JPH025908A - 箸 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、少なくとも３つの部分に分割可能とし、これ
らの各部分を交換して結合可能とした箸に関するもので
ある。

（発明の背景〕 和食や中国料理等に用いられる箸は、従来は木、竹、骨
、象牙、あるいは合成樹脂等の材料に、漆等の塗装を施
したものが多く、箸の対をなす各１本は全体が一体にな
っていた。

一方近年食事の和洋折衷化が進み、洋食は和風化し和食
は洋風化する傾向があり、ナイフ、フォーク、スプーン
と共に箸が用いられることが多くなった。このような時
、箸はナイフ、フォーク、スプーンの洋食器と調和が取
れるデザインにすることが求められる。しかし箸はその
先端部分の材質、塗装あるいは全体の重量バランスが使
用感に大きな影響を及ぼし、その使用材料によりそのデ
ザインも制限されるから、洋食器と調和の取れた使用感
のよい箸を作ることが困難であった。

また洋食器との調和を取る等の目的から、箸の材質を銀
、真ちゅう、アルミニュームなどの金属にしたり、高価
な宝石や貴石、あるいは貴金属を用いて装飾することが
考えられる。しかしこのような場合には、装飾部分と食
物に直接触れる先端部分とをいっしょに洗うことになり
装飾部分を傷めることになり好ましくない。

さらに食事内容の違い、使用者が男性か女性か子供かの
区別、用途の違い等によって箸の長さを変えたり、特定
の個人用に用意した箸でありながら装飾部分を食事内容
などによって変更し、雰囲気を変えることができるのが
望ましい。

（発明の目的） 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、先
端部分の材質と装飾部分の材質を自由に選定でき、重量
バランスや長さの変更が簡単であり、洗う際に装飾部分
を傷めるおそれがなく、また装飾部分を自由に変えるこ
ともでき、用途や目的に応じて種種に変化した使い方が
可能となるようにシステム化することができる箸を提供
することを目的とする。

（発明の構成） 本発明によればこの目的は、少なくとも２個所で分割可
能かつ結合可能とされ、分割された各部分を交換可能と
したことを特徴とする箸により達成される。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例の分解図、第２図は各種の変
形例の組立図、第３．４図は装飾部分の他の例を示す分
解図である。

第１図において符号１０は中間部分であり、この中間部
分１０は例えば断面円形の棒状に作られその両端には結
合手段となる雌ねじ部１２．１４が形成されている。２
０は先端部分であり、例えば断面円形の円錐状に作られ
、その太いほうの一端は中間部分１０の雌ねじ部１２に
螺入される雄ねじ部２２となっっている。３０は装飾部
分であり、その一端は中間部分１０の雌ねじ部１４に螺
入される雄ねじ部３２となっている。

中間部分ｌＯは重量感、バランス、感触等を考慮してそ
の材料と寸法が決められ、例えば全体を貴金属としたり
、他の材料に貴金属のメツキを施したり、漆塗装を行な
ったものなどが使用可能である。

先端部分２０は主として口ざわり、歯ざわり等の感触や
、食物のつかみ易さなどを考慮してその材質、寸法、表
面被覆材料などが決められ、例えば木、象牙、骨、金属
やこれらに塗装を施したもの等が使用できる。

装飾部分３０には、基本的には木、骨、金属等各種の材
料が使用できるが、ここには貴金属や宝石、貴石等を用
いて装飾効果を一層高めることが好ましい。

これら各部分１０．２０．３０は互いに結合され、第２
Ａ図に示すように１本につながれて使用される。ここに
各部分１０．２０．３０として太さや長さが種々異なる
ものを用意しておき、それらを適宜組合せることによっ
て感触を好みのものにすると共に、全体の長さ、重量、
バランスなどを好みのものに変更することができる。

第２Ａ〜２Ｅ図の各図は、装飾部分３０（３０Ａ〜３０
Ｅ）の長さが異なるものを付は替えることにより長さを
変更したものを示す。なお第２Ｅ図は装飾部分３０Ｅは
、装飾部分１３０と延長部分４０とを互いに螺合するこ
とにより結合したものである。

第３図の装飾部分３０Ｆは、第２Ｅ図における延長部分
４０を利用し、装飾部分２３０のみを変更可能にしたも
のである。ここに装飾部分２３０の雄ねじ部分２３２が
延長部分４０の雌ねじ部４２に螺入する。なお延長部分
４０の他端は、中間部分１０の雌ねじ部１４に螺入する
雄ねじ部３２となっていることは前記第１図の実施例と
同様である。この第３図の実施例では装飾部分２３０に
宝石などを埋め込んで装飾効果を高めることができる。

第４図は左右一対の装飾部分３０Ｇ、３０Ｇを鎖３２Ｇ
で連結したものである。

以上の実施例は、各部分を連結する手段としてねじを用
いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
分割可能な結合手段であればよい。

（発明の効果） 本発明は以上のように、箸を少なくとも３部分に分割可
能とし、各部分を交換して組合せを変更できるようにし
たものであるから、各部分の材質を自由に選定でき、重
量、バランス、長さの変更が簡単である。また洗う際に
は装飾部分を分離して洗えばよいので装飾部分を傷める
おそれもない。さらに各部分の組合せを用途、食事内容
、使用者等により変更してシステム化した使用が可能に
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の分解図、第２図は各種の変形
例の組立図、第３．４図は装飾部分の他の例を示す分解
図である。 １０・・・中間部分、 ２０・・・先端部分、 ３０、ＩＯＡ〜３０Ｇ・・・装飾部分。 ４０・・・延長部分。 特許出願人　森島プランニング株式会社代　理　人　弁
理士　山　１）文　雄 弁埋土　山　１）洋　資

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも２個所で分割可能かつ結合可能とされ、分割
   された各部分を交換可能としたことを特徴とする箸。