JPH028105A - ファイル等被検索物の個別検索装置に於けるファイル等被検索物の収納棚 - Google Patents

ファイル等被検索物の個別検索装置に於けるファイル等被検索物の収納棚

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JPH028105A
JPH028105A JP1026348A JP2634889A JPH028105A JP H028105 A JPH028105 A JP H028105A JP 1026348 A JP1026348 A JP 1026348A JP 2634889 A JP2634889 A JP 2634889A JP H028105 A JPH028105 A JP H028105A
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Shinji Wakura
慎治 和倉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はファイル等被検索物の個別検索装置に関するも
ので、更に詳しく説明すると、例えば多数のファイルか
ら必要とするファイルのみを取り出す時に使用されるフ
ァイル等被検索物の個別検索装置に関するものである。
(従来の技術) ファイルの検索装置に関しては本件出願人が特願昭62
−255493において出願したものがあり、これはコ
ンピュータで必要なファイルの検索を行い、そのファイ
ルに対応したIDナンバーを発信すると、複数の棚に保
管された大量のファイルの中からそのIDナンバーに合
致するファイルの発光ダイオードだけが光り、これによ
り必要なファイルの取り出しを即座に行うことができる
ものである。
具体的に説明すると、まず第5図(イ)に示すようにコ
ンピュータ1aにより必要なファイルの検索を行い、該
コンピュータ1aに接続された発信機6aより該ファイ
ルに対応する固有の10ナンバーを有する信号を各欄1
0a、・・・に設けられた各中継器22aに対して発信
する。そして、各中継器22aは前記信号を受信し、各
中継器22aに接続され且つ保管棚10aに収りつけら
れた多数の赤外線発信機(赤外線発光ダイオード) 2
aから前記ファイルの10ナンバーに対応したデジタル
信号を赤外線として発光させるのである。
これにより各欄10aの各ファイルIlaに取り付すら
れた受信機3aが該発信機2aからの赤外線を受光し、
該受光信号の10ナンバーが受信機3aに記憶されたI
Dナンバーと一致するファイルたけが、ファイルの側面
に設けられた発光ダイオード8aを点灯させ、外部にフ
ァイルIlaの存在位置を知らせるのである。
尚、該受信機3aは第5図(ロ)の受信機3aのブロッ
ク図に示したように、赤外線を受光するための受光部4
aと、受光赤外線を増幅させるための増幅部5aと、該
増幅部5aからの信号により作動しIDナンバーのチエ
ツクを行うデータ処理部7aと、データ処理部7aから
の信号の入力により点灯する表示部である発光タイオー
ド8aとにより構成される。
尚、データ処理部7aは演算部23a及び記憶部24a
よりなる。
以上説明したファイル検索装置を用いれば、発光ダイオ
ード8aの点灯により必要なファイルの存在位置が即座
にわかり、そのファイルの取り出しを容易に行うことが
できるのである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のファイル検索装置は実際の使用上
、下記のような問題点が発生したものである。
■すなわち赤外線受信機3aの受光部4aの受光波長感
度の特性により、該受光部4aが赤外線だけでなく、赤
外線に周波数が近い可視光線をも受光してしまうため、
赤外線発信機2aから赤外線が発光されなくても、受光
部4aは蛍光灯の光等の可視光線を受光し、該受光信号
が増幅部5aを介してデータ処理部7aに入力されるこ
とにより該データ処理部7aが作動し、該データ処理部
7a内に電流が供給されるのである。
つまり、通常受信器3aのデータ処理部7aには数マイ
クロ7ンペ7の電流しか流れておらず、赤外線を受信し
た時だけ数ミリ7ンペ7の電流が流れるのであるが、可
視光線を受光した時も赤外線を受信した時と同し量の数
ミリ7ンペ7の電流が流れてしまうのである。
このため、前記ファイル検索装置を頻繁に使用しなくて
も蛍光灯の光等によって受信機3aの電池が消耗され、
受信機3aの電池の寿命が非常に短いものになってしま
うのである。
■また、受信機3aの受光部4aとデータ処理部7aと
の間には、受光信号をデータ処理部7aを作動させるた
めに必要なレベルの信号に増幅させるための増幅部5a
が設けられており、該増幅部5aは2ミリ7ンペ7程度
の電流を常に消費するのである。
このため、受信機3aに増幅部5aが設けられていると
電池の寿命が更に矢豆いものになってしまうのである。
■更に、ファイルが複数の棚10aに多数存在する場合
には、作業者は所望のファイルIlaを探すために全て
の棚10aを見て回らなければならず、その作業が煩雑
であり、また時間も要するという問題点を有していた。
また、それと同時に、1つのファイルを探すために複数
の棚10aに収納されている全てのファイル11aに対
して赤外線信号を発信し、そのたびごとに全てのファイ
ルIlaの受信機3aを作動させることは、各受信機3
aの電池を無駄に消費することになる。
■また、ファイルの収納場所を知る手段としては、作業
者が各欄10aを見て回る以外になかった。
以上のように、従来のファイル個別検索装置においては
、受信機の電源である電池の寿命が非常に短かくなるた
めに、ファイル個別検索装置としての実用価値が低く、
またファイルが多数存在する場合にはファイルの収納場
所確認作業が煩雑で且つ時間を要するという問題点を有
していた。
本発明は上記の如き問題点に鑑みて発明されたもので、
その目的とするところは、受信機の電池の無駄な消耗を
減らし電池の寿命を長くしたり、また被検索物の収納場
所の確認を容易に行いうるようにすることにより、従来
のファイル等被検索物の個別検索装置の実用価値を高め
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために次のような手段を
講じたもので、その第一の手段として、前記ファイル等
被検索物の個別検索装置において、受信機3の受光部4
に、可視光線の受光時にデータ処理部7の作動を阻止す
るための可視光線の遮断手段を設け、更に、第二の手段
として受光部4とデータ処理部7とを増幅部を介さずに
直接接続し、且つ該データ処理部7を作動させるために
必要な光量の赤外線を受光部4に対して発信可能な位置
に前記赤外線発信機2を設けた。
また、第三の手段として、多数の被検索物が複数のグル
ープに分かれて存在する場合に、各グループに点灯ラン
プ等の外部表示器を取付けた。
更に、第四の手段としてコンピュータと被検索物とを相
方向通信させることにより所望の被検索物の存在位置を
コンピュータの画面上に表示させた。
(作用) すなわち、本発明に係るファイル等被検索物の検索装置
においては、データ処理部7の作動を阻止すべく可視光
線の遮断手段が受光部4に設けられてなる。
このため、受光部4が蛍光灯等の可視光線を受光するこ
とはなく、仮に受光したとしても受光信号のレベルが低
いため、該受光信号がデータ処理部7に入力されても該
データ処理部7には電流は供給されず、データ処理部は
作動しないのである。
そして、コンピュータ1からの指令により発信機2から
赤外線が発光されると、受光部4は該赤外線を受光し、
該受光信号がデータ処理部7に入力されて該データ処理
部7内に電流が流れ始め、データ処理部7において適正
なファイル等被検索物の個別検索処理が行われる。
また、受光部4とデータ処理部7との間には増幅部が設
けられておらず、受光部4とデータ処理部7とが直接接
続され、且つ発信4192は該データ処理部7を作動さ
せるために必要な光量の赤外線を受光部4に発信可能と
する位置に設けられている。
このため、受光部4が発信機2から受光した赤外線は増
幅部により増幅されることはなく直接データ処理部7に
入力され、該データ処理部7には電流が供給されて、デ
ータ処理部7において適正なファイル等被検索物の個別
検索処理が行われるのである。
また、多数の被検索物が複数のグループに分かれて存在
する場合には、各グループに点灯ランプ等の外部表示器
が取付けられているために、所望の被検索物を探す場合
には、まず点灯ランプの点灯により所望の被検索物がど
のグループに属するかを知ることができ、その後、グル
ープ内における個別検索を行うことによりその存在位置
を容易に知ることができる。つまり、郡検索を行った後
で、個別検索を行うことにより所望のファイルを容易に
見つけることができるのである。
更に、コンピュータと被検索物とを相方向通信させるこ
とにより、所望の被検索物の存在位置をコンピュータの
画面を通して知ることが可能となるのである。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面に従って説明する。
第1図(イ)乃至(ハ)において1は、所望のファイル
を検索するために使用されるコンピュータ本体で、該コ
ンピュータ本体1には3個の各ファイル収納棚10の上
部に載置された中継機5に対して固有のデジタル信号を
発信し、また中継機5からのデジタル信号を受信するた
めの発信受信兼用機6が接続されている。
2及び23は夫々前記中継機5に接続され、且つファイ
ル収納棚10の棚板12の溝部16にファイル11の間
隔毎に取りつけられた多数の赤外線発信機(赤外線発光
タイオード)及び赤外線受信機で、該溝部16には赤外
線発信機2及び赤外線受信機23を保護するための透明
なプラスチック板17が嵌められている。
3は各ファイル11の側面部19に内装された赤外線受
信機3であり、また4及び22は夫々前記赤外線発信機
2及び赤外線受信機23との距離を5W″以内にすべく
ファイル11の側面底部18に取りつけられた該赤外線
受信機3の受光部及び赤外線発(3i機である。
8は、ファイル11の側面部19に取付けられ、点灯に
より外部にファイル11の存在位置を知らせることを可
能にした表示部である発光ダイオードである。
9は、収納棚10の各中継器5に接続され、各収納棚1
0の上部に載置された点灯ランプである。
尚、第2図のブロック図に示したように、前記赤外線受
信機3は赤外線を受光するための受光部4と、該受光部
4に直接接続され、受光部4からあるレベル以上の受光
信号が入力されると電流が供給されて作動する演算部2
0及び記憶部21とからなるデータ処理部7と、該デー
タ処理部7からの信号により点灯する表示部である発光
ダイオード8より構成される。
更に、第3図(イ)に示すように、受信機3の受光部4
の先端部の受光面13には、可視光線の遮断手段の一例
として可視光線を透視できない程度の赤色ペンキ14が
塗布されている。
本実施例は以上の構成からなり、次に、このファイル検
索装置の−゛使用例を具体的に説明する。
まず、第1図(イ)に示すように、作業者aがコンピュ
ータを使用して所望のファイルを検索して選び出すと、
発信受信兼用機6より該ファイルのInナンバーを有す
るデジタル信号が収納棚10の各中継器5に対して発信
される。
そして、各中継器5は前記発信受信兼用機6からの信号
を受信し、受信した信号と同一のInナンバーを有する
ファイル11が自分の収納棚10に存在するかどうかの
チエツクを行い、もし存在すると判断すれば中継器5に
接続された点灯ランプ9を点灯させる。
具体的に記述すると、例えばIDナンバーが1〜100
番までのファイルは一番目の収納棚10に、IDナンバ
ーが101〜200番までのファイルは二番目の収納棚
10に、IDナンバーが201〜300番までのファイ
ルは3番目の収納棚10に収納されおり、各収納棚10
の中継器5はその情報を記憶しているものとする。
この場合に、コンピュータ本体1より例えば10ナンバ
ーが10番のファイルを指定して発信受信兼用機6より
そのデジタル信号を各中継器5に対して発信すると、1
番目、2番目、3番目の全ての中継器5が前記デジタル
信号を受信するが、一番目の収納棚10の中継器5の点
灯ランプ9のみが点灯するのである。
これにより、収納棚10からのファイルの取り出し作業
を行っている作業者すは、所望のファイルが1何番目の
収納棚10に存在することを即座に知ることができる。
その後、一番目の収納棚10に取付けられた多数の赤外
線発信機2より前記ファイル11の10ナンバーに対応
したデジタル信号、つまり10ナンバー10番に対応し
たデジタル信号が赤外線として発光され、収納棚10に
収納されている各ファイル11の受信機3が前記赤外線
を受光する。
この場合、前記赤外線を受光するのは受信機3の受光部
4であり、該受光部4は赤外線発信機N機2から発光さ
れる赤外線を透明なプラスチック板17を通して受光す
る。
そして、受光部4からの受光信号がデータ処理部7に入
力されると、該データ処理部7が作動し、通常は数マイ
クロ7ンペ7しか電流が流れていないデータ処理部7に
数ミリ7ンペ7の電流が流れ始め、データ処理部7の演
算部及び記憶部において、受信した信号の10ナンバー
(10ナンバー10番)と記憶部に予め記憶されたID
ナンバーとが一致するかどうかのチエツクが行われる。
そして、一致した受信機3の発光ダイオード8のみが点
灯し、それにより作業者すは所望のファイル(10ナン
バー10番のファイル)の収納位室を即座に知ることが
でき、該ファイルの取り出しを迅速に行うことができる
のである。
その後、発光ダイオード8が点灯したファイル11、つ
まりIDナンバー10番のファイル11は、ファイル1
1内に取付けられた赤外線発信機22より該ファイル1
1の下部の棚板12に収付けられた赤外線受信機23に
対して赤外線を発信する。
具体的に記述すると、例えば、前記IDナンバー10番
のファイル11が一番目の収納棚10の二段目に収納さ
れているとすれば、二段目の棚板12に取付けられてい
る赤外線受信機23のみが前記ファイル11からの赤外
線を受信し、赤外線を受信したことを一番目の収納棚1
0の中継器5に知らせる。
これにより、前記中継器5は所望のファイル11(ID
ナンバー10番のファイル)が収納棚10の二段目に収
納されているとことを知る。
そして、中継器20は収納棚の番号及び棚の段数からな
るデジタル信号をコンピュータ本体1に対して発信し、
コンピュータ本体1に接続された発信受信兼用機6が前
記信号を受信して、所望のファイル(IDナンバー10
番のファイル)が一番目の収納棚の二段目に収納されて
いるという情報をコンピュータ本体1の画面に表示する
これにより、コンピュータ本体1を使用して所望のファ
イル11の検索を行っている作業者a自身がコンピュー
タ本体1の画面を通して、該ファイルの存在位置を知る
ことができるのである。
尚、赤外線受信機3の受光部4は一般にフォトダイオー
ド等の受光素子でできており、赤外線以外にも蛍光灯等
からの可視光線をも受光する性質がある。
しかしながら、本発明においては受光部4の受光面13
に赤色のペンキ14が塗布されているため可視光線の受
光力が極力弱まる。
このため受光面13により可視光線が受光され、該受光
信号がデータ処理部7に入力されても、前記受光信号の
信号レベルが低いためにデータ処理部7が作動すること
はなく、よってデータ処理部7内に数ミリ7ンペ7の電
流が流れることはないのである。
すなわち、受光面13に赤色のペンキ14が塗布されて
いるので、これか可視光線の遮断手段として機能し、デ
ータ処理部7の作動を阻止するのである。
また受光部4とデータ処理部7は増幅部を介することな
く直接接続されているため、受光部4によって受光され
た信号は増幅されない。
従って、受光部4はデータ処理部7を作動させるために
必要な光量の赤外線を発信機2から直接受光しなければ
ならないが、受光部4と発信機2は近接している( 5
1以内)ため、受光部4は所望の赤外線を発信機2から
受光することができるのである。
以上のように、本実施例のファイル検索装置を使用すれ
ば、ファイルの収り出し作業を行う作業者すはまず収納
棚10の点灯ランプ9の点灯により所望のファイルが何
番目の収納棚に収納されているのかを即座にP!識する
ことができ、次に、ファイル11に取付けられた発光ダ
イオード8の点灯により、そのファイルが収納棚のどの
位置に収納されているのかを知ることができるのである
つまり、最初にファイルの郡検索を行い、その後ファイ
ルの個別検索を行うことにより、作業者すが所望のファ
イル11を迅速且つ容易に見つけることを可能にしたも
のである。
このように、最初に郡検索を行えば、検索を行なう度に
各収納棚10に収納されている全てのファイル11の赤
外線受信機3を作動させる必要はなく、所望のファイル
が収納されている収納棚10のファイルのみの受信機3
を作動させればよいのである。
これにより、検索の対象から外れたファイル11の受信
機3の無用な作動による電流の無駄な消費を防ぐことが
でき、各ファイル11の受信機3の電池を節約すること
ができる。
特に、ファイル11の数が多く、収納棚10が多数存在
する場合には本発明の郡検索は非常に有用である。
更に、本発明においては、棚板12に赤外線発信機2及
び赤外線受信機23を設け、またファイル11内に赤外
線受信機3及び赤外線発信機22を設け、中継機5を介
して、コンピュータ本体1とファイル11間を相方向通
信させることにより、コンピュータ本体1の画面を通し
てファイルの収納位置を知ることができ、ファイル11
の在庫管理や個別管理を容易に行うことができるという
利点を得ることかできた。尚、この場合、棚板12及び
ファイル11にそれぞれ取付けられた赤外線発信機N機
2及び22から発信される2種類の赤外線の混信を避け
るために、前記2種類の赤外線の波形や波長を相互に変
える必要がある。
また、上記実施例においては受信機3の受光部4の受光
面13に赤色ペンキを塗布したか、これは実験により、
赤色が最も可視光線を遮断し、且つ赤外線をよく透過さ
せるということが実証されているためであり、受光面1
3には赤色取外のペンキを塗布してもよい。
他の色、例えば緑色、黒色は可視光線の遮断率は赤色よ
り高いが、赤外線の透過率が極端に悪くなり、また黄色
は可視光線の遮断率は赤色と略同じであるが、赤外線の
透過率は赤色に比べて悪いことが実証されている。
また、可視光線の遮断手段としての塗布物はペンキに限
定されるものではなく、ペンキ以外の塗布物であっても
よく、更に遮断手段は受光面13に塗布物を塗布するこ
とに限定されるものではなく、例えば第3図(ロ)に示
したように受光部4全体をフィルター等被膜材15で覆
ってもよい。
要は、受光部4にデータ処理部7の作動を阻止すべく可
視光線の遮断手段が設けられていればよいのである。
更に、上記実施例においては受光部4とデータ処理部7
を直接接続し、且つ発信機2を棚板12の溝部16に等
間隔に設けて、発信機2から受光部4までの距離が5c
m以内になるようにした。
これは、受信機3が増幅部を具備していない場合は、発
信機2と受光部4との距離を5cm以内にすれば、該受
光部4はデータ処理部7を作動させるために必要な光量
の赤外線を発信機2より受光できることが実験で実証さ
れているためである。
したがって、発信機2の取りつけられる場所は上記実施
例に示したように棚板12の溝部16に限定されるもの
ではなく、要はデータ処理部7を作動させるために必要
な光量の赤外線を受光部4に対して発信可能とする位置
に取りつけられていればよいのである。
更に、上記実施例においては受光部4を、各ファイルの
側面底部18の溝部16に設けたが受光部4の設けられ
る位置もファイルの側面底部18に限定されるものでは
なく、要はデータ処理部7を作動させるために必要な光
量の赤外線を受光できる位置に設けられていればよいの
である。
また、上記実施例においては被検索物としてファイルを
例に取り上げ、該ファイルを収納棚に多数収納してファ
イルの個別検索を行う例を示したが、被検索物はファイ
ルに限定されるものではなく、例えば第4図(イ)に示
すようなフィルム製収納袋を被検索物としてもよい。
このフィルム製収納袋は上端部に突片24を有するフィ
ルム袋体25からなり、該突片24にはフィルム袋体2
5への書類の出し入れを行うための開口部26が設けら
れている。また、フィルム袋体25の側面部には赤外線
を受光するための受光部4を有する受信i3及び外部表
示器としての発光ダイオード8が取付けられてなる。
このフィルム製収納袋は第4図(ロ)に示すように、ス
ライド式フィルムホルダー28の棚板12に設けられた
孔27に突片24をスライドさせて挿入することにより
吊り下げられた状態で前記フィルムホルダー28内に収
納される。そして、棚板12の上部に取付けられた赤外
線発信機2からの信号を受信機3が受信して、発光ダイ
オード8を点灯することにより外部にその存在位置を知
らせ、所望のフィルム製収納袋をスライドさせてスライ
ド式フィルムホルダー28から取り出すことができるの
である。
また、被検索物としては上記以外のものとして、例えば
ハンガーに掛けられている衣服、レコード、医療用カル
テ、ブックカバー等が考えられるが、要は受信機を装着
可能なものであれば、被検索物の種類は問うものではな
い。
更に、上記実施例においては、第一の手段として受光部
に可視光線遮断手段を設け、また第二の手段として、受
光部とデータ処理部とを増幅部を介さずに直接接続し、
また第三の手段として、グループをなす被検索物の各グ
ループに外部表示器を設け、更に第四の手段としてコン
ピュータとファイルとを相方向通信させたが、本発明の
ファイル等被検索物の個別検索装置はこれら4つの手段
を全て具備する必要はなく、上記4つの手段の内生なく
とも1つの手段を有する個別検索装置であれば良い。
(発明の効果) 以上のように、本発明においては、第一の手段として、
受光部に該受光部の可視光線の受光によるデータ処理部
の作動を阻止すべく可視光線を遮断し且つ赤外線を透過
させるための手段を設けたために、蛍光灯等の可視光線
の受光により受信機内に不用意に電流が流れることはな
く、赤外線を受光した時にだけ受信機内に電流が流れる
のである。
また、第二の手段として、受信機内において増幅部を介
さずに受光部とデータ処理部が直接接続されているため
に、従来のように増幅部により電流が消費されることは
ないのである。
従って、従来に比べて受信機のバッテリーである電池の
不用意な消耗がなくなり、電池の寿命か従来に比して極
端に長くなったという実用上極めて有用な効果を得るこ
とができた。
更に、被検索物が複数のグループ、つまり複数の郡に分
かれて存在する場合には、第三の手段として、被検索物
の個別検索を行う前に郡検索を行うことにより、より迅
速且つ容易に所望の被検索物を見つけるができ、更に、
郡検索により個別検索の対称から外れた被検索物の受信
機を作動させる必要がなくなったために、受信機の無駄
な電池の消耗を減らすことができるという効果を得るこ
とができた。
また、第四の手段として、被検索物に発fii機及び受
信機を設け、コンピュータと被検索物とを相方向通信さ
せることにより、コンピュータの画面上に被検索物の存
在位置を表示させ、それにより被検索物の個別管理をコ
ンピュータにより行うことができるという効果を得るこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)はファイル検索装置の斜視図で、第1図(
ロ)は第1図(イ)部分拡大斜視図、第1図(ハ)は第
1図(ロ)のA−A線部分断面図。 第2図は受信機のブロック図。 第3図(イ)は赤ペンキが塗布された受光部の説明図で
、第3図(ロ)はフィルターにIわれだ受光部の説明図
。 第4図(イ)は被検索物としてのフィルム製収納袋の斜
視図、第4図(ロ)はフィルム製収納袋が収納されたス
ライド式フィルムホルダーの正面図。 第5図(イ)は従来のファイル検索装置の斜視図で、第
5図(ロ)は従来の受信機のブロック図。 4・・・受光部 13・・・受光面 23・・・赤外線受信機 7・・・データ処理部 22・・・赤外線発信機

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被検索物に対応する固有の信号を発信する赤外線発
    信機2と、前記被検索物に設けられた赤外線受信機3と
    からなり、しかも該赤外線受信機3には、前記赤外線発
    信機2からの赤外線を受光するための受光部4と、該受
    光部4の赤外線受光により作動するデータ処理部7とが
    具備されてなる個別検索装置において、前記受光部4に
    は、赤外線を透過させるが、可視光線の受光時に前記デ
    ータ処理部7の作動を阻止すべく可視光線の遮断手段が
    設けられてなることを特徴とするファイル等被検索物の
    個別検索装置。 2、前記遮断手段が受光部4の受光面13に塗料を塗布
    したことである特許請求の範囲第1項記載のファイル等
    被検索物の個別検索装置。 3、被検索物に対応する固有のデジタル信号を発信する
    赤外線発信機2と、該被検索物に設けられた赤外線受信
    機3とからなり、しかも該赤外線受信機3には、前記赤
    外線発信機2からの赤外線を受光するための受光部4と
    、該受光部4の赤外線受光により作動するデータ処理部
    7とが具備されてなる個別検索装置において、前記受光
    部4とデータ処理部7とが増幅部を介さずに直接接続さ
    れてなり、且つ該データ処理部7を作動させるために必
    要な光量の赤外線を受光部4に対して発信可能な位置に
    前記赤外線発信機2が設けられなることを特徴とするフ
    ァイル等被検索物の個別検索装置。 4、被検索物に対応する固有のデジタル信号を発信する
    赤外線発信機2と、該被検索物に設けられた赤外線受信
    機3とからなり、しかも該赤外線受信機3には、前記赤
    外線発信機2からの赤外線を受光するための受光部4と
    、該受光部4の赤外線受光により作動するデータ処理部
    7とが具備されてなり、且つ多数の被検索物が存在する
    個別検索装置において、多数の被検索物が複数のグルー
    プに分かれて存在し、各グループには点灯ランプ等の外
    部表示器が取付けられてなるファイル等被検索物の個別
    検索装置。 5、被検索物に対応する固有のデジタル信号を発信する
    赤外線発信機2と、該被検索物に設けられた赤外線受信
    機3とからなり、しかも該赤外線受信機3には、前記赤
    外線発信機2からの赤外線を受光するための受光部4と
    、該受光部4の赤外線受光により作動するデータ処理部
    7とが具備されてなる個別検索装置において、前記被検
    索物には赤外線受信器3とともに赤外線発信機22が設
    けられ、且つ該赤外線発信機22からの信号を受信する
    ための赤外線受信器23を有し、しかも前記赤外線発信
    機2、22及び赤外線受信機3、23を用いてコンピュ
    ータと被検索物とを相方向通信させることにより所望の
    被検索物の存在位置をコンピュータの画面上に表示させ
    る機能を有するファイル等被検索物の個別検索装置。
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