JPH0267470A - 無脈動定量ポンプ - Google Patents
無脈動定量ポンプInfo
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- JPH0267470A JPH0267470A JP21846288A JP21846288A JPH0267470A JP H0267470 A JPH0267470 A JP H0267470A JP 21846288 A JP21846288 A JP 21846288A JP 21846288 A JP21846288 A JP 21846288A JP H0267470 A JPH0267470 A JP H0267470A
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- pump chamber
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Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、往復動プランジャポンプを使用した無脈動
定量ポンプに係り、特に2基の定量ポンプをその流体の
流れが直列となるように配置して構成の単純化を図った
無脈動定量ポンプの改良に関する。
定量ポンプに係り、特に2基の定量ポンプをその流体の
流れが直列となるように配置して構成の単純化を図った
無脈動定量ポンプの改良に関する。
一般に、シングルプランジャ式往復動ポンプは、吸込行
程時に吐出量が零となるため、吐出流体は大きな脈動を
発生することから、2基の同径のプランジャポンプを使
用して各プランジャの往復動の位相を1/2サイクルず
らして各プランジャの合計移動容積が常に一定となるよ
うに制御する無脈動定量ポンプが実施されている−0こ
の種の無脈動定量ポンプは、各プランジャの合計移動容
積が一定になるよう作動させる特殊な曲線を有する1個
または2個のカムを使用し、2本のプランジャのポンプ
動作による合成吐出量を理論上無脈動にすることができ
る。
程時に吐出量が零となるため、吐出流体は大きな脈動を
発生することから、2基の同径のプランジャポンプを使
用して各プランジャの往復動の位相を1/2サイクルず
らして各プランジャの合計移動容積が常に一定となるよ
うに制御する無脈動定量ポンプが実施されている−0こ
の種の無脈動定量ポンプは、各プランジャの合計移動容
積が一定になるよう作動させる特殊な曲線を有する1個
または2個のカムを使用し、2本のプランジャのポンプ
動作による合成吐出量を理論上無脈動にすることができ
る。
しかしながら、実際にはカムの加工上の問題点から、前
述した合成吐出量の脈動を完全に回避することが困難で
あり、特に2本のプランジャの合成部分において、流量
が局部的に減少すると共に吐出圧力も低下して脈動が発
生する。
述した合成吐出量の脈動を完全に回避することが困難で
あり、特に2本のプランジャの合成部分において、流量
が局部的に減少すると共に吐出圧力も低下して脈動が発
生する。
このような観点から、出願人は先に、2本のプランジャ
を駆動するカムに駆動モータを連結すると共に駆動モー
タに駆動制御回路を接続し、さらに合成吐出流体の圧力
を検出して圧力変動位置を検出する回路と、カムの回転
位置を検出する回路とを設けて、これらの回路で得られ
る出力信号を前記駆動制御回路に供給して駆動モータの
速度制御を行うよう構成した無脈動定量ポンプを提案し
特許出願(特開昭57−70976号)を行った。
を駆動するカムに駆動モータを連結すると共に駆動モー
タに駆動制御回路を接続し、さらに合成吐出流体の圧力
を検出して圧力変動位置を検出する回路と、カムの回転
位置を検出する回路とを設けて、これらの回路で得られ
る出力信号を前記駆動制御回路に供給して駆動モータの
速度制御を行うよう構成した無脈動定量ポンプを提案し
特許出願(特開昭57−70976号)を行った。
このように、従来から無脈動ポンプの脈動の発生を実質
的に極めて少く抑制するため、種々提案がなされている
。
的に極めて少く抑制するため、種々提案がなされている
。
一般に、この種の無脈動定量ポンプにおいては、第3図
に示す通り、2基の定量ポンプ70.72を並列に配置
し、これらの定量ポンプは吸込口同志74.74および
吐出口同志76.76を配管接続して流体の流れがそれ
ぞれ並列になるよう構成されている。従って、このよう
な定量ポンプの配列では、それぞれのポンプに設けられ
た配管は接続集合されるため、これら配管により占めら
れる空間の領域は必要以上に拡大され、ポンプ設置場所
の制約を受けると共に配管構成が複雑なため配管作業が
困難となり結果的にトータルコストが高価になる難点を
有していた。
に示す通り、2基の定量ポンプ70.72を並列に配置
し、これらの定量ポンプは吸込口同志74.74および
吐出口同志76.76を配管接続して流体の流れがそれ
ぞれ並列になるよう構成されている。従って、このよう
な定量ポンプの配列では、それぞれのポンプに設けられ
た配管は接続集合されるため、これら配管により占めら
れる空間の領域は必要以上に拡大され、ポンプ設置場所
の制約を受けると共に配管構成が複雑なため配管作業が
困難となり結果的にトータルコストが高価になる難点を
有していた。
さらに、従来から使用されている一対のカムはそれぞれ
特殊なカム形状をしており、カム加工に際し高度な技術
が要求され製造価格が高価になる難点を有していた。
特殊なカム形状をしており、カム加工に際し高度な技術
が要求され製造価格が高価になる難点を有していた。
そこで、本発明の目的は2基の定量ポンプをその流体の
流れが直列となるように上下に配置し、吸込、吐出配管
を単一化して全体としてコンパクトな構成とすると共に
、吸込測定量ポンプのカムに偏心カムを採用することに
より、カムの構成が単純化し製作組付けが容易となり、
製造価格の低廉な無脈動定量ポンプを提供するにある。
流れが直列となるように上下に配置し、吸込、吐出配管
を単一化して全体としてコンパクトな構成とすると共に
、吸込測定量ポンプのカムに偏心カムを採用することに
より、カムの構成が単純化し製作組付けが容易となり、
製造価格の低廉な無脈動定量ポンプを提供するにある。
本発明に係る無脈動定量ポンプは、2本のプランジャを
カム駆動により各ポンプ室内を往復動させてそれぞれの
プランジャのポンプ動作により合成吐出量を得るよう構
成した無脈動定量ポンプにおいて、 前記各プランジャの往復動により吸込、吐出される流体
をその流れが直列となるよう各ポンプ室を接続配置し、
前記各プランジャの軸線に対しこれと直交する方向に回
転軸を回転自在に軸支し、この回転軸に吸込側ポンプ室
のプランジャ往復動作が正弦波運動を与える形状の第1
のカム部材と、この第1のカム部材に対し相対的に半径
方向に変位し前記正弦波との合成吐出波形が一定となる
よう吐出側ポンプ室のプランジャ往復動作をさせる第2
のカム部材を設け、さらに前記回転軸の一部に回転駆動
手段を結合することを特徴とする。
カム駆動により各ポンプ室内を往復動させてそれぞれの
プランジャのポンプ動作により合成吐出量を得るよう構
成した無脈動定量ポンプにおいて、 前記各プランジャの往復動により吸込、吐出される流体
をその流れが直列となるよう各ポンプ室を接続配置し、
前記各プランジャの軸線に対しこれと直交する方向に回
転軸を回転自在に軸支し、この回転軸に吸込側ポンプ室
のプランジャ往復動作が正弦波運動を与える形状の第1
のカム部材と、この第1のカム部材に対し相対的に半径
方向に変位し前記正弦波との合成吐出波形が一定となる
よう吐出側ポンプ室のプランジャ往復動作をさせる第2
のカム部材を設け、さらに前記回転軸の一部に回転駆動
手段を結合することを特徴とする。
この場合、相互に接続された前記ポンプ室は、その接続
部および吸込部に逆止弁を設けても良い。また、前記第
2のカム部材は偏心円筒カムで構成すれば好適である。
部および吸込部に逆止弁を設けても良い。また、前記第
2のカム部材は偏心円筒カムで構成すれば好適である。
本発明に係る無脈動定量ポンプによれば、回転駆動手段
の駆動により回転軸を介して一対のカム部材が回転する
。このカム部材の回転により各プランジャは前記回転軸
に対し遠合方向と求心方向(二次元の変位)にそれぞれ
180°の位相差を以って変位する。この場合、ポンプ
室を前記プランジャの往復動により吸込、吐出される流
体をその流れが直列となるよう接続配置し、各プランジ
ャを往復動させる一対のカム曲線と逆止弁との組合せに
より、各プランジャの吐出波形の合成波形を実質的に一
定とすることができる。
の駆動により回転軸を介して一対のカム部材が回転する
。このカム部材の回転により各プランジャは前記回転軸
に対し遠合方向と求心方向(二次元の変位)にそれぞれ
180°の位相差を以って変位する。この場合、ポンプ
室を前記プランジャの往復動により吸込、吐出される流
体をその流れが直列となるよう接続配置し、各プランジ
ャを往復動させる一対のカム曲線と逆止弁との組合せに
より、各プランジャの吐出波形の合成波形を実質的に一
定とすることができる。
次に、本発明に係る無脈動定量ポンプの実施例につき添
付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る無脈動定量ポンプの第1の実施
例を示す要部断面図である。第1図において、10はカ
ムハウジング12とプランジャハウジング14とからな
るポンプハウジングであり、カムハウジング12(図中
上方)には回転軸16が軸受18,20により垂直方向
に回転自在に軸支されている。
例を示す要部断面図である。第1図において、10はカ
ムハウジング12とプランジャハウジング14とからな
るポンプハウジングであり、カムハウジング12(図中
上方)には回転軸16が軸受18,20により垂直方向
に回転自在に軸支されている。
また前記回転軸16の一端(図中上方)にはカムハウジ
ング12上部に取付けられた減速モータ22の出力軸が
接続されている。さらに、この回転軸16には第1のカ
ム部材24と第2のカム部材26とからなる一対のカム
部材が上下に配設されている。またプランジャハウジン
グ14内には前記回転軸16と直交する2本のプランジ
ャ28.30が上下に平行に摺動可能に設けられており
、第1のカム部材である特殊円盤カム24に対応するプ
ランジャ28は、その後端側面(左側)に設けられたカ
ムフォロア32を介してカム24のカム溝36に係合し
ている。
ング12上部に取付けられた減速モータ22の出力軸が
接続されている。さらに、この回転軸16には第1のカ
ム部材24と第2のカム部材26とからなる一対のカム
部材が上下に配設されている。またプランジャハウジン
グ14内には前記回転軸16と直交する2本のプランジ
ャ28.30が上下に平行に摺動可能に設けられており
、第1のカム部材である特殊円盤カム24に対応するプ
ランジャ28は、その後端側面(左側)に設けられたカ
ムフォロア32を介してカム24のカム溝36に係合し
ている。
一方、回転軸16と一体的に形成された第2のカムであ
る偏心カム26に対応するプランジャ30の後端にはク
ランクアーム34がその一端をピン35を介して枢支さ
れている。
る偏心カム26に対応するプランジャ30の後端にはク
ランクアーム34がその一端をピン35を介して枢支さ
れている。
このクランクアーム34の他f@(右側)には円筒コロ
軸受38を介して前記偏心カム26が転勤可能に挿嵌し
ている。
軸受38を介して前記偏心カム26が転勤可能に挿嵌し
ている。
また、前記プランジャハウジング14の右側面には内部
に第1のポンプ室39が形成された第1のポンプゲージ
ング42と、第2のポンプ室40が形成された第2のポ
ンプゲージング44が上下に配設されている。また、前
記各ポンプ室39.40内には前記プランジャ28.3
0の先端が進退可能に挿入し、その挿入部分はそれぞれ
シール部46.48によりシールされている。
に第1のポンプ室39が形成された第1のポンプゲージ
ング42と、第2のポンプ室40が形成された第2のポ
ンプゲージング44が上下に配設されている。また、前
記各ポンプ室39.40内には前記プランジャ28.3
0の先端が進退可能に挿入し、その挿入部分はそれぞれ
シール部46.48によりシールされている。
さらに、プランジャハウジング14の右側面の下側に取
付けられた第2のポンプケーシング44には吸込口50
が設けられ、この吸込口50と第2のポンプ室間には逆
止弁52が組込まれている。また、前記第2のポンプケ
ーシング44の吐出口とその上方に設けられた第1のポ
ンプケーシング42の吸込口間は逆止弁54を介して連
通接続され、さらに第1のポンプケーシング42の上方
には吐出口56が設けられ、この吐出口56には逆止弁
57が組込まれている。尚、この逆止弁57は機能上必
ずしも必要なものではないが流体の逆流防止、整流等の
他の目的で設けることは妨げない。
付けられた第2のポンプケーシング44には吸込口50
が設けられ、この吸込口50と第2のポンプ室間には逆
止弁52が組込まれている。また、前記第2のポンプケ
ーシング44の吐出口とその上方に設けられた第1のポ
ンプケーシング42の吸込口間は逆止弁54を介して連
通接続され、さらに第1のポンプケーシング42の上方
には吐出口56が設けられ、この吐出口56には逆止弁
57が組込まれている。尚、この逆止弁57は機能上必
ずしも必要なものではないが流体の逆流防止、整流等の
他の目的で設けることは妨げない。
このようにして、第2のポンプ室40内に挿入している
プランジャ30の往復動によりポンプ作用を行う定量ポ
ンプがそれぞれ逆止弁を介してその流れが直列となるよ
う配設される。
プランジャ30の往復動によりポンプ作用を行う定量ポ
ンプがそれぞれ逆止弁を介してその流れが直列となるよ
う配設される。
つぎに、上下に配設された第1の定量ポンプ58と第2
の定量ポンプ60によるポンプ作動について説明する。
の定量ポンプ60によるポンプ作動について説明する。
下側に設けられた第2のポンプ室40内に−ftllを
挿入しているプランジャ30は偏心カム26の回転動作
により変位した分、後退移動し、この移動により流体は
吸込口50より逆止弁52を通過して第2のポンプ室4
0内に流入する。
挿入しているプランジャ30は偏心カム26の回転動作
により変位した分、後退移動し、この移動により流体は
吸込口50より逆止弁52を通過して第2のポンプ室4
0内に流入する。
さらに、偏心カム26が回転軸16と共に回転すると、
この偏心カム26は半径方向に変位し、プランジャ30
を前進(右行)させる、これにより第2のポンプ室40
内で圧縮された液体は逆止弁54を通過して第1のポン
プ室39内に流入する。この場合、同時に第1のポンプ
室39内に進退自在に挿入している上側のプランジャ2
8は、前記第2のカム部材26と1809の位相差をも
って形成された特殊円盤カム24のカム溝36により、
下側のプランジャ30とは相対的な往復運動、すなわち
後退動作が開始される。
この偏心カム26は半径方向に変位し、プランジャ30
を前進(右行)させる、これにより第2のポンプ室40
内で圧縮された液体は逆止弁54を通過して第1のポン
プ室39内に流入する。この場合、同時に第1のポンプ
室39内に進退自在に挿入している上側のプランジャ2
8は、前記第2のカム部材26と1809の位相差をも
って形成された特殊円盤カム24のカム溝36により、
下側のプランジャ30とは相対的な往復運動、すなわち
後退動作が開始される。
従って、前記第2のポンプ室40内の液体が第1のポン
プ室3つ内に流入する。さらに特殊円盤カム24が回転
するとプランジャ28は再び前進動作に入り、第1のポ
ンプ室39内の液体を吐出口56より逆止弁57を通過
して吐出し、直列の流体の流れが形成される。
プ室3つ内に流入する。さらに特殊円盤カム24が回転
するとプランジャ28は再び前進動作に入り、第1のポ
ンプ室39内の液体を吐出口56より逆止弁57を通過
して吐出し、直列の流体の流れが形成される。
従来から、それぞれのプランジャの動作を相対的に行わ
せて吸込、吐出行程を同時に行うことで、それぞれの流
量波形で生ずる山、谷(パルス)をそれぞれ打消し合い
、合成吐出量を一定にすることにより、脈動を防止する
並列型の無脈動ポンプは知られている。しかしながら、
合成吐出量の脈動を完全に回避するにはカム形状が複雑
となり困難とされてきた。
せて吸込、吐出行程を同時に行うことで、それぞれの流
量波形で生ずる山、谷(パルス)をそれぞれ打消し合い
、合成吐出量を一定にすることにより、脈動を防止する
並列型の無脈動ポンプは知られている。しかしながら、
合成吐出量の脈動を完全に回避するにはカム形状が複雑
となり困難とされてきた。
そこで、本発明は第1、第2の定量ポンプ58.60を
その流れが直列となるよう配置することにより前記問題
を一気に解決した。
その流れが直列となるよう配置することにより前記問題
を一気に解決した。
すなわち、第2図(a)(b)(c)にそれぞれ示され
る流量波形を得るべく各プランジャ28.30の動作を
与える第1、第2のカム部材24.26のカムの組合せ
で解決することができる。
る流量波形を得るべく各プランジャ28.30の動作を
与える第1、第2のカム部材24.26のカムの組合せ
で解決することができる。
すなわち、これらプランジャ28.30の往復移動によ
る吸込、吐出の流量波形は第2図(b)、(c)に示す
波形となり、これらの波形はそれぞれ特殊円盤カム24
のカム溝36および偏心カム26の外形形状により創出
される。
る吸込、吐出の流量波形は第2図(b)、(c)に示す
波形となり、これらの波形はそれぞれ特殊円盤カム24
のカム溝36および偏心カム26の外形形状により創出
される。
この場合、第2図(c)に示す第2の定量ポンプ60の
吸入、吐出による流量波形は偏心カム26により正弦曲
線の波形が得られ、この正弦波形の吸入、吐出の位相に
対し、180゛ずらした状態で同一回転軸に配設された
特殊円盤カム24の流量波形との合成波形が、第2図(
a)に示す一定吐出の波形となるようにカム溝36を削
成する。
吸入、吐出による流量波形は偏心カム26により正弦曲
線の波形が得られ、この正弦波形の吸入、吐出の位相に
対し、180゛ずらした状態で同一回転軸に配設された
特殊円盤カム24の流量波形との合成波形が、第2図(
a)に示す一定吐出の波形となるようにカム溝36を削
成する。
すなわち、回転軸の回転角度をθ、最大吐出量をqoと
したとき下段の第2の定量ポンプ60の吐出量q、は Q + = qo S!nθ (1)
となり、ポンプ全体の平均吐出量q aveはた QaVe = [2J’、、 Qo sinθdθ]/
2π=q0/π (2) となる、従って上段の第1の定量ポンプ58の吐出i
q 2は 0≦θ≦πのとき、 (12=(1(1/π−qo S!nθ−(3)(尚
、q2〉0は吐出工程、q 2<Oは吸込工程) π≦θ≦2πのとき、 q2=qO/π (4)となり
、前記+3)、 +4)式の関係を満足するqとなるよ
うにカム溝36の形状を決定すれば良い、すなわち、プ
ランジャ28の軸中心上に回転軸16の中心がある場合
に、回転軸16の中心とカムフォロア32まなは円筒カ
ム82の中心との距離をrとすると、回転軸16の回転
角θが 0≦θ≦πの範囲では 9゜ r=kf (H−qa sinθ)dθ ・・曲・
(5)となり、境界条件を入れて整理すると θ r=k −qo (−)H+ CO3θ −1
) 十 Ro −・−・・・ (6)となる、こ
こで境界条件を入れて整理するとθ r = k−q o (で丙ヨー 2)−)−Ro
・・・・・・・・・・・・・・ (8)となり、
カム溝36の形状が決まる。
したとき下段の第2の定量ポンプ60の吐出量q、は Q + = qo S!nθ (1)
となり、ポンプ全体の平均吐出量q aveはた QaVe = [2J’、、 Qo sinθdθ]/
2π=q0/π (2) となる、従って上段の第1の定量ポンプ58の吐出i
q 2は 0≦θ≦πのとき、 (12=(1(1/π−qo S!nθ−(3)(尚
、q2〉0は吐出工程、q 2<Oは吸込工程) π≦θ≦2πのとき、 q2=qO/π (4)となり
、前記+3)、 +4)式の関係を満足するqとなるよ
うにカム溝36の形状を決定すれば良い、すなわち、プ
ランジャ28の軸中心上に回転軸16の中心がある場合
に、回転軸16の中心とカムフォロア32まなは円筒カ
ム82の中心との距離をrとすると、回転軸16の回転
角θが 0≦θ≦πの範囲では 9゜ r=kf (H−qa sinθ)dθ ・・曲・
(5)となり、境界条件を入れて整理すると θ r=k −qo (−)H+ CO3θ −1
) 十 Ro −・−・・・ (6)となる、こ
こで境界条件を入れて整理するとθ r = k−q o (で丙ヨー 2)−)−Ro
・・・・・・・・・・・・・・ (8)となり、
カム溝36の形状が決まる。
次に、第1、第2のカムの組合せの変形例を示す第2〜
第4の実施例につき第3図<a>、(b)、(c)を基
に説明する。尚、前述した構成と同一部分については同
一参照符号を付し、その説明を省略する。
第4の実施例につき第3図<a>、(b)、(c)を基
に説明する。尚、前述した構成と同一部分については同
一参照符号を付し、その説明を省略する。
すなわち、第3図(a)に示す第2の実施例における下
段のカム機構は第1の実施例と同一構成とし、この場合
、上段のカム機構は第1の実施例の第1のカム部材であ
る特殊円盤カム24に相当するカムを特殊円筒カム80
とし、作動杆86を対応するプランジャ28の後端に螺
着し、この作動杆86の端部に円筒コロ82をその回転
軸心が回転軸16の軸心と平行になるよう回転自在に軸
支し、さらに前記円筒コロ82をコイルばね84を介し
て前記カム外周に押圧付勢するように構成したものであ
る。
段のカム機構は第1の実施例と同一構成とし、この場合
、上段のカム機構は第1の実施例の第1のカム部材であ
る特殊円盤カム24に相当するカムを特殊円筒カム80
とし、作動杆86を対応するプランジャ28の後端に螺
着し、この作動杆86の端部に円筒コロ82をその回転
軸心が回転軸16の軸心と平行になるよう回転自在に軸
支し、さらに前記円筒コロ82をコイルばね84を介し
て前記カム外周に押圧付勢するように構成したものであ
る。
また、第3図(b)に示す第3の実施例における下段の
カムtsmは第3図(a)に示す上段のカム機構と同一
構成とし、回転軸16に一体的に設けられるカムは偏心
円筒カム88とする。この場合、上段のカム機構は下段
のカム機構と同一構成とし、カムは第2の実施例に示す
特殊円筒カム80と同様の構成とする。
カムtsmは第3図(a)に示す上段のカム機構と同一
構成とし、回転軸16に一体的に設けられるカムは偏心
円筒カム88とする。この場合、上段のカム機構は下段
のカム機構と同一構成とし、カムは第2の実施例に示す
特殊円筒カム80と同様の構成とする。
さらに、第3図(C)に示す第4の実施例における下段
のカム機構は第3図(b)に示す下段のカム機構と同一
構成とすると共に、上段のカム機構は第1図に示す第1
の実施例の上段のカムと同様の構成とする。
のカム機構は第3図(b)に示す下段のカム機構と同一
構成とすると共に、上段のカム機構は第1図に示す第1
の実施例の上段のカムと同様の構成とする。
このようにして、2基の定量ポンプ58゜60をその流
体の流れが直列となるように上下に配!した場合流入側
のポンプ(下段ポンプ)のカム形状をプランジャ30の
往復動による流量波形が正弦波波形となるような偏心円
筒カムを採用することにより、吐出側のポンプ(上段ポ
ンプ)のカム形状のみを前記(3)および(4)式を満
足する形状の特殊カムに設計すれば良く、無脈動吐出を
達成する一連のカムの設計が容易になると共に、その製
造価格も低源となり、カムのメンテナンスも極めて容易
となる等の利点を有する。
体の流れが直列となるように上下に配!した場合流入側
のポンプ(下段ポンプ)のカム形状をプランジャ30の
往復動による流量波形が正弦波波形となるような偏心円
筒カムを採用することにより、吐出側のポンプ(上段ポ
ンプ)のカム形状のみを前記(3)および(4)式を満
足する形状の特殊カムに設計すれば良く、無脈動吐出を
達成する一連のカムの設計が容易になると共に、その製
造価格も低源となり、カムのメンテナンスも極めて容易
となる等の利点を有する。
前述した実施例から明らかなように、本発明に係る無脈
動定量ポンプによれば、各プランジャの往復動により吸
込、吐出される流体を、その流れが直列となるよう各ポ
ンプ室を接続配置することにより、従来の並列形の無脈
動定量ポンプに必要な吸込、吐出配管が不要となり、ポ
ンプが空間を占める領域が削減されて省スペース化が達
成できる。
動定量ポンプによれば、各プランジャの往復動により吸
込、吐出される流体を、その流れが直列となるよう各ポ
ンプ室を接続配置することにより、従来の並列形の無脈
動定量ポンプに必要な吸込、吐出配管が不要となり、ポ
ンプが空間を占める領域が削減されて省スペース化が達
成できる。
さらに、各プランジャの軸線に対しこれと直交する方向
に回転軸を回転自在に軸支し、この回転軸に吸込側ポン
プ室のプランジャ往復動作が正弦波を得る形状の第1の
カム部材と、この第1のカム部材に対し相対的に半径方
向に変位し前記正弦波との合成吐出波形が一定となるよ
う吐出側ポンプ室のプランジャ往復動作をさせるべく形
成された第2のカム部材を設け、さらに前記回転軸の一
部に回転駆動手段を結合するよう構成することにより、
吸込側の下段ポンプのカムを通常−数的に使用される信
心カムを使用することにより特殊カムを1つに削減し、
製造価格の低源が図れ、これら2つのカム部材の組合せ
により無脈動定量吐出が有効に達成できる。
に回転軸を回転自在に軸支し、この回転軸に吸込側ポン
プ室のプランジャ往復動作が正弦波を得る形状の第1の
カム部材と、この第1のカム部材に対し相対的に半径方
向に変位し前記正弦波との合成吐出波形が一定となるよ
う吐出側ポンプ室のプランジャ往復動作をさせるべく形
成された第2のカム部材を設け、さらに前記回転軸の一
部に回転駆動手段を結合するよう構成することにより、
吸込側の下段ポンプのカムを通常−数的に使用される信
心カムを使用することにより特殊カムを1つに削減し、
製造価格の低源が図れ、これら2つのカム部材の組合せ
により無脈動定量吐出が有効に達成できる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更を
なし得ることは勿論である。
明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更を
なし得ることは勿論である。
第1図は本発明に係る無脈動定量ポンプの要部断面図、
第2図は本発明に係る無脈動定量ポンプの流量波形図を
示し、第2図(a)は合成波形図、第2図(b)は第1
の定量ポンプの流量波形図、第2図(C)は第2の定量
ポンプの流量波形図、第3図は第1、第2のカムの組合
せの変形例を示し、第3図(a)はクランクで接続され
た偏心円筒カムと特殊円筒カムを組合せた第2の実施例
を示す組合せカム構成図、第3図(b)は偏心円筒カム
と特殊円筒カムを組合せた第3の実施例を示す組合せカ
ム構成図、第3図(c)は偏心円筒カムと特殊円盤カム
を組合せた第4の実施例を示す組合せカム構成図であり
、第4図は従来の無脈動定量ポンプの全体斜視図である
。 10・・・ポンプハウジング 12・・・カムハウジング 14・・・プランジャハウジング 16・・・回転軸 18.20・・・軸受22・
・・減速モータ 24・・・特殊円盤カム(第1のカ
ム部材) 26・・・偏心カム 28.30・・・プランジャ
(第2のカム部材) 32・・・カムフォロア 36・・・カム清 39・・・第1のポンプ室 40・・・第2のポンプ室 42・・・第1のポンプケーシング 44・・・第2のポンプケーシング 46.48・・・シール部 50・・・吸込部34・・
・クランクアーム 38・・・円筒コロ軸受 52.54.57・・・逆止弁 56・・・吐出部58
・・・第1の定量ポンプ 60・・・第2の定量ポンプ 70.72・・・定量ポンプ 74・・・吸込口 80・・・特殊円筒カム 84・・・コイルばね 88・・・偏心円筒カム 76・・・吐出口 82・・・円筒コロ 86・・・作動杆 特 許 出 願 人 日機装株式会社
第2図は本発明に係る無脈動定量ポンプの流量波形図を
示し、第2図(a)は合成波形図、第2図(b)は第1
の定量ポンプの流量波形図、第2図(C)は第2の定量
ポンプの流量波形図、第3図は第1、第2のカムの組合
せの変形例を示し、第3図(a)はクランクで接続され
た偏心円筒カムと特殊円筒カムを組合せた第2の実施例
を示す組合せカム構成図、第3図(b)は偏心円筒カム
と特殊円筒カムを組合せた第3の実施例を示す組合せカ
ム構成図、第3図(c)は偏心円筒カムと特殊円盤カム
を組合せた第4の実施例を示す組合せカム構成図であり
、第4図は従来の無脈動定量ポンプの全体斜視図である
。 10・・・ポンプハウジング 12・・・カムハウジング 14・・・プランジャハウジング 16・・・回転軸 18.20・・・軸受22・
・・減速モータ 24・・・特殊円盤カム(第1のカ
ム部材) 26・・・偏心カム 28.30・・・プランジャ
(第2のカム部材) 32・・・カムフォロア 36・・・カム清 39・・・第1のポンプ室 40・・・第2のポンプ室 42・・・第1のポンプケーシング 44・・・第2のポンプケーシング 46.48・・・シール部 50・・・吸込部34・・
・クランクアーム 38・・・円筒コロ軸受 52.54.57・・・逆止弁 56・・・吐出部58
・・・第1の定量ポンプ 60・・・第2の定量ポンプ 70.72・・・定量ポンプ 74・・・吸込口 80・・・特殊円筒カム 84・・・コイルばね 88・・・偏心円筒カム 76・・・吐出口 82・・・円筒コロ 86・・・作動杆 特 許 出 願 人 日機装株式会社
Claims (3)
- (1)2本のプランジャをカム駆動により各ポンプ室内
を往復動させて夫々のプランジャのポンプ動作により合
成吐出量を得るよう構成した無脈動定量ポンプにおいて
、 前記各プランジャの往復動により吸込、吐出される流体
をその流れが直列となるよう各ポンプ室を接続配置し、
前記各プランジャの軸線に対しこれと直交する方向に回
転軸を回転自在に軸支し、この回転軸に吸込側ポンプ室
のプランジャ往復動作が正弦波運動を与える形状の第1
のカム部材と、この第1のカム部材に対し相対的に半径
方向に変位し前記正弦波との合成吐出波形が一定となる
よう吐出側ポンプ室のプランジャ往復動作をさせる第2
のカム部材を設け、さらに前記回転軸の一部に回転駆動
手段を結合することを特徴とする無脈動定量ポンプ。 - (2)相互に接続された前記ポンプ室は、その接続部お
よび吸込部に逆止弁を設けてなる請求項1記載の無脈動
定量ポンプ。 - (3)前記第2のカム部材は偏心円筒カムからなる請求
項1記載の無脈動定量ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21846288A JPH0267470A (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 無脈動定量ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21846288A JPH0267470A (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 無脈動定量ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0267470A true JPH0267470A (ja) | 1990-03-07 |
Family
ID=16720283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21846288A Pending JPH0267470A (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 無脈動定量ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0267470A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0427772A (ja) * | 1990-05-23 | 1992-01-30 | Nikkiso Co Ltd | 無脈動定量ポンプの吐出流量調節機構 |
CN103174619A (zh) * | 2013-04-02 | 2013-06-26 | 合肥日上电器有限公司 | 往复注射式计量泵 |
-
1988
- 1988-09-02 JP JP21846288A patent/JPH0267470A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0427772A (ja) * | 1990-05-23 | 1992-01-30 | Nikkiso Co Ltd | 無脈動定量ポンプの吐出流量調節機構 |
CN103174619A (zh) * | 2013-04-02 | 2013-06-26 | 合肥日上电器有限公司 | 往复注射式计量泵 |
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