JPH0259690A - 方向識別レーダ装置 - Google Patents

方向識別レーダ装置

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JPH0259690A
JPH0259690A JP63209365A JP20936588A JPH0259690A JP H0259690 A JPH0259690 A JP H0259690A JP 63209365 A JP63209365 A JP 63209365A JP 20936588 A JP20936588 A JP 20936588A JP H0259690 A JPH0259690 A JP H0259690A
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Tokuyuki Maejima
前島 徳之
Katsuo Mizusaki
水崎 勝生
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Precision Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、擬似ランダム・コードで変調された電波によ
る目標からの反射波の検波信号を相関処理し、目標物の
存在象限判定の応答性を向上させた象限識別用及び方向
識別用レーダ装置に関するものである。
本発明において方向識別とは目標物体の存在する象限の
判定の実施を意味するものとする。
〔従来技術および発明が解決しようとする課題〕従来ア
クティブな目標検出装置として、単一の擬似ランダムコ
ード信号を用いて同一の送信および受信アンテナで全方
位の目標からの反射信号を相関処理し、目標の接近に限
り検出を行う目標検出レーダ装置が知られている。これ
は目標までの距離が所定値以下になったことを検出する
ものであり、その場合の目標の方向は検出できない。
また、目標方向の検出装置として、それぞれ2個の送信
用および受信用ア°ンテナを設け、送信アンテナで2個
以上の擬似ランダム・コード信号の投射象限と受信用ア
ンテナを高速に切換えた受信象限とで検出象限パターン
を合成し、相関処理を行い、検出象限内の目標の微弱な
反射信号を検出し、目標の接近および目標方向情報を得
る先行技術が提案されている。
この先行技術が第8図を用いて説明される。この先行技
術は本出願人の特願昭62−269420号に示される
ものである。第8図は次の如く構成される。
アンテナ部は一対の送信アンテナTll 、 12と受
信アンテナR13、14より構成される。無線周波の発
振器15からの発振波は、分配器16を介して一対の変
調器17 、18に送られ、外部人力により変調された
出力は送信アンテナTll 、 12に送信される。
一対の受信アンテナR13,14からの受信入力はクロ
ック発生器200のクロックとともにマイクロ波スイッ
チング回路210に送られてスイッチングを行い、その
スイッチング出力は、無線周波発振器15の出力ととも
に復調器21に送られる。復調器21の復調出力は電力
分配器22に送られて4分割される。
電圧制御発振器25の発振出力は第1、第2の擬似ラン
ダムコード発生器24A、24Bに送られ、夫々第1の
出力は前記変調器17 、18に送られる。
夫々第2の出力は相関器31 、34へ、また夫々第3
の出力は相関器32 、33に送られる。相関器31〜
34出力は低域フィルタ311.321.331.34
1を介して判定器45に送信される。
判定器45は2個の比較器431 、432と2個のス
イ・7チ451 、452とを含む。前記相関器31と
32の出力は夫々フィルタ311 、312を介して比
較器431に入力して比較されてスイッチ451に出力
し、また相関器33と34の出力は夫々フィルタ331
 、341を介して比較器432に入力して比較されて
スイッチ452に出力する。前記クロック発生器200
からの出力は第1、第2のスイッチ451゜452に入
力され、上記比較器431 、432の出力とともにス
イッチに入力されて、第1のスイッチ451からは出力
Xr、Xz、第2のスイッチ452からは出力X3.X
4が得られる。
第8図装置においてRF発振器15より出力される無線
周波(RF)出力は分配器16で2分割されて分配され
た後、変調器17で第1の擬似ランダムコード発生器2
4Aより発生した擬似ランダムコードで変調された後、
送信アンテナTllから上方外部に放射される。また変
調器18で第2の擬似ランダムコード発生器24Bから
発生した擬似ランダムコードで変調された後に送信アン
テナT12から下方外部に放射される。
放射された電波は目標物体により反射され、左側受信ア
ンテナR13或は右側受信アンテナR14で受信すれ、
マイクロ波スイッチング回路210で受信電波は交互に
切換えられた後に復調器21で発振器15から出力され
る無線周波出力を用いてホモダイン検波され復調される
ホモダイン検波された信号は電力分配器22において4
分配され、先ず相関器31で、無線周波の変調に用いた
基準擬似ランダムコード(24Aの左端第1出力)から
反射時間τだけ遅れたものと、基準と同一のコードでか
つ1ビット遅れたコード(24Aの左端第2出力)とで
相関をとる。
また相関器32は1ビット進みコード(24Aの左端第
3出力)との相関をとる。同様に相関器33は擬似ラン
ダムコード発生器24B発生される1ビット遅れコード
との相関を、また相関器34は1ビット進みとの相関を
とることになる。
4個の各相関器31 、32 、33 、34からの出
力は夫々低域フィルタ311.321.331.341
を介して積分され、判定器45において目標物体の方向
を判定する。
次に相関器の作用について説明する。例えば相関器31
は平衡変調器を介して2つの入力の乗算を行う。この2
人力とは下方からの人力は擬似ランダム信号であり、左
方からの入力は電力分配器出力信号である。かつ相関器
出力は相関があればドツプラー周波数のアナログ信号を
検出した出力であり、相関なければO信号(信号なし)
である。
次に目標物体の存在領域の検知方式について説明する。
アンテナを90’間隔で4本設置し、対角線上に位置す
るものを対として、2組の対のう51組を送信用、他方
を受信用のアンテナとする。このうち送信用パターンは
常時送信される。上下いずれかのパターンに対して反射
があるのかを区別するために、擬似ランダムコードを上
下(又は左右)のパターンに対して異なるようにしてい
る。
これに対し受信パターンは、送信パターンと同じく左右
(又は上下)どちらのパターンから受信したかを区別す
るために、受信アンテナR13,14をマイクロ波スイ
ッチ210により切換えることにより識別が行われる。
相関器31 、32 、33 、34では送信信号の変
調に用いた2種の擬似ランダムコード夫々と同一のコー
ドで、かつ1ビット遅れたコードおよび1ビット進んだ
コードで相関をとる。このとき相関器からの相関信号に
基づき、判定部45で2組の信号の乗算と積分演算を行
って4種類の合成パターンに対応した信号が得られる。
たとえば、目標が左下から近づいてきて、レーダー装置
と目標との間の電波の往復時間が1ビツト対応時間以内
となったとき、下方送信アンテナT12から発射される
電波の変調に用いた擬似ランダムコードと、このコード
の1ビット遅れのコード(擬似ランダムコード)発生器
24Bでつ(られ、相関器33に出力される)との相関
が顕著に現われるため、マイクロ波スイッチ回路210
が左側受信アンテナR13と復調器21を接続している
期間に相関器33の出力は他の相関器の出力に比較して
高レベルとなる。従ってこの期間に判定器45内の比較
器432から目標検出信号が出力されてスイッチ452
に送られる。
このスイッチ452は、クロック発生器200でつくら
れるタイミング・パルス信号によって、比較器432の
出力を出力端X、あるいはもう一つの出力端X4に、左
右それぞれの受信アンテナR13,14の受信切換えと
同期して切換えるが、目標検出信号はマイクロ波スイッ
チ回路210が左側受信アンテナR13に接続されてい
る期間のみ比較器432の出力側に現われるので、目標
検出信号は判定器45の出力端X、に出力される。同様
に、もし目標が左上から近づけばXZ、右上から近づけ
ばX8、右下から近づけばX4に目標検出信号が出力さ
れ、目標物体の存在領域の確認を行うことができる。
しかしながら第8図に示される先行技術は目標の象限方
向の検知判定を行うもので、受信用アンテナを切替える
ことにより検出信号の断続期間において高速な信号処理
を必要とする場合に応答性に課題がある。なお、この先
行技術においては受信信号の切替え(スイッチング)に
より時間的断続が生じ連続的な操作に困難があり、受信
信号処理において切替えに伴うスパイク波形が発生し、
検知信号の不安定な期間が発生し、例えば400 Hz
電源を用いて切替えを行うと受信信号に2.5 m5e
cのとぎれが生ずるなどの問題点もある。
本発明の主な目的は、4方向のビーム検出信号を用い、
スイッチング機構を用いることなく、目標を瞬時に検知
し、各ビーム検出信号を用いて角度演算を行い、設定さ
れた象限判定範囲の目標の象限検知を断続時間のない連
続応答による象限判定を行い、目標検知の応答性を向上
させ、また、隣接した象限内の境界近傍での目標方向の
象限判定を正確に判定し、さらに象限検知方向の範囲を
正確に設定することが可能であり、判定象限の領域及び
検知象限領域数を簡単に変更することを可能にしたもの
である。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明によれば、2個の送信用アンテナおよび2個の受
信用アンテナを有し、該送信用および受信用アンテナの
パターンにより目標検知象限範囲の合成パターンを得る
アンテナ部;複数種の擬似ランダムコードで変調したR
F電波を送受信するとともに、送信擬似ランダムコード
信号と受信擬似ランダムコード信号との相関検出を各受
信用アンテナ別に連続して出力する送受信機部、および
受信信号についての相関による相関信号と無相関による
無相関信号を比較し、目標物を瞬時に検知した信号と該
送受信機部の相関出力の直流電圧による合成パターン出
力信号を用いて、各象限内の角度演算を行い、該演算結
果にもとづき目標の存在する象限を判定する象躍判定部
、とを具備する方向識別レーダ装置、が提供される。
上記本発明の構成によれば、次の如き作用を有する。送
受信アンテナ部および送受信機部においては、各々2つ
の送信アンテナと受信アンテナの投射パターンを用いて
4象限方向の合成パターンを構成させる。また送信アン
テナの上下各々から2つの擬似ランダムコードA、Bを
個別に変調し、RF電波を発射させる。
左右受13アンテナの受信出力を時分割して切替えずに
、時間的に連続して左右2系統でホモダイン検波させる
左右ホモダイン検波用復調器へのローカル信号はそれぞ
れアイソレーションのとれた分配器(25〜30dB以
上)を用いて、左右受信信号の分離を良くする。
左右の受信信号はそれぞれ電力分配され、2つの擬似ラ
ンダムコードA、Bにより相関を行って、4方向のビー
1、信号を直流電圧で連続して出力させる。
象限判定部においては、 4方向のビーム出力信号の一つは左右夫々無相関信号を
用いて比較し、目標反射信号があることを瞬時に検知し
、トリガーパルスによりランチ信号を送出させる。
もう一つの4方向のビーム出力信号は、各々の検出象限
内で角度演算を行い、目標の存在象限範囲を正確に判定
して2値信号として出力させる。
目標を瞬時に検知したランチ信号と、象限内の角度を演
算した目標存在2値信号とにより、目標存在象限を判定
し、目標象限信号を出力させる。
〔実施例〕
本発明の一実施例としての象限識別機能をもつレーダ装
置を第1図に示す。
送受信アンテナ部10は一対の送信アンテナT(上)1
1、T(下)12と一対の受信アンテナR(左)13、
R(右)14とにより構成される。
送受信機部100のRF発振器15の発振波は分配器1
6を介して一対の変調器17 、18に送信され、1疑
似ランダムコ一ド発生器24からの擬似ランダムコート
A、Bの信号により各々変調されて、被変調波は夫々送
信アンテナT(上)11、′r(下)12から放射され
る。一方、一対の受信アンテナR(左)13、R(右)
14により捕捉された受信入力は各々復調器120、復
調器1121へ送信される。この各々の復調入力は分配
器19により2分配されたRF発振器15からの出力と
によりホモダイン検波されて復調され、それぞれの電力
分配器122、電力分配器lI23に送られる。
分配器19は復調器1.II間のアイソレーション、例
えば25〜30dB以上を取るためにハイブリッド分配
器などを用いて受信用アンテナの左、右の分離を行う。
電力分配器122で3分配された受信信号は、第2図に
示す送受(3アンテナパターンに於いて、受信アンテナ
R(右)14の出力は送信アンテナ・パターンT(上)
、T(下)と受信アンテナ・パターンR(右)の合成受
信パターンであり、ビーム1とビーム4の信号が含まれ
る。相関器31 、32 。
33では従来公知の相関方法により、RF発振イδ号の
変調に用いた基準擬似ランダム・コードA、Bといずれ
かの基準と同一のコードでかつ1ビット遅れのコードと
で相関され低域フィルタL P Fを介して出力される
したがって相関器31は擬似ランダム・コートAの相関
信号を用いてビーム4の出力信号として低域フィルタL
PF311を介して象限判定部400に入力する。同様
に相関器32は擬似ランダム・コードBの相関信号でビ
ーム1の出力信号として低域フィルタLPF321を介
して象限判定部400に入力する。
また、電力分配器[23で3分配された受信信号は第2
図に示す送受信アンテナパターンにおいて受信アンテナ
R(左)13の出力で送信アンテナ・パターンT(上)
、T(下)と受信アンテナ・パターンR(左)との合成
受信パターンでビーム2とビーム3の信号が含まれ、相
関器34 、35 、36を用いて上記と同様に相関が
とられ、相関器34はビーム3の出力信号を、相関器3
5はビーム2の出力信号として各々低域フィルタLII
F341 、351を介して象限判定部400に入力さ
れる。各ビームの出力信号は各々の象限方向の検出信号
であるが、象限判定部400においては所定の設定及び
正確な象限の判定を行い、象限検知信号として出力端X
〜X4に出力する。
上記象限判定部400の動作の詳細について述べる。
信号検知器NULL  41においては、ビーム4とビ
ーム1の相関信号の各々と相関器33からの無相関信号
を比較し、相関信号は目標に対する往復距離がコードの
1ビツトの伝播距離以内に接近した時の相関信号であり
、目標が設定範囲内に位置し、その目標が電波を反射し
ているならば検知信号が出力されてトリガ・パルス発生
器47に送られる。
同様に信号検知器N112.42においてビーム3とビ
ーム2の検知信号がトリガ・パルス発生器47に送られ
る。トリガ・パルス発生器47はビーム1〜4のいずれ
かで目標を検知した瞬間の検出13号が入力すると、ト
リガ・パルスが発生され、ラッチ信号が象限判定器46
に送られ、各象限のウィンドウコンパレータ部45から
の出力信号を保持する。
一方、角度演算部43においては、ビーム1〜4の相関
出力を直流電圧信号81〜B4として演算3隘1〜階4
 、431.432.433.434に送られ、各演算
器には4つのビーム出力が入力さ゛れる。
第1図に示す本発明の装置において送受信アンテナより
合成された受信レベルのパターンは第2図の如き逆正接
の形状で描かれる。本発明装置では角度演算部の各演算
器隘1〜隘4は、ユニバーサル三角関数発生器(例えば
アナログデバイス社製AD639型)であり、次式によ
り演算出力信号を算出する。
第2図に示すように目標が■象限の中央からθ角方向に
存在すると、目標からの反射電波はビーム1〜4で検出
され、直流電圧信号81〜B4としてその夫々の受信レ
ベルで出力される。
各演算器寛1〜ll&L4の演算出力信号は各象限の中
央を基準として左右両方向のθ角に相当する正、負極性
の直流電圧信号が出力される。
夫々の演算器出力信号レベルはコンパレータ451〜4
54で基準電圧器44からの正負の基準電圧+■□2と
−V REFの間にあるか否か比較されて、もしも正負
の基準電圧内にあればディジタル出力1が出力され、ま
た正負の基準電圧外、即ちVS<  VRlFまたはV
 3 > + V IIEF i?あればディジタル出
力0の2値信号として出力される。上記のように■象限
についての演算器V S I V又はv、(■)の特性
は検知範囲演算出力として第3図に示される。この場合
、演算の境界近くになると演算精度が低下するのでカッ
トすることにより精度の向上が図られる。第3図は第2
図の■象限のビーム出力に対応した演算器出力を示し、
同様に1.I1、III象限についても特性図を画くこ
とができる。
ここで第2図及び第3図かられかるように、”Vlll
!F及び−■□、は±tan −’45°に相当する電
圧としているので、目標が存在する象限の判定器出力の
みが1となり他の判定器出力はOとなる。
例えば■象限に目標が存在すればコンパレータ454の
出力のみが1となる。
各象限についてのコンパレータ出力は第4図に示す如く
なる。
第5図は、コンパレータ出力のウィンドウ特性を示すも
のであり、図は■象限の場合を示す。この検知コンパレ
ータ出力は図から明らかなように一トV REFと−V
、l!、の間のみH(=1)を示し、十V□F  + 
 VIIEF外はL (=0)となるようにしである。
このようなウィンドウ特性を示すコンパレータは一般に
一対の演算増中器を用いて容易に構成される。
象限判定器46はコンパレータ魚1〜4.451〜45
4からの2値信号をトリガ・パルス発生器42からのラ
ッチ信号により保持し、その信号保持状態により目標信
号の存在象限を判定して出力端X I−X 4に出力す
る。
基準電圧器44の正負の基準電圧値−V R):F及び
+V RlFは、ここでは第2図に示す如く各象限の中
央から±45″のθ角度を検知範囲として4象限を設定
したが、この基準電圧値を変えてウィンドウ・コンパレ
ータの比較範囲を広げたり挾めたりすることにより、各
象限の検知範囲を必要に応じて変えることもできる。
第6図は、第1図のウィンドウ形コンパレータ部の動作
を説明するための信号波形図である。
また、第3図に示す演算器v、 (rv)特性において
検知範囲演算出力を第7図に示す構成により、コンパレ
ータの基準電圧範囲をO〜+V REFの間にとO〜−
V RlFO間に電圧値を設定し比較することにより、
検知象限を8象限とすることが可能となる。この時、基
準電圧値内においてはディジタル出力“1”を、基準電
圧値外、即ちV、<VREFまたはVS >十VREF
であればディジタル出力“0”の2値信号を出力させる
〔発明の効果〕
本発明によれば、4方向のビーム検出信号を用い、スイ
ッチング機構を用いることなく、目標を瞬時に検知し、
各ビーム検出信号を各象限内で角度演算を行い目標の存
在を比較し、目標の象限検知の断続時間のない連続応答
による象限判定が行われ、目標検知の応答性を向上させ
ることができる。更に目標検知象限の検知範囲の可変及
び検知象限の増減を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての方向識別レーダ装置
の全体構成を示す図、 第2図は、第1図の送受信アンテナにより合成される送
信アンテナパターン、受信アンテナパターン、及び合成
受信パターンと目標物体の方向を示す図、 第3図は、第1図の演算器出力の検知範囲を示す図、 第4図は第1図のコンパレータ出力を各象限について2
値表示した説明図、 第5図は、第1図のコンパレータの検知出力波形図、 第6図は、第1のウィンドウコンパレータ部の動作を説
明するための信号波形図、 第7図は、第1図のコンパレータの検知範囲を8象限に
した時の構成図、 第8図は従来形の装置を示す図、 である。 10・・・送受信アンテナ部、 11 、12・・・送信アンテナ、13 、14・・・
受信アンテナ、15・・・RF発振器、   16・・
・分配器、17 、18・・・変調器、    19・
・・分配器、20 、21・・・復調器、   22 
、23・・・電力分配器、24・・・擬似ランダムコー
ド発生器、25・・・電圧制御発振器、 31 、32 、33 、34 、35 、36・・・
相関器、311〜361・・・低域フィルタ、 41 、42・・・信号検知器、 43・・・角度演算部、   431〜434・・・演
算器、44・・・基準電源、 45・・・ウィンドウコンパレータ部、451〜454
・・・コンパレーク、 46・・・象限判定器、 47・・・トリガ・パルス発生器、 100・・・送受信機部、  400・・・象限判定部
、■5(1V) 第 国 第 回 息 ゝ1REF   ” vREF 第 回 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、2個の送信用アンテナおよび2個の受信用アンテナ
    を有し、該送信用および受信用アンテナのパターンによ
    り目標検知象限範囲の合成パターンを得るアンテナ部; 複数種の擬似ランダムコードで変調したRF電波を送受
    信するとともに、送信擬似ランダムコード信号と受信擬
    似ランダムコード信号との相関検出を各受信用アンテナ
    別に連続して出力する送受信機部、および 受信信号についての相関による相関信号と無相関による
    無相関信号を比較し、目標物を瞬時に検知した信号と該
    送受信機部の相関出力の直流電圧による合成パターン出
    力信号を用いて、各象限内の角度演算を行い、該演算結
    果にもとづき目標の存在する象限を判定する象限判定部
    、 とを具備する方向識別レーダ装置。 2、該送受信機部が、左右の受信用アンテナの受信出力
    が時分割して切替えることなく、時間的に連続して左右
    2系統でホモダイン検波され、かつ左右のホモダイン検
    波用復調器へのローカル信号は夫々アイソレーションの
    よくとれた分配器が用いられるものである、請求項1記
    載の装置。 3、該送受信機部が、左右の受信用アンテナの受信出力
    が復調後夫々電力分配され、2個の擬似ランダムコード
    により相関が行われて、4方向のビーム信号を直流電圧
    で連続して出力するものである、請求項1記載の装置。 4、該象限判定部が、第1の4方向ビーム出力信号は、
    左右受信用アンテナ出力に対応して夫々左右無相関信号
    を用いて比較し、目標反射信号があることを瞬時に検知
    し、トリガーパルスによりラッチ信号を象限判定器に送
    出するものである、請求項1記載の装置。 5、該象限判定部が、第2の4方向ビーム出力信号は、
    各検出象限内で角度演算を行い、目標の存在象限範囲を
    正確に判定して2値信号として出力させるものである、
    請求項1記載の装置。 6、該象限判定部が、目標を瞬時に検知したラッチ信号
    と、検出象限内の角度演算した目標存在の2値信号とに
    より目標存在象限を判定し、目標象限信号を出力するも
    のである、請求項4および5記載の装置。 7、該象限判定部が、逆正接関数を用いて目標の象限範
    囲の演算を行うために演算器各入力をB1、B2、B3
    、B4とし、各演算器出力V_S_ I 、V_S_II、
    V_S_III、V_S_IVを下記の式:V_S_ I =t
    an^−^1[(B2−B4)/(B1−B3)]V_
    S_II=tan^−^1[(B3−B1)/(B2−B
    4)]V_S_III=tan^−^1[(B4−B2)
    /(B3−B1)]V_S_IV=tan^−^1[(B
    1−B3)/(B4−B2)]により算出する角度演算
    部を有するものである、請求項6記載の装置。 8、該象限判定部が、目標が基準方向から或る角度だけ
    偏位して存在する場合各演算器出力信号が正負極性の直
    流電圧信号として表わされるように作用する、請求項6
    記載の装置。 9、該象限判定部が、演算器出力信号レベルが、各演算
    器に対応する各コンパレータにおいて、基準電源からの
    正負の基準電圧+V_R_E_Fと−V_R_E_Fの
    間にあるか否かを比較し、正負の両基準電圧値の間にあ
    ればディジタル出力1を出力し、正負の両基準電圧値外
    にあればディジタル出力0を出力するウィンドウコンパ
    レータ部を具備する、請求項6記載の装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009526223A (ja) * 2006-02-09 2009-07-16 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 空間的に離れた少なくとも2つのアンテナユニットを備えるレーダシステム
WO2024053306A1 (ja) * 2022-09-07 2024-03-14 建次郎 木村 検知装置及び検知方法

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