JPH026279A - 車両のパネル端部構造 - Google Patents

車両のパネル端部構造

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JPH026279A
JPH026279A JP15419188A JP15419188A JPH026279A JP H026279 A JPH026279 A JP H026279A JP 15419188 A JP15419188 A JP 15419188A JP 15419188 A JP15419188 A JP 15419188A JP H026279 A JPH026279 A JP H026279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hemming
panel
panel end
end wall
bent
Prior art date
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Pending
Application number
JP15419188A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemi Sakai
酒井 英美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP15419188A priority Critical patent/JPH026279A/ja
Publication of JPH026279A publication Critical patent/JPH026279A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車両のボンネットフード、トランクリッド、
ドア等のパネル端部構造、特にヘミング部に関するもの
である。
[従来の技術] 車両のボンネットフードやトランクリッド及びドア等の
開閉体において、アウターパネルとインナーパネルの端
部なヘミング加工により接合しており、従来はアウター
パネルを内側へ折り返して断面小円形のヘミング部を形
成し、その間にインナーパネルを挟むようにしていた(
例えば特開昭58−67566号公報及び同20216
7号公報参照)。
第6図は従来構造を示し、61はフェンダー65はボン
ネットフードであり、フェンダ−61にはボンネットフ
ード65の側端部形状に略々沿った形状の凹部62が形
成され、この凹部62内に臨ませるボンネットフード6
5の側端部にヘミング部70か設けられる。即ちボンネ
ットフード65はアウタ−パネル66端部を内側へ折り
返して断面小円形部68を形成し、この小円形部68先
方の接合縁69上にインナ−パネル71端部の平板部7
2を挟んで両者が接合されている。
[発明が解決しようとする課題] このようにアウターパネル66の表面に続いた単なる小
円形部68のみによるヘミング部70では、剛性が不足
しがちであり、剛性を上げようとしてパネルの板厚を増
せば重量が大きくなってしまう。
そしてヘミング部70が小円形部68のみとなっている
ので、フェンダ−凹部62の周壁面63とヘミング部7
0との間の隙間が目立ち、商品性の向上の面から改善の
余地がある。
そこで本発明の目的は、特にボンネットフードやトラン
クリッド及びドア等の開閉パネルに好適するようヘミン
グ部を構成し、軽量でありながらパネル端部の剛性を上
げられるとともに、車体との隙間を目立たないようにし
て商品性の向上にも寄与するようにした車両のパネル端
部構造を提供することにある。
[課期を解決するための手段] 以上の課題を達成すべく本発明は、車体のアウタ−パネ
ル6端部に内側へ折り返してヘミング部IOを形成した
車両のパネル端部構造において。
前記ヘミング部10は、パネル6端部から略直交して内
方へ折曲した端壁面部7と、この端壁面部7の端縁から
更にパネル6内側へ斜めに折曲した傾斜面部8とを有す
るトラス構造であること、を特徴とする。
そしてパネル6は開閉体であったり、ヘミング部10の
トラス構造内に突出してインナ−パネル11端部が挟ま
れているものであっても良い。
またヘミング部lOのトラス構造内でインナ−パネル1
1端部が折曲(13,14)されていたり、且つ折曲部
14が端壁面部7の内側面に当接しているものでも良い
更にヘミング部10のトラス構造内にはシール材16を
介装しても良い。
[作用] アウタ−パネル6端部のヘミング部10は、パネル6端
部から略直交して内方へ折曲した端壁面部7と、この端
壁面部7の端縁から更にパネル6内側へ斜めに折曲した
傾斜面部8とを有するトラス構造となっているので、パ
ネル6端部の剛性が従来の小円形ヘミング形状のみのも
のよりも高まる。
しかもヘミング部10の持つ端壁面部7はパネル6端部
から略直交して内方へ折曲したものなので、従来の小円
形部のみによるヘミング部と比較して車体との隙間が目
立たないものとなり、商品性が向上する。
そしてトラス構造によりヘミング部10の剛性が高いこ
とから、開閉体のパネル6の場合において、開閉時の衝
撃によるパネル6の歪みが抑えられる。
またヘミング部lOのトラス構造内に突出してインナ−
パネル11端部な挟んでおけば、ヘミングf!B10内
にインナ−パネル11端部を突出しないものに比べて両
パネル6.11の端末処理が容易となり、且つヘミング
部10の剛性がより高まる。
更にヘミング部lOのトラス構造内におけるインナ−パ
ネル11端部の折曲部13.14を設けることで、ヘミ
ング部10の剛性がより一層高まり、また折曲部14を
端壁面部7の内側面に当接しておくと、更にヘミング部
10の剛性が高まる。
そしてヘミング部lOのトラス構造内にシール材16を
介装することで、ヘミング部10内の錆止めが行え、併
せてヘミング部10の剛性をより高められる。
[実施例] 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
第1図において、1は車体前部のフェンダー5は開閉体
としてのボンネットフードであり、フェンダ−1にはボ
ンネットフード5の側端部形状に略々沿った形状の凹部
2が形成され、この凹部2内に閉じた状態で臨むボンネ
ットフード5の側端部上面とフェンダ−1上面は略々同
一平面上に隣接して形成されている。既知のようにボン
ネットフード5はエンジンルームな覆い、凹部2からは
エンジンルーム内への延出部4が形成されている。
そしてボンネットフード5の側端部に本発明によるヘミ
ング部lOが設けられている。
ボンネットフード5はアウターパネル6とインナーパネ
ル11とから形成されており、アウターパネル6の側端
部には第2図にも拡大して示す如く略直交し、即ちフェ
ンター四部2の周壁面3に沿って略平行に折曲した端壁
面部7が形成されている。この端壁面部7は凹部2の深
さに略対応した厚みを有し、更に端壁面部7の端縁から
パネル内側へ鋭角的に折曲した傾斜面部8が形成され、
この傾斜面部8先方の接合縁9上にインナ−パネル11
端部の平板部12を挟んで両者か接合一体止されている
これによりボンネットフード5の側端部にアウターパネ
ル6表面と端壁面部7と傾斜面部8とからなるトラス構
造のヘミング部10が備えられ、このヘミング部10内
にインナ−パネル11端部の平板部12が突出し、更に
ヘミング部lo内には接着剤含浸のシール材16が充填
等により介装されている。
第3図は第2実施例を示すもので、前記と同様のトラス
構造のヘミング部10内において、突出したインナ−パ
ネル11端部の平板部12から連続して下方への折曲部
13を形成した点が前述の第1実施例のものと異なる。
また第3実施例を示す第4図においては、インナーパネ
ル平板部12の下方への折曲部14を端壁面部7の内側
面に当接させている。
そして第5図に示す他の構造例では、アウタ−パネル6
側端部で凹部周壁面3に沿って略平行に折曲した端壁面
部7の端縁から湾曲して折曲した断面小円形状の折曲部
18を形成し、これによりヘミング部lOを構成してい
る。また折曲部18上方の接合縁19と端壁面部7との
間にインナーパネル平板部12からの折曲部15を挟ん
で両者を接合一体止しており、更にアウターパネル折曲
部18内にシール材16を介装している。ここでアウタ
ーパネル折曲部18の断面形状は図示の小円形のみに限
らず角形等てあっても良い。
尚、実施例ではボンネットフードについて説明したが、
本発明のパネル端部構造は他にトランクリッドやドアま
たは固定パネルについても適用されること勿論である。
[発明の効果] 以上のように本発明の車両のパネル端部構造によれば、
アウターパネル端部に略直交して内方へ折曲した端壁面
部と、この端壁面部の端縁から更にパネル内側へ斜めに
折曲した傾斜面部とを有するトラス構造のヘミング部を
形成したため、パネル端部の剛性を従来の小円形ヘミン
グ形状のみのものよりも高めることができるとともに、
ヘミング部の持つ端壁面部がパネル端部から略直交して
内方へ折曲したものとなっているため、従来の小円形部
のみによるヘミング部と比較して車体との隙間を目立た
ないものにすることができ、従って商品性を向上するこ
とができる。
そしてトラス構造によりヘミング部の剛性が高いので、
開閉体のパネルの場合に開閉時の衝撃によるパネルの歪
みを抑えることができる。
またヘミング部のトラス構造内に突出してインナーパネ
ル端部を挟んでおけば、ヘミング部内に突出しないもの
に比べ両パネルの端末処理が容易て、且つヘミング部の
剛性をより高めることができる。
更にヘミング部のトラス構造内におけるインナーパネル
端部の折曲部を設けておくと、ヘミング部の剛性をより
一層高めることがてき、また折曲部を端壁面部の内側面
に当接しておけば、更にヘミング部の剛性を高めること
ができる。
そしてヘミング部のトラス構造内にシール材を介装する
と、ヘミング部内の防錆及びヘミング部の剛性向上とを
併せて達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパネル端部構造を適用した車両のボン
ネットフード部分の縦断正面図、第2図はその要部拡大
図、第3図と第4図は第2実施例及び第3実施例を示す
各拡大断面図、第5図は他の構造例を示す拡大断面図、
第6図は従来構造の一例の断面図である。 尚、図面中、6はアウターパネル、7は端壁面部、8は
傾斜面部、9は接合縁、lOはヘミング部、11はイン
ナーパネル、13.14は折曲部、16はシール材であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車体のアウターパネル端部に内側へ折り返してヘミ
    ング部を形成した車両のパネル端部構造において、 前記ヘミング部は、パネル端部から略直交して内方へ折
    曲した端壁面部と、この端壁面部の端縁から更にパネル
    内側へ斜めに折曲した傾斜面部とを有するトラス構造で
    あること、を特徴とする車両のパネル端部構造。 2、前記パネルは開閉体である請求項1記載の車両のパ
    ネル端部構造。 3、前記ヘミング部のトラス構造内に突出してインナー
    パネル端部が挟まれている請求項1または2記載の車両
    のパネル端部構造。 4、前記ヘミング部のトラス構造内で前記インナーパネ
    ル端部が折曲されている請求項3記載の車両のパネル端
    部構造。 5、前記インナーパネル端部の折曲部が前記端壁面部の
    内側面に当接している請求項4記載の車両のパネル端部
    構造。 6、前記ヘミング部のトラス構造内にシール材が介装さ
    れている請求項1、3、4または5の何れか記載の車両
    のパネル端部構造。
JP15419188A 1988-06-22 1988-06-22 車両のパネル端部構造 Pending JPH026279A (ja)

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JP (1) JPH026279A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6109682A (en) * 1995-10-17 2000-08-29 Thyssen Krupp Industrie Ag Motor vehicle door or hatch
JP2007203901A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Honda Motor Co Ltd 自動車用パネル材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6109682A (en) * 1995-10-17 2000-08-29 Thyssen Krupp Industrie Ag Motor vehicle door or hatch
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