JPH02840Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH02840Y2 JPH02840Y2 JP8548980U JP8548980U JPH02840Y2 JP H02840 Y2 JPH02840 Y2 JP H02840Y2 JP 8548980 U JP8548980 U JP 8548980U JP 8548980 U JP8548980 U JP 8548980U JP H02840 Y2 JPH02840 Y2 JP H02840Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip
- grid
- mask material
- base material
- beam transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 40
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 15
- 238000007747 plating Methods 0.000 claims description 14
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 11
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 7
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 6
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 101700004678 SLIT3 Proteins 0.000 description 1
- 102100027339 Slit homolog 3 protein Human genes 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
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- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、カラー陰極線管等に使用される色選
択電極の改良に係わる。
択電極の改良に係わる。
色選択電極として、例えば第1図に示すように
フレーム1の対向する一方の2辺間に多数の帯状
グリツド2を互いに所定ピツチをもつて螢光体ス
トライプに対して平行となる如く架張し、その帯
状グリツド2間の各スリツト3を夫々ビーム透過
孔として構成したアパーチヤグリルと呼ばれる色
選択電極4が提案され、現在広く使用されてい
る。
フレーム1の対向する一方の2辺間に多数の帯状
グリツド2を互いに所定ピツチをもつて螢光体ス
トライプに対して平行となる如く架張し、その帯
状グリツド2間の各スリツト3を夫々ビーム透過
孔として構成したアパーチヤグリルと呼ばれる色
選択電極4が提案され、現在広く使用されてい
る。
近年、このようなカラー陰極線管(カラーデイ
スプレイ)の高精細度化に伴つて上記色選択電極
のピツチがより細かくなつてきており、このため
帯状グリツドの強度が劣化し変形、振動等が問題
となつてきた。
スプレイ)の高精細度化に伴つて上記色選択電極
のピツチがより細かくなつてきており、このため
帯状グリツドの強度が劣化し変形、振動等が問題
となつてきた。
本考案はかかる点に鑑み細ピツチ化による帯状
グリツドの変形、振動を阻止し、特に高精細度管
に適用して好適な色選択電極を提供するものであ
る。
グリツドの変形、振動を阻止し、特に高精細度管
に適用して好適な色選択電極を提供するものであ
る。
以下、実施例を用いて本考案による色選択電極
を説明する。
を説明する。
本考案においては、第2図及び第3図に示すよ
うに、1方向に所定ピツチをもつて配列せる複数
の帯状グリツド部11と、各帯状グリツド部11
間に夫々隣り合うグリツド部11間を連結する橋
絡部13にて複数の縦長状に区分したビーム透過
孔12とを有する比較的厚みの薄いマスク材14
を設けると共に、このマスク材14の各帯状グリ
ツド部11下にマスク材14より機械的強度の大
きい即ちマスク材14より厚い帯状母材15を一
体に形成して所謂グリツド構体16を構成する。
この場合各帯状母材15は縦長状のビーム透過孔
12が薄いマスク材14によつて規制されるよう
にその巾l1を帯状グリツド部11の巾l2より小と
なるように形成する。マスク材14としては延性
のある例えばニツケル層で形成し、帯状母材15
には例えば強度の大きい鉄材を用いるを可とす
る。又、各縦長のビーム透過孔12はその隣り合
う列のビーム透過孔12と互い違いとなるように
形成する。しかして、このグリツド構体16を図
示せざるも第1図と同様の構成をとるフレーム1
の一方の相対向する2辺間にその帯状グリツド部
11が螢光体ストライプに対して平行となる如く
架張して色選択電極17を構成する。
うに、1方向に所定ピツチをもつて配列せる複数
の帯状グリツド部11と、各帯状グリツド部11
間に夫々隣り合うグリツド部11間を連結する橋
絡部13にて複数の縦長状に区分したビーム透過
孔12とを有する比較的厚みの薄いマスク材14
を設けると共に、このマスク材14の各帯状グリ
ツド部11下にマスク材14より機械的強度の大
きい即ちマスク材14より厚い帯状母材15を一
体に形成して所謂グリツド構体16を構成する。
この場合各帯状母材15は縦長状のビーム透過孔
12が薄いマスク材14によつて規制されるよう
にその巾l1を帯状グリツド部11の巾l2より小と
なるように形成する。マスク材14としては延性
のある例えばニツケル層で形成し、帯状母材15
には例えば強度の大きい鉄材を用いるを可とす
る。又、各縦長のビーム透過孔12はその隣り合
う列のビーム透過孔12と互い違いとなるように
形成する。しかして、このグリツド構体16を図
示せざるも第1図と同様の構成をとるフレーム1
の一方の相対向する2辺間にその帯状グリツド部
11が螢光体ストライプに対して平行となる如く
架張して色選択電極17を構成する。
このグリツド構体16は例えば次の如くして製
造することができる。即ち、例えば鉄よりなる金
属板を用意し、その一面上に縦長のビーム透過孔
12に対応する部分にメツキレジスト層を被着形
成すると共に、他面上に帯状母材15及び周辺の
連結部(各帯状母材を端部で連結する部分)に対
応する部分にエツチングレジスト層を被着形成す
る。又、このとき他面上のエツチングレジスト層
の被着されない部分にはメツキ時に此処にメツキ
が施されないように適当なメツキレジストマスク
を塗布する。この状態で金属板の一面上にニツケ
ルメツキを施してニツケルメツキ層によるマスク
材14を形成する。次にメツキレジストマスクを
除去して、金属板の他面より選択エツチングす
る。この選択エツチングで縦長のビーム透過孔1
2及びニツケルメツキによる橋絡部13に対応す
る部分がエツチング除去されて帯状グリツド部1
1下に対応する部分に帯状母材15が形成され
る。このエツチングでは、ニツケルメツキ層と鉄
とのエツチング特性の違いを利用して第3図に示
すようにマスク材14の帯状グリツド部11の幅
l2より帯状母材15の幅l1が小(l1<l2)となるよ
うにエツチングされる。斯くして第3図で示す如
くニツケルメツキ層によるマスク材14と鉄によ
る帯状母材15とが一体化され、実質的なビーム
透過孔12がマスク材14で規定された2層構造
の目的とするグリツド構体16が形成される。
造することができる。即ち、例えば鉄よりなる金
属板を用意し、その一面上に縦長のビーム透過孔
12に対応する部分にメツキレジスト層を被着形
成すると共に、他面上に帯状母材15及び周辺の
連結部(各帯状母材を端部で連結する部分)に対
応する部分にエツチングレジスト層を被着形成す
る。又、このとき他面上のエツチングレジスト層
の被着されない部分にはメツキ時に此処にメツキ
が施されないように適当なメツキレジストマスク
を塗布する。この状態で金属板の一面上にニツケ
ルメツキを施してニツケルメツキ層によるマスク
材14を形成する。次にメツキレジストマスクを
除去して、金属板の他面より選択エツチングす
る。この選択エツチングで縦長のビーム透過孔1
2及びニツケルメツキによる橋絡部13に対応す
る部分がエツチング除去されて帯状グリツド部1
1下に対応する部分に帯状母材15が形成され
る。このエツチングでは、ニツケルメツキ層と鉄
とのエツチング特性の違いを利用して第3図に示
すようにマスク材14の帯状グリツド部11の幅
l2より帯状母材15の幅l1が小(l1<l2)となるよ
うにエツチングされる。斯くして第3図で示す如
くニツケルメツキ層によるマスク材14と鉄によ
る帯状母材15とが一体化され、実質的なビーム
透過孔12がマスク材14で規定された2層構造
の目的とするグリツド構体16が形成される。
上述せる構成の色選択電極17によれば、マス
ク材14自体厚みが薄いので、細ピツチのビーム
透過孔12が精度よく得られる。即ち、薄いマス
ク材14に形成した透過孔が実質的なビーム透過
孔12となり、しかもマスク材14が帯状母材1
5と異なるメツキ層によつて極めて薄く形成され
るため、微細ピツチのビーム透過孔12を容易且
つ高精度に形成できる。しかもこのマスク材14
は強度的に弱いも帯状グリツド部11下には強度
の大きい帯状母材1が一体に設けられていること
によつて帯状グリツド部11の強度に保たれ、例
えば電子ビーム衝突による熱的影響による変形が
回避できる。又、この場合のグリツド構体16は
帯状母材15の延長方向にのみ架張されるために
これと直角方向の橋絡部13には何ら、力は作用
されず、したがつてこの橋絡部13により隣り同
志の帯状グリツド部11を連結し帯状グリツド部
11における振動を阻止することが出来る。さら
に、補強材としての帯状母材15の選択エツチン
グでは、帯状母材15とマスク材14とが異なる
材料(従つてエツチング特性が異なる)であるの
で、マスク材14に関係なくエツチングすること
ができ、ビーム透過孔12の幅に影響を与えるこ
とがない。このように本考案の色選択電極17は
細ピツチ化しても変形、振動が阻止されるもの
で、例えば、航空機用などの振動に対する要求度
の厳しいところで使用されるもの、又は超高精細
度管等、特殊用途のカラー陰極線管の色選択電極
に適用して好沌適ならしめるものである。
ク材14自体厚みが薄いので、細ピツチのビーム
透過孔12が精度よく得られる。即ち、薄いマス
ク材14に形成した透過孔が実質的なビーム透過
孔12となり、しかもマスク材14が帯状母材1
5と異なるメツキ層によつて極めて薄く形成され
るため、微細ピツチのビーム透過孔12を容易且
つ高精度に形成できる。しかもこのマスク材14
は強度的に弱いも帯状グリツド部11下には強度
の大きい帯状母材1が一体に設けられていること
によつて帯状グリツド部11の強度に保たれ、例
えば電子ビーム衝突による熱的影響による変形が
回避できる。又、この場合のグリツド構体16は
帯状母材15の延長方向にのみ架張されるために
これと直角方向の橋絡部13には何ら、力は作用
されず、したがつてこの橋絡部13により隣り同
志の帯状グリツド部11を連結し帯状グリツド部
11における振動を阻止することが出来る。さら
に、補強材としての帯状母材15の選択エツチン
グでは、帯状母材15とマスク材14とが異なる
材料(従つてエツチング特性が異なる)であるの
で、マスク材14に関係なくエツチングすること
ができ、ビーム透過孔12の幅に影響を与えるこ
とがない。このように本考案の色選択電極17は
細ピツチ化しても変形、振動が阻止されるもの
で、例えば、航空機用などの振動に対する要求度
の厳しいところで使用されるもの、又は超高精細
度管等、特殊用途のカラー陰極線管の色選択電極
に適用して好沌適ならしめるものである。
第1図は従来の色選択電極の例を示す斜視図、
第2図は本考案の色選択電極の例を示す要部の斜
視図、第3図は第2図のA−A線上の断面図であ
る。 11は帯状グリツド部、12はビーム透過孔、
13は橋絡部、14はマスク材、15は帯状母材
である。
第2図は本考案の色選択電極の例を示す要部の斜
視図、第3図は第2図のA−A線上の断面図であ
る。 11は帯状グリツド部、12はビーム透過孔、
13は橋絡部、14はマスク材、15は帯状母材
である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1方向に所定ピツチをもつて配列せる複数の帯
状グリツド部と、該各帯状グリツド部間に橋絡部
にて複数の縦長状に区分されたビーム透過孔とを
有したメツキ層からなる薄いマスク材を有し、 前記各帯状グリツド部下に、前記マスク材と異
なる材料より成り該マスク材より強度の大なる帯
状母材を一体に形成し、 前記帯状グリツド部の幅を前記帯状母材の幅よ
り大に選んで成る色選択電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8548980U JPH02840Y2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8548980U JPH02840Y2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5712651U JPS5712651U (ja) | 1982-01-22 |
JPH02840Y2 true JPH02840Y2 (ja) | 1990-01-10 |
Family
ID=29447737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8548980U Expired JPH02840Y2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02840Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-17 JP JP8548980U patent/JPH02840Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5712651U (ja) | 1982-01-22 |
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