JPH0266213A - 微生物を用いた地盤改良方法 - Google Patents
微生物を用いた地盤改良方法Info
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- JPH0266213A JPH0266213A JP21612988A JP21612988A JPH0266213A JP H0266213 A JPH0266213 A JP H0266213A JP 21612988 A JP21612988 A JP 21612988A JP 21612988 A JP21612988 A JP 21612988A JP H0266213 A JPH0266213 A JP H0266213A
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Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、ウォーターフロントなどの軟弱地盤を微生
物を用いて改良する地盤改良方法に関するものである。
物を用いて改良する地盤改良方法に関するものである。
「従来技術およびその課題」
一般に、臨海部などのウォーターフロントは、立地条件
がよいことから、各種の構造物を構築することが望まれ
ているが、このようなウォーターフロントはそのほとん
どが埋立地であるため、地盤が極めて軟弱で、その上に
中層以上の建築構造物を構築することは極めて困難であ
った。このため、このようなウォーターフロントにおい
て中層以上の建築構造物を構築する場合には、地盤の強
化方法が課題となっていた。
がよいことから、各種の構造物を構築することが望まれ
ているが、このようなウォーターフロントはそのほとん
どが埋立地であるため、地盤が極めて軟弱で、その上に
中層以上の建築構造物を構築することは極めて困難であ
った。このため、このようなウォーターフロントにおい
て中層以上の建築構造物を構築する場合には、地盤の強
化方法が課題となっていた。
一方、近年、遺伝子組み替え等によって各種の有用な物
質を生産する微生物が合成されるようになってきており
、そのような微生物として、粘着性の液体を生産するも
のを合成することも可能である。そこで、この発明は、
上記のような課題を解決するため、ウォーターフロント
などの軟弱地盤を、粘着性の液体を生産する微生物を用
いて強化することを目的としている。
質を生産する微生物が合成されるようになってきており
、そのような微生物として、粘着性の液体を生産するも
のを合成することも可能である。そこで、この発明は、
上記のような課題を解決するため、ウォーターフロント
などの軟弱地盤を、粘着性の液体を生産する微生物を用
いて強化することを目的としている。
「課題を解決するための手段」
この発明の微生物を用いた地盤改良方法は、ウォーター
フロントなどの軟弱地盤に構造物の基礎を構築する際に
、その軟弱地盤を強化するために行なう地盤改良方法で
あって、上記軟弱地盤中に粘着性の液体を生産する微生
物を注入するものである。
フロントなどの軟弱地盤に構造物の基礎を構築する際に
、その軟弱地盤を強化するために行なう地盤改良方法で
あって、上記軟弱地盤中に粘着性の液体を生産する微生
物を注入するものである。
「作用」
この発明の微生物を用いた地盤改良方法においては、粘
着性の液体を生産する微生物を軟弱地盤に注入すること
によって、その軟弱地盤中の土粒子が上記微生物の生産
する粘着性の液体により互いに結合し、それによってそ
の軟弱地盤の強度が向上することとなる。
着性の液体を生産する微生物を軟弱地盤に注入すること
によって、その軟弱地盤中の土粒子が上記微生物の生産
する粘着性の液体により互いに結合し、それによってそ
の軟弱地盤の強度が向上することとなる。
「実施例」
以下、この発明の一実施例を第１図ないし第３図を参照
して説明する。
して説明する。
この微生物を用いた地盤改良方法は、ウォーターフロン
トなどの軟弱地盤に構造物の基礎を構築する際に、その
軟弱地盤中に粘着性の液体を生産する微生物を注入する
ことによって、その軟弱地盤中の土粒子を上記微生物の
生産する粘着性の液体により互いに結合させ、それによ
ってその軟弱地盤の強度を向上させるようにしたもので
ある。
トなどの軟弱地盤に構造物の基礎を構築する際に、その
軟弱地盤中に粘着性の液体を生産する微生物を注入する
ことによって、その軟弱地盤中の土粒子を上記微生物の
生産する粘着性の液体により互いに結合させ、それによ
ってその軟弱地盤の強度を向上させるようにしたもので
ある。
上記のような粘着性の液体を生産する微生物としては、
例えば、多糖類を分泌するＨ ａｎｓｅｎｕｌａ等の酵
母およびＢ ａｃｉｌｌｕｓ （バチルス）等の細菌、
Ｃｌａｄｏｓｐｏｒｉｕｍ等の糸状菌、Ｎ ｏｃａｒｄ
ｉａおよびＣ。
例えば、多糖類を分泌するＨ ａｎｓｅｎｕｌａ等の酵
母およびＢ ａｃｉｌｌｕｓ （バチルス）等の細菌、
Ｃｌａｄｏｓｐｏｒｉｕｍ等の糸状菌、Ｎ ｏｃａｒｄ
ｉａおよびＣ。
ｒｙｎｅｂａｃｔｅｒｉｕｍ等の放線菌などがある。
そして、これらの微生物を地盤改良に用いる場合には、
予めその微生物を大量に培養しておく必要があるが、そ
の場合、液体培地で連続的に培養を行なえば良い。また
、このようにして培養した微生物は、使用する際にも必
ずしも培地から分離する必要はなく、例えば上記液体培
地で培養された微生物のコロニーをその液体培地ごと地
盤に注入するようにしても良い。
予めその微生物を大量に培養しておく必要があるが、そ
の場合、液体培地で連続的に培養を行なえば良い。また
、このようにして培養した微生物は、使用する際にも必
ずしも培地から分離する必要はなく、例えば上記液体培
地で培養された微生物のコロニーをその液体培地ごと地
盤に注入するようにしても良い。
このようにして培養した微生物を用いて軟弱地盤を改良
する場合には、まず、第１図ａに示すように、基礎工と
して杭１・・・などを打ち込んだ地盤２に、粘着性の液
体を生産する微生物のコロニー３・・・を注入する。そ
の際、注入する微生物が好気性微生物である場合には、
改良する地盤中に空気を常時吹き込んでおくことが望ま
しい。
する場合には、まず、第１図ａに示すように、基礎工と
して杭１・・・などを打ち込んだ地盤２に、粘着性の液
体を生産する微生物のコロニー３・・・を注入する。そ
の際、注入する微生物が好気性微生物である場合には、
改良する地盤中に空気を常時吹き込んでおくことが望ま
しい。
このようにすると、第２図に示すように、上記地盤２中
の土粒子４・・・が上記微生物の生産する粘着性の液体
により互いに結合し、それによって上記地盤２が、第１
図すに示すように次第に強化されていく。そして、上記
地盤２中の各土粒子４の結合が第３図に示すように強化
されたときに、その地盤２全体が、第１図Ｃに示すよう
に強化されることとなる。
の土粒子４・・・が上記微生物の生産する粘着性の液体
により互いに結合し、それによって上記地盤２が、第１
図すに示すように次第に強化されていく。そして、上記
地盤２中の各土粒子４の結合が第３図に示すように強化
されたときに、その地盤２全体が、第１図Ｃに示すよう
に強化されることとなる。
「発明の効果」
この発明の微生物を用いた地盤改良方法は、ウォーター
フロントなどの軟弱地盤に構造物の基礎を構築する際に
、その軟弱地盤中に粘着性の液体を生産する微生物を注
入するので、その軟弱地盤を極めて効果的に強化するこ
とができる。
フロントなどの軟弱地盤に構造物の基礎を構築する際に
、その軟弱地盤中に粘着性の液体を生産する微生物を注
入するので、その軟弱地盤を極めて効果的に強化するこ
とができる。
第１図ないし第３図は、この発明の一実施例を示す図で
あって、第１図ａ、 ｂＳｃは微生物を用いた地盤改
良方法を説明する説明図、第２図、第３図は土粒子の結
合状態を示す概略図である。 １・・・・・・杭、 ２・・・・・・軟弱地盤（地盤）、 ３・・・・・・コロニー（微生物）、 ４・・・・・・土粒子。
あって、第１図ａ、 ｂＳｃは微生物を用いた地盤改
良方法を説明する説明図、第２図、第３図は土粒子の結
合状態を示す概略図である。 １・・・・・・杭、 ２・・・・・・軟弱地盤（地盤）、 ３・・・・・・コロニー（微生物）、 ４・・・・・・土粒子。
Claims (1)
- ウォーターフロントなどの軟弱地盤に構造物の基礎を構
築する際に、その軟弱地盤を強化するために行なう地盤
改良方法であって、上記軟弱地盤中に粘着性の液体を生
産する微生物を注入することを特徴とする微生物を用い
た地盤改良方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21612988A JP2601697B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 微生物を用いた地盤改良方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21612988A JP2601697B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 微生物を用いた地盤改良方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0266213A true JPH0266213A (ja) | 1990-03-06 |
| JP2601697B2 JP2601697B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=16683715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21612988A Expired - Lifetime JP2601697B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 微生物を用いた地盤改良方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2601697B2 (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5762667A (en) * | 1996-06-11 | 1998-06-09 | Amway Corporation | Air treatment system |
| US5800583A (en) * | 1996-06-11 | 1998-09-01 | Amway Corporation | Air treatment system |
| US5803940A (en) * | 1996-06-11 | 1998-09-08 | Amway Corporation | Air treatment system |
| US5840092A (en) * | 1996-06-11 | 1998-11-24 | Amway Corporation | Air treatment system |
| FR2873725A1 (fr) * | 2004-07-28 | 2006-02-03 | Cie Du Sol Soc Civ Ile | Procede de consolidation du sol et composition pour la mise en oeuvre de ce procede |
| JP2006169940A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-29 | Hokkaido Univ | 地盤改良工法およびその工法に用いるグラウト |
| JP2009263934A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Taisei Corp | 微生物を用いた地盤改良工法 |
| JP2012092648A (ja) * | 2012-02-03 | 2012-05-17 | Taisei Corp | 微生物を用いた地盤改良工法 |
| CN109881660A (zh) * | 2019-02-25 | 2019-06-14 | 河海大学 | 一种微生物固化联合防渗墙的海工建筑物基础冲刷防护施工方法 |
| CN111287207A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-06-16 | 浙江工业大学 | 钙质砂土地基固化构造 |
| CN112211176A (zh) * | 2019-07-10 | 2021-01-12 | 广东工业大学 | 一种微生物注浆排水固化桩及其施工方法与应用 |
| CN115324027A (zh) * | 2022-08-25 | 2022-11-11 | 湖南大学 | 一种钢渣碎石桩及其施工方法 |
-
1988
- 1988-08-30 JP JP21612988A patent/JP2601697B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP4599611B2 (ja) * | 2004-11-17 | 2010-12-15 | 国立大学法人北海道大学 | 地盤改良工法およびその工法に用いるグラウト |
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| JP2012092648A (ja) * | 2012-02-03 | 2012-05-17 | Taisei Corp | 微生物を用いた地盤改良工法 |
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| CN112211176A (zh) * | 2019-07-10 | 2021-01-12 | 广东工业大学 | 一种微生物注浆排水固化桩及其施工方法与应用 |
| CN111287207A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-06-16 | 浙江工业大学 | 钙质砂土地基固化构造 |
| CN111287207B (zh) * | 2019-12-31 | 2021-11-05 | 浙江工业大学 | 钙质砂土地基固化构造 |
| CN115324027A (zh) * | 2022-08-25 | 2022-11-11 | 湖南大学 | 一种钢渣碎石桩及其施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2601697B2 (ja) | 1997-04-16 |
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