JPH0260089A - 薄膜elパネルの製造方法 - Google Patents

薄膜elパネルの製造方法

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Publication number
JPH0260089A
JPH0260089A JP63211715A JP21171588A JPH0260089A JP H0260089 A JPH0260089 A JP H0260089A JP 63211715 A JP63211715 A JP 63211715A JP 21171588 A JP21171588 A JP 21171588A JP H0260089 A JPH0260089 A JP H0260089A
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JP
Japan
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fluid
exhaust pipe
panel
thin film
envelope
Prior art date
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Application number
JP63211715A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Negoro
泰宏 根来
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0260089A publication Critical patent/JPH0260089A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は薄nりELパネルの製造方法に係り、特に、薄
膜EL素子が収納された外囲器の内部に絶縁性保護流体
を注入する方法に関する。
〈従来の技術〉 従来から、薄膜ELパネルの一例としては、第5図で示
すような2重絶縁層構造といわれる概略断面構造を有す
る交流動作薄膜ELパネル1が知られている。この1膜
E Lパネル1は、透明ガラス仮2上に形成された透明
電極3上に、第1絶縁N4、EL発光層5および第2絶
縁層6を真空蒸着もしくはスバ、タリングによって形成
し、かつ、第2絶縁層6上に背面電極7を形成してなる
構造とされている。
そして、EL素子を構成する各絶縁層4.6とEL発光
層5と背面電極7とは透明電極3を介して透明ガラス仮
2に接着された背面ガラス板8によって囲まれており、
この背面ガラス板8と透明ガラス板2とによって構成さ
れた外囲器9の内部には大気中の湿気などからEL素子
を保護するためのシリコンオイルや真空グリースのよう
なmf!i縁性保護流体りが封入されている。
ところで、このような薄膜ELパネルlを製造する際、
その外囲器9に絶縁性保護流体りを封入するにあたって
は、っぎのような2つの方法が一般的に採用され°ζい
る。
すなわち、第1の方法においては、まず、第6図で示す
ような流体注入管1oが取りつけられた背面ガラス板8
をあらかじめ用意し、これを透明ガラス板2に接着する
ことによってEL素子が収納された薄膜ELパネルlの
外囲器9を構成する。
そして、第7図で示すように、この薄膜E Lパネル1
を別途用意した真空槽3oの内部に装入し、この真空槽
30内を排気することによって外囲器9の内部を真空状
態とする。
つぎに、第8図で示すように、薄膜E Lパネル1に配
設された流体注入管10の開口端を真空槽3゜内に配設
された流体槽31を満たす絶縁性保護流体り内に浸漬し
たのち、この真空槽30内に窒素ガスや乾燥空気を供給
することによって内部圧力を上昇させる。その結果、流
体槽31内の絶縁性保護流体しは、流体注入管IOを通
じて真空状態となっていた外囲器9の内部に吸引されて
充満することになる。そこで、この外囲器9に配設され
た流体注入管10を嵌り外して閉塞すれば、前記構造の
薄膜ELパネルlが得られることになる。
また、薄膜ELパネル1の外囲器9内に絶縁性保護流体
を封入するための第2の方法においては、第9図で示す
ような複数(図では、2つ)の貫通孔11.11が形成
された背面ガラス板8を用いて薄膜E Lパネルlの外
囲器9を構成する。そして、この薄膜ELパネル1の全
体を第10図で示すような真空槽30内に配置された流
体槽31に直接浸漬したうえで、真空槽30内を排気す
ると、貫通孔1111を通じて外囲器9の内部が排気さ
れたのち、この内部に絶縁性保護流体りが注入される。
そこで、貫通孔11.11を閉塞すれば、前記構造のm
119ELパネル1が得られることになる。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、前記従来方法による薄膜ELパネル1の製造
にあたっては、いずれの方法を採用するにしでも、真空
槽30の内部に薄膜ELパネルlのみならず、流体槽3
1をも装入することになり、しかも、所要の作業を行う
ことが可能でなければならないことから、真空槽30が
大型化してしまうことになっていた。したがって、この
ような大型の真空槽30を用いる製造方法では、その設
備コストが高くつ(とともに、広い設置スペースが必要
となるばかりか、作業のほとんどを真空中で行うことか
ら製造に要する手間および時間がかかるという不都合が
あった。
本発明は、このような不都合を解消すべく創案されたも
のであって、真空槽を用いることなく、外囲器の内部に
絶縁性保護流体を容易に注入することができ、製造に要
する手間および時間の低減を図ることが可能な薄膜EL
パネルの製造方法を提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本発明に係る薄膜ELパネルの製造方法は、薄膜EL素
子が収納される外囲器に複数の貫通孔を形成し、貫通孔
のそれぞれに排気管および流体注入管を取りつける工程
と、流体注入管に配設された弁を閉操作したうえで排気
管を通じて外囲器の内部を排気する工程と、排気管に配
設された弁を閉操作したうえで流体注入管を通じて絶縁
性保護流体を注入する工程と、排気管および流体注入管
を取り外して貫通孔を閉塞する工程とからなることに特
徴を有するものである。
〈作用〉 上記方法によれば、′iR膜ELパネルを構成する外囲
器に取りつけられた排気管および流体注入管のそれぞれ
を交互に閉操作することによって、外部環境と分離され
た外囲器の内部のみの排気および絶縁性保護流体の注入
を行うことが可能となる。
したがって、従来例のような真空槽を用いなくても外囲
器の内部のみを真空状態とすることができ、大気中にお
いても絶縁性保護流体の注入を行うことが可能となる。
そのため、製造工程が簡略化され、製造に要する手間お
よび時間の低減が図れることになる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例方法によって製造された完成品として
の薄膜ELパネルの全体構造を示す概略断面図であり、
この図における符号1は薄膜ELパネルである。なお、
この薄膜ELパネル1の基本的な構造は従来例と同一で
あるから、第1図と第5図とにおいて互いに同一もしく
は相当する部品、部分については同一符号を付し、その
構造についての説明は省略する。
つぎに、本発明に係る薄膜ELパネル1の製造方法につ
いて説明する。
本実施例方法においては、まず、背面ガラス板8の上面
両側に、第2図で示すような蝮数(図では、2つ)の貫
通孔12.12を形成したうえ、これらの貫通孔12.
12のそれぞれに略rLJ字状に屈曲形成された金属製
の排気管13および流体注入管I4を差し込んで取りつ
ける。なお、これらの貫通孔12.12は、背面ガラス
板8の上面に形成されなければならないものではなく、
例えば、背面ガラス板8の側面に形成されていてもよい
。そして、このように構成された背面ガラス板8を透明
ガラス板2に接着することにより、第1絶縁N4とEL
発光N5と第2絶縁層6と背面電極7とからなるEL素
子を収納する薄膜ELパネル1の外囲器9を構成する。
さらに、第3図で示すように、外囲器9の内部に連通ず
る排気管13の開放端に、弁15を介して真空排気装置
(図示していない)と接続された外側排気管16を取り
付ける。また、流体注入管14の開放端には弁17を介
して外側注入管18を接続したうえ、この外側注入管1
8の開放端を別途に設置された流体槽19を満たず絶縁
性保護流体り内に浸漬する。なお、このような絶縁性保
護流体りとしては、シリコンオイルや真空グリースのみ
ならず、例えば、窒素ガスのような不活性ガスが用いら
れることもある。
そして、流体注入管14および外側注入管I8との間に
配設された弁17を閉操作したうえ、排気管13を通じ
て外囲器9の内部を排気して真空状態とする。なお、こ
のとき、薄膜ELパネルlを加熱しながら排気すれば、
脱ガスをより完全に行うことが可能である。そののち、
排気管13および外側排気管16との間に配設された弁
15を閉操作し、流体注入管14および外側注入管18
を通じて流体槽19内の絶縁性保護流体りを外囲器9内
に吸引することによって注入する。
このようにして外囲器9の内部に絶縁性保護流体I7を
注入して充満させたのち、第1図で示すように、排気管
13および流体注入管14の貫通孔12゜12に差し込
まれた部分のみを残して切断し、これらの切断開口を樹
脂材料20.20によって閉塞したうえ、これらの樹脂
材料20.20をガラス[21,2+によって封止すれ
ば、薄膜ELパネルlが完成することになる。なお、こ
のとき、他の実施側止して第4図で示すように、排気管
13および流体注入管14を外囲器9の貫通孔12.1
2から引き抜いたうえ、貫通孔12.12を樹脂材料2
0によって閉塞してガラス1I21.21で封止するよ
うにしてもよい。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明に係る薄膜ELパネルの製
造方法によれば、薄膜ELパぶルを構成する外囲器に取
りつけられた排気管および流体注入管のそれぞれを交互
に閉操作することによって、外部環境と分離された外囲
器の内部のみの排気および絶縁性保護流体の注入を行う
ことが可能となる。
したがって、薄膜ELパネルを装入しうる大きさの真空
槽を用いなくても、外囲器の内部のみを排気して真空状
態とし、さらに、この内部に絶縁性保護流体を注入する
ことができる。そのため、薄膜ELパネルの外囲器内に
絶縁性保護流体を注入する作業を大気中で行うことが可
能となり、製造工程が簡略化されることになる結果、製
造に要する手間および時間の大幅な低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明に係り、第1図は本発明方
法によって製造された完成品としての薄膜ELパネルの
全体構造を示す概略断面図、第2図はその製造途中にお
ける背面ガラス板の構成を示す概略断面図、第3図は製
造方法を示す説明図であり、第4図は完成した薄膜EL
パネルの他の実施例を示す概略断面図である。 また、第5図ないし第10図は従来例に係り、第5図は
薄膜ELパネルの全体構造を示す概略断面図、第6図は
その背面ガラス板の構成を示す概略断面図、第7図およ
び第8図はその製造方法を示す説明図であり、第9図は
他の構成とされた背面ガラス板を示す概略断面図、第1
O図はその製造方法を示す説明図である。 図における符号1は薄膜ELパネル、2は透明ガラス板
、8は背面ガラス板、9は外囲器、12は貫通孔、13
は排気管、14は流体注入管、15.17は弁、Lは絶
縁性保護流体である。 なお、これらの図における同一符号は、互いに同一もし
くは相当する部品、部分を示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄膜EL素子が収納された外囲器の内部に絶縁性
    保護流体を封入してなる薄膜ELパネルの製造方法であ
    って、 外囲器に複数の貫通孔を形成し、貫通孔のそれぞれに排
    気管および流体注入管を取りつける工程と、 流体注入管に配設された弁を閉操作したうえ、排気管を
    通じて外囲器の内部を排気する工程と、排気管に配設さ
    れた弁を閉操作したうえ、流体注入管を通じて絶縁性保
    護流体を注入する工程と、排気管および流体注入管を取
    り外して貫通孔を閉塞する工程と からなることを特徴とする薄膜ELパネルの製造方法.
JP63211715A 1988-08-25 1988-08-25 薄膜elパネルの製造方法 Pending JPH0260089A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0428350A2 (en) * 1989-11-13 1991-05-22 Westinghouse Electric Corporation TFEL edge emitter module and packaging assembly employing sealed cavity capacity varying mechanism
KR20020085195A (ko) * 2001-05-07 2002-11-16 엘지전자 주식회사 유기 el 소자 및 그의 제조방법

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