JPH0269896A - 火災監視方法 - Google Patents

火災監視方法

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JPH0269896A
JPH0269896A JP22170788A JP22170788A JPH0269896A JP H0269896 A JPH0269896 A JP H0269896A JP 22170788 A JP22170788 A JP 22170788A JP 22170788 A JP22170788 A JP 22170788A JP H0269896 A JPH0269896 A JP H0269896A
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JP
Japan
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monitoring
fire
infrared
infrared ray
supervisory
Prior art date
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Pending
Application number
JP22170788A
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English (en)
Inventor
Kunio Nakamura
中村 邦雄
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、火災監視方法に関し、詳しくは、都市部や
市街地、博覧会場、工場敷地内等において、火災の発生
を監視し発見する火災監視方法に関するものである。
従来の技術 火災監視システムもしくは方法としては、古来より火の
見やぐらを使った目視による監視方法があり、監視員に
よる目視にかえて、テレビカメラと監視モニタによって
火災を監視する方法もある。
しかし、現在の都市部においては、高層ビルが建ち並び
、はとんど見通しが効かないため、火の見やぐらでは用
をなさなくなってきている。第4図は、従来の火見やぐ
らによる監視状態を示しており、ある区域4を1個所の
火の見やぐら6で監視しようとすると、建物1等の影に
なる部分5が生じるため、区域全体を充分に監視するこ
とができない。また、目視や監視モニタの場合、監視員
が絶えず注視していなければならず、監視員の労力が大
変であるとともに、火災を見逃す可能性もある。
そこで、現在では、従来のような火の見やぐら等による
監視システムよりも、電話等による通報システムが重要
視されている。
発明が解決しようとする課題 ところが、電話等による通報システムでは、あくまでも
、−絞入の監視活動に頼っており、夜間の連続監視や近
くに人がいない場所での監視等には適していない。また
、−絞入からの通報には、誤った情報が流れ込む心配も
ある。
そこで、この発明の課題は、従来の火の見やぐらや電話
通報システム等の欠点を解消し、一定置域内で、火災の
発見率が高く、誤認率が低いとともに、昼夜連続して火
災監視することのできる方法を提供することにある。
課題を解決するだめの手段 上記課題を解決する、この発明のうち、請求項1記載の
発明は、焦電形一次元アレイ赤外検出器、走査機構およ
び赤外集光系からなる赤外監視装置を、一定地域内にお
いて、複数個所の高所に設置しておき、各赤外監視装置
からの監視情報を集中管理するようにしている。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の実施
に際し、赤外監視装置における走査の1周期分の監視デ
ータを記憶し、この監視データに、予め定めた値よりも
大きな信号変化が認められた時に、火災の発生であると
判断するようにしている。
請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の発明の実施
に際し、赤外監視装置が、複数波長の赤外線を監視し、
この複数波長の監視データに、予め定めた組み合わせの
信号変化が認められた時に、火災の発生であると判断す
るようにしている。
請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の発明の実施
に際し、走査機構による走査方向を、焦電形一次元アレ
イ赤外検出器のアレイ配列方向と直交させるようにして
いる。
作用 請求項1記載の発明によれば、焦電形一次元アレイ赤外
検出器、走査機構および赤外集光系からなる赤外監視装
置で、火災から出る赤外線を捕らえることができる。そ
して、一定置域内において、不規則に配置された高層ビ
ル群等、複数個所の高所に、上記赤外監視装置を、適宜
分散配備しておくことによって、互いの監視領域を補い
合って死角を無くすることができる。これら複数の赤外
監視装置からの監視情報を、中央監視所等で集中管理す
ることによって、少ない人数で、昼夜連続して火災監視
を行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、赤外監視装置における連
続した監視データから、火災の発生によって変化する大
きな信号変化を捕らえることによって、火災の発生を確
実に知ることができる。
請求項3記載の発明によれば、通常時と火災時とで、発
生する赤外線成分が異なることを利用し、複数波長の赤
外線を監視しておくことによって、より確実に火災の発
生を知ることができる。
請求項4記載の発明によれば、赤外監視装置において、
線状の監視範囲を有する焦電形一次元アレイ赤外検出器
を、アレイを構成する焦電素子の配列方向と直交する方
向に走査することによって、二次元的な監視範囲を監視
できるとともに、一次元アレイ配列中で火災を発見した
素子位置と、そのときの走査機構の移動位置とから、監
視範囲内での火災発生位置の同定を行うことができる。
実施例 ついで、この発明を、実施例を示す図面を参照しながら
、以下に説明する。
第1図は、赤外監視装置2の全体構造を示しており、チ
タン酸鉛セラミックス等の焦電素子を、例えば、ピッチ
0.5mで64素子並べたものからなる、焦電形一次元
アレイ赤外検出器7(以下一次元アレイ検出器と記す。
)を備えている。この一次元アレイ検出器7の前に、例
えば、焦点距離35mの集光鏡8を配置して、一定の視
野範囲を監視できるようにしている。この一次元アレイ
検出器7と集光鏡8とを、走査機構となる視野走査系9
で回転させる。赤外監視装置2の瞬時における監視範囲
10は、一次元アレイ検出器7のアレイ配列方向に沿っ
た線状になるが、走査機構9で一次元アレイ検出器7を
回転させることによって、一次元アレイ検出器7でアレ
イ配列方向と直交する方向に走査することになり、全体
の監視範囲3は、ドーナツ状になっている。
第2図に示すように、上記のような赤外監視装置2を建
築物1の屋上環に設置するが、図示した実施例では、近
距離用の赤外監視装置2aと遠距離用の赤外監視装置2
bの2台を1組にして設置している。すなわち、近距離
用の赤外監視装置2aは、建築物1の真下から近くのみ
を監視範囲3aとし、遠距離用の赤外監視装置2bは、
上記監視範囲3aの外側の広い監視範囲3bをカバーし
ており、2台の赤外監視装置2a、2bを組み合わせる
ことによって、建築物1の周囲の広い範囲全体を監視す
ることができる。赤外監視装置2の設置場所は、高い建
築物1の屋上のほか、周囲の広い範囲を監視できるよう
な高所であれば、各種の塔や構造物にも設置できる。
第3図は、複数の建築物が配置された一定区域内での監
視状況を示している。図示した実施例では、一定置域4
内において、A−Dの4個所の建築物1に前記第2図の
ような監視装置を設置している。3個所の建築物1の監
視範囲3A、  3B。
3C,3Dが、互いに補い合うことによって、定置域4
全体にわたって、はぼ死角ができないようになっている
。ただし、図では、わずかな死角部分5が残っているが
、この死角5は、監視範囲が図示されていないD位置の
監視装置によって監視することができるので、一定置域
4全体にわたって死角がなくなる。但し、上記のような
わずかな死角部分5であれば、他の監視手段を併用した
り、例えば、図中で監視区域4の左側に隣接する監視区
域に設置された監視装置からの情報を得ることによって
、死角をなくすこともできる。
このような監視方法であれば、図からも明らかなように
、各監視装置の監視範囲3A、  3B、  3C,3
Dが重なる部分ができるが、このような重複した監視範
囲では、複数の監視情報を総合的に判断することによっ
て、より正確に火災を発見することができる。また、一
定の監視区域4の外側にも監視範囲3A、3B、3G、
3Dが及んでいるので、隣接する監視区域同士で監視情
報を提供し合うことによって、より効率的で漏れのない
監視体制をとることができる。
各監視装置からの監視情報の収集や受は渡しは、監視区
域4の中央等にある中央監視所11で行う。
この中央監視所11は、各監視装置と適宜通信手段によ
って結ばれているとともに、中央監視所11には、監視
情報を処理するためのコンピュータや火災警報を発した
り、火災の発生状況を連絡するだめの連絡設備等が備え
られている。このような集中管理用の中央監視所11と
各監視装置とによって、一定置域4内の火災監視システ
ムが構成される。
赤外線監視装置2には、視野走査系9の1周期分の監視
データを記憶する画像メモリが設けられ、この画像メモ
リに貯えられた監視データが、予め定められた値よりも
大きな信号変化を示した場合に、火災の発生であると判
断する。例えば、監視している赤外線量が、時間的に5
0%変動し、その変動レベルが3周期にわたって持続す
るか増大したときに、火災の発生と判断し、警報を発す
るようにしておく。また、後述するように、火災の発生
位置を同定することもできるので、監視区域4の地図デ
イスプレィ上に、火災の発生位置を表示することもでき
る。
つぎに、上記した赤外線監視装置2では、一定の波長の
赤外線のみを監視していたが、複数波長の赤外線を監視
することによって、火災の発見をより確実に行える。例
えば、10μm帯と4μm帯の2波長について監視して
おき、火災の発生によって増加する4μm帯の増加率が
、10μm帯の増加率に対して1.5倍以上になったと
きに、火災の発生であると判断することができる。この
ように、複数波長の赤外線を監視する場合、その監視波
長は、火災の発生によって増加する波長、変化のない波
長あるいは減少する波長を、監視区域4の環境等に応じ
て、火災発見率が高く誤認率が低くなるような組み合わ
せで、適当に選択して監視するようにすればよい。
監視区域4内において、正確な火災発生位置を知るには
、第1図に示した赤外監視装置2において、視野走査系
9からのクロック信号によって、一次元アレイ検出器7
の回転角度、すなわち監視範囲30円座標のうち角度座
標を決定することができる。また、円座標のうちの径方
向の座標は、一次元アレイ検出器7に並んだ焦電素子の
うちの、何番目の素子から出力が出ているかを知ること
によって決定することができる。
このように、赤外監視装置2からのクロック信号と素子
チャンネル番号との情報によって、その赤外監視装置2
の監視範囲3の、どの位置で火災が発生したかが判る。
赤外監視装置2は、監視区域4内の複数個所に設置され
ているので、監視区域4を示すマツプ上で、火災の有無
等が明確に識別できるようなシステムを組むことによっ
て、監視区域4全体にわたって、どの位置で火災が発生
したかを確実に知ることができる。複数の赤外監視装置
2による火災発生位置の情報を総合的に判断することに
よって、より正確な火災発生位置の同定が行える。
発明の効果 以上に述べた、この発明のうち、請求項1記載の発明に
よれば、火災から出る赤外線を捕らえて火災の発生を知
ることのできる赤外監視装置を複数個所の高所に設置し
、各赤外監視装置の監視情報を集中管理することによっ
て、一定置域内の火災を、はとんど人手をかけることな
く、昼夜連続して自動的に監視することができる。した
がって、従来のように、監視員が絶えず監視モニタを注
視するような作業から解放されるとともに、火災を見逃
す心配もない。
また、複数の赤外監視装置からの情報を総合的に判断す
ることによって、誤認率を著しく低減することができ、
監視システム全体の信頼性を向上させるとともに、監視
情報の質を高めて、人的負担も著しく軽減できる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の上記効果
に加え、赤外監視装置における連続した監視データから
、火災の発生によって変化する大きな信号変化を捕らえ
ることによって、火災の発生および発生位置等を確実か
つ自動的に知ることができ、火災の発見率をより高め、
誤認率を低減することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の上記効果
に加え、複数波長の赤外線を監視しておくことによって
、さらに火災の発見率を高め、誤認率を低減することが
できる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の上記効果
に加え、一次元アレイ素子を走査することによって、二
次元的な広い監視範囲を監視できるとともに、一次元ア
レイ素子の素子位置と走査機構の移動位置とから、監視
範囲内での火災発生位置の同定を行え、火災の発生と同
時に発生位置を正確に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる火災監視方法に用いる赤外監
視装置の構造および監視範囲を示す模式的説明図、第2
図は建築物への設置状態および監視範囲を示す模式的説
明図、第3図は監視システム全体の構成および監視範囲
を示す平面図、第4図は従来の監視方法を示す平面図で
ある。 1・・・高所となる建築物、2・・・赤外監視装置、3
・・・監視範囲、4・・・監視区域、6・・・集中管理
用中央監視所、7・・・焦電形一次元アレイ赤外検出器
、8・・・赤外集光系、9・・・走査機構。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝ほか1名第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)焦電形一次元アレイ赤外検出器、走査機構および
    赤外集光系からなる赤外監視装置を、一定区域内におい
    て、複数個所の高所に設置しておき、各赤外監視装置か
    らの監視情報を集中管理するようにする火災監視方法。
  2. (2)赤外監視装置における走査の1周期分の監視デー
    タを記憶し、この監視データに、予め定めた値よりも大
    きな信号変化が認められた時に、火災の発生であると判
    断する請求項1記載の火災監視方法。
  3. (3)赤外監視装置が、複数波長の赤外線を監視し、こ
    の複数波長の監視データに、予め定めた組み合わせの信
    号変化が認められた時に、火災の発生であると判断する
    請求項2記載の火災監視方法。
  4. (4)走査機構による走査方向を、焦電形一次元アレイ
    赤外検出器のアレイ配列方向と直交させるようにする請
    求項1記載の火災監視方法。
JP22170788A 1988-09-05 1988-09-05 火災監視方法 Pending JPH0269896A (ja)

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JP22170788A JPH0269896A (ja) 1988-09-05 1988-09-05 火災監視方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02299097A (ja) * 1989-05-12 1990-12-11 Matsushita Electric Works Ltd 赤外線受光型火災検知装置
US5074964A (en) * 1989-05-08 1991-12-24 Valmet-Ahlstrom Inc. Web forming apparatus having a double wire section
JP2000215364A (ja) * 1999-01-26 2000-08-04 Hochiki Corp 炎検出装置

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