JPH026697B2 - - Google Patents
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- JPH026697B2 JPH026697B2 JP56054128A JP5412881A JPH026697B2 JP H026697 B2 JPH026697 B2 JP H026697B2 JP 56054128 A JP56054128 A JP 56054128A JP 5412881 A JP5412881 A JP 5412881A JP H026697 B2 JPH026697 B2 JP H026697B2
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- carbon dioxide
- container
- dioxide gas
- beverage
- boiling
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Landscapes
- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
- Packages (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は炭酸ガス含有飲料(以下単に炭酸飲料
という)が充填されている瓶、罐等の携帯用密閉
容器(以下単に密閉容器という)に関する。古く
からビール、清涼飲料等の炭酸飲料を密閉容器に
充填することが行われている。炭酸飲料を密閉容
器に充填する場合、冷却した飲料に炭酸ガスを飽
和または過飽和に含有させ容器に充填し、直ちに
密封するものである。この密閉容器に外部から衝
撃、振動、高周波、超音波、温度等のエネルギー
を与えた後開封すると、容器内で炭酸ガスと飲料
が分離していたものが、飲料の粘りで一瞬のうち
に泡立つものである。このことは一般的によく知
られた現象である。一方外部からエネルギーを与
えないで開封したときは泡が全く生じないか、わ
ずかしか泡が立たないこともよく知られた現象で
ある。一般に炭酸飲料においては飲用に最適の量
より過剰に炭酸ガスを含有させてあるもので、密
閉容器よりコツプ等の受器に注ぐとき泡として炭
酸ガスの一部が放出されその結果飲用に最適の炭
酸ガス量となり美味しく飲用できるものである。
特にビールにおいてはきめ細かい泡を適量生成さ
すことがビールを美味しく飲むために必要なこと
である。本発明は上記したように外部からエネル
ギーを与えないで開封しても、適度の泡立ちをす
る容器入り炭酸ガス含有飲料製品を提供するもの
で、ジヨツキやグラス等の受器に注ぐことなく、
直接口をつけて飲むようになつている缶、瓶等の
容器に充填されたビール等の炭酸ガス含有飲料製
品において、炭酸ガスの加圧下で、炭酸ガス含有
飲料が充填され、且つその炭酸ガス含有飲料中に
浸漬された沸騰石様物質が存在していることを特
徴とする容器入り炭酸ガス含有飲料製品である。
沸騰石様物質(以下単に沸騰石という)とは、一
般に、液体を沸騰させる際に加熱による突沸を防
ぐ目的で、沸騰の核として添加されず小片類をい
い、特に本発明では、化学的に安定で液体と反応
しないで、気相の生成を誘発する能力のある多孔
性の物質をいう。かかるものとして陶器または磁
器の素焼物、沸石等の焼成鉱物、合成ゼオライ
ト、ガラスフイルター、多孔性ガラス毛細管集合
体等の粉砕物があげられ、それらは0.5〜15mm程
度のものが好ましい。
という)が充填されている瓶、罐等の携帯用密閉
容器(以下単に密閉容器という)に関する。古く
からビール、清涼飲料等の炭酸飲料を密閉容器に
充填することが行われている。炭酸飲料を密閉容
器に充填する場合、冷却した飲料に炭酸ガスを飽
和または過飽和に含有させ容器に充填し、直ちに
密封するものである。この密閉容器に外部から衝
撃、振動、高周波、超音波、温度等のエネルギー
を与えた後開封すると、容器内で炭酸ガスと飲料
が分離していたものが、飲料の粘りで一瞬のうち
に泡立つものである。このことは一般的によく知
られた現象である。一方外部からエネルギーを与
えないで開封したときは泡が全く生じないか、わ
ずかしか泡が立たないこともよく知られた現象で
ある。一般に炭酸飲料においては飲用に最適の量
より過剰に炭酸ガスを含有させてあるもので、密
閉容器よりコツプ等の受器に注ぐとき泡として炭
酸ガスの一部が放出されその結果飲用に最適の炭
酸ガス量となり美味しく飲用できるものである。
特にビールにおいてはきめ細かい泡を適量生成さ
すことがビールを美味しく飲むために必要なこと
である。本発明は上記したように外部からエネル
ギーを与えないで開封しても、適度の泡立ちをす
る容器入り炭酸ガス含有飲料製品を提供するもの
で、ジヨツキやグラス等の受器に注ぐことなく、
直接口をつけて飲むようになつている缶、瓶等の
容器に充填されたビール等の炭酸ガス含有飲料製
品において、炭酸ガスの加圧下で、炭酸ガス含有
飲料が充填され、且つその炭酸ガス含有飲料中に
浸漬された沸騰石様物質が存在していることを特
徴とする容器入り炭酸ガス含有飲料製品である。
沸騰石様物質(以下単に沸騰石という)とは、一
般に、液体を沸騰させる際に加熱による突沸を防
ぐ目的で、沸騰の核として添加されず小片類をい
い、特に本発明では、化学的に安定で液体と反応
しないで、気相の生成を誘発する能力のある多孔
性の物質をいう。かかるものとして陶器または磁
器の素焼物、沸石等の焼成鉱物、合成ゼオライ
ト、ガラスフイルター、多孔性ガラス毛細管集合
体等の粉砕物があげられ、それらは0.5〜15mm程
度のものが好ましい。
かかる沸騰石は密閉容器の底部に位置させる必
要があるが、上記のような沸騰石は多孔性であつ
てもいずれも比重が炭酸飲料より大で炭酸飲料の
底に沈むものである。開封された密閉容器の開口
部より直接飲む場合、通常上記沸騰石は飲料の粘
性により底部に付着し容易に容器外に出てこない
ものであるが、過つて容器外に流出し口の内に入
ることを防ぐため、無害な接着剤で容器底面に接
着させるか、あるいは沸騰石が流出しない網状袋
の中に入れ該網状袋を底面または側面に固定する
等の方法をとることが好ましい。
要があるが、上記のような沸騰石は多孔性であつ
てもいずれも比重が炭酸飲料より大で炭酸飲料の
底に沈むものである。開封された密閉容器の開口
部より直接飲む場合、通常上記沸騰石は飲料の粘
性により底部に付着し容易に容器外に出てこない
ものであるが、過つて容器外に流出し口の内に入
ることを防ぐため、無害な接着剤で容器底面に接
着させるか、あるいは沸騰石が流出しない網状袋
の中に入れ該網状袋を底面または側面に固定する
等の方法をとることが好ましい。
また沸騰石の量は炭酸飲料の種類および密閉容
器の容量、形状によつて異なるが、容器1個当り
1〜数個程度あればよい。
器の容量、形状によつて異なるが、容器1個当り
1〜数個程度あればよい。
飲用に適した温度例えば5〜15℃程度に冷却さ
れた炭酸飲料は密閉容器内では上記のように過剰
の炭酸ガスによつて過飽和状態になつているもの
である。外部からエネルギーを与えられずに開封
した場合、過飽和状態がそのまま続き殆んど炭酸
ガスが発生しないことは前述の通りである。しか
し沸騰石が存在すると沸騰石の本来の作用即ち過
飽和を破る作用によつて、過剰の炭酸ガスが泡と
なつて放出され炭酸飲料は飲用に適した炭酸ガス
濃度となり美味しく飲めるものである。特にビー
ルにおいてはきめ細かい泡となつて適当の炭酸ガ
スが放出されるのでコツプに注いだ時と同様美味
しく飲めるものである。
れた炭酸飲料は密閉容器内では上記のように過剰
の炭酸ガスによつて過飽和状態になつているもの
である。外部からエネルギーを与えられずに開封
した場合、過飽和状態がそのまま続き殆んど炭酸
ガスが発生しないことは前述の通りである。しか
し沸騰石が存在すると沸騰石の本来の作用即ち過
飽和を破る作用によつて、過剰の炭酸ガスが泡と
なつて放出され炭酸飲料は飲用に適した炭酸ガス
濃度となり美味しく飲めるものである。特にビー
ルにおいてはきめ細かい泡となつて適当の炭酸ガ
スが放出されるのでコツプに注いだ時と同様美味
しく飲めるものである。
また直接飲まずにコツプ等に注ぐ場合において
も、既にきめ細かい泡が適量存在するので従来の
如く不必要な大きな泡が生成しないので従来より
一層美味く飲めるものである。
も、既にきめ細かい泡が適量存在するので従来の
如く不必要な大きな泡が生成しないので従来より
一層美味く飲めるものである。
次に実施例によつて本発明を詳細に説明する
が、本発明は実施例に限定されるものではない。
が、本発明は実施例に限定されるものではない。
実施例
下記種々沸騰石を底部に入れた300容タル型
広口瓶に通常の方法でビールを充填密封し18℃に
1週間保存した。
広口瓶に通常の方法でビールを充填密封し18℃に
1週間保存した。
A 磁器の素焼片(粒径1.5〜3mm)3個
B 市販の成型された沸騰石(粒径2.5mm)3個
C 17−Gのガラスフイルターの破片(粒径15
mm)1個 D 多孔性ガラス毛細管集合体(粒径10mm)1個 E ブランク(沸騰石のないもの) 上記保存した各ビールを19℃の室内でエネルギ
ーを与えず通常の方法で開封した。その結果1分
後非常にきめ細かい泡がA、Bは1cmの厚さに
C、Dは0.5cmの厚さに生成し、そのまま飲用し
た場合生ビールと同様にソフトで美味であつた。
一方ブランクは全く泡が生成せずそのまま飲用し
た場合上記A〜Dと比べて味において著しい差を
認めた。また通常の飲み方ではA〜Dにおける沸
騰石は瓶の底に付着したままであり何ら飲用の邪
魔にならなかつた。
mm)1個 D 多孔性ガラス毛細管集合体(粒径10mm)1個 E ブランク(沸騰石のないもの) 上記保存した各ビールを19℃の室内でエネルギ
ーを与えず通常の方法で開封した。その結果1分
後非常にきめ細かい泡がA、Bは1cmの厚さに
C、Dは0.5cmの厚さに生成し、そのまま飲用し
た場合生ビールと同様にソフトで美味であつた。
一方ブランクは全く泡が生成せずそのまま飲用し
た場合上記A〜Dと比べて味において著しい差を
認めた。また通常の飲み方ではA〜Dにおける沸
騰石は瓶の底に付着したままであり何ら飲用の邪
魔にならなかつた。
Claims (1)
- 1 ジヨツキやグラス等の受器に注ぐことなく、
直接口をつけて飲むようになつている缶、瓶等の
容器に充填されたビール等の炭酸ガス含有飲料製
品において、炭酸ガスの加圧下で、炭酸ガス含有
飲料が充填され、且つその炭酸ガス含有飲料中に
浸漬された沸騰石様物質が存在していることを特
徴とする容器入り炭酸ガス含有飲料製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56054128A JPS57175566A (en) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | Structure of drink vessel containing carbonic acid gas |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56054128A JPS57175566A (en) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | Structure of drink vessel containing carbonic acid gas |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57175566A JPS57175566A (en) | 1982-10-28 |
JPH026697B2 true JPH026697B2 (ja) | 1990-02-13 |
Family
ID=12961948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56054128A Granted JPS57175566A (en) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | Structure of drink vessel containing carbonic acid gas |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57175566A (ja) |
-
1981
- 1981-04-09 JP JP56054128A patent/JPS57175566A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57175566A (en) | 1982-10-28 |
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