JPH0278982A - 磁束計および磁気特性検査システム - Google Patents

磁束計および磁気特性検査システム

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JPH0278982A
JPH0278982A JP22873788A JP22873788A JPH0278982A JP H0278982 A JPH0278982 A JP H0278982A JP 22873788 A JP22873788 A JP 22873788A JP 22873788 A JP22873788 A JP 22873788A JP H0278982 A JPH0278982 A JP H0278982A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は超電導量子干渉計を用いた磁束センサに係り、
特に化学プラント及び原子カプラント等の高温環境下で
使用される含フエライト系ステンレス鋼等の金属材料の
高温時効脆化損傷の検知に好適なプローブコイル及びプ
ローブコイル用コアに関する。
〔従来の技術〕
従来、小型のプローブコイルを具備した超電導量子干渉
素子(以下スキッド;SQUIDという)については1
チツプ型のSQUIDとして、1988年、インターナ
ショナル,ソリッドステート サーキツツ コンファレ
ンス(1988 International  Solid−Stat
e  CircuitsConference  (I
SSCC   88))  P289 〜P291にお
いて論じられている.。
一方、含フエデイトステンレス鋼実機部材の高温脆化損
傷度の検知方法として、特開昭61−28859号公報
に記載のような方法がある。これは。
フェライトスコープを用いて、実機部材の高温長時間使
用後のフェライト量変化を磁気的にH1ll定すること
によって当該部の脆化の進行度を検知する方法である。
また劣化診断ではないが、超電導発電機用マクネット等
に使用される高磁界域において高い臨界電流特性を発揮
する超電導シートコイルの製造方法について、特開昭6
.2−277704号公報に述べられている。
【発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は被測定体からの磁束を取り込む検出面積
が大きいために、原子カプラントの実機部材に用いられ
る2相ステンレス鋼のフェライト相中に高温時効により
析出するα′相やG相等の極微小析出物の磁気特性を調
べることができず、材料劣化に及ぼす材料の磁気特性と
組織変化の相関を十分に明確にできないという問題があ
った。
また上記従来技術は、一般に磁気特性の変化を伴なう材
料の内部組織変化を調べる際に、材料全体の磁気特性を
測定することはできたが、磁気特性変化の直接の原因と
なる内部組織変化部の磁気特性を計測することができな
いという問題があった。
さらに上記従来技術は、前記材料の磁気特性変化の直接
の原因となる内部組織変化部の大きさが非常に微小であ
る場合、該内部組織変化部の寸法を磁気特性とは別に極
微量分析′JAh¥を用いて調べなければならないとい
う問題があった。
本発明の目的は、原子カプラント等の実機部材に用いら
れる2相ステンレス鋼の材料変化に及ぼす材料の磁気特
性の変化と組織変化との相関を明確にし、劣化診断の信
頼性を高めることであり、人オーダの位置分解能で磁気
特性を測定することができ非常に高い磁気信号感度を有
する磁束計を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、5QUIDと5QUIDに
磁束を取り込むための磁束伝達回路を具備する磁束計に
おいて、磁束伝達回路に備わり被測定試料に面するプロ
ーブコイルを先端の曲率半径を小さくした針状コアの先
端に形成させたものである。
また、前記針状コアの先端の曲率半径を小さくするため
に、コア用材料を棒状に切り出し棒状材料の端を電解研
摩又は化学研摩したものである。
また、5QUIDへ取り込む磁束信号の感度を高めるた
めに、前記針状コアを高透磁率をもつ軟磁性材で作製し
たものである。
また、プローブコイルと針状コアとの間を絶縁するため
に、プローブコイルと針状コアとの間に薄膜を挿入した
ものである。
人オーダの位置分解能で磁気特性を測定する目的を達成
するために、前記プローブコイルと針状コアとの間に挿
入する絶縁薄膜を針状コアのプローブコイルリング内側
には形成させず、針状コアの先端と被測定試料との間の
トンネル電流が一定になるように針状コアをピエゾ素子
で三次元方向に駆動させる。
〔作用〕
軟磁性材の長さ15mm0.25mm角の角材に切り出
し、角材の一方の端を塩酸や硝酸等の電解液に浸漬し、
2〜3■の交流電圧をかけて上下すると、先端の曲率半
径が500人程度の針状コアができ上がる。この針状コ
アの直上を残して表面全体に絶縁薄膜を真空蒸着等によ
って形成させ、その上に超電導薄膜のプローブコイルを
装着するので1例えば絶縁膜の厚さを300人とすると
プローブコイルの直径は1GoO人程度となり、極微小
の磁束検出面積を有するプローブコイルとなる。
針状コアの先端と被測定試料との間のトンネル゛電流を
一定に保持するように針状コアをピエゾ素子で駆動させ
るので、両者間の距離を10Å以下まで近づけることが
できる。これにより、プローブコイルへの漏洩磁束が減
少し取り込む磁束が増加するとともに信号感度は高まる
。また針状コアが軟磁性材料であることも漏洩磁束の減
少と感度の向上につながる。針状コアの軸方向に垂直な
平面内をピエゾ素子に印加する電圧をW14vIiシな
がら二次元方向に制御すると、被測定試料の表面を入オ
ーダの位置分解能で移動し磁気特性の変化を調にること
かできる。また、針状コアの位置制御をパルスモータ駆
動で行うと、ピエゾ素子駆動に比べてさらに粗い走査を
することもできる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1〜14図を用いて説明す
る。
第1図は本発明の一実施例であるマイクロプローブコイ
ルの概観図である。先端の曲率半径の小さい針状コア1
の先端に、超電導膜のリングからなるプローブコイル2
を形成させ、プローブコイル2からリード線3を導出し
たものである。第2図に示すように、2本のリード線3
を絶縁薄膜3−aを介して交差させるとプローブコイル
の感度は一段と向上する。針状コアの代わりに第3図の
ように棒状コア3−bを用い、棒状コア3−bの先端に
プローブコイル2を装着することも可能である。
以上記述したようなプローブコイルを具備した5QUI
D磁束計を用いると、材料の非常に微細な領域の磁気特
性値を検出することができるようになる。例えば、次に
記述するようなシステムにおいて威力を発揮する。原子
カプラントにおける原子炉の炉壁や一次系配管には2相
ステンレス鋼が用いられているが、原子炉の稼動時間が
増加するに従って高温時効脆化により2相ステンレス鋼
のフェライト相中の微小な析出相が発生し、前記実機部
材は劣化する。このフェライト相中に生ずる析出相のた
めに2相ステンレス鋼の磁気特性が微妙に変化するので
、その磁気特性を高感度のGQUIDとGQUIDへ磁
束を取り込むためのプローブコイルを用いて測定するこ
とにより実機部材の劣化度を評価することができる。被
測定試料近傍に励磁装置を配置し被測定試料に起磁力を
与えると第4図、第5図に示すように、起磁力の変化に
対応して磁気ヒステリシスループ4を描く。
第4図は2相ステンレス鋼の受け入れ材の磁気特性を示
す図であり、第5図は2相ステンレス鋼の475℃の高
温時効を施した劣化材の磁気特性を示す図である。受け
入れ材と劣化材の磁気特性を比較すると、磁気ヒステリ
シス面積5や磁気ヒステリシス形態5−a、最大磁束密
度6.磁留磁束密度7.保磁力8等の特性値が変化して
いることがわかる。
実際に原子炉の実機部材の劣化度を評価するには、予め
2相ステンレス鋼について時効時間と時効温度に対する
磁気特性の変化と強度変化と内部組織変化についてのデ
ータの蓄積と各特性値の対応づけが必要とされる。しか
しながら、磁気特性と内部組織変化との相関を求める際
に、従来のプローブコイルを用いた5QUID磁束計で
は磁束検出面積が大きいため、前記微小析出相による磁
気特性の変化を直接求めることができなかった。
第6図は5QUIDを具備した磁束i11!I定部の構
成図である。被測定部から測定される磁束は磁伝伝達回
路9のプローブコイル2に入り、コイルS 9− aに
伝達される。コイルS 9− aとrfsQUIDlo
は相互インダクタンスMs=kD]τで結合されている
。ここでLsとLはそれぞれコイル59−aとrfsQ
UIDloの自己インダクタンスである。プローブコイ
ル2の巻数をnp、1巻あたりの自己インダクタンスを
Lpo、コイル59−aの巻数をns、1巻あたりの自
己インダクタンスをLsoとすると、5QUIDの感度
はE=(npnskr丁po) / (np”Lpo+
 ns”Lso)≦(k/2)$で与えられる。上式に
おいて感度εが最大となるのはLp=Lsを満足する時
である。つまり、プローブコイルとコイルSの自己イン
ダクタンスを等しくしなければならない。−般にコイル
の自己インダクタンスはコイルの線の断面積Aに比例し
、1巻あたりのコイルの長さに反比例する6本発明の針
状コア先端に形成させたプローブコイル2は、1巻あた
りのコイルの長さQpは非常に小さいが、断面積Apも
十分に小さくできるので、Lp=Lsを充たすようなコ
イル59−aを作製することが可能である。さらにrf
sQUIDloの磁束信号はLC共振回路11で電気信
号に変換され、5QUIDの制御回路へ伝送される。
第7図は本発明の一実施例である多巻型プローブコイル
の概観図である。針状コア1の先端に多巻プローブコイ
ル12を形成し、リード(1)13とリード線(2)1
4を先端から導出し、さらにリード線(2)14と多巻
プローブコイル12との間に絶縁材15を介在させた構
造となっている。
第8図は絶縁薄膜と軟磁性材料からなる針状コアと1巻
のマイクロプローブコイルの断面図、第9図は絶縁材料
からなる針状コアと1巻のマイクロプローブコイルの断
面図である。第8図のように、高透磁率を有するパーマ
ロイ(PC)や高硬度パーマロイ(HP C)等の鉄−
ニッケル合金等の軟磁性材の針状コア16上に透磁率が
工程度のポリエチレンやテフロン等の有機絶縁材料や無
機絶縁材料等の絶縁膜lI!17を被覆し、その上に1
巻プローブコイル18を形成させると、透磁率の低い材
料を針状コアに用いた場合と比較して、漏洩磁束が減少
し取り込む磁束が増加し5QUIDの感度が向上すると
いう効果がある。第9図のごとく、絶縁材料に直接機械
加工や化学研摩等を施して絶縁材の針状コア19を作製
し、その上に1巻プローブコイル18を形成させると、
第8図の場合に比べて漏洩磁束の減少はそれ程望まない
が。
プローブコイルの製作工程が簡略化されるという効果が
ある。
第10図は絶縁膜と軟磁性材からなる針状コアと1巻マ
イクロプローブコイルの作製手順の一実施例である。軟
磁性材料を長さ15mm、断面0.5+mm角のロッド
に切り出し、塩酸や硝酸等の電解液中に浸漬し数ボルト
の交流又は直流で電解研摩すると、先端の曲率半径がR
=500人程度の鋭い針状コア16ができる。また、こ
の針状コア16を超高真空中へ導入し、数キロボルトの
正の高電圧を印加すると、針状コア先端の表面原子が高
電界によって電界蒸発をし理想的な半球面に近い先端形
状が得られる0次に針状コア16を真空中で軸方向に自
転させながら絶縁材の蒸着を行ない、表面に均一な膜を
有する絶縁薄膜17を形成する。
続いて前記絶縁薄膜17の上に第10図に示すようにレ
ジスト2oを塗付し、再び真空中で超電導材を蒸着し超
電導膜21を全体に形成させる。最後にレジスト20を
除去すると、直径約1000人の極微小1巻プローブコ
イルが完成する。
第11図は2相ステンレス鋼の劣化材を1チツプ型プロ
ーブコイルを用いて磁束を測定した場合の模式図と対応
する残留密束密度を示す図である。
前述したごとく、被測定試料である2相ステンレス鋼2
2のフェライト相22−a中には、時効時間の増加に伴
ってα′相23やG相24という微小析出相が発生する
。それらの析出相の大きさは数百人とも言われる程の微
小なもので、2謙謙x3麓■の1チツプ型5QUIDに
搭載された積層型のプローブコイル25では、被測定試
料である2相ステンレス鋼22に積層型のプローブコイ
ル25を十分近づけることができず、漏洩磁束が多く取
り込む磁束が少なかった。また、受け入れ材と劣化材の
磁気特性の相違は測定できても、第11図のごとくα′
相23やG相24による残留磁束密度プロファイル26
の変化を検出できる程の感度がなかった。
一方、第12図のごとく本発明のマイクロプローブコイ
ル26−aを具備した5QUIDを用いて2相ステンレ
ス鋼22の劣化材を測定すると。
半径500人という非常に微少な検出面積のために、プ
ローブの中心位置に対する残留磁束密度プロファイル2
6はα′相23やG相24の変化を直接反映した形状を
とるようになる。また軟磁惨材の針状コアを具備してい
るので、漏洩磁束が減少し取り込む磁束が増加する。さ
らに、マイクロプローブコイル26−aの中心にセンタ
ーホール27を開けて走査トンネル顕微鏡(STM)の
プローブとして取り扱うと、トンネル電流を測定するこ
とのできる距離である数人の位置までセンターホール2
7を2相ステンレス鋼22に近づけることが可能となり
、5QUIDの感度は一段と高まるという効果がある。
第13図はマイクロプローブコイル26−8を具備した
5QUID磁束計に走査トンネル顕微鏡(STM)の駆
動機構を適用したS T M −5QUIDの概略図で
ある。マ°イクロプローブコイル26−aを具備した針
状コア1とα′相23やG相24を有するフェライト相
22−aとの間にトンネルf!i流を流し、その距離を
≦人程度で一定に保つようにZ軸ピエゾ28をPI制御
回路29で制御し、これと独立にX軸ピエゾ30とY軸
ピエゾ31で走査することにより、コンピュータ(1)
32tjjllしてモニター(1)33上で試料表面の
構造が原子レベルで観察できる。また本発明によればこ
れらの走査と平行して針状コア1を極低温冷凍機34で
針状コア1を真空中でIIKまで冷却し、マイクロプロ
ーブコイル26−aで測定される磁束信号を、リード線
3.コイルS 9− a 、 rfsQUIDlo 。
LC共振回路11を通じて5QUID制御回路35に伝
送し、コンピューター(2)36によりモニター(2)
37上に残留磁束密度プロファイル38等の各磁気特性
の分子寸法の面分布を観察することが可能となる。また
ここで、冷凍機によりプローブコイルや磁束伝達回路や
5Q(J40等の超電導材を容易に遷移温度以下に下げ
ることができるという効果がある。
第14図は多針状に配したコアとマイクロプローブコイ
ルの概略図である。
第14図のごとく多数のマイクロプローブコイル26−
aと針状コア1をコアステージ39上に一定間隔で配置
し、各マイクロプローブコイル26−aからの磁束信号
を連続的に処理すると、STMの駆動機構を用いずに2
相ステンレス鋼22表面の各磁気特性の面分布を離散的
に測定できるという効果もある。
また本発明のマイクロプローブコイルを具備した5QU
ID磁束計を用いると、磁気ディスクや磁気ヘッドの磁
区や、初期構造欠陥さらに経年劣化による構造欠陥の測
定も可能となるという効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、針状コアまたは棒状コアの先端に非常
に微少な磁束検出面積を備えたプローブコイルを備えた
5QUIDを作製できるので、2相ステンレス鋼のフェ
ライト相中に析出するα′相やG相ごとく材料内部の微
細な組織変化に件なう磁気特性の変化をその組織変化の
位置に追従して測定することができるという効果がある
。また予めα′相やG相のごとく微細な組織変化に対応
する磁気特性を調べておけば、前記プローブコイルを用
いて同一材料の磁束測定をすることにより。
その材料の組織を逆に調べることができるという効果も
ある。
また本発明によれば、プローブコイルを先端に形成させ
たプローブコイルを剥ぎ取ることなくその金属をコアと
して利用できるという効果がある。
さらに、STMの駆動機構を併用できるので。
プローブコイルを被測定試料の極近傍まで近づけること
ができるので5QUIDの感度が向上するのみならず、
人オーダの位置の分解能で磁気特性を調べることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるマイクロプローブコイ
ルの概観を示す部分斜視図、第2図はリード線を交差さ
せたマイクロプローブコイルの概観を示す部分斜視図、
第3図は棒状コアの先端部に形成させたマイクロプロー
ブコイルの概観を示す部分斜視図、第4図は2相ステン
レス鋼の受け入れ材の磁気特性図、第5図は2相ステン
レス鋼に475℃の高温時効を施した劣化材の磁気特性
図、第6図は5QUIDを具備した磁束測定部の回路図
、第7図は本発明の一実施例である多巻型プローブコイ
ルの概観を示す部分斜視図、第8図は絶縁薄膜と軟磁性
材からなる針状コアと1巻のマイクロプローブコイルの
断面図、第9図は絶縁材からなる針状コアと1巻のマイ
クロプローブコイルの断面図、第10図は絶縁膜と軟磁
性材からなる針状コアと1巻マイクロプローブコイルの
作製手順を示す工程図、第11図は2相ステンレス鋼の
劣化材を1チツプ型プローブコイルを用いて磁束測定し
た場合の模式図と対応する残留磁束密度を示す特性図、
第12図は2相ステンレス鋼の    。 劣化材を本発明のマイクロプローブコイルを用いて磁束
測定した場合の模式図と対応する残留磁束密度を示す特
性図、第13図はマイクロプローブコイルを具備したS
 Q U T D磁束計に走査トンネル顕微鏡(STM
)の駆動機構を適用したS T M−3QUIDの概略
回路図、第14図は多針状に配したコアとマイクロプロ
ーブコイルの概観を示す斜視図である。 1・・・針状コア、2・・・プローブコイル、3・・・
リード線、3−a・・・絶縁薄膜、3−、b・・・棒状
コア、4・・・磁気ヒステリシスループ、5・・・磁気
ヒステリシス面積、5−a・・・磁気ヒステリシス形態
、6・・・最大磁束密度、7・・・残留磁束密度、8・
・・保磁力、9・・・磁束伝達回路、9− a −rf
sQUID、  l O−rfsQUID、11・・・
LC共振回路、12・・・多巻プローブコイル。 13・・・リード線(1)、14・・・リード線(2)
、15・・・絶縁材、16・・・軟磁性材の針状コア、
17・・・絶縁薄膜、18・・・1巻プローブコイル、
19・・・絶縁材の針状コア、20・・・レジスト、2
1・・・超電導薄膜、22・・・2相ステンレス鋼、2
2−a・・・フェライト相、23・・・α′相、24・
・・G相、25・・・積層型のプローブコイル、26・
・・残留磁束密度プロファイル、26−a・・・マイク
ロプローブコイル。 27・・・センターホール、28・・・Zピエゾ、29
・・・PI制御回路、30・・・X−ピエゾ、31・・
・Y−ピエゾ、32・・・コンピューター(1)、33
・・・モニター(1)、34・・・極低温冷凍機、35
・・・5QUID制御回路、36・・・コンピューター
(2)、37・・・モニター(2)、38・・・残留磁
束密度分布、39・・・コアステージ。 代理人 弁理士 小川勝馬−ヘ・ 鴬1図    ′fJz図 %3図 j−9−−#;I入コア   − 第 4 図 戸6図 VJ 7 図 13−一−リーに糸泉、(1) 第 3  図       第 9 図16−−−季に
月除性不kf)金jJ人′コア第 70   図 篤12図 アローブの中1(4111 第 13  図 30−X化・エン゛     36−−−エンし0ニー
クー(2)31−Y’−こ゛エーソ゛     31−
(士、ニター(2ン32−−コシし°ニー9−(1)3
F3−一一残留膚乗袈・曳今斗35−−モ、ユタ−(1
) 不 14  図    ′ 22−−−2相ステエLスI用 39−−− コアステージ゛

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プローブコイルが被測定物に面するよう配置された
    磁束伝達回路と、該回路から発生する磁束の届く範囲内
    に設けた超電導量子干渉素子と、針状のコアを備え、該
    針状のコアの先端に前記プローブコイルを設けたことを
    特徴とする磁束計。 2、ピックアップコイルが被測定物に面するよう配置さ
    れた磁束トランスと、該トランスから発生する磁束の届
    く範囲内に設けた超電導量子干渉素子と、針状のコアを
    備え、該針状のコアの先端に前記ピックアップコイルを
    設けたことを特徴とする磁束計。 3、プローブコイルが被測定物に面するよう配置された
    磁束伝達回路と、該回路から発生する磁束の届く範囲内
    に設けた超電導量子干渉索子と、棒状のコアを備え、該
    棒状のコアの先端に前記プローブコイルを設けたことを
    特徴とする磁束計。 4、ピックアップコイルが被測定物に面するよう配置さ
    れた磁束トランスと、該トランスから発生する磁束の届
    く範囲内に設けた超電導量子干渉素子と、棒状のコアを
    備え、該棒状のコアの先端に前記ピックアップコイルを
    設けたことを特徴とする磁束計。 5、請求項1、2、3または4記載のコアを軟磁性材と
    することを特徴とする磁束計。 6、請求項1または3記載のプローブコイルを超電導性
    薄膜コイルとすることを特徴とする磁束計。 7、請求項2または4記載のピックアップコイルを超電
    導性薄膜コイルとすることを特徴とする磁束計。 8、プローブコイルと組み合わせて磁束伝達回路を形成
    しかつ軟磁性材料で針状または棒状に形成されているこ
    とを特徴とするコア。 9、ピックアップコイルと組み合わせて磁束トランスを
    形成しかつ軟磁性材料で針状または棒状に形成されてい
    ることを特徴とするコア。 10、軟磁性材料製の針状または棒状のコアの先端に薄
    膜状のプローブコイルを形成させた部分を有することを
    特徴とする磁束伝達回路。 11、軟磁性材料製の針状または棒状のコアの先端に薄
    膜状のピックアップコイルを形成させた部分を有するこ
    とを特徴とする磁束トランス。 12、被測定物に磁場を印加すると共に該被測定物の固
    有の磁気特性の変化を監視し、予め該被測定物と同一の
    材料の磁気特性の変化と劣化の程度との関係を求めてお
    き、該関係をもとに前記被測定物の検出時点での磁気特
    性の変化より劣化の程度を知る劣化検出方法において、
    前記予め求める磁気特性の変化を請求項1乃至7のいず
    れかを用いて計測することを特徴とする劣化検出方法。 13、請求項1、2、3または4記載の針状または棒コ
    アの表面に薄膜をコア全面または一部分に被覆し、プロ
    ーブコイルまたはピックアップコイルと前記針状または
    棒状コアとの間を絶縁することを特徴とする磁束計。 14、請求項13において、プローブコイルまたはピッ
    クアップコイルのリング内の一部に前記薄膜を形成させ
    ない部分を有することを特徴とする磁束計。 15、請求項1、2、3または4記載の針状コアまたは
    棒状コアを、電解研摩または化学研摩によつて作製する
    ことを特徴とするコアの製法。 16、請求項1、2、3または4記載の針状コアまたは
    棒状コアを、イオンシリングまたはへき開、機械的加工
    によつて作製することを特徴とするコアの製法。 17、針状コアまたは棒状コアに絶縁薄膜を塗付した後
    、プローブコイルまたはピックアップコイルの形状に合
    わせて作製したマスクを置き、該型の前方または周囲部
    に配置した超電導材ターゲットをスパッタすることによ
    り針状コアまたは棒状コアの先端に超電導性薄膜コイル
    状物を形成することを特徴とするプローブコイルまたは
    ピックアップコイルの製法。 18、請求項17のスパッタに代えて電子ビーム蒸着、
    レーザスパッタ蒸着、MBE蒸着、MOCVD蒸着、ス
    プレーパイロリシス法蒸着、若しくはこれらの組合わせ
    、またはこれらとスパッタとの組合わせを行うことを特
    徴とするプリントコイルの製法。 19、請求項1または2記載の針状コアをピエゾ素子駆
    動で三次元方向に位置決めすることを特徴とする磁束計
    。 20、請求項1または2記載の針状コアをパルスモータ
    駆動で三次元方向に位置決めすることを特徴とする磁束
    計。 21、請求項19及び20記載の磁束計において、プロ
    ーブコイルまたはピックアップコイルが前記被測定物か
    ら受け取る磁束信号を制御回路及びコンピューターを介
    してモニター上に磁気特性値の面分布として表示するこ
    とを特徴とする磁気特性検査システム。 22、請求項1、2、3または4記載の針状コアまたは
    棒状コアを複数個同一平面上にコアの先端が並ぶように
    配置したことを特徴とする磁束計。
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