JPH0264040A - セラミツクス質複合材料 - Google Patents
セラミツクス質複合材料Info
- Publication number
- JPH0264040A JPH0264040A JP21461988A JP21461988A JPH0264040A JP H0264040 A JPH0264040 A JP H0264040A JP 21461988 A JP21461988 A JP 21461988A JP 21461988 A JP21461988 A JP 21461988A JP H0264040 A JPH0264040 A JP H0264040A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- whiskers
- ceramic
- crystallized glass
- ceramic fibers
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title claims abstract description 71
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title claims abstract description 31
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 51
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims abstract description 41
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims abstract description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 11
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 abstract description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 abstract description 2
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 abstract description 2
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 abstract description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 abstract description 2
- 229910052593 corundum Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 229910001845 yogo sapphire Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 6
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 3
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 238000013001 point bending Methods 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 2
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 239000011203 carbon fibre reinforced carbon Substances 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 description 1
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000000280 densification Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- KZHJGOXRZJKJNY-UHFFFAOYSA-N dioxosilane;oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Si]=O.O=[Si]=O.O=[Al]O[Al]=O.O=[Al]O[Al]=O.O=[Al]O[Al]=O KZHJGOXRZJKJNY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229910052863 mullite Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000011226 reinforced ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910010271 silicon carbide Inorganic materials 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、強度及び破壊靭性に優れたセラミックス質複
合材料に関する。
合材料に関する。
炭素や炭化珪素等からなるセラミックス繊維やウィスカ
ーを、アルミナやジルコニア等のセラミックスのマトリ
ックスに分散させることにより、マトリックス企強化し
たセラミックスの複合材料が提案され(「セラミックス
J 、22 (1987)扁6参照)、炭素繊維/炭素
複合材料のように一部実用化されているものもある。
ーを、アルミナやジルコニア等のセラミックスのマトリ
ックスに分散させることにより、マトリックス企強化し
たセラミックスの複合材料が提案され(「セラミックス
J 、22 (1987)扁6参照)、炭素繊維/炭素
複合材料のように一部実用化されているものもある。
かかる従来のセラミックス複合材料の製造方法としては
、マトリックス原料としてセラミックス粉末を使用し、
この粉末をセラミックス繊維又はウィスカーとボールミ
ル等により機械的に混合した後、焼結する方法が一般的
であった。
、マトリックス原料としてセラミックス粉末を使用し、
この粉末をセラミックス繊維又はウィスカーとボールミ
ル等により機械的に混合した後、焼結する方法が一般的
であった。
しかし、このようなセラミックス粉末を原料とする方法
では、セラミックス繊維やウィスカーの含有率を上げる
ほど、機械的混合によってもセラミックス繊維やウィス
カーの間隙をセラミックス粉末で充分に埋めることが出
来ず、従って焼結しても緻密化できず、充分な特性が得
られなかった。
では、セラミックス繊維やウィスカーの含有率を上げる
ほど、機械的混合によってもセラミックス繊維やウィス
カーの間隙をセラミックス粉末で充分に埋めることが出
来ず、従って焼結しても緻密化できず、充分な特性が得
られなかった。
そこで、セラミックス繊維やウィスカーに、マトリック
スとなるセラミックスをCVD法で付着させたり、スラ
リー状態で含浸させ、その後に焼結する方法が検討され
た。しかし、CVD法では繊維等の間隙を充分にマトリ
ックスで充填することが出来ず、又スラリー状態で含浸
させる方法ではスラリー中の水分等が焼結時に拡散して
残分が少なくなりボアーを発生しやすい欠点があった。
スとなるセラミックスをCVD法で付着させたり、スラ
リー状態で含浸させ、その後に焼結する方法が検討され
た。しかし、CVD法では繊維等の間隙を充分にマトリ
ックスで充填することが出来ず、又スラリー状態で含浸
させる方法ではスラリー中の水分等が焼結時に拡散して
残分が少なくなりボアーを発生しやすい欠点があった。
上記した如〈従来の技術では、セラミックス繊維やウィ
スカーの含有率が高くなるほど緻密化が難しくなるため
、一般にセラミックス繊維又はウィスカーの含有率は1
5〜20体積%、多くても30〜40体積%に留まり、
緻密であって強度や靭性等の特性に優れたセラミックス
複合Iを得ることは難しかった。
スカーの含有率が高くなるほど緻密化が難しくなるため
、一般にセラミックス繊維又はウィスカーの含有率は1
5〜20体積%、多くても30〜40体積%に留まり、
緻密であって強度や靭性等の特性に優れたセラミックス
複合Iを得ることは難しかった。
本発明はかかる従来の事情に鑑み、マ) IJラックス
化のために添加するセラミックス繊維又はウィスカーの
含有率が高く、シかも空隙がなく緻密であって、強度や
靭性等の特性に優れた信頼性の高いセラミックス質複合
材料を提供することを目的とするものである。
化のために添加するセラミックス繊維又はウィスカーの
含有率が高く、シかも空隙がなく緻密であって、強度や
靭性等の特性に優れた信頼性の高いセラミックス質複合
材料を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明のセラミックス質複
合材料は、結晶化ガラスからなるマド1)ックスと、マ
トリックス中に含まれるセラミックスの繊維又はウィス
カーとからなり、セラミックス繊維又はウィスカーの含
有率が50体積%以上テアって、結晶化ガラスとセラミ
ックス繊維又はウィスカーの界面での付着強度が結晶化
ガラス及びセラミックス繊維又はウィスカーの材料強度
未満であることを特徴とする。
合材料は、結晶化ガラスからなるマド1)ックスと、マ
トリックス中に含まれるセラミックスの繊維又はウィス
カーとからなり、セラミックス繊維又はウィスカーの含
有率が50体積%以上テアって、結晶化ガラスとセラミ
ックス繊維又はウィスカーの界面での付着強度が結晶化
ガラス及びセラミックス繊維又はウィスカーの材料強度
未満であることを特徴とする。
マトリックスとなる結晶化ガラスは熱処理や紫外線照射
等により結晶質にしたガラスであり、中でも強度及び耐
熱性に優れたLi 0−3iO□−A1203、Na
0−AI O−8iO、Na 0−CaO−MgO−8
iO、Mg0−A/20−8iO、PbO−Zn0−B
O、Zn0−B O−3iO,5iO2−B O−A
j O−MgO−K O−F等の使用が好ましい。
等により結晶質にしたガラスであり、中でも強度及び耐
熱性に優れたLi 0−3iO□−A1203、Na
0−AI O−8iO、Na 0−CaO−MgO−8
iO、Mg0−A/20−8iO、PbO−Zn0−B
O、Zn0−B O−3iO,5iO2−B O−A
j O−MgO−K O−F等の使用が好ましい。
セラミツクス繊維又はウィスカーはマトリックスを強化
しうるものであれば特に制限はなく、添加時の形態は繊
維やウィスカーのま\でも良いが、例えば予めプリフォ
ームとしたり、又は織布のように編組したものを用いる
こともできる。
しうるものであれば特に制限はなく、添加時の形態は繊
維やウィスカーのま\でも良いが、例えば予めプリフォ
ームとしたり、又は織布のように編組したものを用いる
こともできる。
尚、結晶化ガラスは酸化特性を有するため、例えばSI
C等の非酸化物系繊維を使用すると表面が酸化されてS
iOを生成する等、劣化しやすい。
C等の非酸化物系繊維を使用すると表面が酸化されてS
iOを生成する等、劣化しやすい。
この劣化を防ぎセラミックス繊維やウィスカーの特性を
充分に活用するためには、酸化抵抗の太きいAIOやZ
rO等のような酸素を10重量%以上含有する酸化物系
のセラミックス繊維又はウィスカーを使用することが好
ましい。
充分に活用するためには、酸化抵抗の太きいAIOやZ
rO等のような酸素を10重量%以上含有する酸化物系
のセラミックス繊維又はウィスカーを使用することが好
ましい。
本発明のセラミックス質複合材料の製法は、セラミック
ス繊維又はウィスカーに結晶化ガラスの元ガラスを軟化
又は溶融させて含浸せしめ、複合化した後に元ガラスを
結晶化させる方法を基本とする。更にセラミックス繊維
又はウィスカーの含有率を高めたい場合には、軟化又は
溶融した元ガラスを加圧して繊維又はウィスカーに含浸
させ、同時に元ガラスの余剰分を繊維やウィスカーの間
から圧出させる等の方法も可能である0〔作用〕 本発明テは、マ) IJラックスして強度及び耐熱性が
従来のAt O5ZrO、Si N 等の構造用セラ
ミツクスと同等又はそれ以上である結晶化ガラスを用い
る。ガラスはセラミックス繊維やウィスカーに対する含
浸特性が高いので、軟化又は溶融状態で含浸させること
により、セラミックス繊維やウィスカーの空隙を容易に
且つ完全に埋めることができ、従って繊維含有率が高く
、緻密で欠陥のないセラミックス質複合材料が得られる
。
ス繊維又はウィスカーに結晶化ガラスの元ガラスを軟化
又は溶融させて含浸せしめ、複合化した後に元ガラスを
結晶化させる方法を基本とする。更にセラミックス繊維
又はウィスカーの含有率を高めたい場合には、軟化又は
溶融した元ガラスを加圧して繊維又はウィスカーに含浸
させ、同時に元ガラスの余剰分を繊維やウィスカーの間
から圧出させる等の方法も可能である0〔作用〕 本発明テは、マ) IJラックスして強度及び耐熱性が
従来のAt O5ZrO、Si N 等の構造用セラ
ミツクスと同等又はそれ以上である結晶化ガラスを用い
る。ガラスはセラミックス繊維やウィスカーに対する含
浸特性が高いので、軟化又は溶融状態で含浸させること
により、セラミックス繊維やウィスカーの空隙を容易に
且つ完全に埋めることができ、従って繊維含有率が高く
、緻密で欠陥のないセラミックス質複合材料が得られる
。
セラミックス質複合材料のセラミックス繊維又はウィス
カーの含有率は、前記した従来方法では30〜40体積
%が限界であったが、本発明では50体積%以上であり
、特に軟化又は溶融状態の元ガラスを加圧下に含浸させ
ると同時にその余剰分を繊維又はウィスカーから押出す
方法によれば70体積%以上の含有率を得ることも可能
である。
カーの含有率は、前記した従来方法では30〜40体積
%が限界であったが、本発明では50体積%以上であり
、特に軟化又は溶融状態の元ガラスを加圧下に含浸させ
ると同時にその余剰分を繊維又はウィスカーから押出す
方法によれば70体積%以上の含有率を得ることも可能
である。
このようにセラミックス繊維又はウィスカーの含有率を
50体積%以上とした本発明のセラミックス質複合材料
は、それ未満の含有率のものと比較して破壊靭性が著し
く向上し、機械的強度においても満足できる値が得られ
る。かかる高靭性化は、異種材料を組合せた複合材料で
は強度分布が一様ではない為、強度的に弱い個所を進展
しようとするクランクが分散させられるクラツクデフレ
クション効果、及び一定の幅を有するクラックが繊維と
マトリックスの界面より進展するためには繊維を破断す
るか又はクラック幅だけ繊維を′引き抜く必要があり、
このためのエネルギーを破壊に要するプルアウト効果に
よるものと考えられる。
50体積%以上とした本発明のセラミックス質複合材料
は、それ未満の含有率のものと比較して破壊靭性が著し
く向上し、機械的強度においても満足できる値が得られ
る。かかる高靭性化は、異種材料を組合せた複合材料で
は強度分布が一様ではない為、強度的に弱い個所を進展
しようとするクランクが分散させられるクラツクデフレ
クション効果、及び一定の幅を有するクラックが繊維と
マトリックスの界面より進展するためには繊維を破断す
るか又はクラック幅だけ繊維を′引き抜く必要があり、
このためのエネルギーを破壊に要するプルアウト効果に
よるものと考えられる。
更に、本発明のセラミックス質複合材料においては、マ
トリックスである結晶化ガラスとセラミックス繊維又は
ウィスカーの界面での付着強度が前記結晶化ガラス及び
セラミックス繊維又はウィスカーの材料強度未満とする
。結晶化ガラスとセラミックス繊維又はウィスカーの界
面での付着強度が前記各材料の強度以上となると、クラ
ックが結晶化ガラス内及び部分的に繊維やウィスカーを
容易に破断して伝播し、上記プルアウト効果が有効に作
用しなくなる結果、破壊靭性が急激に低下するからであ
る。
トリックスである結晶化ガラスとセラミックス繊維又は
ウィスカーの界面での付着強度が前記結晶化ガラス及び
セラミックス繊維又はウィスカーの材料強度未満とする
。結晶化ガラスとセラミックス繊維又はウィスカーの界
面での付着強度が前記各材料の強度以上となると、クラ
ックが結晶化ガラス内及び部分的に繊維やウィスカーを
容易に破断して伝播し、上記プルアウト効果が有効に作
用しなくなる結果、破壊靭性が急激に低下するからであ
る。
かかる界面での付着強度は、セラミックス繊維又はウィ
スカーに結晶化ガラス元ガラスを含浸複合化させる際の
温度により調整できる。尚、界面での好ましい付着強度
を得るための温度は結晶化ガラス及びセラミックス繊維
又はウィスカーの種類により異なる。
スカーに結晶化ガラス元ガラスを含浸複合化させる際の
温度により調整できる。尚、界面での好ましい付着強度
を得るための温度は結晶化ガラス及びセラミックス繊維
又はウィスカーの種類により異なる。
実施例1
ムライト(3AlO・5s1o )からなるセラミック
ス繊維(直径3鴎)の織布と、Li 0−5iO−At
0系の結晶化ガラス扁末(平均粒径3.0μm)を積
層し、無加圧下又はHP法による加圧下に1200Cで
上記元ガラス粉末を溶融含浸させることにより複合化し
、次に含浸させた結晶化元ガラスな800Cで結晶化さ
せ、マ) IJソックス結晶化ガラスからなるセラミッ
クス質複合材料を製造した。
ス繊維(直径3鴎)の織布と、Li 0−5iO−At
0系の結晶化ガラス扁末(平均粒径3.0μm)を積
層し、無加圧下又はHP法による加圧下に1200Cで
上記元ガラス粉末を溶融含浸させることにより複合化し
、次に含浸させた結晶化元ガラスな800Cで結晶化さ
せ、マ) IJソックス結晶化ガラスからなるセラミッ
クス質複合材料を製造した。
得られたma含有率の異なるセラミックス!複合材料に
ついて、J工S規格曲げ試験による4点曲げ強度、及び
インデンテーション法による破壊靭性値を測定し、結果
を第1表に示した。
ついて、J工S規格曲げ試験による4点曲げ強度、及び
インデンテーション法による破壊靭性値を測定し、結果
を第1表に示した。
第 1 表
1σ※ 55
2.530* 62
3.040※ 67
3.550
85 10.560
87 17
.470 85
25.6(註)表中の×印は比較例である。
2.530* 62
3.040※ 67
3.550
85 10.560
87 17
.470 85
25.6(註)表中の×印は比較例である。
本発明例である繊維含有率50〜70体積%の複合体は
優れた強度を有し且つ飛躍的に改善された破壊靭性を示
した。又、強度試験後のクラックが結晶化ガラスとセラ
ミックス繊維の界面を伝播しており、界面での付着強度
が各材料強度より低いこと3示していた。
優れた強度を有し且つ飛躍的に改善された破壊靭性を示
した。又、強度試験後のクラックが結晶化ガラスとセラ
ミックス繊維の界面を伝播しており、界面での付着強度
が各材料強度より低いこと3示していた。
尚、複合化の温度P上記実施例での120o t:’か
ら1300 t:又はそれ以上に変化させると、破壊靭
性値が急激に低下し、繊維含有率が50体積%で5.3
、同60体積%で4.8、及び同70体積%で5.2と
劣化した。これらの複合材料のクラックは主に結晶化ガ
ラス内を伝播し、一部はセラミックス繊維を破断して進
展していた。
ら1300 t:又はそれ以上に変化させると、破壊靭
性値が急激に低下し、繊維含有率が50体積%で5.3
、同60体積%で4.8、及び同70体積%で5.2と
劣化した。これらの複合材料のクラックは主に結晶化ガ
ラス内を伝播し、一部はセラミックス繊維を破断して進
展していた。
実施例2
アルミナ(AIO)からなるセラミックスライスカー(
直径0.5μm)を含有率が60体積%となるように、
Mg0−AI O−3iO系の結晶化元ガラス粉末(平
均粒径2.0μm)と混合し、乾式プレス後にHIP法
を用いて上記元ガラスをウィスカーに溶融含浸させると
同時に余剰分を圧出することにより複合化した。この時
、結晶化ガラスとウィスカーの界面での付着強度を変え
るために、複合化の温度を1100〜1400 rの間
で変化させた。次に結晶化元ガラスを9oocで結晶化
させ、セラミックス質複合材料を製造した。
直径0.5μm)を含有率が60体積%となるように、
Mg0−AI O−3iO系の結晶化元ガラス粉末(平
均粒径2.0μm)と混合し、乾式プレス後にHIP法
を用いて上記元ガラスをウィスカーに溶融含浸させると
同時に余剰分を圧出することにより複合化した。この時
、結晶化ガラスとウィスカーの界面での付着強度を変え
るために、複合化の温度を1100〜1400 rの間
で変化させた。次に結晶化元ガラスを9oocで結晶化
させ、セラミックス質複合材料を製造した。
得られたセラミックス質複合材料について、実施例1と
同様に4点曲げ強度及び破壊靭性値号測定し、結果を第
2表に示した。
同様に4点曲げ強度及び破壊靭性値号測定し、結果を第
2表に示した。
第 2 表
1100 64 22.
41200 75 18
.51300 63
6.31400 54
2.3複合化温度が1100〜1200 Cでは、強度
試験後のクラックが主に結晶化ガラスとセラミックスウ
ィスカーの界面を伝播しており、破壊靭性は著しく高い
値を示した。これは界面での付着強度が各材料強度より
低いことを示している。又、複合化温度が1300〜1
400 rでは、クラックは主に結晶化ガラス内を伝播
し、一部はウィスカーを破断して進展しており、破壊靭
性は低い値を示した。これは界面での付着強度が各材料
強度より高いこと?示している。
41200 75 18
.51300 63
6.31400 54
2.3複合化温度が1100〜1200 Cでは、強度
試験後のクラックが主に結晶化ガラスとセラミックスウ
ィスカーの界面を伝播しており、破壊靭性は著しく高い
値を示した。これは界面での付着強度が各材料強度より
低いことを示している。又、複合化温度が1300〜1
400 rでは、クラックは主に結晶化ガラス内を伝播
し、一部はウィスカーを破断して進展しており、破壊靭
性は低い値を示した。これは界面での付着強度が各材料
強度より高いこと?示している。
本発明によれば、マトリックス強化のために添加するセ
ラミックス繊維又はウィスカーの含有率が高く、しかも
緻密であって強度や靭性等の特性に優れた信頼性の高い
セラミックス質複合材料を提供することができる。
ラミックス繊維又はウィスカーの含有率が高く、しかも
緻密であって強度や靭性等の特性に優れた信頼性の高い
セラミックス質複合材料を提供することができる。
特に、本発明のセラミックス質複合材料は極めて高い靭
性値を有し、セラミックスの致命的欠陥である脆さ(靭
性値の低さ)のために、従来応用化が進まなかったセラ
ミックスエンジンを中心とする耐熱性構造材料として期
待される。
性値を有し、セラミックスの致命的欠陥である脆さ(靭
性値の低さ)のために、従来応用化が進まなかったセラ
ミックスエンジンを中心とする耐熱性構造材料として期
待される。
Claims (1)
- (1)結晶化ガラスからなるマトリックスと、マトリッ
クス中に含まれるセラミックスの繊維又はウィスカーと
からなり、セラミックス繊維又はウィスカーの含有率が
50体積%以上であつて、結晶化ガラスとセラミックス
繊維又はウィスカーの界面での付着強度が結晶化ガラス
及びセラミックス繊維又はウィスカーの材料強度未満で
あることを特徴とするセラミックス質複合材料。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21461988A JPH0264040A (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | セラミツクス質複合材料 |
US07/879,158 US5190895A (en) | 1988-07-21 | 1989-07-21 | Ceramics composite material |
DE68922985T DE68922985T2 (de) | 1988-07-21 | 1989-07-21 | Keramisches kompositmaterial und verfahren zur herstellung. |
PCT/JP1989/000735 WO1990001020A1 (en) | 1988-07-21 | 1989-07-21 | Ceramic composite material and process for its production |
EP89908505A EP0383933B1 (en) | 1988-07-21 | 1989-07-21 | Ceramic composite material and process for its production |
US08/067,490 US5312787A (en) | 1988-07-21 | 1993-05-25 | Ceramics composite material and method of producing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21461988A JPH0264040A (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | セラミツクス質複合材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0264040A true JPH0264040A (ja) | 1990-03-05 |
Family
ID=16658727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21461988A Pending JPH0264040A (ja) | 1988-07-21 | 1988-08-29 | セラミツクス質複合材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0264040A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58156582A (ja) * | 1982-02-05 | 1983-09-17 | ユナイテツド・テクノロジ−ズ・コ−ポレイシヨン | 炭化ケイ素繊維にて強化されたガラス複合材 |
JPS6111243A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-18 | コーニング グラス ワークス | 繊維強化ミラーブランクおよびその製造方法 |
JPS61501910A (ja) * | 1984-04-20 | 1986-09-04 | ユナイテッド・テクノロジ−ズ・コ−ポレイション | 繊維強化複合材料物品の製造方法 |
JPS61242931A (ja) * | 1985-04-15 | 1986-10-29 | コ−ニング グラス ワ−クス | 強化アルカリ土類アルミノ珪酸ガラスセラミツクマトリツクス複合体およびその製造方法 |
JPS63170242A (ja) * | 1986-12-18 | 1988-07-14 | コーニング グラス ワークス | ガラスセラミック母材複合体 |
-
1988
- 1988-08-29 JP JP21461988A patent/JPH0264040A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58156582A (ja) * | 1982-02-05 | 1983-09-17 | ユナイテツド・テクノロジ−ズ・コ−ポレイシヨン | 炭化ケイ素繊維にて強化されたガラス複合材 |
JPS61501910A (ja) * | 1984-04-20 | 1986-09-04 | ユナイテッド・テクノロジ−ズ・コ−ポレイション | 繊維強化複合材料物品の製造方法 |
JPS6111243A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-18 | コーニング グラス ワークス | 繊維強化ミラーブランクおよびその製造方法 |
JPS61242931A (ja) * | 1985-04-15 | 1986-10-29 | コ−ニング グラス ワ−クス | 強化アルカリ土類アルミノ珪酸ガラスセラミツクマトリツクス複合体およびその製造方法 |
JPS63170242A (ja) * | 1986-12-18 | 1988-07-14 | コーニング グラス ワークス | ガラスセラミック母材複合体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4818633A (en) | Fibre-reinforced metal matrix composites | |
DE69728060T2 (de) | Mit siliciumcarbid verstärktes siliciumcarbid-verbundwerkstoff | |
US6309994B1 (en) | Fiber reinforced composite having an aluminum phosphate bonded matrix | |
US3681187A (en) | Carbon fibres embedded in glass matrix | |
GB1569141A (en) | Method for producing heat-resistant composite materials reinforced with continuous silicon carbide fibres | |
JPS61295345A (ja) | 金属マトリツクス複合体、その製造方法およびこれに使用するプレフオ−ム | |
JPS62297265A (ja) | 炭素繊維複合高強度耐火物 | |
EP0417493A2 (en) | Fiber reinforced composite having an aluminum phosphate bonded matrix | |
US5312787A (en) | Ceramics composite material and method of producing the same | |
JPH0264040A (ja) | セラミツクス質複合材料 | |
JP2000247745A (ja) | セラミックス基繊維複合材料、その製造方法およびガスタービン部品 | |
JPH0157075B2 (ja) | ||
JP3195266B2 (ja) | 複層断熱材及びその製造法 | |
JPH05163065A (ja) | ケイ素を含有しない炭化ケイ素およびケイ化モリブデンの溶浸形成性複合材 | |
JP2002173376A (ja) | 酸化物系セラミックス繊維/酸化物系セラミックス複合材料、及びその製造方法 | |
US5190895A (en) | Ceramics composite material | |
JP2001335899A (ja) | 熱膨張係数を連続的に変化させた金属−セラミックス複合材料及びその製造方法 | |
JP2000344582A (ja) | 繊維強化複合材料 | |
EP0383933B1 (en) | Ceramic composite material and process for its production | |
JPH1059781A (ja) | セラミックス基繊維複合材料 | |
Peters | Glass fibre will bring new life to concrete: The Engineer, p 37 (January 1970) | |
Wesch | A method of producing glass fibrereinforced synthetic resin products: UK Patent Specification, 1,173,193 (3 December 1969) | |
Berger et al. | Calcium hydroxide as a binder in portland cement paste: J Am Ceram Soc, Vol 53, No 1, pp 57–58 (January 1970) | |
JP3617092B2 (ja) | 無機繊維強化セラミック複合材料 | |
BERGER et al. | Compiled by Dr HA Barker, I. Bell, B. Gill and R. Warren, Department of Metallurgy and Materials Technology, University of Surrey, Guildford |