JPH028527Y2 - - Google Patents

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JPH028527Y2
JPH028527Y2 JP17327882U JP17327882U JPH028527Y2 JP H028527 Y2 JPH028527 Y2 JP H028527Y2 JP 17327882 U JP17327882 U JP 17327882U JP 17327882 U JP17327882 U JP 17327882U JP H028527 Y2 JPH028527 Y2 JP H028527Y2
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JP
Japan
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collar
oil
bearing
fan
bracket
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JP17327882U
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JPS5990251U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電装用フアンモータ等の外部より水の
かかる用途に適した軸受装置を有するフアンモー
タに関するものである。
従来の技術 従来のこの種のモータの軸受装置は、第1図に
示すようにブラケツト1の中央に設けた軸受保持
部にメタル軸受2を固定し、このメタル軸受2に
当接するフエルト3をブラケツト内部に取付けた
フエルトカバー4にて保持し、かつフアン5に対
面するブラケツト1の外側に水切り板6を溶接等
により固定している。
考案が解決しようとする課題 しかし以上の構成においては、水切り板6とブ
ラケツト1との合わせ面、及び水切り板6とフア
ン5との間から水が漏れて浸入することがあり、
この浸入した水は軸受2に浸入しやすく、種々の
問題を発生していた。更にメタル軸受端面より油
が飛び散り、油ぎれ等をひきおこしやすく、メタ
ル軸受2の寿命が短いという欠点があつた。
本考案は以上の問題点に鑑み、水が浸入しにく
く、油ぎれを防止できる安価で高信頼性,高寿命
の軸受装置を有するフアンモータを提供すること
を目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、メタル軸
受11と、モータ軸12と、ブラケツト13と、
含油材15と、軸受カバー16と、フアン17
と、スリンガー18とを有するフアンモータであ
つて、 軸受カバー16は、略円筒状の胴体部分16a
と、その一端外周に連接された略円環状の水切り
用鍔16bと、その他端内周に連接された略円環
状の油受け用鍔16cとからなり、 フアン17は、カツプ状のフアンブレード支持
部17aに設けられており、 メタル軸受11は、ブラケツト13に固定され
て、モータ軸12を支持しており、そのブラケツ
ト13の外側には軸受カバー16が取り付けら
れ、含油材15は、メタル軸11とブラケツト1
3との外周と油受け用鍔16cの内周との間に配
置され、スリンガー18は、微少間隙を介して油
受け用鍔16cの内側に配設され、 フアンブレード支持部17aは、その内側が水
切り用鍔16bの外周に対して間隙を有しかつ軸
受カバー16の外側においてモータ軸12に固定
されている。
作 用 上記構成によれば、外部より浸入する水を前記
軸受カバーの水切り用鍔とフアンブレード支持部
にてガードでき、漏れて浸入した水は軸受カバー
の胴体部にてモータ下部へ尊下され、更に漏れて
浸入した水をスリンガーと油受け用鍔にてメタル
軸受に浸入しないようにガードできる。またスリ
ンガーと油受け用鍔は油の外部への飛散も防止で
きる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第2図に従つて説明
する。図において、11はモータ軸12を支持す
るメタル軸受で、一部がブラケツト13の外部に
出た状態でブラケツト13の軸受保持部14に圧
入固定され、この飛び出た部分のメタル軸受11
の外周にフエルト等の含浸材15を介して外周部
にブラケツト13の外周に密接する円筒状の胴体
部16aを有し、更にその外周部に円板状の水切
り用鍔16bを有し、更に内周部に油受け用鍔1
6cを有する軸受カバー16が前記ブラケツト1
3に圧入固定されている。17はモータ軸12に
取付けられた冷却用フアンで、軸受カバー外周部
の水切り用鍔16bを被うようにしてフアンブレ
ード支持部17aが設けられている。18はメタ
ルカバー16の油受け用鍔16cの内側に位置す
るようモータ軸12に固定されたスリンガーであ
る。
以上の構成において、外部より浸入しようとす
る水は軸受カバー外周部の水切り用鍔16bとフ
アン17のフアンブレード支持部17aとでカツ
トされ、漏れて流れ込んだ水はスリカー18でカ
ツトされ軸受部への水の浸入を防止する。更にメ
タル軸受11の端面より流出した油はスリンガー
18で外周方向に飛ばされ、前記含油材15に回
収され、メタル軸受11の外周部を通してメタル
軸受11に補給される。なお、実施例において
は、スリンガー18はモータ軸12に固定したが
フアン17に固定してもよく、又、フアンブレー
ド支持部17aと一体に形成してもよいものであ
る。
考案の効果 以上のように本考案は、軸受カバーを油切り、
水切りに供用することで、外部より浸入しようと
する水をメタル軸受廻りに浸入させることなく軸
受部を保護できるとともに、軸受端面より流れ出
た油を回収し、メタル軸受に帰すことで水の浸
入、メタル軸受の油切れによるメタルの故障、寿
命を防ぐなど、モータ内部の水からの電気的、機
械的保護をするすぐれた効果を有し、高信頼性、
高寿命且つ安価な軸受部を有するフアンモータを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフアンモータの軸受装置の断面
図、第2図は本考案の一実施例にかかるフアンモ
ータの軸受装置の断面図である。 11……メタル軸受、る12……モータ軸、1
3……ブラケツト、15……含油材、16……軸
受カバー、16b……水切り用鍔、16c……軸
受用鍔、17……フアン、18……スリンガー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 メタル軸受11と、モータ軸12と、ブラケツ
    ト13と、含油材15と、軸受カバー16と、フ
    アン17と、スリンガー18とを有するフアンモ
    ータであつて、 軸受カバー16は、略円筒状の胴体部分16a
    と、その一端外周に連接された略円環状の水切り
    用鍔16bと、その他端内周に連接された略円環
    状の油受け用鍔16cとからなり、 フアン17は、カツプ状のフアンブレード支持
    部17aに設けられており、 メタル軸受11は、ブラケツト13に固定され
    て、モータ軸12を支持しており、そのブラケツ
    ト13の外側には軸受カバー16が取り付けら
    れ、含油材15は、メタル軸11とブラケツト1
    3との外周と油受け用鍔16cの内周との間に配
    置され、スリンガー18は、微少間隙を介して油
    受け用鍔16cの内側に配設され、 フアンブレード支持部17aは、その内側が水
    切り用鍔16bの外周に対して間隙を有し、かつ
    軸受カバー16の外側においてモータ軸12に固
    定されていることを特徴とするフアンモータ。
JP17327882U 1982-11-15 1982-11-15 ファンモータ Granted JPS5990251U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17327882U JPS5990251U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 ファンモータ

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JP17327882U JPS5990251U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 ファンモータ

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Publication Number Publication Date
JPS5990251U JPS5990251U (ja) 1984-06-19
JPH028527Y2 true JPH028527Y2 (ja) 1990-02-28

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ID=30377515

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JP17327882U Granted JPS5990251U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 ファンモータ

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JPS5990251U (ja) 1984-06-19

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