JPH0271798A - 除湿式衣類乾燥機 - Google Patents

除湿式衣類乾燥機

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Publication number
JPH0271798A
JPH0271798A JP22272388A JP22272388A JPH0271798A JP H0271798 A JPH0271798 A JP H0271798A JP 22272388 A JP22272388 A JP 22272388A JP 22272388 A JP22272388 A JP 22272388A JP H0271798 A JPH0271798 A JP H0271798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
motor
main body
constant rate
drying temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP22272388A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Nukina
康之 貫名
Hiroyuki Fujii
裕幸 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0271798A publication Critical patent/JPH0271798A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用される除湿式衣類乾燥機に関す
るものである。
従来の技術 細菌は通常単細胞で生活する微小かつ下等な生物であり
、著しく多くの種を含む。これら細菌の中には、発酵醸
造、下水処理等、産業上有用な種を含むが、一方では疾
病9食中毒9食品腐敗9発臭9着色、繊維劣化等の原因
菌として、着衣や繊維製品を介して人の生活に有害な作
用を及ぼすものも多数存在する。
発明が解決しようとする課題 そして上記した細菌は、着衣等を洗濯後、一般に普及し
ている衣類乾燥機で乾燥処理しても残存するものであっ
た。これは、衣類乾燥機のドラムの温度が低いことに基
因している。したがって簡単な手段により殺菌のために
ドラムの温度を高めることが要求されている。
本発明はこのような従来の課題を解消したものであり、
ドラムの熱損失を低くおさえて恒率乾燥温度を高め殺菌
効果を確保した除湿型衣類乾燥機を提供しようとするも
のである。
課題を解決するための手段 本発明の除湿型衣類乾燥機においては、乾燥機本体の内
部に、ドラム及び熱交換型送風機を駆動するモータと、
このモータの冷却用の送風ファンと、制御用の電子部品
とを内蔵し、ドラムとは隔離され乾燥機本体の外部と開
口する通風経路を設けたものである。
作  用 以上のようにドラムとは隔離されて乾燥機本体の外部に
開口する通風経路を乾燥機本体の内部に設け、この内部
に冷却の必要なモータと電子部品とを収納したこと、及
び送風ファンをこの通風経路内に設置してモータと電子
部品の冷却風をこの通風経路内を流れるようにしたこと
で、ドラムは冷却風にさらされることがなくなり、熱損
失が減少して高い恒率乾燥温度を引き出し、充分な殺菌
ができるのである。
実施例 以下本発明の一実施例について添付図面をもとに説明す
る。図において、1は乾燥機本体2内に回転自在に設け
られたドラム、3は前記ドラム1内にヒータ4からの熱
風を導入するとともに外気との熱交換を行なわせる熱交
換型送風機である。
5は前記熱交換型送風機3とヒータ4間を連結する循環
ダクトである。6は前記熱交換型送風機3の冷却風を導
く冷却ケーシングであり、冷却風のすべてを乾燥機本体
2の外へ導くように構成している。7は冷却風導入用の
吸気穴8を有する裏板である。また、9は熱交換によっ
て生じた凝縮水を排水する排水口である。
そして、1oはドラム1及び熱交換型送風機3を駆動す
るモータ、11はモータ10の冷却用の送風ファン、1
2はヒータ4、モータ10等の制御用の′電子部品、1
3は前記各部10〜12を内蔵し乾燥機本体2の内部に
設けた通風経路で、隔離部材14によりドラム1とは隔
離され、かつ通風口15.16により乾燥機本体2の外
部と開口している。
上記構成においてモータ1oが回転すると、前記ドラム
1および熱交換型送風機3が回転し、ヒータ4より加熱
された空気はドラム1内に入り、衣類と熱交換したのち
、高温多湿となった空気(黒矢印)は前記熱交換型送風
機3に至り、裏板7の吸気口8より吸気された冷却風(
白矢印)と熱交換し、前記循環ダクト6を経由し、再び
ヒータ4に至りドラム1内に導入されるという循環を繰
り返す。前記熱交換よシ生じた凝縮水は、前記循環ダク
ト5下方に設けられた排水口9よシ乾燥磯本体1外に排
水される。また熱交換後の冷却風は、乾燥機本体2内に
漏れ出ることなく矢印のようにすべてが乾燥機本体2外
に放出される。
一方、モータ10の、駆動による冷却風は、モータ10
と、電子部品12の2つの冷却をしたのち、乾燥機本体
2の外へ放出され、ドラム1を冷却することはない。
一般に衣類乾燥機を運転した場合のドラム内温度は第3
図の経過をとる。まず初期はほぼ環境温度aと等しかっ
たドラム内温度は、運転の開始後、ヒータ4の作動と共
に上昇し、ついにはヒータ4の加熱と乾燥による潜熱の
奪取とがつり合って平衝温度すにいたる。この平衝温度
すを恒率乾燥温度と呼ぶ。ここまでの期間が予熱乾燥期
間dである。次の恒率乾燥温度すを保持する期間eは恒
率乾燥期間であって、この間に布に含まれる自由水が一
定速度で蒸発する。恒率乾燥期間eのおわりに、自由水
が蒸発しきると、次に繊維に束縛された水の蒸発がはじ
まり、蒸発潜熱の奪取速度が減少して庫内温度は上昇す
る 繊維が乾燥した時点qでヒータ4は停止し乾燥が終
了するが、これまでの期間が減率乾燥期間であり、q時
点で記録される最高温度fが減率乾燥温度である。
今環境温度を主部圏1京阪神圏、中京圏等の主要人に密
集地域の年間平均気温にあたる16℃と設定した場合、
一般的な衣類乾燥機では恒率乾燥温度eは46℃前後、
減率乾燥温度Cは61℃前後、恒率乾燥期間eは約1時
間、乾燥に要する時間は約2時間(d、s、fの合計)
となるものであり、殺菌効果の高い恒率乾燥温度が比較
的低いものである。
ところが、本発明の実施例の除湿型衣類乾燥機によれば
、当初環境温度o℃において38℃であった恒率乾燥温
度を66℃とすることができた。
これは、熱交換型送風機3および送風ファン11の冷却
風がいずれもドラム1と隔離されていて、ドラム1を冷
却することがないためである。
さて着衣を主とした一般家庭内の洗濯物24種。
120点について付着菌数を分析した結果では、分析値
の分布は対数正規分布に従い、その平均値x=6.lX
102細胞/ 9e’L l”1c=2.708 。
対数正規分布の標準偏差σ=2.086であって、分布
の正常値の範囲を±2σと見ると、家庭内での着衣等の
細菌付着量は、最大6.9X106細胞/9であると考
えられる。
次に通常一般家庭で使用される洗濯機及び市販家庭用の
洗濯用洗剤での洗濯、脱水後の細菌残存率を分析した結
果では、n = 24 、 x = 8.9X10−4
1oqx=−3,(+51.σ=0.907であって、
同じく2σの範囲を考えるならば最大の残存率は6.8
×1σ2である。従ッテ最大テハ、e 、 9 X 1
 ds@胞/ gX 5.8X10−′L−4、OXl
 o’7ffl胞/ qog’fliカ一般家庭の洗濯
により残存するものと考えられる。言い換えるならば、
洗濯につづく乾燥の過程で、1÷(4,0X105)=
2.6X10−6以下の生存率が得られるような乾燥手
段を用いれば、残存菌数を0とすることができ、充分な
殺菌機能であると言うことができる。
一方殺菌に必要な恒率乾燥温度を求めた実験を次に示す
。この実験に用いた細菌はグラム陽性細菌の一株である
。この株は通常家庭の衣類に付着する一般的な細菌の分
離培養を行ない、胞子形成細菌を除く全数の中から、最
も耐熱性の高い細菌として分離したものである。恒率乾
燥の温度を従来一般的となっている1時間に設定し、こ
のときの恒率乾燥温度と生存率の関係を調べて、第4図
の結果を得た。前記のように、衣類乾燥機に求められる
殺菌能力を2.6X1σ6以下の生存率を与えるものと
考えるならば、第4図より必要な恒率乾燥温度は66℃
以上であり、前述例の0℃環境下で56℃の恒率乾燥温
はこれを満足している。また環境温度o ’cは衣類乾
燥機の通常使用条件の下限であると考えれば、本発明は
冬期を含めて充分な殺菌能力を発揮しえるものであると
いえる。
発明の効果 以上の様に本発明は、衣類乾燥機のドラムからの熱損失
をおさえることにより、恒率乾燥温度を引き上げ、殺菌
に必要な恒率乾燥温度を確保するものであり、衛生的な
除湿式衣類乾燥機を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す除湿式衣類乾燥機の断
面図、第2図は同要部の拡大断面図、第3図は乾燥工程
を示す図、第4図は恒率乾燥温度と細菌の生存率を示す
特性図である。 1・・・・・・ドラム、2・・・・・・乾燥機本体、3
・・・・・・熱交換型送風機、4・・・・・・ヒータ、
1o・・・・・・モータ、11・・・・・・送風ファン
、12・・・・・・制御部品、13・・・・・・通風経
路。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名1−
−ドラム 2・・・乾燥機不イネ 3− 糟交鋏拡送凰機 4゛−ヒータ lθ−モータ !1−  送/虱ファン l・−トラム 計−乾撓機X体 10−−−モータ /3−fit &径路 時間 生存キ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ドラム及び熱交換型送風機を有する乾燥機本体の内部に
    、前記ドラム及び熱交換型送風機を駆動するモータと、
    このモータの冷却用の送風ファンと、制御用の電子部品
    とを内蔵し、ドラムとは隔離され乾燥機本体の外部と開
    口する通風経路を設けた除湿式衣類乾燥機。
JP22272388A 1988-09-06 1988-09-06 除湿式衣類乾燥機 Pending JPH0271798A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2093322A1 (de) * 2008-02-22 2009-08-26 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Trockner mit gekühltem Motor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2093322A1 (de) * 2008-02-22 2009-08-26 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Trockner mit gekühltem Motor
US20090211107A1 (en) * 2008-02-22 2009-08-27 Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh Dryer with cooled motor
US8458924B2 (en) * 2008-02-22 2013-06-11 Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh Dryer with cooled motor

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