JPH0258260B2 - - Google Patents

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JPH0258260B2
JPH0258260B2 JP57129753A JP12975382A JPH0258260B2 JP H0258260 B2 JPH0258260 B2 JP H0258260B2 JP 57129753 A JP57129753 A JP 57129753A JP 12975382 A JP12975382 A JP 12975382A JP H0258260 B2 JPH0258260 B2 JP H0258260B2
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carbamate
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Rasuhoofuaa Uerunaa
Keenitsuhi Kurausu
Maiboruku Horugaa
Metsukeru Uarutaa
Tsuenaa Arumin
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Bayer AG
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    • C08G18/6415Macromolecular compounds not provided for by groups C08G18/42 - C08G18/63 having nitrogen

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、芳香族−および/または脂肪族イソ
シアネート基を含むNCO−プレアダクトにアル
カリ性加水分解を行い、得られたポリアミンに、
単純化された(simplified)仕上げ操作を行うこ
とにより、ウレタン基および/または尿素基およ
び/またはビウレツト基および/またはイソシア
ヌレート基、および好ましくはアルキレンエーテ
ル基、カーボネート基および/またはアセタール
基を含む脂肪族−および/または芳香族ポリアミ
ンを製造する方法の改良に関するものである。 前記方法により得られたポリアミンは、ポリウ
レタンの製造のために使用できる。 芳香族イソシアネートが、酸性加水分解操作に
より第1アミンに変換できることは公知である。
しかしながら、この反応は決して完全には進行し
ないものである。なぜならばこの加水分解操作の
実施中に生じたアミンがさらに未反応イソシアネ
ートと反応し、これに対応する尿素化合物が生成
するからである。この第2反応すなわち副反応
は、過剰量の強鉱酸を使用することによつてさえ
抑制できないものである。この反応の例は最近の
日本特許公報(JP−PS)第55007−827号に開示
されている。 独国特許公報(B)第1270046号には、芳香族ジイ
ソシアネートまたはトリイソシアネートとポリア
ルキレングリコールエーテルおよび/またはポリ
アルキレングリコールチオエーテル(好ましくは
分子量400−4000のもの)との反応生成物を、第
2または第3カルビノールと反応させ、そして其
後に不活性溶媒中で熱分解を行う(酸触媒の存在
下に行うのが好ましい)ことにより、ポリアルキ
レングリコールエーテル基(segments)を含む
第1芳香族アミンを製造する方法が開示されてい
る。この方法の欠点は、ウレタンの熱分解のとき
に易揮発性かつ可燃性のアルケンが生じ、このア
ルケンは空気との混合物の形で爆発することがあ
り、そのために、充分な事故防止手段を設ける必
要があることである。 独国特許公報(B)第1694152号には、ヒドラジン、
アミノフエニルエチルアミンまたは他のジアミン
と、ポリエーテルポリオールおよびポリイソシア
ネートのNCO−プレポリマーとを反応させるこ
と(NCO:NH比=1:1.5ないし1:5)によ
り、少なくとも2個の末端アミノ基を有する画定
された(defined)プレポリマーを製造する方法
が開示されている。この方法では、別個の工程に
おいて未反応アミンを注意深く除去しなければな
らない。なぜならば、未反応アミンはポリイソシ
アネートの反応を促進してこれをかなりの程度ま
で進行させるために加工(処理)時間(プロセシ
ングタイム)が短かくなり、かつ、それ自身が実
際に反応体として存在することになるからであ
る。 ウレタン基含有ポリアミンの別の合成方法が仏
国特許第1415317号明細書に記載されている。こ
の方法は、ウレタン基含有NCO−プレポリマー
を蟻酸で処理することによりN−ホルミル誘導体
に変換させ、次いでこれを加水分解して末端型の
芳香族アミン(すなわち、末端アミノ基を有する
芳香族アミン)を生成させることからなるもので
ある。また、独国特許公報(B)第1755907号記載の
方法に従つてNCO−プレポリマーと硫酸とを反
応させた場合にも、末端アミノ基含有化合物が得
られる。さらに、脂肪族第2および第1アミノ基
を有する比較的高分子量のプレアダクトは、独国
特許公報(B)第1215373号に記載の方法に従つて比
較的高分子量のヒドロキシル化合物とアンモニア
とを触媒の存在下に高温加圧条件下に反応させる
ことにより製造でき、あるいは米国特許第
3044989号明細書の方法に従つて比較的高分子量
のポリヒドロキシル化合物とアクリロニトリルと
を反応させ、次いで接触水素添加操作を行うこと
により製造できる。独国特許公報(A)第2546536号
および米国特許第3865791号明細書に記載の方法
によれば、NCO−プレポリマーと、ヒドロキシ
ル基を含むケチミン、アルジミンまたはエナミン
とを反応させ、次いで加水分解操作を行うことに
より、末端アミノ基とウレタン基とを有する比較
的高分子量の化合物が製造できる。 NCO基含有化合物(好ましくはNCO−プレア
ダクト)と、或選ばれた塩基〔好ましくは塩基の
水溶液;使用量は当量(NCO基準)または過剰
量〕とを混合し、得られたカルバメート塩(すな
わち、出発物質に対応するカルバメート塩)を当
量(使用された塩基基準)の強酸好ましくは鉱酸
で処理することにより、ウレタン基および/また
は尿素基および/またはビウレツト基および/ま
たはイソシアヌレート基を含有し、かつ任意的に
アルキレンエーテル基および/またはカーボネー
ト基および/またはアセタール基をも含有する画
定された第1芳香族または脂肪族ポリアミンが製
造できるという意外な事実が発見された。 本出願人が以前に出願した独国特許出願第P
29 48 419.3号(未だ公開されていない)明細書
には、ウレタン基および/または尿素基を有する
ポリアミンの製造方法において、末端イソシアネ
ート基含有化合物を加水分解し、この加水分解は
アルカリの存在下に行つてカルバメートを生成さ
せ、これに過剰量の鉱酸を添加することによつて
これを塩に変換させ(この反応はCO2の発生を伴
うものである)、余剰量の鉱酸を其後の工程にお
いて塩基の添加により中和し、かくして遊離され
たポリアミンを、それ自体公知の分離方法により
反応生成物から分離することを特徴とする製造方
法が記載されている。 本発明はこの方法の改良に関するものであつ
て、その利点は、仕上げ工程の費用を節減でき、
かつ塩量(salt load)を減少させることができ
ることである。この改良によつて、前記カルバメ
ートから二酸化炭素をずつと速やかに、かつ一層
完全に発生、脱去させることができるのである。 したがつて本発明は、脂肪族および/または芳
香族のNCO基を含み、かつウレタン基および/
または尿素基および/またはビウレツト基およ
び/またはイソシアヌレート基を含み、かつまた
任意的にアルキレンエーテル基および/またはカ
ーボネート基および/またはアセタール基を含む
化合物の加水分解により、ウレタン基および/ま
たは尿素基および/またはビウレツト基および/
またはイソシアヌレート基、ならびに任意的にア
ルキレンエーテル基および/またはカーボネート
基および/またはアセタール基を含む脂肪族およ
び/または芳香族第1ポリアミンを製造する方法
において、前記のNCO−基含有化合物を、水の
存在下に元素周期表第、第、第主族に属す
る元素を含む塩基および/または第4級アンモニ
ウムハイドロオキサイドと混合することにより該
化合物をカルバメートに変換させ、好ましくは、
この段階はアルカリ金属やアルカリ土類金属の水
酸化物の水溶液を用いて行い、そして、該ポリア
ミンを生成させるために、 (a) 前記カルバメートを、前記塩基の量と当量の
強酸と混合することにより遊離アミンに直接に
変換させ(この場合にはCO2の発生、脱去が伴
う)、かつ同時に、余剰量の塩基を、それに対
応する酸塩に変換させ、そして (b) 該遊離アミンを、それ自体公知の単離方法に
よつて単離することを特徴とする方法 に関するものである。 前記カルバメート溶液は種々の方法によつて強
酸と混合できるが、その混合方法の例として方法
(A)および(B)がある〔これらの方法の詳細は後記実
施例の前の文節に記載されている〕。 方法(A)では、実質的に当量の強酸を反応器に最
初に導入し、次いでカルバメート反応混合物を、
酸性化工程実施中に添加するのである。 方法(B)では、酸性化工程実施中にカルバメート
反応混合物と前記の酸とを相互に混合し、しかし
てこの混合を、単位時間当り実質的に同量〔バル
当量(val−quantities)単位〕の酸と塩基とが
相互に反応するように行うのである。 本発明に従つて製造できるウレタン基および/
または尿素基および/またはビウレツト基およ
び/またはイソシアヌレート基を含み、そして好
ましくはアルキレンエーテル基をも含むポリアミ
ンは、細胞質または非細胞質ポリウレタンプラス
チツクおよびポリウレタンフオームの製造原料と
して使用できるものであつて、しかしてこれらの
ポリウレタンは、たとえば、 (A) ポリイソシアネート、および (B) ポリアミン、および任意的に、 (C) イソシアネート基反応性基(すなわちイソシ
アネートと反応し得る基)を有する他種の低分
子量および/または比較的高分子量の化合物 を、任意的に、 (D) それ自体公知の添加剤および助剤の存在下に
反応させることに製造できる。本発明方法に従
つて製造されたポリアミンは、前記の成分(B)と
して使用できるものである。NCO−プレポリ
マーから製造された(B)型の芳香族ポリアミンを
使用するのが好ましい。 本発明方法に使用される芳香族基および/また
は脂肪族基を含むイソシアネート化合物は、たと
えばビウレツトポリイソシアネート、尿素ポリイ
ソシアネートまたはシアヌレートポリイソシアネ
ートである。しかしながら、水、および/または
高分子量または低分子量の、ヒドロキシル基およ
び/またはアミノ基および/またはチオール基を
有する化合物(分子量:約60ないし12000)と過
剰量のポリイソシアネートとを公知方法に従つて
反応させることにより得られるNCO−プレアダ
クト(すなわちNCO−プレポリマー)を使用す
るのが好ましい。この目的のために、一般に、反
応条件下に加水分解され得る基(NCO基を除く)
を有しない任意の脂肪族、環式脂肪族、芳香族お
よび複素環式族ポリイソシアネートが使用でき
る。このポリイソシアネートはたとえばW.ジー
フケンの論文〔「ユスツス・リービツヒズ・アン
ナーレン・デル・ヘミー」第562巻第75頁−第136
頁〕に記載されており、しかしてこのポリイソシ
アネートの例には次式 Q(NCO)o (ここにn=2ないし4、好ましくは2であり、
Qは炭素原子を2−18個、好ましくは6−10個有
する脂肪族炭化水素基、炭素原子を4−15個好ま
しくは5−6個有する環式脂肪族炭化水素基、炭
素原子を6−15個好ましくは6−13個有する芳香
族炭化水素基、または炭素原子を8−15個好まし
くは8−13個有する芳香−脂肪族炭化水素基を表
わす)を有するものがあげられ、そしてその具体
例として次の化合物があげられる:1,4−テト
ラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメ
チレンジイソシアネート、1,12−ドデカンジイ
ソシアネート;位置異性体(position isomers)
および/または立体異性体の混合物の形の環式脂
肪族ジイソシアネートたとえばシクロブタン−
1,3−ジイソシアネート、シクロヘキサン−
1,3−および−1,4−ジイソシアネート、1
−イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−
イソシアナトメチルシクロヘキサン;2,4−お
よび2,6−ヘキサヒドロトリレンジイソシアネ
ート、ヘキサヒドロ−1,3−および/または−
1,4−フエニレンジイソシアネート、パークロ
ロ−2,4′−および/または−4,4′−ジフエニ
ルメタンジイソシアネート。しかしながら、特に
適当なポリイソシアネートは芳香族ジイソシアネ
ートであつて、その例には次のものがあげられ
る:1,3−および1,4−フエニレンジイソシ
アネート、2,4−および2,6−トリレンジイ
ソシアネートおよびその異性体混合物、ジフエニ
ルメタン−2,4′−および/または−4,4′−ジ
イソシアネート(そのアルキル−および塩素置換
誘導体も包含する)、ナフチレン−1,5−ジイ
ソシアネート。 さらに、次のものも使用できる:3−メチル−
または3,3′−ジメチル−または3,3′−ジプロ
ピル−または3,3′−ジイソプロピル−または3
−メチル−3′−イソプロピル−または3,3′,
5,5′−(C1−C4)−テトラアルキル−または3,
3′−ジメチル−5,5′−ジイソプロピルジフエニ
ルメタン−4,4′−ジイソシアネート。 NCO−プレアダクトの製造のために有利に使
用できる他のポリイソシアネートは、硫黄含有ジ
イソシアネートである。なぜならば、これを使用
すると特に融点の低い最終生成物が得られるから
である。このジイソシアネートの例には次のもの
があげられる:2,4′−ジイソシアナト−3′−エ
チル−ジフエニルサルフアイド、2,4′−ジイソ
シアナト−3′−エチルチオ−ジフエニルサルフア
イド、2,4′−ジイソシアナト−5−エチルジフ
エニルサルフアイド、2,4′−ジイソシアナト−
5−イソプロピルチオジフエニルサルフアイド、
2−(2′−イソシアナトエチルチオ)−フエニルイ
ソシアネート、2−(6′−イソシアナトヘキシル
チオ)−フエニルイソシアネート、2−(2′−イソ
シアナトヘキシルチオ)−4−フエニルイソシア
ネート。 また、次のものも使用できる:トリフエニルメ
タン−4,4′,4″−トリイソシアネート;たとえ
ば英国特許第874430号および第848671号明細書に
記載の方法に従つてアニリンとホルムアルデヒド
とを縮合させ、次いでホスゲン化反応を行うこと
により得られる型のポリフエニルポリメチレンポ
リイソシアネート;米国特許第3454606号明細書
に記載の型のm−およびp−イソシアナトフエニ
ルスルホニルイソシアネート;たとえば独国特許
公報(B)第1157601号(および米国特許第3277138号
明細書)に記載の型のパークロル化アリールポリ
イソシアネート;米国特許第3492330号明細書記
載のノルボルナンジイソシアネート;たとえば米
国特許第3001973号、独国特許第1022789号、第
1222067号、第1027394号、第1929034号および第
2004048号明細書に記載の型のイソシアヌレート
基含有ポリイソシアネート;たとえばベルギー特
許第752261号、米国特許第3394164号および第
3644457号明細書に記載の型のウレタン基含有ポ
リイソシアネート;独国特許第1230778号明細書
に記載のアシル化尿素基含有ポリイソシアネー
ト;たとえば米国特許第3654196号明細書に記載
の型のテロメリゼーシヨン反応により製造された
ポリイソシアネート。アロフアネート基含有ポリ
イソシアネートも使用できるが、これはあまり好
ましいものではない。なぜならばこれはNCO/
カルバメート加水分解条件下にかなり著しく分解
するからである。一般に、たとえば下記の如き市
場で容易に入手できるポリイソシアネートを使用
するのが好ましい:2,4−および2,6−トリ
レンジイソシアネートおよびその異性体混合物
(“TDI”);アニリンをホルムアルデヒドと縮合さ
せ、次いでホスゲン化反応を行うことにより製造
された型のポリフエニルポリメチレンポリイソシ
アネート;ウレタン基、イソシアヌレート基また
は尿素基を含むポリイソシアネート(“変性ポリ
イソシアネート”)、特に、2,4−および/また
は2,6−トリレンジイソシアネートや、4,
4′−および/または2,4′−ジフエニルメタンジ
イソシアネートから導かれた型の変性ポリイソシ
アネート。トリレンジイソシアネート(TDI)が
特に好ましい。 NCO−プレアダクトの製造原料として好まし
い化合物は、400−12000の範囲内の分子量、特に
400−6000の範囲内の分子量を有し、かつ、少な
くとも2個、一層好ましくは2−4個、特に好ま
しくは2−3個のヒドロキシル基、アミノ基およ
び/またはチオール基(特に好ましくはヒドロキ
シル基)を有し、そして、“容易に加水分解し得
る基”(たとえばエステル基)を含まない化合物
である。この型の化合物の例にはポリアセター
ル、ポリチオエーテル、および特に、ポリウレタ
ン化学分野で普通に使用されているポリエーテル
(特に好ましくは、アルキレンエーテル基含有ポ
リエーテル)があげられる。適当なアルキレンエ
ーテル基は、−CH2・CH2・O−基、
【式】基および−(CH24・O−基で あり、しかして、もし所望ならば、これらの基を
“混合状態”で含む化合物も使用できる。 本発明に使用するに適した少なくとも2個、一
般に2−8個、好ましくは2−3個のヒドロキシ
ル基を有するポリエーテルは、それ自体公知の化
合物であつて、これはたとえば次の製法により製
造でき、すなわち、BF3の如きルイス触媒等の存
在下にエチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイド、テトラヒドロフラン、
スチレンオキサイドまたはエピクロロヒドリンの
如きエポキシドをそれ自体重合させること(同種
重合)により製造でき;あるいは、これらのエポ
キシド(好ましくはエチレンオキサイドおよびプ
ロピレンオキサイド)を、任意的に混合物の形で
使用するかまたは順次添加して、これらのエポキ
シドの付加反応を行うことによつて製造でき、し
かしてこの場合には、反応性水素原子を含む開始
剤成分(starter components)が使用されるが、
その例には次のものがあげられる:水、アルコー
ル、アンモニア、アミン、たとえばエチレングリ
コール、1,3−プロピレングリコール、1,2
−プロピレングリコール、トリメチロールプロパ
ン、グリセロール、ソルビトール、4,4′−ジヒ
ドロキシジフエニルプロパン、アニリン、エタノ
ールアミン、エチレンジアミン。たとえば独国特
許公報(B)第1176358号および第1064938号に記載の
型のサクローズポリエーテル、およびホルミトー
ルまたはホルモーズから出発して製造されたポリ
エーテル〔独国特許公報(A)第2639083号および第
2737951号〕もまた、本発明において使用できる。
多くの場合において、第1−OH基を多量含む型
のポリエーテル〔一層好ましくは、第1−OH基
を90重量%(ポリエーテル中に存在するOH基全
量基準)以下含むポリエーテル〕を使用するのが
好ましい。OH基含有ポリブタジエンもまた本発
明において使用できる。 ポリチオ−エーテルのうちでは、チオジグリコ
ール同志の縮合生成物および/またはチオジグリ
コールと他のグリコールとの縮合生成物もまた使
用できる。 ウレタン基または尿素基を既に含んでいるポリ
ヒドロキシル化合物も使用でき、また、非変性−
または変性天然ポリオールも使用できる。また、
本発明においては、アルキレンオキサイドとフエ
ノールホルムアルデヒド樹脂または尿素−ホルム
アルデヒド樹脂との付加物(付加生成物)も使用
できる。 前記のポリヒドロキシル化合物はその使用前に
種々の方法により変性できる。たとえば独国特許
公報(A)第2210839号(または米国特許第3849515号
明細書)および独国特許公報(A)第2544195号に記
載の方法により、種々のポリヒドロキシル化合物
の混合物に、強酸の存在下にエーテル化反応(縮
合反応)を行うことにより縮合生成物が得られ、
すなわち、エーテル橋により相互に結合せしめら
れた種々のセグメントを有する比較的高分子量の
ポリオール(すなわち縮合生成物)が得られる。
また、たとえば独国特許公報(A)第2559372号に記
載の方法に従つてポリヒドロキシル化合物にアミ
ノ基を導入することもできる。 本発明において有利に使用できる前記化合物の
例は、たとえば次の刊行物に記載されている:
「ハイ・ポリマーズ、第巻、ポリウレタン
ズ・ケミストリ・アンド・テクノロジー」サウン
ダー−フリシユ編、インターサイエンス・パブリ
ツシヤー・ニユーヨーク・ロンドン、Vol.、
(1962年)第32頁−第42頁、第44頁−第54頁;
Vol.(1964年)第5頁−第6頁、第198頁−第
199頁;「クンストストツフ−ハンドブツフ」第
巻、ビーウエグ−ホヒトレン編、カール−ハンザ
ー−フエルラーグ・ムニヒ(1966年)のたとえば
第45頁−第71頁。少なくとも2個のイソシアネー
ト反応性水素原子を有する分子量400−12000の前
記化合物の混合物、たとえば種々の種類のポリエ
ーテルの混合物もまた勿論使用できる。 本発明方法に使用されるNCO−プレアダクト
の製造原料として、たとえば所定の使用割合での
み使用され得る原料成分もあるが、これは、少な
くとも2個のイソシアネート反応性水素原子を含
む分子量18−399、好ましくは60−399の化合物で
ある。この化合物の例には次のものがあげられ
る:水および/またはヒドロキシル基含有化合物
および/またはアミノ基含有化合物および/また
はチオール基含有化合物。好ましい化合物は、ポ
リウレタン化学分野において連鎖伸長剤または架
橋剤として広く使用されているヒドロキシル基含
有化合物である。この化合物は、一般にイソシア
ネート反応性水素原子を2−8個好ましくは2−
4個含むものである。 この場合にもまた、少なくとも2個のイソシア
ネート反応性水素原子を含む分子量18−399の
種々の化合物の混合物も使用できる。 この化合物の例には次のものがあげられる:
水、エチレングリコール、1,2−および1,3
−プロピレングリコール、1,4−および2,3
−ブチレングリコール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−
ビス−ヒドロキシメチルシクロヘキサン、2−メ
チル−1,3−プロパンジオール、ジブロモブタ
ンジオール(米国特許第3723392号明細書)、グリ
セロール、トリメチロールプロパン、1,2,6
−ヘキサントリオール、トリメチロールエタン、
ペンタエリスリトール、マニトール、ソルビトー
ル、ジアンヒドロマニトール、ジアンヒドロソル
ビトール、ヒマシ油、ジ−、トリ−およびテトラ
−エチレングリコール、ジ−、トリ−およびテト
ラ−プロピレングリコール、ジブチレングリコー
ル、およびそれより高級な分子量399以下のポリ
エチレン−、ポリプロピレン−およびポリブチレ
ングリコール、4,4′−ジヒドロキシジフエニル
プロパン、ジヒドロキシメチルハイドロキノン、
エタノールアミン、ジエタノールアミン、N−メ
チルジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、3−アミノプロパノール、ジヒドロキシメチ
ルレゾルシノール。 他の適当な低分子量ポリオールの例として、次
のものがあげられる:触媒としての金属化合物の
存在下に、かつ、共触媒としての“エンジオール
生成能を有する化合物”の存在下に、ホルムアル
デヒドハイドレートの自動縮合により得られる型
のヒドロキシアルデヒドと、ヒドロキシケトンと
の混合物(ホルモーズ)や、その還元反応により
得られる多価アルコールの混合物(ホルミトー
ル)〔独国特許公報(A)第2639084号、第2714084号、
第2714104号、第2271186号、第2738154号および
第2738512号〕。 本発明において使用するのに適した脂肪族ジア
ミンの例には次のものがあげられる:エチレンジ
アミン、1,4−テトラメチレンジアミン、1,
6−ヘキサメチレンジアミン、1,12−ドデカメ
チレンジアミンおよびその混合物、1−アミノ−
3,3,5−トリメチル−5−アミノメチルシク
ロヘキサン(イソホロンジアミン)、2,4−お
よび2,6−ヘキサヒドロトリレンジアミンおよ
びその混合物、パーヒドロ−2,4′−および4,
4′−ジアミノジフエニルメタン、p−キシリレン
ジアミン、ビス−(3−アミノプロピル)−メチル
アミン、ジアミノパーヒドロ−アンスラセン〔独
国特許公報(A)第2638731号〕、独国特許公報(A)第
2614244号に記載の環式脂肪族トリアミン。ヒド
ラジンおよび置換ヒドラジンたとえばメチルヒド
ラジンもまた本発明において使用できる。 芳香族ジアミンの例には次のものがあげられ
る:独国特許公報(A)第1770525号および第1809172
号(または米国特許第3654364号および第3736295
号明細書)に記載のエーテル基含有ジアミン;非
置換または5−位置に置換基を有する2−ハロゲ
ン−1,3−フエニレンジアミン〔独国特許公報
(A)第2001772号、第2025896号および第2065869
号〕;3,3′−ジクロロ−4,4′−ジアミノジフ
エニルメタン、トリレンジアミン、4,4′−ジア
ミノジフエニルメタン、4,4′−ジアミノジフエ
ニルジサルフアイド〔独国特許公報(A)第2404976
号〕、ジアミノジフエニルジチオエーテル〔独国
特許公報(A)第2509404号〕;アルキルチオ基で置換
された芳香族ジアミン〔独国特許公報(A)第
2638760号〕;スルホネート基またはカルボキシレ
ート基を含む芳香族ジアミン〔独国特許公報(A)第
2720166号〕;独国特許公報(A)第2635400号に記載
の高融点ジアミン。脂肪−芳香族ジアミンの例に
は、独国特許公報(A)第2734574号に記載のアミノ
アルキルチオアニリンがあげられる。 遊離(free)イソシアネート基を含むNCO−
プレアダクトは、公知方法に従つて各反応体をメ
ルトまたは溶液中で反応させることにより製造で
きる。いずれの場合においても、NCO基対活性
水素原子(好ましくはOH基)の当量比は1より
大きく、一般に1.5:1および2.8:1の範囲内の
値であるべきである。ポリイソシアネートを大過
剰量(たとえば4:1)使用することも勿論可能
である。このプレアダクトの稠度は、使用された
原料成分の種類に左右されて種々変わるが、一般
に油ないしロウ程度の稠度である。NCO対OHの
比率が2より大きい場合には、一般に無伸長型の
(non−extended)プレアダクトが得られ、一方、
NCO/OHの比率を2より小さくすると、プレア
ダクトの平均分子量が増加する。既に説明したよ
うに、このプレポリマーの製造の場合には、比較
的高分子量の原料化合物に加えて、低分子ポリオ
ールを連鎖伸長剤として使用することも可能であ
る。この場合には、比較的高分子量のプレアダク
トも得られる。 本発明方法において有利に使用できるNCO−
プレアダクトは、次の製法により製造されたプレ
アダクトであり、すなわち、比較的高分子量のポ
リエーテルグリコール、ポリカーボネートおよ
び/またはポリアセタール(これらは、加水分解
反応に対して比較的安定であり、かつ比較的高分
子量のポリヒドロキシル化合物として使用され得
る)、および任意的に既述の型の連鎖伸長剤を使
用して、かつ脂肪族および/または芳香族ジイソ
シアネートも使用して、前記当量比を1:1.5な
いし1:2.8、好ましくは約1:1.9ないし約1:
2.1の値にして、かつ全原料成分の混合物の全官
能度が4を越えない値になるようにして製造され
たNCO−プレアダクトである。 本発明方法では、NCO基含有化合物(好まし
くはNCO−プレアダクト)と、塩基の水溶液ま
たは塩基の溶液(溶媒は水とNCO−不活性溶媒
との混合物)とを撹拌下に5分ないし6時間、好
ましくは30分ないし2時間混合するのがよい。こ
の場合の調質(tempering)は約0−70℃、好ま
しくは0−40℃、一層好ましくは10−25℃におい
て行い、塩基の濃度は、“水または水/NCO−不
活性溶媒混合物5−20重量部当り塩基1重量部”
という値にするのが好ましい。NCO−化合物お
よび塩基を連続的に混合する場合には、高性能混
合装置を用いて所定量のこれらを非常に速やかに
混合するのがよい。 NCO基含有化合物は純粋型形態のものを使用
するのが好ましい。しかしながら、NCO基含有
化合物を適当なNCO−不活性溶媒に溶かして使
用することもできる。この溶媒は、水と混和し得
るものであることが好ましい(たとえばジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン)。
この場合には、NCO基含有化合物はその溶液の
形で、塩基溶液中に導入することができる。 NCO基含有化合物が液状物である場合および
10−90℃の範囲内の温度において液化し得るもの
である場合には、これは純粋な形で使用するのが
好ましい。 NCO基含有化合物が約10−90℃の温度におい
て固体である場合には、これは、溶解された形で
使用するのが好ましい。 NCO−プレアダクトを、NCO−不活性溶媒に
溶かしてなる溶液の形で使用する場合には、たと
えば溶媒100部当りNCO−プレアダクトが1−
400部使用できる。 NCO基含有化合物およびその溶液は、その反
応速度を増加させかつ塩基溶液中での微細分散度
を一層増すために、45−70℃の温度において調質
(テンパリング)を行うのが好ましい。NCO−プ
レアダクト溶液を使用する場合には、これを45−
70℃の温度に、ただし、せいぜい溶媒の沸騰温度
に相当する温度に加熱するのがよい。上記の範囲
内の温度においては不融不溶性であるNCO基含
有化合物は、非常に細かく分割された形、すなわ
ち微細粉末状固体の形で使用できる。 本発明方法において“塩基”として使用され得
るものは、元素周期表第、第および第主族
の元素の酸化物または水酸化物、および/または
第4級アンモニウムハイドロオキサイドである
(本明細書ではこれらの物質を“塩基”と略称す
る)。 これらの塩基の例にはアルカリ金属およびアル
カリ土類金属の水酸化物、アルカリ金属アルミネ
ート、アルカリ土類金属の酸化物(たとえば酸化
カルシウム)やテトラアルキルアンモニウムハイ
ドロオキサイドがあげられる。次のものを用いる
のが好ましい:ヒドロキシルイオン含有塩基たと
えばアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウム、
テトラアルキルアンモニウムハイドロオキサイド
(たとえばテトラメチルアンモニウムハイドロオ
キサイド)。ただしこれらの塩基は、充分高い水
中溶解度を有して水溶液を形成し得るものである
べきである。ヒドロキシルイオン含有溶液とし
て、アルカリ金属水酸化物の溶液を用いるのが一
層好ましく、水酸化ナトリウムおよび−カリウム
の溶液が特に好ましい。 塩基の使用量は一般にNCO基1当量当り0.3−
2.0当量である。好ましくは塩基の使用量は、反
応完了後に若干量の遊離塩基が残存し得るような
量である。アルカリ金属水酸化物等の塩基を使用
する場合には、NCO/OH の比率が1:1.01な
いし1:2、好ましくは1:1.2ないし1:8、
一層好ましくは1:1.4ないし1:1.6になるよう
にするのがよい。 しかしながら、OH イオンを、化学量論的量
(NCO基の量を基準とする)よりも少ない量使用
することも可能である。この場合には、尿素基で
プレ伸長された生成物(pre−extended
products)が得られ、しかしてこの生成物は或種
の使用分野で有利に使用できるものである。この
ような場合には、たとえばOH /NCO≧0.3:
1であつてよい。 反応混合物の均質度の改善のために、標準的な
市販乳化剤を0.05−1重量部、好ましくは約0.1
−0.5重量部(反応混合物100部当り)添加でき
る。 NCO−プレアダクトの添加後に、撹拌を10−
25℃において約15−180分間続けるのが好ましい。
このカルバメート反応混合物を其後に酸で処理す
る。この酸処理はたとえば下記の2つの方法(A)お
よび(B)のいずれかに従つて実施できる。 方法(A) 前記のカルバメート反応混合物を酸成分に滴下
するのである。 使用される酸は強酸であつて、たとえば鉱酸お
よびその水溶液が使用でき、その具体例には塩
酸、硫酸、希硝酸、燐酸があげられる。強有機酸
も使用でき、たとえばシユウ酸、蟻酸または酢酸
が使用でき、また、少なくとも酢酸と同程度の強
度を有する強有機酸も使用できる。塩酸や硫酸を
使用するのが好ましく、硫酸を使用するのが特に
好ましい。反応器に最初に導入される酸の温度
は、0−20℃であることが有利である。カルバメ
ート反応混合物は撹拌下に1分−6時間を要し
て、好ましくは30分−2時間を要して滴下するの
がよく、そしてこのときの反応混合物は外部冷却
手段により25℃より低い温度に保つのがよい。カ
ルバメート反応混合物の滴下所要時間は、滴下時
に直ちに始まるガス発生の強さに左右されて種々
変わるであろう。 酸対塩基の比率(当量比)は約1:1とし、換
言すればOH イオン1バル(val)当りプロト
ン1バルとするのがよい〔すなわち、実質的に同
量(当量値として)使用するのがよい〕。この操
作により反応混合物は中性ないし塩基性になる
が、この塩基性の強さは、当該アルカリ塩と芳香
族または脂肪族アミノ化合物との混合物のPH値に
相当する“強さ”である。其後に反応混合物を20
℃においてさらに5−30分間撹拌する。 液状アミノ化合物の場合には、仕上げ操作はた
とえば次の如く実施できる。蒸留操作(たとえば
圧力15−700トル、浴温40−150℃)により揮発性
留分を反応混合物全体から除去し、沈澱した塩類
フラクシヨンを別し、(この過はたとえば加
熱加圧フイルターを用いて行う)、得られたアミ
ン含有生成物に、其後に、たとえば圧力0.013−
20ミリバール、温度80−150℃において2時間蒸
留操作を行つて該アミン含有生成物から微量の揮
発性成分を除去することにより該生成物が精製で
きる。 アミノ化合物が固定の形で蓄積状態で得られた
場合には、これを別し、そして必要に応じて標
準的な精製方法に従つて精製し、たとえば再結
晶、溶解、再沈澱の如き精製操作を行うことがで
きる。 方法(B) 方法(B)は一般に方法(A)より好ましい方法であ
る。 方法(B)では、或共通の反応帯域にカルバメート
成分および酸成分を別々に導入する。この操作
は、同量(バル量として)のOH −イオン(ま
たは第3アミノ基)とプロトンとが前記反応器に
同時に到達するように行うのが好ましく、これに
よつて、反応成分間の量的アンバランスを避ける
ことができる。この添加操作は、目盛付
(graduated)滴下漏斗、ピストン型メータリン
グポンプまたは他の供給装置を用いて実施でき
る。 残留物の処理のときの温度範囲(測定値)や仕
上げ方法は、前記の方法(A)の場合と同様である。
反応時間は方法(A)の場合と同じであつてよいが、
適当な混合器の中で前記の両成分を非常に速やか
に混合して反応させることもでき(所要時間は、
秒単位またはそれ以下の単位の非常に短かい時間
である)、しかしてこれは好ましい実施態様であ
り、かつまた、連続操作方法の1態様でもある。 本発明に従つて得られるポリアミンは蒸気圧が
低いために、これは、ポリウレタンプラスチツク
(細胞状プラスチツクも包含する)の製造のとき
に、ポリイソシアネートと反応させるための反応
体として使用するのが好ましい。この目的のため
に、これは、イソシアネート反応性基を有する比
較的低分子量の化合物(分子量32−399)およ
び/または比較的高分子量の化合物(分子量約
400−12000)と混合できる。適当なポリウレタン
製造原料(原料成分ともいう)やプレポリマー製
造原料は既述の文献および次の文献に記載されて
いる:独国特許公報(A)第2302564号、第2432764号
(または米国特許第3963679号明細書)、独国特許
公報(A)第2639083号、第2512385号、第2513815号、
第2550796号、第2550797号、第2550833号、第
2550860号、第2550862号。ポリウレタンの製造の
ときに任意成分として使用される助剤や添加剤に
関する説明も、これらの文献に記載されている。
また、本発明に従つた改良方法で製造されたポリ
アミンを使用してポリウレタン尿素を製造するこ
とも可能である。 本発明に従つて製造されたポリアミンはまた、
たとえばジアゾ染料のカツプリング成分として使
用でき、また、エポキシド系またはフエノール系
樹脂の硬化剤としても使用でき、かつまた公知の
アミン関与反応(たとえばアミド形成反応やイミ
ド形成反応)のときにも使用できる。 本発明方法を一層具体的に例示するために、次
に実施例を示す。実施例中に記載の「部」および
「%」は、特に断わらない限りそれぞれ「重量部」
および「重量%」を表わす。 例 1 1.1 カルバメートの製造 水1.1中に水酸化カリウム88g(1.57モル)
およびメルソラート(Mersolat)(R)−H〔表
面活性剤(乳化剤)であるC10−C18長鎖アルキ
ルスルホネートの市販品の商品名〕1.1gを含
んでなる溶液を、反応器に最初に入れ、氷浴を
用いて外部から冷却した。2,4−トリレンジ
イソシアネートおよびポリプロピレングリコー
ルエーテル(平均分子量2000)から製造された
プレアダクト(NCO値4%)1.1Kgを、60分間
を要して滴下した。内部温度(反応器内の温
度)は18−23℃に保つた。20℃において45分間
撹拌した後に、メタノール1を添加して反応
混合物の粘度を低下させた。 1.2 アミンの製造〔方法(A)〕 濃塩酸155g(HCl=1.57モル)を水150mlに
て溶かしてなる溶液に、前記カルバメート反応
混合物を、60分間を要して滴下した。この滴下
は、烈しい撹拌下に内部温度を20−23℃に保ち
ながら行つた。二酸化炭素が22発生した(理
論量の93.6%)。蒸留操作を行う(最初は20ミ
リバール/100℃において、次いで0.13ミリバ
ール/100℃において行う)ことにより、当該
2相溶液から溶媒を除去した。沈澱した塩化カ
リウムを別した。油状液は硝酸銀溶液(溶
媒は硝酸)に対して全く反応しなかつた。 生成物のデーター NH価〔KOH(mg)/g〕 41.8(理論値48.8) 酸価〔KOH(mg)/g〕 0.9 分子量 2600(理論値2296) 含水量(%) 0.04 粘度η(mPa・s;75℃) 418 収量(g) 1043(理論値の93%) 例 2 2.1 カルバメートの製造 50%水酸化カリウム溶液204g(1.82モル)、
水1.4およびメルソラート(R)H1.5g(前
記の水に溶解して使用)からなる氷冷混合物
を、反応器に最初に導入した。トリレン−2,
4−ジイソシアネートとポリプロピレングリコ
ールエーテル(平均分子量2000)とから製造さ
れたNCO−プレアダクト(NCO値3.4%)1.5
Kgを、60分間を要して添加した(OH :NCO
の比率=1.5)。なお、このNCO−プレアダク
トは予め60℃に加熱してから使用した。NCO
−アダクト添加操作実施中は内部温度を18−22
℃に保つた。次いで反応混合物を20℃において
20分間撹拌した。 2.2 アミンの製造〔方法(B)〕 前記の反応混合物1Kgをメタノール1で希
釈して、適当な滴下漏斗(A)に入れた。 96%硫酸29.9gを水150mlで希釈して、適当
な滴下漏斗(B)に入れた。 両方の滴下漏斗(A)および(B)から、水100ml
(撹拌媒質として使用)が入つている反応器に
同時に滴下して、15分間で両方の漏斗を空にし
た。この滴下は、塩基および酸が単位時間当り
同量(バル当量として)滴下されるような滴下
速度で行つた。反応器は、内部温度が20−25℃
になるような程度に冷却した。二酸化炭素が自
然に烈しく発生し、しかして二酸化炭素の発生
量の測定値は8.8であつた(理論値の100%)。
この2相反応混合物に蒸留操作を最初に200ミ
リバール/100℃において行い、次いで0.13ミ
リバール/100℃において行つて水およびメタ
ノールを留去させ、其後に吸引過を行つて硫
酸ナトリウムを除去した。液は硫酸イオンを
含んでいなかつた(バライト試験)。 生成物の実験データー 収量(g) 430(理論値の91%) NH価〔KOH(mg)/g〕 44.3(理論値48.8) 酸価〔KOH(mg)/g〕 0.1 分子量 2500(理論値2296) 粘度η(mPa・s;75℃) 414 含水量(%) 0.01 例 3 3.1 カルバメートの製造 水酸化カリウム37.29g(0.666モル)および
メルソラート(R)H0.2gを水850mlに溶かし
て作つた溶液を、反応器に最初に導入した。反
応器は氷浴で外部冷却した。4,4′−ジイソシ
アナトジフエニルメタンと“プロピレン−グリ
コールから出発して作つた混合ポリエーテル”
(すなわち、エチレンオキサイドとプロピレン
オキサイドとの混合ポリエーテル(平均分子量
4000)とから製造されたNCO−プレポリマー
(NCO値1.86%)1Kgを、70分間を要して撹拌
下に滴下した(OH :NCOの比率=1.5)。こ
のNCO−プレポリマーは予め50℃に加熱して
から使用した。NCO−プレポリマー滴下操作
実施中は内部温度を15−20℃に保つた。反応混
合物を20℃において20分間撹拌した後に、これ
をエタノール600mlで希釈した。 3.2 アミンの製造〔方法(B)〕 前記の反応混合物を適当な滴下漏斗(A)に入れ
た。 濃塩酸65.7g(塩化水素0.666モル)を水350
mlで希釈して、適当な滴下漏斗(B)に入れた。 両方の滴下漏斗(A)および(B)から、水150mlを
含む反応器に35分間を要して滴下を行い、両方
の漏斗を同時に空にした。この滴下は、酸およ
び塩基が単位時間内に同量(バル当量として)
滴下されるような速度で行つた。反応器は、内
部温度が20−25℃になるように冷却した。二酸
化炭素が自然に烈しく発生し、このCO2の発生
量の測定値は9.4であつた(理論値の94.5
%)。水およびエタノールを留去させ(この蒸
留は、最初は20ミリバール/100℃において行
い、次いで0.26ミリバール/100℃において行
つた)、次いで、この2相反応混合物から吸引
過により塩化カリウムを除去した。液には
塩酸イオンは含まれていなかつた(硝酸銀試
験)。 生成物のデーター 収量(g) 950(理論値の96%) 酸値〔KOH(mg)/g〕 0.4 粘度η(mPa・s;75℃) 1350 NH価〔KOH(mg)/g〕 24.0(理論値25.2) 分子量 4700(理論値4448) 含水量(%) 0.2 例 4 4.1 カルバメートの製造 水酸化カリウム38.63g(0.69モル)および
メルソラート(R)H0.5gを水に溶かして作
つた溶液を、反応器に最初に導入し、氷浴で冷
却した。トリメチロールプロパンを原料として
用いて製造されたポリプロピレン/ポリエチレ
ン−ブロツク−コポリエーテル(copolyether)
トリオール(平均分子量6000)と、2,4−ト
リレンジイソシアネートとから作られた薄層化
(thin−layered)NCO−プレアダクト(NCO
値1.93%)1Kgを、撹拌下に40分間を要して滴
下した。このNCO−プレアダクトは予め65℃
に加熱してから使用した。滴下操作実施中は内
部温度を18−22℃に保つた。反応混合物を20℃
において60分間撹拌した後に、これを撹拌下に
イソプロパノール500mlで希釈した。 4.2 アミンの製造〔方法(B)〕 前記の反応混合物を適当な滴下漏斗(A)に入れ
た。 96%硫酸35.22g(H2SO4=0.345モル)を水
300mlで希釈して、適当な滴下漏斗(B)に入れた。 両方の滴下漏斗(A)および(B)から反応器(水
100mlを含むもの)に90分間を要して滴下し、
これらの漏斗を同時に空にした。この滴下は、
酸および塩基を単位時間当り同量(バル当量と
して)滴下できるような滴下速度で行つた。反
応器は、内部温度が30℃を越えないように冷却
した。二酸化炭素の発生が自然に始まり、この
CO2の発生量の測定値は25.8(理論値の99
%)。水およびイソプロパノールを留去させ
(この蒸留は、最初20ミリバール/100℃におい
て行い、次いで0.067ミリバール/100℃におい
て行う)、硫酸カリウムを吸引過により当該
2相反応混合物から除去し、液を0.27ミリバ
ール/100℃において蒸留してそこから微量の
揮発性成分を除去した。 生成物のデーター 収量(g) 980(理論値の100%) 酸値〔KOH(mg)/g〕 0.42 粘度η(mPa・s;75℃) 952 NH価〔KOH(mg)/g〕 23.5(理論値26.1) 分子量 7100(理論値6444) 含水量(%) 0.31 例 5 5.1 カルバメートの製造 水酸化ナトリウム47.71g(NaOH1.19モル)
およびメルソラート(R)H0.6gを水500mlに
溶かして作つた溶液を、反応器に最初に導入し
た。プロピレン−グリコール−原料から製造さ
れたポリプロピレングリコールエーテル(平均
分子量2000)と2,4−トリレンジイソシアネ
ートとから製造された薄層化NCO−プレポリ
マー(NCO値3.58%)1Kgを、撹拌下に165分
間を要して滴下した(OH :NCOの比率=
1.4:1)。このNCO−プレポリマーは、予め
55℃に加熱しておいてから使用した。前記滴下
操作実施中は内部温度を15−20℃に保つた。反
応混合物を20℃において45分度撹拌した後に、
これをジオキサン500mlで希釈した。 5.2 アミンの製造〔方法(A)〕 85%燐酸90.85g(H3PO40.595モル)を水
150mlで希釈して、反応器に最初に導入した。
前記のカルバメート反応混合物を撹拌下に120
分間を要して添加した。この添加操作実施中は
温度を25℃より高く上昇させないようにした。
二酸化炭素が18.6(理論値の97.5%)発生し
た。ジオキサンおよび水を当該2相反応混合物
から留去させた(この蒸留は20ミリバール/
100℃において行つた)。次いで0.13ミリバー
ル/100℃において蒸留を行つて残存揮発性成
分を除去し、そして吸引過により燐酸ジナト
リウム(Na2HPO4)を除去した。 生成物のデーター 収量(g) 975(理論値の100%) NH価〔KOH(mg)/g〕 47.1(理論値48.8) 酸価〔KOH(mg)/g〕 0.7 分子量 2400(理論値2296) 含水量(%) 0.14 粘度η(mPa・s;75℃) 389 例 6 6.1 カルバメートの製造 水酸化ナトリウム71.23g(NaOH1.78モル)
を水1に溶かしてなる水溶液を、反応器に最
初に導入した。2,4−トリレンジイソシアネ
ート(80%)と2,6−トリレンジイソシアネ
ート(20%)との混合物と、ポリプロピレング
リコールエーテル(平均分子量1000)とから製
造された薄層化NCO−プレポリマー(NCO値
6.23%)1Kgを、撹拌下に120分間を要して滴
下した(NCO:OH の比率=1:1.2)。この
NCO−プレポリマーは、前もつて70℃に加熱
しておいてから使用した。滴下操作実施中は内
部温度を15−20℃に保つた。反応混合物を20℃
において30分間撹拌した後に、これをメタノー
ル1で希釈した。 6.2 アミンの製造〔方法(B)〕 前記の反応混合物を適当な滴下漏斗(A)に入れ
た。 96%硫酸90.85g(H2SO40.88モル)を水500
mlで希釈して、適当な滴下漏斗(B)に入れた。 滴下漏斗(A)および(B)の両者から、水100mlを
含む反応器に同時に滴下し、90分間を要して両
方の漏斗を同時に空にした。この滴下は、酸と
塩基とが単位時間内に同量(バル当量として)
滴下できるような滴下速度で行つた。反応器
は、内部温度が30℃を越えないように冷却し
た。二酸化炭素の激列な発生が直ちに始まり、
CO2が83.2(理論量の96.3%)捕集された。
ガス発生終了後に水およびメタノールを留去さ
せ(蒸留条件:100℃/20ミリバール)、硫酸ナ
トリウムをこの2相反応混合物から吸引過に
より除去し、そして液から残存揮発性成分を
留去させた(蒸留条件:0.33ミリバール/100
℃)。 生成物のデーター 収量(g) 950(理論値の99%) NH価〔KOH(mg)/g〕 71.3(理論値86.4) 酸価〔KOH(mg)/g〕 0.4 分子量 1600(理論値1296) 粘度η(mPa・s;75℃) 790 例 7 7.1 カルバメートの製造 水酸化ナトリウム180.8g(NaOH4.52モル)
およびメルソラート(R)H0.8gを水1に
溶かして作つた溶液を、反応器に最初に入れ
た。NCO−プレポリマーをジオキサン1000ml
中に溶かして作つた溶液1Kgを30℃に加熱し、
次いでこれを撹拌下に120分間を要して添加し
た。このNCO−プレポリマーは、1,6−ジ
イソシアナトヘキサンとトリプロピレングリコ
ールとからなる薄層化NCO−プレポリマーで
あつた(NCO値14.6%)(OH :NCOの比率
=1.3:1)。添加操作実施中は内部温度を15−
20℃に保つた。次いで反応混合物を25℃におい
て45分間撹拌した。 7.2 アミンの製造〔方法(B)〕 前記の反応混合物を適当な滴下漏斗(A)に入れ
た。 96%硫酸233.1g(H2SO42.26モル)を希釈
して全量1として、適当な滴下漏斗(B)に入れ
た。 滴下漏斗(A)および(B)の両者から、水100mlを
含んでいる反応器に150分間を要して滴下を行
い、両方の漏斗を同時に空にした。この滴下
は、酸と塩基とが単位時間当り同量(バル当量
として)滴下されるような滴下速度で行つた。
反応器は、内部温度が25℃を越えないように冷
却した。激烈なガス放出があり、二酸化炭素が
190(理論値の98%)発生した。この2相反
応混合物からジオキサンおよび水を留去させた
が、この蒸留操作は最初は20ミリバール/100
℃において行ない、次いで0.13ミリバール/
100℃において行つた。其後に塩類をアミン生
成物から過により分離した。 生成物のデーター 収量(g) 900(理論値の99%) NH価〔KOH(mg)/g〕 189(理論値194) 分子量 600(理論値577) 粘度(mPa・s;75℃) 260 含水量(%) 0.25 酸価〔KOH(mg)/g〕 0.28

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 芳香族および/または脂肪族NCO基含有化
    合物の加水分解により、ウレタン基および/また
    は尿素基および/またはビウレツト基および/ま
    たはイソシアヌレート基、ならびに任意的にアル
    キレンエーテル基および/またはカーボネート基
    および/またはアセタール基を含む脂肪族およ
    び/または芳香族第1ポリアミンを製造する方法
    において、前記のNCO基含有化合物を、水の存
    在下に元素周期表第、第、第主族に属する
    元素を含む塩基および/または第4級アンモニウ
    ムハイドロオキサイドと混合することにより該化
    合物をカルバメートに変換させ、そして、該ポリ
    アミンを生成させるために、 (a) 前記カルバメートを、前記塩基の量と当量の
    強酸と混合することにより遊離アミンに直接に
    変換させ、かつ同時に余剰量の塩基を、それに
    対応する酸塩に変換させ、そして (b) 該遊離アミンを、それ自体公知の単離方法に
    よつて単離することを特徴とする製造方法。 2 酸性化操作実施中にカルバメート反応混合物
    を、前もつて導入された当量の酸に添加すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 カルバメート反応混合物と酸とを、単位時間
    当り同量(バル当量として)の前記の酸と塩基と
    が相互に反応するように、相互に混合することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 カルバメート生成操作実施中における塩基と
    NCO基との当量比が0.3:1ないし2:1である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項−第3項
    のいずれかに記載の方法。 5 カルバメート生成操作実施中に、水性塩基を
    5−50重量%水溶液または水性混合物の形で使用
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項−第
    4項のいずれかに記載の方法。 6 カルバメート生成操作実施中に、少なくとも
    1種の乳化剤化合物を、0.05−1重量部(反応混
    合物100重量部当り)添加することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項−第5項のいずれかに記載
    の方法。 7 加水分解工程のための出発物質として使用さ
    れるNCO基含有化合物が、ヒドロキシル基を2
    −3個有する平均分子量400−6000のポリエーテ
    ルと、任意成分としての分子量62−399のポリオ
    ールと、ポリイソシアネートとのNCOプレアダ
    クトであり、そしてそのNCO:OH比は1.5:1
    ないし2.8:1であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項−第6項のいずれかに記載の方法。 8 ポリイソシアネートとして、トリレンジイソ
    シアネートを使用するかまたはトリレンジイソシ
    アネートの異性体類の混合物を使用することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項−第7項のいずれ
    かに記載の方法。
JP57129753A 1981-07-29 1982-07-27 Nco基含有化合物のアルカリ性加水分解によるポリアミンの単純化された製法 Granted JPS5841857A (ja)

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