JPH026356Y2 - - Google Patents

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JPH026356Y2
JPH026356Y2 JP13013682U JP13013682U JPH026356Y2 JP H026356 Y2 JPH026356 Y2 JP H026356Y2 JP 13013682 U JP13013682 U JP 13013682U JP 13013682 U JP13013682 U JP 13013682U JP H026356 Y2 JPH026356 Y2 JP H026356Y2
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electrode body
electrode
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capacitor
raindrops
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば車両のワイパーの払拭面上に配
置されて雨滴の有無を検知し、ワイパーの自動運
転の制御等を行うための雨滴センサーに関するも
ので、その目的は、簡単な構成で雨滴の有無或い
は雨滴の量を正確に検出できる雨滴センサーを提
供するにある。
以下本考案の第1の実施例について第1図乃至
第4図を参照しながら説明する。1は車両のウイ
ンドガラスで、例えば厚さが約6mmあつて、これ
の前面側を図示しないワイパーのブレードが払拭
するようになつている。2はウインドガラス1の
前面側即ちワイパーの払拭面上に貼着された雨滴
センサーで、以下これについて詳述すると、3,
4は例えば厚さが約0.1mmのシート状の誘電体で、
誘電体3の表面側に幅約1mmで長さが約100mmの
第1の電極体5及び第2の電極体6が例えば約
0.25mmの検出用間隔7を存して交互に夫々20個付
設されている。8及び9は誘電体3及び4間に挾
持して付設された夫々くし歯状の第3の電極体及
び第4の電極体で、第3の電極体8は誘電体3を
挾んで第1の電極体5と対向するように配置され
て、これら第1の電極体5と第3の電極体8との
協働により20個の第1のコンデンサ10を形成し
ており、また、第4の電極体9は誘電体3を挾ん
で第2の電極体6と対向するように配置されて、
これら第2の電極体6と第4の電極体9との協働
により20個の第2のコンデンサ11を形成してい
る。12及び13は第3の電極体8及び第4の電
極体9に夫々連続させて誘電体3,4間に挾持さ
れた略100cm3の面積を有する夫々矩形状をなすカ
ップリング用電極である。一方、14はウインド
ガラス1の内面に貼着される絶縁シートで、これ
のウインドガラス1に接する面に該ウインドガラ
ス1を挾んでカツプリング用電極12及び13と
対向するカツプリング用電極15及び16が付設
されており、これらカツプリング用電極12,1
5及び13,16の協働により夫々コンデンサ1
7,18を形成している。而して、第1のコンデ
ンサ10及び第2のコンデンサ11は夫々約
20pFの容量を有しており、コンデンサ17,1
8は夫々約100pFの容量を有している。さて、1
9はカツプリング用電極15,16間に生ずる出
力信号がリード線19a,19bを介して入力さ
れる検出回路で、これは第4図に示すようにオペ
アンプ20及び抵抗21乃至23からなる発振器
Aにて構成されている。
次に上記構成につきその作用について説明す
る。まず、雨滴センサー2は誘電体3の表面側に
付設された第1の電極体5及び第2の電極体6に
対して第1のコンデンサ10及び第2のコンデン
サ11とコンデンサ17及び18が第3図に示す
回路図の如く接続された構成である。そして、例
えば第1の電極体5及び第2の電極体6の各1個
が仮りに抵抗値Oの導体により接続されると、コ
ンデンサ17,18間に第1のコンデンサ10と
第2のコンデンサ11の各1個が直列接続された
状態となつて、これらの間の容量が20PF/2増
加することとなる。而して、導体の代りに第1の
電極体5及び第2の電極体6の間に雨滴25が第
1図乃至第3図に示すように1滴付着すると、該
雨滴25は所定の抵抗値を有するから実験の結果
コンデンサ17,18間の容量が約1pF変化され
る。そして、コンデンサ17,18間の容量は雨
滴センサー2の表面に雨滴25が付着してない時
には浮遊容量で約100pFの値を有しているが、雨
滴25が第1の電極体5及び第2の電極体6の間
にまたがるようにして1滴付着する毎に両コンデ
ンサ17,18間の容量が1pF(1%)増加し、
その増加の割合は雨滴25の数に比例するように
なる。そして、コンデンサ17,18間の容量の
増加に従つて電極15,16間の容量が増加し、
検出回路19を構成する発振器Aの発振周期が長
くなつて周波数が低下するから、発振器Aの周波
数を計数することにより雨滴25の有無及び雨滴
25の数が検知でき、その検知結果に基いてワイ
パー払拭速度が高低及び間欠に変化設定されるも
のである。
ところで、雨滴25は所定の抵抗値を有する
が、例えば1個の検出用間隔7を挾んで対向する
第1の電極体5と第2の電極体6との間に数滴の
雨滴25が付着すると、それ以上付着しても抵抗
値の変化はほとんどなくなつてしまい、従つて雨
滴の抵抗値変化をそのまま出力する方式のセンサ
ーでは雨滴の量(降雨量)を正確に検知すること
が困難である。しかし、上記構成では、コンデン
サ17,18間に第1のコンデンサ10及び第2
のコンデンサ11を20個設け、雨滴25の量が多
くなるにつれて直列接続状態になる第1のコンデ
ンサ10及び第2のコンデンサ11の数が増加す
るから、雨滴の量(降雨量)の変化が広い範囲に
渡つて正確に検知できる。
第5図及び第6図は本考案の第2の実施例を示
すものであり、第1の実施例と異なる部分のみ説
明する。誘電体3の表面の第2の電極体6、誘電
体3,4間の第4の電極体9及び第4の電極体9
に連続させて設けたカツプリング用電極13を取
り除き、代りに誘電体3の表面に第4の電極体9
と略同形状のくし歯状の第2の電極体26及びカ
ツプリング用電極13と略同形状のカツプリング
用電極27とを設けたもので、第2のコンデンサ
11が削除され、カツプリング用電極27と16の
協働によりコンデンサ18の代りにコンデンサ2
8を形成し、第6図に示す回路図の如き接続とし
たもので、雨滴25が第1の電極体5と第2の電
極体26との間に付着するとコンデンサ17,2
8間に第1のコンデンサ10が直列に接続され、
雨滴25の数に応じて接続される第1のコンデン
サ10の数が変化されるもので、第1の実施例で
は第1のコンデンサ10による容量変化が第2の
コンデンサ11を介してコンデンサ17,18間
に出力されるが、この第2の実施例では第1のコ
ンデンサ10による容量変化が直接コンデンサ1
7,28間に出力されるようになり、従つて、雨
滴25の1滴当りの容量変化は第1の実施例の約
2倍となる。
第7図は本考案の第3の実施例を示すものであ
り、第2の実施例と異なる部分のみを説明する。
即ち誘電体3,4間のくし歯状の第3の電極体8
の代りに誘電体3表面の第1の電極体5の全てと
略対向する矩形状をなした第3の電極体29を誘
電体3,4間に配設するようにした構成であり、
第3の電極体29がくし歯状をなす第2の電極体
26と常に対向するために雨滴が付着していない
時の第2の電極体26と第3の電極体29との容
量は増加するが、雨滴25が第1の電極体5と第
2の電極体26との間に付着した場合の作用は前
述の第2の実施例と同様となる。
尚、上記した第1の実施例において、コンデン
サ17,18を形成するカツプリング用電極1
2,13及び15,16を省略してリード線19
a,19bを第3の電極体8及び第4の電極体9
に直接接続する構成としてもよく、また、第2の
実施例において、コンデンサ17,28を構成す
るカツプリング用電極12,15及び16,27
を省略してリード線19a,19bを第2の電極
体26及び第3の電極体8に直接接続する構成と
してもよく、同様に第3の実施例においてコンデ
ンサ17,28を省略しリード線19a,19b
を第2の電極体26及び第3の電極体29に直接
接続するようにしてもよい。
また第1乃至第3の実施例において、誘電体4
は必要に応じて設ければよく、誘電体3,4にシ
ート状のものを用いたが、必ずしもこれに限定さ
れるものでななく、以下のような構成としてもよ
い。即ち、誘電体4を省略して、第3の電極体
8,9及び第4の電極体29をウインドガラス1
の表面に直接蒸着等により付設し、次いでこれら
各電極体8,9,29上に誘電体物質による蒸着
膜(電極体3に相当)を形成したのち、その表面
に第1及び第2の電極体5,6又は5,26を蒸
着により付設するような構成にしてもよい。
更に、例えば第1の実施例において誘電体3,
4を取除いて、代りに第8図に示すように第1の
電極体5及び第2の電極体6をウインドガラス1
の表面部に付設し、第3の電極体8及び第4の電
極体9を第1の実施例と同様の間隔及び位置関係
にてウインドガラス1の表面近傍に埋め込むよう
にし、第1の電極体5と第3の電極体8及び第2
の電極体6と第4の電極体9間に位置されるガラ
ス自体を薄肉な誘電体として作用させることも可
能で、同様に第2の実施例に示された電極配置又
は第3の実施例に示された電極配置を第8図に示
すようにウインドガラス1の表面及び表面近傍に
付設及び埋設するようにしてもよい。
第9図は第4図に示す発振器からなる検出回路
19の代りをなすもので、オペアンプ30及び抵
抗31乃至33にて容量−電圧変換回路Bを構成
し、これの電圧出力にてワイパーの払拭速度等を
変化設定するようにしてもよい。
本考案は以上の説明から明らかなように、薄肉
な誘電体を第1の電極体及び第3の電極体で挾ん
でコンデンサを形成するから、両電極体の面積が
小さくても充分な容量のコンデンサを形成でき、
フロントガラスに配置した場合でも視界の邪魔に
ならず、また、雨滴の量に応じて容量が大小変化
し、簡単な構成で雨滴の有無或いは雨滴の量が正
確に検出し得る雨滴センサーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の第1の実施例を示
すものであり、第1図は分解斜視図、第2図は縦
断面図、第3図は回路図、第4図は検出回路の電
気回路図、第5図及び第6図は本考案の第2の実
施例を示すものであり、第5図は分解斜視図、第
6図は回路図、第7図は本考案の第3の実施例を
示す分解斜視図、第8図は本考案の異なる実施例
を示す縦断面図、第9図は第4図と異なる検出回
路の電気回路図である。 図面中、1はウインドガラス、2は雨滴センサ
ー、3及び4は誘電体、5は第1の電極体、6は
第2の電極体、7は検出用間隔、8は第3の電極
体、9は第4の電極体、10は第1のコンデン
サ、11は第2のコンデンサ、17及び18はコ
ンデンサ、19は検出回路、Aは発振器、25は
雨滴、26は第2の電極体、28はコンデンサ、
29は第3の電極体、Bは容量−電圧変換回路で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄肉な誘電体と、この誘電体の表面に複数個付
    設された第1の電極体と、前記誘電体の表面に前
    記第1の電極体と所定の検出用間隔を存して付設
    された第2の電極体と、前記誘電体の裏面に該誘
    電体を挟んで前記第1の電極体と対向し該第1の
    電極体との協働により複数のコンデンサを形成す
    る第3の電極体とを具備してなり、前記第1の電
    極体と第2の電極体との間の前記検出用間隔を雨
    滴が導通させた時に、それを前記第2の電極体と
    第3の電極体との間の容量変化として出力するこ
    とを特徴とする雨滴センサー。
JP13013682U 1982-08-27 1982-08-27 雨滴センサー Granted JPS5934354U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13013682U JPS5934354U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 雨滴センサー

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JP13013682U JPS5934354U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 雨滴センサー

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JPS5934354U JPS5934354U (ja) 1984-03-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6092163U (ja) * 1983-11-30 1985-06-24 三菱電機株式会社 自動車用雨滴検出センサ
JPH0646186B2 (ja) * 1985-12-12 1994-06-15 株式会社日本自動車部品総合研究所 水滴検出装置
JP2716113B2 (ja) * 1986-08-07 1998-02-18 株式会社東海理化電機製作所 車両用雨滴センサ
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US4831493A (en) * 1987-12-28 1989-05-16 Ppg Industries, Inc. Windshield moisture sensor

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