JPH0273591A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0273591A
JPH0273591A JP63224931A JP22493188A JPH0273591A JP H0273591 A JPH0273591 A JP H0273591A JP 63224931 A JP63224931 A JP 63224931A JP 22493188 A JP22493188 A JP 22493188A JP H0273591 A JPH0273591 A JP H0273591A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内部にアドレスカウンタを持つ半導体記憶装置
さらにはそのような半導体記憶袋はに対するアクセス動
作の操作性を向上させる技術に関し、例えばデータを先
入れ先出し形式で入出力させるFiFo  (ファイフ
ォ)メモリに適用して有効な技術に関するものである。
〔従来技術〕
データの処理速度や転送速度が相違する複数の装置や機
能ブロック間でデータの受は渡しを行う場合にそのよう
な能力や速度の相違を吸収するため、FiFoメモリな
どをバッファメモリとして利用することができる。
FiFoメモリは、例えば複数個のメモリセルをマトリ
クス配置したメモリセルアレイと、メモリセルアレイに
含まれるメモリセルをアドレシングするためのアドレス
デコーダと、アドレシングされたメモリセルに対して書
き込み/読み出し動作を行う書き込み読み出し回路とを
備え、更に、アクセスアドレスを内部で生成するための
リードアドレスカウンタ及びライlルアドレスカウンタ
を含む。リードアドレスカウンタはデータ読み出し動作
毎に順次読み出しアドレスをインクリメン1〜してアド
レスデコーダに供給し、またライトアドレスカウンタは
データ書き込み動作毎に順次書き込みアドレスをインク
リメントしてアドレスデコーダに供給する。夫々のアド
レスカウンタはメモノセルア“レイの記憶容量に応する
ビット数のリングカウンタなどによって構成される。デ
ータが空の状態においてリードアドレスカウンタとライ
トアドレスカウンタの値は一致され、書き込みが行われ
る度に書き込みアドレスカウンタの値がインクリメント
され、また、読み出しが行われる毎にリードアドレスカ
ウンタの値がインクリメントされる。リードアドレスカ
ウンタとライトアドレスカウンタの値は常に内部で監視
され、書き込み動作に際して両者の値が一致する場合に
は新たな書き込みを受は付けることができない状態にな
り、この状態をフル信号によってデータ書き込み元の装
はや機能モジュールに知らせる。読み出し動作に際して
両者の値が一致する場合には読み出すべきデータが最早
存在しない状態になり、この状態をエンプティ信号によ
ってデータ読み出し元の装置や機能モジュールに知らせ
る。
尚、FiFoメモリについて記載された文献の例として
は日経マグロウヒル社発行の「日経エレクトロニクスJ
No423号(1987年6月15日発行)がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のFiFoメモリは既述のようにデ
ータの読み出しや書き込みの順番が内蔵アドレスカウン
タによって一義的に決定されているため、メモリセルに
対するランダムアクセスの要求には一切答えることがで
きない。例えば、システム動作上FiFoメモリの途中
に格納されているデータをチエツクする必要が生じた場
合には、その必要なデータが順番に出力されるまで待た
なければならない。さらに、システム動作上のエラーな
どによって途中に不要なデータが生じた場合これをクリ
アするには当該不要データを全て順番に読み出してリー
ドアドレスカウンタの値を更新してやらなければならず
、そのための操作には時間がかかり、データのリアルタ
イム処理を妨げることにもなるということが本発明者に
よって明らかにされた。
本発明の目的は、データの読み出し又は/及び書き込み
の順番が内蔵アドレスカウンタによって規定されていて
もランダムアクセスが可能な半導体記憶装置を提供する
ことにある。本発明の別の目的は、データの読み出し又
は/及び書き込みの順番が内蔵アドレスカウンタの値に
によって規定されていてもデータの実質的なりリアを簡
単に行うことができる半導体記憶装置を提供することに
ある。
本発明の前記並びにそのほかの目的と新規な特徴は本明
細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、データの読みだし又は/及び書き込みの順序
が内蔵アドレスカウンタによって規定される半導体記憶
装置において、アドレスカウンタの出力アドレス信号と
外部から供給されるアドレス信号とを選択する選択手段
を設け、この選択手段により外部アドレス信号をアクセ
スアドレス信号として採用するとき、上記アドレスカウ
ンタの更新動作を抑止制御可能にするものである。この
ように構成された半導体記憶装置において、アドレスカ
ウンタが指すアドレス以外の任意アドレスを外部アドレ
ス信号に基づいてアクセスするに際して、この半導体記
憶装置の物理的アドレス空間やアクセス対象とする所要
アドレスの基準となるアドレス情報が外部で必要になる
場合を考慮すると、アドレスカウンタの保持情報を外部
データ入出力端子を介して外部に読み出し可能にしてお
くことが望ましい。
また、データの読み出し又は/及び書き込みの順序が内
蔵アドレスカウンタによって規定される半導体記憶装置
において、外部データ入出力端子を介して上記アドレス
カウンタの値を外部から書き換え可能に構成するもので
ある。このように構成された半導体記憶装置において、
アドレスカウンタの値を書き換える場合に、そのアドレ
スカウンタの状態を外部で知る必要がある場合を考慮す
ると、外部データ入出力端子を介してアドレスカウンタ
の値を外部に読み出し可能にしておくことが望ましい。
〔作 用〕
上記した手段によれば、選択手段に外部アドレス信号を
選択させることにより、アドレスカウンタが指すアドレ
スをそのまま維持しながらそのアドレス以外の任意アド
レスから所要データを得ることができ、これによって、
データの読み出し又は/及び書き込みの順番が内蔵アド
レスカウンタによって規定された半導体記憶装置であっ
てもランダムアクセスが可能になる。
また、格納データの途中に不要なデータが生じたような
場合に、アドレスカウンタを外部から強制的に書き換え
ることにより、データの実質的なりリア処理を簡単に行
うことを達成するものである。
〔実施例1〕 第1図には本発明の一実施例であるFiFoメモリのブ
ロック図が示される。第1図に示されるFiFoメモリ
1は、特に制限されないが、第2図に示されるマイクロ
コンピュータもしくはプロセッサ2に含まれる1つの機
能モジュールとされる。第2図に示されるプロセッサ2
は、特に制限されないが、公知の半導体集積回路製造技
術によってシリコン基板のような1個の半導体基板に形
成される。
第2図にはFiFoメモリ1のほかに中央処理装置3と
シリアル入力回路4が代表的に示されている。シリアル
入力回路4はビットシリアルに供給される受信データR
xDを同期化もしくは復元して取り込み、取り込んだデ
ータを並列変換して出力する。FiFoメモリ1は、シ
リアル入力回路4から供給されるデータを蓄えるバッフ
ァメモリとして利用される。このFiFoメモリ1はシ
リアル入力回路4側インタフエース部と、中央処理装置
3側インタフ工−ス部とを備える。
シリアル入力回路4側インタフエース部には、シリアル
入力回路4から並列変換された受信データDrxが供給
されると供に、この受信データDrxの書き込みをFi
Foメモリ1に指示するブツシュ信号Pが供給される。
シリアル入力回路4側インタフエース部からシリアル入
力回路4へはFiFoメモリ1に空きメモリセルがない
状態を知らせるためのフル信号FSが供給される。
中央処理装置3側インタフ工−ス部は、アドレスバスA
BUS及びデータバスDBUSを介して中央処理装置3
などとの間でデータDiの受は渡しやアドレス信号Ai
の供給を受けると供に、アドレス信号Aiの所定ビット
をデコーダ5でデコードして生成された制御信号AA、
CAを受け、さらにリード・ライト信号R/Wを受ける
。中央処理装置3側インタフ工−ス部から中央処理装置
3へはFiFoメモリ1に最早読み出すべきデータが存
在しない状態を知らせるためのエンプティ信号ES、並
びに中央処理装置3によるFiF。
メモリ1のアクセス動作を禁止指示するためのアクセス
禁止ステータス信号INHが供給される。
中央処理装置3は、特に制限されないが、プロセッサ全
体の制御を司ると供に、受信データRxDに対するプロ
トコル処理をも行うようになっている。
次に第1図に基づいてFiFoメモリ1の詳細を説明す
る。このFiFoメモリ1は、基本的に先入れ先出し形
式でデータの入出力を行うが、さらには中央処理装置3
によるランダムアクセス並びに不要データのクリア処理
が可能に構成されている。
第1図において10は書き換え可能な複数個のメモリセ
ルがマトリクス配置されたメモリセルアレイである。メ
モリセルアレイ10に含まれる所要メモリセルのアドレ
シングはアドレスデコーダ11が行う。このアドレスデ
コーダ11によってアドレシングされたメモリセルに対
するデータの読み出し書き込みは読み出し書き込み回路
12が行うようになっている。
中央処理装置3によるランダムアクセスのためのアドレ
ス信号Aiはアドレス人力バッファ15に供給される。
また、先入れ先出し形式でFiFOメモリ1にデータを
入出力させるためのアクセスアドレスを内部で生成する
ため、メモリセルアレイ10の記憶容量に応するビット
数のリングカウンタなどによって構成されたリードアド
レスカウンタ13及びライトアドレスカウンタ14を備
える。ライトアドレスカウンタ14は先入れ形式による
データ書き込み動作毎に順次書き込みアドレスAwをイ
ンクリメントして出力する。このライトアドレスカウン
タ14のインクリメント動作はコントローラ17から出
力される制御信号φWiがアサートされることによって
指示される。リードアドレスカウンタ13は先出し形式
によるデータ読み出し動作毎に順次読み出しアドレスA
rをインクリメントして出力する。このリードアドレス
カウンタ13のインクリメント動作はコントローラ17
から出力される制御信号φriがアサートされることに
よって指示される。
上記アドレス入力バッファ15から出力されるアドレス
信号Ai、上記リードアドレスカウンタ13から出力さ
れるアドレス信号Ar、及びライトアドレスカウンタ1
4から出力されるアドレス信号Awは、セレクタ16に
より選択されてアドレスデコーダ11に供給される。セ
レクタ16の選択制御はコントローラ17から出力され
る複数ビットの制御信号φSに従って行われる。
上記リードアドレスカウンタ13とライトアドレスカウ
ンタ14の値は初期状態において一致されるようになっ
ており、リードアドレスカウンタ13から出力されるア
ドレス信号Arとラントアドレスカウンタ14から出力
されるアドレス信号Awは常時比較判定回路18に供給
されてその一致不一致が常時監視される。比較判定回路
18は、先入れ形式の書き込み動作に際して両者の値A
r。
Awが一致する場合には新たな書き込みを受は付けるこ
とができない状態をシリアル入力回路4に知らせるため
にフル信号FSをハイレベルにアサートし、また、先出
し形式の読み出し動作に際して両者の値Ar、Awが一
致する場合には読み出すべきデータが最早存在しない状
態を中央処理装置3に知らせるためにエンプティ信号E
Sをハイレベルにアサートする。尚、比較判定回路18
は、特に制限されないが、制御信号φwiによるライト
アドレスカウンタ14のインクリメント指示に基づいて
先入れ形式の書き込み動作を検出し、また5制御信号φ
riによるリードアドレスカウンタ13のインクリメン
ト指示に基づいて先出し形式の読み出し動作を検出する
上記読み出し書き込み回路12は、中央処理装置3によ
る先出し形式のメモリリードアクセスとランダムアクセ
スに利用されるデータ入出力バッファ20を介してデー
タバスDBUSにインタフェースされ、さらにシリアル
入力回路4による先入れ形式のメモリライトアクセスに
利用されるデータ入力バッファ21を介してシリアル入
力回路4にインタフェースされる。データ人出カバソフ
ァ20に対するデータの入出力制御はリード・ライト信
号R/Wのレベルに応じてコントローラ17から出力さ
れる制御信号φi、φQによって行われる。また、デー
タ人力バッファ21によるデータの入力制御はコントロ
ーラ17から出力される制御信号φpによって行われる
。特に制限されないが、中央処理装置3による先出し形
式のメモリリートアクセスとランダムアクセスに際して
読み出し書き込み回路12のリード/ライト制御はノー
ド・ライト信号R/Wのレベルに応じてコントローラ1
7から出力される制御信号φr、φWによって指示され
、シリアル入力回路4による先入れ形式のメモリライト
アクセスに際して読み出し書き込み回路12のライト制
御は上記制御信号φpによって指示される。
上記リードアドレスカウンタ13及びライトアドレスカ
ウンタ14はデータ入出力バッファ2゜に結合され、そ
れが保持するアドレス信号Ar。
Awを中央処理装置3が読み出したり、また、その値を
中央処理装置3が強制的に書き換えたりすることができ
るようになっている。データ入出力バッファ20に結合
されるリードアドレスカウンタ13の入出力ゲートはコ
ントローラ17から出力される制御信号φracにより
開閉制御される。
同様に、データ人出カバソファ20に結合されるライト
アドレスカウンタ14の入出力ゲートはコントローラ1
7から出力される制御信号φwacにより開閉制御され
る。
ここで、上記デコーダ5から出力される制御信号AAは
、そのハイレベルによりFiFoメモリ1をアドレス信
号Aiによってランダムアクセスすることを指示する信
号とみなされる。コントローラ17は、制御信号AAが
ハイレベルにアサートされると、制御信号φSによりセ
レクタ16にアドレス信号Aiを選択出力させる。この
ランダムアクセスにおけるリード・ライト動作はリード
・ライト信号R/Wによって指示される。これによって
メモリリード動作が指示される場合には制御信号φr、
φ0がアサートされ、且つ制御信号φW、φiがネゲー
トされる。メモリライト動作が指示される場合には制御
信号φr、φ0がネゲートされ、且つ制御信号φW、φ
iがアサートされる。
デコーダ5から出力される上記2ビツトの制御信号CA
は、リードアドレスカウンタ13やライトアドレスカウ
ンタ14のアクセスを指示するための制御信号とされる
。制御信号CAに含まれる所定1ビツトはそのハイレベ
ルによりリードアドレスカウンタ13に対するアクセス
を指示するビットとみなされ、他の1ビツトはそのハイ
レベルによりライトアドレスカウンタ14に対するアク
セスを指示するビットとみなされる。制御信号CAによ
りリードアドレスカウンタ13に対するアクセスが指示
されると、コントローラ17は制御信号φracをアサ
ートしてリードアドレスカウンタ13の図示しない入出
力ゲートを開ける。制御信号CAによりライトアドレス
カウンタ14に対するアクセスが指示されると、コント
ローラ17は制御信号φwacをアサートしてライトア
ドレスカウンタ14の図示しない入出力ゲートを開ける
。このときのリード・ライト動作はリード・ライト信号
R/Wによって指示され、これに従って制御信号φi、
φOの何れか一方がアサートされることにより、データ
人出カバソファ2oにおけるデータの入出力方向が制御
される。尚、リードアドレスカウンタ13やライトアド
レスカウンタ14のアクセスに際しては制御信号φr、
φWは双方ともネゲートされる。
上記制御信号AAがローレベルにネゲートされていると
き、リード・ライト信号R/Wによって読み出し動作が
指示されると、FiFoメモリ1はリードアドレスカウ
ンタ13の出力アドレス信号Arに従った先出し形式に
よるリード動作モードとされる。これにより、制御信号
φriがアサートされることによってリードアドレスカ
ウンタ13がインクリメントされ、インクリメントされ
たリードアドレスカウンタ13から出力されるアドレス
信号Arがセレクタ16を介してアドレスデコーダ11
に供給される。
シリアル入力回路4から供給されるブツシュ信号PUS
Hはそのハイレベルによりライトアドレスカウンタ14
の出力アドレス信号Awに従った先入れ形式によるライ
ト動作モードを指示する信号とみなされる。コントロー
ラ17は、そのブツシュ信号P U S Hがハイレベ
ルにアサートされると、制御信号φwiをアサートし、
これによってでライトアドレスカウンタ14がインクリ
メントされ、このようにして得られたアドレス信号Aw
がセレクタ16を介してアドレスデコーダ11に供給さ
れる。
本実施例のFiFoメモリ1は中央処理袋@3及びシリ
アルに入力回路4の双方からアクセス可能であるから、
双方からのアクセスの競合を回避させるため、特に制限
されないが、コントローラ17は中央処理装置3による
FiFoメモリ1のアクセスを禁止指示するためのアク
セス禁止ステータス信号INHを与える。この競合回避
の論理は、特に制限されないが、シリアル入出力回路4
からのアクセス要求を優先させるようになっており、ア
クセス禁止ステータス信号I N Hは例えばブツシュ
信号PUSHのアサ−1・期間に呼応してアサートされ
る。
次に上記実施例の動作を説明する。
シリアル入力回路4は、フル信号FSがネゲートされて
いることを条件にブツシュ信号P U S Hをアサー
トして受信データDrxをFiFoメモノ1に供給する
。これによりFiFoメモリ1はライトアドレスカウン
タ14をインクリメントしながらその受信データDrx
を順番にメモリセルアレイ10に格納していく。
中央処理装置3は、エンプティ信号ES及びアクセス禁
止ステータス信号INHがネゲートされていることを条
件にFiFoメモリ1に対して先出し形式によるリード
動作を指示する。これによりFiFoメモリ1はリード
アドレスカウンタ13をインクリメントしながら、メモ
セルアレイ10に格納されている受信データを順番に読
み出していく。
ここで、システム動作上のエラーなどにより、メモリセ
ルアレイ10に格納された受信データの途中しこ不要な
データが生じた場合にこれをクリアする動作を説明する
。例えば第5図(A)に示されるようにリードアドレス
カウンタ13とライトアドレスカウンタ14がある値A
r、Awを指しているとき、メモリセルアレイ10のア
ドレス空間における領域EDI、ED2のデータが不要
になった場合に、中央処理装置3は、第5図(B)に示
されるようにリードアドレスカウンタ13の値をAr’
に書き換え、また、ライトアドレスカウンタ14の値を
Aw’に書き換えてやればよい。
このようにしてリードアドレスカウンタ13及びライト
アドレスカウンタ14の値が書き換えられると、その後
シリアル入力回路4から与えられる受信データDrxは
、ライトアドレスカウンタ14によって示される値Aw
’のアドレスから順次書き込まれ、領域ED2に残って
いる不要データは無視される。また、その後、メモリセ
ルアレイ10に格納されている受信データを中央処理装
置3が先出し形式で読み込む場合には、リードアドレス
カウンタ13によって示される値Ar’のアドレスから
順次読み出され、領域EDIに残っているデータは無視
される。したがって、不要データを全て順番に読み出し
てリードアドレスカウンタ13の値を更新してやらなく
ても、中央処理装置3がリードアドレスカウンタ13や
ライトアドレスカウンタ14の値を強制的に書き換える
操作だけで不要データに対する実質的なりリア処理を簡
単に行うことができる。
このクリア処理においてリードアドレスカウンタ13及
びライトアドレスカウンタ14の値を書き換えるとき、
そのアドレスカウンタ13.14の状態を中央処理装置
3が知る必要がある場合には、中央処理装置3はリード
アドレスカウンタ13及びライ1ヘアトレスカウンタ1
4の値をリードアクセスし、読み込んだ値Ar、Awに
基づいて書き換えるべき値Ar  、Aw’を算出する
。このようなアドレスカウンタ13.14のリードアク
セスが必要な場合としては、例えば中央処理装置3が不
要データのパケット番号やバイト数もしくはワード数し
か認識していないとき、メモリセルアレイ10の物理的
アドレス空間や算出すべき値Ar′、Aw’の基準とな
るへき値Ar、Awを得なければならないような場合が
想定される。
次に、システム動作上FiFoメモリ1の途中に格納さ
れているデータをチエツクする必要が生じた場合には、
中央処理装置3はアドレスバスA1によってFiFoメ
モリ1をランダムアクセスして所要のデータを読み込む
。このときのリード動作では制御信号φr1はアサート
されず、これによって、リードアドレスカウンタ13の
値はそのまま維持される。このランダムアクセスに際し
て、中央処理装置3がFiFoメモリ1の物理的アドレ
ス空間やアクセス対象とする所要アドレスの基準となる
アドレス情報を必要とする場合、当該中央処理装置3は
リードアドレスカウンタ13やライトアドレスカウンタ
14をリードアクセスしてその値を読み込むことができ
る。
上記実施例によれば以下の作用効果を得るものである。
(1)セレクタ16に外部アドレス信号Aiを選択させ
ることにより、中央処理装置3は、リードアドレスカウ
ンタ13及びライトアドレスカウンタ14が指すアドレ
スをそのままにした状態でそれらが指すアドレス以外の
任意アドレスから所要のデータを得ることができ、これ
によって、データの読み出し書き込みの順番が内蔵アド
レスカウンタ13.14の値によって規定されるFiF
メモリ1においてもランダムアクセスが可能になる。
(2)メモリセルアレイ10に格納されたデータの途中
に不要なデータが生じたような場合に、リードアドレス
カウンタ13又は/及びライトアドレスカウンタ14の
値を中央処理装置3の制御で強制的に書き換えることに
より、FiFoメモリ1におけるデータの実質的なりリ
ア処理を簡単に行うことができる。
(3)上記作用効果より、中央処理装置3によるランダ
ムアクセスと不要データの任意クリア処理が可能なFi
Foメモリ1をシリアル入力回路4のバッファメモリと
して利用する場合に、中央処理装置3が受信データに対
するプロトコル処理を行おうとするときには、中央処理
処理装置3はFiFoメモリ1をランダムアクセスして
受信データに含まれるコントロールフィールドなどの情
報を任意に得てプロトコル処理を行うことができ、その
結果不要とされるような受信データや受信データに含ま
れる送信元識別データのような不要データをバッファメ
モリとしてのFiFoメモリ1上で簡単にクリア処理す
ることが可能になる。したがって、F iF oメモリ
1に受信したデータを一旦全てローカルメモリなどに転
送してからプロトコル処理を行う必要はなく、これによ
ってプロトコル処理の効率化さらにはそのためのシステ
ムの簡素化を図ることができる。
〔実施例2〕 第3図には本発明の他の実施例であるF j、 F 。
メモリのブロック図が示される。第3図に示されるFi
Foメモリ31は、特に制限されないが、第4図に示さ
れるマイクロコンピュータシステムに含まれる1つの周
辺装置とされ、公知の半導体集積回路製造技術によって
シリコン基板のような1の半導体基板に形成される。
第4図にはFiFoメモリ31のほかに、バスマスタモ
ジュールとしてのプロセッサ33及びシリアル入力回路
34、さらにバス権調停を行うためのバスアービタ32
が代表的に示され、それらはデータバスDBUS、アド
レスバスABUS、及びコントロールバスCBUSに結
合されている。
プロセッサ33.シリアル入力回路34はバス権を要求
する信号としてバスリクエスト信号BREQ□、BRE
Q、を出力し、これらバスリクエスト信号BREQ1.
BREQ2を受けるパスアービタ32はプロセッサ33
.シリアル入力回路34に対して排他的にバス権を認め
るためのパスアクルッジ信号BACK1.BACK、を
出力する。
シリアル入力回路34はビットシリアルに供給される受
信データRxDを同期化もしくは復元して取り込み、取
り込んだデータを並列変換して出力する。FiFoメモ
リ31は、シリアル入力回路34から供給されるデータ
を蓄えるバッファメモリとして利用される。プロセッサ
33は、特に制限されないが、FiFoメモリ31に格
納された受信データに対するプロトコル処理などのデー
タ処理をも行うようになっている。FiFoメモリ31
は単一チップもしくは単一ペレットにより構成され、汎
用的に利用される単一のインタフェース部を備える。こ
のインタフェース部は、上記データバスDBUS、アド
レスバスABUS、及びコントロールバスCBUSに結
合されている。
FiFoメモリ31はプロセッサ33やシリアル入力回
路34から出力されるリード・ライト信号R/Wをコン
トロールバスCBUSを介して受けると供に、FiFo
メモリ31に空きメモリセルがない状態を外部特にシリ
アル入力回路34に知らせるためのフル信号FSをコン
トロールバスCBUSに出力し、また、FiFoメモリ
31に最早読み出すべきデータが存在しない状態を外部
特にプロセッサ33に知らせるためのエンプティ信号E
SをコントロールバスCBUSに出力する。
そしてFiFoメモリ31は、プロセッサ33やシリア
ル入力回路34から出力されるアドレス信号Aiの所定
ビットをデコーダ35でデコードして生成された制御信
号AA、CAを受ける。
次に第3図に基づいてFiFoメモリ31の詳細を説明
する。このFiFoメモリ31は、基本的に先入れ先出
し形式でデータの人出力を行うが、さらにはプロセッサ
33によるランダムアクセス並びに不要データのクリア
処理が可能に構成されている。
第3図において40は書き換え可能な複数個のメモリセ
ルがマトリクス配置されたメモリセルアレイである。メ
モリセルアレイ4oに含まれる所要メモリセルのアドレ
シングはアドレスデコーダ41が行う。このアドレスデ
コーダ41によってアドレシングされたメモリセルに対
するデータの読み出し書き込みは読み出し書き込み回路
42が行うようになっている。
プロセッサ33によるランダムアクセスのためのアドレ
ス信号Aiはアドレス人力バッファ45に供給される。
また、先入れ先出し形式でFiFOメモリ31にデータ
を入出力させるためのアクセスアドレスを内部で生成す
るため、メモリセルアレイ40の記憶容量に応するビッ
ト数のリングカウンタなどによって構成されたリードア
ドレスカウンタ43及びライトアドレスカウンタ44を
備える。ライトアドレスカウンタ44は先入れ形式によ
るデータ書き込み動作毎に順次書き込みアドレスAwを
インクリメントして出力する。このライトアドレスカウ
ンタ44のインクリメント動作はコントローラ47から
出方される制御信号φwiがアサートされることによっ
て指示される。
リードアドレスカウンタ43は先入れ形式にょるデータ
読み出し動作毎に順次読み出し7アドレスArをインク
リメントして出力する。このリードアドレスカウンタ4
3によるインクリメント動作はコントローラ47から出
力される制御信号φriがアサートされることによって
指示される。
上記アドレス入力バッファ45がら内部に取り込まれる
アドレス信号Ai、上記リードアドレスカウンタ43か
ら出方されるアドレス信号Ar、及びライトアドレスカ
ウンタ44から出力されるアドレス信号Awは、セレク
タ46により選択されて上記アドレスデコーダ41に供
給される。セレクタ46の選択制御はコントローラ47
がら出力される複数ビットの制御信号φSに従って行わ
れる。
上記リードアドレスカウンタ43とライトアドレスカウ
ンタ44の値は初期状態において一致されるようになっ
ており、リードアドレスカウンタ43から出力されるア
ドレス信号Arとラントアドレスカウンタ14から出方
されるアドレス信号Awは常時比較判定回路48に供給
されてその−致不一致が常時監視される。比較判定回路
48は、先入れ形式の書き込み動作に際して両者の値A
r。
Awが一致する場合には新たな書き込みを受は付けるこ
とができない状態をシリアル入力回路34に知らせるた
めのフル信号FSをハイレベルにアサ−卜し、また、先
出し形式の読み出し動作に際して両者の値Ar、Awが
一致する場合には読み出すべきデータが最早存在しない
状態をプロセッサ33に知らせるためのエンプティ信号
ESをハイレベルにアサートする。尚、比較判定回路4
8は、特に制限されないが、制御信号φwiによるライ
トアドレスカウンタ44のインクリメント指示に基づい
て先入れ形式の書き込み動作を検出し、また、制御信号
φriによるリードアドレスカウンタ43のインクリメ
ント指示に基づいて先出し形式の読み出し動作を検出す
る。
上記読み出し書き込み回路42は、データ入出カバソフ
ァ50を介してデータバスDBUSにインタフェースさ
れる。このデータ入出力バッファ50に対するデータの
入出力制御はリードライト信号R/Wのレベルに応じて
コントローラ47がら出力される制御信号φi、φ0に
よって行われる。また、読み出し書き込み回路42のリ
ード/ライト制御はリードライト信号R/Wのレベルに
応じてコントローラ47から出力される制御信号φr、
φWによって指示される。
上記リードアドレスカウンタ43及びライトアドレスカ
ウンタ44はデータ人出カバソファ5゜に結合され、そ
れが保持するアドレス信号Ar。
Awをプロセッサ33が読み出したり、また、その値を
プロセッサ33が強制的に書き換えたりすることができ
るようになっている。データ人出カバソファ50に結合
されるリードアドレスカウンタ43の入出力ゲートはコ
ントローラ47がら出力される制御信号φracにより
開閉制御される。
同様に、データ入出力バッファ50に結合されるライト
アドレスカウンタ44の入出力ゲートはコントローラ4
7から出力される制御信号φwacにより開閉制御され
る。
ここで、上記デコーダ35から出方される制御信号AA
は、そのハイレベルによりFiFoメモリ31をアドレ
ス信号Aiによってランダムアクセスすることを指示す
る信号とみなされる。コントローラ47は、制御信号A
Aがハイレベルにアサートされると、制御信号φSによ
りセレクタ46にアドレス信号Aiを選択出力させる。
このランダムアクセスにおけるリード・ライト動作はプ
ロセッサ33から出力されるリード・ライト信号R/W
によって指示される。これによってメモリリード動作が
指示される場合には制御信号φr。
φ0がアサートされ、且つ制御信号φW、φiがネゲー
トされる。メモリライト動作が指示される場合には制御
信号φr、φ0がネゲートされ、且つ制御信号φW、φ
jがアサートされる。
デコーダ35から出力される上記2ビツトの制御信号C
Aは、リードアドレスカウンタ43やライトアドレスカ
ウンタ44のアクセスを指示するための制御信号とされ
る。制御信号CAに含まれる所定1ビツトはそのハイレ
ベルによりリードアドレスカウンタ43に対するアクセ
スを指示するビットとみなされ、他の1ビツトはそのハ
イレベルによりライトアドレスカウンタ44に対するア
クセスを指示するビットとみなされる。制御信号CAに
よりリードアドレスカウンタ43に対するアクセスが指
示されると、コントローラ47は制御信号φracをア
サートしてリードアドレスカウンタ43の図示しない入
出力ゲートを開ける。
制御信号CAによりライトアドレスカウンタ44に対す
るアクセスが指示されると、コントローラ47は制御信
号φwacをアサートしてライトアドレスカウンタ44
の図示しない入出力ゲートを開ける。このときのリード
・ライト動作はリード・ライト信号R/Wによって指示
され、これに従って制御信号φi、φ0の何れか一方が
アサートされることにより、データ人出カバソファ50
におけるデータの入出力方向が制御される。尚、り一ド
アドレスカウンタ43やライトアドレスカウンタ44の
アクセスに際しては制御信号φr、φWは双方ともネゲ
ートされる。
上記制御信号AAがローレベルにネゲートされていると
き、リード・ライト信号R/Wによって読み出し動作が
指示されると、FiFoメモリ31はリードアドレスカ
ウンタ43の出力アドレス信号Arに従った先出し形式
によるリード動作モードとされる。これにより、制御信
号φriがアサートされることによってリードアドレス
カウンタ43がインクリメントされ、インクリメントさ
れたリードアドレスカウンタ43から出力されるアドレ
ス信号Arがセレクタ46を介してアドレスデコーダ4
1に供給される。
上記制御信号AAがローレベルにネゲートされていると
き、リード・ライト信号R/Wによって書き込み動作が
指示されると、FiFoメモリ31はライトアドレスカ
ウンタ44の出力アトレス信号Awに従った先入れ形式
によるライト動作モーとされる。これにより、制御信号
φwiがアサートされることによってライトアドレスカ
ウンタ44がインクリメントされ、インクリメントされ
たライトアドレスカウンタ44から出力されるアドレス
空間Awがセレクタ46を介してアドレスデコーダ41
に供給される。
本実施例のFiFoメモリ31はプロセッサ33及びシ
リアルに入力回路34の双方から共通のインタフェース
部を介してアクセス可能にされるが、プロセッサ33と
シリアル入力回路34のバス権はパスアービタ32によ
り排他的に認められるため、FiFoメモリ31に対す
るプロセッサ33及びシリアル入力回路34双方からの
アクセス競合は、そのパスアービタ32によるバス権調
停で回避されるようになっている。
次に上記実施例の動作を説明する。
シリアル入力回路34は、フル信号FSがアサートされ
ていないときにバスリクエスト信号BREQ2をアサー
トし、この要求に対してバス権が認められると、制御信
号AAをローレベルにし得るアドレス信号Aiを出力す
ると供に、リード・ライト信号R/Wをローレベルにし
てFiFoメモリ31に先入れ形式による書き込み動作
を指示し、その後受信データDrxをデータバスDBU
Sに出力する。これによりFiFoメモリ31はライト
アドレスカウンタ44をインクリメントしながらその受
信データDrxを順番にメモリセルアレイ40に格納し
ていく。
プロセッサ33は、エンプティ信号ESがアサートされ
ていないときにバスリクエスト信号BREQ工をアサー
トし、この要求に対してバス権が認められると、制御信
号AAをローレベルにし得るアドレス信号Aiを出力す
ると供に、リード・ライト信号R/Wをハイレベルにし
てFiFoメモリ31に先出し形式によるリード動作を
指示する。これによりFiFoメモリ31はリードアド
レスカウンタ43をインクリメントしながら、メモセル
アレイ40に格納されている受信データを順番に読み出
していく。
ここで、システム動作上のエラーなどにより、メモリセ
ルアレイ40に格納された受信データ′の途中に不要な
データが生じた場合にこれをクリアする動作は上記実施
例と同様であり5例えば第5図(A)に示されるように
リードアドレスカウンタ43とライトアドレスカウンタ
44がある値Ar、Awを指しているとき、メモリセル
アレイ40のアドレス空間における領域ED1..ED
2のデータが不要になった場合に、プロセッサ33は。
第5図(B)に示されるようにリードアドレスカウンタ
43の値をAr’に書き換え、また、ライトアドレスカ
ウンタ44の値をAw′に書き換えてやる。このように
してリードアドレスカウンタ43及びライトアドレスカ
ウンタ44の値が書き換えられると、その後シリアル入
力回路34から与えられる受信データDrxは、ライト
アドレスカウンタ44によって示される値Aw’のアド
レスから順次書き込まれ、領域ED2に残っている不要
データは無視される。また、その後、メモリセルアレイ
40に格納されている受信データをプロセッサ33が先
出し形式で読み込む場合には、リードアドレスカウンタ
43によって示される値Ar’のアドレスから順次読み
出され、領域ED1に残っているデータは無視される。
したがって、不要データを全て順番に読み出してリード
アドレスカウンタ43の値を更新してやらなくても、す
−ドアドレスカウンタ43やライトアドレスカウンタ4
4の値をプロセッサ33が強制的に書き換える操作だけ
で不要データに対する実質的なりリア処理を簡単に行う
ことができる。
このクリア処理において、リードアドレスカウンタ43
及びライトアドレスカウンタ44の値を書き換えるとき
、そのアドレスカウンタ43,44の状態をプロセッサ
33が知る必要がある場合には、このプロセッサ33は
リードアドレスカウンタ43及びライトアドレスカウン
タ44の値をリートアクセスし、読み込んだ値Ar、A
wに基づいて書き換えるべき値Ar’、Aw’を算出す
る。
次に、システム動作上FiFoメモリ31の途中に格納
されているデータをチエツクする必要が生じた場合には
、プロセッサ33はアドレス信号AiによってFiFo
メモリ31をランダムアクセスして所要のデータを読み
込む。このときのリード動作では制御信号φriはアサ
ートされず、これによって、リードアドレスカウンタ4
3の値はそのまま維持される。このランダムアクセスに
際して、プロセッサ33がFiFoメモリ31の物理的
アドレス空間やアクセス対象とする所要アドレスの基準
となるアドレス情報を必要とする場合、当該プロセッサ
33はリードアドレスカウンタ43やライトアドレスカ
ウンタ44をリードアクセスしてその値を読み込むこと
ができる。
本実施例のようにFiFoメモリ31を単独のメモリチ
ップもしくはペレットとして構成する場合にも、実施例
1で説明したと同様に、データの読み出し書き込みの順
番が内蔵アドレスカウンタ43.44の値によって規定
されていてもランダムアクセスが可能になると供に、F
iFoメモリ31におけるデータの実質的なりリア処理
を簡単に行うことができるようになり、そして、これら
のことにより、受信データに対するプロトコル処理をプ
ロセッサ33が行おうとするときには、FiFoメモリ
31に受信したデータを一旦全てローカルメモリなどに
転送してがらプロトコル処理を行う必要はなく、これに
よってプロトコル処理の効率化を図ることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが1本発明はそれに限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更す
ることができる。
上記実施れではFiFoメモリをアクセスする機能モジ
ュールを、中央処理装置、プロセッサ、シリアル入力回
路として説明したが、本発明はそれに限定されず、ダイ
レクトメモリアクセスコントローラやパラレル入力回路
などを含めるようにしてもよい。また、FiFoメモリ
の動作モードを決定するための制御信号は上記実施例で
説明した制御信号AA、CAに限定されず、適宜変更す
ることもできるし、その生成の仕方も各種変更すること
ができる。また、FiFoメモリにおけるクリア処理も
第5図に基づいて説明した内容に限定されず、例えば第
5図(A)の領域EDIだけに不要データがある場合に
はリードアドレスカウンタの値だけを書き換えてやれば
よい。同様に第5図(A)の領域ED2だけに不要デー
タがある場合にはライトアドレスカウンタの値だけを書
き換えてやればよい。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である受信データのバッフ
ァメモリとされるFiFoメモリに適用した場合につい
て説明したが、本発明はそれに限定されず、送信データ
のバッファメモリや、各種入出力回路とホスト側もしく
はシステム側とのインタフェース回路、さらにはFiL
oメモリなどにも広く適用することができる。本発明は
、少なくともデータの読み出し書き込みの順番を規定す
るアドレスカウンタを内蔵する条件のものに適用するこ
とができる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、アドレスカウンタの出方アドレス信号と外部
から供給されるアドレス信号とを選択可能にし、外部ア
ドレス信号をアクセスアドレス信号として採用するとき
アドレスカウンタの更新動作を抑止させるから、データ
の読み出し又は/及び書き込みの順番が内蔵アドレスカ
ウンタによって規定されていても、内蔵アドレスカウン
タが指すアドレスをそのまま維持しながらそのアドレス
以外の任意アドレスをランダムアクセスすることができ
るという効果がある。
また、データの読み出し又は/及び書き込みの順番を規
定する内蔵アドレスカウンタの値を外部から書き換え可
能とすることにより、格納データの途中に不要なデータ
が生じたような場合に、アドレスカウンタを外部から強
制的に書き換えることにより、データの実質的なりリア
を簡単に行うことができるという効果がある。
アドレスカウンタの値が外部から読み出し可能とされる
ことにより、ランダムアクセスや不要データのクリア処
理に際して半導体記憶装置の物理的アドレス空間やアク
セス対象とする所要アドレスの基準となるアドレス情報
などが外部で必要とされる場合に、アドレスカウンタの
値を読み出すことによってそのような要請に容易に答え
ることができる。
データの読み出し又は/及び書き込みの順番が内蔵アド
レスカウンタの値によって規定される半導体記憶装置に
ランダムアクセス機能とクリア機能が付加されることに
より、そのような半導体記憶装置を単なるデータバッフ
ァだけでなくプロトコル処理などのデータ処理のための
データの一時記憶領域としても利用可能になり、これに
よって、データバッファから一時記憶領域へデータを転
送する動作が省略可能になると供に、専用のデーター時
記憶領域が不要になり、データ処理システムの簡素化さ
らにはデータ処理の高速化に寄与することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるFiFoメモリのブロ
ック図、 第2図は第1図に示されるFiFoメモリを同一半導体
基板に形成して成るプロセッサの要部を示すブロック図
、 第3図は本発明の他の実施例である単独チップで成るF
iFoメモリのブロック図、 第4図は第3図に示されるFiFoメモリを含むボード
上のシステム構成例を示すブロック図、第5図(A)、
(B)はFiFoメモリにおけるクリア処理の一例を示
す説明図である。 1・・・FiFoメモリ、2・・・プロセッサ、3・・
・中央処理装置、4・・・シリアル入力回路、5・・・
デコーダ、1o・・・メモリセルアレイ、11・・・ア
ドレスデコーダ、12・・・読み出し書き込み回路、1
3・・・リードアドレスカウンタ、14・・・ライトア
ドレスカウンタ、15・・・アドレス入力バッファ、1
6・・・セレクタ、17・・・コントローラ、18・・
・比較判定回路、20・・・データ入出力バッファ、2
1・・・データ入力バッファ、31・・・FiFoメモ
リ、32・・・バスアービタ、33・・・プロセッサ、
34・・・シリアル入力回路、35・・・デコーダ、4
0・・・メモリセルアレイ、41・・・アドレスデコー
ダ、42・・・読み出し書き込み回路、43・・・リー
ドアドレスカウンタ。 44・・・ライトアドレスカウンタ、45・・・アドレ
ス入力バッファ、46・・・セレクタ、47・・・コン
トローラ、48・・・比較判定回路、50・・・データ
入出力バッファ。 第 図 第 図 (A) (日) ■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アクセス動作の指示に基づいて順次アクセスアドレ
    スを更新するアドレスカウンタと、アドレスカウンタの
    出力アドレス信号と外部から供給されるアドレス信号と
    を選択する選択手段と、この選択手段で選択されたアド
    レス信号に基づいてアドレシング可能な複数個のメモリ
    セルがマトリクス配置されたメモリセルアレイと、アド
    レシングされたメモリセルに対して読み出し動作及び書
    き込み動作を行う読み出し書き込み回路と、上記選択手
    段によるアドレス信号の選択制御を行うと供に、外部か
    ら供給されるアドレス信号に基づくアクセス動作の指示
    に呼応して上記アドレスカウンタの更新を抑止する制御
    手段とを備えて成る半導体記憶装置。 2、上記アドレスカウンタは、外部データ入出力端子を
    介してその計数値が読み出し可能にされ、そのアドレス
    カウンタに対する読み出し動作とメモリセルに対する読
    み出し動作とを切換制御する制御手段を設けて成る請求
    項1記載の半導体記憶装置。 3、アクセス動作の指示に従って順次アクセスアドレス
    を更新するアドレスカウンタの出力アドレス信号に基づ
    いてメモリセルアレイ内のメモリセルを選択し、選択し
    たメモリセルに対して読み出し動作及び書き込み動作を
    行う半導体記憶装置において、上記アドレスカウンタを
    外部データ入出力端子を介して書き換え可能に構成する
    と供に、アドレスカウンタに対する書き込み動作とメモ
    リセルに対する書き込み動作とを切換制御する制御手段
    を設けて成る半導体記憶装置。 4、上記アドレスカウンタは、外部データ入出力端子を
    介してその計数値が読み出し可能にされ、そのアドレス
    カウンタに対する読み出し動作とメモリセルに対する読
    み出し動作とを切換制御する制御手段を設けて成る請求
    項3記載の半導体記憶装置。 5、上記アドレスカウンタは、データ読み出し動作の指
    示に基づいて順次読み出しのためのアドレスを更新する
    リードアドレスカウンタと、データ書き込み動作の指示
    に基づいて順次書き込みのためのアドレスを更新するラ
    イトアドレスカウンタから成る請求項4記載の半導体記
    憶装置。
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