JPH028184Y2 - - Google Patents

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JPH028184Y2
JPH028184Y2 JP19944382U JP19944382U JPH028184Y2 JP H028184 Y2 JPH028184 Y2 JP H028184Y2 JP 19944382 U JP19944382 U JP 19944382U JP 19944382 U JP19944382 U JP 19944382U JP H028184 Y2 JPH028184 Y2 JP H028184Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は検出部をユニツト化した光電式ばね秤
用検出ユニツトの改良に関するものである。
検出部をユニツト化した光電式ばね秤としては
本出願人による昭和57年6月23日提出の光電式ば
ね秤がある。以下出願人による先に提出した光電
式ばね秤のユニツト化された検出部を第1図に基
づき説明する。
第1図において、ベース1には、ほぼ平行四辺
形形状の平行板バネ機構Aが片持状態に取付けら
れている。平行板バネ機構Aは、一対の長さの等
しい板バネ2a,2bがその両端において一対の
高さの等しいスペーサブロツク3a,3bを挾み
込む形で形成されたものである。
以下平行板バネ機構Aがベース1に取付いてい
る側を固定端B、他方の側を可動端Cとする。平
行板バネ機構Aの可動端Cは固定端Bに対して常
に平行となる様に移動する。可動端Cのスペーサ
ブロツク3bの内方突起部4には多数のスリツト
を有する移動スケール5が接着されており、又、
その外側面側には係合ピン6が突設されている。
平行板バネ機構Aの下側の板バネ2bを挾んでベ
ース1より上方に突出した2つのポスト7には取
付部材8が固定されており、この取付部材8の立
上部8aには、前記移動スケール5に対向配置す
る様に固定スケール9を保持する保持部材10が
取付いている。前記移動スケール5と固定スケー
ル9を挾んだ一方の側には発光素子11、他方の
側には受光素子12がそれぞれ2対設けられてい
る。符号13は秤の梃子でありこの梃子13には
リフト棒13aが取付けられており、前記係合ピ
ン6が当接されている。板バネ2a,2bは可動
端Cの自重により下方に撓み係合ピン6が常にリ
フト棒13aの動きに追従する様に構成されてい
る。この様な検出ユニツト100においては、可
動端Cが平行移動する際、移動スケール5の案内
のための摺動部を有しておらず、摺動部の摩擦に
よる影響を受けないので、秤の感度及び零点の安
定が良く、又、構造が簡単で部品点数も少く取付
も非常に簡単なものであつた。
しかしながら、この様な検出ユニツト100に
おいては、移動スケール5のスリツトに対する固
定スケール9のスリツトの平行度を調整する際、
作業者の勘にたよつているため、調整に時間がか
かり平行度を正確に出すのも熟練が必要であつ
た。又平行板バネ機構Aを跨ぐ格好で固定スケー
ル9を取付る取付部材8がベース1に固定されて
いるため検出ユニツト100の横幅が大きすぎる
という欠点があつた。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、スケール平行度の調整作業
が早く正確に行え、検出器ユニツト全体の大きさ
をコンパクトにし、さらに部品数を減らした光電
式ばね秤用検出ユニツトの提供にあり、その要旨
とするところは、前掲の実用新案登録請求の範囲
に記載した通りである。
以下本考案の好適なひとつの実施例を第2図以
下の図面に基づき詳細に説明する。
第2図は本考案の検出ユニツトの斜視図であ
り、第3図は本考案の検出ユニツトの側面図であ
る。第4図は固定スケールの調整作業を説明する
ための側面図である。これらの図において、ベー
ス21には、ほぼ平行四辺形形状の平行板バネ機
構Aが片持状態に取付けられている。平行板バネ
機構Aは、一対の長さの等しい板バネ22a,2
2bがその両端において一対の高さの等しいスペ
ーサ部材23a,23bを挾み込む形で形成され
たものである。以下平行板バネ機構Aがベース2
1に取付いている側を固定端B、他方の側を可動
端Cとする。平行板バネ機構Aの可動端Cは固定
端Bに対して常に平行となる様に移動する。可動
端Cのスペーサ部材23bの内方折曲部24には
多数のスリツトを有する移動スケール25が接着
されており、又その外側面側には係合ピン26が
突設されている。平行板バネ機構Aの下側の板バ
ネ22bに明けられた長穴状の貫通穴27を貫通
してベース21より突出した取付部材28の上面
の傾斜面28a(第3図、第4図に図示)には保
持部材29の基部29aが固定用ネジ30によつ
て固定されており、また、取付部材28の平行面
28bには調整用ネジ31が取付けられている。
保持部材29の折曲部29bには前記移動スケ
ール25に対向配置する様に固定スケール32が
固着されている。固定スケール32の固着された
折曲部29bの反対面側には固定部材33,34
を介して受光素子35がネジ止めされている。ま
た、保持部材29の他方の折曲部29cには固定
部材36を介して発光素子37がネジ止めされて
いる。これら発光素子37及び受光素子35は移
動スケール25、固定スケール32を挾んで対向
配置されるように構成されている。
符号39は秤の梃子38に突設されたリフト棒
でありこのリフト棒39には検出ユニツト200
の係合ピン26が当接されている。
このような構成において、いま図示はされてい
ないが、秤の皿に被計量物が載せられたり、取り
のぞかれたりすると皿に連結されたロバーバル機
構等の構成部材である梃子38が、被計量物の重
量に対応して上下に移動することになる。この梃
子38の移動量はリフト棒39に当接した係合ピ
ン26を介して検出ユニツト200に伝達され、
平行板バネ機構Aの可動端Cに固定された移動ス
ケール25が移動量に比例して上下に平行移動す
ることになる。移動スケール25が移動すると、
固定スケール32との相対的移動によつて生じる
光の明・暗を対向する発光素子37と受光素子3
5によつて光電変換され、被計量物の重量が電気
信号として検出器ユニツト200により検出され
ることになる。ところで、このような検出ユニツ
トにおいては、一対の移動スケール25と固定ス
ケール32とによつて形成される光の明・暗を安
定した状態で得られるようにすることが重要とな
るため、本実施例においては、とくに第4図に示
したように、まず、取付部材28の傾斜面28a
に保持部材29の基部29aを固定用ネジ30に
よつてネジ止めし、保持部材29を傾斜面28a
に沿つた形で上向きの角度αで取付ける。
ついで調整ネジ31を締め込んでいくことによ
り固定スケール32と移動スケール25との交差
角度αを除々に小さくしていくことにより第3図
に図示したように、交差角度αをほぼゼロに近く
することが容易にしかも作業者の熟練度に左右さ
れることなく調整することができる。
尚、第2図に示された上側の板バネ22aに
も、下側の板バネ22bと同様に貫通40が設け
られているが、これは上下板バネを共通化したた
めであり、共通化することによつて部品の均一
性、コスト、管理の低減化を計るようにしたもの
である。
上述したように本考案によれば、保持部材29
を取付ける取付部材28に傾斜面28aを設けた
ことにより移動スケール25と固定スケール32
の平行度をだす場合勘にたよることなく調整用ネ
ジの締め具合で簡単に調整できるため、作業に熟
練を要さず非常に早く正確な平行だしが可能であ
る。又保持部材29は板バネ22bの中央部を貫
通した取付部材28に取付いているため横幅が小
さくなり、全体としてかなりコンパクトにでき、
部品点数も少く構造も簡単で量産性の良い光電式
ばね秤用検出ユニツトを提供することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の検出ユニツトの斜視図、第2図
は本考案の検出ユニツトの斜視図、第3図は本考
案の検出ユニツトの側面図、第4図は第2図にお
ける保持部材29の調整前の取付状態を示す側面
図である。 21……ベース、A……平行板バネ機構、C…
…可動端、25……移動スケール、28……取付
部材、28a……傾斜面、28b……平行面、2
9……保持部材、29a……基部、32……固定
スケール、22a,22b……板バネ、27,4
0……貫通穴、200……検出部ユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースに片持状態で固定された平行板バネ機構
    と、この平行板バネ機構の可動端側に取付けられ
    た移動スケールと、この移動スケールと対向配置
    で、前記ベースに固定された取付部材に保持部材
    を介して固着された固定スケールと、前記移動ス
    ケールと固定スケールを挟んで対向した発光素子
    と受光素子と、前記平行板バネ機構の可動端に外
    方に突出するように取付けられた係合ピンとを備
    えた光電式ばね秤用検出ユニツトにおいて、前記
    取付部材は、前記平行板バネ機構の下側の板バネ
    に設けられた貫通穴内を上方に貫通するように前
    記ベースに植設されているとともに、その上面に
    傾斜面と平行面を有しており、この傾斜面と平行
    面に、前記保持部材の基部をネジ止めすることに
    よつて、前記移動スケールと固定スケールの相対
    的な位置関係を調整し得るようにしたことを特徴
    とする光電式ばね秤用検出ユニツト。
JP19944382U 1982-12-29 1982-12-29 光電式ばね秤用検出ユニツト Granted JPS59106028U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19944382U JPS59106028U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 光電式ばね秤用検出ユニツト

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JP19944382U JPS59106028U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 光電式ばね秤用検出ユニツト

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Publication Number Publication Date
JPS59106028U JPS59106028U (ja) 1984-07-17
JPH028184Y2 true JPH028184Y2 (ja) 1990-02-27

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JP19944382U Granted JPS59106028U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 光電式ばね秤用検出ユニツト

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DE10046818B4 (de) * 2000-09-20 2008-02-07 Dr. Johannes Heidenhain Gmbh Positionsmesseinrichtung

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JPS59106028U (ja) 1984-07-17

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