JPH0265729A - 植物栽培における土壌中への酸素供給方法とその装置 - Google Patents
植物栽培における土壌中への酸素供給方法とその装置Info
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- JPH0265729A JPH0265729A JP63215149A JP21514988A JPH0265729A JP H0265729 A JPH0265729 A JP H0265729A JP 63215149 A JP63215149 A JP 63215149A JP 21514988 A JP21514988 A JP 21514988A JP H0265729 A JPH0265729 A JP H0265729A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の概要〕
〔産業上の利用分野〕
本発明は、植物栽培における土中への酸素供給方法、例
えば施設園芸ハウスなどにおいて植物（作物）が栽培さ
れている栽培床の土壌へ空気を補給する方法およびその
ための装置に関する。
えば施設園芸ハウスなどにおいて植物（作物）が栽培さ
れている栽培床の土壌へ空気を補給する方法およびその
ための装置に関する。
従来の施設園芸ハウスにおいては、ハウスの設計条件の
一つとして、作物の成育に好適で、生産性の高い施設で
なければならないとされている。
一つとして、作物の成育に好適で、生産性の高い施設で
なければならないとされている。
Ｃ立花−誰、羽倉弘人、高橋和彦、大塚栄共著二施設園
芸ハウスの設計と施工、昭和５４年、オーム社、３頁］
そして、作物の成育好適条件として、光、温度、湿度、
炭酸ガス濃度が列挙されている〔前掲著書、４〜５頁〕
。
芸ハウスの設計と施工、昭和５４年、オーム社、３頁］
そして、作物の成育好適条件として、光、温度、湿度、
炭酸ガス濃度が列挙されている〔前掲著書、４〜５頁〕
。
現在、施設＠芸ハウスだけでなく、一般に、野菜などの
土壌栽培において、前記した諸条件が満足される場合で
も、生産物の品質低下、病害発生、連作障害などの諸問
題が発生している。
土壌栽培において、前記した諸条件が満足される場合で
も、生産物の品質低下、病害発生、連作障害などの諸問
題が発生している。
この問題の解決をめざして、本発明者は、問題発生の原
因は地力の低下にあり、その中で土壌中の酸素不足が一
因であることを実験により確かめた。
因は地力の低下にあり、その中で土壌中の酸素不足が一
因であることを実験により確かめた。
そこで本発明は、空気の酸素（含有酸素２０〜２１体積
％）を土壌中に強制的に送り込み、土壌中の酸素不足を
補い、土壌に活力を戻す方法とそのための装置を提供す
ることを目的とする。
％）を土壌中に強制的に送り込み、土壌中の酸素不足を
補い、土壌に活力を戻す方法とそのための装置を提供す
ることを目的とする。
上記課題は、植物が栽培される栽培床中に空気を供給す
ることを特徴とする植物栽培における土壌中への酸素供
給方法と植物が栽培される栽培床の底部に多孔質材料製
の酸素供給管が配設され、該酸素供給管には酸素供給装
置から送風用ダクトを介して空気が供給され、該空気は
酸素供給管の孔または座管の連接部から土壌中に送り込
まれる構成としたことを特徴とする植物栽培における土
壌中への酸素供給装置とによって解決される。
ることを特徴とする植物栽培における土壌中への酸素供
給方法と植物が栽培される栽培床の底部に多孔質材料製
の酸素供給管が配設され、該酸素供給管には酸素供給装
置から送風用ダクトを介して空気が供給され、該空気は
酸素供給管の孔または座管の連接部から土壌中に送り込
まれる構成としたことを特徴とする植物栽培における土
壌中への酸素供給装置とによって解決される。
すなわち、本発明によると、各栽培床の下（または底）
に近いところに土管のような空気の吹き出し可能な多孔
質材料製の管を埋め、送風機より１または複数の吹込口
から出口のない連結した前記管に空気を吹き込み、管そ
れ自体の隙間または連接部分から土壌中に空気を吹き出
し、土壌に酸素を補給するものである。
に近いところに土管のような空気の吹き出し可能な多孔
質材料製の管を埋め、送風機より１または複数の吹込口
から出口のない連結した前記管に空気を吹き込み、管そ
れ自体の隙間または連接部分から土壌中に空気を吹き出
し、土壌に酸素を補給するものである。
以下、本発明を図示の実施例により具体的に説明する。
本願の発明者は、従来の問題の対応策として、植物が栽
培される土壌中へ酸素を提供することを思いつき、その
線に沿った実験を重ねて満足すべき結果を得たものであ
る。
培される土壌中へ酸素を提供することを思いつき、その
線に沿った実験を重ねて満足すべき結果を得たものであ
る。
先ず、従来配設されている暗渠を利用する例を第１図の
本発明実施例の図を参照して説明する。
本発明実施例の図を参照して説明する。
同［Ｋ （ａ）は平面図、その（ｂ）は酸素供給装置１
１を示すハウス１０の長平方向の断面図、その（Ｃ）は
給排水装置１２を示すハウス１０の横方向断面図で、図
中１２ａは給排水用主管、１２ｂは暗渠、１３は栽培床
、１４は多孔質（ｐｏｒｏｕｓ）材料で作った給排水を
兼ねる酸素供給管（以下単に酸素供給管という、）、１
５は空気取入口、１６は給水管、１７は排水管、１８は
空気押込口、Ｉ９は植物（作物）を示し、給排水装置１
２は暗渠に使用される知られた装置である。
１を示すハウス１０の長平方向の断面図、その（Ｃ）は
給排水装置１２を示すハウス１０の横方向断面図で、図
中１２ａは給排水用主管、１２ｂは暗渠、１３は栽培床
、１４は多孔質（ｐｏｒｏｕｓ）材料で作った給排水を
兼ねる酸素供給管（以下単に酸素供給管という、）、１
５は空気取入口、１６は給水管、１７は排水管、１８は
空気押込口、Ｉ９は植物（作物）を示し、給排水装置１
２は暗渠に使用される知られた装置である。
第１図の実施例では、従来の第１図（ａ）に破線で示す
暗渠用の給排水システムに、空気取入れ口１５から取込
んだ空気を、酸素供給装置１１を用いて供給する。すな
わち、空気は、酸素供給装置１１から送風用ダクト２０
を介して第１図（ｂ）に示される如く酸素供給管１４へ
矢印Ｉで示される如く送られ、次いで該酸素供給管１４
の細かい孔から土壌中へ矢印■で示されるように供給さ
れる。また、酸素供給管の連接部からも空気は土壌中に
送り込まれる。
暗渠用の給排水システムに、空気取入れ口１５から取込
んだ空気を、酸素供給装置１１を用いて供給する。すな
わち、空気は、酸素供給装置１１から送風用ダクト２０
を介して第１図（ｂ）に示される如く酸素供給管１４へ
矢印Ｉで示される如く送られ、次いで該酸素供給管１４
の細かい孔から土壌中へ矢印■で示されるように供給さ
れる。また、酸素供給管の連接部からも空気は土壌中に
送り込まれる。
この酸素補給を行なっている間は、給排水装置の給水弁
１６と排水弁は閉じ、送気用水封トラップ１８で封止し
ておく。酸素補給を行なわないときは、次に説明する酸
素供給装置１１をオフにし、通常の暗渠排水を行なう。
１６と排水弁は閉じ、送気用水封トラップ１８で封止し
ておく。酸素補給を行なわないときは、次に説明する酸
素供給装置１１をオフにし、通常の暗渠排水を行なう。
従来の暗渠使用の場合は、第１図（Ｃ）に示される如く
、給排水口を給水管１６と排水管１７とからなる２０と
し、空気供給の場合にはｌ］１１渠１２ｂにふたをし、
空気押込口１８がら空気を送る。なお第１図（Ｃ）にお
いて、■）はポンプを示す。
、給排水口を給水管１６と排水管１７とからなる２０と
し、空気供給の場合にはｌ］１１渠１２ｂにふたをし、
空気押込口１８がら空気を送る。なお第１図（Ｃ）にお
いて、■）はポンプを示す。
酸素供給装置は第２図（ａ）に平面図で示され、それは
、空気取入れ口１５をもったケーシング２１、空気取入
れ口１５で霧状の水分を供給する加湿用給水口２３とそ
れに連結されたノズル２４、ケーシング２１のはＮ中央
に位置する加熱器（ヒーター）２５、ケージング２１に
連結され空気出口２２ａをもった送風部２２、送風部２
２の閉じた端部内に設置された空気挿入ブロアー２６か
らなり、加熱器２５とブロアー２６とは図示しない電源
に接続されている。酸素供給に際しては、ブロアー２６
、加熱器２５を順にオンにし、図示しない水源から加湿
用給水口２３を経てノズル２４から霧状水分を供給し、
力旧易加温された空気を土壌中に供給することによって
土壌中に酸素を供給するだけでなく、土壌中深部の乾燥
を防止し、かつ、土壌の温度を暖く保つ。しかし、土壌
の加熱が必要でなく、酸素だけを供給すればよいときは
、加熱器２５をオフにする。
、空気取入れ口１５をもったケーシング２１、空気取入
れ口１５で霧状の水分を供給する加湿用給水口２３とそ
れに連結されたノズル２４、ケーシング２１のはＮ中央
に位置する加熱器（ヒーター）２５、ケージング２１に
連結され空気出口２２ａをもった送風部２２、送風部２
２の閉じた端部内に設置された空気挿入ブロアー２６か
らなり、加熱器２５とブロアー２６とは図示しない電源
に接続されている。酸素供給に際しては、ブロアー２６
、加熱器２５を順にオンにし、図示しない水源から加湿
用給水口２３を経てノズル２４から霧状水分を供給し、
力旧易加温された空気を土壌中に供給することによって
土壌中に酸素を供給するだけでなく、土壌中深部の乾燥
を防止し、かつ、土壌の温度を暖く保つ。しかし、土壌
の加熱が必要でなく、酸素だけを供給すればよいときは
、加熱器２５をオフにする。
第２図（ｂ）には、酸素供給装置１１が暗渠排水主管２
７を介して暗渠排水枝管２８に連結された状態が示され
る。この実施例では、空気取入れ口１５をハウス１０の
外としたが、それはハウス１０内に配置しても良く、こ
の場合、サーモスクノトにより加熱器２５を制御して空
気を供給する。
７を介して暗渠排水枝管２８に連結された状態が示され
る。この実施例では、空気取入れ口１５をハウス１０の
外としたが、それはハウス１０内に配置しても良く、こ
の場合、サーモスクノトにより加熱器２５を制御して空
気を供給する。
本発明はさらに、酸素供給装置１１を利用し、作物栽培
に不可欠なエチレンガスの施用にも用いることができ、
その場合は、空気取入れ口１５に前記ガスの供給管を接
続するとよい。さらに、本発明の装置を新設する場合、
それは酸素供給の目的にのみ使用する他に、暗渠兼用と
することもできる。
に不可欠なエチレンガスの施用にも用いることができ、
その場合は、空気取入れ口１５に前記ガスの供給管を接
続するとよい。さらに、本発明の装置を新設する場合、
それは酸素供給の目的にのみ使用する他に、暗渠兼用と
することもできる。
本発明の装置の実用例の具体的内容について説明すると
、それは大略下記のとおりである。
、それは大略下記のとおりである。
２）ビニールハウス １．８５０ｎ（（５６０坪）呵１
１３）栽培作物 きゅうり（品種：シャープｌ）播種
昭和６２年９月 定植 昭和６２年１０月 収穫 昭和６２年ＩＯ月末（始）〜 ６３年３月２０日（終） 、４）空気供給装置の実施 昭和６３年１月中５）効果 ■ 開花かみ結実までの期間が短くなった。
１３）栽培作物 きゅうり（品種：シャープｌ）播種
昭和６２年９月 定植 昭和６２年１０月 収穫 昭和６２年ＩＯ月末（始）〜 ６３年３月２０日（終） 、４）空気供給装置の実施 昭和６３年１月中５）効果 ■ 開花かみ結実までの期間が短くなった。
通常１５〜１６日間であったものが１１〜１２日間とな
り、このため増収となった。
り、このため増収となった。
■ 瓜の色艶が濃く、光沢が増し、品質が良くなり、等
級がアップした。
級がアップした。
■ 苗の８葉が起き、木の勢いが良くなり、結果的に病
気にかかりにくかった。
気にかかりにくかった。
■ 上記↓（培は２月末で収穫が終了する計画であった
が、木の勢いが良くなり収量も増大したため、３月２０
Ｅ１まで収穫した。
が、木の勢いが良くなり収量も増大したため、３月２０
Ｅ１まで収穫した。
木の状態からあと１ケ月は収穫可能であったが、次の苗
が準備されていたために３月２０日で終了し１こ。
が準備されていたために３月２０日で終了し１こ。
なお、以上には本発明の方法を施設園芸用ハウスと暗渠
兼用を例に説明したが、本発明の適用範囲はその場合に
限定されるものでなく、ハウスおよび暗渠とは無関係に
実施する場合にも及ぶものである。
兼用を例に説明したが、本発明の適用範囲はその場合に
限定されるものでなく、ハウスおよび暗渠とは無関係に
実施する場合にも及ぶものである。
［発明の効果］
以上のように本発明によれば、作物の栽培において、酸
素を供給しない場合に比べ生産量が増加し、病害が著し
く減少するなどの結果を生み、酸素供給が地力恢復に有
効であることが実証された。
素を供給しない場合に比べ生産量が増加し、病害が著し
く減少するなどの結果を生み、酸素供給が地力恢復に有
効であることが実証された。
第１図は本発明実施例の図で、その（ａｌは平面図、（
ｂ）はハウスの長手方向断面図、（Ｃ）はハウスの横方
向断面図、 第２図は酸素供給装置の図で、その（ａ）は千面閃、（
ｂ）は断面図である。 図中、 ｌＯはハウス、 ■は酸素供給装置、 ２は給排水装置、 ２ａは給排水用主管、 ２ｂは暗渠、 ３は栽培床、 ４は酸素供給管、 ５は空気取入れ口、 ６は給水管、 ７は排水管、 ８は空気押込口、 １９は植物、 ２０は送風用ダクト、 ２１はケーシング、 ２２は送風部、 ２２ａは空気出口、 ２３はカロ湿用給水口、 ２４はノズル、 ２５は加熱器、 ２６は空気挿入ブロアー を示す。
ｂ）はハウスの長手方向断面図、（Ｃ）はハウスの横方
向断面図、 第２図は酸素供給装置の図で、その（ａ）は千面閃、（
ｂ）は断面図である。 図中、 ｌＯはハウス、 ■は酸素供給装置、 ２は給排水装置、 ２ａは給排水用主管、 ２ｂは暗渠、 ３は栽培床、 ４は酸素供給管、 ５は空気取入れ口、 ６は給水管、 ７は排水管、 ８は空気押込口、 １９は植物、 ２０は送風用ダクト、 ２１はケーシング、 ２２は送風部、 ２２ａは空気出口、 ２３はカロ湿用給水口、 ２４はノズル、 ２５は加熱器、 ２６は空気挿入ブロアー を示す。
Claims (2)
- （１）植物（１９）が栽培される栽培床（１３）中に空
気を供給することを特徴とする植物栽培における土壌中
への酸素供給方法。 - （２）植物（１９）が栽培される栽培床（１３）の底部
に多孔質材料製の酸素供給管（１４）が配設され、該酸
素供給管（１４）には酸素供給装置（１１）から送風用
ダクト（２０）を介して空気が供給され、該空気は酸素
供給管の孔または該管の連接部から土壌中に送り込まれ
る構成としたことを特徴とする植物栽培における土壌中
への酸素供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63215149A JPH0265729A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 植物栽培における土壌中への酸素供給方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63215149A JPH0265729A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 植物栽培における土壌中への酸素供給方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0265729A true JPH0265729A (ja) | 1990-03-06 |
Family
ID=16667484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63215149A Pending JPH0265729A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 植物栽培における土壌中への酸素供給方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0265729A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4205094A1 (de) * | 1991-02-25 | 1992-09-03 | Guenther Buechner | Verfahren zur verbesserung des pflanzenwachstums und belueftungs-anordnung zur durchfuehrung des verfahrens |
| JPH06125664A (ja) * | 1992-03-26 | 1994-05-10 | Hidetoshi Kobayashi | 植物の栽培装置及び栽培容器 |
| US6364224B1 (en) | 1994-05-06 | 2002-04-02 | Ecc International Limited | Drying suspensions of materials |
| JP2010130981A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Osaka Prefecture | 植物栽培装置 |
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| JPS61170326A (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-01 | 古河機械金属株式会社 | 土壌の給排水及び給気方法 |
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-
1988
- 1988-08-31 JP JP63215149A patent/JPH0265729A/ja active Pending
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