JPH0259711A - 照準用暗視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は照準用暗視装置に関し、特に銃もしくは砲に装
着し、目標物体を照準する照準用暗視装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の照準用暗視装置は第３図に示すように構成されて
いる。星あかりなど微弱な光で証明された目標物体１か
らの光を対物レンズ２で集光し、イメージインテンシフ
ァイア３の光電面５に結像させる。光電面５からは光の
強度に応じた光電子が飛び出し、この光電子が多重増倍
されて蛍光面６に衝突すると蛍光面６には光増幅された
映像があられれる。この映像を接眼レンズ４を通して眼
７で観察する。

第３図にはまた、銃や砲の軸に照準用暗視装置の軸を合
わせるための照準部というべきレチクル（ｒｅＬｉｃｌ
ｅ　）パターン発生部１００ａを備えている。

このレチクルパターン発生部１００ａは、接眼レンズ４
を通して見る目標物体１の撮像に重畳する一種の距離照
準パターンとしてのレチクルパターンを発生するもので
、電源１３．電源１３によって点灯されるレチクル用光
源８．レチクル用光源８によって照明されてレチクルパ
ターンを投影するレチクル１４．レチクルパターンを９
０度反射させるミラー１５ａ、ミラー１５ａで反射した
レチクルパターンを平行光とするレンズ１６．平行光と
なったレチクルパターンを９０度反射して対物レンズ２
に入射せしめ、レチクルパターンを蛍光面６上の目標物
体の撮像と重畳して表示せしめるミラー１５ｂを備えて
構成される。

第２図は、レチクルパターンの一例を示す説明図である
。

第２図に示すレチクルパターンは、２種共用のレチクル
パターンであり、実線で示すレチクルパターン１０４ａ
と破線で示すレチクルパターン１０４ｂとを併記して示
している。

これら２種類のレチクルパターンは、たとえば実線のレ
チクルパターン１０４ａは銃照準用のレチクルパターン
、また破線のレチクルパターン１０４ｂは砲照準用のレ
チクルパターンとして利用される。第２図のレチクルパ
ターンは、説明の便を図って拡大表示したものであり、
実物は敬重平方程度のものとしてレチクルパターン発生
部１００ａに内蔵される。

このレチクルパターンが、目標物体１と重畳して表示さ
れる場合の照準の仕方は次のとおりである。

距離指標１０３は、レチクルパターン１０４ａ１０４ｂ
で照準される目標物体までの距離を示す指標であり、た
とえば、レチクルパターン１０４ａの距離指標１０３の
実線■のほぼ全長にわたって車両が撮像されている状態
では、この車両までの距離が１００ｍであることを示す
形式で銃照準における照準距離を提供する。距離指標１
０３が２系統で表現されているには、一方の■〜■の距
離指標はレチクルパターン１０４ａに対応し、他方の■
、■および■はレチクルパターン１０４ｂに対応するも
のであることを示す。従って２系列の距離指標■、■が
併記しであるところでは、レチクルパターンが共存する
こととなる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の照準用暗視装置は、銃や砲等の運用機器
ごとに異なるレチクルパターンを共通のレチクルで兼用
してるものが多く、このため、同一色による複数のレチ
クルパターンが運用機器ごとに同１時に撮像目標と重畳
して蛍光面に表示され、これら不必要なレチクルパター
ンの存在のため、照準を困難にさせるという欠点がある
。

本発明の目的は上述した欠点を除去し、不必要なレチク
ルパターンにより照準の困難性を大幅に緩和しうる照準
用暗視装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の装置は、暗視装置による目標物体の撮像に対し
て照準用のレチクルパターンを重畳表示して前記目標物
体の照準を行なう照準用暗視装置において、前記目標物
体を結像する対物レンズと、前記結像を電気的に増幅し
これを蛍光面に表示するイメージインテンシファイアと
、前記イメージインテンシファイアによって蛍光面に表
示された映像を拡大する接眼レンズと、前記接眼レンズ
を介して観測する映像に重畳して表示すべきレチクルパ
ターンをそれぞれ異なるカラーを付与した複数のレチク
ルパターンを複合して発生するレチクルパターン発生部
とを備えてされる。

〔実施例〕

次に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の照準用暗視装置の一実施例の構成図で
ある。第１図に示す実施例の照準用暗視装置は、目標物
体１の光を集光する対物レンズ２゜対物レンズ２で集光
した光を結像しこれを光増幅して映像化するイメージイ
ンテンシファイア３゜イメージインテンシファイア３に
より映像を拡大して眼７に提供する接眼レンズ４．レチ
クルパターン発生部１００を備えて構成され、これら構
成要素のうちレチクルパターン発生部１００を以外を第
３図の従来例と同一であるので、これら同一内容に関す
る詳細な説明は省略する。

レチクルパターン発生部１００は本発明に直接かかわる
部分であり、電源１３によって点灯されるレチクル用光
源８．レチクル用光源８の光を９０度反射してカラー１
／チクルに投光するミラー１２、複数のカラー化したレ
チクルパターン、本実施例では赤と青の２色にカラー化
したレチクルパターンを発生するカラーレチクル９．カ
ラーレチクル９の発生したレチクルパターンを平行光と
して出光するレンズ１０．レンズ１０の出光するレチク
ルパターンを９０度反射させてイメージインテンシファ
イア３の蛍光面６に投光し、蛍光面６に撮像された目標
物体１の映像に重畳して表示するとともに、このレチク
ルパターン重畳映像を接眼レンズ４を介して眼７に提供
するハーフミラ−１１を備えて構成される。

カラーレチクル９は、投光によって出光表示される所望
のレチクルパターンを得るパターン刻印を内包し、本実
施例では２個のカラーレチクルパターンを複合した形式
で発生する。すなわち、第２図に実線で示すレチクルパ
ターン１０４ａは赤色、破線で示すレチクルパターン１
０４ｂは青色のカラーが付与され、ミラー１２を介して
投光されるレチクル用光源光を受けると、この２色のカ
ラーレチクルパターンを含むレチクルパターンを光学的
に発生する。

カラレチクル９で発生したレチクルパターンは、レンズ
１０を通してハーフミラ−１１に投光される。

ハーフミラ−１１は、入射したレチクルパターンをイメ
ージインテンシファイア３の蛍光面６背後に投光して蛍
光面６の映像に重畳せしめるとともに、接眼レンズ４に
対してはこのレチクルパターン重畳映像光を出光させる
。イメージインテンシファイア３の蛍光面６の背後の構
成部材は、光透過性を有する部材を利用している。

このように、運用目的ごとに異なるレチクルパターンを
それぞれカラー化して発生することにより、２種類のレ
チクルパターンを同時に映像に重畳して目標物体を照準
する際の照準の困難性を著しく抑圧することができる。

なお、上述した実施例では、カラーレチクルパターンを
２個利用する場合を例としているが、これは２個に限る
ものでないことは明らがである。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、目標物体の暗視映像に重
畳して照準用に利用する複合形式のレチクルパターンの
それぞれを、互いに異なる色でカラー化することにより
、著しく照準を容易にすることができるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図はレチクル
パターンの一例を示す説明図、第３図は従来の照準用暗
視装置の構成図である。 １・・・目標物体、２・・・対物レンズ、３・・・イメ
ージインテンシファイア、４・・・接眼レンズ、５・・
・光電面、６・・・蛍光面、７・・・眼、８・・・レチ
クル用光源、９・・・カラーレチクル、１０・・・レン
ズ、１１・・・ハーフミラ−１１２・・・ミラー、１３
・・・電源、１４・・・レチクル、１５ａ、１５ｂ・・
・ミラー、１６・・・レンズ、１００．１００ａ・・・
レチクルパターン発生部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 暗視装置による目標物体の撮像に対して照準用のレチク
   ルパターンを重畳表示して前記目標物体の照準を行なう
   照準用暗視装置において、 前記目標物体を結像する対物レンズと、前記結像を電気
   的に増幅しこれを蛍光面に表示するイメージインテンシ
   フアイアと、前記イメージインテンシフアイアによって
   蛍光面に表示された映像を拡大する接眼レンズと、前記
   接眼レンズを介して観測する映像に重畳して表示すべき
   レチクルパターンをそれぞれ異なるカラーを付与した複
   数のレチクルパターンを複合して発生するレチクルパタ
   ーン発生部とを備えて成ることを特徴とする照準用暗視
   装置。