JPH026887A - 空気層流による有害物質の除去方法及びその装置 - Google Patents

空気層流による有害物質の除去方法及びその装置

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JPH026887A
JPH026887A JP1033494A JP3349489A JPH026887A JP H026887 A JPH026887 A JP H026887A JP 1033494 A JP1033494 A JP 1033494A JP 3349489 A JP3349489 A JP 3349489A JP H026887 A JPH026887 A JP H026887A
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Mark E Mateson
マーク エドワード マテソン
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    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H1/00Buildings or groups of buildings for dwelling or office purposes; General layout, e.g. modular co-ordination or staggered storeys
    • E04H1/12Small buildings or other erections for limited occupation, erected in the open air or arranged in buildings, e.g. kiosks, waiting shelters for bus stops or for filling stations, roofs for railway platforms, watchmen's huts or dressing cubicles
    • E04H1/1277Shelters for decontamination
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/16Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by purification, e.g. by filtering; by sterilisation; by ozonisation
    • F24F3/163Clean air work stations, i.e. selected areas within a space which filtered air is passed

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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Prevention Of Fouling (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、有害物質汚染の抑制、及び、特に、建築物の
室内壁から有毒物質を剥離することに従事している作業
者に対して、安全な作業現場を提供する為の空気層流に
よる有害物質の除去方法及びその装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
有害物質で汚染している場所で作業している人々は重大
な健康障害に直面している。特に危険な場所として、建
築物内の壁面から、アスベスト被覆層を剥離する場所が
挙げられる。
これらの被覆層が剥離される時、アスベスト繊維は空気
中に飛散し、これらの繊維で重大な健康障害が発生する
ことはよく立証されている。空気中に飛散する繊維の量
を減少させる為に、剥離前に被覆層は湿潤される。それ
でも、重大な健康障害が発生するに十分なかなりの繊維
はなお飛散する。
飛散した!a維を含有するアスベスト剥離域を囲い込む
技術は周知のことである。これらの囲い込みは、空気中
に浮遊しているアスベスト繊維が建物の他の地域へ広が
るのを防止する為に、できるだけ継ぎ目の少いプラスチ
ックシートで作られている。しかしながら、囲い込み内
の空気は、最終的には排気しなければならないため、排
気中の有毒物は、建物内の人々にとって、又外部に排気
されたなら、建物の外部の人達に健康障害を発生する。
したがって、空気中の微粒子物質を除去する為に、囲い
込み内に自由に設置できる空気濾過装置を備えることは
周知である。例えば、空気濾過装置は囲い込みの内部全
体に、空気を循環するように配置される。また清浄空気
で作業者を包囲するように、囲い込み内の作業者に向け
て空気濾過装置の排出口を向けることも周知である。
しかしながら、この空気濾過装置は、囲い込み内のある
地域に他の地域よりも結果としてより高い空気流を供給
してしまい、微粒子物質をある地域に集中させてしまう
さらに、作業現場に連通ずる浄化室は、一般的に使用さ
れている。これらの浄化室は、作業者が資材を保管し、
シャワーを浴び、更衣するスペースを備えている。通常
空気流は、作業現場からの微粒子物質の広がりを抑制す
る為に、浄化室を通して供給されている。それにもかか
わらず、微粒子物質は、これらの部屋の床の隅に集積す
ることが確認されている。
米国特許第4,604,111号明細書には、a害物質
の発生源とともに浄化室のスペースのまわりに囲い込み
をすることを示している。空気流は、囲い込みを通り、
さらに浄化室を通して供給される。そしてこの空気は浄
化され排気される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、浄化室の吸、排気は、浄化室を通り、浄
化域を通って、空気が排気する前に、様てなかったり又
は一定でないパターンの空気流が結果的に起きるような
位置になっている。
したがって、前記特許記載の装置は、なおも、隅部に微
粒子物質を集積してしまい、これによって健康障害が発
生してしまう。
危険物質が、作業現場で剥離された時、囲い込み内の粒
子の濃度が常時計Δ−1されている。従来の装置におい
ては、有毒物質の剥離に、囲い込み内の異なった点で、
濃度のピークがあることを示している。これらのピーク
は、安全レベルを越えている。
アスベストのような有毒物質の乾式又は湿式のどちらの
除去でも生じる危険は、走査電子顕微鏡で6,000か
ら10,000倍に拡大してflll+定される直径0
.1ミクロン、長さ2ミクロン程度の微小繊維を含んで
いることにあり、作業現場での繊維濃度を1d当り、0
.01本又はそれ以下に減少する方法及び装置によって
、回避され、又は、安全に制御される。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の装置は、多数の囲い込まれた浄化室を備えてい
る浄化スペースと、浄化スペースに通じている作業現場
と、浄化室間のエアロツクとを有している。作業現場の
壁を通る外気ダクトは、作業現場に新鮮な空気を供給し
ている。新鮮な空気は、各浄化スペースの全長にわたっ
て設けられる少なくとも2本の吸気ダクトにより、各浄
化室及び各エアーロックにも供給されている。浄化スペ
ースの排気ダクトを通って各室と各エアーロックから空
気が排出されて、排出された空気は、作業現場内に送り
込まれる。浄化スペースから排出された空気と、外気ダ
クトからの新鮮空気は、作業現場内で、本質的に均一な
空気流を相互に形成するように作用する。間隔をあけて
置いた空気濾過装置の第1列目は、この均一な空気流を
受け、空気を濾過し、空気濾過装置の第2列目に向って
、空気を吐出する。空気濾過装置の第2列目は、さらに
、空気を濾過し、作業現場からの出口であるダクト内に
濾過した空気を吐出し、そして、濾過した空気が排気さ
れる。
従って、本発明は、建物内で作業者を保護するばかりで
なく、外部環境が種々の有害物質で汚染されることを防
止する。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は、本発明の空気層流によるアスベス
ト除去装置10を示している。該装置10は、浄化スペ
ース12及び作業現場14を有している。浄化スペース
12は浄化室20.シャワー室22及び資材室24を有
し、同様に、各室20.22及び室22.24間のエア
ーロック26を有している。作業現場14は、有害物質
、特にアスベスト被覆層を、安全に剥離するとともに、
浄化スペース12と作業現場14間で通り抜けができる
開口部39を備える領域を画成するようにした囲い込み
である。
本発明の目的に対しては、そしてその他の状態で主旨が
示されている場合を除いては、浄化スペス12及び作業
現場14の壁は、天井、床および既存の壁、−時的又は
人工的に設置された壁も同様に意味し、含むものである
。従って、浄化スペース12及び作業現場14は、使用
している既存の囲い込みを形成し、又は例えばプラスチ
ックシートを使用している付加的な壁を部分的に使用し
ている。
しかしながら、どんな既存する壁が使用されようとも、
その壁はプラスチックシートで養生されている。適切な
プラスチックシートとしては、厚さ0. 15+ni 
(6mll )のポリエチレンが用いられる。歩行場所
には追加的な層を敷くことが望ましいと同様に、作業現
場12の壁には二層に貼ることが望ましい。
前記各室20,22.24間と、各エアーロック26に
接続する浄化スペース12の全ての壁は、出入口のよう
な密封可能な開口部を有している。
さらに、密封可能な開り部は、浄化スペース12の資材
室24と作業現場14の間の、開口部39を遮断するよ
うに設けられている。密封可能な開口部は、開口部をカ
バーして密封する為に、開口部の両側に、ポリエチレン
のようなプラスチックフィルムからなるフラップシール
ドア34を設けているフラップ・シールの出入口である
。人が通り抜ける時、空気圧に応じて、フラップ・シー
ルの出入口のフラップシールドア34は、所定の位置に
戻り高圧域から低圧域に空気が漏れ出るのを防止する。
このようにして、装置10の各々の密封可能な開口部は
、一方のフラップが閉じなくても、開口部の他方のフラ
ップが閉じる為に、開口いずれの側が陽圧であるかには
関係なく、フラップシールドア34によって閉鎖される
フラップ・シールの出入口は、耐久的に組立てられ、既
存の出入口の辺りに設置される。長さ約90cm (3
f e e t)のエアーロック26によって一つ室2
0,22.24から浄化スペース12を通って鎗の室に
通過する際に、他方のフラップシールドア34が開口す
る前に、もう一方のフラップシールドア34は完全に閉
鎖される。外部環境からの新鮮な空気は、2本の吸気ダ
クト30によって、浄化スペース12に供給される。第
2図で示すように、上記吸気ダクト30は、浄化スペー
ス12の上部の相対する垂直壁面37に設置されており
、ディフューザー31によって、各室20.22.24
及び浄化スペース12の各エアーロック26内に新鮮な
空気流を供給している。少なくとも1個のディフューザ
ー31が、各室20゜22.24及び各エアーロック2
6に設置されている。各々のディフューザー31は、独
立して各々のディフューザー31を通る空気流を調整す
る個々のダンパー(図示せず)を有している。ダクト3
0のディフューザー31からの新鮮な空気は、下方に流
れ、矢印60で示されているように、各室20,22.
24および浄化スペース12の各エアーロック26の中
央に向って流れ出る。
吸気ダクト30によって浄化スペース12に供給される
新鮮な空気は、空気が各ダクト30の各高速ブロア29
によって該ダクト30に供給されるので、例えば窓(図
示せず)によって該除去装置10が設置されている建物
の外部環境から得ることができる。
浄化スペース排気ダクト32は、浄化スペース12の下
部に有害物質が蓄積されるのを防止する為に、吸気ダク
ト30の下部で、浄化スペース12の垂直壁37の下部
に設置されている。
第3図で一層顕著に示されているように、吸気ダクト3
0で供給される空気は、吸気ダクi・30によって下方
に吹き出し、各室20,22.24及び浄化スペース1
2の各エアロツク26の中央に流れる。そして、空気は
該排気ダクト32の排出レジスター33を通って該排気
ダクト32によって、各室20,22.24及び各エア
ーロック26から排出される。各レジスター33は、空
気の排出量を独立に調整する為のダンパー(図示せず)
を設けている。
密封可能な開口部39の近辺では、ダクトの排気口は、
排出された空気を浄化スペース12から作業現場14内
に供給するよう作業現場14の壁36内に前記排気ダク
ト32を備えている。該ダクト32が、浄化スペース1
2の床にそって延びているので、該ダクト32に最適な
排気口は、作業現場14の床に近接して設置されている
。しかしながら、該ダクト32からの空気は、第一壁3
6にそって、どんな高さに排気してもよく、該ダクト3
2からの空気が通過する為の第一壁36の開口は必要に
応じて設置される。作業現場14内に延びている前記ダ
クト32の一部に設けられている高速ブロア35は、作
業現場14内に排出空気を吹き出す。 このようにして
、外部環境からの新鮮な空気は、各室20,22.24
及び浄化スペース12内の各エアーロック26の上部に
供給され、各室20,22.24及び浄化スペース12
内の各エアーロック26から流出し、作業現場14の第
一壁36のダクト口を通じて、作業現場14内にf供給
される。
第1図で示されているように、第一壁36は、作業現場
14の外気ダクト40の貫通孔38を有している。作業
現場14内に新鮮な空気を送る外気ダクト40によって
、作業現場14に供給される空気は、吸気ダクト30の
為に前述されたように、外部環境、例えば窓(図示せず
)から得られる。作業現場の新鮮な空気を送る外気ダク
ト40からの新鮮な空気は、第一壁36から作業現場1
4内に向って流れる。外気ダクト40の貫通孔38は第
一壁36の上部と下部の間のおおよそ中程に設置される
のが望ましい。
このようにして、空気は、第一壁36の壁面に突出して
一定間隔に設けられた前記排気ダクト32及び外気ダク
ト40によって、作業現場14の第一壁36から吹き出
す。最適の微粒子除去及び空気中に浮遊している微粒子
の最少濃度は、各ダクト32.40が第一壁36の壁面
全体に渡っておおよそ等距離で、一定間隔に設けられた
場合に得られる。該ダクト32及びダクト40によって
、第一壁36から遠くに吹き出す空気は、高速度で移動
し、本質的な層流状態で、作業現場14の第一壁36か
ら相反する第二壁42に向って作業現場14の全体に流
れ、それによって、第一壁36から遠くに、均一に空気
を供給する。従ってアスベスト剥離作業は、通常は第一
壁36に近接して始り、すでに清浄化された作業現場1
4の地域の汚染を防止する為に、第二壁42に向けて実
施する。
作業現場14の第一壁36内に通っている外気ダクト4
0は、作業現場14から外部環境に空気が逆流するのを
防止する導入ダンパー(図示せず)を設置している。作
業現場14は、矢印50で示されているように、外に向
ってよりもむしろ、作業現場14に空気を吸入させる為
に、環境については負圧で保持され、こうして、外部環
境に汚染が漏出するのを防止する。この目的の為にはわ
ずかな負圧で十分である。
正常に作動していない場合は、陽圧が、作業現場14内
で発生する。この陽圧は、外気ダクト40を通して、外
部環境に汚染を漏出する。陽圧のこのような課程では、
作業現場14の外側へ逆方向に作業現場14から流出す
る空気により外気ダクト40内の導入ダンパーは閉鎖し
、作業現場14から外部環境に空気が流出するのを防止
する。
さらに、各高速ブロア29,35及び独立的にコントロ
ールされたディフューザー31及びレジスター33と共
に導入ダンパーの使用は、浄化スペース12及び作業現
場14の圧力及び空気流のコントロールを可能にしてい
る。作業現場14内への空気の最適な配分は、矢印50
で示されているように、作業現場内に約10%の導入、
前記排気ダクト32による浄化スペース12から25%
及び残りは外気ダクト40による外気の導入とするのが
好ましい。
第一壁36から第一空気′層流の方向を基準として、遠
く離れて、一定の間隔に保たれて置かれたおおよそ等距
離の空気濾過装置44(第1図)の第1列目が設置され
ている。空気濾過装置44は空気の流れと面している側
面で空気を取り入れ、反対側から作業現場14の第二壁
42へ向って空気を吹き出す。取り入れられた空気は、
第二壁42へ向って吹き出される前に、空気濾過装置4
4内で濾過される。かくして、第一壁36から第二壁4
2べ向って流れている前記空気濾過は、空気濾過装置4
4内に取り入れられ濾過され、第二の空気層流を形成す
るために高流量で同方向へと送り出される。空気濾過装
置44の吸気及び排気の高い方のパラメータは、作業現
場の床と天井との中間に位置させる。空気濾過装置44
の第一列からの第二の空気層流は、第二の空気濾過装置
46へと進む。空気濾過装置46は空気濾過装置44と
同じ設計である。空気濾過装置46は、前に空気濾過装
置44で述べた様に、第二の空気層流と直面している空
気濾過装置46の側面でその流れを取り入れる。この様
に、該装置10は、作業空間14へ端から端まで空気層
流を供給し、微粒子の高濃度化と蓄積を防止する。空気
a過装置46は、その中で空気を濾過し、第二壁42の
貫通孔49を貫通するダクト48からその空気を排出す
る。ダクト48からの空気は、外部環境、例えば窓(図
示せず)を通して排出される。空気濾過装置46の吸気
及びυト気のより高い方のパラメータは作業現場コ−4
の床と天井とのおよそ中間に設けられる。第二壁42を
通るダクト48の通路のために貫通孔49のより高い方
のパラメーターが便宜上選ばれる。
ダクト48は壁42を通る前にダクト(図示せず)に接
続されている。各空気濾過装置44,46の空気流は、
加減抵抗器で調節される。各空気濾過装置44.46は
、内部にある高効率微粒子フィルターを通して1分間に
少なくとも約450m’  (5,000キュービック
フィート:ft3)の空気を処理できるものを選定する
。各空気濾過装置44.46の台数は、作業現場14内
の空気の所望の交換回数例えば、1時間当り、約14回
となるように決められる。与えられた大きさの作業現場
14に必要な空気濾過装置の数を決定するためとして、
作業現場14の容積(ft’)は空気濾過装置44.4
6が処理するように設定されている空気の1分間当りの
体In(ft3)を乗じたものである。そして1時間当
りの空気交換回数が設定される。通常は、作業区域と浄
化区域の両方で1時間に少なくとも12回新鮮な空気に
交換することが望ましく、また−層危険な状況では1時
間当り20回迄の交換が望ましい。
以上述べてきた装置及び方法によって建物内部の作業現
場や建物の外部に対し有毒な物質の濃度を安全な水準へ
と減少させ、除去作業に従事する作業者やその付近にい
る人達が効果的・経済的にその接触から守られる。
上記説明は、発明の一実施例であるが、本発明の技術的
思想及び範囲から逸脱しない範囲で成されるであろう他
の実施例や変更例は当業者によって理解され評価される
であろう。従って本発明は特許請求の範囲で示されてい
る特徴及び見地と等しい全ての範囲を含むものである。
〔発明の効果〕
以上説明したごとく、本発明によれば、アスベスト等の
有害物質の除去作業を安全に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の概略平面図、第2図は、第1図
の装置の浄化スペースの一部概略拡大縦断面図、第3図
は第1図の装置の浄化スペースの正面図である。 10・・・空気層流によるアスベスト除去装置12・・
・浄化スペース  14・・・作業現場  20・・・
浄化室  22・・・シャワー室  24・・・資材室
26・・・エアーロック   30・・・吸気ダクト4
0・・・外気ダクト  44.46・・・空気濾過装置
時  許  出  願  人  マーク  エドワー 
ド戸 川 眞 彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の囲み込まれた浄化室及びそれらの室間のエア
    ーロックを備える浄化スペースと、相対している第一壁
    及び第二壁を有し、第一壁の開口部を通して浄化スペー
    スと連通し、第一壁を貫通する外気ダクトを有する作業
    現場と、外気ダクトを通して作業現場に外気を供給し、
    第一壁から排気方向に突出して外気を吐出する手段と、 各室及び各エアーロックに新鮮な空気を供給する為に、
    浄化スペースの全長に亘って実質的に延設されている少
    なくとも二本の吸気ダクトと、各室及び各エアーロック
    から空気を排出する為に浄化スペースの全長に亘って実
    質的に延設されていて吸気ダクトから離れて一定の間隔
    で配置され、第一壁の排気ダクトの口を貫通している少
    なくとも二本の排気ダクト、 排気ダクト口を通り、第一壁から排出方向に向って排出
    された空気を吐出し、前記外気ダクトから排出された外
    気と相互に作用して前記第一壁から離れて実質的に均一
    な空気層流を形成する手段と、 均一の第一空気流を濾過し、第一列目から遠く離れて実
    質的に均一な第二空気流を形成する為に複数の第一空気
    濾過装置から濾過された空気を吐出する為に、均一の第
    一空気流を基準とした第一列目及び作業スペースの第一
    壁と第二壁間のおおよそ中程に設置された、複数の一定
    の間隔に保たれて置かれた第一空気濾過装置と、 均一の第二空気流を浄化する為に均一の第二空気流を基
    準とした第二列目の最も近い第二壁に設置された複数の
    一定の間隔に保たれて置かれた第二空気濾過装置と、 濾過装置の第二列目からその空気を外部環境に排気する
    為に第二列目の空気濾過装置に連結している排気ダクト
    とを有し、 危険微粒子物質を剥離する為に建物内の安全な作業スペ
    ースを提供することを特徴とする空気層流による有害物
    質の除去装置。 2、請求項1記載の除去装置において、浄化スペースに
    は対向する二つの垂直壁を有し、各吸気ダクトは、その
    垂直壁の一つの上部に設置されていることを特徴とする
    空気層流による有害物質の除去装置。 3、請求項2記載の除去装置において、各排気ダクトは
    二つの浄化スペースの垂直壁の一つの下部に設置されて
    いることを特徴とする空気層流による有害物質の除去装
    置。 4、請求項1記載の除去装置において、各吸気ダクトは
    各室及びエアーロック毎にディフューザーを有している
    ことを特徴とする空気層流による有害物質の除去装置。 5、請求項1記載の除去装置において、各排気ダクトは
    各室及びエアーロック毎にレジスターを有していること
    を特徴とする空気層流による有害物質の除去装置。 6、請求項1記載の除去装置において、第一壁は複数の
    外気ダクトを備えていることを特徴とする空気層流によ
    る有害物質の除去装置。 7、請求項6記載の除去装置において、外気供給の為の
    手段は建物の外部からの新鮮な空気を取り入れる手段を
    含んでいることを特徴とする空気層流による有害物質の
    除去装置。8、請求項1記載の除去装置において、排気
    ダクトは二列目の空気濾過装置から建物の外へ空気を排
    出する手段を含んでいることを特徴とする空気層流によ
    る有害物質の除去装置。 9、請求項2記載の除去装置において、前述の壁はプラ
    スチックシートで形成されていることを特徴とする空気
    層流による有害物質の除去装置。 10、請求項2記載の除去装置において、壁は仮設の壁
    であることを特徴とする空気層流による有害物質の除去
    装置。 11、請求項1記載の除去装置において、前述の浄化ス
    ペースは各隣り合わせた室とエアーロックの間にフラッ
    プシールの出入口を有していることを特徴とする空気層
    流による有害物質の除去装置。 12、請求項11記載の除去装置において、エアーロッ
    クは、第2のフラップシールドアを開ける前に第1のフ
    ラップシールドアを完全に閉め得るに十分足りる大きさ
    であることを特徴とする空気層流による有害物質の除去
    装置。 13、請求項1記載の除去装置において、浄化スペース
    の内圧と作業空間の内圧を独立して制御する手段を含ん
    でいることを特徴とする空気層流による有害物質の除去
    装置。 14、複数の囲み込まれた浄化スペースの室と室との間
    にエアーロックを有する浄化スペースを定義し、 相反する第一壁及び第二壁を有し、第一壁内の開口部を
    通して、浄化スペースと連通する作業現場、壁内を通っ
    ている外気ダクトを含む第一壁を有する作業現場を定義
    し、 外気ダクトを通して作業現場に外気を供給し、第一壁か
    ら離れ排出方向に向って新鮮な空気を吐出し、 浄化スペースの全長に亘って実質的に延設している少な
    くとも二本の吸気ダクトを通して、各室及び各エアーロ
    ックに新鮮な空気を供給し、上記スペースの全長にわた
    り、吸気ダクトから離れて実質的に延設されている少な
    くとも二本の排気ダクトを通して、各室及び各エアーロ
    ックから空気を排出し、該排気ダクトは、第一壁の排気
    ダクト口を貫通して、排気ダクト口を通して、第一壁か
    ら離れて排出方向に向って該排出された空気は吐出し、
    そこで、該排出された空気と該外気ダクトからの新鮮な
    空気は第一壁から離れて本質的に均一な空気流を相互に
    協力的に、作用して形成し、 均一な空気流を基準とした第一列目及び作業スペースの
    第一壁と第二壁の間のおおよそ中程に設置された一定の
    間隔に設置された複数の空気濾過装置によって、均一の
    空気流を最初に濾過し、第一列目から離れて本質的に均
    一な第二の空気流を形成する為に複数の第一空気濾過装
    置から濾過された空気を吐出し、 均一の第二空気流を基準とした第二列目で第二壁に近接
    して設置された複数の一定の間隔に設置された第二空気
    濾過装置によって均一の第一の空気流の空気を二番目に
    浄化し、 第二列目の各空気濾過装置から排気ダクトを通して、第
    二列目の濾過装置から外部環境に空気を排出することを
    有する、有害物質の剥離の為に、建物内の安全な作業現
    場を提供することを特徴とする空気層流による有害物質
    の除去方法。 15、請求項14記載の有害物質の除去方法において、
    浄化スペースは、対向する垂直壁を有し、各々の吸気ダ
    クトは、浄化スペース垂直壁の1つの上部に設置される
    ことを特徴とする空気層流による有害物質の除去方法。 16、請求項15記載の有害物質の除去方法において、
    各々の排気ダクトは浄化スペース垂直壁の1つの下部に
    設置されることを特徴とする空気層流による有害物質の
    除去方法。17、請求項14記載の有害物質の除去方法
    において、複数の外気ダクトは、該第一壁に設置され、
    さらに複数の外気ダクトの各ダクトを通して建物の外部
    から新鮮な空気を供給する手段を有していることを特徴
    とする空気層流による有害物質の除去方法。 18、請求項14記載の有害物質の除去方法において、
    第二列目の空気濾過装置の外部環境に空気を排出する手
    段は、建物外部に空気を排出することを含んでいること
    を特徴とする空気層流による有害物質の除去方法。 19、請求項15記載の有害物質の除去方法において、
    浄化スペース及び作業現場の壁はプラスチックシートの
    仮設の壁を含んでいることを特徴とする空気層流による
    有害物質の除去方法。 20、請求項14記載の有害物質の除去方法において、
    フラップ・シールの出入り口は、各隣接室及び各エアー
    ロック間に設けられていることを特徴とする空気層流に
    よる有害物質の除去方法。 21、請求項19記載の有害物質の除去方法において、
    エアーロックの第二フラップシールで開ける前に、使用
    者がエアーロックの第一フラップ・シールを完全に閉鎖
    できる十分な面積のエアーロックを定義していることを
    特徴とする空気層流による有害物質の除去方法。
JP1033494A 1988-02-11 1989-02-13 空気層流による有害物質の除去方法及びその装置 Pending JPH026887A (ja)

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