JPH02577Y2 - - Google Patents

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JPH02577Y2
JPH02577Y2 JP1984164219U JP16421984U JPH02577Y2 JP H02577 Y2 JPH02577 Y2 JP H02577Y2 JP 1984164219 U JP1984164219 U JP 1984164219U JP 16421984 U JP16421984 U JP 16421984U JP H02577 Y2 JPH02577 Y2 JP H02577Y2
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JP
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panel
heating element
aerated concrete
lightweight aerated
indoor
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JP1984164219U
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JPS6179110U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、幅射暖房パネルに関するものであ
る。
「従来技術」 居住性の向上と住生活における省エネルギー化
を進めるために、各種住住宅構成材や設備機器に
は様々な改善がなされている。このような背景の
中で、構造耐力や耐火性、および、遮音性、断熱
性等の多くの機能を1つの素材で兼ね備えうる多
機能素材として、軽量気泡コンクリートが登場
し、多用され始めるとともに、太陽エネルギーを
利用する省エネルギー機器の1つとして、近年、
起電力および信頼性の向上している太陽電池を利
用した電気設備が注目を集めている。そして、近
時では、更に合理的に居住性や省エネルギー化を
進めるために、これらの構成材や設備の効率的利
用が図られている。
「考案の目的」 本考案は上記背景に基づくとともに軽量気泡コ
ンクリートの優秀な断熱性に着目してなされたも
ので、少ないエネルギーコストで屋内の幅射暖房
ができるとともに、製造コストが安く、製造も容
易な幅射暖房パネルを提供することを目的とす
る。
「目的を達成するための手段」 本考案は、家屋の外壁を構成する幅射暖房パネ
ルにおいて、幅射暖房パネルの本体をなす軽量気
泡コンクリートパネルと、この軽量気泡コンクリ
ートパネルの室内側の面にパネルの上部から下部
にかけてその一面をパネルの室内側の面と面一に
して張設された面状発熱体と、上記軽量気泡コン
クリートパネルの屋外側の面にパネルの上部から
下部にかけて取り付けられた太陽電池とを具備
し、かつ、上記軽量気泡コンクリートパネルの室
内側の面には、上記面状発熱体の室内側の面を覆
つた耐熱性を有する仕上層が、床と天井およびパ
ネルの両側縁に達するように設けられており、し
かも、上記面状発熱体は、家屋の屋内電気配線お
よび太陽電池に、切換スイツチを介して電気的に
接続されていることを特徴とするものである。
「作用」 面状発熱体が室内の幅射暖房を行うとともに、
面状発熱体が使用する電力の一部を太陽電池が発
生させる。
「実施例」 第1図と第2図は本考案の一実施例を示すもの
で、図中1は、家屋の外壁を構成した軽量気泡コ
ンクリートパネル(以下パネルと略称する。)を
示し、2は床、3は屋根、4は天井、5は基礎を
各々示している。上記パネル1は硅石粉末やセメ
ントと混和剤等を混合してセメントスラリーを形
成し、これを骨組の周囲に打設してプレキヤスト
板を形成した後に、このプレキヤスト板をオート
クレープにて高温高圧で焼成して形成されたもの
である。このパネル1の屋外側の面には太陽電池
6がパネル1の上部から下部にかけて取り付けら
れるとともに、パネル1の室内側の面には、パネ
ル1の上部から下部にかけて、面状発熱体7が、
その一面をパネル1の室内側の面と面一にして張
設され、更に、パネル1の室内側の面には、上記
面状発熱体7の室内側の面を覆つた耐熱性を有す
る仕上層8が、床2と天井4、およびパネル1の
両側縁に達するように設けられている。そして、
上記面状発熱体7は、家屋の屋内電気配線9およ
び太陽電池6に、切換スイツチ10を介して電気
的に接続されている。上記面状発熱体7は、カー
ボン繊維からなる不織布状のもの、あるいは、金
属箔発熱体を樹脂フイルムにエツチングしたもの
等からなる周知のもので、通電によつて発熱する
ようになつている。また、上記仕上層8は、耐熱
性を有するクロス、または、リシン仕上材等から
なつている。なお、上記外壁1に隣接する他の外
壁(図面では省略されている。)も、外壁1と同
等の構成になつているが、家屋の外壁のすべてを
上記外壁1と同等の構成にする必要はなく、例え
ば、南面側で居間と屋外とを仕切る外壁のみを上
記外壁1と同等の構成にしてもよい。
次に上記のように構成された本考案の作用につ
いて説明する。
寒冷期に室内を暖房する必要が生じた場合であ
つて、日が射している場合には、切換スイツチ1
0によつて面状発熱体7を太陽電池6に接続す
る。この操作により太陽電池6が面状発熱体7に
通電し始め、面状発熱体7は発熱して室内を暖め
る。また、更に強く室内を暖房する場合、あるい
は、夜間や曇りの日等のような日が射していない
場合には、切換スイツチ10によつて面状発熱体
7を屋内電気配線9に接続して面状発熱体7に通
電し、室内を暖房する。以上のように太陽電池6
を用いて面状発熱体7を発熱させ、暖房を行う
と、電気代は不要なために、省エネルギー暖房が
できる。
なお、室内を暖房する必要のない場合には、切
換スイツチ10により、面状発熱体7と太陽電池
6との接続、および、面状発熱体7と屋内電気配
線9との接続をいずれも切つておく。
ところで、上記面状発熱体7は、パネル1の形
成時に、骨組の周囲にセメントスラリを打設する
際にセメントスラリの上面に装着してパネル1に
一体的に成形することができる。このようにして
面状発熱体7をパネル1に取り付けてパネル1を
製造すると、面状発熱体7の取付工程をパネル1
の製造工程と一緒に行うことができ、製造が容易
になる。また、パネル1は、通常のコンクリート
パネルおよび木質系のパネルに比較しても断熱性
に優れるので、木質パネル等に発熱体を取り付け
て幅射暖房装置を構成する場合に、従来は断熱処
理が必要であつたことに比較して、パネル1に断
熱処理を施す必要はなく、この分、コスト安にな
る。
一方、面状発熱体7を覆つた仕上層8は、面状
発熱体7の目隠しを行い、室内側面の化粧材とし
て面状発熱体7を保護するとともに、人体が面状
発熱体7に直接触れないように安全面を考慮して
設けてある。
なお、切換スイツチ10は、室内温度や屋外の
明るさに応じて、自動的に切り換わる構成にして
もよい。また、1つの部屋を複数の外壁が囲み、
これらの外壁の各々をパネル1で構成した場合に
は、各パネル1どうしは屋内電気配線9に並列に
接続して、必要な数のパネル1に通電するとよ
い。さらに、パネル1は家屋の屋根を構成する場
合もあり、この場合は面状発熱体が天井幅射暖房
を行う。
「考案の効果」 以上説明したように本考案は、軽量気泡コンク
リートパネルの室内側の面に面状発熱体を屋外側
の面に太陽電池を設けたため、太陽光エネルギー
を利用して面状発熱体を発熱させ、室内を安価な
エネルギーコストで幅射暖房できる。また、面状
発熱体を切換スイツチを介して太陽電池と屋内電
気配線とに接続してなるので、面状発熱体を屋内
電気配線に接続すると、夜間等、太陽電池からの
電力供給が望めない場合でも、面状発熱体に通電
して室内の暖房ができる。さらに、軽量気泡コン
クリートパネルは、一般のコンクリートパネルや
木質パネルに比較して断熱性に優れているため、
面状発熱体の周囲に断熱処理を施す必要はなく、
その分コスト安になるとともに、軽量気泡コンク
リートパネルの製造時に面状発熱体をコンクリー
トパネルに一体成形すると製造が容易でコスト安
になる。そして、仕上層は面状発熱体を覆つてこ
れを目隠しするとともに面状発熱体を保護する効
果を奏する。
また、本考案では、この幅射暖房パネルを現場
で設置するだけで、外装および内装の仕上がつた
(つまり外装は太陽電池で、内装は仕上層で仕上
がつた)家屋の外壁を組み立てることができるの
で、家屋組立時の施工作業の作業性を向上させる
ことができる。
さらに、この幅射暖房パネルによれば、家屋の
外壁として組み立てた後は、太陽電池の電力によ
つて面状発熱体が発熱し、電力を供給することな
く、室内を自然に暖めることができるといつた効
果もある。このことは、たとえば家屋の組立時に
おいても、この幅射射暖房パネルを建方すれば、
この暖房パネルの面状発熱体によつて室内側が暖
められるので、施工時の作業環境を良好にするこ
とができるといつた優れた実用的効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は家屋の断面図、第2図は回路図である。 1……軽量気泡コンクリートパネル、6……太
陽電池、7……面状発熱体、8……仕上層、9…
…屋内電気配線、10……切換スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 家屋の外壁を構成する幅射暖房パネルにおい
    て、幅射暖房パネルの本体をなす軽量気泡コンク
    リートパネルと、この軽量気泡コンクリートパネ
    ルの室内側の面にパネルの上部から下部にかけて
    その一面をパネルの室内側の面と面一にして張設
    された面状発熱体と、上記軽量気泡コンクリート
    パネルの屋外側の面にパネルの上部から下部にか
    けて取り付けられた太陽電池とを具備し、かつ、
    上記軽量気泡コンクリートパネルの室内側の面に
    は、上記面状発熱体の室内側の面を覆つた耐熱性
    を有する仕上層が、床と天井およびパネルの両側
    縁に達するように設けられており、しかも、上記
    面状発熱体は、家屋の屋内電気配線および太陽電
    池に、切換スイツチを介して電気的に接続されて
    いることを特徴とする幅射暖房パネル。
JP1984164219U 1984-10-30 1984-10-30 Expired JPH02577Y2 (ja)

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JPS6179110U JPS6179110U (ja) 1986-05-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58150749A (ja) * 1982-03-03 1983-09-07 Toshiba Corp ソ−ラエネルギシステム

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JPS6179110U (ja) 1986-05-27

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