JPH02638A - ポリアニリン - Google Patents

ポリアニリン

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JPH02638A
JPH02638A JP63142460A JP14246088A JPH02638A JP H02638 A JPH02638 A JP H02638A JP 63142460 A JP63142460 A JP 63142460A JP 14246088 A JP14246088 A JP 14246088A JP H02638 A JPH02638 A JP H02638A
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benzonoid
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quinoid
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JP63142460A
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Inventor
Tadashi Nakajima
正 中島
Shinichi Toyosawa
真一 豊澤
Shigeru Kurushima
来嶋 茂
Katsuhiko Arai
克彦 新井
Hiroko Maeda
裕子 前田
Masao Ogawa
雅男 小川
Takahiro Kawagoe
隆博 川越
Takahiro Iino
恭弘 飯野
Takazo Osawa
隆蔵 大沢
Yuichi Ishino
裕一 石野
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
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    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/36Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
    • H01M4/60Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of organic compounds
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B1/00Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
    • H01B1/06Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances
    • H01B1/12Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances organic substances
    • H01B1/124Intrinsically conductive polymers
    • H01B1/128Intrinsically conductive polymers comprising six-membered aromatic rings in the main chain, e.g. polyanilines, polyphenylenes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の禾 本発明は、電極材料、導電性材料9回路素子用材料等と
して好適に用いられるポリアニリンに関する。
来の 術 び  が  しようとする 近年、有機導電性材料としてポリアニリンが注目されて
おり、電池、センサ、エレクトロミックデイスプレィ等
の各種分野への応用が提案されている。
ポリアニリンは、通常アニリンを酸化重合することによ
り得られるが、これを電子材料として用いる場合、アニ
リンの酸性水溶液を用いて電解又は触媒により薄化重合
したポリアニリンが好適である。この場合、アニリンを
酸化重合する方法としては、アニリンの塩酸、ホウフッ
化水素酸、硫酸、過塩素酸等による酸性水溶液より電解
酸化してポリアニリンを得る方法、及び上記酸性水溶液
より過硫酸アンモニウム、塩化第二鉄2重クロム酸カリ
ウム、過マンガン酸カリウム等の酸化剤にてポリアニリ
ンを得る方法が知られている。
しかし、ポリアニリンを電子材料に応用する場合、導電
性が高いことが特に重要であり、上記の方法により製造
したポリアニリンは、中性溶液やアルカリ性溶液にて重
合したポリアニリンに比べて導電性が高いものではある
が、金属などの無機材料に比較して導電性が低いのも事
実であり、よりいっそうの導電性の向上が望まれている
また、ポリアニリンを電子材料に応用する場合、他の素
材に腐蝕の如き化学変化を生じさせないことが重要であ
るが、上記の方法により製造したポリアニリンは、重合
過程で使用した酸を含んでおり、他の金属材料と共に使
用した際腐蝕を引き起こす。そこで、このようなポリア
ニリンをアンモニアや水酸化ナトリウムの如きアルカリ
で処理して中和することが提案されてはいるが、この方
法では導電性の低下を招くという欠点がある。
更に従来よりポリアニリンを電子材料に応用する場合、
耐久性等の電子材料としての特性をより改良することが
求められており、中でも電池電極材料として使用する場
合、より一層の耐久性の向上並びに放電容量の増大が望
まれている。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、電子材料とし
て酊腐食性が高く、高導電性を有し、特に電池電極材料
として使用した場合に自己放電、寿命、放電容量が向上
し、センサーや回路素子に応用した場合に寿命の長いポ
リアニリンを提供することを目的とする。
課 を解 するための手  び 本発明者らは、上記目的を達成する上で、ベンゾノイド
ニアンモニウム塩状態になっている部分が7モル%以下
であり、かつキノイド=ジイミン状態になっている部分
が25モル%以下であるポリアニリンが有効であること
を知見した。
即ち、本発明者らの研究によれば、ポリアニリンは下記
式(A)〜(D)(なお、式(B)、(C)は負イオン
種がBF4の例である)、 に示す如く、ベンゾノイド=アミン状態(式A)。
ベンゾノイドニアンモニウム塩状態(式B)、ドープ=
セミキノンラジカル状態(式C)及びキノイド=ジイミ
ン状態(式D)の混合状態よりなるものである。この場
合、従来の説では、ポリアニリンはベンゾノイド=アミ
ン状態(式A)又はベンゾノイドニアンモニウム塩状態
(弐B)とキノイド=ジイミン状態(式D)との間で電
池挙動を示すとの考え(例えば、A、G、Mac Di
armid et、al、 : 5ynthetic 
Metals、 13 。
291−297(1986))が有力であったが、本発
明者らの研究によれば、充放電は、ベンゾノイド=アミ
ン状態(式A)又はベンゾノイドニアンモニウム塩状態
(弐B)とドープ=セミキノンラジカル状態(式C)と
の間で電池挙動を示し、更には、キノイド=ジイミン状
態(式D)が少ない方が放電容量が多いことがわかった
更に、導電機構についても、式りの如く結合交替を有す
るドーピングではなく、弐Cのセミキノンラジカルカチ
オンがポリアニリンの導電性を担っていることがわかっ
た。
つまり、ポリアニリンでは、N原子の孤立電子対が導電
性にとって本質的に重要な役割を果たし、ポリアニリン
が値化を受けると不対電子となってフェニル基のπ−電
子系と非局在化することがポリアニリンの導電機構にと
って本質的に重要なことであり、導電性の高いポリアニ
リンを得るためには、ポリアニリンのドープ状態でキノ
イド=ジイミン状態を生成せず、ドープ=セミキノンラ
ジカル状態に制御することが好ましいことがわかった。
また、従来の説では、ベンゾノイド=アミン状態(式A
)とベンゾノイドニアンモニウム塩状態(弐B)とを比
較した場合、ベンゾノイドニアンモニウム塩状態のポリ
アニリンの方が導電性が高く、電池電極材料として好適
であるとされていた(例えば、N、○yama: J、
Electroanal、Chem、161,399−
4−05(1984))。しかし、本発明者らの知見に
よれば、ベンゾノイド=アミン状態とベンゾノイドニア
ンモニウム塩状態の導電性は同程度であって、両者に優
劣の無いことがわかった。むしろ、電池電fJ、材料と
してポリアニリンを用いる場合、特に非水電解質リチウ
ム二次電池の正極として用いる場合は、ベンゾノイドニ
アンモニウム塩状態の含有量が少ない方が自己放電特性
、フロート特性に優れているものであり、ポリアニリン
をセンサーや回路素子材料として特に非水系で用いる場
合(例えば、E 、W、 Paul、 A、 J 、 
Ricco、 M、 S 、Wrighton : J
 、Phys、Chew。
89.1441(1985))は、ベンゾノイドニアン
モニウム塩状態の含有量が少ない方が誤動作が少なく、
優れており、従ってかかる用途にはベンゾノイドニアン
モニウム塩状態の含有量が少ない方が性能上好ましいも
のであった。しかも、ベンゾノイドニアンモニウム塩状
態は腐蝕性が強いこともわかった。
本発明者らは、上記知見に基づき、電子材料として優れ
た特性を有するポリアニリンを得るべくポリアニリンの
組成について更に鋭意研究を行なった結果、ベンゾノイ
ドニアンモニウム塩状態部分が7モル%以下、かつキノ
イドニジイミン状態部分が25モル%以下であるポリア
ニリンが上記目的を達成し得ることを見い出し、本発明
をなすに至ったものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明のポリアニリンは、上述したようにベンゾノイド
ニアンモニウム塩状態部分が7モル%以下、キノイドニ
ジイミン状態部分が25モル%以下のものであるが、こ
の%はそれぞれ全ポリアニリンに対するベンゾノイドニ
アンモニウム塩状態部分のモル%、キノイドニジイミン
状態部分のモル%の割合を示す。なお、これらの割合の
好ましい範囲はベンゾノイドニアンモニウム塩状態部分
が0〜3モル%、キノイドニジイミン状態部分が0〜1
8モル%である。また、ベンゾノイド=アミン状態部分
は18〜100モル%、特に34〜100モル%、ドー
プ=セミキノンラジカル状態部分は0〜50モル%、特
に0〜45モル%であることが好ましい。
本発明のポリアニリンは、このようにベンゾノイドニア
ンモニウム塩状態の部分が7モル%以下と小さく、かつ
キノイドニジイミン状態部分も25モル%以下と小さい
ため、耐腐触性が向上し、導電性が高いものであり、特
にこのポリアニリンを電池電極材料とした場合、自己放
電、寿命、放電容量などの点で僅れており、また回路素
子材料として耐久性に優れているものである。
これに対し、従来のポリアニリンはベンゾノイドニアン
モニウム塩状態の部分が0〜25モル%、キノイド;ジ
イミン状態部分が0〜55モル%であるが、両者の比率
がともにベンゾノイドニアンモニウム塩状態7モル%以
下かつキノイドニジイミン状態が25モル%以下である
ものは得られておらず、電子材料としての特性が劣るも
のである。
即ち、小山等の方法(J 、Electroanal、
Chem。
161.399(1984))のポリアニリンにあって
は、ベンゾノイドニアンモニウム塩状態はほぼ0モル%
であるものの、キノイドニジイミン状態は55モル%程
度であり、マクダイアミド等の方法(特開昭62−71
169号)の実施例1にあっては、ベンゾノイドニアン
モニウム塩状態は25モル%程度、実施例3にあっては
30〜40モル%のアンモニウム塩状態を含む。これら
は、マクダイアミド等がポリアニリンの動作をアミン→
イミン、ベンゾノイド←キノイド間の変化によるもので
あるとの事実誤認によっており、上記公報の特許請求の
範囲第4.5,9.11項に記載されたようなイミンと
キノン間の2重結合は電池充放電に寄与しない。このこ
とは、ラマン分光分析で1470an−1付近にのみピ
ークを持ち、1320cXn−1付近にピークを有しな
い試料が放電不可能なことより立証される。
本発明のポリアニリンを特定する方法としては、X線光
電子分光分祈と電気化学的方法とを併用する方法が好適
に採用される。
この方法を更に詳述すると、X線光電子分光分祈におい
てC1s軌道を284.OeVに校正し、試料ポリアニ
リンのN I 5軌道のピークをガウス分布を用いて分
割する。この場合、通常3つのピークに分割されるが、
そのうち398.2〜398.8eVに中心を持つピー
クの面積がベンゾノイド=アミン状態とキノイドニジイ
ミン状態との和を表し、398.9〜400.5eVに
中心を持つピークの面積がドープ;セミキノンラジカル
状態を表し、401.○eV以上に中心を持つピークの
面積がベンゾノイドニアンモニウム塩状態を表わす。
いずれかの状態が存在しなければそのピークは現れない
。ここで、キノイド=ジイミン状態はベンゾノイド=ア
ミン状態と同一ピークに表われるが、キノイド=ジイミ
ン状態の量を算出するには、試料ポリアニリンを作用極
、リチウムを対極、1モル/QのLiBF、を含むプロ
ピレンカーボネート溶液を電解液に用いて電気化学セル
を構成し、リチウム対比+2vに100時間固定し、次
いで+3.6vに24時間固定し、再び+2vに24時
間固定し、この際の放電容量を測定する。この放電容量
をポリアニリン当たりx A h / kgとすると、
の式で表わされる量がキノイド=ジイミン状態の量であ
る。従って、X線光電子分光によるNISの分析からベ
ンゾノイドニアンモニウム塩状態の量が特定され、上記
した2回目の放電容量からキノイド=ジイミン状態の量
が特定され、またベンゾノイド=アミン状態、ドープ=
セミキノンラジカル状態の量もこれから特定される。
この場合、上記方法の補助手段としてラマン分光分析法
を採用することもできるにれは、試料ポリアニリンに対
しリチウム対比+2■の放電状態及び+3.6vの充電
状態で514.5nm励起による共鳴ラマン効果を測定
し、キノイド=ジイミン状態を実質的に含まないことを
検証する方法である。
即ち、放電状態(ポリアニリンに対し負イオンがドープ
されていない状態、リチウム対比+2v以下)において
514.5nmのレーザー光でポリアニリンを励起し、
そのラマン散乱光を測定することにより、ベンゾノイド
=アミン状態のポリアニリンは1590■−1〜164
0■−1の間に散乱ピークを持ち、キノイド=ジイミン
状態のポリアニリンは1450QTI−’〜1520c
m−”の間に散乱ピークを持つという性質から調べるこ
とができる。
一方、ドープ=セミキノンラジカル状態のポリアニリン
は、充電状態(ポリアニリンに対し、負イオンがドープ
されている状態、リチウム電位対比+2.5V以上、特
に+3.6V)において514.5nm励起レーザーラ
マン敗乱分析で1300an−”〜1350an−1の
間に散乱ピークを持つことで確認できる。
ここで充電状態においてドープ=セミキノンラジカル状
態からキノイド=ジイミン状態への変化はどのように起
こるかといえば、下記式(E)(なお、これは負イオン
種がBF4の例である。)、で示されるようにポリアニ
リンの主鎖から正電荷を水素イオンとともに放出して、
セミキノンラジカルがキノンに変化するものであるにの
変化は、514.5nmのレーザー光でポリアニリンを
励起し、そのラマン散乱光を測定すれば1300cm−
”〜1350cm−1の間の散乱ピークがドープ=セミ
キノンラジカル状態の減少と共に減少し、全てキノン=
ジイミン状態に変化するとこのピークが消失することで
確認できる。そこで、充電状態においてポリアニリンの
ラマン散乱光を分析して、514.5nm励起時に13
00cm−”〜1350an−1の間で散乱光が観測さ
れれば、ドープ=セミキノンラジカル状態が確認できる
もので、キノイド=ジイミン状態で充電しようとした場
合は13oOaIf−’〜1350■−1の間にラマン
散乱は起こらない。
なお、ベンゾノイドニアンモニウム塩状態の量は、上記
X線光電子分光によるN I Sの分析から求めること
ができ、或いは元素分析から求めることもできる。
従って、ポリアニリンとして、放電状態において514
.5nmの励起レーザー光を用いたラマン散乱分析で1
590■−1〜1640■−1の間に散乱ピークを持つ
ベンゾノイド=アミン状態のポリアニリンを主成分とし
、かつ1450cff+−”〜1520■−1に散乱ピ
ークを持つキノイド=ジイミン状態のポリアニリンを実
質的に含まないもの、或いは充電状態において514.
5nmの励起レーザー光を用いたラマン散乱分析で13
COan−1−1350cm−’の間に散乱ピークを持
つドープ=セミキノンラジカル状態であるものを二次電
池の電極材料として用いることにより、キノイド=ジイ
ミン状態のポリアニリンを実質的に含まないことが確認
されているので、放電容量の非常に大きい二次電池を得
ることができる。
また、上述したように、ポリアニリンの導電性はドープ
=セミキノンラジカル状態の寄与が大きく、ベンゾノイ
ドニアンモニウム塩状態やキノイド=ジイミン状態は腐
蝕性や導電性の点で好ましくないものであるが、ポリア
ニリンのドープ状態でキノイド=ジイミン状態を生成せ
ず、ポリアニリンがドープ=セミキノンラジカル状態に
あることは、X線光電子分光法による荷電子帯の分析に
おいて、7〜9eVに現れるピークの強度が15〜20
eVの間のピーク強度よりも大きいことで確認すること
ができ(なお、X線光電子分光法による荷電子帯分析の
電子密度ピークがキノイド=ジイミン状態のポリアニリ
ンでは5eV以下にあり、ドープ=セミキノンラジカル
状態のポリアニリンは7〜9eVの間であり、ベンゾノ
イド=アミン状態及びベンゾノイドニアンモニウム塩状
態のポリアニリンは15〜20eVのエネルギー領域に
生じる。)、或いはC工、固体高分解能NMRによる分
析で、コンタクトタイム1 m S E C、リラクゼ
イションタイムを○とした時に、140ppm〜145
ppmの間にピークを持ち、かつ14Qppm未満しこ
前記のピークの85%以上の強度のピークを持たないこ
とで確認することができる。
従って、X線光電子分光法による分析で、15〜20e
Vの間での電子密度の最大値よりも7〜9eVの間にお
ける電子密度の最大値の方が大きいドープ=セミキノン
ラジカル状態のポリアニリンを主成分とするもの、或い
はC□3固体高分解能NMRによる分析で、コンタクト
タイム1m5EC、リラクゼイションタイムを0とした
時に、140ppm〜145ppmの間にピークを持ち
、かつ140ppm未満に前記のピークの85%以上の
強度のピークを持たない実質的にドープ=セミキノンラ
ジカル状態のポリアニリンを主成分として含有するもの
は、特に導電材料として好適である。
更に、ポリアニリンをセンサー、回路素子材料等として
使用する場合、上述したようにベンゾノイドニアンモニ
ウム塩状態はスイッチング時の誤動作を生じさせ易いの
で好ましくない。また、かかる素子は、通常ポリアニリ
ンにアニオンをドーピングすると導電性が向上すること
を利用してスイッチングを行なうものであるが、キノイ
ド=ジイミン状態を含んでいると、抵抗がベンゾノイド
=アミン状態よりも高いため、スイッチング特性が劣る
。このため、ベンゾノイド=アミン状態を主成分とし、
これをドープ=セミキノンラジカル状態に変化させるこ
とにより、スイッチングを行ない得るようにしたポリア
ニリンがセンサー、回路素子材料用としては好ましいが
、かかるポリアニリン、即ちポリアニリンの脱ドープ状
態でキノイド=ジイミン状態のポリアニリンを生成せず
、ポリアニリンの主成分がベンゾノイド=アミン状態の
ポリアニリンであることは、C□、固体高分解能N M
 R法による分析において、コンタクトタイムを1m5
EC、リラクゼイションタイムをQとした時に、115
〜120ppmと1l35−140ppの間にそれぞれ
ピークを持ち、かつ140〜180ppmの間に前記の
115〜120ppm又は135〜140ppmの間の
いずれか大きい方のピークに対して10%以上の強度の
ピークを持たないことで確認することができる。また、
上述した分析法の併用、特にX線光電子分光によるNI
Sの分析で398.2eV〜398.8eVが主ピーク
であり、かつ514.5nm励起レーザーラマン散乱分
析で1590〜1640an−’にピークを有し。
1500〜1200an−1にピークを持たないことに
より、或いは1元素分析で電解質が検出されず、かつ5
14.5nm励起レーザーラマン散乱分析で1500〜
1200an−1にピークを持たないことによっても確
認し得る。
それ故、C工、固体高分解能NMR法tこよる分析で、
コンタクトタイムを1m5EC、リラクゼイションタイ
ムを○とした時に、115〜120ppmの間と135
〜140ppmの間にそれぞれピ−りを持ち、かつ14
0〜180ppmの間に前記の116〜120ppm又
は135〜140PPmの間のいずれか大きい方のピー
クに対して10%以上の強度のピークを持たないベンゾ
ノイド=アミン状態のポリアニリンを主成分とするもの
、しかもキノイド=ジイミン状態及びベンゾノイドニア
ンモニウム状態のポリアニリンを実質的に含まないもの
がセンサー、回路素子材料として好ましく用いられる。
本発明のベンゾノイドニアンモニウム塩状態が7モル%
以下、かつキノイド=ジイミン状態が25モル%以下で
あるポリアニリンの製造方法に制限はないが、酸性雰囲
気下でアニリンを酸化重合し、その後ベンゾノイドニア
ンモニウム塩状態を取り除く方法が好適に用いられる。
即ち、まずアニリンをHBF4.HF、HCQ、HCf
lO4等の酸性水溶液下で電解及び/又は触媒により酸
化重合を行なう。この際重合されたポリアニリンは、重
合直後の重合液中では、 ベンゾノイド=アミン状態 20〜60モル%ベンゾノ
イドニアンモニウム状態  12〜25モル%トープ=
セミキノンラジカル状態  30〜55モル%であり、
pHが1より酸性であれば、はとんどキノイド=ジイミ
ン状態は生成しない。従って、この状態からベンゾノイ
ドニアンモニウム塩状態を除去すればよい。
この場合、1つの手段として、下記式(1)に示すよう
にアルカリ処理等によってベンゾノイドニアンモニウム
塩状態をベンゾノイド=アミン状態に変化させることが
考えられる。
しかしながら、この方法によると、下記式(2)に示す
ようにポリアニリン中のドープ=セミキノンラジカル状
態がポリアニリンの主鎖からプロトンを放出してキノイ
ド=ジイミン状態に変化するため、容量が低下する。
本発明者らの研究によれば、ドープ=セミキノンラジカ
ル状態からキノイド=ジイミン状態への変化は、pH4
,0よりアルカリ側で急激に進行するので、通常の水洗
によってもキノイド;ジイミン状態が生成してしまう。
また、酸性溶液中に戻しても、−度キノイド=ジイミン
状態になってしまったポリアニリンは、ドープ=セミキ
ノンラジカル状態に完全に戻らないものである。
更に詳しくは、酸性溶液中で重合されたベンゾノイド=
アミン状態・ベンゾノイドニアンモニウム塩状態・ドー
プ=セミキノンラジカル状態の混合状態であって、この
ポリアニリンを水洗すると、ベンゾノイドニアンモニウ
ム塩はベンゾノイド=アミンに変わり、その変化よりや
や遅い速度でドープ=セミキノンラジカル状態はキノイ
ド=ジイミン状態に変化し、このような状態は、ドープ
=セミキノンラジカル状態の含有量が少ない。実際、X
線光電子分光法により荷電子帯を分析してみると、ドー
プ=セミキノンラジカル状態による7〜9eVの間のピ
ークは観測されるもの、ベンゾノイド=アミン状態やベ
ンゾノイドニアンモニウム塩状態による15〜20eV
のピーク強度が強い(例えば、P 、 S nauwa
ert et al、 : S ynthe、Met、
18(1987)335−340)。更に、C工、固体
高分解能NMR法により分析してみると、ドープ=セミ
キノンラジカル状態による140ppm〜145ppm
の間のピークは観測されず、むしろ130ppm付近に
ピークを有するものである(例えばT、Hjertbe
rg、 et al、J 、Po1.Sci、Pol。
Let、23(1985)503−508)。
また、アルカリ処理や酸処理によっても、ドープ=セミ
キノンラジカル状態の量を大幅に増大させることはでき
ず、ydJ光電子スペクトルの荷電子領域を測定してみ
ると、やはりアルカリ処理にあってはドープ=セミキノ
ンラジカル状態に基づく7〜9eVのピークが観察され
ず、酸処理でも15〜20eVのピークの方が7〜9e
Vのピークより大きい(例えば、W 、 R、S al
aneck et al、 :5ynthe、Met、
、18(1987)291−296)し、C工、固体高
分解能N M R法により分析してみると、アルカリ処
理にあってはドープ=セミキノンラジカル状態に基づく
140〜145ppmのピークのみでなく120〜13
0ppmにピークが観測され、酸処理では130ppm
付近にのみピークが観測される。
それ故、重合後のポリアニリンよりキノイドニジイミン
状態を生成させず、ベンゾノイドニアンモニウム塩状態
を除去してベンゾノイドニアンモニウム塩状態が7モル
%以下であり、かつキノイドニジイミン状態が25モル
%以下であるポリアニリンを得る方法としては、以下の
第1〜第3の方法のいずれか1つ又はこれらを組合せた
方法が好ましい。
第1の方法は、塩酸ヒドラジン、ホウフッ化水素酸ヒド
ラジン等のヒドラジン化合物の酸性水溶液に浸漬した後
、ヒドラジンで処理する方法が好適に用いられる。この
処理条件に特に制限はないが、酸性処理としては、50
ミリモル/Q〜2モル/Qのヒドラジンを含む酸性水溶
液をポリアニリン100mgに対し50cc以上の量で
処理するのが効果的である。なお、ホウフッ化水素酸ヒ
ドラジンを用いる場合は、ホウフッ化水素酸水溶液とヒ
ドラジン水溶液を適宜混合して用いることができる。そ
の量比は特にモル比にこだわる必要はなく、pH3より
酸性側であれば良好な結果が得られるので、例えば10
0ミリモル/Q〜4モル/Qのホウフッ化水素酸と50
ミリモル/Q〜2モル/Qのヒドラジンを含む水溶液が
好適に用いられる。標準的な処理液としては、42%ホ
ウフッ化水素酸286.5cc、ヒドラジン1水和物4
8.5記、蒸留水665.○■の割合で混合したN2H
4・2HBF4の1M水溶液(pH1)が好適に用いら
れる。なお、浸漬時間は3〜24時間とすることが好ま
しい。また、ヒドラジン処理の方法は、薄膜試料にあっ
てはヒドラジン蒸気に暴露する方法、厚膜試料にあって
はヒドラジン水溶液に浸漬する方法が好適である。この
場合、ヒドラジン蒸気の曝露時間は5分〜72時間が好
ましく、特に5分〜3時間がより好ましい。また、ヒド
ラジン水溶液浸漬処理において、ヒドラジンの濃度は1
0〜50重量/容量%とし、処理時間(浸漬時間)は1
2〜48時間とすることが好ましい。ここで、酸性雰囲
気下でヒドラジン処理をせずに、直接ヒドラジンで処理
することは、ヒドラジンがアルカリ性であり、ヒドラジ
ンでいきなり処理されたポリアニリンはキノイドニジイ
ミン状態を生成してしまうため、不適当である。なお、
ベンゾノイド=アミン状態とキノイドニジイミン状態と
の見分けは比較的容易であって、ベンゾノイド=アミン
状態のポリアニリンは無色(薄膜は透明、厚膜は白色)
であるのに対し、キノイドニジイミン状態を生成したポ
リアニリンは青色になり、更に劣化したものについては
灰色を呈する。
なお、上記の両浸漬方法とも処理温度は一5℃〜30℃
とすることができる。また、上記方法は、処理後のヒド
ラジンの除去が重要であるが、酸化的な雰囲気にさらさ
ないことが肝要であって、ベンゾノイド=アミン状態の
ポリアニリンは空気中の酸素によっても長時間では酸化
を受けるので、真空脱気や不活性ガス通気処理をしたメ
タノール。
エタノール、アセトニトリル、水等の溶媒で洗浄するの
が好ましい。乾燥方法には制限はないが、100℃以上
に温度を上昇させずに乾燥するのが好ましく、特に60
℃以下で真空乾燥するのが好ましい。保存にあっても、
冷暗所にて真空もしくは不活性ガス中で保存するのが好
ましいが、直射日光を避ければ室内でも保存できる。
なお、かかる方法により、C工3固体高分解能NMRに
よる分析で、コンタクトタイムを1m5EC、リラクゼ
イションタイムを0とした時に、1l15−120pp
の間と135〜140ppmの間にそれぞれピークを持
ち、かつ140〜180ppmの間に前記の115−1
20ppm又は135〜140ppmの間のいずれか大
きい方のピークに対して10%以上の強度のピークを持
たないベンゾノイド=アミン状態のポリアニリンを主成
分とするポリアニリンを得ることができる。
即ち、ポリアニリンのドープ=セミキノンラジカル状態
、ベンゾノイドニアンモニウム塩状態、ベンゾノイド=
アミン状態及びキノイド=ジイミン状態それぞれの状態
のC工、固体高分解能NMRによるマーカーバンドは、
グリシンのカルボニルを176.5ppmを基準として
校正した場合、ドープ=セミキノンラジカル状態は約1
30ppmに単一のピークを与え(例えば、 F、De
vreux、et al。
J、Physique 4 G(1985))、ベンゾ
ノイドニアンモニウム塩状態は同様に130ppm付近
に単一のピークを与える。ベンゾノイド=アミン状態は
、115〜120ppmの間と135〜140ppmの
間にそれぞれ1つのピークを与え、キノンニジイミン状
態では、ベンゾノイド=アミン状態と同様115−12
0ppmの間と135〜140ppmの間にそれぞれ1
つのピークを与えるのに加えて、140〜180ppm
の間にもキノンニジイミンに由来するピークを与えるこ
とがらC工、固体高分解能NMRによる分析で、コンタ
クトタイムを1m5EC、リラクゼイションタイムをO
とした時に、115〜120ppmの間と135〜14
0ppmの間にそれぞれピークを持ち、かつ140〜1
80ppmの間にピークを持たないように制御すること
により、実質的にベンゾノイド=アミン状態からなるポ
リアニリンを得ることができる。この場合、上述のよう
に140〜180PPmの間はピークがない方が好まし
いが、115〜120ppmの間及び135〜140p
pmの間のいずれか大きい方のピークに対して10%未
満の強度のピークであればキノイド=ジイミン状態のポ
リアニリンによる導電性の低下はほとんど問題がない。
第2の方法は、エーテル系溶媒を含まない非水電解液中
でポリアニリンにリチウム対比+3.9v程度の電位を
与えることにより、下記式(3)に示すようにベンゾノ
イドニアンモニウム塩状態をドープ=セミキノンラジカ
ル状態に変える方法である。
この場合、電解によりベンゾノイドニアンモニウム塩状
態をドープ=セミキノンラジカル状態に変える方法に制
限はないが、ホウフッ化リチウム。
過塩素酸リチウム、LiAsF6. LiSbF6. 
LiPF。
等のリチウム塩を0.5〜3モル/Q含む有機溶媒、典
型的には後述する公知のリチウム電池用電解液を用い、
リチウムを対極として3〜4vの電圧を1〜50時間、
より好ましくは1〜12時間印加する方法を採用するこ
とができ、その−例としてはホウフッ化リチウムを0.
5〜2モル/Q含むプロピレンカーボネート溶液を十分
に脱水したものを電解液として用いると共に、リチウム
を対極とし、3.9vの電圧を3〜6時間印加する方法
が好適に用いられる。なお、3.9vの電圧を印加する
時間は50時間以内が好適で、これより艮いとポリアニ
リンに劣化が生しるおそれがある。
このようにして作成したポリアニリンの保存方法は、十
分に脱水したヘキサン、アセトニトリル。
リチウム電池用の電解液などに保存するか、真空中や不
活性ガス中に保存するのが好ましく、水や水酸基を遊離
するアルカリ性の環境は避けることが望ましい。これは
ドープ=セミキノンラジカル状態のポリアニリンが上記
(2)式と同様の中和反応を受け、キノイド=ジイミン
状態に変化するのを防ぐためである。
なお、X線光電子分光法による分析で、15〜20eV
の間での電子密度の最大値よりも7〜9eVの間におけ
る電子密度の最大値の方が大きいドープ=セミキノンラ
ジカル状態のポリアニリンを主成分とするポリアニリン
或いはC工3固体高分解能NMRによる分析で、コンタ
クトタイムを1m5EC、リラクゼイションタイムを0
とした時に、140〜145ppmの間にピークを持ち
、かつ140ppm未満に前記のピークの85%以上の
強度のピークを持たない実質的にドープ=セミキノンラ
ジカル状態のポリアニリンを主成分として含有するポリ
アニリンは、ポリアニリンを精製した後、プロトン受容
体の無い電解液(例えば、非水電解液)中で電気化学セ
ルを作成し、ドープ状態(ポリアニリンに対し、負イオ
ンがドープされている状態。リチウム電位対比、+2.
5V以上)が、ドープ=セミキノンラジカル状態からキ
ノイドニジイミン状態に変化しないように制御すること
により、即ち、種々条件下でポリアニリンを用いた電気
化学セルを作成しドープ状態でポリアニリンのラマン敗
乱光を分析したときに514.5nm励起時に1320
am−”で散乱光が観測されるように、又はX線光電子
分光法で7〜9eVに強い電子密度ピークが観測される
ように、又はC工、固体高分解能NMRによる分析で1
40〜145ppmの間のピークが減少しないように電
気化学セルを作成し、ドープ条件を調節すればよい。こ
の場合、電気化学セル電解液組成、ポリアニリン精製状
態。
外気温度、ドープ電圧、ドープ時の温度上昇などが制御
因子として重要である。即ち、電解液はプロピレンカー
ボネート・エチレンカーボネート等の公知のリチウム電
池用電解液が好適に用いられるが、これにジメトキシエ
タン等のエーテル類を粘度低下のために添加した際はド
ープ電圧を0.1V程度低下させた方が好ましい。外気
温度の上昇やドープ時の温度上昇もセミキノンラジカル
がキノンに変化するのを促進するので、ドープ電圧を低
下させるのが好ましい。ドープ電圧は、セミキノンラジ
カルがキノンに変化する過程に大きな影響を及ぼし、ド
ープ電圧を低下させるとキノンへの変化が止まる。ポリ
アニリンの精製状態も重要であって、ベンゾノイド=ア
ミン状態からドープをすれば、ドープ=セミキノンラジ
カル状態に一度変化するものの、リチウム対比+4.3
V程度の電圧によりキノイドニジイミン状態に変化して
しまう。これを防ぐには、20℃前後の気温であればド
ープ電圧を3.7V程度まで低下させればよい。また、
その後の処理としては、アセトニトリルなどのプロトン
受容性の低い溶媒で洗浄し、真空乾燥するのが好ましい
第3の方法は、ベンゾノイドニアンモニウム塩状態から
ベンゾノイド=アミン状態に変化する上記(1)式と類
似の反応が、ドープ=セミキノンラジカルからキノイド
ニジイミンに変化する上記(2)式との類似の反応に比
較してpHが3〜8の間でより速く進行することを利用
し、PHが3〜8の洗浄液を高速・大量・短時間にポリ
アニリンに通過させ、手早く乾燥する方法である。その
具体的な方法に制限はないが、−例を挙げると、洗浄液
としてはpH6〜8の蒸留水やイオン交換水、pH3〜
8の各種緩衝液、或いは50mミリモル/氾以下の濃度
のホウフッ化水素酸や塩酸や過塩素酸等の酸の水溶液で
pHが3〜6のものが好ましく用いられる。なお、ホウ
フッ化水素酸を蒸留水で希釈する場合にあっては、0.
1〜5ミリモル/Qの水溶液とすることが好適である。
これらの洗浄液をポリアニリン中に通過させる方法とし
ては、例えばポリアニリンに減圧下で1分当たり5 c
c / cxK以上の洗浄液を通過させる方法が有効で
ある。洗浄時間は pH6〜8で1時間以内、pH3〜
5でも3時間以内、より好ましくはpH6〜8で25分
以内、pH3〜5で50分以内が好ましい。洗浄後の保
存にあっては、真空又は不活性ガス中に保存するのが好
ましいが、直射日光を避け、室内で1週間程度保存する
ことも可能である。
なお、上記第1〜第3の方法で得られたポリアニリンに
対し、非水電解液中でリチウム対比2〜3.9vの電位
を与えてベンゾノイド=アミン状態部分をドープ=セミ
キノンラジカル状態に一部変更し、導電性を調節したポ
リアニリンも好ましい。
具体的には、エーテル系溶媒を含まない非水電解液中で
ポリアニリンにリチウム対比2〜3.9V程度の電位を
与えるものであるが、この場合ホウフッ化リチウム、過
塩素酸リチウム、LiAsF、。
Li5bF、、LiPF、等のリチウム塩を0.5〜3
モル/Q含む有機溶媒、典型的には後述する公知のリチ
ウム電池用電解液を用い、リチウムを対極として2〜3
.9vの電圧を10分〜72時間、より好ましくは2〜
3.6■の電圧を1〜24時間印加する方法を採用する
ことができ、その−例としてはホウフッ化リチウムを0
.5〜2モル/Q含むプロピレンカートボネート溶液を
十分に脱水したものを電解液に用いると共に、リチウム
を対極とし、2〜3.6vの電圧を1〜24時間印加す
る方法が好適に用いられる。
本発明のポリアニリンは、電池の正極材料として好適に
使用され、充放電特性1m久性に優れた電池を得ること
ができる。この場合、負極活物質としては種々のものが
用いられるが、特に電解質との間にカチオンを可逆的に
出し入れすることが可能な物質を活物質として使用する
ことが好ましい。即ち、負極活物質は充電状態(還元状
態)ではカチオンを活物質中に取り込み、放電状態(酸
化状M)ではカチオンを放出するものが好ましい。
負極活物質としては、分子内中に高度の共役系結合を持
った物質、具体的にはセントラセンやナフタリンやテト
ラセン等の多核芳香族化合物、有機導電性高分子物質及
びグラフアイ1〜質などが挙げられる。更に、1〜2価
のカチオンとなり得る金属、具体的にはリチウム、ナト
リウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウ
ム、亜鉛等及びそれらを含む合金なども好適に使用し得
る。
これらの中では、高い電池電圧が得られること、サイク
ル性能が良いこと、自己放電しにくいこと等の点からリ
チウム及びリチウム合金が負極活物質として好適に用い
られ、本発明のポリアニリンを正極活物質として組合せ
ることにより、電池電圧が高く、容量密度、サイクル寿
命、自己放電等の電池性能に優れた非水リチウム二次電
池を構成することができる。なお、リチウム合金として
は、Li−AQ、Li−AQ−In、Li  AQ−B
i等が好適に用いられるが、この他にもリチウムと合金
形成できる金属との合金であれば特に制限はなく、Af
l、 Mg、 In、 Pb、 Sn、 Bi、 Sb
、 Ta、 Zn。
Cd等の1種以上との合金などが用いられる。
また、電池を構成する電解質は、アニオンとカチオンと
の組合せよりなる化合物であって、アニオンの例として
はPFG”’、5bF1.AsF、−8bCQ6−の如
きVA族元素のハロゲン化物アニオン、B F4−、 
AQCQ4−の如きIIIA族元素のハロゲン化物アニ
オン、I−(I3−) 、B r−CQ−の如きハロゲ
ンアニオン、Cρ04−の如き過塩素酸アニオン、HF
2−、CF、SC2−; 5CN−″、SOニー、H8
04−等を挙げることができるが、必ずしもこれらのア
ニオンに限定されるものではない。また、カチオンとし
ては、Li”、Na”、に+の如きアルカリ金属イオン
、Ma”、Ca”、Ba2+の如きアルカリ土類金属イ
オンのほか、AQ3+なども挙げられ、更にR4N”(
Rは水素又は炭化水素残基を示す)の如き第4級アンモ
ニウムイオン等を挙げることができるが、必ずしもこれ
らのカチオンに限定されるものではない。
このようなアニオン、カチオンをもつ電解質の具体例と
しては、LiP F、、 Li5bFG、 LiAsF
G、 Li(404,Lid、 LiBr、 LiCf
1. NaPF、、 Na5bF、、 NaAsF、、
 NCfO4,NaI、 KPF6. KSbF、、 
KAsFG、 KCQO4,LiBF4. LiAUC
Q4. LiHF2. Li5CN、 KSCN、 L
iSO3CF、、 (n−C,H7)4NAsFG。
(n−C4H7)4NPF、、(n−C4H7)、NC
f1O4゜(n −C4H7)4 N B F 4 t
 (C2H5)4 N CQO41(n−C4H,)4
NI等が挙げられる。これらのうちでは、特にLiCΩ
○、、LiBF4が好適である。
なお、これらの電解質は通常溶媒により溶解された状態
で使用され、この場合溶媒としては比較的極性の大きい
非水溶媒が好適に用いられる。具体的には、プロピレン
カーボネート、エチレンカーボネート、ベンゾニトリル
、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、2−メチルテ
トラヒドロフラン、γ−ブチロラクトン、トリエチルフ
ォスフェート、トリエチルフォスフアイ1〜、硫酸ジメ
チル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
ジメチルスルフオキシド、ジオキサン、ジメトキシエタ
ン、ポリエチレングリコール、スルフオラン、ジクロロ
エタン、クロルベンゼン、ニトロベンゼンなどの1種又
は2種以上の混合物を挙げることができる。
また、上記電解質を例えばポリエチレンオキサイド、ポ
リプロピレンオキサイド、ポリエチレンオキサイドのイ
ソシアネート架橋体、エチレンオキサイドオリゴマーを
側鎖に持つホスファゼンポリマー等の重合体に含浸させ
た有機固体電解質、Li、N、LiBCQ4等の無機イ
オン導電体、Li4SiO,−Li3B○1等のリチウ
ムガラスなどの無機固体電解質を用いることもできる。
なお、電池は通常正負極間に電解液を介在させることに
より構成されるが、この場合必要によれば正負極間にポ
リエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂製の多孔質
膜や天然繊維等を隔膜(セパレーター)として使用する
ことができる。
なお、ポリアニリンを重合してから電池を組み立てるま
での環境としては、周囲の雰囲気をアルゴンガスなどの
不活性ガス又は窒素ガスで満たす方法、ヒドラジン蒸気
などの非酸化雰囲気にする方法、重合してから電池組み
立てまでの時間を管理する方法、ポリアニリンの洗浄液
を弱酸性から酸性の範囲に管理する方法などが好適に採
用される。電池の電解液の組成の?A整としては、水分
濃度を管理する方法、水酸基などのプロトンアクセプタ
ー濃度を管理する方法などが好適に採用される。
本発明のポリアニリンは、更に従来知られた用途に用い
ることができるが、この場合通常の態様、方法において
ポリアニリンを使用することができる。
2月Rυ弧果 以上説明したように、本発明のポリアニリンは、ベンゾ
ノイドニアンモニウム塩状態になっている部分が7%以
下であり、かつキノイドニジイミン状態になっている部
分が25%以下であることにより、電子材料として良好
な特性を有し、耐腐蝕性が高く、また導電性が高いもの
であり、電池電極材料として用いた場合に優れた高温自
己放電特性、フロート特性、放電容量、耐久性を示し、
またセンサーや回路素子材料として用いた場合に寿命が
長いものであり、このため電池、センサーエレクトロク
ロミンクデイスプレィ、光電池等の電極材料、導電材料
1回路素子材料などとして好適に用いられる。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明
するが1本発明は下記実施例に制限されるものではない
〔実施例1〕 アニリン5cc、42%ホウフッ化水素酸15cc、イ
オン交換水30ccからなる電解液を用い、重合極とし
て白金、対極として白金を使用して10mAの定電流で
2.8時間通電し、ポリアニリンを得た。
このポリアニリンを1モル/Qの塩酸ヒドラジン水溶液
(pH約1)に室温で24時間浸漬し、更にヒドラジン
を30重量/容量%含有するヒドラジン水溶液に室温で
24時間浸漬し、メタノール洗浄して真空乾燥した。
次に、上記ポリアニリンを正極とし、リチウムを負極、
LiBF、/プロピレンカーボネート1モル/Qを電解
液として電池を構成した。この電池を用いて、上記ポリ
アニリン電極がリチウム対比3.6vに達するまで0.
1mAの定電流で充電し、次にリチウム対比1.7■に
達するまで0.1mAの定電流で放電した。
このポリアニリンは、514.5nm励起のラマン散乱
分析でその組成を調べたところ、1590釧−1〜16
40an−’の間に散乱ピークを持つベンゾノイド=ア
ミン状態のポリアニリンを主成分とし、かつ1450c
g−1〜1520an−1に散乱ピークを持つキノイド
ニジイミン状態を含まないものであった(第1図)。
また、X線光電子分光によりNISスペクトルを調べた
結果は、全くドープ=セミキノンラジカル状態、ベンゾ
ノイドニアンモニウム塩状態を含まず、ベンゾノイド=
アミン状態が実質的に100%のものであった(第2図
)。なお、第2図において、横軸の数値と図中に記載し
た数値が一致していないのは1図中記載の数値は校正の
後のものであるからであり、この校正した図中の数値が
正しい値である(第3図及び第4図も同じ)。
次いで、リチウム対比3.6■に達するまで0.1mA
の定電流で充電し、リチウム対比2.OVまで0.1m
Aの定電流で放電したところ、放主容量密度は110A
h/kgであった。
また同じく、リチウム対比3.6vに達するまで充電し
、60°Cで10日間放置後の容量保持率は91%であ
った。
〔実施例2〕 アニリン5cc、42%ホウフッ化水素915 cc、
イオン交換水30ccからなる電解液を用い、重合極に
白金、対極に白金を使用して10mAの定電流で2,8
時間通電し、ポリアニリンを得た。
このポリアニリンを蒸留水で洗浄した後、真空乾燥した
次に、上記ポリアニリンを正極とし、リチウムを負極と
し、50ccのLiBF、/プロピレンカーボネート1
モル/Q溶液を電解液として電気化学セルを構成し、3
.9vの定電圧を3時間印加した後、3.8vの定電圧
に3時間固定した。これを脱酸素したアセトニトリルで
洗浄し、真空乾燥した。
このポリアニリンのX線光電子分光によるスペクトルを
第3図に示す。
続いて、上記ポリアニリンを正極、リチウムを負極、L
iBF、/プロピレンカーボネート1モル/Qを電解液
とする電池を構成し、2vに100時間固定して放電し
、3.6■に24時間固定して充電した後、2vに24
時間固定して放電し、その時の放電容量を測定した結果
は110Ah/爾であった・ 従って、以上のことから、上記ポリアニリンの組成は ベンゾノイド=アミン状態    54モル%ドープ=
セミキノンラジカル状態 466モル%キノイドニジイ
ミン態    0モル%であると認められた。
また同じく、リチウム対比3.6vに達するまで充電し
、60℃で10日間放置後の容量保持率は91%であっ
た。
〔実施例3〕 アニリン5部、42%ホウフッ化水素酸15cc、イオ
ン交換水30ccからなる電解液を用い1重合極にSU
S  316金網、対極にSUS  316金網を使用
して10mAの定電流で2.8時間通電し、ポリアニリ
ンを得た。
次に、このポリアニリンを40anHgの減圧下に蒸留
水80ccで5分間洗浄した。
このポリアニリンのX線光電子分光によるスペクトルを
第4図に示す。
続いて、上記ポリアニリンを正極、リチウムを負極、L
 x B F 4 /プロピレンカーボネート1モル/
Qを電解液とする電池を構成し、2vに100時間固定
して放電し、3.6vに24時間固定して充電した後2
vに24時間固定して放電し、その時の放電容量を測定
した結果は105Ah/kgであった。
従って、以上のことから、上記ポリアニリンの組成は ベンゾノイド=アミン状態   75.7モル%ベンゾ
ノイドニアンモニウム塩状態   3.4モル%ドープ
=セミキノンラジカル状態   16.4モル%キノイ
ド=ジイミン状態   4.5モル%であると認められ
た。
また同じく、リチウム対比3.6vに達するまで充電し
、60’Cで10日間放置後の容量保持率は88%であ
った。
〔比較例1〕 アニリン5cc、42%ホウフッ酸15 cc、イオン
交換水30ccからなる電解液を用い、10mAの定電
流で2.8時間通電し、ポリアニリンを得た。
次に、このポリアニリン1■に対して10ccの水を5
回交換し、のべ120時間水洗後、真空乾燥した。
このポリアニリンは、チッ素とフッ素の元素の元素分析
によれば、ベンゾノイドニアンモニウム塩状態とドープ
=セミキノンラジカル状態との総量は10モル%であっ
た。
また、電池を構成し、初回の放電容量よりドープ=セミ
キノンラジカル状態の量を求めたところ8モル%であり
、従ってベンゾノイドニアンモニウム塩状態は2モル%
であることが結論された。
更に、3.6vまで充電し、放電容量を測定したところ
76Ah/kgであり、キノイドニジイミン状態は31
モル%、ベンゾノイド=アミン状態は59モル%である
ことが結論された。
次に、上記ポリアニリンを用いて実施例1と同様にして
電池を構成し、同様の電池試験を行なったところ、放電
容量は70Ah/kgであり、6゜°Cで10日間放置
後の容量保持率は90%であった。
〔比較例2〕 アニリン5cc、42%ホウフッr& l 5 cc、
イオン交換水30ccからなる電解液を用い、10mA
の定電流で2.8時間通電し、ポリアニリンを得た。
次いでこのポリアニリン1■に対して10ccの水を用
いて30分洗浄後、真空乾燥した。
このポリアニリンは、比較例1と同様にして分析を行な
った結果、ベンゾノイド=アミン状態が42モル%、ド
ープ=セミキノンラジカル状態が30モル%、ベンゾノ
イドニアンモニウム塩状態が17モル%、キノイドニジ
イミン状態が11モル%であった。
次に、上記ポリアニリンを用いて実施例1と同様にして
電池を構成し、同様の電池試験を行なったところ、放電
容量は105Ah/kgであり、60’Cで10日間放
置後の容量保持率は55%であった。
〔実施例4〕 アニリン5cc、42%ホウフッ化水素酸15 cc 
イオン交換水30ccからなる電解液を用い、10mA
の定電流で2.8時間通電し、ポリアニリンを得た。
次いでこのポリアニリンを1モル/Q、の塩酸ヒドラジ
ン水溶液(pH約1)に24時間浸漬し、更にヒドラジ
ン30重量/容量%を含む水溶液に24時間浸漬し、メ
タノール洗浄して真空乾燥した。
次に、上記ポリアニリンを正極とし、リチウムを負極、
L x B F 4 /プロピレンカーボネート1モル
/Qを電解液として電気化学セルを構成した。
この電気化学セルを用いて、上記ポリアニリン電極をリ
チウム対比3.8vに達するまで0.1mAの定電流で
ドープし、アセトニトリルで洗浄後真空乾燥した。
このポリアニリンは、X線光電子分光法により分析した
ところ、7〜9eVの間に強いピークがあり、ドープ=
セミキノンラジカル状態の含有量が非常に多かった(第
5図)。その導電率を測定したところ、50S/口であ
った。
また、このポリアニリンをc13固体高分解能NMRに
より分析したところ、140−145ppmの間にピー
クを持ち、かつ140ppm未満にこのピークの85%
を超えるピークを持たず、この点からもドープ=セミキ
ノンラジカル状態の含有量が非常に多いことが確認され
た(第6図)。
〔比較例3〕 アニリン5a、42%ホウフッ化水素酸15 cc、イ
オン交換水30ccからなる電解液を用い、10mAの
定電流で2.8時間通電し、ポリアニリンを得た。
次いでこのポリアニリンを1M水酸化ナトリウムに24
時間浸漬し、メタノール洗浄して真空乾燥した。
このポリアニリンは、X線光電子分光法により分析した
ところ、5eV以下のエネルギー領域に低いピークを2
つ有し、キノイドニジイミン状態の含有量が多かった(
第7図)。その導電率を測定したところ、10−’S/
■以下であった。
次に、上記ポリアニリンを正極とし、リチウムを負極、
LiBF4/プロピレンカーボネート1モル/Qを電解
液として電池を構成した。この電池を用いて、上記ポリ
アニリン電極がリチウム対比3.6vに達するまで0.
1mAの定電流で充電し。
次にリチウム対比1.7vに達するまで0.1mAの定
電流で放電した。このポリアニリンは。
514.5nm励起のラマン散乱分析でその組成を調べ
たところ、145o印−1〜1520ロー1の間に散乱
ピークを持つキノイドニジイミン状態のポリアニリンを
含んでいた(第8図)。なお、リチウム対比3.6に達
するまで0.1mAの定電流で充電した充電状態のポリ
アニリンは514.5nm励起のラマン散乱分析で13
00■−1〜1350ロー1の間の散乱ピークを持たず
、むしろ1470(m””付近に散乱ピークを持つので
、この点からもキノンニジイミン構造であることが確認
された。
次いで、リチウム対比3.6vに達するまで0.1mA
の定電流で充電し、リチウム対比2.OvまでQ、1m
Aの定電流で放電したところ、放電容量密度はほぼOA
 h /kgであった。
〔比較例4〕 アニリン5cc、42%ホウフッ化水素5915cc、
イオン交換水30ccからなる電解液を用い、10mA
の定電流で2.8時間通電し、ポリアニリンを得た。
次いでこのポリアニリンを水洗後、真空乾燥した。
このポリアニリンは、X線光電子分光法により分析した
ところ、8〜9eVの間にピークがあるものの、15〜
20eVの間にあるピークの方が大きく、P 、 Sn
auwaert at al、 : 5ynthe、M
et。
18(1987)338に記載のスペクトルと同様の結
果を得た。その導電率を測定したところ、2S/■であ
った・ 〔実施例5〕 アニリン5cc、42%ホウフッ化水素酸15 cc、
イオン交換水30ccからなる電解液を用い、10mA
の定電流で2.8時間通電し、ポリアニリンを得た。
次いで、このポリアニリンを1モル/Qの塩酸ヒドラジ
ン水溶液(pH約1)に24時間浸漬し、更にヒドラジ
ン30重量/容量%を含む水溶液に24時間浸漬し、メ
タノール洗浄して真空乾燥した。
このポリアニリンは、C□、固体高分解能NMRにより
分析したところ、115〜120ppmの間と135〜
140ppmの間にそれぞれ1つのピークを与えた(第
9図)。次に、導電率を測定したところ、1O−5S/
anであった。
〔比較例5〕 アニリン5cc、42%ホウフッ化水素酸15cc、イ
オン交換水30ccからなる電解液を用い、10mAの
定電流で2.8時間通電し、ポリアニリンを得た。
次いで、このポリアニリンを1モル水酸化ナトリウムに
24時間浸漬し、メタノール洗浄して真空乾燥した。
このポリアニリンは、C□3固体高分解能NMR分析に
より115〜120ppmの間と135〜140ppm
の間と140〜180ppmの間にそれぞれピークを与
え、キノンニジイミン状態の含有量が多かった(第10
図)。次に、導電率を測定したところ、10−’S/a
++以下であった。
〔比較例6〕 アニリン5cc、42%ホウフッ化水素酸15cc、イ
オン交換水30ccからなる電解液を用い、10mAの
定電流で2.8時間通電し、ポリアニリンを得た。
次いで、このポリアニリンを水洗後、真空乾燥した。
このポリアニリンは、C工、固体高分解能NMR分析に
より130ppm付近に単一のピークを与えた(第11
図)。導電率を測定したところ、2S/■であったもの
の、亜鉛メツキした鉄の缶に保存しておいたところ、1
週間で缶が錆びていた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るポリアニリンの放電状
態における514.Snm励起レーザー光を用いたラマ
ン散乱スペクトル、第2図は同ポリアニリンのX線光電
子分光によるC15−284 、 OeVに校正したN
ISスペクトル、第3図は本発明の他の実施例に係るポ
リアニリンのX線光電子分光によるcls= 284 
、 OeV NISスペクトル、第4図は本発明の更に
他の実施例に係るポリアニリンのX線光電子分光による
cis” 284 、○eVNISスペクトル、第5図
は本発明の別の実施例に係るポリアニリンのX線光電子
分光スペクトル、第6図は同ポリアニリンのC13固体
高分解能NMRスペクトル、第7図は比較例3のポリア
ニリンのX線高電子スペクトル、第8図は同ポリアニリ
ンの放電状態における514.Snm励起レーザー光を
用いたラマン散乱スペクトル、第9図は本発明の更に別
の実施例に係るポリアニリンのC工、固体高分解能NM
Rスペクトル、第10図は比較例5に係るポリアニリン
のC工3固体高分解能NMRスペクトル、第11図は比
較例6に係るポリアニリンのC工、固体高分解能N M
 Rスペクトルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ベンゾノイドニアンモニウム塩状態になっている部
    分が7モル%以下であり、かつキノイド=ジイミン状態
    になっている部分が25モル%以下であるポリアニリン
JP63142460A 1987-07-01 1988-06-09 ポリアニリン Pending JPH02638A (ja)

Applications Claiming Priority (7)

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JP16496887 1987-07-01
JP62-164968 1987-07-01
JP62-238168 1987-09-22
JP62-249146 1987-10-02
JP62-292391 1987-11-19
JP62-306715 1987-12-03
JP63-29707 1988-02-10

Publications (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6866964B2 (en) 2000-02-25 2005-03-15 Nec Corporation Secondary battery
CN1293239C (zh) * 2001-11-19 2007-01-03 慈溪市大成经营公司 涤/涤复合热熔性短纤维生产工艺

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