JPH0277697A - 放射線遮蔽扉 - Google Patents

放射線遮蔽扉

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JPH0277697A
JPH0277697A JP22921888A JP22921888A JPH0277697A JP H0277697 A JPH0277697 A JP H0277697A JP 22921888 A JP22921888 A JP 22921888A JP 22921888 A JP22921888 A JP 22921888A JP H0277697 A JPH0277697 A JP H0277697A
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JP
Japan
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door
liquid
radiation
enclosed
hollow
Prior art date
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Pending
Application number
JP22921888A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Nakagawa
隆文 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0277697A publication Critical patent/JPH0277697A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、放射線を発生する装置が収納された器室の
出入口を閉鎖して放射線をm@する遮蔽扉に関し、特に
開閉動作するときは軽量化してその動作を容易にできる
遮蔽扉に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は、例えば刊行物「昭和60年度科学技術調査資
料作成委託調査fi告占−高エネルギー加速器施設の安
全管理に1関する基J5的調査−1昭和61年311.
放射線安全技術センターJに記載されている東大核原子
核研究所の1.3G e Vシンクロトロン装置の配置
を示す図である0図において、aIlは低エネルギーの
電子を1.3GoVの高エネルギ、−に加速する加速器
、(転)は加速器00等が設置され°ζいる器室への出
入口近傍で、分厚いコンクリート製の遮蔽壁0コ、人や
arl搬入用の出入り扉00などが°ある。
次に、動作について説明する。まず、上記のようなシン
クロトロン装置においては、低エネルギーの電子が加速
器Ooに入射されて1.30 e″Vまで加速される。
このとき、入射時や加速時または加速器からビームを取
り出す時に、電子ビームの一部は、電子の通り道の壁で
ある真空槽に11突して消滅する。このとき、放射線で
あるrlaや中性子が発生ずる。これらの放射線は、コ
ンクリート製の遮蔽壁01で遮蔽される。ところで、出
入口近傍(ロ)では、上記の放射線を避け、かつ扉の開
閉全容易にするために、迷路状のスペースを作り、多重
にした扉を順次開閉しなから入退室していた。この場合
には、出入口のスペースを広く必要とするのでスペース
が確保できない場合などには、第4図に示すように分厚
いコンクリート製のi (141をレール09上を移動
させるなどし・て開閉していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の放射線遮蔽扉においては、分厚いコ
ンクリート製の扉は、その重■が重く開閉させにくいと
いう課題があった。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたもの
で、開閉動作するときは軽量化してその動作を容易にで
きる放射線遮蔽−を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る放射線遮蔽扉は、放射線を発生する装置
が収納された器室の出入口を閉鎖し、上記放射線のうち
透過力の強い短波長の電磁波を減衰させる物質で成型さ
れた中空状扉体と、この中空状扉体が上記出入口を閉鎖
しているときはその内部に封入されて中性子を吸収し、
開閉動作するときはその内部から砲り出される、水素を
含イ!″する液状体とを備えたものである。
〔作用〕
この発明においては、放射線遮蔽扉は開閉動作するとき
には液状体が取り出されて軽量化される。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例の放射線遮蔽r、lIam
が組込まれた出入[1近傍を示す図、第2図はこの放射
線遮藏ma睡の部分破断斜視図であり、こトLらの図に
おいて、031.t19は従来と同様のものである。
(21)は放射線遮蔽FA(至)を構成する中空状扉体
ご、γ線などのi3過力の強い短波長の電磁波を凍哀さ
せる鉄や鉛などの物質で成型されている。 (22)は
中空状扉体(21)内部に封入され、中性子を吸収する
水あるいはほう素入り水などの水素を含有する液状体で
ある。
次に動作について説明する。まず、放射線に対する一般
的な遮蔽能力について説明する。放射線ノウち、透過力
の強いγ線やX線など波長の短がい電磁波に対しては、
鉛や鉄などが遮蔽効果が大きい、このとき、密度が大き
い方が遮蔽効果が大きく、例えば、rnを1/10に減
衰させるに要する厚みは、鉛及び鉄に対しては、それぞ
れコンクリートのl/10及び1/2になる。一方、中
性子の吸収に対しては水素を含有する物質が良く、水な
どが用いられる。このとき、高エネルギー中性子の遮蔽
能力を示すデータは極めて少ないが、熱中性子の場合に
は、コンクリートの1/2の厚さになる。
尚、さらに、遮蔽体を多重層にすることも研究されてい
る(例えば、原子カニ業、第34@、第6号。
1988年、P29に記1)。
本発明による放射線遮蔽扉は、中空状扉体と内部に封入
された液状体との多重層の遮蔽体で構成されたものであ
り、以下、その動作を説明する。
放射線を発生する装置が稼動しているときは、遮蔽扉(
至)は内部に水などが封入された状態で閉鎖されていて
、発生した放射線のうちγ線などは中空、状扉体(21
)の鉄あるいは鉛などの物質で遮蔽され、中性子はその
内部に封入されている水などの液状体(22)で吸収さ
れる。
一方、人が出入りしたりIa器などを搬入したりすると
きに、遮蔽扉(2)を開く必要があるときは、液状体(
22)を取り出せばその5151が軽くなりa易に開閉
動作ができる。その後、必要な作業が終了したあとは、
遮蔽扉(至)を閉じ再度内部に液状体を封入しておく。
尚、上述したように、中空状扉体(21)は鉄あるいは
鉛などの物質で成型されるので製作↑h度が良くなり閉
鎖時の密閉性も向上する。
上記実施例では、遮蔽扉の開閉はレール」二を移動させ
て行ったが、蝶番の付いた遮蔽扉やあるいは遮蔽壁に沿
って移動させる構造のものなど1[意形態のものに適用
できる。また、遮蔽壁も鉄あるいは鉛などの物質で中空
状にしてその内部に水などを封入し°ζルM扉と同様な
材質の多重厄鵡蔽体にすれば、厚さを同程度にすること
ができ外形寸法的な整合性を砲りやすくすることもでき
る。
〔発明の効果〕
この発明は、以上説明したとおり、放射線を発生する装
置が収納された器室の出入口を閉鎖し、上記放射線のう
ち透過力の強い短波長の電磁波を減衰さUる物質で成型
された中空状扉体と、この中空状扉体が上記出入口を閉
鎖しているといはその内部に封入されて中性子を吸収し
、開閉動作するときはその内部から取り出される、水素
を含有する液状体とを備える構成にしたので、開閉動作
するときは軽優になりその動作を容易にできる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の放射線遮蔽扉が組込まれ
た出入口近傍を示す図、第2図はこの放射線遮蔽扉の部
分破断斜視図、第3図は放射線発生部を含む装置の一例
の配置を示す図、第4図は従来のコンクリート製放射w
A遮蔽扉が組み込まれた出入口近傍を示す図である。 図において、Q・が放射線遮蔽扉、(21)は中空状扉
体、(22)は液状体である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人   大  岩  増  雄 第111!! 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 放射線を発生する装置が収納された器室の出入口を閉鎖
    し、前記放射線のうち透過力の強い短波長の電磁波を減
    衰させる物質で成型された中空状扉体、及びこの中空状
    扉体が前記出入口を閉鎖しているときはその内部に封入
    されて中性子を吸収し、開閉動作するときはその内部か
    ら取り出される、水素を含有する液状体を備えたことを
    特徴とする放射線遮蔽扉。
JP22921888A 1988-09-13 1988-09-13 放射線遮蔽扉 Pending JPH0277697A (ja)

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JP22921888A JPH0277697A (ja) 1988-09-13 1988-09-13 放射線遮蔽扉

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JP22921888A JPH0277697A (ja) 1988-09-13 1988-09-13 放射線遮蔽扉

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JPH0277697A true JPH0277697A (ja) 1990-03-16

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ID=16888677

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009053213A (ja) * 1998-09-29 2009-03-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd 一体型放射線遮蔽システム及びpetアイソトープ製造システムの放射線遮蔽シールド
US7598460B2 (en) 2005-10-28 2009-10-06 Roberts Iv Leonard Pascal Radiation shielding wood or laminate faced door having a high fire rating and method for making same
JP2013104734A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 放射性物質遮蔽構造及び放射性物質貯蔵施設
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EP3250009A1 (en) * 2016-05-25 2017-11-29 Ion Beam Applications S.A. Isotope production apparatus

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