JPH027090B2 - - Google Patents
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- JPH027090B2 JPH027090B2 JP56198759A JP19875981A JPH027090B2 JP H027090 B2 JPH027090 B2 JP H027090B2 JP 56198759 A JP56198759 A JP 56198759A JP 19875981 A JP19875981 A JP 19875981A JP H027090 B2 JPH027090 B2 JP H027090B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C1/00—Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
- F16C1/10—Means for transmitting linear movement in a flexible sheathing, e.g. "Bowden-mechanisms"
- F16C1/22—Adjusting; Compensating length
- F16C1/226—Adjusting; Compensating length by adjusting the effective length of the sheathing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2361/00—Apparatus or articles in engineering in general
- F16C2361/43—Clutches, e.g. disengaging bearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2361/00—Apparatus or articles in engineering in general
- F16C2361/45—Brakes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20396—Hand operated
- Y10T74/20402—Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
- Y10T74/20408—Constant tension sustaining
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、可撓性外被内を軸方向に摺動自在な
ケーブルと自動調節装置とを含む機械的制御装置
に関するものである。
ケーブルと自動調節装置とを含む機械的制御装置
に関するものである。
本発明は特に、自動車用摩擦クラツチの制御あ
るいは自動車用ドラムブレーキ又はデイスクブレ
ーキの制御に用いられるケーブルを含む機械的制
御装置に関している。この種の制御装置を特に摩
擦クラツチに使用した場合、クラツチを繰り返し
係合及び分離させることにより生じる摩擦ライニ
ングの摩耗はクラツチの多数の構成要素間に生じ
る間隙を増大させることとなる。もし間隙を補整
する装置が設けられていない場合、クラツチ作動
ペダルの休止位置は徐々に変化して摩擦ライニン
グの摩耗の最大量に相当する最終位置に達し、こ
の位置では、ペダルは、摩擦ライニングが新品の
状態に相当するその初期位置に対し数センチ上昇
する。また、この制御装置が車両に設置されそし
て短期間使用された後、ケーブルはそれに作用す
る引張り力の影響により伸びる傾向にあり、一
方、外被は反力として作用する圧縮力の影響によ
りその部品を短かくする傾向にある。ケーブルの
伸長及び外被の短縮が一緒となり、制御装置内に
寄生の間隙を生じさせるので、制御装置の適正な
作動に害を及ぼす。ヨーロツパ特許出願第
30494A1号には、ケーブルと外被の一端部に装着
された自動間隙補正装置とを含む機械的制御装置
が開示されている。この間隙補正装置は、外被の
一端部と車両の車体に固着された固定支持体との
間に配置された、ボールによる楔作用式の分離可
能な連結装置を含んでいる。この提案された間隙
補整装置は、極めて満足ゆく態様で制御装置内に
生じ得る間隙を自動的に補整するが、車両の固定
部分に設置しなければならないという欠点があ
り、この固定方法では、ペダルが通常の休止位置
にある時、ボールによる楔作用式の分離可能な連
結装置の解放を制御する必要がある。
るいは自動車用ドラムブレーキ又はデイスクブレ
ーキの制御に用いられるケーブルを含む機械的制
御装置に関している。この種の制御装置を特に摩
擦クラツチに使用した場合、クラツチを繰り返し
係合及び分離させることにより生じる摩擦ライニ
ングの摩耗はクラツチの多数の構成要素間に生じ
る間隙を増大させることとなる。もし間隙を補整
する装置が設けられていない場合、クラツチ作動
ペダルの休止位置は徐々に変化して摩擦ライニン
グの摩耗の最大量に相当する最終位置に達し、こ
の位置では、ペダルは、摩擦ライニングが新品の
状態に相当するその初期位置に対し数センチ上昇
する。また、この制御装置が車両に設置されそし
て短期間使用された後、ケーブルはそれに作用す
る引張り力の影響により伸びる傾向にあり、一
方、外被は反力として作用する圧縮力の影響によ
りその部品を短かくする傾向にある。ケーブルの
伸長及び外被の短縮が一緒となり、制御装置内に
寄生の間隙を生じさせるので、制御装置の適正な
作動に害を及ぼす。ヨーロツパ特許出願第
30494A1号には、ケーブルと外被の一端部に装着
された自動間隙補正装置とを含む機械的制御装置
が開示されている。この間隙補正装置は、外被の
一端部と車両の車体に固着された固定支持体との
間に配置された、ボールによる楔作用式の分離可
能な連結装置を含んでいる。この提案された間隙
補整装置は、極めて満足ゆく態様で制御装置内に
生じ得る間隙を自動的に補整するが、車両の固定
部分に設置しなければならないという欠点があ
り、この固定方法では、ペダルが通常の休止位置
にある時、ボールによる楔作用式の分離可能な連
結装置の解放を制御する必要がある。
本発明の目的は、車両の車体に固定する必要を
無くすようにした、ケーブルと発生する間隙を補
正する自動調節装置とを含む機械的制御装置を提
供することにある。
無くすようにした、ケーブルと発生する間隙を補
正する自動調節装置とを含む機械的制御装置を提
供することにある。
この目的のため、本発明は、弾性戻し装置を具
えた受け部材に一端部を連結され、可撓性外被内
を軸方向に摺動自在なケーブルと、発生する間隙
の関数として外被の長さを変化させる自動調節装
置とを含み、上記調節装置が外被の部分間に挿入
された２つの抜差し自在な外被延長部を含んでい
る機械的制御装置において、上記外被延長部は、
一方が他方内に抜差し自在に収容された調節ばね
によつて互いに離れるように軸方向に付勢された
２つの管状の部片で構成され、該部片間に収容さ
れている楔作用錠止部材は、上記管状の外被延長
部と同軸の円筒形スリーブと、該スリーブに形成
された半径方向の穴内に自由に装架されて、上記
外被延長部の一方に形成された円筒形軸受面及び
該円筒形軸受面に対向して上記外被延長部の他方
に形成された円錐形軸受面と協働するボールとを
含み、上記両軸受面は互いに協働して、作動時楔
作用により外被延長部を相互に固定するように上
記ボールを収容する凹所に形成し、錠止部材に固
定されるとともに摩擦連結部を介してケーブルに
連結されている制御部材は、ケーブルを摺動自在
に収容する孔を具えた可撓材料製の本体を含むば
ねコレツトと、上記本体を圧縮して孔の内壁をケ
ーブルの外面に接触保持し上記摩擦連結部を形成
するばねとによつて構成され、上記制御部材は、
作動時外被延長部が相互に固定されるまで、ケー
ブルによつて錠止部材の楔作用に相当する方向へ
軸方向に移動され、ケーブルに作用する戻し力が
所定値より小さくなつた時には、ケーブルによつ
て解除方向へ軸方向に移動されることを特徴とす
る機械的制御装置を提案している。
えた受け部材に一端部を連結され、可撓性外被内
を軸方向に摺動自在なケーブルと、発生する間隙
の関数として外被の長さを変化させる自動調節装
置とを含み、上記調節装置が外被の部分間に挿入
された２つの抜差し自在な外被延長部を含んでい
る機械的制御装置において、上記外被延長部は、
一方が他方内に抜差し自在に収容された調節ばね
によつて互いに離れるように軸方向に付勢された
２つの管状の部片で構成され、該部片間に収容さ
れている楔作用錠止部材は、上記管状の外被延長
部と同軸の円筒形スリーブと、該スリーブに形成
された半径方向の穴内に自由に装架されて、上記
外被延長部の一方に形成された円筒形軸受面及び
該円筒形軸受面に対向して上記外被延長部の他方
に形成された円錐形軸受面と協働するボールとを
含み、上記両軸受面は互いに協働して、作動時楔
作用により外被延長部を相互に固定するように上
記ボールを収容する凹所に形成し、錠止部材に固
定されるとともに摩擦連結部を介してケーブルに
連結されている制御部材は、ケーブルを摺動自在
に収容する孔を具えた可撓材料製の本体を含むば
ねコレツトと、上記本体を圧縮して孔の内壁をケ
ーブルの外面に接触保持し上記摩擦連結部を形成
するばねとによつて構成され、上記制御部材は、
作動時外被延長部が相互に固定されるまで、ケー
ブルによつて錠止部材の楔作用に相当する方向へ
軸方向に移動され、ケーブルに作用する戻し力が
所定値より小さくなつた時には、ケーブルによつ
て解除方向へ軸方向に移動されることを特徴とす
る機械的制御装置を提案している。
以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第１図において、機械的制御装置はボーデン式
の円筒形の可撓性外被１２内に軸方向に摺動自在
に収容されたケーブル１０を含み、外被の端部１
４と１６は例えば自動車の車体によつて構成され
る固定フレーム１８に碇留される。ケーブル１０
の第１端部２０は、図示の実施例ではフレーム１
８に枢着されたペダル２２によつて構成された駆
動部材に固定される。ケーブル１０の第２端部２
８は、図示の実施例では摩擦クラツチ制御フオー
ク３０で構成された受け部材に固定される。フオ
ーク３０はフレーム１８に枢着され、クラツチデ
イスク３２に連結されている。クラツチデイスク
３２はフレーム１８に支持されたクラツチ戻しば
ね３６によつてクラツチ板３４と接触状態に通常
保持されている。デイスク３２と板３４の両方は
摩擦ライニング３５を具えている。
の円筒形の可撓性外被１２内に軸方向に摺動自在
に収容されたケーブル１０を含み、外被の端部１
４と１６は例えば自動車の車体によつて構成され
る固定フレーム１８に碇留される。ケーブル１０
の第１端部２０は、図示の実施例ではフレーム１
８に枢着されたペダル２２によつて構成された駆
動部材に固定される。ケーブル１０の第２端部２
８は、図示の実施例では摩擦クラツチ制御フオー
ク３０で構成された受け部材に固定される。フオ
ーク３０はフレーム１８に枢着され、クラツチデ
イスク３２に連結されている。クラツチデイスク
３２はフレーム１８に支持されたクラツチ戻しば
ね３６によつてクラツチ板３４と接触状態に通常
保持されている。デイスク３２と板３４の両方は
摩擦ライニング３５を具えている。
第１図に示す機械的制御装置はさらに、可撓性
外被１２の２つの部分４１と４２間に挿入された
自動調節装置４０を含んでいる。
外被１２の２つの部分４１と４２間に挿入された
自動調節装置４０を含んでいる。
運転者がペダル２２を押して回転させると、ケ
ーブル１０が外被１２に対して矢印Ａで示す方向
へ軸方向に移動する。ケーブル１０の軸方向移動
によりクラツチフオーク３０が回転せしめられ
て、クラツチ戻しばね３６を圧縮しながら、クラ
ツチデイスク３２をクラツチ板３４からある距離
に移動させてクラツチを分離する。
ーブル１０が外被１２に対して矢印Ａで示す方向
へ軸方向に移動する。ケーブル１０の軸方向移動
によりクラツチフオーク３０が回転せしめられ
て、クラツチ戻しばね３６を圧縮しながら、クラ
ツチデイスク３２をクラツチ板３４からある距離
に移動させてクラツチを分離する。
次に、自動調節装置４０を第２図ないし第５図
を参照して詳細に説明する。調節装置４０は、外
被の２つの部分４１と４２の端部にそれぞれ固定
された２つの外被延長部４３と４４を含んでい
る。外被延長部４３は外被延長部４４内に抜差し
自在に収容されて、制御装置内に生じ得る間隙の
関数として外被１２の長さを自動的に調節する可
変長さの装置を構成する。外被延長部４３は管状
の部片で構成され、この部片はその端部４７によ
つて外被の部分４１の端部に固着され、同部分と
同軸に装架されている。外被延長部４４は同様の
態様で他の外被の部分４２に固定された管状の部
片で構成されている。ケーブル１０は外被延長部
４３と４４の内部孔４５と４６を自由に摺動でき
る。外被延長部４３はそれと同じ材料で作られた
保護カラー４８を具えており、同カラーは延長部
４３と同軸である。保護カラー４８の端部５０に
はフツクのような環状肩部５１が設けられて、外
被延長部４４の端部５３に設けられた同様な肩部
５２と協働し、これらの肩部は２つの外被延長部
４３と４４から成るケーシングを閉鎖する装置を
構成している。肩部５１と５２はまた後述する態
様で延長部４３と４４の相対軸方向移動を制限す
る機能を有している。自動調節装置４０はまた調
節ばね５４を含んでいる。調節ばね５４は図示の
実施例では外被延長部４３と４４間に介装された
圧縮コイルばねである。ばね５４の端部５５は延
長部４３の内壁５６に支持される。ばね５４の他
端部５７は、外被延長部４４の大径の内部孔６０
に形成された半径方向の溝５９に嵌合されている
座金５８に支持される。従つて、この圧縮コイル
ばね５４は外被１２の伸長に相当する方向へ外被
延長部４３と４４を互いに離隔するように付勢し
ている。調節装置４０はさらに、機械的制御装置
の作動中延長部４３と４４を相互に固定する錠止
部材６２を含んでいる。錠止部材６２には、ボー
ルによる楔作用式の連結装置６４が設けられてい
る。この連結装置６４は、外被延長部４４の大径
の内部孔６０内に軸方向に摺動自在に収容された
円筒形スリーブ６６を含んでいる。延長部４４の
内部孔６０には円錐形軸受面６７が形成されてい
る。管状の外被延長部４３は円筒形スリーブ６６
の内部孔７０内に摺動自在に収容されている。延
長部４３の外周面は、円錐形軸受面６７と協働し
てそれらの間にボール７４を収容する凹所７２を
限界する円筒形軸受面６８を形成している。ボー
ル７４は円周方向に分配され、スリーブ６６に形
成された半径方向の穴７６内に配置されている。
スリーブ６６は、ボール７４を穴７６内に自由に
装架するケージを構成している。
を参照して詳細に説明する。調節装置４０は、外
被の２つの部分４１と４２の端部にそれぞれ固定
された２つの外被延長部４３と４４を含んでい
る。外被延長部４３は外被延長部４４内に抜差し
自在に収容されて、制御装置内に生じ得る間隙の
関数として外被１２の長さを自動的に調節する可
変長さの装置を構成する。外被延長部４３は管状
の部片で構成され、この部片はその端部４７によ
つて外被の部分４１の端部に固着され、同部分と
同軸に装架されている。外被延長部４４は同様の
態様で他の外被の部分４２に固定された管状の部
片で構成されている。ケーブル１０は外被延長部
４３と４４の内部孔４５と４６を自由に摺動でき
る。外被延長部４３はそれと同じ材料で作られた
保護カラー４８を具えており、同カラーは延長部
４３と同軸である。保護カラー４８の端部５０に
はフツクのような環状肩部５１が設けられて、外
被延長部４４の端部５３に設けられた同様な肩部
５２と協働し、これらの肩部は２つの外被延長部
４３と４４から成るケーシングを閉鎖する装置を
構成している。肩部５１と５２はまた後述する態
様で延長部４３と４４の相対軸方向移動を制限す
る機能を有している。自動調節装置４０はまた調
節ばね５４を含んでいる。調節ばね５４は図示の
実施例では外被延長部４３と４４間に介装された
圧縮コイルばねである。ばね５４の端部５５は延
長部４３の内壁５６に支持される。ばね５４の他
端部５７は、外被延長部４４の大径の内部孔６０
に形成された半径方向の溝５９に嵌合されている
座金５８に支持される。従つて、この圧縮コイル
ばね５４は外被１２の伸長に相当する方向へ外被
延長部４３と４４を互いに離隔するように付勢し
ている。調節装置４０はさらに、機械的制御装置
の作動中延長部４３と４４を相互に固定する錠止
部材６２を含んでいる。錠止部材６２には、ボー
ルによる楔作用式の連結装置６４が設けられてい
る。この連結装置６４は、外被延長部４４の大径
の内部孔６０内に軸方向に摺動自在に収容された
円筒形スリーブ６６を含んでいる。延長部４４の
内部孔６０には円錐形軸受面６７が形成されてい
る。管状の外被延長部４３は円筒形スリーブ６６
の内部孔７０内に摺動自在に収容されている。延
長部４３の外周面は、円錐形軸受面６７と協働し
てそれらの間にボール７４を収容する凹所７２を
限界する円筒形軸受面６８を形成している。ボー
ル７４は円周方向に分配され、スリーブ６６に形
成された半径方向の穴７６内に配置されている。
スリーブ６６は、ボール７４を穴７６内に自由に
装架するケージを構成している。
錠止部材６２は、第２図で概略的に且つ符号８
０で示す制御部材によつて制御される。制御部材
８０は円筒形内部孔８４を形成された割りばねコ
レツト８２によつて構成され、同孔内にはケーブ
ル１０が摺動自在に収容され、孔８４はケーブル
１０の外面１１と協働する。図示の実施例では、
ばねコレツト８２は可撓材料で形成された錠止部
材６２と同じ材料で作られている。割りばねコレ
ツト８２はばね８６によつて圧縮されてケーブル
１０上に締着される。この結果、制御部材８０
は、孔８４の内壁とケーブル１０の外面１１との
接触による摩擦連結部によつてケーブル１０に連
結される。
０で示す制御部材によつて制御される。制御部材
８０は円筒形内部孔８４を形成された割りばねコ
レツト８２によつて構成され、同孔内にはケーブ
ル１０が摺動自在に収容され、孔８４はケーブル
１０の外面１１と協働する。図示の実施例では、
ばねコレツト８２は可撓材料で形成された錠止部
材６２と同じ材料で作られている。割りばねコレ
ツト８２はばね８６によつて圧縮されてケーブル
１０上に締着される。この結果、制御部材８０
は、孔８４の内壁とケーブル１０の外面１１との
接触による摩擦連結部によつてケーブル１０に連
結される。
制御部材８０を第３図ないし第５図を参照して
詳細に説明する。第３図ないし第５図は制御部材
８０を構成している錠止部材６２の端部を示して
いる。錠止部材６２は制御装置の他の要素、特に
ケーブル１０から独立して示されている。制御部
材８０は全体的に円筒形の本体を有する割りばね
コレツト８２を含んでいる。良好な弾性を与える
ため、円筒形本体には次の態様で割れ目を設けて
ある。第１の軸方向スロツト８８は円筒形本体の
直径方向に沿つて実質的に延び、その一端部８９
は外周の約1/3にわたつて延びている円形クラウ
ン状のスロツト９０で終り、またスロツト８８は
円筒形本体の約半分にわたつて延びている半径方
向のスロツト９４を越えて円筒形本体の端部９２
から軸方向へ延びている。スロツト８８は他端部
８７の付近で拡大されて、クラウン状スロツト９
０と等しい長さにわたつて延びる扇形の凹所９６
を形成する。制御部材８０はまた、薄板から成る
止め輪によつて構成された不完全な輪状のばね８
６を含んでいる。ばね８６は円筒形本体の半径方
向の外部溝９８内に装架される。ばね８６は溝９
８にきつく装架されて、円筒形本体の内部孔８４
内にケーブル１０を楔止めするように働く弾性応
力を同本体に加える。図示の実施例では、制御部
材８０を含む錠止部材６２全体は熱可塑性材料で
作られており、ポリエチレン又はポリアミドから
成る覆いによつて一般的に形成されているケーブ
ル１０の外面１１と協働する。
詳細に説明する。第３図ないし第５図は制御部材
８０を構成している錠止部材６２の端部を示して
いる。錠止部材６２は制御装置の他の要素、特に
ケーブル１０から独立して示されている。制御部
材８０は全体的に円筒形の本体を有する割りばね
コレツト８２を含んでいる。良好な弾性を与える
ため、円筒形本体には次の態様で割れ目を設けて
ある。第１の軸方向スロツト８８は円筒形本体の
直径方向に沿つて実質的に延び、その一端部８９
は外周の約1/3にわたつて延びている円形クラウ
ン状のスロツト９０で終り、またスロツト８８は
円筒形本体の約半分にわたつて延びている半径方
向のスロツト９４を越えて円筒形本体の端部９２
から軸方向へ延びている。スロツト８８は他端部
８７の付近で拡大されて、クラウン状スロツト９
０と等しい長さにわたつて延びる扇形の凹所９６
を形成する。制御部材８０はまた、薄板から成る
止め輪によつて構成された不完全な輪状のばね８
６を含んでいる。ばね８６は円筒形本体の半径方
向の外部溝９８内に装架される。ばね８６は溝９
８にきつく装架されて、円筒形本体の内部孔８４
内にケーブル１０を楔止めするように働く弾性応
力を同本体に加える。図示の実施例では、制御部
材８０を含む錠止部材６２全体は熱可塑性材料で
作られており、ポリエチレン又はポリアミドから
成る覆いによつて一般的に形成されているケーブ
ル１０の外面１１と協働する。
次に、機械的制御装置に備えられた自動調節装
置の作動を説明する。運転者がペダル２２を押す
ことによつて制御装置を作動すると、ケーブル１
０は外被１２に対して軸方向に移動する。この移
動中、ケーブルは錠止部材６２に堅固に固定され
ている制御部材８０を摩耗によつて移動させる。
この結果、運転者がケーブル１０を操作すると直
ちに、錠止部材６２は第２図の右方に移動して、
第２図に示すようにボール７４を軸受面６７と６
８間に楔止めさせる。ボール７４が軸受面間に楔
止めされると直ちに、錠止部材６２は外被延長部
４３と４４を相互に固定して、従来のケーブル外
被と同様に一定長さの外被を形成させる。ケーブ
ル１０に作用する力は反力として外被１２、従つ
て外被延長部４３と４４に作用し、同延長部は外
被１２の短縮に相当する方向に働く力を受ける。
この力は２つの外被延長部間のボール７４の楔作
用を増幅させ、２つの延長部を相対軸方向位置に
固定すると共に同延長部に対し錠止部材６２を固
定する。この時点から、ケーブル１０がさらに右
方へ移動されると、ボール７４によつて発揮され
る楔力はケーブル１０によつて制御部材８０に発
揮される摩擦力よりも大きくなるため、制御部材
８０はもはや摩擦力によつては移動されなくな
り、ケーブル１０は制御部材８０に対して摺動す
ることとなる。従つて、機械的制御装置は外被が
連続している従来の機械的制御装置のように働
き、運転者はクラツチ３０の分離を確実に制御す
ることができる。運転者がペダル２２へ加える力
を解放すると、ケーブル１０はクラツチ３０の戻
しばね３６によつて戻し力を受けて左方へ軸方向
に移動する。戻しばね３６によつてケーブル１０
に加えられた力はまた反力として外被の２つの部
分４１と４２、従つて外被延長部４３と４４に伝
えられる。上述したと同様の態様で、延長部４３
と４４に伝えられた反力は同延長部間のボール７
４の楔作用を増幅させ、延長部を互いに固定する
と共に延長部に対し錠止部材６２を固定する。ケ
ーブルの戻り移動中、ケーブルは錠止部材６２の
制御部材８０に対して摺動する。この摺動はクラ
ツチが係合位置に接近するまで続く。クラツチが
係合位置に近づく間、ケーブルに、また反力とし
て外被に作用する戻し力はクラツチが係合位置と
なるまで漸次減少し、この係合位置においては外
被及びケーブルに作用する力は零となる。ケーブ
ルに作用する力は、その減少中、制御部材８０に
対しケーブル１０を摺動させる限界力に相当する
所定値を通過し、この所定値以下では、ケーブル
は摩擦によつて制御部材を再び移動させて錠止部
材６２を左方へ移動させる。錠止部材６２の左方
への移動はボール７４の楔作用を解除し、外被延
長部４３と４４を分離させることができる。錠止
部材６２の左方への移動は、円筒形スリーブ６６
の自由端部６５が座金に当接することによつて、
制限される。延長部４４に対する錠止部材６２の
行程は同部材の解放に必要な値ｌに限定される。
制御装置の休止位置において、２つの延長部４３
と４４は互いに対して自由に抜差し自在に摺動
し、コイルばね５４の作用により外被１２の長さ
を自動的に調節して制御装置内に生じ得る間隙を
自動的に補整することができる。このように、自
動調節装置４０を備えた機械的制御装置は、同装
置内に生じる間隙を調整できると共に、車両又は
従来のケーブルにストツプ又はケーブルフエール
のような取付装置を使用することなく、従来の制
御ケーブルの代りとしてすべての車両に設置でき
る「自動調節」ケーブルを構成している。この特
徴は、嵩張りを抑制することが最も重要な課題の
１つとなつている最近の車両にケーブルを設置す
る上で特に有益である。また、この自動調節ケー
ブルを車両に装着することにより、調節あるいは
取付装置の使用が不要であり、ケーブルと組合わ
される受け部材の適正な作動に関する信頼性を確
実なものとすることができる。特に、ペダルによ
つて構成された駆動部材の休止位置は常に一定に
維持できる。さらに、本発明による自動調節装置
はあらゆる長さのケーブルに用いることができ、
ケーブルの製造は調節装置が挿入される２つの外
被の部分の長さを使用者の要求に適応させるよう
に変更するだけでよい。またさらに、調節装置を
備えた機械的制御装置は、ケーブルが途中で切れ
ていない型のものであるので、特に調節装置に故
障が生じた場合でも常に信頼性及び安全性を発揮
できる。事実、例えばボールによる楔作用式の装
置の作動が完全でない場合、２つの外被延長部４
３と４４はその一方が他方内に当接し、即ち延長
部４４の端部５３が延長部４３の内壁５６に接し
て一定長さの外被を形成するので、運転者はなお
制御装置を作動することができ、クラツチの分離
前にペダルの無効行程が大きいことを感知するこ
とにより調節装置の作動が完全ではないことを検
出できる。カラー４８を具えた延長部４３は延長
部４４と協働してケーシングを構成しており、こ
のケーシングは、調節装置内への不純物の侵入を
防止するバツフルを形成している肩部５１と５２
の協働により、確実に密着されている。また、肩
部５１と５２は、単に延長部４４を延長部４３内
へ弾性的に挿入することにより調節装置が確実に
組立てられるようにして、ケーブルを車両に設置
する際に調節装置が不意に開いてしまうのを防止
している。
置の作動を説明する。運転者がペダル２２を押す
ことによつて制御装置を作動すると、ケーブル１
０は外被１２に対して軸方向に移動する。この移
動中、ケーブルは錠止部材６２に堅固に固定され
ている制御部材８０を摩耗によつて移動させる。
この結果、運転者がケーブル１０を操作すると直
ちに、錠止部材６２は第２図の右方に移動して、
第２図に示すようにボール７４を軸受面６７と６
８間に楔止めさせる。ボール７４が軸受面間に楔
止めされると直ちに、錠止部材６２は外被延長部
４３と４４を相互に固定して、従来のケーブル外
被と同様に一定長さの外被を形成させる。ケーブ
ル１０に作用する力は反力として外被１２、従つ
て外被延長部４３と４４に作用し、同延長部は外
被１２の短縮に相当する方向に働く力を受ける。
この力は２つの外被延長部間のボール７４の楔作
用を増幅させ、２つの延長部を相対軸方向位置に
固定すると共に同延長部に対し錠止部材６２を固
定する。この時点から、ケーブル１０がさらに右
方へ移動されると、ボール７４によつて発揮され
る楔力はケーブル１０によつて制御部材８０に発
揮される摩擦力よりも大きくなるため、制御部材
８０はもはや摩擦力によつては移動されなくな
り、ケーブル１０は制御部材８０に対して摺動す
ることとなる。従つて、機械的制御装置は外被が
連続している従来の機械的制御装置のように働
き、運転者はクラツチ３０の分離を確実に制御す
ることができる。運転者がペダル２２へ加える力
を解放すると、ケーブル１０はクラツチ３０の戻
しばね３６によつて戻し力を受けて左方へ軸方向
に移動する。戻しばね３６によつてケーブル１０
に加えられた力はまた反力として外被の２つの部
分４１と４２、従つて外被延長部４３と４４に伝
えられる。上述したと同様の態様で、延長部４３
と４４に伝えられた反力は同延長部間のボール７
４の楔作用を増幅させ、延長部を互いに固定する
と共に延長部に対し錠止部材６２を固定する。ケ
ーブルの戻り移動中、ケーブルは錠止部材６２の
制御部材８０に対して摺動する。この摺動はクラ
ツチが係合位置に接近するまで続く。クラツチが
係合位置に近づく間、ケーブルに、また反力とし
て外被に作用する戻し力はクラツチが係合位置と
なるまで漸次減少し、この係合位置においては外
被及びケーブルに作用する力は零となる。ケーブ
ルに作用する力は、その減少中、制御部材８０に
対しケーブル１０を摺動させる限界力に相当する
所定値を通過し、この所定値以下では、ケーブル
は摩擦によつて制御部材を再び移動させて錠止部
材６２を左方へ移動させる。錠止部材６２の左方
への移動はボール７４の楔作用を解除し、外被延
長部４３と４４を分離させることができる。錠止
部材６２の左方への移動は、円筒形スリーブ６６
の自由端部６５が座金に当接することによつて、
制限される。延長部４４に対する錠止部材６２の
行程は同部材の解放に必要な値ｌに限定される。
制御装置の休止位置において、２つの延長部４３
と４４は互いに対して自由に抜差し自在に摺動
し、コイルばね５４の作用により外被１２の長さ
を自動的に調節して制御装置内に生じ得る間隙を
自動的に補整することができる。このように、自
動調節装置４０を備えた機械的制御装置は、同装
置内に生じる間隙を調整できると共に、車両又は
従来のケーブルにストツプ又はケーブルフエール
のような取付装置を使用することなく、従来の制
御ケーブルの代りとしてすべての車両に設置でき
る「自動調節」ケーブルを構成している。この特
徴は、嵩張りを抑制することが最も重要な課題の
１つとなつている最近の車両にケーブルを設置す
る上で特に有益である。また、この自動調節ケー
ブルを車両に装着することにより、調節あるいは
取付装置の使用が不要であり、ケーブルと組合わ
される受け部材の適正な作動に関する信頼性を確
実なものとすることができる。特に、ペダルによ
つて構成された駆動部材の休止位置は常に一定に
維持できる。さらに、本発明による自動調節装置
はあらゆる長さのケーブルに用いることができ、
ケーブルの製造は調節装置が挿入される２つの外
被の部分の長さを使用者の要求に適応させるよう
に変更するだけでよい。またさらに、調節装置を
備えた機械的制御装置は、ケーブルが途中で切れ
ていない型のものであるので、特に調節装置に故
障が生じた場合でも常に信頼性及び安全性を発揮
できる。事実、例えばボールによる楔作用式の装
置の作動が完全でない場合、２つの外被延長部４
３と４４はその一方が他方内に当接し、即ち延長
部４４の端部５３が延長部４３の内壁５６に接し
て一定長さの外被を形成するので、運転者はなお
制御装置を作動することができ、クラツチの分離
前にペダルの無効行程が大きいことを感知するこ
とにより調節装置の作動が完全ではないことを検
出できる。カラー４８を具えた延長部４３は延長
部４４と協働してケーシングを構成しており、こ
のケーシングは、調節装置内への不純物の侵入を
防止するバツフルを形成している肩部５１と５２
の協働により、確実に密着されている。また、肩
部５１と５２は、単に延長部４４を延長部４３内
へ弾性的に挿入することにより調節装置が確実に
組立てられるようにして、ケーブルを車両に設置
する際に調節装置が不意に開いてしまうのを防止
している。
本発明は上述した実施例にのみ限定されるもの
ではない。特に制御部材８０とケーブル１０の覆
いの材料に関する限りでは、これら要素間の摩擦
係数を適正にするため幾多の変更が可能である。
制御部材は、ケーブルに作用する力がコレツトを
開くような所定値に達するまでケーブルを掴持す
る、マンドレル工具に似た形状のコレツトに置換
されてもよい。同様に、錠止部材６２は、楔作用
によつて２つの延長部４３と４４を固定し且つ楔
力がケーブルにまた反力として外被に作用する力
に比例するものであれば、異なつた形状であつて
もよい。
ではない。特に制御部材８０とケーブル１０の覆
いの材料に関する限りでは、これら要素間の摩擦
係数を適正にするため幾多の変更が可能である。
制御部材は、ケーブルに作用する力がコレツトを
開くような所定値に達するまでケーブルを掴持す
る、マンドレル工具に似た形状のコレツトに置換
されてもよい。同様に、錠止部材６２は、楔作用
によつて２つの延長部４３と４４を固定し且つ楔
力がケーブルにまた反力として外被に作用する力
に比例するものであれば、異なつた形状であつて
もよい。
図示しない本発明の他の実施例において、調節
ばね５４は調節装置４０の外側に配置されてい
る。この実施例においては、ばね５４は外被の部
分４１と同心的に且つその外側に配置される。ば
ね５４の一端部は外被の部分４１に固定された肩
部に支持され、他端部は外被延長部４４に形成さ
れる半径方向に延びた肩部に支持される。この実
施例によれば、調節装置の全長を短縮できる。
ばね５４は調節装置４０の外側に配置されてい
る。この実施例においては、ばね５４は外被の部
分４１と同心的に且つその外側に配置される。ば
ね５４の一端部は外被の部分４１に固定された肩
部に支持され、他端部は外被延長部４４に形成さ
れる半径方向に延びた肩部に支持される。この実
施例によれば、調節装置の全長を短縮できる。
第１図は本発明による機械的制御装置を自動車
用摩擦クラツチに適用して示す概略図、第２図は
制御装置の軸方向の断面図、第３図は第２図の制
御装置の錠止部材の部分的な詳細断面図、第４図
は第３図の線４−４に沿つた断面図、第５図は第
３図の線５−５に沿つた断面図である。 １０……ケーブル、１２……外被、２２……ペ
ダル、３０……摩擦クラツチ制御フオーク、３６
……クラツチ戻しばね、４０……自動調節装置、
４１，４２……外被の部分、４３，４４……外被
延長部、５４……調節ばね、６２……錠止部材、
６４……連結装置、６６……円筒形スリーブ、６
７……円錐形軸受面、６８……円筒形軸受面、７
４……ボール、７６……穴、８０……制御部材、
８２……割りばねコレツト、８４……孔、８６…
…ばね。
用摩擦クラツチに適用して示す概略図、第２図は
制御装置の軸方向の断面図、第３図は第２図の制
御装置の錠止部材の部分的な詳細断面図、第４図
は第３図の線４−４に沿つた断面図、第５図は第
３図の線５−５に沿つた断面図である。 １０……ケーブル、１２……外被、２２……ペ
ダル、３０……摩擦クラツチ制御フオーク、３６
……クラツチ戻しばね、４０……自動調節装置、
４１，４２……外被の部分、４３，４４……外被
延長部、５４……調節ばね、６２……錠止部材、
６４……連結装置、６６……円筒形スリーブ、６
７……円錐形軸受面、６８……円筒形軸受面、７
４……ボール、７６……穴、８０……制御部材、
８２……割りばねコレツト、８４……孔、８６…
…ばね。
Claims (1)
- １ 弾性戻し装置３６を具えた受け部材３０に一
端部２８を連結され、可撓性外被内を軸方向に摺
動自在なケーブル１０と、発生する間〓の関数と
して外被の長さを変化させる自動調節装置４０と
を含み、上記調節装置４０が外被の部分４１，４
２間に挿入された２つの抜差し自在な外被延長部
４３，４４を含んでいる機械的制御装置におい
て、上記外被延長部４３，４４は、一方が他方内
に抜差し自在に収容され調節ばね５４によつて互
いに離れるように軸方向に付勢された２つの管状
の部片で構成され、該部片間に収容されている楔
作用錠止部材６２は、上記管状の外被延長部４
３，４４と同軸の円筒形スリーブ６６と、該スリ
ーブ６６に形成された半径方向の穴７６内に自由
に装架されて、上記外被延長部の一方４３に形成
された円筒形軸受面６８及び該円筒形軸受面に対
向して上記外被延長部の他方４４に形成された円
錐形軸受面６７と協働するボール７４とを含み、
上記両軸受面６８，６７は互いに協働して、作動
時楔作用により外被延長部４３，４４を相互に固
定するように上記ボール７４を収容する凹所７２
を形成し、錠止部材６２に固定されるとともに摩
擦連結部を介してケーブル１０に連結されている
制御部材８０は、ケーブル１０を摺動自在に収容
する孔８４を具えた可撓材料製の本体を含むばね
コレツト８２と、上記本体を圧縮して孔８４の内
壁をケーブル１０の外面１１に接触保持し上記摩
擦連結部を形成するばね８６とによつて構成さ
れ、上記制御部材８０は、作動時外被延長部４
３，４４が相互に固定されるまで、ケーブル１０
によつて錠止部材の楔作用に相当する方向へ軸方
向に移動されるが、ケーブルに作用する戻し力が
所定値より小さくなつた時には、ケーブルによつ
て解除方向へ軸方向に移動されることを特徴とす
る機械的制御装置。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8026284A FR2496197A1 (fr) | 1980-12-11 | 1980-12-11 | Commande mecanique par cable coulissant axialement dans une gaine flexible |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57123429A JPS57123429A (en) | 1982-07-31 |
| JPH027090B2 true JPH027090B2 (ja) | 1990-02-15 |
Family
ID=9248937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56198759A Granted JPS57123429A (en) | 1980-12-11 | 1981-12-11 | Mechanical controller |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4464950A (ja) |
| EP (1) | EP0055649B1 (ja) |
| JP (1) | JPS57123429A (ja) |
| AR (1) | AR225991A1 (ja) |
| AU (1) | AU543706B2 (ja) |
| BR (1) | BR8107959A (ja) |
| DE (1) | DE3162701D1 (ja) |
| ES (1) | ES8301336A1 (ja) |
| FR (1) | FR2496197A1 (ja) |
| PT (1) | PT74102B (ja) |
Families Citing this family (43)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3379072D1 (en) * | 1982-09-14 | 1989-03-02 | Edgar Hoyle | Self-adjusting clutch mechanism |
| JPS5975923U (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-23 | 株式会社大金製作所 | クラツチクリアランス一定化装置 |
| GB8305495D0 (en) * | 1983-02-28 | 1983-03-30 | Bwp Controls | Cable and sleeve connectors |
| FR2551149B1 (fr) * | 1983-08-25 | 1985-10-18 | Dba | Dispositif de commande mecanique a cable avec systeme de prereglage |
| FR2553479A1 (fr) * | 1983-10-14 | 1985-04-19 | Dba | Dispositif de commande mecanique a cable avec systeme de prereglage |
| GB2157789A (en) * | 1984-01-19 | 1985-10-30 | Bowden Controls Ltd | Self-adjusting clutch control mechanism |
| FR2573158B1 (fr) * | 1984-11-14 | 1987-01-23 | Bendix France | Dispositif de commande mecanique a cable a reglage automatique |
| FR2577330B1 (fr) * | 1985-02-13 | 1987-02-20 | Bendix France | Dispositif de commande mecanique a cable a reglage automatique |
| GB8507803D0 (en) * | 1985-03-26 | 1985-05-01 | Bowden Controls Ltd | Self-adjusting clutch control mechanism |
| GB8520612D0 (en) * | 1985-08-16 | 1985-09-25 | Bwp Controls Ltd | Cable-&-sleeve connections |
| FR2589206B1 (fr) * | 1985-10-25 | 1988-04-08 | Bendix France | Dispositif de commande mecanique a cable a reglage manuel |
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| AU584783B2 (en) * | 1986-02-21 | 1989-06-01 | Acco Babcock Inc. | Control cable adjuster device |
| FR2594912B1 (fr) * | 1986-02-26 | 1988-06-10 | Bendix France | Commande mecanique a cable a reglage automatique |
| US4762017A (en) * | 1986-10-10 | 1988-08-09 | Acco Babcock Inc. | Self-adjusting cable control device |
| JPS63119952U (ja) * | 1987-01-28 | 1988-08-03 | ||
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| WO1993022571A1 (de) * | 1992-05-07 | 1993-11-11 | Küster & Co. Gmbh | Vorrichtung zur längenkorrektur von mechanisch-flexiblen fernbetätigungen |
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| US5489011A (en) * | 1994-06-06 | 1996-02-06 | Chrysler Corporation | Vehicle clutch cable self-adjusting mechanism |
| ES2140298B1 (es) | 1997-04-23 | 2001-03-01 | Fico Cables Sa | Dispositivo ajustador para cables de mando. |
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