JPH0261371A - 地熱プラントの蒸気過熱装置 - Google Patents
地熱プラントの蒸気過熱装置Info
- Publication number
- JPH0261371A JPH0261371A JP21256188A JP21256188A JPH0261371A JP H0261371 A JPH0261371 A JP H0261371A JP 21256188 A JP21256188 A JP 21256188A JP 21256188 A JP21256188 A JP 21256188A JP H0261371 A JPH0261371 A JP H0261371A
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- JP
- Japan
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- hot water
- steam
- separated
- coolant
- evaporator
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000013021 overheating Methods 0.000 title 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 56
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 claims abstract description 20
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000009835 boiling Methods 0.000 claims description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 3
- 239000002826 coolant Substances 0.000 abstract 6
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 abstract 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 3
- 238000010795 Steam Flooding Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、シングルフラッジ−型地熱プラントの汽水分
離器周辺機器として適用される。
離器周辺機器として適用される。
第2図は従来のシングルフラッシュ型地熱プラントの一
例の系統図である。従来は、汽水分離器(1)で分離さ
れた熱水と飽和蒸気のうち、飽和蒸気のみを蒸気!−ビ
ン(2)を駆動する有効エネルギとして用い、残りの熱
水は廃水として単に捨てられるのみであった。
例の系統図である。従来は、汽水分離器(1)で分離さ
れた熱水と飽和蒸気のうち、飽和蒸気のみを蒸気!−ビ
ン(2)を駆動する有効エネルギとして用い、残りの熱
水は廃水として単に捨てられるのみであった。
なお(3)は蒸気タービン(2)で駆動される発電機で
ある。
ある。
従来は汽水分離器で分離された熱水を廃水として捨てて
いたので、地下から取り出された地熱エネルギ全体の利
用効率が低かった。
いたので、地下から取り出された地熱エネルギ全体の利
用効率が低かった。
本発明は、従来、汽水分離器から廃水として捨てられて
いた熱水のエネルギを有効に利用し、タービンで使われ
る有効熱落差を増加させることにより、プラント出力を
増大させ、プラント熱効率を向上させることを目的とし
たものである。
いた熱水のエネルギを有効に利用し、タービンで使われ
る有効熱落差を増加させることにより、プラント出力を
増大させ、プラント熱効率を向上させることを目的とし
たものである。
本発明は、前記目的を達成するために、熱水と飽和蒸気
との混合流体を分離する汽水分離器;同汽水分離器で分
離された熱水により駆動される熱水タービン;同熱水に
より低沸点媒体を加熱して蒸発させる蒸発器;上記熱水
タービン罠より駆動され、上記蒸発した低沸点媒体を圧
縮する圧縮機:および上記汽水分離器で分離された飽和
蒸気を上記圧縮された低沸点媒体により加熱して過熱蒸
気にする凝縮器を具えたことを特徴とする地熱プラント
の蒸気過熱装置を提案するものである。
との混合流体を分離する汽水分離器;同汽水分離器で分
離された熱水により駆動される熱水タービン;同熱水に
より低沸点媒体を加熱して蒸発させる蒸発器;上記熱水
タービン罠より駆動され、上記蒸発した低沸点媒体を圧
縮する圧縮機:および上記汽水分離器で分離された飽和
蒸気を上記圧縮された低沸点媒体により加熱して過熱蒸
気にする凝縮器を具えたことを特徴とする地熱プラント
の蒸気過熱装置を提案するものである。
本発明は前記のとおり構成されており、低沸点媒体を作
動流体として用いた蒸発器、圧縮機、凝縮器を具えた熱
ポンプサイクルを形成し熱水のエネルギを動力および加
熱源として利用する。これにより、外部からエネルギを
加えることなく、熱水の持つエネルギのみで、熱ポンプ
サイクルを作動させる。こうして熱水の持つ熱エネルギ
を有効に回収して飽和蒸気を加熱し、タービンを駆動す
る蒸気のエネルギ(エンタルピ)を増加させる。
動流体として用いた蒸発器、圧縮機、凝縮器を具えた熱
ポンプサイクルを形成し熱水のエネルギを動力および加
熱源として利用する。これにより、外部からエネルギを
加えることなく、熱水の持つエネルギのみで、熱ポンプ
サイクルを作動させる。こうして熱水の持つ熱エネルギ
を有効に回収して飽和蒸気を加熱し、タービンを駆動す
る蒸気のエネルギ(エンタルピ)を増加させる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す系統図である。
この図において、(1)は地下から汲み上げられた熱水
と飽和蒸気との混合流体を熱水と飽和蒸気とに分離する
汽水分離器、(4)は同汽水分離器(3)で分離された
熱水により駆動される熱水タービン、(5)は同熱水に
より低沸点媒体、たとえばR−113を加熱して蒸発さ
せる蒸発器、(6)は上記熱水タービン(4)Kより駆
動され、上記蒸発した低沸点媒体を圧縮する圧縮機、(
7)は上記汽水分離器(1)で分離された飽和蒸気を上
記圧縮された低沸点媒体により加熱して過熱蒸気にする
凝縮器である。また、(2)は蒸気タービン、(3)は
発電機、(8)は膨張弁である。
と飽和蒸気との混合流体を熱水と飽和蒸気とに分離する
汽水分離器、(4)は同汽水分離器(3)で分離された
熱水により駆動される熱水タービン、(5)は同熱水に
より低沸点媒体、たとえばR−113を加熱して蒸発さ
せる蒸発器、(6)は上記熱水タービン(4)Kより駆
動され、上記蒸発した低沸点媒体を圧縮する圧縮機、(
7)は上記汽水分離器(1)で分離された飽和蒸気を上
記圧縮された低沸点媒体により加熱して過熱蒸気にする
凝縮器である。また、(2)は蒸気タービン、(3)は
発電機、(8)は膨張弁である。
汽水分離器(1)において分離されろ飽和蒸気/熱水の
割合は、圧倒的に熱水が多く、その割合は1:(3〜1
0)程度となることが多い。この熱水の持つエネルギを
、冷媒の加熱源および冷媒ループを作動させるのに必要
な動力源として、利用する。
割合は、圧倒的に熱水が多く、その割合は1:(3〜1
0)程度となることが多い。この熱水の持つエネルギを
、冷媒の加熱源および冷媒ループを作動させるのに必要
な動力源として、利用する。
汽水分離器(1)で分離された熱水の一部は圧縮機駆動
用の熱水タービン(4)へ、また一部は冷媒を蒸発させ
るため蒸発器(5)へとそれぞれ送られ、残りは従来同
様系外へ捨てられる。蒸発器(5)に送られた熱水は、
必要量の冷媒を蒸発させた後、従来と同様、系外に排出
される。
用の熱水タービン(4)へ、また一部は冷媒を蒸発させ
るため蒸発器(5)へとそれぞれ送られ、残りは従来同
様系外へ捨てられる。蒸発器(5)に送られた熱水は、
必要量の冷媒を蒸発させた後、従来と同様、系外に排出
される。
蒸発器(5)で蒸発した冷媒は、圧縮機(6)により所
定の圧力まで圧縮された後、凝縮器(7)において凝縮
し、その際に熱を放出する。この凝縮器(7)は汽水分
離器(1)で分離された飽和蒸気の加熱器でもあり、飽
和蒸気はここで熱を受は取って過熱蒸気となる。そして
、この過熱蒸気によって蒸気タービン(2)が、したが
って発電機(3)が、駆動される。
定の圧力まで圧縮された後、凝縮器(7)において凝縮
し、その際に熱を放出する。この凝縮器(7)は汽水分
離器(1)で分離された飽和蒸気の加熱器でもあり、飽
和蒸気はここで熱を受は取って過熱蒸気となる。そして
、この過熱蒸気によって蒸気タービン(2)が、したが
って発電機(3)が、駆動される。
凝縮器(力で凝縮した冷媒は膨張弁(8)を通り、再び
圧力の低い蒸発器(5)へと戻る。
圧力の低い蒸発器(5)へと戻る。
本実施例の圧縮機(6)の駆動用動力としては、前記の
ように余剰の熱水を熱水タービン(4)に送り、そこで
得られた動力を利用するので、系外からは一切動力を加
える必要はない。
ように余剰の熱水を熱水タービン(4)に送り、そこで
得られた動力を利用するので、系外からは一切動力を加
える必要はない。
本発明によれば次の効果が得られる。
(1)汽水分離器で分離された飽和蒸気を過熱蒸気にす
ることにより、蒸気タービンにおける有効熱落差を太き
くすることができ、結果としてタービン出力が増加する
。
ることにより、蒸気タービンにおける有効熱落差を太き
くすることができ、結果としてタービン出力が増加する
。
(2)従来廃熱水として捨てられていた熱水を加熱源、
動力源として用いることにより、外部からエネルギを加
える必要がなく、またプラント全体の熱効率が向上する
。
動力源として用いることにより、外部からエネルギを加
える必要がなく、またプラント全体の熱効率が向上する
。
■ 飽和蒸気が過熱蒸気となるので、蒸気タービン内部
の湿り度が減少し、ドレンによるエロージョンの減少と
湿り損失の減少が期待できる。
の湿り度が減少し、ドレンによるエロージョンの減少と
湿り損失の減少が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す系統図、第2図は従来
の地熱プラントの一例を示す系統図である。
の地熱プラントの一例を示す系統図である。
Claims (1)
- 熱水と飽和蒸気との混合流体を分離する汽水分離器;
同汽水分離器で分離された熱水により駆動される熱水タ
ービン;同熱水により低沸点媒体を加熱して蒸発させる
蒸発器;上記熱水タービンにより駆動され、上記蒸発し
た低沸点媒体を圧縮する圧縮機;および上記汽水分離器
で分離された飽和蒸気を上記圧縮された低沸点媒体によ
り加熱して過熱蒸気にする凝縮器を具えたことを特徴と
する地熱プラントの蒸気過熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21256188A JPH0261371A (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 地熱プラントの蒸気過熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21256188A JPH0261371A (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 地熱プラントの蒸気過熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0261371A true JPH0261371A (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=16624735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21256188A Pending JPH0261371A (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 地熱プラントの蒸気過熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0261371A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5674442A (en) * | 1993-12-28 | 1997-10-07 | Ipec Co. Ltd. | Process for manufacturing thermoplastic sheet and apparatus therefor |
JP2015031252A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | 一般財団法人電力中央研究所 | 地熱発電設備 |
-
1988
- 1988-08-29 JP JP21256188A patent/JPH0261371A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5674442A (en) * | 1993-12-28 | 1997-10-07 | Ipec Co. Ltd. | Process for manufacturing thermoplastic sheet and apparatus therefor |
JP2015031252A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | 一般財団法人電力中央研究所 | 地熱発電設備 |
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