JPH027269Y2 - - Google Patents

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JPH027269Y2
JPH027269Y2 JP1986065059U JP6505986U JPH027269Y2 JP H027269 Y2 JPH027269 Y2 JP H027269Y2 JP 1986065059 U JP1986065059 U JP 1986065059U JP 6505986 U JP6505986 U JP 6505986U JP H027269 Y2 JPH027269 Y2 JP H027269Y2
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JP
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gas
muffler
inlet
straight section
compressor
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JP1986065059U
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JPS61186776U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガスコンプレツサ用マフラの改良に関
するものである。
長年、ガスコンプレツサの効率を低くすること
なくそのマフラの音響減衰を高めるために多くの
努力がはらわれて来た。
従来技術におけるこの問題は仕切壁に接続する
内部ガス流管を有する隔室化されたマフラを用い
ることで解消されて来た。しかし、寸法とコスト
の面によつて所定のコンプレツサモータ寸法のた
めに最適の音響減衰と作動効率とを平衡させるマ
フラ設計を得る能力を厳格に制限していた。
本考案の目的は上記従来技術の欠点を改善した
ガスコンプレツサ用マフラを提供することにあ
る。
本考案では特に密封冷却コンプレツサに用いる
ようにされ且つこのコンプレツサの全体の設計限
界によつて定められた寸法、形状、コスト内で音
響減衰と作動効率を改良したマフラを設けること
によつて従来技術の問題と困難性を解消するよう
にしたものである。
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
第1図を参照すると、本考案に係るマフルを適
用した冷却系ガスコンプレツサが全体的に符号2
で示されている。このコンプレツサは図示の実施
例では密閉シール型から成つている。
このコンプレツサ2はハウジング4を備え、こ
のハウジングは例えば溶接によつて仕切線10で
固定された下方ハウジング部分6と上方ハウジン
グ部分8とを有する。
コンプレツサ2は上方ハウジング部分8内にモ
ータ12を収容している。このモータは4つの間
隔をあけたモータマウント14(第1図)上に支
持されこのマウントはハウジングに固定されてい
る。コンプレツサ2は、又、AHエアコンデシヨ
ニング・ヒートポンプコンプレツサとして知られ
ている他の通常のコンプレツサの諸部品を収容し
ている。
本考案によつて構成されたマフラ16はコンプ
レツサ2の上方ハウジング部分8内でモータ12
に隣接して収容されている。このマフラ16は、
上述のAHコンプレツサの部品の寸法、位置関係
を変えることなくAHコンプレツサに現在用いら
れているマフラと容易に置換可能である。
本考案のマフラの構造が第2図および第3図に
示されている。
このマフラは第2図および第3図に示すように
円筒状のボデイ16aを備えている。このボデイ
の下端部は下部壁22で閉じられ、ボデイの端部
は上部壁24で閉じられている。仕切壁26のボ
デイ16aの内壁に取付けられ、この仕切壁はボ
デイ16aの内部を下部仕切室28と上部仕切室
30とに分割している。
下端壁22はシールされた開口32を備え、こ
の開口を通して細長い入口管34が貫通してい
る。この入口管の下端には入口部20が設けら
れ、この入口部はハウジングの取付部18に取付
けられている。入口管の上端部には符号36で示
す複数の孔が設けられている。これらの孔は入口
管の円周方向に間隔をあけて配置されている。コ
ンプレツサガスは第2図に矢印で示す方向に流れ
て入口管34の入口部20を通つて入口管に中に
入り上記孔36から排出され、この排出されたガ
スは下部仕切室28の中に入る。尚、図示の実施
例では孔36の全開口面積は管34の横断面積に
等しく設定されている。又、所望なら入口管34
の上端38は第2図に示すように、例えば半田付
によつて仕切壁26に接続してもよい。
ボデイ16aにはマフラ管42が設けられ、こ
のマフラ管は第1の直線部分43と第2の直線部
分50とこれら第1の直線部分と第2の直線部分
との間に設けられたU字状の曲線部分48とから
成つている。仕切壁26には開口40が設けら
れ、この開口にはマフラ管の第1の直線部分43
が挿入されている。
上部壁24には一対の間隔をあけた開口44,
46が設けられ、開口44には第1の直線部分4
3の曲線部分に近い部分が挿入され、開口46に
は第2の直線部分50の曲線部分に近い部分が挿
入されている。そして注目すべきはマフラ管の曲
線部分48はボデイ16aの外側に配置されてい
ることである。尚、図示の実施例では第2の直線
部分は第1の直線部分よりも長さが短い。仕切壁
26の開口40と上部壁24の開口44,46と
はガスが仕切室28,30間におよび仕切室30
から大気にガスが流れるのを防止するよう密封さ
れている。第2の直線部分50の端部開口50a
はガス出口として形成され、この出口は仕切室3
0に連通している。この仕切室30にはガス流出
口52が設けられている。ガス出口50aはガス
流出口52に隣接して配置されるのが好ましい。
第1の直線部分43の端部開口53はガス入口と
して形成されている。尚、このガス入口は第1の
直線部分の直径の1/4以上下部壁22から間隔を
あけているのが好ましい。
上記実施例では第1の直線部分、曲線部分、第
2の直線部分は逆J形管を形成する単一の管とし
て示してあるが、これらを夫々形成しておき溶接
等で接続してもよい。しかして本考案によれば、
曲線部分48はボデイ16aの外側に配置されて
いることを特徴としている。
上述したように仕切室に入つたガスはマフラ管
のガス入口53から第1の直線部分43に入り、
次いで曲線部分48を通り、次いで第2の直線部
分50を通つてガス出口50aから仕切室30に
入る。そして仕切室内のガスはガス流出口52か
ら流出する。
現在の技術は、音の減衰と最小のインピーダン
ス(出口圧力降下に対するマフラ入口圧)との間
で最も望ましいバランスを能率良く利用し、この
結果マフラの効率を最大化するという試みに多く
の方法を開発して来た。しかし、これらの方法で
はある程度の効率を高めてきたが最大化すること
はできなかつた。
第4図を参照すると、本考案によつて構成され
たマフラのマフラ減衰曲線とマフラインピーダン
ス曲線とのグラフを示す。第4図のCPS線はサイ
クル/セコンド(CPS)におけるガスパルス振動
数Fを示す。一つのシリンダにつき60CPSで作動
する二つのシリンダコンプレツサモータではポン
プ振動数はモータ振動数の約2倍即ち114CPSで
ある。
音の減衰曲線とインピーダンス曲線とが
114CPSのポンプ振動数において振動数軸を横切
る場合がC/Sにおける所定の振動数Fで作動す
る選択されたモータのために最適の音響減衰およ
び最小のインピーダンスであることが判つた。
従つて、最適の振動数を見つけるためモータ速
度(CPSにおける)には公式(FCPS=モータCPS
×コンプレツサシリンダの数)に従つてコンプレ
ツサのシリンダ数が乗算される。114CPSで同調
するこの方法はポンプ振動数における最小のイン
ピーダンスと圧力降下を確立し同時に所定の空間
に最大音響減衰を確立する。低振動数での同調は
大きな容積の長い管又は小さな面積の管を用いる
ことによつて達成される。長い管を用いることは
大きな容積より小さなスペースを必要とする。こ
の場合に、マフラ管42は細長い筒状を有し且つ
上部壁24から突出して所望の長さになるように
している。最適の振動数以上で音響減衰は迅速に
減少し、従つて最も不愉快な高振動数音を減少す
ることができる。
本考案によれば、ボデイと、このボデイの下部
仕切室に設けられた細長い入口管と、ボデイの上
部仕切室に設けられた細長いマフラ管とを備え、
マフラ管の曲線部分をボデイの外側に配置するこ
とによつて小型で音響減衰効果がすぐれたマフラ
を提供できるという実益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に従つて構成されたマフラを適
用したガスコンプレツサの一部切欠せる立面図、
第2図は本考案のマフラの垂直断面図、第3図は
本考案のマフラの端面図、第4図は所定のコンプ
レツサモータ寸法のために音響減衰の機能として
得られる最小のインピーダンスを決定する本考案
の改良された方法を示すグラフである。 16……マフラ、16a……ボデイ、28,3
0……仕切室、26……仕切壁、34……入口
管、42……マフラ管、48……曲線部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンプレツサのハウジングの中に配置されたガ
    スコンプレツサ用マフラであつて、円筒状のボデ
    イと、該ボデイの上端に設けられた上部壁と、前
    記ボデイの下端に設けられた下部壁と、前記ボデ
    イの内部を上部仕切室と下部仕切室とに分割する
    ように前記ボデイの中間部の内部に配置された仕
    切壁と、前記下部壁を貫通して前記下部仕切室内
    に挿入され上端部が前記仕切壁まで延びる入口管
    と、互いに平行に延びる第1の直線部分及び第2
    の直線部分とこれら第1及び第2の直線部分間で
    これら第1及び第2の直線部分を連結するように
    設けられたU字状の曲線部分とを有するマフラ管
    とを備えて成り、前記入口管の下端にはガスを導
    入する入口部が設けられ、入口管の上端には仕切
    壁の近くに入口管内のガスを下部仕切室内に排出
    するための少なくとも一つの孔が設けられ、前記
    マフラ管の第1の直線部分は前記仕切壁を貫通し
    て上部仕切室と下部仕切室とに亘つて配置され且
    つ該第1の直線部分の端部に形成されたガス入口
    が下部仕切室内で下部壁に接近して配置され、第
    2の直線部分の端部のガス出口が上部仕切室内に
    連通して配置され、前記マフラ管の第1及び第2
    の直線部分が上部壁を貫通して曲線部分がボデイ
    の外側に配置され、前記ボデイには前記マフラ管
    のガス出口の近くに配置されたガス流出口が設け
    られ、ガスは前記入口管の入口部から入口管内を
    通り前記孔から下部仕切室内に入り、マフラ管の
    ガス入口からマフラ管内に入り第1の直線部分、
    曲線部分及び第2の直線部分を通つてガス出口か
    らボデイの上部仕切室内に入り、次いでボデイの
    ガス流出口からボデイの外側に流れることを特徴
    とするガスコンプレツサ用マフラ。
JP1986065059U 1986-04-28 1986-04-28 Expired JPH027269Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5219050U (ja) * 1975-07-30 1977-02-10

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