JPH0268022A - 電気掃除機の吸い込みパイプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、電気掃除機の吸い込みパイプ、更に詳しくは
、広い吸い込み面積を有する吸い込みノズルである多目
的ブラシを吸い込みパイプから取り外すだけで、壁ぎわ
等の狭いところを掃除することができるという特徴を有
する 電気掃除機の吸い込みパイプ。

に関するものである。

「従来の技術Ｊ 従来、電気掃除機に関しては、例えば次に示すような掃
除機が典型的なものであった。

即ち、一定の負圧を作り出す掃除機本体、　　その掃除
機本体がイヤリ出す負圧を掃除機本体から離れたところ
で使用するために掃除機本体に接続されたホース、　　
そのホースに接続される吸い込みパイプ、　及びその吸
い込みパイプに接続され掃除機本体が作り出しな負圧に
よって掃除を行うための吸い込みノズル、から形成され
ている。

ここで、吸い込みノズルとしては、掃除を行うに際して
、同の障′ｉ￥物もない広い面積を掃除する場合には、
絨じ、畳等、掃除を行うべき面に適した様々な適合を行
うことができる「多目的ブラシＪを用いる。

一方、壁ぎわや家具と家具との間の狭い空間のように狭
くて多目的ブラシが使用できないような場所を掃除する
場合には、多目的ブラシを「ゴミブラシ」に着は替えて
から、掃除を行う。

ゴミブラシとは、吸い込みパイプの２倍はどの直径を有
する円筒形のパイプの先端にブラシを植毛したような形
態を有する吸い込みノズルであって、吸い込みを行う開
口部分の面精が多目的ブラシのそれよりも小さいので、
単位面積当たりの吸引力が大きい。　　また、パイプの
先端に植毛されたブラシが電気掃除機の作り出す負圧を
ゴミブラシの下面に密着させて供給する役割をする。

よって、ゴミブラシは１、多目的ブラシが使用できない
ような壁ぎわ等を掃除するのに適した吸い込みノズルで
ある。

「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、従来の電気掃除機に於いては、次のよう
な欠点があった。

電気掃除機を用いて掃除を行う場合、多目的ブラシを用
いて何の障害物もない広い面精を掃除した後に壁ぎわ等
を掃除する場合には、−旦掃除を中断して、多目的ブラ
シをゴミブラシに着は替えてから掃除を再開しなければ
ならないので、　掃除を行う者にとっては大変煩わしい
作業であった。

そこで、多目的ブラシを取り外した後の吸い込みパイプ
の先端を用いてゴミブラシの代用とすることが考えられ
る。　　しかし、吸い込みパイプの先端の切口は吸い込
みパイプの軸方向に対して垂直であるので、掃除したい
壁ぎわなどに電気掃除機本体が作り出す負圧を供給し更
にその壁ぎわに沿って吸い込みパイプを動かしてゆくこ
とは困難である。

従って、結局は吸い込みパイプから多目的ブラシを外し
てゴミブラシに付は変えなければならないことが多く、
多目的ブラシを取り外した後の吸い込みパイプの先端を
ゴミブラシの代用とすることはできなかった。

「課題を解決するための手段」 前記したような従来技術の欠点を鑑みた本発明者は、　
　多目的ブラシを接続１−ている吸い込みパイプを多目
的ブラシから分離したら、その吸い込みパイプをそのま
まゴミブラシとして使用できるような吸い込みパイプを
思い付き、　本発明に至ったものである。

即ち、本発明によれば、 電気掃除機の吸い込みパイプと　多目的ブラシとを着脱
自在であるよう別体に形成し、　吸い込みパイプの先端
の多目的ブラシを着脱する部分に先端ブラシを設けたこ
とを特徴とする電気掃除；員の吸い込みパイプ 、が提供される。

「作用」 以下−本発明の作用について説明する。

■　ｔ！除を行う者は、本発明の吸い込みパイプを電気
掃除機に収り付ける。

ノ措除を行う者は、吸い込みパイプの先端に多目的ブラ
シを取り付け、その多目的ブラシを用いて何のＭＷ物も
ない広い床面を掃除する。　多目的ブラシから吸い込ま
れたゴミや塵などは、多目的ブラシに接続されている吸
い込みパイプへと吸い込まれ、電気掃除機本体へと収納
される。

■　狭くて多目的ブラシが使用できないような場所をｆ
ｉＴ！除する場合には、まず、掃除を行う者が多目的ブ
ラシを吸い込みパイプから分離する。

掃除を行う者は、吸い込みパイプの多目的ブラシを着脱
する部分に位置する先端ブラシを用いて、壁ぎわなどの
掃除を行う。

■　多目的ブラシが使用できないような場所を先端ブラ
シによって掃除し終えたら、　　掃除を行う者は、吸い
込みパイプから分離されていた多目的ブラシに吸い込み
パイプを先端ブラシの方から取り付ける。　　すると、
再び多目的ブラシを用いて掃除を続行することができる
。

「実施例」 以下、本発明を実施例によって更に詳しく説明するが、
本発明が以下に記す実施例に限られないことは明らかで
あろう。

第１図は本発明の第一の実施例を示す正面図であり、第
２図は同側面図である。

第３図は本発明の第一の実施例に於ける主要部を拡大し
た正面図であり、第４図は同側面図である。

第５図は本発明の第二の実施例の主要部を拡大した正面
図で・あり、第６図は同側面図である。

第７図は本発明の第三の実施例の主要部を拡大した正面
図であり、第８図は同側面図である。

以下に、本実施例の構成について説明する。

■　本実施例の吸い込みパイプは、可撓性ホース１２を
介して電気掃除機本体に接続される吸い込みパイプ本体
１０と　その吸い込みパイプ本体１０の反可撓性ホース
１２側の先端に取り付けられる補助パイプ１１とによっ
て形成されている。

この補助パイプ１１の反吸い込みパイプ本体１０側の先
端には、多目的ブラシ２５が着脱自在に取り付けられる
。

■　吸い込みパイプ本体１０は概ねｒｌ、］字形をし、
その折曲部１６は鈍角に曲げられたパイプである。　　
その吸い込みパイプ本体１０の一端は可撓性ホース１２
に接続し、他端は補助パイプ１１を取り付けるものであ
る。　　この吸い込みパイプ本体１０においては、折曲
部１６を中心にして可視性ホース１２に接続される方を
手元筒１７、補助パイプ１１を取り付ける方を中間筒１
８とする。

■　補助パイプ１１は、中間筒１８の内径を外径とし、
中間筒１８の先端部分に着脱自在に取り付けられる。　
補助パイプ１１の反中間筒１８側の先端は軸方向に対し
て斜めの切口となっており、その切口には先端ブラシ２
１を植毛している。

以下、この先端ブラシ２１を植毛した補助パイプ１１の
切口付近をゴミブラシ部２２とする。

多目的ブラシ２５は、概ね直方体をしており、その下面
には吸い込み凹部２７を有しており、下面周辺にはブラ
シを植毛している。　　多目的ブラシ２５の上面には、
補助パイプ１１を着脱するための貫通孔たる接続部２６
を有している。　　その接続部２６は補助パイプ１１の
外径を内径とする丸孔であり、下面の吸い込み四部２７
と連通している。

■　以上説明したように、多目的ブラシ２５と補助パイ
プ１１とは着脱自在であり、　　補助パイプ１１から多
目的ブラシ２５を外して現れたゴミブラシ部２２は、壁
ぎわ等の狭いところを掃除する際に使用される通雷のゴ
ミブラシと同様の用途に用いることができる。

次に、本実施例の作用について説明する。

■　掃除を行う者は、掃除機から伸びる可撓性ホース１
２に取り付けられた吸い込みパイプ本体１０の中間筒１
８に、補助パイプ１１を取り付ける。

■　掃除を行う者は、補助パイプ１１の反中間筒１８側
を多目的ブラシ２５の接続部２６に取り付ける。　する
と、補助パイプ１１の先端が多目的ブラシ２５の吸い込
み凹部２７に到達し、吸い込み凹部２７から電気掃除機
本体までが連通ずるので、その多目的ブラシ２５を用い
て何の障害物のない広い床面を錦除することができる。

即ち、多目的ブラシ２５の吸い込み凹部２７から吸い込
まれたゴミや塵などは、多目的ブラシ２５に接続されて
いるゴミブラシ部２２の開口部から補助パイプ１１を通
って吸い込みパイプ本体１０へと吸い込まれ、可視性ホ
ース１２を通って電気掃除機本体へと収納される。

■　多目的ブラシ２５では掃除できないような狭い場所
を掃除する場合には、まず、掃除を行う者が多目的ブラ
シ２５を足で押さえつけるなどして、補助パイプ１１か
ら多目的ブラシ２５を取り外す。

尚、分離された多目的ブラシ２５は、その場に放置して
おくとよい。

掃除を行う者は、多目的ブラシ２５を取り外した補助パ
イプ１１のゴミブラシ部２２を用いて壁ぎわなどを掃除
する。

■　多目的ブラシ２５では掃除できないような場所をゴ
ミブラシ部２２によって掃除し終えたら、掃除を行う者
は、補助パイプ１１から分離されて放置されていた多目
的ブラシ２５の接続部２６にゴミブラシ部２２を差し込
む、　すると、補助パイプ１１の先端が多目的ブラシ２
５の吸い込み凹部２７に到達し、吸い込み凹部２７から
電気掃除機本体までが再び連通ずるので、　再び多目的
ブラシ２５を用いて掃除を行える。

次に、本実施例の効果について説明する。

本実施例においては、電気掃除機に用いる吸い込みパイ
プを　吸い込みパイプ本体１０と　その吸い込みパイプ
本体１０に接続された補助パイプ１１とによって形成し
、 補助パイプ１１を多目的ブラシ２５の着脱が自在であり
、且つ、その補助パイプ１１の反吸い込みパイプ本体１
０（！１の先端付近を壁ぎわ等の掃除に適したゴミブラ
シ部２２とした。

このことによって、以下のような効果がある。

■　掃除を中断して吸い込みノズルを交換することなく
、通常の掃除に使用される２種類の吸い込みノズルたる
多目的ブラシとゴミブラシのどちらをも使用できる。　
　即ち、補助パイプ１１に接続した多目的ブラシ２５を
補助パイプ１１がら外すことのみによって、補助パイプ
１１の先端付近のゴミブラシ部２２を用いて、多目的ブ
ラシ２５にて掃除をするのに適さない壁ぎわなどを掃除
することができる。

■　補助パイプ１１から外された多目的ブラシ２５を再
び補助パイプ１１に取り付けることも容易に行える。　
　即ち、多目的ブラシ２５の接続部２６にゴミブラシ部
２２を差し込むことのみによって、再び多目的ブラシ２
５を用いて広い面積を掃除することができる。

次に、本実施例のバリエーションについて説明する。

■　ゴミブラシ部２２の形状は、補助パイプ１１の軸方
向に対して斜めの切口としその切口には先端ブラシ２１
を植毛している、として説明したがこれに限られるもの
ではない、　　例えば、先端ブラシ２１をアタッチメン
ト式に着脱自在としてもよい。

■　補助パイプ１１と多目的ブラシ２５との着脱は、接
続部２６と補助パイプ１１との接触部分に起きる摩擦力
によって行われているが、本発明はこれに限られるもの
ではない、　　例えば、ワンタッチで着脱できるワンタ
ッチファスナーを採用し、その着脱の操１ヤを多目的ブ
ラシ２５の上面等に設けられたスイッチによって行うも
のとしてもよい。

尚、ワンタッチファスナーによる固定時には、補助パイ
プ１１と多目的ブラシ２５とは互いに回転可能であって
着脱ができないことが必要である。

ワンタッチファスナーを採用した場合、掃除を行う者に
とっては、補助パイプ１１と多目的ブラシ２５との着脱
の操１ヤが楽になる。　即ち、ゴミブラシ部２２を用い
て掃除をしたいときには、掃除を行う者が多目的ブラシ
２５の上面等に設けられたスイッチを足で踏みつけるな
どして、多目的ブラシ２５と補助パイプ１１とを分離す
ることができる。　　再び多目的ブラシ２５にて掃除を
したいときには、分離された多目的ブラシ２５の接続部
２６に補助パイプ１１を差し込めばよい。

■　本実施例の吸い込みパイプは、吸い込みパイプ本＃
１１と補助パイプ１１とから形成されているものとして
説明したが、これに限られるものではない。　　即ち、
本発明の吸い込みパイプにおいては、補助パイプ１１を
必ず必要とするものではない。

例えば、第５図及び第６図にて示すような第二の実施例
、第７Ｉ２Ｉ及び第８図にて示すような第三の実施例な
どのように、補助パイプ１１を用いないで形成した吸い
込みパイプであってもよい。

（１）第二の実施例について、第５図及び第６図を参照
にして更に詳しく説明する。

この実施例は、補助パイプ１１を用いることなく、多目
的ブラシ２５と吸い込みパイプ本体１゜とを着脱自在に
形成している。

多目的ブラシ２５との着脱を行う吸い込みパイ１本体１
０の先端は軸方向に対して斜めの切口となっており、そ
の切口には先端ブラシ２１を植毛している。

一方、多目的ブラシ２５は、その下面の吸い込み凹部２
７と吸い込みパイプ本体１ｏを着脱するための接続部２
６としてのは通孔とを有している。

この接続部２６は、吸い込みパイプ本体ｌＯの外径を内
径とした貫通孔であって、多目的ブラシ２５の吸い込み
凹部２７と連通している。

以上のような構成を有する吸い込みパイプ本体１０と多
目的ブラシ２５とによれば、接続部２６にゴミブラシ部
２２を接続すれば、多目的ブラシ２５を用いて広い床面
を掃除することができる。

また、接続部２６とゴミブラシ部２２とを分離するだけ
で、即ち吸い込みパイプ本体１０から多目的ブラシ２５
を取り外すだけで、ゴミブラシ部２２を用いて壁ぎわ等
の狭いところを掃除することができる。

（２）次に、第三の実施例について、第７図及び第８図
を参照にして更に詳しく説明する。

この実施例もまた、補助パイプ１１を用いることなく、
多目的ブラシ２５と吸い込みパイプ本体１０とを着脱自
在に形成している。

多目的ブラシ２５どの着脱を行う吸い込みパイプ本体１
０の先端は軸方向に対して斜めの切口となっており、そ
の切口には先端ブラシ２１を植毛している。

多目的ブラシ２５は、その下面の吸い込み凹部２７と、
吸い込みパイプ本体１０との着脱を行うための接続部２
６としての接続パイプとを有している。　　この接続パ
イプは吸い込みパイプ本体１０の内径を外径としたパイ
プであって、多目的ブラシ２５の吸い込み四部２７と連
通している。

以上のような構成を有する吸い込みパイプ本体１０と多
目的ブラシ２５とによれば、接続部２６にゴミブラシ部
２２を接続すれば、多目的ブラシ２５を用いて広い床面
を掃除することができる。

また、接続部２６とゴミブラシ部２２とを分離するだけ
で、即ち吸い込みパイプ本体１０から多目的ブラシ２５
を取り外すだけで、ゴミブラシ部２２を用いて壁ぎわ等
の狭いところを掃除することができる。

「発明の効果Ｊ 以上説明した゛ように、本発明の吸い込みパイプは、　
電気掃除機の吸い込みパイプと　多目的ブラシとを着脱
自在であるよう別体に形成し、吸い込みパイプの先端の
多目的ブラシを着脱する部分に先端ブラシを位置させた
。

これによって、 ■　掃除を中断して吸い込みノズルを交換することなく
、通常の掃除に使用される２種類の吸い込みノズルたる
多目的ブラシとゴミブラシとのどちらをも使用できる。

　　即ち、吸い込みパイプに取り付けた多目的ブラシを
吸い込みパイプから外すことのみによって、吸い込みパ
イプの先端部分の先端ブラシを用いて、壁ぎわなどを掃
除することができる。

■　吸い込みパイプから外された多目的ブラシを再び吸
い込みパイプに接続することも容易に行える。　即ち、
吸い込みパイプの先端ブラシによって壁ぎわ等を掃除し
た後に、多目的ブラシに吸い込みパイプの先端部分を接
続すること１のみによって、再び多目的ブラシを用いた
広い面精の掃除を行える。

以上のような効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の第一の実施例を示す正面図であり、第
２図は同側面図である。 第３図は本発明の第一の実施例に於ける主要部を拡大し
た正面図であり、第４図は同側面図である。 第５図は本発明の第二の実施例の主要部を拡大した正面
図であり、第６図は同側面図である。 第７図は本発明の第三の実施例の主要部を拡大した正面
図であり、第８図は同側面図である。 １０：吸い込みパイプ本体 １２：可撓性ホース １７：手元筒 ２１：先端ブラシ ２５：多目的ブラシ ２７：吸い込み凹部 １１：補助パイプ １６：折曲部 １８：中間筒 ２２：　ゴミブラシ部 ２６：接続部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気掃除機の吸い込みパイプと　多目的ブラシと
   を着脱自在であるよう別体に形成し、 吸い込みパイプの先端の多目的ブラシを着脱する部分に
   先端ブラシを設けた ことを特徴とする電気掃除機の吸い込みパイプ。