JPH0268053A - 眼球内の矯正レンズ及びそのインプラント方法 - Google Patents

眼球内の矯正レンズ及びそのインプラント方法

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JPH0268053A
JPH0268053A JP1186218A JP18621889A JPH0268053A JP H0268053 A JPH0268053 A JP H0268053A JP 1186218 A JP1186218 A JP 1186218A JP 18621889 A JP18621889 A JP 18621889A JP H0268053 A JPH0268053 A JP H0268053A
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    • A61F2/16Intraocular lenses
    • A61F2002/1681Intraocular lenses having supporting structure for lens, e.g. haptics
    • A61F2002/1683Intraocular lenses having supporting structure for lens, e.g. haptics having filiform haptics

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は眼球内の矯正レンズに係わる。更に詳しくは強
度の近視を矯正するために、眼に形成した切開箇所を通
して眼球内に挿入し、本来の水晶体とは間隔を隔てた状
態で前眼房(ant13riOrChalb13r)内
にインプラント(in+plantation)するこ
とによって、前眼房レンズとして本来の水晶体と共に併
用される人工の眼球内レンズに関する。
これに於いて、レンズ本体即ち光学部材は一対の位置決
め固定用のハプティック(haptic)を備えている
。これらのハプティックは様々な寸法とされ、インプラ
ント処置の間に本来の水晶体を傷付けずにyJWI房レ
ンズを安全に挿入できるようになすのである。
従来の技術及びその問題点 本来の水晶体による強度の近視等の状態に対処するため
に知られている従来の外科的処置は、眼球の角膜を切開
し、その切開箇所を通して矯正用の眼球内レンズを挿入
して、その眼球内レンズを本来の水晶体から間隔を隔て
た関係状態に維持して前眼房内にインプラントすること
である。
このような場合、本来の水晶体はそのまま残されるので
、眼の内部に挿入される眼球内レンズ等のあらゆる異物
は、本来の水晶体と少しでも接触することがないように
外科的処置に於いて最大限の注意を払って挿入されねば
ならない。この理由は、異物が本来の敏感な水晶体と接
触すると、本来の水晶体が直ぐに白内障を引き起こし、
そして/或いは、水晶体にその他の重大な永久的な障害
を引き起こしてしまうからである。
このような障害は、眼の内部に挿入して固定する際の眼
球内レンズの取り扱い時に最も発生し易く、その取り扱
いには、本来の水晶体よりも前方の限られた空間、眼内
部に於ける流体的条件、角膜の切開寸法をできるだけ小
さくして患者に与える外傷を最小限にするという要望、
眼球内レンズ自体の物質的な形状寸法並びに構造、そし
て、特にハプティック等の眼球内レンズから外方へ伸長
された位置決め固定手段、のような固有の悪い条件が与
えられのである。
例えば強度の近視である患者の状態を矯正するために前
眼房に於ける眼球内レンズをインプラントすることに関
して、知られている形式の眼球内レンズに於ける典型的
なレンズ本体即ち光学部材は、約6mの直径を有してい
て、大体直径方向の反対側に配置された弾性的に変形可
能な共通する形状寸法の一対のハプティック(hapt
ic)を備えている。各々のハプティックは横方向エツ
ジ部分にて終端している。これらの横方向エツジ部分は
典型的には約6NRの長さとされており、両端に同様に
横方向に間隔を隔てられて外方へ突出する対をなす接触
ロブを備えていて、これらの接触ロブが例えば4点固定
方法によって前眼房内の、特に強膜スパー(scler
al 5pur)と虹彩との間の縁片(angle g
roove)即ち「アングルJ  (angle)に於
ける隣接する眼組織部分と係合するようになされる。
これらのロブは約0.125〜0.25ae+のRを一
般に有していて、ロブの外方へ突出する頂点部分が横方
向エツジ部分に於りる残りの部分よりも約0.125〜
0.25顛だけ突出させて、且つ、横方向エツジ部分の
端部から内側へ等しい距離を隔てて位置される。これに
より、横方向エツジ部分の長さが典型的に61111と
されるハプティックでは頂点部分の間の距離を約5.7
5〜5.5Mとするようになされる。これらの頂点部分
が眼組織と係合される間隔を隔てた接触点を形成する。
インプラントされると、その眼球内レンズは通常は虹彩
の前方で強膜スパーの後方に位置されるが、全ての場合
に於いて本来の水晶体とは間隔を隔てられる。眼の光軸
に沿って角膜の後面から水晶体の前面へ至る距離は約3
#lI程であるだけなので、この眼球内レンズは水晶体
と正確に平行な状態を維持して前眼房内に挿入されてイ
ンプラントされ、眼球内レンズの捩じれるのを避けるよ
うになされねばならないことが認識されよう。眼球内レ
ンズの捩じれは密接に接近されている水晶体に対する接
触を引き起こし、この結果として重大な永久的な損傷を
水晶体に及ぼしてしまうのである。
眼球内レンズのこのような正確な位置決めを可能とする
ために、縁満即ちアングル溝が通常は約12.5as+
の直径を有しているから、知られた形式の眼球内レンズ
に於ける一方の横方向エツジ部分の接触ロブから他方の
横方向エツジ部分の接触0ブに至る縦方向に沿う全長寸
法は通常は約13盾とされる。
典型的な角膜の切開箇所は、挿入に際してその光学部材
の横幅を受は入れるのに丁麿十分な長さとされる。又、
通常の場合には光学部材の直径が約6mであるから、切
開箇所の良さも同様に約6mmとされる。この切開箇所
の位置は、通常は強震スパーの僅かに前方の位置とされ
、球状の眼球に於いて強膜スパーよりも眼の光軸にわず
かながら接近した位置とされる。
このことは、アングル溝に対して切開箇所が前方に位置
される理由から、切開端部を結ぶ直線とアングル溝の最
も遠い部分との間の直線距離は、知られている形式の眼
球内レンズに於ける一方の横方向エツジ部分の接触ロブ
から他方の横方向エツジ部分の接触ロブに至る縦方向に
沿うF達した約13#の全長寸法よりも短くなされて、
典型的にはこの直線距離がたったの約11Mとなること
を意味している。
それ故に、通常の場合には第1の即ち先側のハプティッ
クを切開箇所に通し、次に光学部材を通し、そして先側
ハプティックの横方向エツジ部分に於ける接触ロブを切
開箇所から最も離れた側のアングル溝内に於ける隣接し
た眼組織部分に対して着座するように係合させて位雪固
定することによって、第2の即ち後側のハプティックは
切開箇所から約1〜2awの長さ分だけ外方へ突出さ往
たまま眼球の外側に残されることになる。
知られた形式の眼球内レンズの挿入を完了するためには
、実質的に第2叩ら後側のハプティックに於ける全ての
部分を押し縮めて切開箇所に通すように実質的に変形さ
せることが必要となる。この押し縮め操作に際して伝達
される比較的に不安定な作用力が、引張圧力の作用され
ている眼組織に対して高い頻度で外傷を与えるだけでな
く、上述しなかったが光学部材に捩じれを生じ、その結
果として本来の水晶体と接触を生じて永久的且つ重大な
損傷を水晶体に与えてしまうという危険性をも高めるこ
とになるのである。
眼球は小さな寸法であり、特に、知られた形式の眼球内
レンズを位置決めする内部寸法は小さいので、眼球内レ
ンズを本来の水晶体に接触させずに維持することが極め
て重要となるのである。即ち、眼球内レンズの挿入且つ
位置決めの間の回転や、及び/又はその伯の実質的な前
方又は後方への移動を全く生じないように維持するのが
極めて重要となるのである。
ハプティックの横方向エツジ部分は典型的には約6mm
Ilの比較的はつきりした標準長さ寸法を有しているこ
とから、その接触ロブも知られた形式の眼球内レンズを
眼の内部に、特にアングル溝の直径方向の反対両側の位
置に、安定して位置決めするのに十分なだけのほぼ同様
な距離を横方向に隔てられてるということが理解されよ
う。この結果、依然として露出されている後側ハプティ
ックを角膜に於ける切開部所の内側に押し込めるために
眼球内レンズの最終的な押し縮め操作が行われる間に、
その横方向エツジ部分を、特に光学部材の周縁に形成さ
れたベースステム部から伸長するリム部(lillb)
として形成されている部分を、ぎこちないデリケートな
やり方によって切開箇所に通して注意深く通過させねば
ならないのである。
この点に関して、後側ハプティックの横方向の長さ自体
は、切開箇所の「リップ]が閉じられているときの切n
箇所の長さと同じで、眼球の外方へ伸長しており、その
挿入に際しては切開箇所のリップを拡げねばならないの
である。しかしながらこのような押し拡げによって切開
箇所の長さは短くなり、挿入操作がより一層困難となる
。それ故に、先側ハプティックは容易にその曲がりに沿
って「くねらせJ  (5naked)て切開箇所を通
ずことができるが、後側ハプティックではこのような「
くねらせ」は不可能である。
ハプティック横方向エツジ部分の典型的な長さは約6a
mであり、切開箇所のそれも約6amであるから、知ら
れた形式の眼球内レンズを押し縮めてハプティックの最
後の部分を切開箇所の内方へ押し込めるときには、切開
箇所と後側ハプティックの横方向エツジ部分との間には
隙間は無く、このことは光学部材の突発的な捩じれが生
じてその近くに位置する本来の水晶体を傷付けてしまう
危険性を大きくしているのである。
ケルマンに1979年11月20日付けで付与された米
国特許用4,174.543号は、小さな寸法の光学部
材と、その光学部材から伸長され、ほぼ直径方向の反対
両側に配置された一対の変形可能な位置固定ハプティッ
クとを有する眼球内レンズを開示している。これらのハ
プティックの6各は外側の横方向エツジ部分を有してお
り、この横方向エツジ部分には横方向に間隔を隔てて一
対の接触ロブもしくはそのようなものが備えられていて
、眼球内部で4点支持固定を行うようになされている。
例えば、隔室に形成した切開箇所を通して眼球内レンズ
を挿入した後、アングル溝内の大体直径方向に対向する
対を成す組織点に対して4点支持固定を行うようになさ
れる。
その特許による知られた形式の眼球内レンズは本来の水
晶体とともに併用されるような矯正レンズとしてインプ
ラントされることができるが、本質的には例えば本来の
水晶体を溝外(extracapsular)に摘出し
た債の無水晶体症(aphakia)のような状態を矯
正するために該水晶体と置換するものとして教示されて
いる。本来の水晶体が外科処置によって摘出された場合
には、切rM箇所を通して眼球内レンズを眼の内部に挿
入するに際して水晶体を傷付ける危険性は全く無い。
それ故に、本来の水晶体を摘出してその特許による眼球
内レンズを置換体として使用するに於いては、一対の横
方向に間隔を隔てて配置された接触ロブを有する共通の
寸法形状の先側及び後側のハプティックの横方向エツジ
部分に於ける長さ寸法は、重要な問題とならないのであ
る。実際に、最初に説明したように、この長さは約6m
+とされ、同様な間隔を隔てた接触ロブを形成すること
によってレンズの固定に比較的最大限の安定性を与える
ようになされている。一方の対を成す接触ロブから他方
の対を成す接触ロブ迄の縦方向の長さは約13allと
され、眼に於けるアングル溝の約12.5mの直径に受
は止められることができるようになされる。
このような場合、この特許に於ける眼球内レンズが露出
された後側ハプティックの挿入のために押し縮められて
も、既に位置決めした先側ハブデイックの突発的な変位
が生じて再調整及び再操作が要求されることの危険性が
生じるだけである。
接触による隣接組織の何れかに一時的な外傷は生じるが
、この手順によれば本来の水晶体は既に摘出されている
ので、その本来の水晶体に対する損傷の危険性は全く発
生しないのである。他方に於いて、この特許に於ける眼
球内レンズが本来の水晶体に対する矯正レンズとしてイ
ンプラントされる場合には、本来の水晶体に対する上述
した問題点及び危険性が直接に生じることになるのであ
る。
ケルマンに対して1981年3月3日付けで付与された
米国特許第4,253,200号は、直径方向の反対両
側に配置された一対のハプティックを有する眼球内レン
ズを示している。これらのハプティックの一方は、光学
部材に於ける光軸とハプティックの外側端部との間を測
定した場合に、他方のハプティックよりも半径方向の距
離が長くされている。これらのハプティックは4点支持
固定を行うための対を成す間隔を隔てられた相対する接
触ロブを備えていない。その代わりに、眼球内レンズは
本来水晶体を溝外摘出した後にその水晶体の代わりに挿
入されるものとして使用されるのであり、半径方向に長
い方のハプティックは様毛体溝(ciliary 5u
lcus)と線接触し、半径方向に短い方のハプティッ
クは水晶体が摘出された後のカプセル空間(capsu
lar bag)と線接触される。
眼の内部にインプラントして本来の水晶体と併用するた
めの矯正用の眼球内レンズであって、強度の近視を矯正
するためにttJ限τの内部にインプラントされる′r
tJIli!房レンズの場合に特に要求されるが、最小
限の寸法とされた自腹切開箇所、例えば眼球内レンズに
於ける光学部材の直径に実質的に等しい良さの切開箇所
を通して挿入でき、又、挿入処置に際して本来の水晶体
に対づ゛る突発的な接触を生じないように患者に及ぼす
危険性を最小限となし、しかも、−旦インプラントされ
ると眼球内レンズの位置固定に関する適当な安定性を得
ることができるように、有効に挿入することができる眼
球内レンズを提供することが望まれるのである。
発明の目的 本発明の目的の1つは、最小限の寸法の切開箇所を通し
て挿入し、そして眼の内部に本来の水晶体から間隔を隔
てた関係状態にてインプラントするということによって
、本来の水晶体と併用されるようになされる矯正用の眼
球内レンズを提供することであって、レンズ本体即ち光
学部材を含み、この光学部材には先側及び後側の位置固
定手段が備えられており、これらの位置固定手段は、眼
球内レンズが一旦インプラントされるとその位置固定に
適当な安定性を与え、又、挿入及びインプラントの間に
眼球内レンズが本来の水晶体に突発的に接触するような
患者に及ぼす危険性を最小限に抑えることができるよう
な、眼球内レンズを提供することである。
発明の概要 本発明の1つの概念によれば矯正用の眼球内レンズは、
本来の水晶体による強度の近視を矯正づるために前眼房
レンズとして使用され、水晶体はそのまま残して併用さ
れるのであって、切開箇所を通して眼の内部に挿入され
、本来の水晶体から間隔を隔てた位置関係の下で前眼房
内部にインプラントされるように処置される。この矯正
用の眼球内レンズは、レンズ本体即ち光学部材と、ほぼ
直径方向の反対両側に配置された一対の弾性的に変形可
能な位置固定ハプティックとを含んで成り、これらのハ
プティックはレンズ本体から外方へ伸長されているとと
もに、眼球内レンズを本来の水晶体から間隔を隔てた位
置関係の下で眼の内部に位置決めすることができるよう
に配置されている。
これらのハプティックは先側ハプティック及び後側ハプ
ティックを含んでいて、各々のハプティックは、レンズ
本体に取り付けられたステム部と、該ステム部から伸長
して横方向エツジ部分にて終端するリム(linb)部
とを有する柔軟なストランドで形成されていて、横方向
エツジ部分は、レンズ本体を通り且つそれら両方の横方
向エツジ部分を横切って伸長する縦方向の直径に沿う直
線と直交するように配置されている。各々の横方向エツ
ジ部分に於ける横方向の両端には、横方向に間隔を隔て
て外方へ突出する対をなす接触ロブ(fob)が備えら
れており、それらの接触ロブは隣接される眼組織部分に
対して、相当の間隔に隔てられた一対の組織箇所にて係
合されるようになされていて、これにより、ほぼ直径方
向両側に配置された2組の横方向に間隔を隔てられた対
をなす固定点を形成して、眼球内レンズを眼球内部に位
置決めするようになされている。
重要なことに、後側ハプティックに於ける横方向エツジ
部分は約2〜3鱈の短い長さを有しており、レンズ本体
は後側ハプティックに於ける横方向エツジ部分の長さの
少なくとも約2倍の直径を有しており、又、先側ハプテ
ィックに於ける横方向エツジ部分は約2〜3m+より実
質的に良く且つ好ましくはレンズ本体の直径と同じ寸法
の長さを有している。
このようにして、インプラント処置のために、先ず先側
ハプティックをその曲がりに沿ってくねらせて(5na
kina)切開箇所に通し、次にレンズ本体を切fFi
箇所に通して先側ハプティックに於ける接触ロブを切開
箇所から離れた側の眼組織部分に係合させて位置決めし
、しかる後に後側ハプティックを切開箇所に通すという
方法によって、レンズ本体の直径と実質的に等しい長さ
の切開箇所を通して眼球内レンズが眼の内部に挿入され
るのである。
後側ハプティックを切開箇所に通ずに際して、切開箇所
のリップ部は僅かに開げられてリップ間に広い間隙を形
成するようになされる。その間隙の最も広い箇所は切間
箇所の中央に位置されるようになされる。そして、この
間隙の最も広い箇所を通して後側ハプティックが挿入さ
れるのである。
後側ハプティックの挿入に際しては、その後側ハプティ
ックを変形させて間隙内部へ押し込むのに十分なだけの
最小限の圧力が位置決めの済んだ先側ハプティックに於
ける接触ロブへ向けて眼球内レンズに作用される。又、
後側ハプティックに於ける横方向エツジ部分を操作して
間隙に通し、その接触ロブを切開箇所の直ぐ近くの対応
J−る眼組織部分へ向けて移動して係合させ、これによ
り眼球内レンズが本来の水晶体から間隔を隔てられた位
置関係の下で位置決めされるようになす。
このような手順は、眼球内レンズの変形を最小限に抑制
されて、且つ又、インプラントの間に眼球内レンズが本
来の水晶体と接触する危険性を最小限に抑11されて、
有効に遂行することができるのである。
都合の良いことに各々のハプティックは、レンズ本体の
周辺付近にてレンズ本体に取り付けられるステム部を有
している大体シヌソイド形の連続ストランドとして形成
されることができるのである。
好ましい特徴によれば、レンズ本体の光軸と後側ハプテ
ィックのロブとの間のほぼ半径方向に沿う後側ハプティ
ック寸法は、レンズ本体の光軸と先側ハプティックのロ
ブとの間のほぼ半径方向に沿う対応する先側ハプティッ
ク寸法よりも僅かに大きくされて、後側ハプティックに
於ける横方向エツジ部分の長さよりも先側ハプティック
に於ける横方向エツジ部分の長さの方が長いことを十分
に補償するようになされていて、これによりそれぞれ隣
接された眼組織部分に対してハプティックに於ける接触
ロブを係合させることで眼球内レンズの一層正確な位置
決めを行なえるようになされるのである。
本発明の他の概念によれば、このような矯正用の眼球内
レンズをインプラントする方法が提供される。この方法
は、上述したような挿入段階及び処置段階を包含して成
る。
本発明の他の目的はこの明細書及び添付図面から明白と
なろう。
好ましい実施例の説明 図面を参照し1.先ず第1図を参照すれば、例えばケル
マンに付与された上述した米国特許用4゜174.54
3号にて考えられている従来技術による眼球内レンズ1
′が示されている。この眼球内レンズ1′はレンズ本体
即ち光学部材2′を含んで構成され、このレンズ本体は
周縁3′と、−対のほぼ直径方向の反対両側に配置され
た位置固定用のハプティックとを有している。ハプティ
ックは先側ハプティック4′及び後側ハプティック5′
を含んで成り、これらのハプティックは共通の寸法形状
とされていて、光学部材2に対して、好ましくは一体的
に、その周縁3′の近くで取り付けられ、これによりレ
ンズ1′を眼の内部に位置決めするようになされている
ハプティック4′及び5′は典型的には大体シヌソイド
形状の連続したストランド構造とされており、弾性的に
変形可能であり、例えば柔軟なストランドとして形成さ
れている。ハプティック4′及び5′は先側ステム部6
′及び後側ステム部7′をそれぞれ有して形成されてい
る。これらのステム部は光学部材2′に対して反対両側
の位置で取り付けられ、周縁3′から大体半径方向の外
方へ伸長されている。又、ハプティックはそれぞれステ
ム部6′及び7′から伸長された大体横方向の先側リム
部8′及び後側リム部9′で終端されている。
リム部8′及び9′は光学部材2′の光軸A′に向かっ
て僅かに半径方向へ湾曲されているが、何れの場合に於
いても横方面エツジ部分はそれぞれの横方向の端部に対
を成すほぼ半径方向外方へ突出した先側接触ロブ10’
 、10’及び後側接触ロブ11’ 、11’ を備え
ており、インプラントのために挿入されたときに隣接さ
れる眼組織部分に対して係合するようになされる。先側
接触ロブ10’ 、10’及び後側接触口111′ 1
1′は、リム部即ち横方向エツジ部分の横方向スパン部
分8′及び9′を隣接の眼組織から引き離す働きをなす
。この引き離し作用は、横方向スパン部分が湾曲してい
ても或いはしていなくても作用するのである。
実際のところ、ハプティック4′及び5′の6各は周縁
3′から外方へ突出し、横方向エツジ部分8′及び9′
にてそれぞれ終端している。これらの横方向エツジ部分
8′及び9′は、光学部材2′を例えば軸線A′にて通
り且つ該横方向エツジ部分8′及び9′の両方と交差す
る縦方向の直径方向に沿う直線と直交するように配置さ
れている。従って、横方向エツジ部分8′及び9′のそ
れぞれの横方向の端部に位置された一対の先側のロブ1
0’   10’及び後側のロブ11’、11′は、大
体直径方向に沿って反対両側の隣接された眼組織部分と
それぞれ対をなす横方向に間隔を隔てた組織位置にて係
合されるようになされるのである。これにより、レンズ
1′を眼の内部に位置決めするために、大体直径方向に
沿って反対両側に位置された2組の、横方向に間隔を隔
ててそれぞれ対をなす位置固定点が形成されるようにな
されるのである。
この知られた形式の眼球内レンズの構造は典型的には[
クワドラフレックスJ  (Quadrarlex)レ
ンズ構造と使用されている。このレンズ構造は眼の内部
に比較的安定した4点支持のレンズ装置の固定を行う。
直径方向の反対両側に位置されるそれぞれ対をなす固定
位置は、対をなす接触ロブ10’ 、10’及び11’
、11’の横方向の間隔が等しいことから、横方向に等
しい間隔に隔てられるのである。
本来の水晶体と併用して矯正用の眼球内レンズとしてレ
ンズ1′を使用する場合には、典型的には光学部材2′
は約6mの直径を有し、リム8′及び9′は共通して約
6mmIの横方向の長さを有している。これにより典型
的には、先側のロブ10’、10’ の間(中心から中
心)、即ち外方への突起の間、の横方向の距11iL’
 は、それらのロブの半径が0.125又は0.25F
Mであるために5.75又は5.5alとなる。同様に
、後側のロブ11’、11’ の間(中心から中心)の
横方向の距111T’ は5.75又は5.5#どなる
。又、両側にて対をなす先側ロブ10’ 、10’及び
復側ロブ11’、11’の間のほぼ直径方向に沿う縦方
向の全長寸法D′は、約13#lとなる。
インプラントのためには、例えば本来の水晶体と併用し
てその強度の近視を矯正するように矯正用の眼球内レン
ズを使用する場合には、この知られた形式の眼球内レン
ズ1′は光学部材2′を通遇させるのに十分な長さの角
膜の切開箇所を通して典型的に内方へ挿入される。これ
には、先ず最初に先側ハプティック4′を例えばそのリ
ム部8′そしてステム部6′と曲がりに沿ってくねらせ
て切開箇所の両縁即らリップの間に通し、次に光学部材
2′を例えばそのディスク状部分を切開箇所の周縁に滑
らせて通すことで切開箇所に通した後、先側のロブ10
’、10’を例えば強震スパーの後方且つ虹彩の前方に
位置されたアングル溝内のように隣接される眼組織に対
して位置決め固定し、そして最終的に露出されている復
側ハプティック5′を押し縮めて切開箇所に通す、よう
にして行われる。
最終段階を完遂するには、後側リム部9′の横方向長さ
T′は押し縮め作用によってコック(cocked)さ
れた即ち蓄積された力の下で切1m箇所を通して押し込
められねばならない。この間、反対側の先側ハプティッ
ク4′はそのロブ10’10′を眼組織に係合させて静
止状態に維持される。これにより、先側ロブ10’、1
0’が複合スラストピボットとして作用するスラストピ
ボット力伝達装置が形成されるのである。このことは本
質的に不安定な状態を発生させるのであり、後側リム?
JI9′が圧縮された状態で切開箇所のリップ間に挿入
されるとぎに、基端例の先側リム部8′をピボット中心
として末端の後側リム部9′を前後にぐらつかせる傾向
を示すことになる。
この結果、切開箇所の内方へ向けて後側リム部9′を操
作することが実行困難となる。又、この手順によって不
幸な事故(mishap) 、例えば光学部材が捩じれ
たり眼本来の水晶体に向かって傾斜したりする事故、を
発生させることになる。このような事故は切[i所の長
さに比較して後側リム部9′の長さが長いと一層悪い状
態となるのである。これらの長さは典型的にはほぼ同じ
寸法、即ち6mmI11とされている。
それ故に、コックされた力を蓄積された状態の下でその
寸法が作動効率を減じるのであり、又、眼球内レンズの
形状寸法及び構造とは別に、空間が限られていることや
眼球内の流体条件、及び、切開箇所の寸法が小さいこと
、等の悪条件を既に伴なっているのである。この手順は
本来の水晶体を溝外(eXtracapsular)摘
出して眼球内レンズとfflするという場合とは区別さ
れるべきである。
何故ならば、本来の水晶体がすでに摘出され、その安全
性を考慮する必要のないならば、危険性ははるかに小さ
いからである。
従って、本来の水晶体がそのまま眼の内部に残された状
態で眼球内レンズの挿入を行う場合には、眼球内インプ
ラントレンズが水晶体を補正するのであって決して水晶
体の代わりをするのではないので、上述した手順はより
一層の注意を払って実施しなければならず、水晶体に外
傷やその他の損傷を及ぼす可能性の高い原因を防止する
ようにしなければならない。
本発明として、改良した構造及び同種のインプラント方
法がこのような目的のために提供される。
本質的には、第2図〜第5図に示されるように、本発明
の実施例である眼球内レンズ1は本来の水晶体と併用し
て使用される矯正用の#眼房内レンズとして構成される
。この眼球内レンズは、第1図に示した知られている形
式のレンズ1′ と同様な部分を同様の目的のために有
している。主たる相違点は、後側リム部の長さ寸法が短
く、それに備えられている接触路の間隔距離が短くされ
ていることである。
特に、第2図に示すように、この矯正用の眼球内レンズ
1は例えば約6mの選択された直径のレンズ本体即ち光
学部442を有している。この光学部材2は周縁3を有
し、この周縁に対して一対の大体直径方向に沿って反対
両側に配置された固定用ハプティック、即ち先側ハプテ
ィック4及び後側ハプティック5で示されているハプテ
ィック、が取り付けられている。ハプティック4及び5
は弾性的に変形可能な手段、例えば大体シヌソイド形の
連続した柔軟なストランド、を有して成る。
これらのハプティックはほぼ半径方向外方へ向けて突出
する先側ステム部6及び後側ステム部7をそれぞれ有し
ている。これらのステム部は光学部材2の周縁3の近く
に取り付けられている。又、ハプティック4及び5はそ
れぞれステム部6及び7から外方へ伸長して横方向エツ
ジ部分を形成している先側の横方向リム8及び(外側の
横方向リム部9を有している。
しかしながら、先側リム部8の横方向長さLは典型的な
標準とされる大きな寸法、即ち約6m、とされるが、後
側リム部8の横方向長さTはそれよりも短く、長さが特
に約2〜3Mとされている。
従って、横方向に間隔を隔てられ且つ外方へ突出された
先側接触ロブ10.10は、先側リム部8の長さに応じ
て同様な間隔距離、例えばこれらのロブの半径が0.1
25又は0.25mであることによって、中心間、即ち
ロブ中心間、の距離で5.75又は5.5履とされてい
る。これに対し、横方向に間隔を隔てられ且つ外方へ突
出された後側接触ロブ’11.11は、後側リム部9の
長さに応じて短い間隔距離、即ち約2〜3ai*、とさ
れている。
更に詳しくは、ロア11.11が約0.125〜0.2
51!1mの半径を有する場合、それらの外方へ突出す
る突起は横方向エツジ部分9の残りの部分よりも約0.
125〜0.25syだけ外側へ、且つ又、同じ距離だ
け横方向エツジ部分の端部から内側へ位置されることに
なる。これにより、横方向エツジ部分9に於ける横方向
の両端間の長さは約2〜3厘となり、突起の間の同様な
長さは実際に約1〜2.5mとなる。この長さはロブ半
径によって決まるのである。
先側及び後側のリム部即ち横方向エツジ部分8及び9は
、例えば光@Aで光学部材2を通り且つ両横方向エツジ
部分8及び9と交差する縦方向の直径方向の直線と直交
するように配置される。反対両側の対を成す先側ロブ1
0,10及び後側ロブii、i1の間に於けるほぼ直径
方向に沿う縦方向の寸法りは、典型的には約13Mnと
される。
レンズ1は強度の近視眼を矯正するために眼の前眼房内
にインプラントするようになされた前眼房レンズを好ま
しく備えている。このレンズ1は本来のそのままの水晶
体に対して間隔を隔てた位置関係に維持されねばなない
ことから、虹彩に対しても間隔を隔てられて、虹彩が本
来の自然な調節運動を行なう上での邪魔にならないよう
にされるのが望まれる。本来の水晶体とほぼ同軸的に配
置されて望まれる矯正光学装置を眼の内部に形成するよ
うにされる(第3図参照)とはいえ、ハプティック4及
び5、及び特にステム部6及び7は光学部材2の主面に
対して後方へ軸線方向にオフセットされ、これにより光
学部材2を本来の水晶体及q虹彩から前方へ安全に隔て
るようになすことが好ましい。
第3図に示すように、眼球20は角1121と、調節さ
れる中央の瞳孔23を形成し且つ前眼房24を後眼房2
5から隔離している虹彩22と、後眼房25内にてその
周縁に取り付けられた毛様単帯 2 7  (zonu
les  or  5uspensory  liaa
ment  andfiber)とを含んでいる。前眼
房24は円周方向に延在する強膜スパー29を備えてお
り、この強膜スパーは虹彩22の前方に位置していて、
虹彩22との間に円周方向に延在された縁溝即ちアング
ル溝、即ち「アングル]30、を形成している。
このアグル溝は典型的には約12.5#lである。
第3図に示されているように、本発明によるインブラン
]・手順を遂行するに於いて、角膜に於ける切(F0!
2ii所31は典型的には光学部材2の直径に等しい長
さ、例えば6M、とされる。又、強膜スパー29から僅
かに前方へ間隔を隔てられてその強膜スパー29よりも
眼の光軸Eに接近された位置に、眼球20に対して球形
レベル位置にて横方向に形成される。このことは、この
アングル溝30を通る平面に対して切開箇所31・が前
方へオフセットされて位置されるので、切開箇所31か
らアングル溝30に於ける最遠箇所に至る距離が13腸
よりも小さく、典型的にはたったの11調となることを
意味する。
レンズ1は、先ず先側リム部8及びステム部6の曲がり
に沿ってくねらせて先側ハプティック4を切開箇所の両
縁、即ちリップ31a、31a、の間に通し、次に光学
部材2を切開箇所31の周縁に通す、ようにして切開箇
所31に通される。
そして、凧に挿入されている先側ハプティック4を操作
(ne(+0tiatinQ)して、先側リム部8がア
ングル溝30に於ける最遠箇所に落ち着かせ、その対を
成す接触ロア10.10がアングル溝30内の対応する
横方向に間隔を隔てられた対を成す組#1部分に対して
整合されて係合されるようになす。
この段階に於いて、第3図〜第4図に示されるように、
後側ハプティック9は切開箇所31の外側に残されたま
まとされる。この後側ハプティック9は約2#11だけ
切開箇所31から外側に突出している。
切開箇所31は患者に与える外傷を最少限とするために
可能な限り短い長さとされることがW1識されよう。そ
の長さは、通常は光学部材2の直径が切開箇所31のリ
ップ31a、31aを通過してその内部に滑り込められ
るのに十分なだけの長さとされる。
しかしながら、−旦挿入が行われると、第5図に示すよ
うに、外科医が上側リップを数ミリメートル程下側リッ
プから離れる方向へ引っ張ることによって切開箇所のリ
ップ31a、31aをその中央部分に於いて数ミリメー
トル程拡げ、かなり広い中央開口を形成するようになす
ことが好ましい。これは、例え切開箇所31が変形され
、この結果として両端部が互いへ向けて引っ張られるこ
とになり、これによって複合的な切開箇所の長さが短く
なるようになされるとしても、好ましいのである。何故
ならば、残された露出されている後側ハプティック5は
長さがたったの2〜3mであり、このように短くされた
複合的な切開箇所の良さで十分容易に操作することがで
きるからである。
更に重要なことに、このようにして形成された切RiI
所の隙間は、後側リム部9及びそのロブ11.11を切
開箇所31に通すに際して、且つ又、それらのOブ11
,11を先側ロブ10.10が係合している部分とはほ
ぼ直径方向に沿って反対側のアングル+1130内の隣
接する組織部分へ向けて移動させ且つ係合させるのに十
分なだけ内方のレベル位置へ移動させるに際して、外科
医が後側ハプティック5を操作して、後側ステム部7及
び更に面倒な後側リム部9並びに外方へ向けて突出する
一対の接触ロブ11°、11の扱い難い押し込みや変形
を生じさせる必要な(、又、特にレンズ1を意図的に押
し縮めて先側ロブ10.10が既に位置固定されて係合
されているアングル溝30内の組織部分に向けて内方へ
変形させる必要なく、切開箇所31に於ける「隙間」の
形成された中央部分を通過できるようになすための広い
室(ample room)を形成するのである。
この代わりに、第4図及び第5図を比較することで明ら
かとなるように、後側リム部9が2〜3履と短い長さに
されているので、後側ハプティック5は中央に隙間を形
成された切開箇所の内方へ向けてレンズ1を変位させる
のに十分なだけの最小限の圧力を作用させることで、簡
単且つ優しく押し込められる。この間、隙間は維持され
る。又、同時に後側リム部9は例えば僅かに傾斜さμる
ことで隙間を通されることができ、そのロブ11゜11
をアングル溝30内の適当な隣接組織部分に対してより
一層容易に接近させ係合させることができ、これにより
本来の水晶体26に対して間隔を隔てた関係位置に望ま
しく位置決めすることができるのである。
後側リム部9が2〜3履の長さとされることは比較的重
要である。何故ならば、このことが後側接触ロブ11.
11の対応する中心間距離を定めるのであり、即ら、一
方のロブの突起位置から他方の突起位置へ至る長さを決
定するからである。
(第2図参照)。
ロブ11,11の間の中心間距離、即ち突起間距離、は
先に説明したように実際にはリム部9に於ける両端間の
長さよりは僅かながら短い。その長さ間の寸法差はロブ
11.11が非常に細い半径、例えば約0.125〜0
.25m++、であるから無視することができる。約2
〜3mの長さのリム部9に関して、接触ロア11.11
の中心間距離即ち突起間距離は約1〜2.5as+が与
えられるのである。
それ故に、全ての実際的な目的のために、リム部9の長
さ及びロブ11,11の中心間距離即ち突起間距離は何
れも本質的に同じであると考えることができる。即ち、
0.125〜0.25履のロブ半径を有する通常の6麿
の長さの横方向エツジ部分を備えたハプティックに於け
る中心開部ら突起間のロブ間距離が一般に5.75〜5
.5mであるのに比較して、約2〜3sの有効長さを有
するものと見做せるのである。
この点に於いて、実質的に約2smよりも短い長さの端
部間距離を有する後側ハプティックの横方向エツジ部分
即ちリム部では、隣接された眼組織に対して後側ロブに
よる隔てられた2点支持の利点は無くなり、この代わり
に固定の安定性に欠ける単一の大きい点接触に近い甚だ
しく短い線接触を形成することになる。他方に於いて、
約3mを超える実質的に長い端部間距離を有する後側ハ
プティックの横方向エツジ部分は、切開箇所31による
「隙間」形成の完全な利点を外科医が得られず、本来の
問題点をむしかえすことになる。この結果、眼球内レン
ズを強く押し縮めて変形させねばならなくなり、同時に
本来の水晶体を損傷する危険性を高めてしまうことにな
る。
前述した挿入手順は、このようにしてハプティック4及
び5の弾性的な変形特性によりレンズ1の変形を最小限
に抑υjし、且つ又、アングル溝30内の隣接された組
織部分に対して既に位置決めされている先側ロア10.
10に変位即ち位置ズレが生じる危険性や、或いは光学
部材2に捩じりを生じて本来の水晶体26に対して平行
に大体連続して維持されている状態から外れるようにな
す危険性を最少限に抑制して、更に又、インプラントの
間にレンズ1の全ての部分が本来の水晶体26と接触を
生じないように最大限に防止して、遂行されることが可
能となるのである。
第5図に示されるように、レンズ1が一旦挿入されると
、後側ハプティック5は一点鎖線で示されるようにアン
グル溝30に対して位置決めされる。これは、第1図に
於ける従来技術によるレンズ1′の後側ハプティック5
′が(Htする相似的な位置と比較されるべきであり、
これは代替的に第5図に点線で示されている。
寸法が比較的小さく制限されるが、第5図から後側リム
部9の有効長さは、従来の技術による第1図のレンズ1
′に於ける両リム部8′及び9′と同様に長い即ち標準
的な6m+の長さの先側リムm8に比較して約2〜3履
と短いことから、後側ロブ11,11は第1図の知られ
たレンズ構造に於ける後側ロブ11’ 、11’ のレ
ベル位置を超えて半径方向外方へ僅かながら延在され、
これによりアングル溝30内の隣接組織部分に対してよ
り一層完全に位置固定されるようになされねばならない
ということがmHされよう。両ハプティックは半径方向
内方へ同じ程度に望ましく変形されるのである。
これは、長さの短い方の後側リム部即ち横方向エツジ部
分9によって与えられる弦が、長さの長い方の先側リム
部即ち横方向エツジ部分8もしくは第1図の知られたレ
ンズ構造に於ける相似的な後側リム部即ち横方向エツジ
部分9′によって与えられる弦よりも短い、という理由
による。
例えば、ハプティックが弛緩された状態即ち変形されて
いない状態に於いてレンズ1の縦方向の全長りが131
M1lであり、光学部材2の直径が約6厘である場合、
光軸Aと先側ロブ10,10との間の半径方向に沿う距
離は約6.3mである。これに対し、光軸Aと後側ロブ
11.11との間の距離は約6.7mであり、これによ
りこれらの半径方向の距離の間にほぼ0.4履の差が生
じる。
このほぼ0.4#lID差を補償するために、後側口1
11.11へ至るほぼ半径方向外方へ向かう後側ハプテ
ィック5の寸法は、光学部材2の中心即ち光軸Aからそ
れぞれの対応する一対のロブへ至る距離を測定した場合
、先側ロア10.10へ至るほぼ半径方向外方へ向かう
先側ハプティック5の対応する寸法よりも僅かに大きく
されるのである。これは2つのハプティックの寸法を異
なるように定めることによって、或いは、簡単な方法と
してロブ11,11をロブ10.10よりも外方へ向か
う突起に於いて強調させもしくは伸長させることによっ
て、達成されるのである。
光学部材は、ポリメチルメタクリレート(PHHA)そ
の他の適当な材料によって作ることができる。
4゜ ハプティックは、形状を保持できる弾性を制限された変
形可能な材料、例えばポリメチルメタクリレート(PH
HA)のような適当なプラスチック材料で作ることがで
きる。
勿論、光学部材は所望の光学特性を有する適当な光収斂
材料によって作られる。又、矯正用レンズとして使用さ
れる全ての材料は眼の内部状況に適応するものでなけれ
ばならず、従って無毒でなければならない。インプラン
トされた後、この眼球内レンズは所望の光学特性及びそ
の他の特性を有利に維持する。
上述の説明及び添付図面は例として示されたものであっ
て、本発明を限定するものではないこと、及び、本発明
の精神及び範囲から逸脱せずに様々な改修及び変更を加
えることができ、本発明は特許請求の範囲の欄に記載さ
れた範囲によって限定されること、が認識されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、直径方向の反対両側から外方へ伸長して同じ
長さの先側横方向エツジ部分及び後側横方向エツジ部分
にて終端している一対のハプティックを有する従来技術
による眼球内レンズであって、各ハプティックは等しい
間隔で横方向に隔てられた一対の外方へ突出する接触O
ブを有しており、本発明による眼球内レンズの改良との
比較のために図示されている眼球内レンズの前側の概略
図。 第2図は、第1図と同じ概略図であって、本発明による
矯正用の眼球内レンズの実施例を示しており、これに於
いては後側ハプティックの横方向エツジ部分が先側ハプ
ティックの横方向エツジ部分よりも長さが短くされてい
る眼球内レンズの概略図。 第3図は、第2図の矯正用の眼球内レンズを角膜に形成
した切開箇所を通して眼球内部に挿入し、本来の水晶体
と間隔を隔てた位置関係の下でインプラントするように
なすための方法を示している誇張した概略的断面図。 第4図は、切開箇所を通して眼の内部に部分的に挿入さ
れた眼球内レンズを示している、第3図の構成の概略的
な誇張した前面図。 第5図は、第4図と同じ図面であって、眼球内レンズの
後側ハプティックが切開箇所の開かれたリップの内方へ
今まさに差し込まれた状態を示しており、又更に、−点
鎖線によって完全に挿入されインブランi・されたレン
ズの最終的な内部位置を示すとともに、点線によって第
1図の従来技術による眼球内レンズの対応する最終位置
を比較のために示している前面図。 1.1′・・・・・・眼球内レンズ、2,2′・・・・
・・レンズ本体即ち光学部材、3.3′・・・・・・周
縁、4.4′・・・・・・先側ハプティック、5.5′
・・・・・・後側ハプティック、6.6′・・・・・・
先側ステム部、 8.8′・・・・・・横方向エツジ部分即ち先側リム部
、3o・・・・・・アングル溝、31・・・・・・切開
箇所、31a・・・・・・リップ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本来の水晶体の強度の近視を矯正するために、切
    開箇所を通して服の内部に挿入して本来の水晶体とは間
    隔を隔てた関係状態で前服房内にインプラントすること
    によつて、水晶体と併用して前眼房内レンズとして使用
    される眼球内の矯正レンズであつて、 レンズ本体と、レンズ本体から外方へ突出され且つこの
    限球内レンズを本来の水晶体とは間隔を隔てた関係状態
    で眼の内部に位置決めするための、ほぼ直径方向の両端
    側に配置された弾性的に変形可能な位置決め固定用の一
    対のハプテイツクと、を含んで構成されていて、 前記ハプテイツクは先側ハプテイツク及び後側ハプテイ
    ツクを含んでいて、各々のハプテイツクは、レンズ本体
    に取り付けられたステム部と、該ステム部から伸長して
    横方向エツジ部分にて終端するリム(limb)部とを
    有する柔軟なストランドで形成されていて、横方向エツ
    ジ部分は、レンズ本体を通り且つそれら両方の横方向エ
    ツジ部分を横切つて伸長する縦方向の直径に沿う直線と
    直交するように配置されており、各々の横方向エツジ部
    分に於ける横方向の両端には、横方向に間隔を隔てて外
    方へ突出する対をなす接触ロブ(lob)が備えられ、
    それらの接触ロブは隣接される眼組織部分に対して、相
    当の間隔に隔てられた一対の組織箇所にて係合されるよ
    うになされていて、これにより、ほぼ直径方向両側に配
    置された2組の横方向に間隔を隔てられた対をなす固定
    点を形成して、眼球内レンズを眼球内部に位置決めする
    ようになされており、 後側ハプテイツクに於ける横方向エツジ部分は約2〜3
    mmの長さであり、又、レンズ本体の直径及び先側ハプ
    テイツクに於ける横方向エツジ部分の長さは、約2〜3
    mmより実質的に大きな寸法とされており、 これによりインプラント処置としては、先ず先側ハプテ
    イツクをその曲がりに沿つてくねらせて切開箇所に通し
    、次にレンズ本体を切開箇所に通して先側ハプテイツク
    に於ける接触ロブを切開箇所から離れた側の前記眼組織
    部分に係合させて位置決めし、しかる後、切開箇所のリ
    ツプ部を僅かに開いてリツプ間に広い間隙を形成して、
    その間隙の最も広い箇所が切開固所の中央に位置される
    ように維持しつつ後側ハプテイツクを切開箇所に通すと
    いう方法によつて、レンズ本体の直径に実質的に等しい
    長さの切開箇所を通して眼球内レンズが眼の内部に挿入
    されるのであり、後側ハプテイツクの挿入に際しては、
    その後側ハプテイツクを変形させて間隙内部へ押し込む
    のに十分なだけの最小限の圧力が位置決めの済んだ先側
    ハプテイツクに於ける接触ロブへ向けて眼球内レンズに
    作用され、又、後側ハプテイツクに於ける横方向エツジ
    部分を操作して間隙に通し、その接触ロブを切開箇所の
    直ぐ近くの対応する前記眼組織部分へ向けて移動させて
    そこに係合させるようになされ、これにより眼球内レン
    ズが本来の水晶体から間隔を隔てられた関係状態の下で
    位置決めされるようになされるのであつて、インプラン
    ト処置の間に眼球内レンズが本来の水晶体と接触する危
    険性は最小限となされる、 ことを包含する眼球内の矯正レンズ。
  2. (2)レンズ本体の直径が約6mmであり、先側ハプテ
    イツクに於ける横方向エツジ部分の長さが約6mmであ
    り、組をなす先側ハプテイツクのロブ及び後側ハプテイ
    ツクのロブの間の大体直径方向に沿う縦方向の寸法が約
    13mmであり、各々のハプテイツクはレンズ本体の周
    縁付近でレンズ本体に対して取り付けられたステム部を
    有する全体的にシヌソイド形のストランドとして形成さ
    れている特許請求の範囲第1項に記載の眼球内の矯正レ
    ンズ。
  3. (3)レンズ本体の光軸と後側ハプテイツクのロブとの
    間のほぼ半径方向に沿う後側ハプテイツク寸法が、レン
    ズ本体の光軸と先側ハプテイツクのロブとの間のほぼ半
    径方向に沿う対応する先側ハプテイツク寸法よりも僅か
    に大きくされて、後側ハプテイツクに於ける横方向エツ
    ジ部分の長さよりも先側ハプテイツクに於ける横方向エ
    ツジ部分の長さの方が長いことを十分に補償するように
    なされていて、これによりそれぞれ隣接された眼組織部
    分に対してハプテイツクに於ける接触ロブを係合させる
    ことで眼球内レンズの一層正確な位置決めを行なえるよ
    うになされている特許請求の範囲第1項に記載の眼球内
    の矯正レンズ。
  4. (4)特許請求の範囲第1項に記載の矯正レンズを本来
    の水晶体による強度の近視を矯正するために眼の前眼房
    内にインプラントする方法であつて、実質的にレンズ本
    体の直径に等しい長さで、強膜スパーから前方へ僅かに
    間隔を隔てられ且つ強膜スパーよりも眼の光軸に僅かな
    がら近い位置に位置決めして形成された切開箇所を通し
    て、眼球内レンズを本来の水晶体が存在されたままの服
    の内部に挿入する段階を含み、これにより大体直径方向
    の反対両側に位置されているハプテイツクに於ける先側
    及び後側となる横方向エツジ部分を前眼房の縁溝(an
    terior angle groove)内にてその
    大体直径方向の反対両側に位置する対応された眼組織部
    分に対して位置決めするようになすのであつて、この挿
    入に於いては、先ず先側ハプテイツクをその曲がりに沿
    つてくねらせて切開箇所に通し、次にレンズ本体を切開
    箇所に通して先側ハプテイツクに於ける接触ロブを切開
    箇所から離れた側の前記眼組織部分に係合させて位置決
    めし、しかる後、切開箇所のリツプ部を僅かに開いてリ
    ツプ間に広い間隙を形成して、その間隙の最も広い箇所
    が切開箇所の中央に位置されるように維持しつつ後側ハ
    プテイツクを切開箇所に通すことによつて行われるので
    あり、後側ハプテイツクの挿入に際しては、その後側ハ
    プテイツクを変形させて間隙内部へ押し込むのに十分な
    だけの最小限の圧力が位置決めの済んだ先側ハプテイツ
    クの接触ロブへ向けて眼球内レンズに作用され、又、後
    側ハプテイツクに於ける横方向エツジ部分を操作して間
    隙に通し、その接触ロブを切開箇所の直ぐ近くの対応す
    る前記眼組織部分へ向けて移動させてそこに係合させる
    ようになされ、これにより眼球内レンズが本来の水晶体
    から間隔を隔てられた関係状態の下で位置決めされるよ
    うになされるのであつて、インプラント処置の間に眼球
    内レンズが本来の水晶体と接触する危険性は最小限とな
    される、インプラント方法。
  5. (5)レンズ本体の直径が約6mmであり、先側ハプテ
    イツクに於ける横方向エツジ部分の長さが約6mmであ
    り、組をなす先側ハプテイツクのロブ及び後側ハプテイ
    ツクのロブの間の大体直径方向に沿う縦方向の寸法が約
    13mmであり、各々のハプテイツクはレンズ本体の周
    縁付近でレンズ本体に対して取り付けられたステム部を
    有する全体的にシヌソイド形のストランドとして形成さ
    れている特許請求の範囲第4項に記載のインプラント方
    法。
  6. (6)レンズ本体の光軸と後側ハプテイツクのロブとの
    間のほぼ半径方向に沿う後側ハプテイツク寸法が、レン
    ズ本体の光軸と先側ハプテイツクのロブとの間のほぼ半
    径方向に沿う対応する先側ハプテイツク寸法よりも僅か
    に大きくされて、後側ハプテイツクに於ける横方向エツ
    ジ部分の長さよりも先側ハプテイツクに於ける横方向エ
    ツジ部分の長さの方が長いことを十分に補償するように
    なされていて、これによりそれぞれ隣接された眼組織部
    分に対してハプテイツクに於ける接触ロブを係合させる
    ことで眼球内レンズの一層正確な位置決めを行なえるよ
    うになされた特許請求の範囲第4項に記載のインプラン
    ト方法。
  7. (7)切開箇所が眼の光軸に面する第1のリツプと、眼
    の光軸から離れる方向へ向けられた第2のリツプとを含
    み、これらのリツプを僅かに開いた状態に保持する段階
    が、第1のリツプの中央部分を外方へ向けて、第2のリ
    ツプ並び眼の光軸から引き離すように且つ強膜スパーの
    隣接部分へ向かうように、数ミリメートルの距離だけ持
    ち上げる段階を含む特許請求の範囲第4項に記載のイン
    プラント方法。
JP1186218A 1988-07-21 1989-07-20 眼球内の矯正レンズ及びそのインプラント方法 Granted JPH0268053A (ja)

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