JPH0275975A

JPH0275975A - 電気配線系統絶縁不良箇所検出装置

Info

Publication number: JPH0275975A
Application number: JP22796888A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiro Morihara; 森原　好洋
Original assignee: Mitsubishi Paper Mills Ltd
Current assignee: Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority date: 1988-09-12
Filing date: 1988-09-12
Publication date: 1990-03-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（Ａ＞産業上の利用分野本発明は、１００Ｖ、２００Ｖ、４００Ｖ（７）Ｉｆ電
気配線系統絶縁不良箇所を検出する装置に関する。

（Ｂ）従来の技術従来は、電気配線系統において絶縁不良が発生した場合
、その発生箇所を検出するのには、次の装置及び方法に
て行っていた。

即ち、第２図の様な電気配線系統の配電用トランス１６
の低圧側のＥ点２１で絶縁不良（漏電）が発生すると、
まず接地検出器１７が絶縁不良（漏電）を検知する。

そこで、電気配線系統の電源スィッチ１８を切り停電さ
せる。

そしてまず、Ａ接続点１９のＲ相、Ｓ相、Ｔ相それぞれ
の接続を解き、絶縁抵抗計を用いて、１系統の配線２４
．２系統の配線２５．３系統の配線２６．４系統の配線
２７の絶縁抵抗値を測定する。

これにより２系統の配線２５から先の部分で絶縁不良（
漏電）が発生していることが分かる。

次に、Ｂ接続点２０で、Ａ接続点１９の場合と同様にＲ
相、Ｓ相、Ｔ相それぞれの接続を解き、絶縁抵抗計を用
いて、６系統の配線２９．５系統の配線２８の絶縁抵抗
値を測定することにより、５系統において絶縁不良（漏
電）が発生していることが分かるのである。

（Ｃ）発明が解決しようとする課題従来の装置及び方法により絶縁不良（漏電）の発生箇所
を検出するには、電気配線系統を停電させなければなら
ず、配線網の絶縁不良箇所以外の切離し及び接続復旧が
必要であり、時間と労力がかかるという問題点がある。

本発明は、これらの問題点を解決する電気配線系統絶縁
不良箇所検出装置を提供することを目的とする。

（Ｄ）課題を解決するための手段トランス８の一次側に、１００Ｖ、２００Ｖ。

４、　ＯＯＶの電圧切換スイッチ７、及び直列に接続し
たリレー接点３、電流計４、固定抵抗５、可変抵抗６、
及び先端に鰐口クリップ１を付けたり−ド線２を設け、
２次側に、電圧計９、タイマー接点１０．１２、タイマ
ー１１．１３、リレー１４を設けることを特徴とする、
電気配線系統の絶縁不良箇所検出装置である。

（Ｅ）実施例本発明の実施例を図面に基づき説明する。

第１図は、トランス８の一次側の端子に、１００Ｖ、２
００Ｖ、４００Ｖの！圧切換スイッチ７を接続し、直列
に接続したリレー接点３、電流計４、固定抵抗５、可変
抵抗６を１次側の他の端子と電圧切換スイッチ７に接続
し、直列に接続したリレー接点３、電流計４、固定抵抗
５、可変抵抗６の両側にリード線２で鰐口クリップ１を
接続し、２次側の端子に、電圧計９、タイマー接点１０
とタイマー１１、タイマー接点１２とタイマー１３を並
列に接続し、タイマー１３の両側にリレー１４を接続し
たものである。

第２図の様な電気配線系統の配電用トランス１６の低圧
側のＥ点２１で絶縁不良（漏電）が発生したものとして
、検出装置の使用方法を説明する。

先ず、接地検出器１７が異常電流を検知するので、絶縁
不良（漏電）が発生したことが分かる。

この場合、Ｒ相が絶縁不良（漏電）を起こしていること
は、Ｔ相、Ｓ相は検電器が動作し、Ｒ相は検電器が動作
しないのですぐわかる。

そこで、トランス８の１次側の電圧切換スイッチ７を、
接地使用する電気配線系統の電圧（１００ｖ系、２００
ｖ系、４０ＯＶ系ノトレカ）ニ合わせてセットしたのち
、リード線２の一方を接地２３に接続し、他方を電気配
線網の内のＦ点２３に接続して、本発明の検出装置を設
置する。ただしＦ点はＳ相でもよい。

すると、トランス８の２次側に１００Ｖが発生し、タイ
マー１１．１３によりリレー１４は断続動作を繰り返し
、リレーの接点３は開閉を繰り返ず。

この繰り返しにより、リード線２、リレー接点３、電流
計４、固定抵抗５、可変抵抗６、リード線２へと模擬電
流が流れる。そして、電流計の値を見ながら可変抵抗６
で電流を調整する。

固定抵抗５は、過大電流が配線系統を流れると絶縁不良
箇所で火災が発生する恐れがあるので、取り付けてあり
、通常、クランプ式電流計の確認がしやすいので、電流
は５０〜２００ｍＡ程度に調整する。

また、タイマー１１．１３は、交互動作とし、動作時間
は両者共に、１秒位の設定とする。

そして、断続する模擬電流は、電気配線網の中を、配電
用トランス１６のＲ相３３から、第３図の点線のように
、Ｒ１→Ｒ２→Ｒ５→Ｅ点２１→接地２２→リード線２
→検出装置１５→リード線２→Ｆ点２３→Ｔ８→Ｔ３→
Ｔ１→配電用トランス１６のＴ相３１というフローで流
れる。

次に、市販のクランプ式電流計を用いて、配電用トラン
ス１６のＲ相３３から、順次先端へ向って、断続する模
擬電流を次の様に追ってゆく。

即ち、Ａ接続点１９で、Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、Ｒ４の各配
線の電流を測定することにより、電流がＲ１からＲ２へ
流れていることから、Ｒ２の先で絶縁不良（漏電）が発
生していることが分かる。

そして、Ｒ２の先のＢ接続点２０でも、同じ様にして、
Ｒ５、Ｒｅの電流を測定することにより、Ｒ５の先で絶
縁不良（漏電）が発生していることが分かる。

最後に、Ｒ５の先のＲ９で電流を測定し、電流が流れて
いないことで１点２１で絶縁不良（漏電）が発生してい
ることが検出できるのである。

（Ｆ）発明の効果本発明によれば次の如き優れた効果を発揮する。

即ち、電気配線系統を停電させたうえで、配線網の絶縁
不良箇所以外を切離し、そして接続復旧するという作業
を必要とせず、時間と労力を大きく節約して、絶縁不良
（漏電）箇所を検出することができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による電気配線系統絶縁不良箇所検出
装置の実施例を示す結線図である。第２図は、電気配線系統において、絶縁不良（漏電）が
発生した状態を示す図である。第３図は、本発明による電気配線系統絶縁不良箇所検出
装置を用いて、模擬電流を電気配線網へ流して、絶縁不
良（漏電）箇所を検出する方法を示す図である。１・・・・・・鰐口クリップ、２・・・・・・リード線
、３・・・・・・リレー接点、４・・・・・・電流計、
５・・・・・・固定抵抗、６・・・・・・可変抵抗、７
・・・・・・電圧切替スイッチ、８・・・・・・トラン
ス、９・・・・・・電圧計、１０．１２・・・・・・タ
イマー接点、１１．１３・・・・・・タイマー、１４・
・・・・・リレー、１５・・・・・・絶縁不良箇所検出
装置、１６・・・・・・配電用トランス、１７・・・・
・・接地検出器、１８・・・・・・電源スィッチ、１９
・・・・・・Ａ接続点、２０・・・・・・Ｂ接続点、２
１・・・・・・Ｅ点、２２・・・・・・接地、２３・・
・・・・Ｆ点、２４・・・・・・１系統の配線、２５・
・・・・・２系統の配線、２６・・・・・・３系統の配
線、２７・・・・・・４系統の配線、２８・・・・・・
５系統の配線、２９・・・・・・６系統の配線、３０・
・・・・・８系統の配線、３１・・・・・・Ｔ相、３２
・・・・・・Ｓ相、３３・・・・・・Ｒ相、３４・・・
・・・Ｃ接続点＠２図

Claims

【特許請求の範囲】

トランス８の一次側に、１００Ｖ、２００Ｖ、４００Ｖ
の電圧切換スイッチ７、及び直列に接続したリレー接点
３、電流計４、固定抵抗５、可変抵抗６、及び先端に鰐
口クリップ１を付けたリード線２を設け、２次側に、電
圧計９、タイマー接点１０、１２、タイマー１１、１３
、リレー１４を設けることを特徴とする電気配線系統の
絶縁不良箇所検出装置。