JPH026334Y2 - - Google Patents

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JPH026334Y2
JPH026334Y2 JP20195984U JP20195984U JPH026334Y2 JP H026334 Y2 JPH026334 Y2 JP H026334Y2 JP 20195984 U JP20195984 U JP 20195984U JP 20195984 U JP20195984 U JP 20195984U JP H026334 Y2 JPH026334 Y2 JP H026334Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は振動式電子秤における振動子の取付構
造に関する。
(従来の技術) 従来の振動式電子秤における振動子の取付構造
は、例えば実願昭59ー90509号のように四辺形状
の矩形起歪体の上辺の一端と下辺の他端に弾性部
材を各々取り付ける。各弾性部材の先端部は前記
矩形起歪体の中心に位置して振動子の両端を各々
弾性部材の先端に連結したものである。この振動
子取付構造においては振動子の材料と矩形起歪体
の材料が異なる。この為材料線膨張係数が異な
り、周辺温度の変化により零点やスパンが変化し
てしまつた。
この為本願出願人は振動子と同じ材料で同じ長
さの支持部材を起立状に設け、該支持部材に前記
弾性部材を取り付けた。しかし前記振動子に使用
する材料は高価な為支持部材を大きくしたのでは
コストが高く、また前記振動子と矩形起歪体を使
用し重量検出部が大きくなり、秤に収納すること
ができなくなつてしまう。この為小さな部材で支
持部材を構成したのでは前記矩形起歪体の重点部
に荷重を加えると撓んでしまい、重量検出部の出
力値にヒステリシスが生じてしまう。
(考案の目的) 本考案は前記従来事情に鑑みてなされたもので
その目的とする処は、温度変化による出力変動を
無くし、低コストで、小型の支持部材に曲げモー
メントの影響を与えないようにした振動電子秤に
おける振動子の取付構造を提供することにある。
(考案の構成) 斯る本考案の振動式電子秤における振動子の取
付構造は、ロバーバル機構を構成する四角枠の一
端を基台に固定して支点側、他端を重点側とし、
前記基台上に振動子と同じ材料で且つ同じ長さを
有する支持部材を起立状に設け、該支持部材と前
記重点側とに各々弾性梁を設け、両弾性梁の先端
が上下に対向するように構成し、両弾性梁間に振
動子を渡して設けるとともに、前記支持部材に撓
み防止用ガイドを係合させたことを特徴とする。
(実施例) 本考案第1実施例を第1図及び第2図により説
明する。
図中1は矩形起歪体形状に一体成形した四角枠
であり、その上辺部11及び下辺部12を梁部と
し、各辺部11,12の中央に貫通孔11a,1
2aを穿設するとともに、一方の側辺部2を支点
側としてその下部を基台9に取付け、他方の側辺
部3を充填側として充填部材10を設ける。
充填部材10は前記四角枠1の重点側側辺部3
に取付けた逆L字形の皿受部材10aに、計量皿
10bを取付けたものである。
基台9は基板20上に固定したブロツクであ
り、前記四角枠1の支点側側辺部3下部を取付け
るとともに、略四角柱状の支持部材4が起立状に
取付けられている。
支持部材4はその長さが後述する振動子7の
長さに等しく且つ同一材料により構成された四角
柱であり、その上端には上弾性梁5が四角枠1の
貫通孔11a上に臨むように水平状に設けられて
いる。
上弾性端5は後述する振動子7を先端に取付け
られるように先端側を一段低く形成されるととも
に、四角枠1の上辺部11の薄肉部11bの直上
に当たる処に同様な薄肉部5aが形成されてい
る。この上弾性端5は薄肉部5aを中心に撓んで
振動子7にかかる衝撃を防止するものである。
前記四角枠1の重点側側辺部3下部には四角枠
1の貫通孔12a下に臨むように水平状に下弾性
梁6を設ける。
下弾性梁6はその先端に振動子7を取付けるも
ので、前記上弾性梁5と同様な薄肉部6aが形成
され、振動子7にかかる衝撃を防止する。そして
前記上弾性梁5と下弾性梁6との間に振動子7を
渡して設ける。
振動子7は2個の音叉先端をつなぎ合わせて一
体状に成形し、励振用圧電素子と検出用圧電素子
とを各々設けたものである。励振用圧電素子に一
定周波数のパルス電圧を加えると、振動子7はそ
の固有周波数で振動する。そしてこの振動子7に
荷重が作用すると、荷重の変化に応じて振動周波
数が変化する。この変化した振動周波数を検出用
圧電素子にて検出する。
図中8は撓み防止用ガイドであり、この撓み防
止用ガイド8は通常の材料例えば一般構造用圧延
材等よりなり、平面略の字状に形成され、前記
支持部材4を挾むように配設されて、四角枠1の
支点側側辺部2にねじ止めされている。
前記撓み防止用ガイド8は支持部材4を挾持す
ることによつて、支持部材4に曲げモーメントが
作用した場合の撓みを防止するものである。
第3図は前記第1実施例の変形例であり、支持
部材4に凹溝4aを形成し、撓み防止用ガイド8
に凸条8dを形成するとともに、撓み防止用ガイ
ド8を3個の板8a,8a,8bにて形成しねじ
止めしたもので、凹溝4aと突条8dとを嵌め合
わすことによつて、支持部材4をより確実に挾持
するものである。
なお以下に他の実施例について説明するが、前
記第1実施例と同一構成のものは同一符号で示し
説明は省略する。
第2実施例を第4図及び第5図により説明すれ
ば、図中9′は基台であり、支持部材4を基台
9′に直接取り付け、振動子7と支持部材4を同
一長さにする為、この基台9′を段付状に形成し
て、高い処に四角枠1を、低い処に支持部材4を
配設する。
支持部材4の前後面に突条4bを各々一体状に
突設するとともに、支持部材4の上端には前記下
弾性梁6と略同一構造の上弾性梁5′を設け、そ
の先端に振動子7を設ける。この実施例における
上下の弾性梁5′,6′は棒状のものである。
図中8′は撓み防止用ガイドである。このガイ
ド8′は前記突条4bと嵌め合う凹溝8′aを形成
した側L又は逆L状のブロツクで、基台9上に支
持部材4を両側から挾持してねじ止めされてい
る。
本実施例は基台9に設けた撓み防止用ガイド
8′にて支持部材4の撓みを防止するので四角枠
1に曲げモーメントが全くかからずより精度がよ
い。
第3実施例を第6図及び第7図により説明す
る。
四角枠1の支点側側辺部2にあり溝8″を形成
し、このあり溝8″を撓み防止用ガイドとする。
支持部材4に、前記あり溝8″と嵌め合う突出
部4cを一体に形成し、あり溝8″と嵌め合わす。
本実施例は別体の撓み防止用ガイドが不要にな
る。
次に第4実施例を第8図により説明する。
四角枠1′は矩形起歪体形状に一体形成したも
ので、上辺部11′及び下辺部12′を梁部とし、
一方の側辺部2′を支点側としてその下部を基台
9′に取付け、他方の側辺部3′を重点側として重
点部材10′を設ける。
重点部材10′は第1実施例の皿受部材10a
に側板10′c,10′cを一体状に形成した皿受
部材10′aに、計量皿10bを取付けたもので
ある。この皿受部材10′aは四角枠1の重点側
側辺部3′を挾んでねじ止めされるが、側辺部
3′との間には振動子用の取付孔13を構成する
ようにする。
前記四角枠1の支点側側辺部2′には円形の貫
通孔8を穿設して、撓み防止用ガイド部とし、
支持部材4を嵌め合わす。
支持部材4′は振動子7と同じ材料で且つ同じ
長さの円筒で、その下端にはねじ4′dを設け
ある。このねじ4′dを基台9′に螺合固定すると
ともに、支持部材4′の先端には上弾性梁5″を設
ける。
上弾性梁5″はテーパ状に形成されその先端が
取付孔13に臨むように構成するとともに、四角
枠1の支重側側辺部3′には取付孔13に臨む下
弾性梁6″を配設する。
そして上弾性梁5″から下弾性梁6″に渡して振
動子7を設ける。
(作用、効果) 本考案は以上のように、ロバーバル機構を構成
する四角枠の一端を基台に固定して支点側、他端
を重点側とし、前記基台上に振動子と同じ材料で
且つ同じ長さに形成した支持部材を起立状に設
け、該支持部材と前記重点側とに各々弾性梁を設
け、両弾性梁の先端が上下に対向するように構成
し、両弾性梁間に振動子を渡して設けるととも
に、前記支持部材に撓み防止用ガイドを係合させ
たことを特徴とする振動式電子秤における振動子
の取付構造に構成したので次のような作用、効果
がある。
撓み防止用ガイドを支持部材に係合したので曲
げモーメントが作用しても支持部材が撓まない。
従つてヒステリシスを生じにくいので、秤精度が
向上し、負荷をかけても取り除けば必ず初期位置
(零点)に復帰するので秤として正確になる。
支持部材と撓み防止ガイドを別部材で構成し、
コストの高い支持部材を最小必要な大きさとした
ので、温度変化の影響が少ない振動子の取付構造
を低コストで達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の振動子取付構造を
示す一部切欠せる正面図、第2図は第1図のー
線断面図、第3図は前記第1実施例の変形例を
示す断面図、第4図は第2実施例の一部切欠せる
正面図、第5図は第4図のー線断面図、第6
図は第3実施例の一部切欠せる正面図、第7図は
第6図のー線断面図、第8図は第4実施例の
一部切欠せる正面図である。 図中、1,1′……四角枠、2,2′……支点
側、3,3′……重点側、4,4′……支点部材、
5,5′,5″……上弾性梁、6,6′,6″……下
弾性梁、7……振動子、8,8′,8″,8……
撓み防止用ガイド、9,9′……基台、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロバーバル機構を構成する四角枠の一端を基台
    に固定して支点側、他端を重点側とし、前記基台
    上に振動子と同じ材料で且つ同じ長さを有する支
    持部材を起立状に設け、該支持部材と前記重点側
    とに各々弾性梁を設け、両弾性梁の先端が上下に
    対向するように構成し、両弾性梁間に振動子を渡
    して設けるとともに、前記支持部材に撓み防止用
    ガイドを係合させたことを特徴とする振動式電子
    秤における振動子の取付構造。
JP20195984U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPH026334Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20195984U JPH026334Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JP20195984U JPH026334Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JPS61115926U JPS61115926U (ja) 1986-07-22
JPH026334Y2 true JPH026334Y2 (ja) 1990-02-15

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