素及び外側軌道要
    素をトラクション変速機構内部に取付ける為の手段を具
    備し、該手段は前記内側軌道要素及び外側軌道要素の一
    方を円周方向移動、半径方向移動、軸方向移動、ピッチ
    ング、ヨーイング及び関連する運動の内、少くとも1つ
    の運動状態に於て移動させる為に、前記内側軌道要素及
    び外側軌道要素の一方を自由浮動状態に取付けするよう
    になっている特許請求の範囲第3項記載のトラクション
    変速機構。 7、変速機ローラ手段は、外側軌道要素の取付け及び支
    持の為の手段を提供する半径方向の力を発生し、前記外
    側軌道要素は、トラクション変速機構内に設けられた変
    速機ローラ手段との接触を通してトラクション変速機構
    の作動中に外側軌道要素に対して発生される半径方向の
    力を均等化する為に自由浮動状態で取付けされている特
    許請求の範囲第2項、3項4項5項或は6項記載のトラ
    クション変速機構。 8、外側軌道要素は、変速機ローラ手段及び内側軌道要
    素上で自由浮動状態に取付けされた状態で支持されてい
    る特許請求の範囲第1項記載のトラクション変速機構。 9、内側軌道要素は変速機ローラ手段及び外側軌道要素
    上で自由浮動状態に取付けされた状態で支持されている
    特許請求の範囲第1項記載のトラクション変速機構。 10、変速機ローラ手段を外側軌道要素の内面に当接状
    態で半径方向に偏倚させ、前記外側軌道要素におけるト
    ラクション変速機構の作動中の半径方向の力の均衡化を
    支持する為に、変速機ローラ手段の少くとも一端に取付
    けされたブラケット手段を具備している特許請求の範囲
    第5項記載のトラクション変速機構。 11、外側軌道要素によって駆動される被駆動手段が外
    側軌道要素と作動的に関連付けされ、該被駆動手段を外
    側軌道要素に相互結合させる可撓性の継手が設けられる
    特許請求の範囲第7項記載のトラクション変速機構。 12、外側軌道要素を駆動する駆動手段が外側軌道要素
    と作動的に関連付けされ、該駆動手段を外側軌道要素に
    相互結合させる可撓性の継手が設けられる特許請求の範
    囲第7項記載のトラクション変速機構。 13、内側軌道要素を駆動する駆動手段が内側軌道要素
    と作動的に関連付けされ、該駆動手段を内側軌道要素に
    相互結合させる可撓性の継手が設けられる特許請求の範
    囲第7項記載のトラクション変速機構。 14、内側軌道要素を駆動する駆動手段は駆動軸を具備
    し、前記内側軌道要素と作動的に関連付けされそれによ
    ってトラクション変速機構の作動中に前記内側軌道要素
    を駆動し、前記駆動軸と内側軌道要素とを相互結合させ
    る為の可撓性の継手が設けられる特許請求の範囲第13
    項記載のトラクション変速機構。 15、駆動軸を具備する駆動手段が設けられ、出力軸を
    具備する被駆動手段が設けられ、前記駆動軸及び出力軸
    はトラクション変速機構内部に於て同一直線及び2軸の
    一方を為す状態で配設される特許請求の範囲第7項記載
    のトラクション変速機構。 16、駆動軸は内側軌道要素と作動的に関連付けされ、
    被駆動軸は外側軌道要素と作動的に関連付けされている
    特許請求の範囲第15項記載のトラクション変速機構。 17、被駆動軸は内側軌道要素と作動的に関連付けされ
    、駆動軸は外側軌道要素と作動的に関連付けされている
    特許請求の範囲第15項記載のトラクション変速機構。 18、駆動手段及び被駆動手段の少くとも一方にはプラ
    ネタリギアが組み込まれている特許請求の範囲第7項記
    載のトラクション変速機構。 19、少くとも1つの同一直線のユニバーサルジョイン
    トを具備する可撓性の継手が設けられ、該可撓性の継手
    の内部には、内側軌道要素及び外側軌道要素の一方に取
    付けされた第3の均等化手段を作動させる為の軸方向の
    スプライン手段が設けられている特許請求の範囲第6項
    記載のトラクション変速機構。 20、内側軌道要素及び外側軌道手段の一方を、その回
    転中に固定状態で支持する為の支持手段を具備し、変速
    機ローラ手段は内側軌道要素及び外側開き同要素間でそ
    れらと共に同時に回転する為に前記支持手段によって支
    持され、前記内側軌道手段及び外側軌道手段の一方に駆
    動手段が作動的に関連付けされてそこに回転力を伝達し
    、前記内側軌道手段及び外側軌道手段の他方に出力手段
    が作動的に関連付けされ、トラクション変速機構の作動
    中に出力トルクを創出するようになっている特許請求の
    範囲第6項記載のトラクション変速機構。 21、内側軌道要素は支持手段を具備し、第支持手段は
    前記内側軌道要素を支承する為の第1の支持体と、該第
    1の支持体から片持ち支持され前記内側軌道要素の前記
    第1の支持体とは反対側に配設された第2の支持体とを
    含み、前記第1の支持体及び第2の支持体の間には軸手
    段が支承され、該軸手段は前記内側軌道要素を回転させ
    るために該内側軌道要素を支持し、変速機ローラ手段は
    前記内側軌道要素及び外側軌道要素間でトラニオンによ
    って支持され、外側軌道要素は前記変速機ローラ手段上
    で自由浮動状態に載置されそれによって回転状態に維持
    され、トラクション変速機構の作動中の出力トルクを提
    供するようになっている特許請求の範囲第7項記載のト
    ラクション変速機構。 22、第1の支持体及び第2の支持体を相互結合する為
    のフレーム手段を具備し、該フレーム手段は変速機ロー
    ラ手段の為の部分的な支持を提供する特許請求の範囲第
    20項記載のトラクション変速機構。 23、フレーム手段は隣合う変速機ローラ手段間を実質
    的に伸延する特許請求の範囲第22項記載のトラクショ
    ン変速機構。 24、変速機ローラ手段は制限された角度運動を為す為
    にレバーアーム手段及びフレーム手段によって取付けら
    れる特許請求の範囲第22項記載のトラクション変速機
    構。 25、レバーアーム手段は各変速機ローラ手段のために
    各1つが設けられ、第1の支持体及び第2の支持体間で
    廻動自在に取付けされ、前記変速機ローラ手段はその一
    端が前記レバーアーム手段の1つによって支持されそれ
    によって内側軌道要素及び外側軌道要素間で制限された
    接線方向移動を為すようにされ、前記変速機ローラ手段
    の他端は制限された軸方向及び半径方向移動の少くとも
    1つの移動の為にフレーム手段の1つによって支持され
    、また変速機ローラ手段は前記内側軌道要素及び外側軌
    道要素との接触位置に依存して夫々のトラニオン軸を中
    心とする制限されたピボット運動を為す為にもまた配設
    されている特許請求の範囲第24項記載のトラクション
    変速機構。 26、各変速機ローラ手段は、フレーム手段の1つによ
    って制限された範囲で横方向に移動する為に支持されて
    いる特許請求の範囲第25項記載のトラクション変速機
    構。 27、フレーム手段に結合され変速機ローラ手段の制限
    された角度的移動、軸方向移動、半径方向移動の為にそ
    の一端を支持するブラケット手段を具備している特許請
    求の範囲第25項記載のトラクション変速機構。 28、レバーアーム手段と作動的に関連付けされたアク
    チュエート手段を具備し、該アクチュエート手段は作動
    されると各レバーアーム手段を制限範囲内でピボット運
    動させそれによって各変速機ローラ手段を制限範囲内で
    接線方向に移動させる特許請求の範囲第27項記載のト
    ラクション変速機構。 29、アクチュエート手段は液圧作動される、特許請求
    の範囲第28項記載のトラクション変速機構。 30、アクチュエート手段は電気的に作動される特許請
    求の範囲第28項記載のトラクション変速機構。 31、アクチュエート手段は機械的に作動される特許請
    求の範囲第28項記載のトラクション変速機構。 32、レバーアーム手段は両端を具備し、ピボット運動
    する為に第1の支持体及び第2の支持体の一方によって
    支持され、アクチュエート手段は前記第1の支持体及び
    第2の支持体上に設けられ、それによって起動力をレバ
    ーアーム手段の前記各端部に提供する特許請求の範囲第
    28項記載のトラクション変速機構。 33、各レバーアーム手段には一対の液圧ピストンが設
    けられ、ある液圧ピストン対は第1の支持体及び第2の
    支持体の一方に取付けられ、それによって各前記レバー
    アーム手段及び関連する変速機ローラ手段をトラクショ
    ン変速機構の作動中に同時に機能させるべく前記液圧ピ
    ストン対を同時に作動させる為の平行形態の液圧回路を
    提供する特許請求の範囲第32項記載のトラクション変
    速機構。 34、内側軌道要素は駆動軸上に取付けられ、一対の軌
    道面を有し、各軌道面は互いに離間しまたそれらを支持
    する前記駆動軸に関して移動自在であり、それにより内
    側軌道要素及び外側軌道要素間の変速機ローラ手段に行
    使されるトラクションが、前記軌道面の相対的移動を通
    して調節される特許請求の範囲第15項記載のトラクシ
    ョン変速機構。 35、内側軌道要素の一対の軌道面の少くとも一方と作
    動的に関連付けされた力作動手段にして、内側軌道要素
    及び外側軌道要素間の変速機ローラ手段にトラクション
    を行使するに際しての調節を提供する為の、支持軸手段
    上で前記一対の軌道面を移動させる力作動手段を具備す
    る特許請求の範囲第34項記載のトラクション変速機構
    。 36、力作動手段は液圧作動手段を含んでいる特許請求
    の範囲第35項記載のトラクション変速機構。 37、内側軌道要素の一対の軌道面の一方はそこに近接
    して形成された液圧チャンバを具備し、該液圧チャンバ
    に行使される液圧流体の圧力が前記内側軌道要素の一対
    の軌道面の一方を支持軸上で他方に関して移動させ、そ
    れによって液圧チャンバ内部に液圧が加えられている間
    に、前記一対の軌道面を相互方向に移動させるようにな
    っている特許請求の範囲第36項記載のトラクション変
    速機構。 38、外側軌道要素は一対の軌道面を含み、トラクショ
    ン変速機構の作動中は固定手段が前記一対の軌道面を相
    互に結合する特許請求の範囲第15項記載のトラクショ
    ン変速機構。 39、外側軌道要素の一対の軌道面の少くとも一方と作
    動的に関連付けされたアクチュエート手段を具備しそれ
    により、該アクチュエート手段が作動されると前記一対
    の軌道面は内側軌道要素及び外側軌道要素間の変速機ロ
    ーラ手段に行使されるトラクションを変化させる為に相
    対的に移動せしめられる特許請求の範囲第38項記載の
    トラクション変速機構。 40、各液圧ピストンと作動的に関連付けされたピボッ
    トアームを具備し、該ピボットアームはレバーアーム手
    段の一端と結合されそれによって、前記液圧ピストンが
    作動するとレバーアーム手段は制限されたピボット運動
    をするようになっている特許請求の範囲第33項記載の
    トラクション変速機構。 41、液圧ピストン及びピボットアームは第1及び第2
    の支持体の外側に配設される特許請求の範囲第40項記
    載のトラクション変速機構。 42、各液圧ピストンには回転ダイヤフラムが組み込ま
    れ、該回転ダイヤフラムは、そこに液圧が加えられると
    その内側に配設された液圧ピストンを移動させそれによ
    りピボットアーム及びレバーアーム手段をピボット回転
    させる特許請求の範囲第41項記載のトラクション変速
    機構。 43、各変速機ローラ手段はローラ手段を含み、各ロー
    ラ手段はトラニオンによって支持され、トラクション変
    速機構の作動中は各ローラ手段は支承体によって各トラ
    ニオン中に取付けられる特許請求の範囲第1項記載のト
    ラクション変速機構。 44、レバーアーム手段と作動的に関連付けされたアク
    チュエート手段はレバーアーム手段を一方に移動させる
    ことによって変速機ローラ手段を接線方向の一方に移動
    させてトラクション変速機構を加速させ、そしてレバー
    アーム手段を他方に移動させることによって変速機ロー
    ラ手段を接線方向の他方に移動させてトラクション変速
    機構を減速させることが可能である特許請求の範囲第2
    8項記載のトラクション変速機構。 45、液圧ピストンはレバーアーム手段を2方向にピボ
    ット移動させる特許請求の範囲第44項記載のトラクシ
    ョン変速機構。
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