JPH0264078A - コンクリート製品の段積み養生方法並びに運搬用パレット及びその支持脚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はまだ固まらない即時説を後の比較的小形のコン
クリート製品を多段に積重ねて養生する方法並びに該養
生方法に用いる運搬用パレット及びその支持脚に関する
。

〈従来の技術〉 成形機の型枠下面なパレットで塞いで硬練りコンクリー
トを充填して振動加圧成形後に直ちに搬送用パレット上
面にブロックを脱型して養生ヤードへ搬出し、まだ固ま
らないブロックを搬送パレットごと積重ねて養生スペー
スを立体的に活用しているいわいる段積み方式に使用さ
れている搬送用パレットはほとんど鉄人のものが採用さ
１ているので養生時ＶＣおける蒸気による水滴の錆や運
搬中や収納時に密着した際にパレットが汚れ、カラフル
な色彩を要する製品などはその価値を著しく低減させる
ことから木製パレットや或はブロックと接触する一方の
面にパレットの循環移動中に他の装置に接触しないよう
に本願人は例えば公開実昭６１−１８６４０７号で提案
している。

〈発明が解決しようとする問題点〉 まだ固まらない製品を搬送用パンツ１４裏品を載置して
積重ねていく多段、ｆｆｒみ方式は製品の上面に搬送パ
レットを直接積重ねるので下段部では上方の載置荷重に
より製品に変形、破損が出やすいことの他に製品の上面
はパレットと密着しているので蒸気の流通が遮断されて
製品の周囲を蒸気で充分に飽和することができないため
に力２−製品など表面の一部分に色彩むらが生じたり又
は密着しているパレットの汚れがシミとなるなど製品価
値が著しく低減するという欠点がある。

〈問題点を解決するための手段〉 本発明は錆の発生しない木製又は複合材料からなる搬送
パレットを使用して、まだ固まらない製品搬送用パレッ
トを直接積重ねても製品が直接パレットに接触しないよ
うに支える支持脚をパレットに備えさせるのである。

従がって搬送用パレットと製品間には空間が形成される
ことになり製品に直接荷重が掛らないので表面の損傷や
４ｓによるシミや汚れも発生しない。

更に蒸気や空気の流通が良好となるのでカラフルな色彩
を有する製品の表面を得ることができるのである。

く作用〉 この発明は脱型後の未硬化コンクリート製品を養生のた
め多段に重ねる際に搬送パレットに接触しない高さの支
持脚で支えるので製品上面に空間が形成さ１蒸気や熱風
の流通が遮断されないためＶＣ８１！品の周囲が平均し
て水和反応に最適な温度が保持され、製品上面が滑らか
に仕上り包理のない鮮かな面が得られる。

さらに製品形状に応じて支持脚の高さを変えることによ
り形成空間を自由に調整することができる。

〈実施例〉 第１図は本発明の段積み状況を示す斜視図で第２図はパ
レットに載置された製品と形成された空間を示す詳細図
で、第３図はパレットの上下に形状の異なる支持脚を取
付けた場合による段積みを示す図である。

第９図は支持脚を着脱可能にボルトで取付けて高さ調整
用の挟着片を挿入した場合の実施例を示す断面口である
。

第１２図は支持脚の取付角度を変えることにより空間高
さを調整する場合の斜視図で、第１３図はパレットの側
面に支持脚を取付けた場合の実施例である。

第１５囚は滑止防止層とずれ止防止体を装備した支持脚
の斜視図である０ ８は支持脚ｌの上面５に設けられた凸部であり、１０は
パレットが段積みされた際に製品の上方に形成された空
間部である。

１１はパレット２Ｖｃ形成された支持脚夕位置決めする
すれ止防止体である。

１８は成形された製品の高さに対応して支持脚の高さを
調整する際に用いる挟着片である０ｌ９は互いの支持脚
な係合させて定着した後に位置がずれないようにする滑
止防止層である。

次に成形直後のインターロッキングブロックを支持脚を
備えた木裏パレットによる段積み状況を図面の実施例に
もとづいて説明する。

先ずはじめに成形機より脱型され定インターロッキング
ブロック（以下ブロックと称する）Ｋがパレット２に載
置されてコロコンベア２７上を順次送られてくると天井
で待機している積込装置（図示せず）が下降してきてま
だ固まらない未硬化状態のブロックＫを載置したパレッ
ト２を抱えて上方に持上げて養生ヤード迄移行して第１
図に示す様ＶＣＪ＠次パレットを段積する。

その際パレットコーナー１５の上下面に備えている支持
脚１の係合部３と積重ねるパレットの非係合部４が所定
の位ｆｉｔ［係止できる様に第７図に示す通り上側支持
脚の上面５Ｖｃは凸Ｈ８を下側の支持脚にはこれを受入
れて所定の位置合ぜが保持できる様に凹部９が設けられ
ている。

従がって順次段積みさｎたパレットは上下両面の支持脚
により一体に連結されるのでパレットの積重ね作業によ
る衝撃の影響を受けても位置ずれを起すことなく正しい
段積み状態を保持することができる。

そしてパレット２とブロックにとの間に形成される空間
も支持脚により全て均等な条件が確保されるので季節や
日中の外気温度に応じて、その空間内に送られる蒸気・
熱風や冷水・冷風などを吹込んだ場合でも流通がよいの
で空間内の温度差を最少にすることができる。

この様にして初期蓋生を終了したブロックは上段のもの
から順次積卸して搬送ラインコンベア（図示ぜず）上に
卸ろされてブロックとパレットが分離されブロックは組
積みされてストックヤードへ運ばれ、空となり化パレッ
ト２は成形機に戻されて再使用されるのである。

第３図に示す実施ｕ１０段積み方法は比較的大型製品や
高く段積みする際に便利な方法で養生イードにあらかじ
めパレットを段積みする際の基準となる固定ベース２９
を設置して、上下両面に凹凸部を有する支持脚が取付け
らルたパレッＩＪＩＩＩ次積重ねていくのである。そし
てこの場合パレット上に載荷された荷重の全てを固定ベ
ースで受ける様にしているので支持脚に掛る負担も少な
く作業上も極めて安全である。

第８図、第９図は上下の支持脚１を結合ボルト１２でパ
レットに取付け、載置するブロックの高さに応じて挟着
片１８を挿入して高さ調整する場合の実施例である。

第１１図の実施例はブロックの高さに応じて支持脚？そ
の都度交換しない様にするためにパレット２の上下に高
さの異なる支持脚を取付けてブロックの高さに応じてブ
ロックを載置する面を使い分ける様にした場合のパレッ
トの例である。

第１２図の例は支持脚の係合部３を自由に選択できる様
にパレットの両側面１６に通しボルト２０と一体に取付
はブロックの高さに応じて使用する係合部の位置選択を
簡単に行なえる様にした場合の実施例である。

この方式は支持脚ｌの形状を四角形からへ角形など多角
形状にすることにより高さの調整範囲ケ自由に増やすこ
とがで作る。

第１３図の実施例はパレットの有効面積を広く利用する
ｔめにパレットの側面１６Ｖｃ支持脚１をパレットと一
体に取付け、支持脚に・くレフトが移動しない様にスト
ッパー２４やピン穴２３にずれ止めどン２２を挿入して
転倒防止を図かった場合の例である。

＠１５図の実施例は各支持ｆＩＩＪｌの接合面に滑止防
止用の粘着性ゴム２６を装着させ、底面にはパレットに
嵌入させて位置ずれを起さない様にずル止防止体１１を
設は接着剤や取付治具などでパレットと一体にする支持
脚の例である。

これにより成形時の振動や運搬中の衝撃などによって支
持脚の固定位置がずれ動いたり段積みの際パレットの移
動を防止することができるのである。

以上図面により木裏バレットを用いたブロックの段積み
状況の実施例を説明し友が、この発明は成形さ几る製品
の形状範囲や成形機の性能養生方法、初期養生後の製品
集積方法などによってパレットの大きさ、材質、厚さや
支持脚の取付位置、形状、材質などにより適宜変化応用
されることはいうまでもない。

〈発明の効果〉 この発明は錆の発生しない木製又は複合材料よりなる指
速パレットにブロックが直接パレットに接触しない支持
脚を設けたのでブロックの表面を損なうととな〈従来の
ラック方式や置設積み方式の欠点を是正し養生ヤードを
立体的に活用できる。

そして支持脚を係合させるのに凹凸部を設けているので
運搬時の衝撃や態動などによる転倒防止策が図かられて
いるので安全である。

又鉄製パレットに比較して約１／２〜１／３　以下の重
量なので搬送装置など付帯設備のコストタ゛ウンを図か
ることもできる。

さらに支持脚を交換したり取付位＆を変えることにより
製品高さに応じた空間スペースが形成できるので所定の
初期養生効果が得られる０

【図面の簡単な説明】

Ｋ・・・・・・ブロック、３・・・・・・係合部、７・
・・・・・支持脚側面、１３・・・・・・ナツト、１４
・・・・・・取付治具、１７・・・・・・取付溝、２１
・・・・・・嵌入部、２５・・・・・・変心位置、２８
・・・・・・近接スイッチ、３０・・・・・・床。 第１図は段積み状況を示す斜視図、第２図は空間を示す
詳細図、第３図は他の段積み状況を示す図で、第４図は
パレットヲ示す斜視図。 第５図はコロコン上のパレットを示す図、第６図は支持
脚の斜視図、第７図は第６図Ｃ−Ｃ断面図、第８図は治
具による取付状況を示す図で、第９図はＥ−Ｅｌ！１７
面図、第１０図は上下高さの異なる支持脚を示す。第１
１図は第１０図の１（−Ｈ断面図、第１２図は取付は向
を変えるパレットの斜視図、第１３図は側面に取付けた
支持脚、第１４図は他の取付けを示す支持脚、第１５図
は支持脚の斜視色、第１６図、第１７図は従来の段積方
法とパレット。 ゴＺρ１ １午Ｕ ダ ：５＋３ｒ７１ 〕 （（ヨ ７１侶 づ１−１１乏１ う１ぢ図 ３＋Ｌ（Ｊ

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）成形機の型枠下面を平らなパレットで塞いで成形
   されたパレットに載って出てくるコンクリート製品を養
   生場で適当な段数に積重ねて養生する方法において、 該パレットの上下面に支持脚１を備え水平を維持しなが
   ら支持脚１の係合部３と非係合部４を係止させてパレッ
   ト２と製品との間に空間部１０を形成して順次パレット
   を積重ねていくことを特長とするコンクリート製品のパ
   レットによる段積み養生方法。
2. （２）係合部３と非係合部４を嵌着させて段積みする請
   求項１項記載のコンクリート製品のパレットによる段積
   み養生方法。
3. （３）パレット形状が略四角形で段積みした際に製品が
   パレットに触れない高さに支える支持脚１がパレットの
   上下両面に備えてなる運搬用パレット。
4. （４）パレットが木製であり支持脚１には係合部と非係
   合部を嵌着させる凸凹部８、９が備えられている請求項
   ３項記載の運搬用パレット。
5. （５）パレットに備えた支持脚１は上下それぞれ高さの
   異なる支持脚１である請求項３項又は４項記載の運搬用
   パレット。
6. （６）支持脚１をパレットに定着させる際に製品高さに
   対応して着脱可能に取付けられている支持脚。
7. （７）多角形状の支持脚１であって支持脚１の取付向を
   変えることにより係合部の高さが異なる請求項６項記載
   の運搬用パレット。
8. （８）互に係合する支持脚１の接触面にはずれ止め用の
   滑止防止層１９を供え、底面６にはパレットに定着させ
   る位置ずれ防止体１１が形成されている支持脚１。