JPH0275744A - 内燃機関のノッキング制御装置 - Google Patents
内燃機関のノッキング制御装置Info
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- JPH0275744A JPH0275744A JP22503788A JP22503788A JPH0275744A JP H0275744 A JPH0275744 A JP H0275744A JP 22503788 A JP22503788 A JP 22503788A JP 22503788 A JP22503788 A JP 22503788A JP H0275744 A JPH0275744 A JP H0275744A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 20
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Landscapes
- Testing Of Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は内燃機関に発生するノックを検出して、点火
時期、空燃比等のノック制御要因を制御するノック制御
装置(ノックコントロールシステム)に関するものであ
る。
時期、空燃比等のノック制御要因を制御するノック制御
装置(ノックコントロールシステム)に関するものであ
る。
エンジンのノック制御装置においては、ノックセンサ判
定結果(ノックの有無)とフェイル判定結果(フェイル
の有無)とを合成して1本の信号線で送出するものが特
開昭61−234273号公報により開示されているが
、このときのフェイル判定は断線検出である。このよう
に、断線若しくはショート時だけフェイル検出するもの
であればフェイル検出時に合成後の出力がノック検出状
態保持となってもよい。ここで、ノックセンサ信号のレ
ベル検出まで行う場合は、第6図に示すように、エンジ
ンの低回転域等のノックセンサ出力の小さい領域ではノ
ックセンサ出力がフェイル判定レベルL n+inより
も小さくなってしまうためノック判定は可能であるが、
フェイルのレベル検出はノックセンサ故障のために出力
が小さい、のか、低回転域のために出力が小さいのかの
判定ができなかった。従って、フェイル判定領域外では
フェイル判定を無効にする必要がある。しかし、ノック
判定結果とフェイル判定結果を合成して1本の信号線で
送出する装置においては、かかる低回転域でフェイルを
誤検出してしまい、結果として、ノック判定においてノ
ック有りと判定されるために、正常なノック検出ができ
ないという問題があった。
定結果(ノックの有無)とフェイル判定結果(フェイル
の有無)とを合成して1本の信号線で送出するものが特
開昭61−234273号公報により開示されているが
、このときのフェイル判定は断線検出である。このよう
に、断線若しくはショート時だけフェイル検出するもの
であればフェイル検出時に合成後の出力がノック検出状
態保持となってもよい。ここで、ノックセンサ信号のレ
ベル検出まで行う場合は、第6図に示すように、エンジ
ンの低回転域等のノックセンサ出力の小さい領域ではノ
ックセンサ出力がフェイル判定レベルL n+inより
も小さくなってしまうためノック判定は可能であるが、
フェイルのレベル検出はノックセンサ故障のために出力
が小さい、のか、低回転域のために出力が小さいのかの
判定ができなかった。従って、フェイル判定領域外では
フェイル判定を無効にする必要がある。しかし、ノック
判定結果とフェイル判定結果を合成して1本の信号線で
送出する装置においては、かかる低回転域でフェイルを
誤検出してしまい、結果として、ノック判定においてノ
ック有りと判定されるために、正常なノック検出ができ
ないという問題があった。
これを解決するためには、特開昭57−176362号
公報に示されるように、ノック判定結果とフェイル判定
結果を互いにタイミングをずらして合成して、読み取る
時にノック判定とフェイル判定でタイミングを変えるこ
とによって、低回転域でのフェイル判定結果を無効にし
、ノック判定を正常に行うようにすることもできる。し
かしながら、低回転域での断線・短絡時は合成後の出力
がノック判定保持状態になるので、直接フェイル判定は
できないものの、徐々に遅角はしていくが1ノック当り
の遅角量は決まっているので、安全な点火時期に遅角す
るまで時間がかかるという問題点がある。
公報に示されるように、ノック判定結果とフェイル判定
結果を互いにタイミングをずらして合成して、読み取る
時にノック判定とフェイル判定でタイミングを変えるこ
とによって、低回転域でのフェイル判定結果を無効にし
、ノック判定を正常に行うようにすることもできる。し
かしながら、低回転域での断線・短絡時は合成後の出力
がノック判定保持状態になるので、直接フェイル判定は
できないものの、徐々に遅角はしていくが1ノック当り
の遅角量は決まっているので、安全な点火時期に遅角す
るまで時間がかかるという問題点がある。
本発明の目的は、ノック検出結果とフェイル検出結果を
谷底して1本の信号線で送出でき、かつ低回転域等のフ
ェイル判定領域外での正常なノック検出が可能となり、
さらに信号線の断線・短絡時にはフェイル判定領域内外
にかかわらず、直ちにフェイルセーフすることによって
フェイルセーフの応答性を向上できる内燃機関のノッキ
ング制御装置を提供することにある。
谷底して1本の信号線で送出でき、かつ低回転域等のフ
ェイル判定領域外での正常なノック検出が可能となり、
さらに信号線の断線・短絡時にはフェイル判定領域内外
にかかわらず、直ちにフェイルセーフすることによって
フェイルセーフの応答性を向上できる内燃機関のノッキ
ング制御装置を提供することにある。
そこで、本発明は第1図に示すように、内燃機関Mll
に発生するノックを検出するためのノックセンサM12
と、そのノックセンサ信号を同ノックセンサ信号にて作
成されるノック判定レベルと比較してノックの有無を判
定し、そのノック判定結果を送出するノック判定手段M
13と、ノックセンサ信号あるいはノックセンサ信号に
・応じた信号をフェイル判定レベルと比較することによ
り、上記ノック判定系のフェイルの有無を判定して、そ
のフェイル判定結果を送出するフェイル判定手段M14
と、前記ノック判定手段M13の出力とフェイル判定手
段M14の出力とを合成して1本の信号線に送出する合
成手段M15と、内燃機関Mllの運転状態を検出する
運転状態検出手段M16と、前記運転状態検出手段M1
6により内燃機関Mllがフェイル判定領域外にあると
きに前記フェイル判定手段M14による判定結果を無効
にするとともに、その他のときに前記信号線からの合成
信号の内容に応じてノック制御要因を調整する調整手段
M1’7とを備えた内燃機関のノッキング制御装置にお
いて、 前記ノック判定手段M13のノック判定結果とフェイル
判定手段M14のフェイル判定結果を互いに異なったタ
イミングで送出させる信号出力制御手段M18と、ノッ
クセンサ信号が前記ノック判定レベルより大きくなった
とき、又は、ノックセンサ信号あるいはノックセンサ信
号に応じた信号が前記フェイル判定レベルより大きくな
ったときにフェイル判定手段M14の出力信号をリセッ
トするリセット手段M19と、前記信号線からの合成信
号を入力して、異なった時期に同信号の内容を読み出す
ことにより、ノック判定手段M13の出力とフェイル判
定手段M14の出力の内容を検知して前記調整手段M1
7に出力する信号読出手段M20と、この信号読出手段
M20によりノック判定が所定期間連続した時に、フェ
イル判定領域内外にかかわらず、フェイル判定する全領
域フェイル判定手段M21とを備えた内燃機関のノッキ
ング制御語rをその要旨とするものである。
に発生するノックを検出するためのノックセンサM12
と、そのノックセンサ信号を同ノックセンサ信号にて作
成されるノック判定レベルと比較してノックの有無を判
定し、そのノック判定結果を送出するノック判定手段M
13と、ノックセンサ信号あるいはノックセンサ信号に
・応じた信号をフェイル判定レベルと比較することによ
り、上記ノック判定系のフェイルの有無を判定して、そ
のフェイル判定結果を送出するフェイル判定手段M14
と、前記ノック判定手段M13の出力とフェイル判定手
段M14の出力とを合成して1本の信号線に送出する合
成手段M15と、内燃機関Mllの運転状態を検出する
運転状態検出手段M16と、前記運転状態検出手段M1
6により内燃機関Mllがフェイル判定領域外にあると
きに前記フェイル判定手段M14による判定結果を無効
にするとともに、その他のときに前記信号線からの合成
信号の内容に応じてノック制御要因を調整する調整手段
M1’7とを備えた内燃機関のノッキング制御装置にお
いて、 前記ノック判定手段M13のノック判定結果とフェイル
判定手段M14のフェイル判定結果を互いに異なったタ
イミングで送出させる信号出力制御手段M18と、ノッ
クセンサ信号が前記ノック判定レベルより大きくなった
とき、又は、ノックセンサ信号あるいはノックセンサ信
号に応じた信号が前記フェイル判定レベルより大きくな
ったときにフェイル判定手段M14の出力信号をリセッ
トするリセット手段M19と、前記信号線からの合成信
号を入力して、異なった時期に同信号の内容を読み出す
ことにより、ノック判定手段M13の出力とフェイル判
定手段M14の出力の内容を検知して前記調整手段M1
7に出力する信号読出手段M20と、この信号読出手段
M20によりノック判定が所定期間連続した時に、フェ
イル判定領域内外にかかわらず、フェイル判定する全領
域フェイル判定手段M21とを備えた内燃機関のノッキ
ング制御語rをその要旨とするものである。
これにより、リセット手段M19はノックセンサ信号が
ノック判定レベルより大きくなったとき、又は、ノック
センサ信号あるいはノックセンサ信号に応じた信号がフ
ェイル判定レベルより大きくなったとき、即ち、ノック
センサ出力の小さなフェイル判定領域外においても、ノ
ック判定可能な状態になるとフェイル判定手段M14の
出力信号をリセットする。又、信号出力制御手段M18
はノック判定手段M13のノック判定結果とフェイル判
定手段M14のフェイル判定結果を互いに異なったタイ
ミングで送出させ、信号読出手段M20は信号線からの
合成信号を入力して異なった時期に同信号の内容を読み
出すことにより、ノック判定手段M13の出力とフェイ
ル判定手段M14の出力の内容を検知して、調整手段M
17に出力する。その結果、フェイル判定領域外にある
ときに、ノック制御要因を調整する調整手段M17によ
る誤ったノック制御が回避される。
ノック判定レベルより大きくなったとき、又は、ノック
センサ信号あるいはノックセンサ信号に応じた信号がフ
ェイル判定レベルより大きくなったとき、即ち、ノック
センサ出力の小さなフェイル判定領域外においても、ノ
ック判定可能な状態になるとフェイル判定手段M14の
出力信号をリセットする。又、信号出力制御手段M18
はノック判定手段M13のノック判定結果とフェイル判
定手段M14のフェイル判定結果を互いに異なったタイ
ミングで送出させ、信号読出手段M20は信号線からの
合成信号を入力して異なった時期に同信号の内容を読み
出すことにより、ノック判定手段M13の出力とフェイ
ル判定手段M14の出力の内容を検知して、調整手段M
17に出力する。その結果、フェイル判定領域外にある
ときに、ノック制御要因を調整する調整手段M17によ
る誤ったノック制御が回避される。
また、全領域フェイル判定手段M21はフェイル判定領
域内外にかかわらずノック判定が所定期間連続したとき
に、フェイル判定信号を調整手段M17に出力すること
によって、フェイル判定9M域外にあるときの断線・短
絡によるフェイルセーフの応答性を向上することができ
る。
域内外にかかわらずノック判定が所定期間連続したとき
に、フェイル判定信号を調整手段M17に出力すること
によって、フェイル判定9M域外にあるときの断線・短
絡によるフェイルセーフの応答性を向上することができ
る。
以下、この発明を具体化した第1実施例を図面に従って
説明する。
説明する。
第2図に示すように、ノックセンサ1はエンジンEgの
シリンダブロック等に設置され、同エンジンEgのノッ
クによる振動を検出する。入力処理回路2は、そのノッ
クセンサ信号を入力して同ノックセンサ信号を特定周波
数帯域だけ通過させ、ノック特有の信号のみを取り出す
とともに、増幅等の処理を行い、第3図中の伽)に示す
信号を出力する。
シリンダブロック等に設置され、同エンジンEgのノッ
クによる振動を検出する。入力処理回路2は、そのノッ
クセンサ信号を入力して同ノックセンサ信号を特定周波
数帯域だけ通過させ、ノック特有の信号のみを取り出す
とともに、増幅等の処理を行い、第3図中の伽)に示す
信号を出力する。
調整手段、信号読出手段、ノック判定無効手段及び全領
域フェイル判定手段としてのマイクロコンピュータ(以
下、MPUという)3は、第3図中の(a)に示すノッ
ク判定区間信号をノックの有無を判定するノック判定手
段としてのノック判定処理回路4及びフェイルの有無を
判定するフェイル判定手段としてのフェイル判定処理回
路5に出力する。
域フェイル判定手段としてのマイクロコンピュータ(以
下、MPUという)3は、第3図中の(a)に示すノッ
ク判定区間信号をノックの有無を判定するノック判定手
段としてのノック判定処理回路4及びフェイルの有無を
判定するフェイル判定手段としてのフェイル判定処理回
路5に出力する。
ノック判定処理回路4は前記入力処理回路2からノック
センサ信号を入力して前記ノック判定区間信号によるそ
のノック判定期間でのノックセンサ信号の平均値を求め
るとともに、その平均値を定数倍してノック判定レベル
Lkを作成する。さらに、同ノック判定処理回路4はノ
ック判定期間でノックセンサ信号とノック判定レベルL
kとを比較して、第3図中の(C)、 (d)に示すよ
うにノックセンサ信号がノック判定レベルLkを越える
たびに発生するパルス信号数を積算する。そして、ノッ
ク判定処理回路4はその積算値が所定値La以上になる
とノック有りと判断して第3図中の(e)に示すローレ
ベルのノック判定信号を送出するとともに、ノック判定
区間信号の立ち下がりにてそのノック判定信号をリセッ
トする。尚、このノック判定処理回路4で作成されるノ
ック判定レベルLkは後記するフェイル判定レベルLm
inより小さくならないようになっている。
センサ信号を入力して前記ノック判定区間信号によるそ
のノック判定期間でのノックセンサ信号の平均値を求め
るとともに、その平均値を定数倍してノック判定レベル
Lkを作成する。さらに、同ノック判定処理回路4はノ
ック判定期間でノックセンサ信号とノック判定レベルL
kとを比較して、第3図中の(C)、 (d)に示すよ
うにノックセンサ信号がノック判定レベルLkを越える
たびに発生するパルス信号数を積算する。そして、ノッ
ク判定処理回路4はその積算値が所定値La以上になる
とノック有りと判断して第3図中の(e)に示すローレ
ベルのノック判定信号を送出するとともに、ノック判定
区間信号の立ち下がりにてそのノック判定信号をリセッ
トする。尚、このノック判定処理回路4で作成されるノ
ック判定レベルLkは後記するフェイル判定レベルLm
inより小さくならないようになっている。
フェイル判定処理回路5は前記入力処理回路2からノッ
クセンサ信号を入力して第3図中の(b)に示すように
その信号と予め設定されたフェイル判定レベルL wi
nとを比較し、ノックセンサ信号がフェイル判定レベル
La1nより小さい状態が所定点火サイクル連続したと
きは、フェイル有りとして第3図中の(f)に示すロー
レベルのフェイル判定信号を送出する。
クセンサ信号を入力して第3図中の(b)に示すように
その信号と予め設定されたフェイル判定レベルL wi
nとを比較し、ノックセンサ信号がフェイル判定レベル
La1nより小さい状態が所定点火サイクル連続したと
きは、フェイル有りとして第3図中の(f)に示すロー
レベルのフェイル判定信号を送出する。
又、リセット手段としてのフェイル判定リセット回路6
は前記ノック判定処理回路4のノック判定信号(第3図
の(e))を入力してその立ち下がりにて前記フェイル
判定処理回路5にリセット信号を出力してフェイル判定
を解除させるべく、立ち下がっている(ローレベルとな
っている)フェイル判定信号を立ち上げる(リセットす
る)。
は前記ノック判定処理回路4のノック判定信号(第3図
の(e))を入力してその立ち下がりにて前記フェイル
判定処理回路5にリセット信号を出力してフェイル判定
を解除させるべく、立ち下がっている(ローレベルとな
っている)フェイル判定信号を立ち上げる(リセットす
る)。
合成手段としてのアンド回路7の一方の入力端子には、
前記ノック判定処理回路4が接続されるとともに、他方
の入力端子には前記フェイル判定処理回路5がオア回路
11を介して接続され、さらに、アンド回路7の出力端
子は1本の信号線8にて前記MPU3に接続されている
。そして、同アンド回路7はノック判定処理回路4のノ
ック判定信号とフェイル判定処理回路5のフェイル判定
信号を入力して両信号を合成して、第3図の(ロ)に示
す合成信号を前記信号線8を介してMPU3に送出する
。
前記ノック判定処理回路4が接続されるとともに、他方
の入力端子には前記フェイル判定処理回路5がオア回路
11を介して接続され、さらに、アンド回路7の出力端
子は1本の信号線8にて前記MPU3に接続されている
。そして、同アンド回路7はノック判定処理回路4のノ
ック判定信号とフェイル判定処理回路5のフェイル判定
信号を入力して両信号を合成して、第3図の(ロ)に示
す合成信号を前記信号線8を介してMPU3に送出する
。
前記MPU3は、第3図の(a)、 (h)に示すよう
にノック判定区間信号の立ち下がりに対し、toだけ遅
いタイミングをフェイル読出タイミング(第3図の(ハ
)で“マ”と表示)とするとともに、ノック判定区間信
号の立ち下がりに対してtoだけ早いタイミングをノッ
ク読出タイミング(第3図の(ハ)で“”と表示)とし
ている。このフェイル読出しタイミングはアンド回路7
からの合成信号からフェイルの有無を読み出すためのタ
イミングであり、ノック読出タイミングは同じく合成信
号からノックの有無を読み出すためのタイミングである
。そして、MPU3はアンド回路7からの合成信号を入
力して、そのノック読出タイミングでのノック判定結果
に応じて調整手段としての点火時期制御装置9を制御し
て、所定量の点火時期の進遅角制御を行い、又、フェイ
ル判定頭載内において、フェイル読出タイミングでフェ
イル有りと判断すると、ノック判定にかかわらず、前述
した点火時期の進遅角制御は行わず、通常の点火時期制
御よりも所定量遅角する。
にノック判定区間信号の立ち下がりに対し、toだけ遅
いタイミングをフェイル読出タイミング(第3図の(ハ
)で“マ”と表示)とするとともに、ノック判定区間信
号の立ち下がりに対してtoだけ早いタイミングをノッ
ク読出タイミング(第3図の(ハ)で“”と表示)とし
ている。このフェイル読出しタイミングはアンド回路7
からの合成信号からフェイルの有無を読み出すためのタ
イミングであり、ノック読出タイミングは同じく合成信
号からノックの有無を読み出すためのタイミングである
。そして、MPU3はアンド回路7からの合成信号を入
力して、そのノック読出タイミングでのノック判定結果
に応じて調整手段としての点火時期制御装置9を制御し
て、所定量の点火時期の進遅角制御を行い、又、フェイ
ル判定頭載内において、フェイル読出タイミングでフェ
イル有りと判断すると、ノック判定にかかわらず、前述
した点火時期の進遅角制御は行わず、通常の点火時期制
御よりも所定量遅角する。
運転状態検出手段としてのエンジン回転数センサ10は
、エンジンEgの回転数を検出してその検出信号をMP
U3に出力する。MPU3は同センサ10からの信号に
て現在のエンジン回転数Nを検知するとともに、第6図
に示すようにその回転数Nがノックセンサlのフェイル
判定のためのフェイル判定レベルI、+inに対応する
回転数Nm1n以上か未満かを判定している。
、エンジンEgの回転数を検出してその検出信号をMP
U3に出力する。MPU3は同センサ10からの信号に
て現在のエンジン回転数Nを検知するとともに、第6図
に示すようにその回転数Nがノックセンサlのフェイル
判定のためのフェイル判定レベルI、+inに対応する
回転数Nm1n以上か未満かを判定している。
本実施例では、フェイル判定処理回路5の信号出力線が
オア回路11の一方の入力端子に接続されるとともに、
オア回路11の他方の入力端子はノック判定区間信号線
に接続され、さらにオア回路11の出力端子がアンド回
路7に接続されている。
オア回路11の一方の入力端子に接続されるとともに、
オア回路11の他方の入力端子はノック判定区間信号線
に接続され、さらにオア回路11の出力端子がアンド回
路7に接続されている。
これは、アンド回路7に対しノック及びフェイル判定側
において、そのアンド回路7へのノック判定信号とフェ
イル判定信号を互いに異なったタイミングで出力させる
ことにより、フェイル判定領域外で正常なノック検出(
誤った点火時期制御の防止)を行うものである。
において、そのアンド回路7へのノック判定信号とフェ
イル判定信号を互いに異なったタイミングで出力させる
ことにより、フェイル判定領域外で正常なノック検出(
誤った点火時期制御の防止)を行うものである。
また、MPU3のアンド回路7よりの信号線8が入力さ
れる端子と、接地間には抵抗12が接続されていて、信
号線8が断線した場合に、MPU3の信号線8側の入力
は、抵抗8を介して接地されて、ローレベルになるよう
にしである。
れる端子と、接地間には抵抗12が接続されていて、信
号線8が断線した場合に、MPU3の信号線8側の入力
は、抵抗8を介して接地されて、ローレベルになるよう
にしである。
本実施例においては、信号出力制御手段をノック判定処
理回路4とフェイル判定処理回路5とMPO2とオア回
路11とにより構成している。
理回路4とフェイル判定処理回路5とMPO2とオア回
路11とにより構成している。
この第1実施例の内燃機関のノック制御装置の作用を第
3図に基づいて説明する。尚、この第3図において時刻
tlにおいてフェイル(断線・短絡を除く)が発生して
いる。
3図に基づいて説明する。尚、この第3図において時刻
tlにおいてフェイル(断線・短絡を除く)が発生して
いる。
第3図の(b)に示すように、フェイル判定処理回路5
はノックセンサ信号とフェイル判定レベルLminとを
比較し、ノックセンサ信号がフェイル判定レベルLmi
nより小さいと、第3図の(f)で−点′M4線で示す
タイミングで、フェイル有りと判定し、オア回路11に
立ち下がったフェイル判定信号を出力する。一方、第3
図の(a)で示すノック判定区間信号が立ち下がってい
るときに、オア回路11の一方の端子には立ち下がって
いる信号が出力される。従って、オア回路11からアン
ド回路7への信号出力は、立ち下がったフェイル判定信
号を入力し、かつノック判定区間信号が立ち下がってい
るときにのみ第3図の(f)で実線で示すフェイル判定
信号が出力される。即ち、ノック判定処理回路4におい
て、ノック判定区間信号の立ち上がりから立ち下がりま
でに出力されるノック判定信号の出力期間の重ならない
タイミングでフェイル判定信号を出力する(ローレベル
とする)。つまり、オア回路11からはノック判定信号
とは異なったタイミングでフェイル判定信号が出力され
る。
はノックセンサ信号とフェイル判定レベルLminとを
比較し、ノックセンサ信号がフェイル判定レベルLmi
nより小さいと、第3図の(f)で−点′M4線で示す
タイミングで、フェイル有りと判定し、オア回路11に
立ち下がったフェイル判定信号を出力する。一方、第3
図の(a)で示すノック判定区間信号が立ち下がってい
るときに、オア回路11の一方の端子には立ち下がって
いる信号が出力される。従って、オア回路11からアン
ド回路7への信号出力は、立ち下がったフェイル判定信
号を入力し、かつノック判定区間信号が立ち下がってい
るときにのみ第3図の(f)で実線で示すフェイル判定
信号が出力される。即ち、ノック判定処理回路4におい
て、ノック判定区間信号の立ち上がりから立ち下がりま
でに出力されるノック判定信号の出力期間の重ならない
タイミングでフェイル判定信号を出力する(ローレベル
とする)。つまり、オア回路11からはノック判定信号
とは異なったタイミングでフェイル判定信号が出力され
る。
また、アンド回路7とMPU3の間の信号線8が第3図
(a)のタイミングt、で断線・短絡した場合には、抵
抗12があるためにMPU3から見ると第3図(6)の
二点鎖線で示すようにタイミングLlでローレベルにな
り、フェイル有りと判定する。
(a)のタイミングt、で断線・短絡した場合には、抵
抗12があるためにMPU3から見ると第3図(6)の
二点鎖線で示すようにタイミングLlでローレベルにな
り、フェイル有りと判定する。
この場合、断線・短絡しており、ノック判定はできない
ので、ノック判定とフェイル判定とが重なることはあり
得ない。
ので、ノック判定とフェイル判定とが重なることはあり
得ない。
さらに、MPU3の処理を第4図に基づいて説明する。
まず、MPU3は第3図の(ハ)で示すノック読出タイ
ミングで、ノック有りかどうか判断したのち(ステップ
10)、第3図の(ロ)での「E」で示すようにノック
有りと判断したらステップ11でノック判定フラグをセ
ットし、ステップ9で断線・短絡時のフェイルを判定す
るために、ノック有りの連続回数を計数するためのフェ
イルカウンタをインクリメントし、第3図の(ハ)での
「F」で示すようにノック無しと判断したら、ステップ
12でノック判定フラグをリセットするとともに、ステ
ップ8でフェイルカウンタをリセットする。次に、ステ
ップ7でフェイルカウンタが所定値以上か否かを判定し
、所定値以上の場合には断線・短絡しているとして、ス
テップ17のフェイル判定処理を行い、所定値未満の時
はステップ13へ進む。
ミングで、ノック有りかどうか判断したのち(ステップ
10)、第3図の(ロ)での「E」で示すようにノック
有りと判断したらステップ11でノック判定フラグをセ
ットし、ステップ9で断線・短絡時のフェイルを判定す
るために、ノック有りの連続回数を計数するためのフェ
イルカウンタをインクリメントし、第3図の(ハ)での
「F」で示すようにノック無しと判断したら、ステップ
12でノック判定フラグをリセットするとともに、ステ
ップ8でフェイルカウンタをリセットする。次に、ステ
ップ7でフェイルカウンタが所定値以上か否かを判定し
、所定値以上の場合には断線・短絡しているとして、ス
テップ17のフェイル判定処理を行い、所定値未満の時
はステップ13へ進む。
MPU3はエンジン回転数センサlOの検出信号に基づ
いて、その時々の回転数Nを検知してフェイル判定領域
内(828m1n )か否かを判定する(ステップ13
)。そして、MPU3はフェイル判定領域外(N<N5
in )のときはステップ14でノック判定フラグに基
づいて、フラグがセットされていれば遅角量を設定し、
フラグがリセットされていれば進角量を設定し、ステッ
プ15で点火時期制御を行う。
いて、その時々の回転数Nを検知してフェイル判定領域
内(828m1n )か否かを判定する(ステップ13
)。そして、MPU3はフェイル判定領域外(N<N5
in )のときはステップ14でノック判定フラグに基
づいて、フラグがセットされていれば遅角量を設定し、
フラグがリセットされていれば進角量を設定し、ステッ
プ15で点火時期制御を行う。
MPU3は、前記ステップ13においてフェイル判定領
域(828m1n )と判断すると、第3図の(ハ)で
のフェイル読出タイミングで、アンド回路7の出力信号
のレベルを判定して(ステップ16)、ローレベルであ
ればフェイル有りと判断して、ステップ17で予め設定
された遅角量を設定し、ステップ15で通常の点火時期
よりも遅角側の制御を行う、又、MPU3はステップ1
6でフェイル無しならばステップ14でノック判定フラ
グに基づいてノック判定処理をし、その結果により、ス
テップ15の点火時期制御を行う。
域(828m1n )と判断すると、第3図の(ハ)で
のフェイル読出タイミングで、アンド回路7の出力信号
のレベルを判定して(ステップ16)、ローレベルであ
ればフェイル有りと判断して、ステップ17で予め設定
された遅角量を設定し、ステップ15で通常の点火時期
よりも遅角側の制御を行う、又、MPU3はステップ1
6でフェイル無しならばステップ14でノック判定フラ
グに基づいてノック判定処理をし、その結果により、ス
テップ15の点火時期制御を行う。
ここで、フェイル判定信号は第3図のけ)で−点鎖線で
示すようにフェイル判定後、ただちに出力し、保持した
ままにすると、ノック判定信号との合成後の出力は第3
図の(6)での−点鎖線で示すようになり、第3図の(
ハ)でr F Jに示すノック読出タイミングでのノッ
ク判定結果がフェイル判定によるものか、ノック判定に
よるものか区別できない、しかし、この第1実施例のオ
ア回路11とMPU3の出力するノック判定区間信号に
より、第3図の(f)で実線で示すように、ノック判定
結果とフェイル判定結果が互いに異なったタイミングで
、アンド回路7に出力され、第3図の(匂で実線で示す
合成信号がアンド回路7から出力されるとともに、MP
U3のフェイル読出タイミング及びノック読出タイミン
グをノック判定区間信号の立ち下がり前後にtoだけズ
ラしたので、常にノック判定及びフェイル判定読出タイ
ミングにおいて、それぞれ独立に検出することができる
。断線・短絡時の場合は、第3図(濁の二点鎖線のよう
になるが、これは前述したようにノック判定はできない
状態であるので、フェイル判定と区別する必要はなく、
ノック判定が連続して検出される場合は断線・短絡して
いるとしてフェイル判定すればよいのである。さらに、
フェイル判定リセット回路6によりノックセンサ信号が
ノック判定レベルより大きくなったときに出力されるノ
ック判定信号の立ち下がりにてノックセンサ信号がノッ
ク判定できる程に出力が大きくなったとして、フェイル
判定処理回路5のフェイル判定信号をリセットするので
、エンジンEgが低回転域になることにより、ノックセ
ンサ信号の出力が低下し、再びフェイル判定領域内に復
帰した際にもフェイル判定可能な状態にできる。
示すようにフェイル判定後、ただちに出力し、保持した
ままにすると、ノック判定信号との合成後の出力は第3
図の(6)での−点鎖線で示すようになり、第3図の(
ハ)でr F Jに示すノック読出タイミングでのノッ
ク判定結果がフェイル判定によるものか、ノック判定に
よるものか区別できない、しかし、この第1実施例のオ
ア回路11とMPU3の出力するノック判定区間信号に
より、第3図の(f)で実線で示すように、ノック判定
結果とフェイル判定結果が互いに異なったタイミングで
、アンド回路7に出力され、第3図の(匂で実線で示す
合成信号がアンド回路7から出力されるとともに、MP
U3のフェイル読出タイミング及びノック読出タイミン
グをノック判定区間信号の立ち下がり前後にtoだけズ
ラしたので、常にノック判定及びフェイル判定読出タイ
ミングにおいて、それぞれ独立に検出することができる
。断線・短絡時の場合は、第3図(濁の二点鎖線のよう
になるが、これは前述したようにノック判定はできない
状態であるので、フェイル判定と区別する必要はなく、
ノック判定が連続して検出される場合は断線・短絡して
いるとしてフェイル判定すればよいのである。さらに、
フェイル判定リセット回路6によりノックセンサ信号が
ノック判定レベルより大きくなったときに出力されるノ
ック判定信号の立ち下がりにてノックセンサ信号がノッ
ク判定できる程に出力が大きくなったとして、フェイル
判定処理回路5のフェイル判定信号をリセットするので
、エンジンEgが低回転域になることにより、ノックセ
ンサ信号の出力が低下し、再びフェイル判定領域内に復
帰した際にもフェイル判定可能な状態にできる。
また、フェイルカウンタの闇値は正常時にノック判定が
連続する可能性がある値よりも大きくしなければならな
いことは勿論である。
連続する可能性がある値よりも大きくしなければならな
いことは勿論である。
本発明の第2実施例を第5図に示す。
第5図のような構成にすることによって、ノックセンサ
1と入力処理回路2のE−F間の断線・短絡判定もでき
る。抵抗R0〜R4を調整して正常時のコンパレータ1
2,13の入力手段の電圧をA<B、CODとする。E
−F間で断線が起こるとA>Bとなるので、コンパレー
タ12の出力はハイレベルからローレベルとなる。また
、E−F間で短絡が起こると、CODとなるので、コン
パレータ13の出力はハイレベルからローレベルになる
。従って、E−F間の断線・短絡時にアンド回路14の
出力はローレベルになるので、アンド回路7の出力もロ
ーレベルとなる。従って、第1実施例と同様な制御を行
えば、E−F間の断線・短絡も検出が可能になる。
1と入力処理回路2のE−F間の断線・短絡判定もでき
る。抵抗R0〜R4を調整して正常時のコンパレータ1
2,13の入力手段の電圧をA<B、CODとする。E
−F間で断線が起こるとA>Bとなるので、コンパレー
タ12の出力はハイレベルからローレベルとなる。また
、E−F間で短絡が起こると、CODとなるので、コン
パレータ13の出力はハイレベルからローレベルになる
。従って、E−F間の断線・短絡時にアンド回路14の
出力はローレベルになるので、アンド回路7の出力もロ
ーレベルとなる。従って、第1実施例と同様な制御を行
えば、E−F間の断線・短絡も検出が可能になる。
尚、この発明は上記実施例に限定されることはなく、上
記実施例ではフェイル判定処理回路5のフェイル判定信
号のリセットは、ノックセンサ信号がノック判定レベル
より大きな状態が所定回数になったときに出力されるノ
ック判定信号の立ち下がりにて行ったが、他にも、例え
ば第3図中の(C)のノックセンサ信号がノック判定レ
ベルLkを越えたときの最初のパルス信号をフェイル判
定リセット回路6に取り出して、フェイル判定処理回路
5のフェイル判定信号をリセットするようにしてもよい
。又、フェイル判定信号のリセットは、ノックセンサ出
力が低下することによりノック判定レベルLk(即ち、
ノックセンサ信号に応じた信号)もフェイル判定レベル
L winと等しい値まで低下するが、この状態からノ
ックセンサ出力が太き(なり、ノック判定レベルLk(
ノックセンサ信号に応じた信号)がフェイル判定レベル
L sinより大きくなったときにノック判定できる程
にノックセンサ出力が大きくなったと判断して、フェイ
ル判定信号をリセットするようにしてもよい。
記実施例ではフェイル判定処理回路5のフェイル判定信
号のリセットは、ノックセンサ信号がノック判定レベル
より大きな状態が所定回数になったときに出力されるノ
ック判定信号の立ち下がりにて行ったが、他にも、例え
ば第3図中の(C)のノックセンサ信号がノック判定レ
ベルLkを越えたときの最初のパルス信号をフェイル判
定リセット回路6に取り出して、フェイル判定処理回路
5のフェイル判定信号をリセットするようにしてもよい
。又、フェイル判定信号のリセットは、ノックセンサ出
力が低下することによりノック判定レベルLk(即ち、
ノックセンサ信号に応じた信号)もフェイル判定レベル
L winと等しい値まで低下するが、この状態からノ
ックセンサ出力が太き(なり、ノック判定レベルLk(
ノックセンサ信号に応じた信号)がフェイル判定レベル
L sinより大きくなったときにノック判定できる程
にノックセンサ出力が大きくなったと判断して、フェイ
ル判定信号をリセットするようにしてもよい。
さらに、フェイル判定信号のリセットは、ノックセンサ
信号がフェイル判定レベルLatinより大きくなった
とき行ってもよい。
信号がフェイル判定レベルLatinより大きくなった
とき行ってもよい。
又、上記実施例ではノックセンサ信号とフェイル判定レ
ベルLLIIinとを比較してフェイル判定するノック
制御装置に具体化したが、ノックセンサ信号に応じた信
号(例えば、前述したノック判定レベル、平均値、なま
した値等)とフェイル判定レベルを比較することにより
フェイル判定するノック制御装置に応用してもよく、こ
の場合、フェイル判定信号のリセットは、そのノックセ
ンサ信号に応じた信号(ノック判定レベル、平均値、な
ました値等)がフェイル判定レベルL l1inより大
きくなったときにノック判定できる程にノックセンサ出
力が大きくなったと判断して、フェイル判定信号をリセ
ットするようにしてもよい。
ベルLLIIinとを比較してフェイル判定するノック
制御装置に具体化したが、ノックセンサ信号に応じた信
号(例えば、前述したノック判定レベル、平均値、なま
した値等)とフェイル判定レベルを比較することにより
フェイル判定するノック制御装置に応用してもよく、こ
の場合、フェイル判定信号のリセットは、そのノックセ
ンサ信号に応じた信号(ノック判定レベル、平均値、な
ました値等)がフェイル判定レベルL l1inより大
きくなったときにノック判定できる程にノックセンサ出
力が大きくなったと判断して、フェイル判定信号をリセ
ットするようにしてもよい。
さらに、上記実施例においては、エンジン回転数センサ
10にて低回転域がフェイル判定領域外であると判定し
たが、他にも例えば、吸気用圧力センサあるいは吸気量
を計るエアフローメータを用いてエンジンの負荷状態を
検出して、エンジンが軽負荷域のときにフェイル判定領
域外であると判定するようにしてもよい。
10にて低回転域がフェイル判定領域外であると判定し
たが、他にも例えば、吸気用圧力センサあるいは吸気量
を計るエアフローメータを用いてエンジンの負荷状態を
検出して、エンジンが軽負荷域のときにフェイル判定領
域外であると判定するようにしてもよい。
さらには、上記実施例ではノック検出にて点火時期を制
御する場合について説明したが、他にも空燃比等の他の
ノック制御要因を制御するノック制御装置に具体化して
もよい。
御する場合について説明したが、他にも空燃比等の他の
ノック制御要因を制御するノック制御装置に具体化して
もよい。
以上詳述したように、本発明においては、ノック検出結
果とフェイル検出結果を合成して1本の信号線で送出で
き、かつ、フェイル判定領域外での正常なノック検出が
可能になり、さらに、信号線の断線・短絡時にはフェイ
ル判定領域内外にかかわらず、直ちにフェイルセーフす
ることによってフェイルセーフの応答性を向上すること
ができるという優れた効果がある。
果とフェイル検出結果を合成して1本の信号線で送出で
き、かつ、フェイル判定領域外での正常なノック検出が
可能になり、さらに、信号線の断線・短絡時にはフェイ
ル判定領域内外にかかわらず、直ちにフェイルセーフす
ることによってフェイルセーフの応答性を向上すること
ができるという優れた効果がある。
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は第1
実施例の内燃機関のノック制御装置の電気回路図、第3
図は第1実施例の処理信号の波形を示すタイムチャート
、第4図は第1実施例の作用を説明するためのフローチ
ャート、第5図は第2実施例の内燃機関のノック制御装
置の電気回路図、第6図はエンジン回転数とノックセン
サ出力との関係を示す図である。 Mll・・・内燃機関、M12・・・ノックセンサ、M
2S・・・ノック判定手段2M14・・・フェイル判定
手段1M15・・・合成手段、M2S・・・運転状態検
出手段1M17・・・調整手段1M18・・・信号出力
制御手段1M19・・・リセット手段1M20・・・信
号読出手段1M21・・・全領域フェイル判定手段。 代理人弁理士 岡 部 隆
実施例の内燃機関のノック制御装置の電気回路図、第3
図は第1実施例の処理信号の波形を示すタイムチャート
、第4図は第1実施例の作用を説明するためのフローチ
ャート、第5図は第2実施例の内燃機関のノック制御装
置の電気回路図、第6図はエンジン回転数とノックセン
サ出力との関係を示す図である。 Mll・・・内燃機関、M12・・・ノックセンサ、M
2S・・・ノック判定手段2M14・・・フェイル判定
手段1M15・・・合成手段、M2S・・・運転状態検
出手段1M17・・・調整手段1M18・・・信号出力
制御手段1M19・・・リセット手段1M20・・・信
号読出手段1M21・・・全領域フェイル判定手段。 代理人弁理士 岡 部 隆
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 内燃機関に発生するノックを検出するためのノックセン
サと、 そのノックセンサ信号を同ノックセンサ信号にて作成さ
れるノック判定レベルと比較してノックの有無を判定し
そのノック判定結果を送出するノック判定手段と、 ノックセンサ信号あるいはノックセンサ信号に応じた信
号をフェイル判定レベルと比較することにより上記ノッ
ク判定系のフェイルの有無を判定してそのフェイル判定
結果を送出するフェイル判定手段と、 前記ノック判定手段の出力とフェイル判定手段の出力と
を合成して1本の信号線に送出する合成手段と、 内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、 前記運転状態検出手段により内燃機関がフェイル判定領
域外にあるときに前記フェイル判定手段による判定結果
を無効にするとともに、その他のときに前記信号線から
の合成信号の内容に応じてノック制御要因を調整する調
整手段と を備えた内燃機関のノッキング制御装置において、前記
ノック判定手段のノック判定結果とフェイル判定手段の
フェイル判定結果を互いに異なったタイミングで送出さ
せる信号出力制御手段と、ノックセンサ信号が前記ノッ
ク判定レベルより大きくなったとき、又は、ノックセン
サ信号あるいはノックセンサ信号に応じた信号が前記フ
ェイル判定レベルより大きくなったときにフェイル判定
手段の出力信号をリセットするリセット手段と、前記信
号線からの合成信号を入力して異なった時期に同信号の
内容を読み出すことによりノック判定手段の出力とフェ
イル判定手段の出力の内容を検知して前記調整手段に出
力する信号読出手段と、 前記信号読出手段によりノック判定が所定期間連続した
時に、フェイル判定領域内外にかかわらずフェイル判定
する全領域フェイル判定手段とを備えたことを特徴とす
る内燃機関のノッキング制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22503788A JPH0275744A (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 内燃機関のノッキング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22503788A JPH0275744A (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 内燃機関のノッキング制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0275744A true JPH0275744A (ja) | 1990-03-15 |
Family
ID=16823065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22503788A Pending JPH0275744A (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 内燃機関のノッキング制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0275744A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017157692A1 (de) | 2016-03-14 | 2017-09-21 | Sms Group Gmbh | Verfahren zum walzen und/oder zur wärmebehandlung eines metallischen bandes |
-
1988
- 1988-09-08 JP JP22503788A patent/JPH0275744A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017157692A1 (de) | 2016-03-14 | 2017-09-21 | Sms Group Gmbh | Verfahren zum walzen und/oder zur wärmebehandlung eines metallischen bandes |
DE102016222644A1 (de) | 2016-03-14 | 2017-09-28 | Sms Group Gmbh | Verfahren zum Walzen und/oder zur Wärmebehandlung eines metallischen Produkts |
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