JPH0274215A - 箸 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は箸に関し、更に詳しくは、卓上から転げ落ちた
りすることが無く、又、幼児や外国人であっも使い易く
、小さい物でも容易に挟むことが出来る新規な箸を提供
する。

（従来の技術及びその問題点） ２本の棒からなる箸は主として東洋において古来から広
く使用されており、日常生活の欠くことが出来ないもの
である。

これらの箸は丸棒状、角状等種々の形態が知られている
が、いずれにしても卓上から容易に転がり落るという問
題があり、落ちた箸は衛生上の問題から洗うか又は別の
箸と交換せざるを得ない。

又、近年では家庭等でもスプーンやフォークを使用する
ことが多くなり、且つ家庭のしつけが不十分なことから
、箸を上手に使用出来ない子供達が増加している。これ
は箸の使い方は、身に付く迄かなりの練習が必要である
のに、これらの練習を面倒がることによる。

従って、本発明の目的は、卓上から容易に転がり落ちる
ことがなく、又、幼児や外国人でも容易に使用出来る箸
を提供することである。

（問題点を解決するための手段） 上記目的は以下の本発明によって達成される。

すなわち、本発明は、一対の箸棒の頭部を弾性部材で連
結した事を特徴とする箸である。

（作　　用） 一対の箸棒の頭部を弾性部材で連結することにより、卓
上から容易に転がり落ちることかなく、又、幼児や外国
人でも容易に使用することが出来ると共に、自然に上手
な箸使いが身に付く。

（実施例） 次に実施例により本発明を更に具体的に説明する。

第１図乃至第４図は本発明の１実施例を示す図であり、
本発明の箸１０は図示の通り、一対の箸棒ｌ、１′の頭
部２．２′を弾性部材３で連結したり■を特徴としてい
る。

使用する箸棒は従来公知の箸と同様でよく、竹、木、プ
ラスチック、金属、象牙等、材料は何等限定されない。

これら一対の箸棒の頭部２゜２′を連結する弾性部材３
も金属、プラスチック、ゴム、竹等適当な弾性を有する
ものであればよい。箸棒の頭部同士の連結は、図示の例
では箸の頭部を挿入出来る２個のキャップ４．４′を弾
性のあるプラスチック３で連結したもので、これらのキ
ャップと弾性部材とは一体的に射出成形によって経済的
に製造することが出来る。弾性部材３はいずれの形状で
もよいが、箸を持って箸先をつぼめる時に箸先がズレ無
い様に、第２図示の如く断面が平板状であるのが好まし
い。

キャップ４．４′は取外し可能であるのが好ましく、例
えば、伸縮性の良いゴムやプラスチックから形成してお
けば、箸の頭部が丸くても四角でも容易に挿入、固定、
取外しが可能となる。

又、好ましい実施例では箸棒の中間辺にストッパー５を
設けておくことにより、箸を一定以上は＼ 開かなくすることが出来、又、対向する箸棒１゜１′か
横にズレることがなく物が挟み易くなる。

この様なストッパー５は第４図にその断面図を示す様に
、一方の箸棒１が挿入される孔６ともう方の箸棒１′が
挿入され且つ内側にスライド可能な様な長孔７を有して
いる。一方の孔６は図示の如き位置で箸棒１の太さによ
り固定出来る様になっており、第１図１点鎖線で示す様
に一対の箸棒をつぼめた時には他方の箸棒１′は第４図
の孔７内を矢印の如く移行出来る構造になっている。

又、このストッパー５は、箸か先端に近い程細くなって
いるので必要に応じて容易に抜取り可能となっている。

この様なストッパー５はいずれの材料から形成してもよ
いが、コスト及び生産性からはプラスチック製が好まし
い。勿論、本発明では、弾性部材３としてそれ以上は広
がらないものを使用すれば、上記ストッパー５は無くと
もよい。

以上の実施例はキャップと弾性部材とからなる連結部材
で箸を連結しているが、箸の製造時にそれらの頭部を連
結させて一体的に製造してもよいし、又、箸の頭部に孔
を設けその中に弾性部材の両端を挿入して固定しても同
効である。又、弾性部材はＵ字型に限定されず、Ｖ字型
、矩形等、前記作用効果を奏するものであればよく、特
に限定されない。

（効　　果） 以上の如き本発明によれば、一対の箸棒の頭部をＵ字型
又はＶ字型等の弾性部材で連結することにより、卓上か
ら容易に転がり落ちることがなく、又、幼児や外国人で
も容易に使用することが出来、自然に上手な箸使いが身
に付く。又、箸の不使用時には弾性部材は箸掛けの作用
もあり、台所の壁面の釘等の掛けておくことも出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の箸の正面図を示し、第２図は第１図の
Ａ−Ａ　’矢視断面図であり、第３図はＢ−８’矢視断
面図であり、第４図はｃ−ｃ　’矢視断面図である。 １．１’：箸棒 ２．２’：頭部 ３：弾性部材 ４．４’：キャップ ５：ストッパー １０：箸 出願人　株式会社　サ　イ　ト　ウ 第 図 第 図 第 図 Ｉｉ 第 図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）一対の箸棒の頭部を弾性部材で連結した事を特徴
   とする箸。
2. （２）弾性部材が平板状である請求項１に記載の箸。
3. （３）弾性部材が取外し可能である請求項１に記載の箸
   。
4. （４）箸棒の中間辺にストッパーが設けられている請求
   項１に記載の箸。