JPH0256846A - 管形白熱電球 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は排気管の封緘端の折損などの発生を防止した管
形白熱電球とその製造方法に関する。

（従来の技術） 複写機などにハロゲン入り電球などの管形白熱電球が使
用されている。上記管形白熱電球は、−般に石英ガラス
などの外径８龍程度の管形ガラスバルブの中心軸に、タ
ングステンフィラメントとショートバーとを直列に接続
したマウントを張架し、ガラスバルブのほぼ中央に設け
た排気管を経由してガラスバルブ内を排気し、所定のハ
ロゲンと不活性ガスを充填した後、排気管を気密に封緘
して封緘端を形成していた。第５図ないし第７図は上記
した従来の管形白熱電球の一部を切欠した図である。管
形ガラスバルブ（１）の中心軸にタングステンフィラメ
ント（２）とショートバー（３）とが直列に接続された
マウント（４）が張架されており、上記マウント（４）
の端部は、上記端部に導電的に接続されたモリブデンな
どの金属薄箔（５）をガラスバルブｆｌ）の端部によっ
て圧潰封止して圧潰封止部（６）を形成することによっ
て気密にガラスバルブ（１）ＶＣ封着されている。（７
）は上記圧潰封止部（６）の端部に口金セメント（８）
によって接着された口金で、白熱電球の端子となってい
る。マウント（４）はその複数個所に軸と直交してルー
プアンカ（９）が設けられており。

上記ループアンカ（９）Ｋよってマウント（４）がガラ
スバルブ（１）の中心軸上に保持されている。ガラスバ
ルブ（１）の中央部には排気管の封緘端ａ１が設けられ
ていた。上記封緘端α１は排気管をバーナで加熱して軟
化させ内孔を封緘し焼き切って形成していたが、上記封
緘端はガラスバルブ（１）の外壁から２．５朋ないし３
ｎ程度突出し２機械的に突出端イを押圧しても、上記ガ
ラスバルブ（１）の外壁から２１１ＩＩないし２．５ｆ
ｌ程度は突出していた。そのため上記突出した封緘端が
器物などに接触して折損する゛事故が発生した。また、
管形白熱電球を複写機などにとりつける際に、管形白熱
電球のガラスバルブから突出した封緘端が、複写機の照
明ユニットの反射鏡などに接触して折損する問題があっ
た。さらに、ガラスバルブから封緘端が突出していると
。

白熱電球の光源構体のフィラメントから放射された光が
上記突出した封緘端に当って遮蔽されたり。

反射して光の進行方向が変ったりして封緘端の陰影が生
じ配光が乱される問題があった。

（発明が解決しようとする課題） 上記したように従来の管形白熱電球は、ガラスバルブの
中央部に排気管の封緘端が突出して設けられていたから
、上記封緘端が照明ユニットの反射鏡や器物などに接触
して破損する致命的な問題が発生したり、上記突出した
封緘端が電球の配光特性を乱す問題があった。本発明管
形白熱電球は上記した従来の問題を防止する課題に対し
てなされたもので、排気管の封緘端が破損することがな
く、電球の配光特性をよ（することができる改良された
管形白熱電球とその製造方法とを提供することを目的と
する。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明管形白熱電球は、ガラスバルブの排気管の封緘端
が排気管の周辺のガラスバルブの凹陥によってガラスバ
ルブの外壁面以下の高さに設けられていることを特徴と
し、その製造において、ガラスバルブの排気管のガラス
バルブ寄りの端部周辺のガラスバルブをバーナで加熱し
て軟化させる工程と、上記工程のつぎにバーナの加熱を
止めて排気管周辺のガラスバルブを凹陥させる工程と。

上記工程につづいて排気管をバーナで加熱して封緘する
工程と、上記工程の後にバーナを離脱させて上記封緘端
を押圧し封緘端をガラスバルブの外壁面以下の高さに形
成する工程とを具備していることを特徴とする。

（作用） 本発明管形白熱電球は排気管の封緘端がガラスバルブの
外壁面以下の高さに設けられているから。

上記封緘端が器物や複写機の照明ユニットの反射鏡など
に接触することがなく、シたがって上記接触によって破
損することがない。また、ガラスバルブから封緘端が突
出していないから配光特性がよくなる。さらに本発明管
形白熱電球の製造方法は、ガラスバルブにとつつけられ
た排気管のガラスバルブ寄りの端部周辺のガラスバルブ
をバーナで加熱して軟化させた後、バーナを外して排気
管周辺のガラスバルブを凹陥させ、その後排気管をバー
ナで封緘する。バーナな外して排気管の封緘端を押圧し
て封緘端をガラスバルブの外壁面の高さ以下にする。こ
の製造方法によって本発明管形白熱電球の製造が可能で
ある。

（実施例） 本発明の詳細について添付の第１図ないし第４図を参照
して説明する。管形ガラスバルブαυの中心軸に図示し
ないフィラメントとショートパー住りとを直列接続した
マウン）　（１３が張架されている。

上記マクントα口は、第７図で示す従来の管形白熱電球
の構成と同様にモリブデンなどの金属薄箔に導電的に接
続され、上記金属薄箔が、ガラスバルブ端部を圧潰封止
して圧潰封止部を形成して封着されている。ガラスバル
ブ住υ内はガラスバルブ収りの中央部に設けられた排気
管を経由して排気し。

所定のハロゲンと不活性ガスを充填した後、バーナによ
って排気管のガラスバルブＱｌ）寄りの端部周辺のガラ
スバルブａυを加熱して軟化させ、バーナを外すなどの
方法によってバーナ加熱を止め、排気管周辺のガラスバ
ルブｃ１１）を凹陥させる。その後排気管をバーナで加
熱して封緘し封緘端Ｉを形成する。上記封緘端α荀はガ
ラスバルブ（１１）の凹陥により従来より１ｆｌ程度低
くなるが、なお１１ｍ１程度ガラスバルブ０υの外面か
ら突出している。第１図および第２図は上記工程の断面
図ならびに側面図である。上記排気管周辺のガラスバル
ブ（１１）の凹陥は。

機械的に排気管をガラスバルブ（１１）に向ゆ【押圧し
ても、封緘端Ｉの形成時には、上記したように封緘端（
１４）はガラスバルブ（１１）の外面から１ｆｌ程度は
突出する。上記排気管をバーナで加熱して封緘端α荀を
形成した後、バーナな離脱させて上記１１ｏＩｌ程度突
出した封緘端を機械的に押圧することＫより。

上記封緘端ａ４は第３図示の形状になり、封緘端住９と
なる。上記封緘端（Ｉ！１９は第３図示よりさらに凹陥
させてガラスバルブ（１１）の外面より低く形成させる
ことが可能である。本発明管形白熱電球は上記構成であ
るから、排気管の封緘端が器物などに接触して破損する
ことがなく配光特性も従来より一段と向上した管形白熱
電球が得られる。

〔発明の効果〕

以上詳述したように本発明管形白熱電球は、ガラスバル
ブ、の排気管の封緘端が排気管の周辺のガラスバルブの
凹陥によってガラスバルブの外壁百以下の高さに設けら
れていることを特徴とし、さらＫその製造においてガラ
スバルブの排気管のガラスバルブ寄りの端部周辺のガラ
スバルブをバーナで加熱して軟化させ、つづいてバーナ
の加熱を止めて排気管の周辺のガラスバルブを凹陥させ
。

つづいて排気管をバーナで加熱して封緘し、つづいてバ
ーナな離脱させて封緘端を押圧して封緘端をガラスバル
ブの外壁面以下の高さに形成するととを特徴とする製造
方法であって２本発明管形白熱電球は排気管の封緘端が
ガラスバルブから突出していないから、照明ユニットの
反射鏡や器物などに封緘端が接触することがなり、シた
がって封緘端の破損が防止でき、封緘端が電球の配光特
性を乱すことが少なく、配光特性がよくなる効果を有し
ている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明管形白熱電球の一実施例のガラスバルブ
の排気管の封緘端の近傍を切欠して示す途中工程の断面
図、第２図は第１図と同じ実施例の第１図Ｂ−Ｂ線でガ
ラスバルブを切欠した側面図、第３図は第１図と同じ部
分の排気管封緘完了後の断面図、第４図は第３図と同じ
実施例の側面図、第５図は従来の管形白熱電球の封緘端
近傍のガラスバルブを切欠した正面図、第６図は同じ例
の第５図Ａ−Ａ線でガラスバルブを切欠した側面図、第
７図は上記従来の管形白熱電球の一部切欠正面図である
。 （１）　、　Ｃ１υ・・・・・・管形ガラスバルブ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）管形ガラスバルブ内にマウントを張架し上記管形
   ガラスバルブ壁に上記ガラスバルブ内を排気する排気管
   の封緘端を具備するものにおいて、上記排気管の封緘端
   が、排気管の周辺のガラスバルブの凹陥によつて、ガラ
   スバルブの外壁面以下の高さに設けられていることを特
   徴とする管形白熱電球。
2. （２）管形ガラスバルブ内にマウントを張架し上記管形
   ガラスバルブ壁に上記ガラスバルブ内を排気する排気管
   の封緘端を具備するものの製造において、上記ガラスバ
   ルブの排気管のガラスバルブ寄りの端部周辺のガラスバ
   ルブをバーナで加熱して軟化させる工程と、上記工程の
   つぎにバーナの加熱を止めて排気管周辺のガラスバルブ
   を凹陥させる工程と、上記工程につづいて排気管をバー
   ナで加熱して封緘する工程と、上記工程の後にバーナを
   離脱させて上記封緘端を押圧し封緘端をガラスバルブの
   外壁面以下の高さに形成する工程とを有していることを
   特徴とする管形白熱電球の製造方法。